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劇場艇プリマビスタ・大道具部屋

『劇場艇プリマビスタ・大道具部屋』で聞けるクエスト外NPCの台詞

劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.0 , 6.1 ]
こんにちは~~!
こ、怖くないですよ~。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
…………。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
や、やぁ……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.1 ]
このクガネはあたしたちと歴史、文化が異なるせいか、
ファッションがちょっとイッちゃってるのがステキ!
とってもキュート、まさにエキゾチックです!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.3 ]
あたしたちのボスを助けてくれるってホント?
ジェノミスは才気あふれるクリエイターよ。
しかも家族思いで人間的にも素晴らしい人なの。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
何か聞きたいことはあるかい?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
若くして劇団を立ち上げたジェノミスはその才能を認められ、
あっという間に演劇界のホープとして人気となった。
戯曲のいくつかは文壇で認められ賞をもらったほどさ。
数々の戯曲を発表し、自らが演出を手がける舞台は大人気。
チケットをもっとも取りにくい劇団と言われたこともある。
事実、1年先までソールドアウトなんてことはザラだった。
前皇帝ソル・ゾス・ガルヴァスもその天賦の才能を認めて、
この劇場艇を建造し、プレゼントしたのはビックリさ。
現皇帝はそれも面白くないようだがな。
ジェノミスは完璧主義者でな、理想の戯曲に仕上げるまで、
幾度も書き直すなんてことはいつものことだ。
遅筆すぎて舞台稽古が遅れることもよくあるんだ。
理想のために皇帝にも逆らうほどの気骨の持ち主……なんて、
皆は評しているようだが、ジェノミスはただの作家馬鹿さ。
妥協する自分を許せないだけなんだよ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
ジェノミスが魔導院時代に仲間と共に結成した劇団だ。
以来、興行した舞台は大成功し、
押しも押されもせぬ人気の劇団へと成長を遂げたんだ。
シリアスな古典劇や笑い満載のコメディ、
歌と踊りが刺激的なミュージカルと、その演目は多彩だ。
「ゾディアックブレイブストーリー」を興行していた頃は、
100人を超える役者や裏方がこの劇場艇で暮らしていたんだがな。
今じゃこの有様さ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
ガレアン人の間では子どもでも知っているおとぎ話のような伝説さ。
世界なのか国なのかわからないが、
かつてイヴァリースと呼ばれた処がどこかにあった。
恐ろしい悪魔や魔物、災いが起こると、
12人の光の勇者が現れイヴァリースに平和をもたらすという。
その12人の光の勇者を人々はゾディアックブレイブと呼んだ。
ゾディアックブレイブはその時代ごとに登場するんだが、
占星術師メレンカンプ、聖人アジョラ、暗殺者アシュレイ、
私が知る限り8組はいるが、一番人気は平民王ディリータだ。

<旧テキスト>
アトカーシャ王朝の時代、世継ぎを失ったことにより、
黒獅子公と白獅子公の二手に分かれて後継者戦争が勃発した。
そのとき、彗星のごとく現れたのがディリータという名の若者だ。

<新テキスト>
アトカーシャ王朝の時代、世継ぎを失ったことにより、
黒獅子公と白獅子公の二手に分かれて後継者戦争が勃発した。
その時、彗星のごとく現れたのがディリータという名の若者だ。

戦渦によってイヴァリースが焦土と化す中、
ディリータは11人の仲間と共に平和を取り戻すために奔走する。
新生ゾディアックブレイブと呼ばれた彼らは見事、実現するんだ。
この英雄譚の歴史性について学者たちが長年にわたり調査、
議論を続けているが、未だに確固たる物的証拠がない。
そのため「史実」としては扱われていないのが現状だ。
イヴァリースがどこにあったのかも不明だし、
物語にバリエーションが多すぎて、
どれが本当でどれが虚構なのか判断することは不可能だ。
もっとも新しい時代のディリータ王の英雄譚ですら諸説ある。
オヴェリア王女と結婚し国を引き継ぐというのが定番だが、
即位の前にディリータは暗殺されたという物語もあるぐらいだ。
まぁ、吟遊詩人が口訣で伝える過程で、
民衆が喜ぶようにとどんどん脚色されていった結果、
こうなってしまったんだろうね。
いずれにしても真相は藪の中。
神のみぞ知るってね。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
<旧テキスト>
ゾディアックブレイブの伝説をモチーフとした戯曲は、
たくさんあるんだが、ミュージカル仕立ての今作は、
最高傑作と高い評判を獲ることができた。

<新テキスト>
ゾディアックブレイブの伝説をモチーフとした戯曲は、
たくさんあるんだが、ミュージカル仕立ての今作は、
最高傑作と高い評判を得ることができた。

何気にジェノミスはこの伝説を戯曲化することが初めてでね、
以前からいつか戯曲化したいとは聞いていたんだが、
まさかミュージカル仕立てにするとは思ってなかったよ。
作詞は当然だが作曲もジェノミスが手がけていてね、
まさに天才とは彼のような男をいうのだろう。
全編5幕からなる戯曲で、前半3幕は教会の命令で、
暗躍するディリータが、オヴェリアとの出会いにより改心し、
彼女を真の女王にしようと誓うところまで描かれた。
後半2幕は獅子戦争が終結へと向かう中、
その戦功を武器に、遂にオヴェリアとの婚姻を手に入れる。
だが、その恋は悲劇で終わるというラストだな。
周りに嘘をつくことで己が目的を隠すディリータが、
その真意を神に打ち明ける一方、オヴェリアはその嘘に翻弄され、
決別を神に誓うというアンサンブルが実に最高だったねぇ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
信じないかもしれないが、帝国市民の中にも今の帝国の方針、
つまり侵略戦争を前提とした覇権主義を快く思わない者もいる。
ただ、それを口にすることのできない状況なのだよ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
ボクらは帝国の市民だけど、文化を通じて他国の人々と、
平和を築きたいと願っているんだ。
理想主義すぎるかもしれないけど嘘じゃないつもりさ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
美しい……美しすぎる……。
この鍛えに鍛え抜いた我が身体こそ、真の美……。
あぁ、愛しい我が肉体ちゃん、あぁ……あぁ……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
美しい……美しすぎる……。
この鍛え抜かれた大胸筋、広背筋、三角筋……可憐すぎる!
あぁ、愛しい我が筋肉ちゃん、あぁ……あぁ……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
ワン・ツー・スリー♪ ワン・ツー・スリー♪
劇団員も減り、ジェノミスさんも行方不明ですけど、
いつでも再開できるように練習は続けないと!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.3 ]
ボスを助けに行くのね!
しかも、救出の舞台はダルマスカ砂漠ですって?
「ダルマスカの歌姫」を演じたのを思い出すわ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 5.9 ]
ぼかぁ、こう考えるわけですよ、
行方不明すら監督の演出なんじゃないかと!
彼はイタズラ好きなオッサンですからね~、そう思いません?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.0 , 6.1 ]
な、何が始まるんですか~?
ちょっとドキドキですっ!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
東州オサード小大陸ヤンサの南西には広大な砂漠地帯がある。
現在、ダルマスカ砂漠と呼ばれるその地域一帯を、
支配していたのがダルマスカ王国だ。

<旧テキスト>
30年前にガレマール帝国によって断絶されたバナルガン王朝は、
約千年もの間、独立を保っていたというが、
その王都ラバナスタは遙か昔から存在した都だといわれている。

<新テキスト>
30年前にガレマール帝国によって断絶されたバナルガン王朝は、
約千年もの間、独立を保っていたというが、
その王都ラバナスタははるか昔から存在した都だといわれている。

「砂漠の蒼い宝石」と謳われたラバナスタも、
帝国との戦争によって破壊され、今はただの廃墟だそうだ。
なんとも嘆かわしい話だな。
最近もドマ、アラミゴの反乱に乗じて蜂起しようという動きが、
ダルマスカ近辺でも見受けられたようだが、
帝国軍はその情報を事前に把握、悉く粛正したとか。
実は子どもの頃、行商を営んでいた父に連れられて一度だけ、
ラバナスタを訪れたことがあるんだ。
その美しさは今でも脳裏に焼き付いているよ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
私かい? 私は「マジェスティック」の一員ではないんだがね、
同業者のひとりとしてジェノミスに懇意にしてもらっている者だ。
彼よりも遥かに遅筆なのが玉に瑕でね。
現体制にはいささか考えるところがあってね。
帝国を離れるというので便乗させてもらったというわけさ。
この機会に諸国を見て歩くのも良いだろうと思ってね。
いつかこの放浪を記録し出版でもするつもりさ。
もっとも最近は執筆業より料理を作る方が多いかな。
ただの居候というのも性に合わないのでね。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 5.8 ]
ジェノミスさんを探しに行くんですね!
帝国を追われたとはいえ彼はガレアン族の至宝。
私はもう一度、氏の曲を演奏したいのです!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 5.9 ]
ジェノミスさんの救出、ご苦労様でした。
皆に代わって感謝申し上げます。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 5.9 ]
ぼかぁ、こう考えるわけですよ、
あのオッサンが逝くわけがないと!
いつものようにぼくを騙して笑い飛ばすように……早く……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
美し……くない……。
オレの筋肉がジェノミスさんを心配している……!
あぁ、不安が筋肉を支配しようとしている、あぁ……あぁ……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
ジェノミスさんを救出してくれたことに感謝するよ。
早く意識を取り戻して、いつもの元気な姿を見せてほしいな……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
帝国市民のために命を擲ってくれたそうだな。
きみは実に勇敢かつ廉直な人物のようだ。
心から感謝するよ、ありがとう。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.3 ]
ボスを救出してくれてありがとうね……。
命に心配はなさそうだけど、心配は心配よね。
……ティアの最期を思い出すわ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
ワン・ツー・スリー♪ ワン・ツー・スリー♪
大丈夫、大丈夫! ジェノミスさんは必ず意識を取り戻します!
あたしたちはいつもどおりに振る舞ってれば大丈夫! ……でしょ?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.1 ]
……ジェノミスさん、大丈夫かしら?
せっかく助け出されたというのに……グスン。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
ジェノミスの容態が心配だが、まずは礼を言わせてほしい。
きみに心から感謝するよ、友人の命を助けてくれて。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 5.9 ]
ジェノミスさんの救出、ご苦労様でした。
皆に代わって感謝申し上げます。
え、他の劇団員?
……実は、帝国市民ということで迫害されるんじゃないかと、
怖がって部屋に閉じこもっている劇団員もいまして……。
気分を害されたら謝罪いたします。
ただ、彼らも悪意があるわけじゃないのです。
帝国市民というだけで外地で殺されるといった噂がありまして。
私たちも噂に翻弄されるただの人間ということなんです。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 5.9 ]
ぼかぁ、こう考えるわけですよ、
やはりあのオッサンの自作自演だったんじゃないかと!
劇作家は人を騙してなんぼだ! ……が彼の口癖ですからねぇ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
美しい……美しすぎる……。
キミの身体のインナーマッスル! 輝いてるよ、ステキだ!
あぁ、愛しいキミの内筋ちゃん、あぁ……あぁ……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
ジェノミスさんを救出してくれたことに感謝するよ。
彼がいてこその劇団「マジェスティック」だからね。
外地にも親切な冒険者がいたことを喜ばしく思う!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.3 ]
ボスを救出してくれてありがとう! ホント嬉しい!
奥様のティアを亡くしてから久しいけど、
これでボスまで亡くしたらと考えると、ホント怖かったの。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
ワン・ツー・スリー♪ ワン・ツー・スリー♪
ジェノミスさんを元気づけるような踊りをしようと、
新たな振り付けを考案しているんです!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.1 ]
キャー、ステキー!
なんかもう、憧れちゃいます、サイコーです!
よかったらオトモダチになってください! 是非是非♥
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.3 ]
現在、記憶を頼りに「デュライ白書」の未着手部分、
特に、今回、盗賊……バッガモナンとその一味に奪われた、
聖石ドゥマに関連しそうなところを解読中です。
父の研究メモや自分のメモに解読に役立ちそうな情報が、
残っていたのが幸いでした。
もうしばらく時間をください!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
おお、きみか、アラミゴの解放者よ。
きみの冒険談を戯曲化するのもよさげだねぇ。
だが、今は目の前の研究に集中することにするよ。
残念ながら研究は遅々として進まない。
すべてを調べ尽くしていればそれなりに記憶していたんだろうが、
ルザリアの存在に気づいた瞬間、飛び出していたからねぇ。
ところで、何か聞きたいことはあるかな?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
ディリータ王の親友として「デュライ白書」に登場するんだが、
ラムザは武家の棟梁として名高い貴族の出自、
英雄譚でも知られるベオルブ家の末弟だ。
ベオルブ家のラムザと、その使用人として育ったディリータは、
幼少を共に過ごした親友同士というわけだな。
だが、英雄譚に兄たちの名前は登場してもラムザの名前は無い。
「デュライ白書」によると、ラムザはイヴァリースの国教を司る、
グレバドス教会の命に背いたことから、
「異端者」として指名手配されてしまったようだ。
何故、刃向かったのかは不明だが、ベオルブ家はそんな末弟を、
いない者として扱い、一切の記録からその名を削除した。
英雄譚に登場しないのはそうした理由からだろう。
歴史に……いや英雄譚に登場しないのはそうした理由だが、
我が祖先、オーラン・デュライはラムザこそが真の英雄、
ゾディアックブレイブその人だと記していた。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
ベオルブ家の使用人として育ったディリータは、
同い年のラムザと共に幼少の頃を過ごしたようだ。
身分を越えた友情を育てたのもこの頃なのだろう。
ディリータに人並み外れた才覚を見いだしたのだろうか、
当主バルバネス・ベオルブは士官学校へ通わせたという。
おそらくラムザも共に通っていたことだろう。
ディリータは妹ティータの死をきっかけにベオルブ家と、
袂を分かつのだが、ティータを死なせる原因を作ったのは、
他ならぬラムザ本人だったようだ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
残念ながら、現段階では確かなことは何もわからない。
英雄譚によるとグレバドス教会の命を受けたディリータが、
伝説の12個の「聖石」を探索し、それに成功。
私もミュージカル「ゾディアックブレイブストーリー」で、
そのあたりの冒険劇を描いたが、「デュライ白書」によると、
実際はそれを集めたのはラムザだと記されていた。
何が真実で何が嘘なのか、今は何もわからない。
だが、必ずや真相を突き止めてみせよう。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
<旧テキスト>
イヴァリースに登場する神々が作り賜うた「聖なる遺物」だな。
特殊な力を持ったクリスタルの一種だと考えられるが、
実際のところ、そのメカニズムはよくわかっていない。

<新テキスト>
イヴァリースに登場する神々が作りたもうた「聖なる遺物」だな。
特殊な力を持ったクリスタルの一種だと考えられるが、
実際のところ、そのメカニズムはよくわかっていない。

ただ、英雄譚、「デュライ白書」のどちらでも共通しているが、
「願いを具現化する能力」を有していたようで、
使用する者の心根によって善にも悪にも利用できたようだ。
イヴァリースの「神話」では神々の都ミュロンドを滅ぼす一方、
ディリータの英雄譚では混乱したイヴァリースを救ったという。
前者は悪しき心が、後者は善なる心が聖石を使ったということか?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
英雄譚で時折、登場する悪しき魔物たち……だが、
きみたちがラバナスタで遭遇した異形の者たちのことではないかと、
私は考えている。
というのも、「デュライ白書」にはこう書かれていた。
悪しき心を持った者たちが「聖石」の力を解放したところ、
異形の人外の者たちへと変容したと……。

<旧テキスト>
まさに、きみたちが遭遇した人外の者たちのことではないかな?
バッガモナンに奪われてしまったが、
「聖石ドゥマ」はたしかに存在した。

<新テキスト>
まさに、きみたちが遭遇した人外の者たちのことではないかな?
バッガモナンに奪われてしまったが、
「聖石ドゥマ」は確かに存在した。

しかも、あの異形の人外の者を倒したことで、
「聖石ドゥマ」はもとのクリスタルへとその姿を戻した。
「デュライ白書」の記述と完全に一致するのだ。
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[ 5.9 , 5.9 ]
私が魅入られていたその対象がアルガスだな。
「聖石ドゥマ」を持っていたことから、
剣士アルガスのなれの果てだと考えられる。
没落貴族の一員として生を受けた若者は己が運命を呪い、
その憎しみは平民へと向けられた。
だが、平民を守ろうとするディリータの手によって亡き者にされた。
ここまではディリータ王の英雄譚でも語られている話だが、
「デュライ白書」には続きがある……。
親から受け継いだ財宝の中に「聖石ドゥマ」があったのだ。
アルガスは死の間際、聖石の力を解放しルカヴィと化した。
理性を失ったアルガスは憎悪の塊となって、
ディリータを襲ったそうだ。
ディリータの窮地を救ったのはかつての親友ラムザであった。
ラムザとその仲間は決死の闘いを繰り広げ、
遂にアルガスを打ち破ったとされている。
そもそもふたりが仲違いしたのはアルガスが原因だ。
襲われていたアルガスを助けたのがラムザ、
そのアルガスが嫉妬からディリータの妹を殺害した。
ディリータはアルガスを憎み、ラムザを責めた。
責任を感じたラムザはディリータと距離を置くようになった。
こうしてふたりは仲違いをしたのだ。
だが、倒されたはずのアルガスが再び姿を現した……
これはどういうことだろう?
しかも、ラバナスタ、つまり王都ルザリアにいた。
真の貴族、それこそ王になろうとしたアルガスの執念が、
再びルカヴィとしてこの世に舞い降りたのか、
それとも何か他の理由があるのか……?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
……私、ちょっと不安なんです。
遠い祖先から続く一族の渇望なのでしょうけど、
ラバナスタで遭遇した魔物がもっと大勢いたら?
兄から口外するなときつく命じられていましたが、
どうやらラバナスタの奥底にいた人外の者たちは、
古代神聖魔術により、そこに封じられていたようです。
誰がなんのためにそんな者たちを封じたのでしょうか?
倒せないからせめて外へ出さぬように封印した?
それとも、やってくる者を抹殺するために……?
父も兄も止めて聞く人ではありません。
ですが、私はこの旅をもう止めた方がよいような気がするのです。
私の憂虞で終わればよいのですが……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.0 ]
またジェノミスさんと共に仕事をできるかと思うと、
心の底からウキウキした気分ですよ。
それもみんな、解放者様のおかげですね。
他の劇団員も、この地の皆さんと触れ合って、
文化の力に垣根がないことを知って欲しいですね。
その方がずっと自分を成長させるのに……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 5.9 ]
ぼかぁ、こう考えるわけですよ、
特に芝居については親よりも五月蠅いオッサンですがぁね、
やはり師匠だなぁ~なんて、感じちゃうわけですよ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.4 ]
自由ってホント、イイですよねっ!
今の帝国はマジ、雰囲気が悪くって。
空気が澱んでいるっていうか、なんていうか……。
とにかく外地はサイコーです!
みなさん、優しいし、解放者様も素敵ですし!
ここならもっと自分の心に忠実になれそうですっ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
こういう言い方をすると非常に申し訳ないのだが……
アラミゴとドマを解放した英雄というのがキミだと知って、
帝国市民の自分としては複雑な気持ちなんだよ。
彼の民に対して圧政を強いた帝国は責められるのも当然。
だが、同時に、帝国にはもっと他の手段がなかったのかと、
調和を図るべく何らかの手段を打てなかったのかと残念なのだ。
帝国は本来、他の民族や国家を支配したいとは考えていない、
あくまでも同胞として調和を、共栄しようとそう呼びかけている。
……と、私は親や一族、教師たちから教わった。
彼の地の反乱を見るに、帝国のやり方に間違いがあった、
それは確かだろう。
だが、私が学んできたこと自体に正義がないとは思えないのだ。
私はジェノミス氏の教えどおり、文化を通じて、
外地の者たちと価値観の違いを克服したいと切に願っている。
だが、どうやらそう簡単にはいかぬようだな……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
ワン・ツー・スリー♪ ワン・ツー・スリー♪
クガネで覚えたダンスをアレンジしようとしてるんです!
あたしってこういうチャレンジこそ燃えるんですよね~!!
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[ 6.1 , 6.3 ]
解放者様のおかげで「マジェスティック」にも活気が戻ったわ。
特に、ラムザとアルマのふたりの表情が明るくなって。
やはり生意気なこと言ってもまだ子どもよね。
ジェノミスももう少し子どもたちの成長に心を傾けるぐらいの、
そう、父親らしい愛情を見せるべきなのに……。
虚構では愛を語れても、現実じゃとんとダメな男ね。
あら、イヤだ! ボスのことを……
悪口じゃないの、ホントよ!
付き合いが長いと心配しちゃってね! 内緒よ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
クガネで出会った吟遊詩人のことかな?
なんとも変わった雰囲気の人物だったな。
詩人というより興行主というか……。
吟遊詩人は口伝で伝えられた物語を唄にして披露してくれるんだが、
彼の場合は彼自身が冒険者に試練を与え、
それに打ち勝った冒険者の魂をエッセンスとして取り入れる……。
そう、まるで世界の創造主的たる独特のオーラを放つ人物だ。
いや、特に根拠はないんだよ、私がそんな風に感じるだけで。
「創造」に関わる者として学ぶべき点が多々あるねぇ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.0 ]
あれは何です?
ひょっとして、この地特有の妖精ってやつですか?
……妖精にしては肥えてますね。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.1 ]
が、外地には珍しい生き物がいるようだね……。
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[ 6.2 , 6.1 ]
ボクの目には、突然、空中に出現したように見えたのだが?
あれはいったい……??
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.1 ]
あの生き物、あたし、知ってます!
モグレっていう食用の家畜ですよね!
「万国漫遊珍味を求めて三千里」に書いてあったような?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.1 ]
……か、かわいい!!
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[ 6.2 , 6.2 ]
あれはいったい何かしら?
……毛皮をコートにしたらよさそうね。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.2 ]
フフフ……あの程度の「愛らしさ」では、
この鍛え抜いた肉体の「美」に到底かなうはずもなし……。
そう思うだろう?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
おや、珍しい、モーグリ族がこんなところに……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.4 , 5.8 ]
ああ、これですか?
シドさんからアラグ文明の記録装置とやらをお借りしたンです!
試しに師匠たちの言葉を録ってみたンですが、どーすか?
……あの白い毛の塊も、アラグ文明の遺物ですかね?

記録システム

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[ 6.4 , 5.9 ]
現在、録音サレテイルデータハ2ツデス。
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ディリータ王の親友として「デュライ白書」に登場するんだが、
ラムザは武家の棟梁として名高い貴族の出自、
英雄譚でも知られるベオルブ家の末弟だ。
ベオルブ家のラムザと、その使用人として育ったディリータは、
幼少を共に過ごした親友同士というわけだな。
だが、英雄譚に兄たちの名前は登場してもラムザの名前は無い。
「デュライ白書」によると、ラムザはイヴァリースの国教を司る、
グレバドス教会の命に背いたことから、
「異端者」として指名手配されてしまったようだ。
何故、刃向かったのかは不明だが、ベオルブ家はそんな末弟を、
いない者として扱い、一切の記録からその名を削除した。
英雄譚に登場しないのはそうした理由からだろう。
歴史に……いや英雄譚に登場しないのはそうした理由だが、
我が祖先、オーラン・デュライはラムザこそが真の英雄、
ゾディアックブレイブその人だと記していた。
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ベオルブ家の使用人として育ったディリータは、
同い年のラムザと共に幼少の頃を過ごしたようだ。
身分を越えた友情を育てたのもこの頃なのだろう。
ディリータに人並み外れた才覚を見いだしたのだろうか、
当主バルバネス・ベオルブは士官学校へ通わせたという。
おそらくラムザも共に通っていたことだろう。
ディリータは妹ティータの死をきっかけにベオルブ家と、
袂を分かつのだが、ティータを死なせる原因を作ったのは、
他ならぬラムザ本人だったようだ。
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残念ながら、現段階では確かなことは何もわからない。
英雄譚によるとグレバドス教会の命を受けたディリータが、
伝説の12個の「聖石」を探索し、それに成功。
私もミュージカル「ゾディアックブレイブストーリー」で、
そのあたりの冒険劇を描いたが、「デュライ白書」によると、
実際はそれを集めたのはラムザだと記されていた。
何が真実で何が嘘なのか、今は何もわからない。
だが、必ずや真相を突き止めてみせよう。
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イヴァリースに登場する神々が作りたもうた「聖なる遺物」だな。
特殊な力を持ったクリスタルの一種だと考えられるが、
実際のところ、そのメカニズムはよくわかっていない。
ただ、英雄譚、「デュライ白書」のどちらでも共通しているが、
「願いを具現化する能力」を有していたようで、
使用する者の心根によって善にも悪にも利用できたようだ。
イヴァリースの「神話」では神々の都ミュロンドを滅ぼす一方、
ディリータの英雄譚では混乱したイヴァリースを救ったという。
前者は悪しき心が、後者は善なる心が聖石を使ったということか?
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英雄譚で時折、登場する悪しき魔物たち……だが、
きみたちがラバナスタで遭遇した異形の者たちのことではないかと、
私は考えている。
というのも、「デュライ白書」にはこう書かれていた。
悪しき心を持った者たちが「聖石」の力を解放したところ、
異形の人外の者たちへと変容したと……。
まさに、きみたちが遭遇した人外の者たちのことではないかな?
バッガモナンに奪われてしまったが、
「聖石ドゥマ」は確かに存在した。
しかも、あの異形の人外の者を倒したことで、
「聖石ドゥマ」はもとのクリスタルへとその姿を戻した。
「デュライ白書」の記述と完全に一致するのだ。
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私が魅入られていたその対象がアルガスだな。
「聖石ドゥマ」を持っていたことから、
剣士アルガスのなれの果てだと考えられる。
没落貴族の一員として生を受けた若者は己が運命を呪い、
その憎しみは平民へと向けられた。
だが、平民を守ろうとするディリータの手によって亡き者にされた。
ここまではディリータ王の英雄譚でも語られている話だが、
「デュライ白書」には続きがある……。
親から受け継いだ財宝の中に「聖石ドゥマ」があったのだ。
アルガスは死の間際、聖石の力を解放しルカヴィと化した。
理性を失ったアルガスは憎悪の塊となって、
ディリータを襲ったそうだ。
ディリータの窮地を救ったのはかつての親友ラムザであった。
ラムザとその仲間は決死の闘いを繰り広げ、
遂にアルガスを打ち破ったとされている。
そもそもふたりが仲違いしたのはアルガスが原因だ。
襲われていたアルガスを助けたのがラムザ、
そのアルガスが嫉妬からディリータの妹を殺害した。
ディリータはアルガスを憎み、ラムザを責めた。
責任を感じたラムザはディリータと距離を置くようになった。
こうしてふたりは仲違いをしたのだ。
だが、倒されたはずのアルガスが再び姿を現した……
これはどういうことだろう?
しかも、ラバナスタ、つまり王都ルザリアにいた。
真の貴族、それこそ王になろうとしたアルガスの執念が、
再びルカヴィとしてこの世に舞い降りたのか、
それとも何か他の理由があるのか……?
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若くして劇団を立ち上げたジェノミスはその才能を認められ、
あっという間に演劇界のホープとして人気となった。
戯曲のいくつかは文壇で認められ賞をもらったほどさ。
数々の戯曲を発表し、自らが演出を手がける舞台は大人気。
チケットをもっとも取りにくい劇団と言われたこともある。
事実、1年先までソールドアウトなんてことはザラだった。
前皇帝ソル・ゾス・ガルヴァスもその天賦の才能を認めて、
この劇場艇を建造し、プレゼントしたのはビックリさ。
現皇帝はそれも面白くないようだがな。
ジェノミスは完璧主義者でな、理想の戯曲に仕上げるまで、
幾度も書き直すなんてことはいつものことだ。
遅筆すぎて舞台稽古が遅れることもよくあるんだ。
理想のために皇帝にも逆らうほどの気骨の持ち主……なんて、
皆は評しているようだが、ジェノミスはただの作家馬鹿さ。
妥協する自分を許せないだけなんだよ。
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ジェノミスが魔導院時代に仲間と共に結成した劇団だ。
以来、興行した舞台は大成功し、
押しも押されもせぬ人気の劇団へと成長を遂げたんだ。
シリアスな古典劇や笑い満載のコメディ、
歌と踊りが刺激的なミュージカルと、その演目は多彩だ。
「ゾディアックブレイブストーリー」を興行していた頃は、
100人を超える役者や裏方がこの劇場艇で暮らしていたんだがな。
今じゃこの有様さ。
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ガレアン人の間では子どもでも知っているおとぎ話のような伝説さ。
世界なのか国なのかわからないが、
かつてイヴァリースと呼ばれた処がどこかにあった。
恐ろしい悪魔や魔物、災いが起こると、
12人の光の勇者が現れイヴァリースに平和をもたらすという。
その12人の光の勇者を人々はゾディアックブレイブと呼んだ。
ゾディアックブレイブはその時代ごとに登場するんだが、
占星術師メレンカンプ、聖人アジョラ、暗殺者アシュレイ、
私が知る限り8組はいるが、一番人気は平民王ディリータだ。
アトカーシャ王朝の時代、世継ぎを失ったことにより、
黒獅子公と白獅子公の二手に分かれて後継者戦争が勃発した。
その時、彗星のごとく現れたのがディリータという名の若者だ。
戦渦によってイヴァリースが焦土と化す中、
ディリータは11人の仲間と共に平和を取り戻すために奔走する。
新生ゾディアックブレイブと呼ばれた彼らは見事、実現するんだ。
この英雄譚の歴史性について学者たちが長年にわたり調査、
議論を続けているが、未だに確固たる物的証拠がない。
そのため「史実」としては扱われていないのが現状だ。
イヴァリースがどこにあったのかも不明だし、
物語にバリエーションが多すぎて、
どれが本当でどれが虚構なのか判断することは不可能だ。
もっとも新しい時代のディリータ王の英雄譚ですら諸説ある。
オヴェリア王女と結婚し国を引き継ぐというのが定番だが、
即位の前にディリータは暗殺されたという物語もあるぐらいだ。
まぁ、吟遊詩人が口訣で伝える過程で、
民衆が喜ぶようにとどんどん脚色されていった結果、
こうなってしまったんだろうね。
いずれにしても真相は藪の中。
神のみぞ知るってね。
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ゾディアックブレイブの伝説をモチーフとした戯曲は、
たくさんあるんだが、ミュージカル仕立ての今作は、
最高傑作と高い評判を得ることができた。
何気にジェノミスはこの伝説を戯曲化することが初めてでね、
以前からいつか戯曲化したいとは聞いていたんだが、
まさかミュージカル仕立てにするとは思ってなかったよ。
作詞は当然だが作曲もジェノミスが手がけていてね、
まさに天才とは彼のような男をいうのだろう。
全編5幕からなる戯曲で、前半3幕は教会の命令で、
暗躍するディリータが、オヴェリアとの出会いにより改心し、
彼女を真の女王にしようと誓うところまで描かれた。
後半2幕は獅子戦争が終結へと向かう中、
その戦功を武器に、遂にオヴェリアとの婚姻を手に入れる。
だが、その恋は悲劇で終わるというラストだな。
周りに嘘をつくことで己が目的を隠すディリータが、
その真意を神に打ち明ける一方、オヴェリアはその嘘に翻弄され、
決別を神に誓うというアンサンブルが実に最高だったねぇ。
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東州オサード小大陸ヤンサの南西には広大な砂漠地帯がある。
現在、ダルマスカ砂漠と呼ばれるその地域一帯を、
支配していたのがダルマスカ王国だ。
30年前にガレマール帝国によって断絶されたバナルガン王朝は、
約千年もの間、独立を保っていたというが、
その王都ラバナスタははるか昔から存在した都だといわれている。
「砂漠の蒼い宝石」と謳われたラバナスタも、
帝国との戦争によって破壊され、今はただの廃墟だそうだ。
なんとも嘆かわしい話だな。
最近もドマ、アラミゴの反乱に乗じて蜂起しようという動きが、
ダルマスカ近辺でも見受けられたようだが、
帝国軍はその情報を事前に把握、悉く粛正したとか。
実は子どもの頃、行商を営んでいた父に連れられて一度だけ、
ラバナスタを訪れたことがあるんだ。
その美しさは今でも脳裏に焼き付いているよ。
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私かい? 私は「マジェスティック」の一員ではないんだがね、
同業者のひとりとしてジェノミスに懇意にしてもらっている者だ。
彼よりも遥かに遅筆なのが玉に瑕でね。
現体制にはいささか考えるところがあってね。
帝国を離れるというので便乗させてもらったというわけさ。
この機会に諸国を見て歩くのも良いだろうと思ってね。
いつかこの放浪を記録し出版でもするつもりさ。
もっとも最近は執筆業より料理を作る方が多いかな。
ただの居候というのも性に合わないのでね。
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クガネで出会った吟遊詩人のことかな?
なんとも変わった雰囲気の人物だったな。
詩人というより興行主というか……。
吟遊詩人は口伝で伝えられた物語を唄にして披露してくれるんだが、
彼の場合は彼自身が冒険者に試練を与え、
それに打ち勝った冒険者の魂をエッセンスとして取り入れる……。
そう、まるで世界の創造主的たる独特のオーラを放つ人物だ。
いや、特に根拠はないんだよ、私がそんな風に感じるだけで。
「創造」に関わる者として学ぶべき点が多々あるねぇ。
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[ 6.1 , 6.0 ]
へぇ~、あれがモーグリですか。
帝国にもいるのかな?
少なくとも私は見たことがないですよ。
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[ 6.2 , 6.1 ]
やれやれ、事もあろうに舞台俳優になりたいだなんて。
我々とて、厳しいオーディションを勝ち抜いて、
ようやくこの劇団の一員になったというのに。
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[ 6.2 , 6.1 ]
なるほどなるほど、あれがモーグリか。
ジェノミスさんの戯曲に登場するんだけど
似ても似つかない造形だったよ、笑っちゃうね。
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[ 6.2 , 6.1 ]
え~! モグレじゃないんですね!
「生き肝」がとっても珍味って書いてあったから、
ちょっと楽しみにしちゃいました~、てへっ!
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[ 6.2 , 6.1 ]
や~ん、超カワイイんですけど~!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.2 ]
まさか、あの生き物がモーグリ族だなんて。
「ゾディアックブレイブストーリー」の舞台で使った着ぐるみと、
ずいぶんデザインが違うわね~。
え? どんなデザインだったのかって?
う~ん、耳がもっと長かったわね、そう兎のように……。
あと手足も長く、何より服を着ていたわ。
実物は可愛らしいけど、ずんぐりむっくりよね~。
あたしも見るのが初めてだけど、
着ぐるみを作ったデザイナーは見たことなかったのね、きっと。
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[ 6.2 , 6.2 ]
なんだって、あれが伝説の妖精モーグリ?
実はオレが「ゾディアックブレイブストーリー」の舞台で、
モーグリを演じたんだけど、全然、マッチョじゃない……。
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[ 6.1 , 6.1 ]
流浪のモーグリ族ねぇ。
なんだか埃っぽいのは砂漠からやってきたせいなのかな?
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[ 5.8 , 6.1 ]
リドルアナ大灯台? もちろん知っているクポ!
ただ、モグは行ったことがないクポ。
行ってみたいクポ~~!
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[ 5.8 , 6.1 ]
リドルアナ大灯台? できれば行きたくないクポ……。
モグたち流浪のモーグリ族は泳ぎが苦手、
ハッキリ言ってカナヅチなんだクポ……。
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[ 5.9 , 6.1 ]
アタイたちバンガ族はアンタらより寿命が長いからネ。
30年前の戦いといってもね、つい昨日のようだヨ……。
思い出したくもないが思い出すたびに心がかき乱されちまう。
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[ 5.9 , 6.0 ]
バッガモナンの兄貴は銃士隊の隊長というのは本当さ。
オレたちも銃士だったけどナ……
戦う資格を失っちまったンだよ……。
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[ 5.9 , 6.0 ]
聖石ドゥマを手に入れてからというものの、
兄貴の言動がおかしくなり始めてナァ……。
まるでそこにラスラ王子がいて会話してるようだったンだ……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 5.8 ]
せっかくだから、彼らからダルマスカの音楽が、
どういったものなのか聞いてみたいですね。
でも、そんな雰囲気じゃないですよね……。
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[ 6.4 , 6.4 ]
外地にはいろいろと珍しいものが多いなぁ。
後学のために見学させてもらうとしよう。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
ちょっとした観光になるのかな~。
おっと、軽率な物言いだったかな。
失敬、失敬。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
ワン・ツー・スリー♪ ワン・ツー・スリー♪
さっきはホント、ビックリしちゃいました……。
こういうときはダンスが一番、平常心、平常心……っと。
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[ 6.0 , 6.3 ]
う~ん、あたしたちって、あのバンガ族? ……からすると、
仇ってことですよね?
もちろん、あたしたちが直接戦ったわけじゃないけど……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.3 ]
……う~ん、ちょっと嫌な予感がするわね。
こういうときの勘は当たらない方がいいのよね。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
あの蛮族ども、やはりこの船を乗っ取る気じゃないだろうか?
それにしても彼らの筋肉もまた美しい。
美しい筋肉は嘘をつかない、であれば安全か?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
地獄へ続く大穴「リドルアナ」か。
それだけだと三文芝居の稚拙な設定なんだが、
実際にあるというのならこの目で見てみたいものだねぇ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
ワン・ツー・スリー♪ ワン・ツー・スリー♪
どんなときでも練習は大切ですよね。
……バンガ族特有の踊りってあるのかしら?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.3 ]
こういうときはお酒でも呑んで、
パーッと騒いで忘れるのが一番かもね。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
ご苦労様でした。
各地を行ったり来たりしたそうですね。
本当にすみません……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.0 ]
こう言ってはなんですが、
冒険者さんは本当にお使いのエキスパートなんですね!
地道にコツコツとこなすことが信用を得る秘訣なんですね!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 5.8 ]
リドルアナ大灯台への遠征が終わったら、
ダルマスカ地方に伝わる伝統的な楽曲の調べを身につけ、
次の公演に役立てたいと考えるようになりました。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
あの蛮族ども、案外、言葉に裏はなさそうだね。
何か騒ぎを起こすかと思っていたけど大人しいもんだった。
やはり、美しい筋肉を持つ者は嘘をつかないということか。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
いよいよリドルアナ大灯台へ向けて出発かな?
ワクワクだね!
おっと、軽率な物言いはトカゲな彼らに怒られてしまうね!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.0 , 6.3 ]
バッガモナンさん、ご無事だといいですね。
盗賊の親玉ではありますが、彼らの過去に起きた出来事を、
聞いてしまうと同情しちゃいます……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.3 ]
ベーコンエピじゃなくてもいいんだけど、
とにかく美味しいお酒と美味しいツマミさえあれば、
毎日が薔薇色よ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
呑気にワインを楽しんでいる場合じゃなさそうだ。
とはいえ、せっかくきみが調達してくれた逸品だからね、
大灯台遠征が終わるまで大切に保管しておかねば……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.3 ]
ジェノミスの謎解きも終わったようね。
さすがにお酒を呑んで酔っ払っている場合じゃないか。
大丈夫、こう見えてもお酒には強いのよ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
大灯台の名にふさわしい、実に巨大な建造物だね。
さっきブリッジから見学させてもらったが、
なんとも不思議な建造物だ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
素晴らしい建造物だなぁ、実にマッチョだ!
ダルマスカ伝統の建築様式なのかな?
次の役はこのリドルアナ大灯台だったりして……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.4 , 6.3 ]
ワン・ツー・スリー♪ ワン・ツー・スリー♪
何事も原点に戻って自分を見つめ直すことは重要です。
さぁ、冒険者さんも速やかに大灯台へ戻りましょう!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
おやおやぁ、もう調査は終わったのかい?
何か発見はあったかい?
って、どうしておひとりなのさ?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
もうお帰りになったんですね。
って、おひとりですか?
ラムザさんは? 他のみなさんは??
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.0 ]
あれあれぇ、おひとりで帰還ですか?
ラムザくんたちを置き去りってことじゃないですよね?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.4 , 5.8 ]
ああ、これですか?
シドさんからアラグ文明の記録装置とやらをお借りしたンです!
試しに師匠たちの言葉を……って、何やってんの、あーた!?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
あら、お帰りなさい、無事でなによりだわ。
何か収穫はあった?
あれ? 貴女だけ? え、どういうこと??
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
おや、もうご帰還かな?
わかった、やはりワインを楽しみたくなったんだね?
いいんだよ、仕事の途中で1杯ぐらい呑んだって。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
その話が本当だとすると……いや、疑っているわけじゃないが、
聞く限り「聖石」は恐ろしい兵器のようだね。
やはり管理は我が帝国の……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
えええ! そんなマッチョなことがあるのかい?
マッチョすぎて、何をどうしたらいいものか!
とりあえずマッチョな筋肉をよりマッチョにするしか……!
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[ 6.4 , 6.3 ]
ワン・ツー・スリー♪ ワン・ツー・スリー♪
も、もう話さなくて結構です……恐くて震えが……。
平常心、平常心……っと。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
え……それは本当かい?
そんな恐ろしい事態になっただなんて。
……言葉を失ってしまうよ。
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[ 6.2 , 6.3 ]
あら……そんなことが……。
そのバッガモナンさんにお会いしたことがないのでアレですけど、
お気の毒……ということなんでしょうか?
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[ 6.1 , 6.0 ]
むむむ、それは心配ですね。
ああ、もう救出は難しいんですか……。
う~ん、残されたバンガの彼らも可哀想だなぁ……。
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[ 6.1 , 6.1 ]
まさかの展開ね……。
それでも、再びあの大灯台へ行くのね、貴女は……。
気をつけるのよ、命を粗末にしないでね……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
ふむふむ……聞けば聞くほど、
聖石の力は、我々の知識を遙かに凌駕するシロモノだね。
誰がいったいなんのために作ったんだろうか……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.0 ]
いよいよ出発ですね!
無事に帰ってきた暁にはあなたのために楽曲を書き下ろしますよ!
真の冒険者こそ未来永劫語り継がれるべきですからね!

封じられた聖塔 リドルアナ

Lv
70
patch4.3
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[ 6.3 , 6.3 ]
こんな外地のさらに人里離れた孤島に、
我がガレアン人の祖先の部族がいただなんて……。
いや、信じられないよ、今度ばかりはね!
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[ 6.2 , 6.3 ]
機工学に優れるガレアン人のルーツのひとつが機工都市ゴーグ。
それが真実なら、これほどロマン溢れる伝説はないですね!
なんだか、ワクワクしてきちゃいました!!
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[ 6.2 , 6.3 ]
え? 一緒に行かないか?
このマッチョなオレを誘うのかい?
肉体はマッチョだが、心は繊細な乙女のそれなんだなぁ……ハハハ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
いよいよ、新たな冒険の始まりだね!
無事に帰ってきたら、その冒険の行程を教えてほしいな!
演技の参考にして、次こそ主役の座を……!!
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[ 6.4 , 6.3 ]
ワン・ツー・スリー♪ ワン・ツー・スリー♪
どんな危険が待ち構えていようとも、諦めない心を、
あなたはお持ちなのですね……見習わないと!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.4 , 5.8 ]
ああ、これですか?
シドさんからアラグ文明の記録装置とやらをお借りしたンです!
試しに師匠たちの言葉を録ってみたンですが、どーすか?
無事に帰ってきた時はあーたの言葉も録音してみたいなーって、
ぼかぁ、考えているわけですよ。
……無事に帰って来いよ!! なっ!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
再び異形の者どもとの戦いか……
いや、いるかどうかは知らんがね。
ラバナスタ同様に危険なのは間違いないだろうさ。
ダメだと思ったら素直に引き返すんだぞ。
逃げることはけっして恥ではないのだから。
いいな、それを忘れるな。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 5.8 ]
冒険者さんのおかげで勇気を示すことができたクポ!
これで、モグもこの劇団の役者として一歩踏み出したクポ!
早く舞台に立ちたいクポ!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.7 , 5.9 ]
兄ちゃんをひとり残して去ることはできないクポ~。
なので、モグも兄ちゃんと共に劇団の一員として頑張るクポ!
幸い、モグは楽器が得意クポ~!
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[ 5.9 , 5.9 ]
母の形見のネックレス……これも聖石だっただなんて。
私たちは知らず知らずの間にこのネックレスに込められた、
「切なる願い」によって導かれていたということでしょうか……。
だとすると、デュライ家の汚名を雪ぐという父の悲願、
ひょっとしたらこれもネックレスが意図的にそう思わせたのかも?
……考えれば考えるほど不安が大きくなります。
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[ 5.9 , 5.9 ]
信じていただけないとは思いますが、ボクには確信があります!
ネックレスを託したのはラムザ・ベオルブその人です!
それを証明してみせましょう、お待ちください!
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[ 6.4 , 6.4 ]
心の底から納得できてはいないのだが、
ゴーグの民が彼の地を離れ、イルサバードへと辿り着き、
このイヴァリースの物語を子孫たちに伝えた……。
それが真実だとすると、この外地はけっして「外」ではなく、
我がガレアン人にとってルーツ……故郷のひとつともいえる。
ならば、この征服戦争も「必然」とはいえないか?
征服戦争と呼ぶと悪しき戦いに思えてしまうが、
故郷を取り戻すための戦い、すなわち「国土回復」ともいえよう。
であれば、帝国にとってこの戦いは……。
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[ 6.4 , 6.4 ]
ゴーグの民が流れ流れてイルサバードに辿り着き、
ガレアン人の祖先である七部族のひとつとなった……
この説をあたしは支持しちゃいますよ!
ガレアン人のルーツがゴーグ人で、
そのゴーグ人にもきっとルーツがあって……
そう考えるとすべての種族はひとつになっちゃうのかも?
この世に人がいる限り、永遠に争いは続く……って言いますけど、
ルーツがひとつなら、あたしも解放者さんも兄弟みたいなもの。
争い続けるのが馬鹿みたいに思えますもん!
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[ 6.2 , 6.3 ]
リドルアナ大灯台へ向かうときに冒険に誘ってくれただろ?
ただの冗談だったのかもしれないけど、
それもイイなって思ったんだ。
お客様にどうせ見てもらうならより美しい肉体で……って、
ずーっとそう考えて鍛えてきたけどさ、
あんたを見てたら肉体は見てもらうだけじゃもったいないなって。
だから頼む!
このオレを弟子にしてくれないか!!
真のマッチョはあんただ! 頼む、お願いだ!!
ああ、ああ、美しいよ、真のマッチョ!
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[ 6.3 , 6.3 ]
ブワジたち?
彼らならろくな挨拶もせずにそそくさと、
この劇場艇をあとにしちゃったね。
聖石の力によるアクシデントとはいえ兄貴分のバッガモナンが、
亡くなったとなれば意気も消沈、喪に服したくなるだろうね。
実際、口数も少なく、肩も落としてたからね。
特にキミの顔を見たくないんじゃないか?
モンスターに変化したバッガモナンを討伐したのはキミだろ?
そりゃ、彼らにしてみれば仇も同然だからなぁ。
おっと、余計なことを言っちゃったね。
失敬、失敬!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.4 , 5.8 ]
ああ、これですか?
シドさんからアラグ文明の記録装置とやらをお借りしたンです!
試しに師匠たちの言葉を録ってみたンですが、どーすか?
舞台でも役立ちそうですけどボスが嫌がってるンでー、
他にも利用方法がないか検討中っスー。
とりあえず口述筆記には便利ですなー。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.0 ]
噂で聞いたんですけどクガネに異邦の詩人を名乗る人がいるとか。
なんでも貴女はその詩人と仲がいいらしいじゃないですか?
是非ともその詩人を紹介してもらえませんか?
彼がつむぐその詩を胸に刻み、新たな楽曲を付けてみたい……
それがジェノミスさんのいう「文化と文化の融合」の第一歩に、
なるんじゃないかと……そう思えて仕方ないんですよね。
この劇場艇にひきこもらずに街へ出ろ?
……まったく出てないわけじゃないんですよ!
ただ、なんていうか、まだ慣れてなくて……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.2 ]
リドルアナ大灯台への遠征、お疲れさま!
……いろいろと気を遣うことも多くて、
たいへんな遠征になってしまったわね。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
ガレマール帝国がダルマスカ王国に進攻し、
属州としたのは30年前だ。
ドマ占領の5年前、アラミゴ制圧の10年前だね。
侵攻作戦を指揮したのは、「漆黒の稲妻」と異名を取った、
ノア・ヴァン・ガブラス軍団長が率いる第IV軍団だ。
ダルマスカ王国と約半年にわたり激闘を繰り広げたらしい。
王都ラバナスタを守る最後の砦・ナルビナ城塞では、
ダルマスカ軍に約7万人もの戦死者を出したといわれる、
それは悲惨な攻城戦だったようだ。
ナルビナ城塞でダルマスカ王の子息であるラスラ王子と、
その双子の妹であるアーシェ王女が戦死したことで、
ダルマスカ王は降伏を受け入れたとされている。
降伏後、しばらくしてダルマスカ王は病死。
ダルマスカ王の死亡は自殺とも暗殺とも言われてるが、
千年の歴史を誇るバナルガン王朝が断絶したのは間違いない。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
アラミゴやドマもそうだが、属州では度々反乱が発生する。
ダルマスカ属州でも同様で、これまでの20年間、
幾度となく反乱が発生してきた。
反乱が発生する度に熾烈な粛清が行われるが、
中でも数年前に起きた「バルハイムの反乱」では、
帝国軍も含めて多くの戦死者を出したことで有名だ。
第XIV軍団が援護することになり、苛烈な反逆者狩りをして、
その名を轟かせたのが「ダルマスカの魔女」こと、
リウィア・サス・ユニウスというわけだ。
きみがアラミゴとドマを解放したことで、ダルマスカでも、
再び反乱が発生したが、これも失敗に終わっている。
ラバナスタが戦禍に呑まれたのはその目で確認したはずだ。
ただ、今でも反乱軍を指揮する者たちは大勢いるようで、
地下に潜り、その好機を虎視眈々と狙っているらしいね。
ちなみに、その反乱軍を率いているのは王女アーシェを名乗る、
十代後半の少女だという。
アーシェ本人はナルビナ城塞で戦死したのは確かなので偽者かな?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
ワン・ツー・スリー♪ ワン・ツー・スリー♪
……ちょっと相談に乗っていただいてもよいですか?
実は今回の一件が起きる前、クガネの舞踊を観たいなぁと、
街を散策してたんです。
そしたら若い男の方に声をかけられたんです!
一目惚れしたって言われちゃって、
色々とお話しさせてもらったんですけど、
最後にリンクパールくださいって……。
もうどうしたらいいかわかんなくって、
逃げるようにその場をあとにしちゃったんですぅ。
こういうの……あたし初めてで……。
彼、諦めてないようでランディング付近で、
うろうろしているみたいなんですよね!
どうしたらいいですかね?
いや、カレシがほしいですけど、あたしはまだ修業の身ですし、
練習頑張って、一人前の役者にならないといけないし……。
……やっぱ、練習に集中しようっと。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
いや、そこまでベーコンエピが好き……というわけじゃないんだ。
ただ、ベーコンを自作してみたら思いのほか美味くてね。
で、色々なベーコン料理を作り、行き着いたのがベーコンエピと。
いやいや、本当に、そこまで好きというわけじゃないんだ。
もちろん嫌いなわけでもないが、お約束のネタって感じかな……。
きみだって本当はお使いが好きなわけじゃないだろ……?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.2 ]
ジェノミスに憧れ、好きになったときもあったけど、
彼が選んだのはあたしの親友のティアだった……。
あたしはティアとジェノミスを祝福したわ。
だから、ジェノミスへの想いはその時に棄てたの。
あれ以来、ふたりとは良き友人として接してきたわ。
だからこそ、ティアが亡くなった時は本当に辛かった。
そのとき、支えてくれたのがそこにいる遅筆なおじさまよ。
彼がいなかったら立ち直れていなかったでしょうね。
彼のおかげであたしはジェノミスたちを支える側に回れたの。
あら、いやだ、あたしったら何話してるンだろう……。
ワイン飲み過ぎね……ううん、キミが持ってきてくれた、
ベーコンエピが美味しすぎるのよ!

ダルマスカのレジスタンス

Lv
70
patch4.5
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.2 ]
こんにちは。
次の冒険先は決まったのかしらね?
危険なところじゃないといいわね!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.2 ]
おぉ、友よ! あいかわらずステキなマッチョだね!
おっと、突然、友なんて呼んで申し訳ない。
だが、キミなら……いやキミの筋肉ならわかってくれるはず!
さぁ、共にこの美しい筋肉の維持を目指して、
鍛錬しようじゃ~ないか!
さぁ、一緒にマッチョ体操をやろうッ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.2 ]
ワン・ツー・スリー♪ ワン・ツー・スリー♪
……今度はどんな格好で逢いに行こうかな。
あっ、恥ずかしい!
思わず口に出ちゃった……!
い、今の聞かなかったことにしてくださいね!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
……アルマちゃん、心配ですね。
最初は疲れからくる風邪なのかな~とは思ったんですけど、
もっと違う何か……いえ、きっと、あたしの思いすごし……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
先日、小金通りの無地鼓座で芝居を観たんだが、
このひんがしの国特有の様式美っていうのかい?
独特の言い回しや旋律が面白かったねぇ。
亡き主君の仇を討とうと配下の武士……浪人っていうのかな、
十三人の浪人が流浪の生活を送りながらも最後に見事、
敵討ちに成功する……という筋書きなんだがね。
元帝国民としては、極めて「非合理的な生き方」だなぁと、
なんというか、ちょっと呆れてしまったんだよ。
だが、地元の皆さんは噎び泣きながら拍手喝采ときたもんだ。
ジェノミスさんは国家や民族が異なっても文化で橋渡しを……
な~んて言ってたけど、正直、ボクには理解できそうもないねぇ。
逆を言えば、彼らは我々の芝居を理解できるんだろうか……。
おっと、余計なことを言っちゃったね。
失敬、失敬!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.4 , 5.8 ]
こんにちは、お元気ですか?
記録装置が便利なもので、さらにもう一台増やしてみました!
師匠たちの言葉をさらに録ってみたンですが、どーすか?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 5.8 ]
帝国に残る親兄弟は今頃どんな思いをしているのだろうか……。
……ああ、これは失礼。
ちょっと考えごとをしていてね……。
すまないが、しばらくひとりにしておいて欲しいな……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.0 ]
あなたにお礼を言いたかったんです!
劇場艇にひきこもらずに外へ出ろって言ってくれましたよね。
あなたの助言に従い、先日、オノコロ島まで遠出したんですよ!
クガネとも異なる……まさに異国情緒あふれる光景に、
心が洗われる思いでしたよ!
いやぁ、本当に旅に出てよかった!
海賊衆とも仲良くなりましてね、
酒を酌み交わしながら即興で演奏する……
すると彼らも即興で歌い踊ってくれるわけです!
帝国を追われる身となってもこの劇団で頑張ろうと、
そう考えてこの地へ流れ着いたんですけど、
知らず知らずのうちに心は沈み不満が鬱積していたんですね。
おかげさまで、また頑張ろうという気になりました。
あなたのご助言に感謝です!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
肉体とは……魂の器に過ぎない……。
魂という……暴君の傀儡でしか……ない……っと。
しかし……肉体は永遠の存在を………うーん……。
おや、これは失礼した。
執筆に夢中になっていたよ……いや、〆切が近いものでね。
暇だからね、いくつか仕事を請け負っているのさ。

記録システムα

劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.4 , 5.9 ]
現在、録音サレテイルデータハ2ツデス。

記録システムβ

劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.4 , 5.9 ]
現在、録音サレテイルデータハ3ツデス。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
イヴァリース伝説に登場する幻の機工都市の名だ。
飛空艇や機工兵器の発明が最初になされたといわれており、
ゴーグ人は我々と同じく魔法を使えない民だったようだ。
デュライ白書にもその位置は詳しく記されていなかった。
極小の土地に築かれた都市で、上へ上へと増改築が進み、
いつしか天にまで届くような巨大な塔になったらしい。
デュライ白書によると、
原因不明の爆発事故で都市の上半分が消失し、
ゴーグの民は都市を放棄したと記されている。
だが、その後の解読によると、
労働六号と呼ばれる機動兵器とラムザ・ベオルブが交戦した際、
兵器が放つ攻撃によって都市の中層部が消失する事態になった。
しかも、その威力は都市破壊に留まらず、
足下の海に別の異空間と繋ぐ亀裂を作り出した。
それが今でも成長し、あの大穴になったというわけだ。
そんな危険な機工兵器を作り出したゴーグの民は、
この地の人々から疎まれるようになった。
それ故に、彼らはこの地を離れるしかなかったらしいね。
流浪の民となったゴーグ人はいつしかイルサバードに流れ着き、
そこで我々ガレアン族の始祖七部族のひとつとなったのでは?
まぁ、最後については私の推測だけどね。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
冷血剣アルガスと同じで聖石ドゥマは、
どうやら、用いる者の「負の感情」を受けて、
その「切なる願い」を具現化するようだね。
バッガモナンはダルマスカ王家に仕える銃士隊の隊長だった。
ナルビナ城塞戦で主君のラスラ王子とアーシェ王女を、
死なせたことに対して強く後悔をしていたようだ。
きみたちを帝国軍と幻視していたのはドゥマの影響だとしても、
そのくらい強く帝国軍を恨んでいたということだろう。
結果、アルガス同様に聖石の力に呑み込まれ、ルカヴィと化した。
ひとつわかったことは、同じ聖石を用いても、
同じルカヴィになるわけではないということだ。
その姿や強さは本体の意志の強さによって変わるのだろう。
バッガモナン自らが聖石ドゥマを望んだとはいえ、
ルカヴィになったことは彼の本望だったのだろうか。
いずれにしても、残念に思うよ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
10年前に亡くした最愛の妻のことだ。
彼女は女優で、私は彼女のために戯曲を書く……
そんな関係を続けているうちに、いつしか互いに恋に落ちた。
ラムザを身篭もったときに結婚してからはずうっと一緒だった。
小さな劇団を大きくするために、ふたりとも頑張ったよ。
いつか、ラムザとアルマと一緒に舞台に立ちたいと言ってたな。
流行病にかかってしまってね……
肺をやられてからはあっという間だったよ。
最期まで子供たちのことを、私のことを案じてくれていたよ……。
会えるのであれば、今でも会いたい……。
デュライ白書に記されていたように、聖石が死者を蘇らせるならば、
私は彼女を……ティアを蘇らせたいよ……。
いや、この話は忘れてくれ……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
まさか、形見のネックレスが聖石だなんてね。
指摘を受けるまで、気付きもしなかったよ……。
あのネックレスはティアと結婚したときに買ったものなんだ。
17年前になるかな、
帝国の占領下にあるラバナスタを訪れたときのことさ。
イヴァリース伝説のこともあったからね、
いつかラバナスタへ行きたいと考えていて、
ハネムーンに丁度いいだろうと。
あの頃のラバナスタは占領下とはいえ、
戦禍に巻き込まれていなかったから、
それはそれは美しい砂漠の都だったんだ。
そこで彼女に似合うと思い、購入したのがあのネックレスさ。
たしか、帝国の行商から購入したんだが、
その出所までは聞かなかったな。
今思えば、王家に伝わるネックレスだったのかもしれない。
バッガモナンがラスラ王子から預かったと、
ブワジたちが証言していたからね。
だが、誰が何のために聖石をふたつに砕いて、
ネックレスに加工したのか、その謎は不明だ。
調査を続けるしかないね。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
ガレマール帝国がダルマスカ王国に進攻し、
属州としたのは30年前だ。
ドマ占領の5年前、アラミゴ制圧の10年前だね。
侵攻作戦を指揮したのは、「漆黒の稲妻」と異名を取った、
ノア・ヴァン・ガブラス軍団長が率いる第IV軍団だ。
ダルマスカ王国と約半年にわたり激闘を繰り広げたらしい。
王都ラバナスタを守る最後の砦・ナルビナ城塞では、
ダルマスカ軍に約7万人もの戦死者を出したといわれる、
それは悲惨な攻城戦だったようだ。
ナルビナ城塞でダルマスカ王の子息であるラスラ王子と、
その双子の妹であるアーシェ王女が戦死したことで、
ダルマスカ王は降伏を受け入れたとされている。
降伏後、しばらくしてダルマスカ王は病死。
ダルマスカ王の死亡は自殺とも暗殺とも言われてるが、
千年の歴史を誇るバナルガン王朝が断絶したのは間違いない。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
アラミゴやドマもそうだが、属州では度々反乱が発生する。
ダルマスカ属州でも同様で、これまでの20年間、
幾度となく反乱が発生してきた。
反乱が発生する度に熾烈な粛清が行われるが、
中でも数年前に起きた「バルハイムの反乱」では、
帝国軍も含めて多くの戦死者を出したことで有名だ。
第XIV軍団が援護することになり、苛烈な反逆者狩りをして、
その名を轟かせたのが「ダルマスカの魔女」こと、
リウィア・サス・ユニウスというわけだ。
きみがアラミゴとドマを解放したことで、ダルマスカでも、
再び反乱が発生したが、これも失敗に終わっている。
ラバナスタが戦禍に呑まれたのはその目で確認したはずだ。
ただ、今でも反乱軍を指揮する者たちは大勢いるようで、
地下に潜り、その好機を虎視眈々と狙っているらしいね。
ちなみに、その反乱軍を率いているのは王女アーシェを名乗る、
十代後半の少女だという。
アーシェ本人はナルビナ城塞で戦死したのは確かなので偽者かな?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
あくまでも推測でしかありませんが、使用した者の意志を吸収し、
それを物理的に再現する能力があると考えられます。
吸収されたエーテルが切れるまで繰り返し再生するようですね。
イヴァリース史で「聖石」と呼ばれるこのクリスタルですが、
何者かが意思をもって人工的に創り出したモノと考えられます。
誰が何のために創ったのか、それはまったくわかりません。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
聖石オティスの所有者はジェノミスさんということになりますが、
調べたかぎり、そのオティスに特定波長、
つまりジェノミスさんのエーテルが取り込まれた形跡はありません。
つまり、空っぽの初期状態ということになります。
どうやったらエーテルを取り込ませることができるのか、
いわばスイッチとしての機能が何かは不明です。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
聖石ドゥマには最後の所有者だったアルガス氏の「切なる願い」が、
取り込まれ、誰かがあの王都ルザリアの遺跡を訪れるたびに、
その「切なる願い」が再生されていたようです。
前回、ドゥマに取り込まれたアルガスのエーテルをすべて、
貴女が発散させたことで、
オティス同様に空っぽの初期状態に戻ったと推測されます。
ですが、聖石ドゥマに魅せられたバッガモナン氏は、
結果としてドゥマに、
その「切なる願い」ごと取り込まれてしまったようですね。
ドゥマの波長と相性がよかったのか、
それともドゥマがバッガモナン氏に合わせたのか、
そのメカニズムは不明ですが、やはり意思を感じます。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
ラバナスタからはるか南、バルナード海の海上に、
地獄へ続くと言われている巨大な穴「リドルアナ」があります。
周囲の海水は巨大な瀑布となって穴に流れ込んでおり、
その海水がどうなるのかは誰も知りません。
幾人もの勇気ある探検家が飛空艇を駆り、穴底を目指しましたが、
瀑布が起こす乱気流と、落下する大量の海水の「圧」により、
またたくまに墜落、帰還した者はひとりもいないそうです。
この大穴の縁に小島があり、そこに大きな灯台が建設されました。
リドルアナ近海を航行する船舶が落ちないようにと、
注意を促すために建設されたと伝えられています。
ただ、その大灯台を誰がいつ建てたのか、一切、不明です。
ダルマスカ王国が大灯台を管理・運営していましたが、
建設自体ははるか昔だとか。
ジェノミスさんの仮説によると、イヴァリース時代、
ここには隆盛を極めた幻の機工都市ゴーグが存在したとか。
謎の爆発事故で「上半分」が消失とのこと。
放棄された機工都市ゴーグの「下半分」を、
後世のダルマスカ王国が大灯台として再利用したらしいです。
ああ、今度の遠征で消失していたと考えていた上層部が、
天空に存在していたことから、
実際に消失したのは、中層部のようですね。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.1 ]
……イヴァリースがダルマスカの地にあったのは間違いない。
だが、時間の経過による情報の損失は如何ともし難い。
ラバナスタ大図書館が残っていればよかったのだが……。
ところで、何か聞きたいことはあるかな?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.1 ]
勇者ラムザと平民王ディリータは幼なじみの親友同士だった、
それについては以前も説明したと思うが、覚えているかな……?
ラムザは武門の棟梁である名門ベオルブ家の末弟として生まれた。
ディリータはそのベオルブ家に仕える家人の息子だった。
ふたりは実の兄弟のように育ち、仲の良い親友同士となった……。
ディリータの才覚をいち早く認めたラムザの父は、
ラムザの片腕とするために士官学校に入学させ、
学問や武芸など、ラムザと同等の教育を与えたそうだ。
卒業間近となった時、ひとつの事件が発生する。
貴族社会の打倒を掲げる過激派が、身代金を目的とした、
名門貴族の子息・息女の誘拐を各地で実行したのだ。
その中にディリータの妹・ティータがいた。
過激派がラムザの妹・アルマを誘拐しようとして、
間違えて背格好の似たティータを誘拐してしまったのだ。
だが、ティータ誘拐は、ある若者の計略だった。
その若者の名はアルガス……!
そうだ……地下のルザリア遺跡で目撃した異形の怪物だよ!
アルガスはラムザたちと同じ士官学校に在籍していたが、
成績が良く同級生に人気のあったディリータに対して、
「嫉妬」ともいえる強い敵対心を持っていたようだ。
頻発する誘拐事件に目を付けたアルガスは過激派に接触。
アルマ誘拐を手引きしつつ、わざとティータを誘拐させたのだ。
意図はよくわからない、復讐だったのか何だったのか……。
人質がアルマではないことを知った救出作戦の指揮官は、
過激派の要求を一切無視し、強攻策を取った。
ラムザとディリータは必死に反対したが無駄だった。
アルガスと過激派が立て籠もる館は焼け落ち、皆が死んだ。
そして、哀しいことに、ティータも命を落とした……。
遺体を抱き涙するディリータの慟哭は遠くまで聞こえたという。
この事件を機にディリータは士官学校を中退。
平民の命はあまりに軽く、いとも簡単に奪われてしまう……
それを再認識した彼は貴族であるラムザと袂を分かったのだ。
この後、後継者争いに端を発した獅子戦争が勃発。
ふたりが再会した時にはティータの死から5年が経過していた……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.1 ]
我が祖先オーランが書き記した「デュライ白書」によると、
ティータの死はディリータだけでなく、
ラムザの人生も一変させたようだ……。
ラムザには歳の離れた兄がふたりおり、
長兄は軍師のひとりとして、次兄は将軍のひとりとして、
武門の棟梁である名門ベオルブ家の名に恥じぬ働きをしていた。
ティータ救出作戦にこの兄たちが関わっていたことを、
人質を犠牲にしても過激派を殲滅するよう指示していたことを、
後日、ラムザは知ることになった。
尊敬していた兄たちの冷徹さにショックを受けたラムザは、
ベオルブ家を飛び出し、放浪の旅に出たという……。
オーランと出会った時は傭兵団を率いる戦士だったらしい。
オーランの義父はシドルファス・オルランドゥという将軍だった。
オーランは将軍の命令により獅子戦争の黒幕を追っていた。
黒幕はイヴァリースの国教を担う教会と推測された……。
そもそも義父オルランドゥはベオルブ家と敵対する陣営の将軍。
だが、将軍は一貫して戦争に反対の立場を取っていた。
幾度も和平への道を探ろうとしたが、都度、邪魔を受けた。
両軍に対して中立の立場を取っている教会であったが、
その実、教会が戦乱を長引かせていると将軍は考えていたようだ。
戦乱に乗じて教会の立場を更に強くしようといったところかな。
事実、教会は極秘裏に「聖石」を集めていた。
伝説の光の戦士・ゾディアックブレイブと共に戦争の調停をし、
戦乱に疲弊した民衆の心を掴もうという魂胆だったようだ。
その証拠を掴もうと苦心していたオーランはラムザと出会った。
当時、ラムザは「異端者」として教会に追われる身であったが、
それは教会の陰謀に気づいたためだったという……。
そう……ラムザは聖石の秘密に気づき、それを入手した。
それ故に、教会に命を狙われるハメになったのだ。
それを知ったオーランは将軍と共にラムザに協力することにした。
だが、教会は更なる陰謀を企てた。
オルランドゥ将軍に濡れ衣を着せ、
同じ「異端者」として王国からの追放を謀ったのだ……。
追放された将軍とオーランはラムザと行動を共にすることを決め、
かくして、義父共々、「聖石がもたらす災い」との戦いへと、
その身を置くことになったのだ……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.1 ]
獅子戦争の裏側で勇者ラムザたち一行は、
聖石をめぐる果てしない戦いに身を置いていた……。
教会は神殿騎士団を使いラムザたちを執拗に追い回した。
時には騎士団相手に、時には異形の者・ルカヴィを相手に……
まさにそれは死闘の連続だったとオーランは記している。
興味深いのは、彼らの行動をディリータが支援していたことだ。
当時、ディリータは諜報活動を主目的とした部隊に所属しており、
そこで教会の陰謀と親友の窮地を知ったという。
カリスマ性に満ちたディリータは将として活躍しており、
新たな王となるべく虎視眈々と準備を進めていたという。
そんな彼も表立って教会を敵に回すわけには行かない。
そんなとき、ラムザが異端者として追われる身となり、
さらに、それが聖石をめぐる争いと知った。
教会の陰謀を阻止するためラムザを支援することにしたのだ。
こう話すと、まるでディリータが野望実現のために、
ラムザを利用したと受け取るかもしれない……。
事実、オーランもそれを指摘したそうだ。
だが、ラムザとディリータは「聖石がもたらす災い」が続く限り、
イヴァリースに真の平和は訪れないと悟っていた。
互いに役割を分担することで実現しようとしていたのだ。
こうして、ふたりはそれぞれの道を歩み始めた。
ディリータは獅子戦争を終結に導くべく、
ラムザは裏で聖石を利用する者たちを退治するべく……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.1 ]
デュライ白書によると、ゼイレキレと呼ばれる大河の中程に滝があり、
その岩肌をくりぬく形で修道院があったと記されている。
とても古い建造物で、誰が何のために建設したのか不明だそうだ。
獅子戦争時の王朝であるアトカーシャ家に繋がりが深くてね……。
もともとは王家に所縁のある「罪人」が幽閉される砦であったが、
いつしか修道院として改築され利用されていたとか……。
獅子戦争終結時にディリータが娶ったオヴェリア・アトカーシャ、
すなわち最後の正当なる王位継承者であるオヴェリア王女が、
幼少の頃から永きにわたり幽閉されていた処でもあるそうだ。
オーボンヌ修道院の面白いところは、
国教であるグレバドス教の観想修道会に属しながらも、
司教の行政干渉を受けない独立した自治権をもっていたところだ。
当時、オーボンヌ修道院では多くの修道女たちが暮らしていたが、
宗教上、禁じられているアルコール、
すなわちワインやエールを製造し販売していたそうだ。
もちろん、修道女たちが自分で飲酒するためではない。
近隣の村や町では飲用に適した水の確保が困難であったため、
その代用品として製造し、販売も手がけていたのだ。
さて、オーランによると、そのオーボンヌ修道院こそが、
勇者ラムザ一行が最後に向かった目的地……と記されている。
何故、そこを目指したのか、詳細は記されていない。
記されていないというより「記していない」のだ。
オーランは故意に記録を残さなかった……消したのかもしれない。
それは何故なのか? ……行ってみるしかあるまい。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.1 ]
ゴルモア大密林とはダルマスカ地方の南西部に広がる、
巨木と湿原で形成されたジャングルのことだ。
高温多湿な地域で、様々な動植物が生息しており、
学者が探検する度に新たな種が発見されるほど。
ジャングルの奥には人跡未踏のエリアも多いと聞く。
モンブランくんたちの話によるとゴルモア大密林には、
大小様々な古代遺跡が点在しているというが、
私はそれらがイヴァリース時代の建造物だと推測している。
デュライ白書によると、イヴァリース時代に、
あのような広大なジャングルは存在していない。
霊災の影響で気候変動が起きたのかもしれないな。
先ほども触れたが、
あのジャングルはヴィエラ族の縄張りでね……。
彼らは自らを「護人」と称して、一切の侵入を拒んでいるのだ。
いや、実際に「護人」を自称しているのは、
「未だに伝統的な生活を営むヴィエラ族」だけなんだがね。
ダルマスカ王国では普通に町で暮らすヴィエラも多いんだ。
だが、頑なに一族の伝統、ルールを守り、
あのジャングルで暮らし続ける者たちもいるんだよ。
今となってはその数も少なくなったとは聞いているが……。
彼らにとってあのジャングルは聖地に他ならない。
それ故、不用意にジャングルに侵入する者を彼らは許さない。
まして、そこに生息する動植物を狙うハンターは特に……ね。
いずれにしても、我々は穏便に探索できればと考えている。
彼らが調査を許してくれればよいのだが、
そのためには交渉できる相手を探さないとイカンな……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.1 ]
詳細は不明だ。
ただ、その天使様とやらがあの「聖石」を創造し、
この世界にバラまいたのだと記載されている。
伝説の悪魔か魔物か、はたまた堕天した天使なのか。
神話やおとぎ話に登場する連中と同じ……とは考えたくないが、
ルカヴィを見た後だからね、いるのだろうね、邪悪な何かが。
……以前も説明したと思うが、聖石には二面性があった。
「切なる願い」に起因するのは同じだが、
人々を圧倒する恐怖の力と、人々を救う守護者の力だね。
アルガスやバッガモナンがそうであったように、
その「切なる願い」が「復讐」や「支配」といったものの場合、
ルカヴィと呼ばれる異形の魔物となって具現化されてしまう。
一方、伝承によると、いにしえのゾディアックブレイブは、
傷ついた人を癒やし、時には命をも取り戻したという。
ようは利用する者の心得次第といったところだろうか。
それ故、アルテマと呼ばれる者は、
悪魔とも天使とも呼ばれるようになったのかもしれない……。
……シドのいうとおり、別次元・別宇宙からやってきた者ならば、
我々の価値観で推し量ることなど無意味だろうね。
いずれにしても、今現在、存在していないことを祈るさ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.0 ]
……あのとおり、アルマちゃん、体調を崩してるんですよね。
気丈に振る舞ってるものの、なかなか復調しなくて……。
ただの風邪とか、そんな病気じゃないような……?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.0 ]
兄ちゃんとラムザさんが仲良くなったのはいいことだクポ!
だけど、ラムザさんの性格が変わったのは、
ネックレスの聖石に込められたエーテルが原因だと思うクポ……。
あのとき、エーテルが混じり合っているのを目撃したクポ!
ただ、その影響はもうなくなったはずクポ、
もう何がなんだかわからないクポ~~。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.0 ]
モンブランとハーディのおかけで、
ダルマスカに関する情報を多く得ることができました。
本当に感謝していますよ。
え? モンブランとハーディですか?
ええ、たしかに最初はモーグリ族に何ができるのか、
お恥ずかしながら、そう考えていたのは事実です……。
それもこれも、ガレアン族こそがナンバーワン……
そんなつまらない驕り、思い上がり、自惚れに、
いつの間にか支配されていた……そう気付いたのです。
どうしてなんでしょうね……。
帝国を追われたことで自尊心が傷つき、他民族を見下すことで、
心のバランスを保とうとしていたのかもしれません……。

ゴルモア大密林の古代遺跡

Lv
70
patch4.5
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.0 ]
みんなに報告するクポ~!
早く伝えたいクポ~、喋りたいクポ~!
モグが報告してもいいクポ?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.1 ]
いってらっしゃいクポ!
モグはさらに詳しくみんなに伝えておくクポ!
任せておくクポ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.0 ]
兄ちゃんが迷惑かけなかったクポ?
大丈夫ならいいクポ……。
兄ちゃん、調子に乗るとすぐに危険なことするので心配クポ~!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.1 ]
……これはなかなか厳しいミッションのようだね。
すべてをきみに委ねることになって忍びないが、
事が順調に進むことを祈るよ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.3 ]
組み立てはうまくいってるんですが、
出力が予想より若干下回っているようですね……。
もう少し調整したほうがよいようです。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.2 ]
ヴィエラって美しいわよね~。
いいなぁ、実際に会えたんでしょう?
劇場艇においでくださらないかしら~~。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.2 ]
ヴィエラだって!? どこだい、どこにいるんだい?
体脂肪が少ない割に美しいプロポーションを維持している……!
実に見事! まさにマッチョ! 筋肉界のレジェンドじゃないか!
ああ、見たい! この目で確認したい!
美しくしなやかな大腿二頭筋を……下腿三頭筋を……ッ!
大臀筋ちゃん! 僧帽筋ちゃん! 上腕三頭筋ちゃんッ!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
……ヴィエラ族? 知ってますよ、もちろん!
昔、帝都で見かけたことありますね。
すらっとしたその姿はとても美しいんですよね。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
へぇ~、ヴィエラ族ですか~。
ダルマスカが属州として帝国の版図に組み込まれた際、
彼の地から離れようとしなかったと聞いたことがありますよ。
それでも、いくらかは帝都へ連れて行かれたそうですけど、
圧倒的な少数民族……って感じですかね。
とはいえその姿は目立つので、自然と注目を集めていましたよ。
それに……ヴィエラは美しい方が多いですからねぇ。
そのエキゾチックな美貌を手に入れようと、
金に糸目を付けずに貢ぐ御仁も多かったと聞きます。
そのフランさんとやらは、この劇団に入ったりしないかな~。
きっと看板女優になると思うんですよ。
あっ! レジスタンスの幹部のひとりでしたっけ?
それじゃあ、絶対に無理ですね~~。
我々は彼女たちにとって敵も同然ですからねぇ。
失敬、失敬!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.0 ]
ヴィエラ族のレジスタンスですか……。
帝国は服従する者に対して均等にチャンスを与えると言いますが、
ガレアン族こそが優良種であるという根深い偏見があるのも事実。
もちろん、ジェノミスさんのようにそうした偏見を持たない、
むしろそうした倨傲を取り払おうと努力するガレアン族もいます。
ですが、属州での潜在的な差別は強かったですからね。
旧ダルマスカ王国は多種多様な人種に満ちあふれた王国で、
権利や義務はすべて均等に国民に付与されていたといいます。
ヴィエラ族は誇り高き森の護人……帝国とは合わないはず……。
祖国を帝国に支配され、蹂躙されるという屈辱……。
今、彼女たちはどんな想いで抵抗活動をしているんでしょうね。
その心の内を知りたいなぁ。
あぁ、すみません……まるで他人事のような言い方で……。
元帝国民とはいえ、憎まれる側なのは十分に理解しています。
ですが、個人としては彼女たちに寄り添いたいと思ってるんです。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 5.8 ]
帝国に残る親兄弟は今頃どんな思いをしているのだろうか……。
え? ダルマスカのレジスタンス?
しかも、そいつらに協力するって?
おいおい、冗談だろ? 祖国に対する裏切りになるんじゃ……。
……今、言ったことは忘れてくれないか。
それと、すまないが……
しばらくひとりにしておいて欲しいな……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.4 , 5.8 ]
おかえりなさい、疲れてませんか?
記録装置が便利なもので、さらにもう一台増やしてみました!
師匠たちの言葉をさらに録ってみたンですが、どーすか?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.2 ]
……名前で呼んでくれないかな~。
その方が二人の距離はもっと縮むと思うんだけどなぁ~~。
でも、それを求めるならまずは自分がそうしないと……。
あっ、き、聞いてました??
た、ただの独り言なんですっ!!
聞かなかったことにしてください……ね?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
日々……塵に帰さぬために……
他の肉を……喰らい続けねば……ならないのだ……っと。
それゆえ、魂は……他人を欺き……貶め………うーん……。
おや、これは失礼した。
執筆に夢中になっていたよ……いや、〆切が近いものでね。
暇だからね、いくつか仕事を請け負っているのさ。
さて、何か聞きたいことはあるかな?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
ダルマスカ固有の種族だね。
白い肌を持つヴィナ・ヴィエラと、
黒い肌のラヴァ・ヴィエラに大別することができる。
ヴィエラとはダルマスカ語で「森の民」を意味しており、
ヴィナ・ヴィエラはスカテイ山脈南側の山腹周辺の森林に、
ラヴァ・ヴィエラはゴルモア大密林で暮らしているようだ。
無論、今は……いや、帝国占領前の王国時代と言うべきか、
多くのヴィエラは森を離れて都市部で暮らすようになったが、
それでも未だに一族の伝統と規律を守り抜く者たちもいる。
ヴィエラは氏族ごとに集落を営んでいる。
「外界との接触を絶つ」「森の護人として生きる」という教えを、
極めて厳格に守って生活しているそうだ。
興味深いのはこの氏族というのが、母系の血縁集団という点だ。
どちらの森もそうなんだが、集落はほぼ女性しかいない。
むしろ男性ヴィエラを見かけることはないと言ってもいい。
これにはもちろん理由がある。
男性ヴィエラは成人になると集落の外へ出て、
独りで生きていくのが習わしだ。
集落へ戻るのは3~5年に一度の生殖行為のためと、
新たに誕生した男児を引き取るためである。
この男児の引き取りについてはあとで説明しよう。
集落を出た男性ヴィエラは森に害をなす魔物、あるいは人間を、
徹底的に排除するためだけに生きているといえる。
いわば森の守護者というわけだ。
もちろん集落の女性も狩人としての戦闘能力は高い。
だが、その腕は集落を護るためと生活のために使われるが、
男性は森を護り、影から集落を護るという点で大きく異なる。
故に、男性ヴィエラの人生は死ぬまでサバイバルだ。
食事の調達はもとより、武器や防具、薬品まで独りで作る。
その能力なしでは「種の保存」の意味なしとして捨てられる。
この伝統はヴィエラが都市部で暮らすようになっても変わらない。
私もかつてラバナスタへ赴いたことがあるが、
男性ヴィエラの姿を見つけることはできなかったねぇ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
ヴィエラは長命だ、少なくとも我々ヒューランの3倍は生きる。
ヒューランが50~80歳程度だとすると、
ヴィエラは200~250歳という長さだ……うらやましいねぇ。
で、面白いのがその性別、つまり男女の区別は、
思春期を迎える13~15歳程度になって初めて判明する。
第二次成長期に初めて性別がはっきりするというわけだ。
性別がはっきりするとそれは成体、すなわち「大人」だ。
彼らは長命なので、180~200歳ぐらいまではその姿だ。
総じてヴィエラは若く見られがちというわけだ……うらやましい。
なお、この性別の割合だが、圧倒的に女性が多い。
話によると7~8割は女性だそうだ。
男性を見かけない理由はここにもあるといえるかもね。
さて、男女の性別が判明し、それが男児だった場合、
集落外で暮らしている男性が訪れ、その男児を引き取るんだよ。
そして、そのまま集落から連れ去ってしまうらしい。
その男性は氏族の一員ではあるが、親子関係があるとは限らない。
仮にあったとしても親子という関係性は皆無で、
あくまでもマスターと弟子という「主従の関係」である。
マスターは男児に単独で生き抜くサバイバル術を教示すると共に、
護人としての役割と規律を習得させる……その教えを身につけ、
一人前と認められた時、新たなマスターの誕生というわけだ。
もちろんその過程で死ぬことも多く、
ヴィエラ男性の生存数は極めて少ないと考えられている。
なんとも過酷な人生だねぇ……。
先ほども説明したが、
男性ヴィエラの役割は、密林の安全を脅かす外敵の排除が第一、
そして氏族の集落を影から護るのが第二の役割だ。
一方、女性ヴィエラは密林の生態系を壊さぬよう狩猟を行うが、
不要な害敵の排除は当然として、森の正常な育成のために、
植樹や草刈、枝打ち、間伐といった作業も担っているようだ。
この独特な生態によって、森で暮らす限り、
かつてのダルマスカ王はその法の支配から除外されるとして、
王家に刃向かわない限り、自治権を与えていたそうだ。
余談だが、一度だけ女性ヴィエラに聞いたことがある、
そういった伝統が不自然ではないのかと。
男女が共に暮らす方が自然なのではないかと。
彼女はこう答えた……
「共に支え合う尊さはどの種も同じだろう、
 だが、それが男女でなければならないわけではない」
「言い方を変えるなら、我々ヴィエラは、
 種の保存という観点において常に一緒に居る、
 離れていてもその魂は常に一緒なのだ」……と。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.2 ]
アレが……話に聞いていた「聖石」がもたらす「災い」ね?
何者かが聖石オティスを中継してアルマちゃんを転移させた……。
それはいったい何のためなの……?
ううん、いいの……。
一刻も早くゴルモア大密林へ……
オーボンヌ修道院へ行かないと……ね。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.2 ]
き、筋肉を超えた……いや、人知を超えた摩訶不思議さ……!
これが魔法……? マ、マッチョすぎるでしょぉ!!
や、やばい、やばすぎる! 筋肉の震えが止まらなぁぁぁい!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
アルマちゃんが……アルマちゃんが……!?
まるで何かが憑依したかのようでしたが……
あれは、いったい……?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
な、な、何ですか!? 今のは??
アルマちゃんはどこへ……どこへ行ったっていうんです??
え……ええ?? な、何を……目撃しちゃったんだ……?
え? 怯えなくていい?
……い、嫌だなぁ……怯えてなんていませんよ……。
し、失敬ですな……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
……み、み、み、み、見ました……よね?
ひ……人が……アルマちゃんが……吸い込まれましたよ?
ど……どういうこと…なんです? ええー?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.2 ]
あ……あわよくばゴルモア大密林のヴィエラ族の集落で、
新たな調べをこの耳で聴ける……なんて目論んでましたが……
そ……そんな状況じゃないですね……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
い……今のも「聖石」の……
「聖石」に秘められた力だと……いうのか……?
恐ろしい……実に恐ろしい……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.4 , 5.8 ]
ヤバい、ヤバい、こいつぁマジヤバい!!
アルマさんが消えちまった!!
こいつぁいったい、ナンなんスかッ!?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
……今のは強制転送魔法?
聖石を媒介にしたとはいえ、
こんな離れた地にゲートを生成するとは恐るべき魔力……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
モグがいながら、みすみすラムザを連れ去られたクポ……!
悔しいクポ……情けないクポ……恥だクポ……!
クポポポポ…………。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
兄ちゃん、クポクポ呟いてる場合じゃないクポ!
モンブラン兄ちゃんが落ち込んでいたら、
いったい誰がダルマスカの平和を守るんだクポ!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
まさか、今度はラムザくんが囚われるなんて……。
せっかくアルマちゃんを救出したというのに……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
そんな……エーテルジャマーが役に立たなかっただなんて!
なんという……なんという……失敗を……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 5.9 ]
ナァ、なんとかなるヨナ?
バッガモナン兄貴の二の舞になんてさせやしないゼ!
ナァ、そうだロ?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
……どうやらアルテマはあの修道院から外へ出られないようだな。
何故、出ることができないのか不明だが、
出るための術を探しているということか? もしや聖石は……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.2 ]
なんですって、今度はラムザが囚われたですって!?
お願い! 彼を無事に連れ戻すと約束して!
貴女にならできるわ……必ず成し遂げられる!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.2 ]
なんと、ラムザくんが入れ替わりに囚われるとは!
なんというマッチョな出来事!
自分の非力さが情けない……こんなに筋肉は素晴らしいのに!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
ああ、よかった。アルマちゃんは無事だったんですね!
え?? ラムザさんが身代わりになった??
それはいったいどういうことです??
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
ご無事で何より……アルマちゃんも無事に連れ戻したようで……。
え!? 今度はラムザくんが??
そ……それは剣呑……剣呑。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
アルマちゃん、無事でよかったわ。
ええっ!? ラムザくんが敵に捕まった!??
そんな……ラムザくん、大丈夫……よね?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.2 ]
……実は自分、いわゆるストリートチルドレンってヤツでして、
いつも帝都のマンホール下の下水道で仲間と暮らしていたんです。
……ふふ、どの国でも貧富の差ってやつはあるもんですよ。
ある日、治安維持を名目に下水道が立ち入り禁止になりましてね。
住処を奪われた私たちは逃げるしかなかったんですが、
当局の政策に対して反対の声を上げる大人もいましてね……。
身寄りのない子供たちを引き取ろうとする動きが始まったわけです。
いうなれば福祉政策ってやつですか。
私を引き取ってくれたのがジェノミスさん夫婦でした。
最初は劇団で下働きのような仕事をしていたんですが、
帝国民ならば最低限の学問を身につけよと学校へ入学させてくれ、
さらに音楽の才を磨けと専門校へと進学させてくれたんです。
……ラムザくんは弟のような存在でしてね、
幼い頃から兄弟同然の生活をしてきましたよ……。
お願いです、ラムザくんをどうか無事に救い出してください……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
なんと、そんなことが……!
……聖石のような忌まわしい遺物を管理せねば……!
その重責を担うのは……やはり…………!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.4 , 5.8 ]
そうですかぁ、ラムザくんが代わりに……。
クガネへ来た当初、常にイライラビリビリしていて、
いつもの優しい彼じゃないなぁなんて思っていたんです……。
最近は、まるで憑きものが落ちたように元の彼に戻ってたようで。
それはモンブランくんやあーたのおかげだと思うンですけど、
何よりも都落ちした自分に対する怒りが収まったのかなぁと。
師匠に付き従いクガネへやってきた我々ですけどね……
長年身に染みついた「帝国市民」という誇りを捨て去るのは、
理屈ではわかっていても、なかなかできないもンなんスよ。
ましてラムザくんはまだ若いですからね、
理屈と感情を切り離さなければと思いつつも苛立ちを隠せない。
ま、それこそが若者ってぇもンなんスけどね。
どうか、このとおりです……。
ラムザくんを……ラムザくんをお助けくださいまし……。
ぼかぁ、やっぱりこの劇団という家族を愛してるンだなぁ……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
……憑代? いったい何のことだろう?
ああ、もちろん「憑代」という言葉自体なら知っているよ。
姿なき神や精霊が実体化するのに必要な、いわば代わりの身体だ。
その聖天使アルテマとやらが言ったのであれば、
さしずめ悪魔の身代わりといったところかな……。
ん? ……つまり、アルテマは実体がない??
今まではその憑代がなかったがために実体化できなかった……
だが、ラムザが憑代になったのであれば実体化できる……?
う~ん、わからないことだらけだね……。
とにかくラムザの身が心配だ。
アルマの言うとおり、きみをおびき寄せるための餌だというなら、
きみが行くまでは無事だと思うが……。

楽欲の僧院 オーボンヌ

Lv
70
patch4.5
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
違いますよ、アルマさん。
以前、ご説明したとおり、聖石に興味を持つのと、
聖石自体が操るのとは別なんです!
貴女の責任じゃないんです……。
気にするのはもうやめにしましょう。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
過去のゾディアックブレイブ……いえ、光の戦士ですら、
聖天使アルテマを討滅することは叶わなかったようです……。
何が待ち受けているかわかりませんが、ご用心を……!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
エオルゼアを救い、ドマを解放した勇者の冒険者さんなら大丈夫!
今ほど、冒険者さんがいてくれて心強いことはありません……!
……大丈夫……ですよね?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
そうだ、嘆いている場合じゃないクポ!
ハーディ!
モグをもっと「はげます」クポ! 「エール」を送るクポ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
兄ちゃん、男前クポ! さっすが長男クポ!
流浪のモーグリ族の名誉のためにも頑張るクポ!
全クガネ女子が兄ちゃんに夢中クポ!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
……すまない、貴殿を騙すような真似をして。
だが、我々「レンテの涙」は……いや、全レジスタンスは、
汚い手段を取らねばならぬほど追い込まれているのだ……。
……これ以上、言い訳するのはやめておこう。
とにかく、あのガレアン人の若者を助けに行こう。
そして、我が故郷に眠る「災いの元凶」を退治するのだ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.2 ]
ティアの息子を死なせるなんてできないわ……。
お願い! 彼を無事に連れ戻すと約束して!
貴女にならできるわ……必ず成し遂げられる!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.2 ]
こんなときだからこそ一肌脱がねば! 覚悟を決めたよ!
非力なマッチョだが是非とも同行させて欲しい……!
え? 大丈夫? ……そ、そうか、残念だがキミに任せるよ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
ラムザさん……無事だといいですね……。
いや、彼のことだもん……絶対に大丈夫!
彼を……彼を助け出してください……ね。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
今こそ腕利きの冒険者の出番だね!
聞けばキミは百戦錬磨の勇士……そうブレイブだとか!
ラムザくんのこと……頼んだよ……!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
信じてますからっ! ラムザくんのことお願いしますねっ!
でもって、悪い奴をコテンパンにやっつけちゃってくださいっ!
冒険者さんは正義の味方でしょ? 正義のパンチでガッと一発っ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
……ラムザくんは役者としても物書きとしても才ある若者……
勇者だかなんだか知らないが……外地の野蛮な冒険者に……
やはり……閣下に助けを……求めるべきでは……ぶつぶつ……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.2 ]
ありがとう……感謝に堪えないわ。
もし、ラムザに何かあったらティアに顔向けできなかった……。
……安心したら、どっと疲れが出てきたみたい。フフフ、歳ね。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.0 , 6.2 ]
あーーっ、よかったーーっ!
ホント、よかったーーーっ!
あたし、もう心配で、心配で……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
よかったぁ! 皆さん、無事に戻って来られて嬉しいですっ!
悪者をバシッと倒したんですよね? さすがですっ!
冒険者さん、尊敬しちゃいますよ~~っ!
ラムザくんも無事で本当によかった……。
彼、まだ若いけど、役者としても実力はあるし、
戯曲のデビュー作なんて帝都でも高い評価を受けたんですよね。
もうイヴァリース探索の旅も終わりですかね。
彼にはもう危険なことはして欲しくないなぁ~~。
あれ? あたし顔が赤くなってます??
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
さすがだよ! さすがはエオルゼアの救世主! ドマの解放者!
真の英雄というのは、キミのような猛者をいうのだろうね!
感動したっ! 猛烈に感動したっ!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.4 , 5.8 ]
ぼかぁね、あーたのことを骨の髄まで信じていたんだなぁ!
必ずラムザくんを救出してくれるって思ってたよ!
やるなぁ~、かっくいいなぁ~!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 5.9 ]
おかえり! 我が筋骨隆々な相棒よ!
勝利に満ちたその表情、その身体、すべてが美しい!
やはり目指すべき頂点はキミだッ! キミこそすべてッ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.0 ]
おかえりなさい!
あなたとラムザくんが無事に戻れた事を神に感謝しますよ!
いやぁ、ホント、気が気じゃありませんでした!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
ラムザを救い出してくれて本当に感謝するよ!
何度、礼を言っても足りないぐらいさ。
それに聖天使アルテマを討滅するとは、お見事! お見事!
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[ 5.7 , 5.9 ]
裏方の仕事だけじゃなくて役ももらったんだクポ!
配役の名は……イズルード?
よくわからないけどイケメンの役らしいクポ!!
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[ 5.7 , 5.9 ]
兄ちゃん、裏方はモグがバッチリ引き受けるから、
役者としての実力をみんなに見せつけてやるんだクポ!
流浪のモーグリ族の名にかけて、頑張るンだクポ!!
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[ 5.9 , 6.2 ]
きみのおかげでイヴァリースの実在を確認できた。
それに、何よりも我がデュライ家の汚名を雪ぐこともできそうだ。
深く感謝すると共に礼を述べよう、ありがとう!
構想を練っていた「ブレイブストーリー」の続編もあのとおり、
執筆を終え、舞台としてモノになりそうだ。
まだ荒削りだが稽古の感想はいかがかな?
ん? 勇者ラムザの冒険が真実と異なるって?
ああ、たしかに死都ミュロンドで知り得た真相とは異なるね。
だが、あれでいいんだ……広く知って欲しい物語はあれで……。
勇者ラムザの冒険譚は彼ら自身の手で完結させねばならない。
後世に望みを託すという史実どおりの物語もいいかもしれないが、
彼らは聖天使アルテマに勝利し、そして人知れず消えていく……。
そんな物語を観客に……現代を生きる者たちに知って欲しい。
私は、そう考えて脚色したんだよ。
勇者ラムザの物語は永遠に語り継がれることだろう……。
ところで、何か聞きたいことはあるかな?
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[ 5.9 , 6.2 ]
デュライ白書によると、ゼイレキレと呼ばれる大河の中程に滝があり、
その岩肌をくりぬく形で修道院があったと記されている。
とても古い建造物で、誰が何のために建設したのか不明だそうだ。
獅子戦争時の王朝であるアトカーシャ家に繋がりが深くてね……。
もともとは王家に所縁のある「罪人」が幽閉される砦であったが、
いつしか修道院として改築され利用されていたとか……。
獅子戦争終結時にディリータが娶ったオヴェリア・アトカーシャ、
すなわち最後の正当なる王位継承者であるオヴェリア王女が、
幼少の頃から永きにわたり幽閉されていた処でもあるそうだ。
オーボンヌ修道院の面白いところは、
国教であるグレバドス教の観想修道会に属しながらも、
司教の行政干渉を受けない独立した自治権をもっていたところだ。
当時、オーボンヌ修道院では多くの修道女たちが暮らしていたが、
宗教上、禁じられているアルコール、
すなわちワインやエールを製造し販売していたそうだ。
もちろん、修道女たちが自分で飲酒するためではない。
近隣の村や町では飲用に適した水の確保が困難であったため、
その代用品として製造し、販売も手がけていたのだ。
さて、オーランによると、そのオーボンヌ修道院こそが、
勇者ラムザ一行が最後に向かった目的地……と記されている。
何故、そこを目指したのか、詳細は記されていない。
記されていないというより「記していない」のだ。
オーランは故意に記録を残さなかった……。
それはきみが「超える力」で見たとおりだな。
ラムザの遺言ともいえるディリータへの依頼……
すなわち「聖石」の力だけを望む者たちが、
ラムザたちの足取りを追えぬよう歴史から抹消する……。
本来ならばラムザの存在そのものも消すべきなのだろうが、
さすがにオーランはそれを良しとはしなかった……。
だが、最後の目的地だけは遺言どおり記述しなかったわけだ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.2 ]
デュライ白書によると、
その天使様とやらがあの「聖石」を創造し、
この世界にバラまいたのだと記載されている。
……実際のところ、きみが目撃したとおり、
聖天使アルテマが聖石を生み出していたのは事実だったね。
何のために聖石を作ったのか、それは不明だが……。
……以前も説明したと思うが、聖石には二面性があった。
「切なる願い」に起因するのは同じだが、
人々を圧倒する恐怖の力と、人々を救う守護者の力だね。
アルガスやバッガモナンがそうであったように、
その「切なる願い」が「復讐」や「支配」といったものの場合、
ルカヴィと呼ばれる異形の魔物となって具現化されてしまう。
一方、伝承によると、いにしえのゾディアックブレイブは、
傷ついた人を癒やし、時には命をも取り戻したという。
ようは利用する者の心得次第といったところだろうか。
それ故、アルテマと呼ばれる者は、
悪魔とも天使とも呼ばれるようになったのかもしれない……。
……シドのいうとおり、別次元・別宇宙からやってきた者ならば、
我々の価値観で推し量ることなど無意味だろうね。
その存在の意味を我々が理解するのは極めて困難といえる。
……聖天使アルテマは死都ミュロンドに封印されていたわけだが、
それが何故なのかについては更なる研究が必要だろうね。
そもそもミュロンドが異空間にあったというのも気になるし……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.2 ]
英雄王ディリータの統治より遡ること数百年……
神聖ユードラ帝国と呼ばれる絶対君主制国家が、
イヴァリースの地を支配していたという。
帝国の末期は政治が腐敗し、一部の特権階級のみが、
富と権力を支配していたようだ。
民は貧しく、その日の食事に不足する有様だったらしい。
そんな時、わずかな仲間と共に立ち向かう勇者が現れた。
それが初代ゾディアックブレイブと呼ばれる勇者アジョラだ。
彼らは12個の聖石を持っていたというが定かではない……。
帝国との戦いは数十年に及んだようだ。
アジョラは神の御子を自称し、
予言者として民衆の支持を集めていたらしい。
最初はわずかな人数のグループだったが、
次第に大きな組織となり、帝国との戦いが20年に及ぶ頃、
数万の反乱軍を抱える組織へと成長を遂げた……。
詳細は不明だが、とにかくアジョラは帝国に勝利した。
その際、帝国の都であったミュロンドは、
聖石の力で崩壊し、海底へと沈んでいったという……。
勝利と引き換えにアジョラもその命を失った。
後世、アジョラは神と同等の存在として祀られ、聖人となった。
こうして新たな時代の幕が開けた……。
だが、生き残ったアジョラの仲間が意外な言葉を口にする……。
最後の決戦でアジョラは禁断の召喚魔法を用いたという。
そして召喚された何者かが帝都を滅ぼしたらしい。
思うに、その時、召喚されたのが聖天使アルテマだったのでは?
帝国を滅ぼしたアルテマを制御できないことに気づき、
ミュロンドごとアルテマを異空間に封印した……。
いや、これは私のただの推測……妄想でしかないがね。
裏付ける証拠が乏しいが、そう考えると色々と辻褄が合う。
そうは思わないかね?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.2 ]
きみがオーボンヌ修道院で遭遇したという守護者の3人……
勇者ラムザと行動を共にしていた者たちと推測される。
安易にアルテマに近づかせぬよう聖石の力を借りたのだろうね。
きみから聞いた彼らの特徴からその3人の名は、
機工士ムスタディオ、聖騎士アグリアス、
そして剣聖として知られる雷神シドだと考えられる。
ムスタディオ・ブナンザは機工都市ゴーグ出身の機工士だ。
勇者ラムザと共に獅子戦争の裏側で暗躍する為政者らと対峙し、
英雄王ディリータの治世を影から援助したと記されている。
明るいその性格はチーム内のムードメーカーだったようだ。
物怖じしないところもあり、時にはラムザの方針に、
真っ向から反対した事もあったらしい。
銃器の扱いに精通しており、狙撃手として活躍したようだね。
また、破棄された鉄巨人・労働八号を修理したのも彼だ。
さすがはゴーグの機工士といったところかな。
アグリアス・オークスは王家の近衛騎士団に所属する聖騎士だ。
オーボンヌ修道院に幽閉されていた王女オヴェリアの護衛、
さらには教育係として長年、一緒だったらしいね。
王女が黒獅子ゴルターナ公に誘拐された際、救出に向かったが、
誘拐の実行犯であるディリータの真意を知り王女を委ねたようだ。
その後は勇者ラムザの一行に加わり行動を共にしている。
彼女はデュライ白書だけでなくディリータの英雄譚にも登場する。
宮廷を舞台としたラブロマンスの主役として描かれることが多く、
男装の麗人ということもあり女性ファンが多いんだ。
もちろん、それはあくまでも伝承上のアグリアスだ。
デュライ白書では生真面目な騎士として記されており、
守護者となったことからも責任感の強さを感じられるね。
シドルファス・オルランドゥは伯爵位を持つ将軍だ。
「剣聖」の称号を有する剣の達人として知られており、
戦場での豪腕ぶりから「雷神シド」と呼ばれ恐れられたようだ。
オーランの項でも触れたが、養父である彼はオーランと共に、
獅子戦争の裏側で暗躍し、戦争によって利する者を追っていた。
結果、罠にはまり、異端者として将軍の座を奪われてしまう。
処刑直前、勇者ラムザによって救出され、以後共に行動する。
……ディリータの英雄譚では裏切り者として斬首されているが、
ラムザ同様、歴史から消し去るためにそう記されたのだろうね。
「老いてもなおその剣技にかけては誰ひとりとして敵わず、
 対峙する者すべてを屍にするその様はまさに戦神なり……」
デュライ白書にはそう記載されているが、実際、どうだったかな?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.0 , 6.2 ]
しょ……紹介しますね。
彼はクガネの無地鼓座で働いているんですけど、
この劇場艇で働いてみたいって……。

恋心を抱く若者

劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.0 , 6.2 ]
ボクちん……い、いえ、あっしは無地鼓座で裏方なんですが、
異国の舞台装置や演出なんぞを学ぼうと、
いわば留学のためにここへ参りやした!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.0 , 6.2 ]
ほ、ホントですよ~!
そんな疑いの眼差しなんてやめてくださいよ~~!
え? 顔が赤い? もうっ! 恥ずかしい~~!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.8 , 6.2 ]
『貴様たちはオヴェリア様を戦争の道具にしようとしている!
 恥ずかしくないのか!? 犬になりさがっている自分が!
 人間としての誇りはないのかッ!?
……ここはもうちょっと凜とした声が必要ね。
素早く振り向き、視線をやや流しながら向ける……。
そして、台詞……っと。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 6.3 ]
『私たちと貴方たちの間にどんな差があるっていうの!?
 生まれた家が違うだけじゃないの!
『ひもじい思いをしたことがある?
 数ケ月間も豆だけのスープで暮らしたことがあるの?
『なぜ私たちが飢えなければならない?
 それは貴方たち貴族が奪うからだ!
 生きる権利のすべてを奪うからだッ!
……いかがです? あたしの演技?
もうちょっと切実さを増した方がいいかな……?
豆だけのスープ作ってみようかしら……どこかにレシピは……?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.2 , 6.3 ]
『同じ人間だと? フン、汚らわしいッ!
 生まれた瞬間からおまえたちは、
 オレたち貴族に尽くさねばならない!
『生まれた瞬間からおまえたちは
 オレたち貴族の家畜なんだッ!!
                  ……っと。
う~ん、なかなか酷い台詞だ、我ながら反吐が出るよ。
だが、それだけにハートをえぐるようにグサリとくるね。
それにしても何故、ボクがアルガスを演じなければならないのだ?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.3 , 5.9 ]
『何かを成すためには「犠牲」が必要だッ!
 「犠牲」を支払わない限り、人は前へ進まない!
 歴史を作ることはできないッ!
『この腐敗しきったイヴァリースを見ろッ!!
 誰かが変えなきゃいかンのだ!
 たとえ、それが「悪事」と呼ばれたとしてもなッ!!
う~、さすがジェノミスさん!
マッチョでシビれる台詞だね!
演じがいがあるってもんだよ~ッ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.4 , 5.8 ]
新しい舞台も決まって、ようやく劇団も再稼働ってトコっス!
人手が足りないのでクガネから若いモンを集めないと……!
あーたも手伝ってくれませんか? ……いや、ジョークっス!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.0 ]
フランさんのご厚意によりゴルモア大密林で暮らす、
ヴィエラ族の語り部を紹介していただくことになりました!
古来より伝わる調べをお持ちだとかで……。
いやぁ、創作意欲が俄然、わいてきましたよ!
今度の舞台、「ゾディアックブレイブストーリー2」の曲は、
ダルマスカ伝統の調べを中心に作曲していくつもりです!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.4 , 5.8 ]
新しい舞台も決まって、ようやく劇団も再稼働ってトコっス!
人手が足りないのでクガネから若いモンを集めないと……!
あーたも手伝ってくれませんか? ……いや、ジョークっス!!
……そういえばミコトさんがお帰りになりましたね。
シャーレアンに戻るわけではなく、しばらく各地を旅して、
フィールドワークに勤しむとかおっしゃってましたよ!
フランさんやブワジさんもダルマスカに戻られましたね。
彼らは未だ駐留する第IV軍団を相手に抵抗活動を再開するとか。
……難儀なことっスねぇ~~、……死んで欲しくないな。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
オレは逃げ……貴様が追いかける……
オレは兎で…………貴様が狩人ってわけだ……っと。
だが……兎は様々な罠を張って狩人を待ち受ける……うーん……。
おや、これは失礼した。
執筆に夢中になっていたよ……いや、〆切が近いものでね。
暇だからね、いくつか仕事を請け負っているのさ。
さて、何か聞きたいことはあるかな?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.1 , 6.1 ]
フランさんから聞いたんだが、
別途、願い出ていた旧ダルマスカ王国の難民受け入れの件、
エオルゼア同盟と東方連合より承諾の返答があったらしい。
ダルマスカにはレジスタンスに参加する者だけでなく、
子供や老いた者、怪我人など戦闘に不向きな者が大勢いるからね。
軍事支援は無理でもせめて難民だけでも保護してもらえないかと、
両陣営に対してフランさんが打診しており、
幸い両陣営はこれを快諾したというわけだ。
全難民の移動は困難を極めることだろう。
だが、わずかでも戦渦を逃れられる者がいるのであれば、
いずれダルマスカ王国の復興も成るというものだ。
一刻も早くダルマスカ属州が第IV軍団の支配を逃れ、
彼らのもとへ戻ることを切に願うよ。
……おっと、うかつに「切なる願い」と口にしちゃイカンな。