えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

ラムザ・レクセンテール

patch 4.x
10代半ばの少年
ラムザ

10代半ばの少年

劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
やめろと言ったじゃないか、アルマ。
父さんの捜索はボクがやると!
ガレアン人以外に委ねることなんて、できやしない!
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
シドおじさんもお節介は、いい加減にしてください!
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
たしかにボクらは帝国を追われたガレアン人だ。
だからといって、祖国に対する誇りを失ったわけじゃない。
父の捜索は自力でやります、よそ者の手は借りない!
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
だったら、シドおじさんが、手伝えばいいじゃないですか!
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
頭をあげてください、シドおじさん。
わかりましたよ、いいですよ、今回はおとなしく従いましょう。
たしかに、ラバナスタは危険でしたからね。
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
クガネに来る道中で、上空を飛行しましたが……。
かつては、たいそう美しい都だったのが、
今となっては、その面影を窺い知ることすらできませんでした。
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
ええ、必ずそこにいるはずです。
……ちょっと計器類の最終確認をしてきます。
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
[ 5.8 , 6.0 ]
それでは、帝国領土の辺境に位置するダルマスカ砂漠へ移動します。
準備できたら声をかけてくださいね。
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
[ 5.8 , 6.0 ]
では、さっそく、ダルマスカ砂漠へ向かうとしましょう。
あのあたりは気流も荒いので、しっかり掴まっていてください。
え? 帝国軍に襲われないかって?
……ボクらはこれでもまだ「帝国市民」ですよ。
襲われるなんて、あるわけないじゃないですか。
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
ここからは連絡艇を使ってラバナスタへ降下します。
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
ダメだ、おまえはここに残るんだ。
「下」はとっても危険なんだ、わかるだろ?
おとなしくここでボクらの帰りを待っていてくれないか。
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
さぁ、行きましょう!
失われた都 ラバナスタ
父の話だと、このラバナスタは本当に古い都で、
千年以上前から存在していたそうです。
この都は「砂漠の蒼い宝石」として旅人を魅了したとか。
失われた都 ラバナスタ
父は、この都の基部を調べて、
数世代前の王朝がイヴァリースだったと確信したようです。
失われた都 ラバナスタ
ふう、やれやれ……どうして、アンタが、
……たかが芸能記者風情のネコ女がくっついてくるんだ?
おおかた、ボクらガレアン人を、
妄想好きな愚かな民として笑いたいんだろ?
失われた都 ラバナスタ
さて、これで着陸地点の確認もできました。
プリマビスタに戻って、本格的な捜索の準備を行いましょう。
シドおじさんが集めた冒険者たちも、降ろさないといけませんし。
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
[ 6.1 , 6.0 ]
さぁ、改めてラバナスタへと出発しましょう!
失われた都 ラバナスタ
正面に見えるのが、旧ダルマスカ王国の都ラバナスタ……
ボクたちの目的地は、その奥にあります!

な、なんだッ!? 紅い鳥の群れが……!
失われた都 ラバナスタ
橋の上に異形の化け物が……!
それに、この冷気……気を付けてください!
失われた都 ラバナスタ
お見事です、シドおじさんが推薦するだけはありますね。
しかし、あの化け物はいったい……?
失われた都 ラバナスタ
どうやら、シーク族の盗人のようですね……。
住民が去ったのをいいことに、卑しい連中め!

大規模な反乱があったとは聞いていましたが、
この崩壊ぶりは……まさか、先ほどの化け物が……?
失われた都 ラバナスタ
また、異形の化け物が……!
ラバナスタで、何があったというんだ……!
失われた都 ラバナスタ
やりましたね……。
この先から地下に降りられそうです、慎重に先に進みましょう。
失われた都 ラバナスタ
ここにも盗人か……。
異形の存在が徘徊する街で、よくもまぁ……。
失われた都 ラバナスタ
ここは、ガラムサイズ水路……。
増改築が繰り返され、かなり水深が深いところもあるとか……。
失われた都 ラバナスタ
なんて、壮麗な遺跡群なんだ……!
間違いありません、ここがイヴァリースの王都「ルザリア」ですッ!
失われた都 ラバナスタ
ただの妖異や魔物の類いではありませんね……。
この奥には、それだけの秘密があるということか……。
失われた都 ラバナスタ
あなた方に護衛をお任せして正解でした。
さあ、いよいよ最深部です……気を引き締めてください!
失われた都 ラバナスタ
ボクにも感じられるほどの、異様な気配……。
気を付けてくださいッ!
失われた都 ラバナスタ
父さんッ!
失われた都 ラバナスタ
さぁ、もういいだろ! 父さんを解放しろ!
失われた都 ラバナスタ
父さん、しっかりして!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
まだ……意識が戻らないんです……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
ボクがご説明しましょう。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
ボクらの祖先、遠い遠いご先祖様であるオーラン・デュライは、
かつてラムザとともに冒険をし、
最終的には平民王ディリータに仕えた男でした。
オーランはイヴァリースの内乱、ご存じの獅子戦争終結後、
ラムザとそれにまつわる数々の真実を世に出そうとしましたが、
異端審問にかけられ火刑に処せられてしまいました。
オーランが記した真実の書「デュライ白書」は、
当時の宗教界の手により「禁書」として封印されたそうです。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
これがその禁書「デュライ白書」です。
正確にはオーランが書いた草稿の写しと語り継がれていますが。
本物はどこかへ封印されてしまったとのことですからね。
だけど、ボクら一族にはこの写しが継がれてきました。
異端者として処刑されたオーランの名誉を取り戻すためにと。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
残念なことに、この写しの文字は、
今では読むことすらできない古代イヴァリース語です。
父さんは……いえ祖父や曾祖父、ボクらの一族は、
長年にわたる研究の末、一部を解読することに成功しました。
ですが……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
大丈夫さ、父さん、まだこの「デュライ白書」の写しがある。
今までの記憶を元に、解読できそうなところを、
頑張って翻訳しよう!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
「デュライ白書」の写しから解読できそうな箇所を、
見つけたら、またお呼びしますね。
……安心してください、ちゃんと連絡しますから
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.3 ]
現在、記憶を頼りに「デュライ白書」の未着手部分、
特に、今回、盗賊……バッガモナンとその一味に奪われた、
聖石ドゥマに関連しそうなところを解読中です。
父の研究メモや自分のメモに解読に役立ちそうな情報が、
残っていたのが幸いでした。
もうしばらく時間をください!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
「切なる願い」を吸収……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
バカなことを言うんじゃない、アルマ!
そんな声、聞いたことなんて一度もないぞ、ボクは!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
おまえがこの調査を嫌っているのは知っている。
だが、この行為は我々レクセンテール家の……
いや、アラズラム家の悲願なのは分かっているだろうッ?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
だいたい、おまえは…………
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
え???
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.0 ]
……どこから入ってきたんだ?
突然、出現したように思えるのだけど??
そもそも、コレは……生き物?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
き、貴様は………?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
これが……モーグリ族……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
何をバカなことを!
ボクらマジェスティックは帝国随一の演劇集団。
帝国人どころか人間でもない貴様が入れるわけないだろうッ!
許可を与えていないのに劇場艇に侵入したかと思えば、
舞台俳優だって? ハッ、まったく笑えるヤツだよ!
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…………。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
クポクポ、五月蠅いんだよ!!
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モーグリだかなんだか知らないが、
帝国市民でもない貴様に、いや人間ですらない蛮族に、
演劇の何がわかるというんだッ!
たとえ演技ができたとしても、
英雄ディリータは戦場で剣を振るった歴戦の勇者。
魔物の1体も倒せぬ「毛玉」にできるものかッ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
フンッ、やれるものか!?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
すぐに戻ってくるさ。
いや、ネズミ1匹倒せぬおのれを恥じて、
住処に帰るんじゃ? ハハハッ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.0 ]
すみません、お見苦しいところを……。
あそこまで言うつもりもなかったのですが、つい……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
アルマを解放しろッ! さもなくば、貴様たちを!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
白々しい嘘を!!
どうせここから逃げることはできないんだ!
さぁ、諦めてアルマを放すんだ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
ほっときましょうよ、こんな連中!
ラバナスタで父さんをひどい目に遭わせた盗賊ですよ!
こんなトカゲなんてさっさと追い出すべきですよ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
貴様たちも見ただろう?
ラバナスタの深部……王都ルザリア遺跡に現れた、
アルガスという名の異形の者を!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.0 ]
リドルアナ大灯台とはいったいどんな所なんでしょう?
……って、貴女に聞いても仕方ありませんよね。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.0 ]
お疲れ様でした。
こちらも予想外の事実……だといいんですが、
とにかく、イヴァリースに繋がるヒントを発見しましたよ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
ここまでは皆が知るリドルアナ大瀑布と大灯台に関する情報です。
この灯台がイヴァリース伝説とどうつながっているのかを、
父とふたりで調べてみました。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
残念なことに「リドルアナ」という地名はおろか、
似た単語を発見することはできませんでした。
では、リドルアナ大灯台とイヴァリースは無関係なのか、
そう考えますよね? でも違うんです、
ひとつ大きな点を見逃していたんですッ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
時代が違うのだから同じ名称ではないはず、そう考え、
現代史とボクたちが調べたイヴァリース史を比較したのですが、
やはりそれらしき単語を発見できず……!
そこで気づいたんです!
そもそも、「リドルアナ」と呼ばれる大穴が、
デュライ白書には存在していないことを!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
バルナード海に関する記述は確かにあるので、
こう推測することができます……。
イヴァリース時代にその大穴は存在しなかった……と!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
とにかくリドルアナ大灯台へ行ってみましょう。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.0 ]
準備はよろしいですか?
バルナード海へ劇場艇を移動させます!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.0 ]
►ごめん
わかりました。
準備ができたら声を掛けてくださいね。

►バッチリだ
では、出発しましょう!
リドルアナ大瀑布
ここがリドルアナ大灯台か……。
なんとも禍々しい気を感じるな……。
リドルアナ大瀑布
ボクはちょっと調べたいことがあるのでここに残ります。
バッガモナンの捜索にはこれを使ってください。
リドルアナ大瀑布
リナさん……?
リドルアナ大瀑布
何が……何が起きているんだ……?
まさか…………聖石ドゥマが……?
リドルアナ大瀑布
何があったのかわかりませんが、
いったん、劇場艇へ戻りましょう!!
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
[ 6.1 , 5.9 ]
まさかバッガモナンが聖石に取り込まれることになるなんて。
想定外の出来事でしたが、
盗賊という悪事に手を染めた者の末路……ということでしょうか。

封じられた聖塔 リドルアナ

Lv
70
patch4.3
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
こちらも確信を得ましたよ。
父さんの仮説どおりでした。
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
はい、伝説の機工都市ゴーグでした!!
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
ガレアン族はもともと7つの部族が集まり、
共和制ガレマールを建国したとされています。
そのひとつがゴーグの民だとしたら?
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
ダルマスカに存在した幻のイヴァリース国の伝説が、
どうしてガレアン族に伝わったのか、それが不思議でした。
ですが、機工学に優れたゴーグの民が、
始祖の七部族のひとつだと仮定したら、
この謎も解ける気がします!
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
アルマが盗んだとでも言いたいのか?
どうやってアンタたちの首領から盗めるって言うンだ!?
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
父さんは……ガレアン族としての誇りを……!
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
いえ……いいんです。
劇場艇プリマビスタ・ブリッジ
[ 6.1 , 5.9 ]
ラバナスタの地下には幻の都ルザリアがありました。
ゴーグはすでに滅びこの世に存在していないようですが、
その片鱗でもこの目で確認できたら……いや確認しないと!
封じられた聖塔 リドルアナ
消えたバッガモナンを探すとなると、
やはり、大灯台の内部を調査するしかないようですね……。

なんだ、あの化け物は……!
バッガモナンが目覚めさせたとでも!?
封じられた聖塔 リドルアナ
扉の封印が解かれたようです。
これで大灯台の内部を調べられそうですね……。
封じられた聖塔 リドルアナ
すごい規模だな……。
ゴーグの機能を流用しているようですね。

内部の機構は、まだ生きているようです。
転移装置を利用してみましょう。
封じられた聖塔 リドルアナ
あれは……大灯台の防衛機構?
邪魔をしてくるようなら、排除してくださいッ!
封じられた聖塔 リドルアナ
すさまじい熱気だ……。
これが大灯台の光源だったとでも……!?
封じられた聖塔 リドルアナ
こちらにも転移装置があるようですよ。
封じられた聖塔 リドルアナ
こ、ここは……建築様式こそ大灯台と同じだが……
この息苦しさ、空気の薄さは……?

機構が作動した?
どうやら、進路が開けたようですね。
封じられた聖塔 リドルアナ
あれはゴーレムの類……?
いや、読めてきたぞ、ここがどこなのかも……。
封じられた聖塔 リドルアナ
防衛機構の親玉といったところですか……。
慎重に対処してくださいね。
封じられた聖塔 リドルアナ
確信が得られましたよ……。
ここは伝説に記された機工都市ゴーグの遺構です!
封じられた聖塔 リドルアナ
これは……母さんの形見のネックレス……?
いや、奴らが話していたバッガモナンのものか……?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
アルマ……どこだ、アルマ……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
父上、そのとおりです。
このふたつのネックレスは、
私たちをイヴァリースへ帰還させようとしているのです……!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
ありがとう、アルマ、もう大丈夫だ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
ラムザ・ベオルブ……
名も無き英雄として歴史の闇に葬られたラムザ・ベオルブ、
おそらくその人ではないでしょうか。
もちろん、王都ルザリア、機工都市ゴーグへと導いたのは、
ただイヴァリースへ案内したかったわけではないでしょうね。
何かの理由があって………
おそらく、私たちに試練を与えて試しているのでしょう。
イヴァリースに帰還するに値するかどうかを……!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
そうですね、ミュリラーさん、
貴女が不審に思われるのも当然でしょう。
でも、私にはわかるんです、確信があります!
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何を言ってるんだい、アルマ。
心配をかけてゴメン。
私はもう大丈夫だから。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
父上、このふたつのネックレスがここにあるのは、
まさに神の啓示、私たちの調査が正しいことを証明しています!
そして、聖石オティスがあれば更に研究が……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
……急にめまいが。
あ、ありがとうございます。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
大丈夫……ボクなら大丈夫だ。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 5.9 ]
信じていただけないとは思いますが、ボクには確信があります!
ネックレスを託したのはラムザ・ベオルブその人です!
それを証明してみせましょう、お待ちください!

ダルマスカのレジスタンス

Lv
70
patch4.5
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
……リナさんからお聞きになったのですね。
心配をおかけしてすみません。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
ここ最近、体調を崩してしまい、床に伏せがちなのです。
ただ、薬師によると身体に特に異常はないそうでして……。
慣れぬ異国の地で、疲れが出たのでしょうか……。
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アルマッ!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
ダメじゃないか、寝ていないと!
部屋に戻って横になるんだ、さぁッ!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
►次の目的地
「流浪のモーグリ族」の好奇心を侮るなかれ……
といったところでしょうか。

►アルマが心配
ご心配をおかけしてすみません。
アルマはベッドで眠りに就きました。
……話を戻しましょうか。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
モンブランとハーディのふたりは実に有能ですよ。
我々の知らないダルマスカの歴史や生活習慣、地域情報など、
ふたりのおかげでデュライ白書との照合が飛躍的に進みました。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
謙遜の必要はないよ、ハーディ。
ボクはキミたちに対する偏見を捨てたんだ。
キミたちの助けがあってこその研究成果だよ、ありがとう。
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たとえイヴァリースがおとぎ話などではなく、
実在した歴史上の王国であることを証明したとしても……
その点についてデュライ白書が「真実」だとしても意味がない。
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そうですッ!
ルザリアやゴーグで目撃したルカヴィと呼ばれる異形の者、
あれこそが「聖石がもたらす災い」ッ!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
「切なる願い」によってルカヴィと化した者たちがもたらす悲劇!
勇者ラムザは獅子戦争の影で、邪な想いにその身を託した彼らを、
そう、あの「聖石」を排除しようとしていたのですッ!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
デュライ白書によると、
そこに「聖石」を生み出す元凶たる者が封印されていたようです。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
デュライ白書によると、ゼイレキレ大河の中程に滝があり、
そこにオーボンヌ修道院があったと記されていました。
ですが、現在のダルマスカにその地名はありません。
前回同様、デュライ白書と照会したところ、
ゴルモア大密林と呼ばれるジャングルを流れる大河が、
そのゼイレキレ大河であることまでは突き止めました。
これもすべてモンブランとハーディ兄弟の協力があってこそ。
彼ら流浪のモーグリ族が持つ知識には大いに助けられています。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
それが…………。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
もう少し時間をください。
手がかりを見つけて候補を絞り込みますので……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.0 ]
モンブランとハーディのおかけで、
ダルマスカに関する情報を多く得ることができました。
本当に感謝していますよ。
え? モンブランとハーディですか?
ええ、たしかに最初はモーグリ族に何ができるのか、
お恥ずかしながら、そう考えていたのは事実です……。
それもこれも、ガレアン族こそがナンバーワン……
そんなつまらない驕り、思い上がり、自惚れに、
いつの間にか支配されていた……そう気付いたのです。
どうしてなんでしょうね……。
帝国を追われたことで自尊心が傷つき、他民族を見下すことで、
心のバランスを保とうとしていたのかもしれません……。

ゴルモア大密林の古代遺跡

Lv
70
patch4.5
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.0 ]
なるほど……。
ですが、その申し出はボクらでは如何ともし難く……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.0 ]
ボクには何の力にもなれない……それが悔しい……。
オーボンヌ修道院までたどり着ければ……きっと……。
すみません、貴女にすべてをお任せすることになって……!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
それにしても、「レンテの涙」の幹部、フランさんは何故、
断られるとわかっていて無理な要求をしたのでしょうね?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
あ、あなたが……フランさん……?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
ありがとうございます、フランさん。
ご協力に感謝致します!
さぁ、父さん、早速、劇場艇を移動させましょう!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
アルマ!?
大丈夫なのか? 寝てないと……?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
正気か、アルマ、同行するだって!?
……具合の悪いおまえを連れて行けるわけないだろう!?
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
な、ナニィッ!!???
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
そんな二択、選ぶ必要もない!
死んだ者より、生きている者が大切に決まっている!
そうでしょ、父さんッ!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
アルマッ!!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
クソッ!! クソォッ!!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
急ぎましょう、ゴルモア大密林へ!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.0 , 5.9 ]
準備はできてますよねッ?
ゴルモア大密林へ劇場艇を移動させますッ!!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 6.0 , 5.9 ]
►いいえ
……わかりました。
準備ができたら声を掛けてくださいねッ。

►はい
ハイッ、急いで出発しましょう!
劇場艇プリマビスタ、発進ッ!!
ゴルモア大密林
アルマッ!!
ゴルモア大密林
アルマァァァァァッ!!
ゴルモア大密林
「魔」よ、去れッ!!!

楽欲の僧院 オーボンヌ

Lv
70
patch4.5
楽欲の僧院 オーボンヌ
ありがとうございます……。
助けてくださったんですね……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.0 ]
最後の最後まで貴女には本当にお世話になりました。
この命を救っていただいたこと、一生、忘れはしません!
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
デュライ白書はたしかに真実の書でしたね、父さん……。
ボクらはオーランが愚かな異端者でないことを確認できました。
あとはこれをどうやって世に知らしめるか……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
だけど、父さん、それではオーランが……。
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
ボクらが聖石ヴァルゴに導かれ、その意思と記憶を受け継いだ。
同じように、父さんの書く戯曲が残る限り、
勇者ラムザとその一行は永遠に語り継がれるんですね……。
劇場艇プリマビスタ
はい、監督ッ!

ラムザ

劇場艇プリマビスタ
異端者だからな…… イヴァリースにいても追われるだけだ……
だから…… ふたりで旅に出よう

ラムザ

劇場艇プリマビスタ
ボクらは使命を果たした…… 災いの元凶たる「魔」を退治した
大空を飛ぶ鳥のように これからは「自由」に生きよう!

ラムザ

劇場艇プリマビスタ
ボクらは ベオルブの名を捨て ただひとりの人間として生きる
誰にも縛られずに 「運命」とも距離をおいて 己が道を進むんだ

ラムザ

劇場艇プリマビスタ
大丈夫さ ボクらには まだ時間がたくさん残されている
いずれ 新たな友人や家族ができるだろう
子供ができたら いつか その子供に教えてあげよう あの冒険を!
そして 子孫へと この冒険譚は語り継がれていく……

ラムザ

劇場艇プリマビスタ
消えゆく記憶を その剣に刻み

ラムザ

劇場艇プリマビスタ
物語は剣より語られ 石に継がれる

ラムザ

劇場艇プリマビスタ
今 その物語を語ろう…………
劇場艇プリマビスタ・大道具部屋
[ 5.9 , 6.0 ]
父の新しい戯曲はいかがでしたか?
まだ稽古中なので、台詞も構成もまだ変わるとは思いますが、
ボクは面白いと思ってます……手応えを感じていますよ。
……ボクは父を尊敬しています。
自分の護るべき規範をしっかりと持っている父を。
帝国を追われた今も父が間違っているとは思いません……。
ですが、この異国の地で何ができるんだろう……
追われたボクらに何ができるんだろう……
今までの努力は何だったのだろう……。
何かをやったとしても認めてもらえないのではないか……
文化の異なるこの遠い異国でボクらの才覚や努力を、
この劇団の力を認めてくれる人はいるのだろうか……。
……ほんっと、子供ですね、ボクは。
ずっと不安だったんです、帝国を離れてからずっと…。
その不安から逃れようと皆さんに尊大な態度をとってしまった。
あとから聞きましたが、どうやら母の形見のネックレス……
聖石ヴァルゴに込められた勇者ラムザさんの魂に触れた瞬間、
覆っていた「恐れ」や「怒り」といった鎧を溶かしてくれた……。
今は心の底から帝都を離れてよかったと考えています。
あのままだと狭く閉じた世界しか知らず、
高慢で尊大なまま、人間として成長を止めたままだったでしょう。
モンブランやハーディ、ミコトさん、リナさん、シドおじさん、
ブワジさんにフランさん、そして貴女……。
みなさんに感謝します。
……いつか、ボクは貴女の物語を書いてみたい、
貴女がこれまで経験してきた出会いや別れ、戦い……
きっと素晴らしい物語になるんじゃないかな……。
また、ここを訪れてくださいね。
そして、貴女の冒険譚をボクに聞かせてください。
貴女はボクを成長へと導いてくれる師範、その人なんですから!