貧民の情報を聞くついでに、
「埋葬を待つ遺体」を運んできた?
……では、遺体の埋葬が先だ。
空きの墓なら、左手の坂を上ったところにある。
運んだ後に、心をこめて土をかけるんだ。
彼の墓は、左手の坂を上ったところにある。
……さて、貧民の行方を捜しているんだったか?
あいにく、俺は何も知らん。
……だが、貧民と仲の良い司祭「オルセン」様に聞けば、
何かわかるかもしれん。
彼女は教会内にいるから声をかけるといい。
……俺はどうせ役には立たん、さっさと行け。
これは……蒸留器か。
……そう、錬金術師が蒸留に使う道具だ。
これでメシの煮炊きを……?
やれないことはないが、どちらにせよ修理しなくては……。
だが修理には「オーナメンタルハンマー」が必要だ。
そうだな、「キャンプ・ドライボーン」に売ってるだろう。
それには「オーナメンタルハンマー」が必要だ。
持ってきてくれたら、修理してやるよ……。
……持ってきてくれたか。
わかった、修理してエドワードに返しておこう。
この程度なら朝飯前……のはずだ。
……それにしても、この懐かしさは何だ?
ハンマーが、やけに手に馴染みやがる……。
俺は昔……こんな仕事を、していたのか……?
こいつは時計、しかも持ち運べる「懐中時計」ってやつだ。
ドライボーンに収容された遺体が持っていたんだが……。
でも、壊れてしまっている……。
……持ち主の死とともに、時計の時間も止まってしまった。
死者を生き返らせるのは無理だが、これなら俺が……。
……これを修理するには、専用の道具が必要だ。
先細のタガネと小さなヤットコ。
ウルダハの彫金師ギルドや商店で手に入るだろう、頼めるか?
……何かあったら、俺に言ってくれ。
すぐ修理に取りかかってみよう。
持ち主の時は止まっても、世界の時は動き続けている……。
しかし……なぜだ?
どうしてなんだ?
……なぜ俺は……時計を直せる?
精巧に重なりあうゼンマイやアンクル……。
緻密なトゥールビヨン脱進器の鼓動……。
すべての構造を……なぜか俺は知っている。
そして俺の手が、修理法を憶えている。
……なぜなんだ……。
……すまん、少し疲れたようだ。
この時計を「エルネド」に渡してくれ。
彼女は今、この時計の持ち主を弔っているところだ。
どうしたんだ?
これは……ジュースか。
どうして、こんなものを俺に?
……お手伝いのイルカムさんから……。
悪いが、今の俺に必要なのは……ああ、いや……。
……そうだ。
このジュースは、イリュド神父にお渡ししておこう。
神父は大変お忙しいようだ、きっと喜ぶだろう。
……お前に相談がある。
最近、どうも誰かに見られている気がするんだ……。
……何と説明すべきかわからないが、
女性からの視線ではない……と思う。
……監視されている……という言葉が正しいだろう。
ついさっきも視線を感じたんだ。
そいつは、教会周辺の墓に潜んでいるようだ。
すまないが、様子を見てきてもらえないか。
……襲われただって?
穏やかじゃないな……大丈夫だったか?
……しかし、いきなり得物を振り回してくるとは、
やはり俺は監視されていたのか……?
しかし、記憶のない俺を見張るとは……。
……まさか俺の過去に関係が……?
……いずれにせよ、教会の周りに、
そんな物騒なヤツが居るのは危険だ……。
「イリュド」神父にも伝えておいたほうがいいな……。
俺はお前を……。
……ああ……あ……。
もしや、それは……?
……ああ……あ……。
そこに俺が居る……必要とされている俺が……。
何ひとつ思い出せないのに、
なぜ、こんなにも懐かしい気持ちになる……?
いくらか視線が和らいだ気がするな……。
だが、ときどき妙に熱い視線を感じる……。
何だ……また帝国兵か……?
俺にも何か、できることがあればいいが……。
俺にできることはないかと思って、
ここで調薬用の蒸留器の修理を手伝っていたんだ。
……道具の直し方は、はっきりわかるというのに、
エンタープライズでここへ来たことも思い出せない……
もどかしいな。
飛空艇を取り戻すことに繋がると信じて、お前に頼みがある。
「アイススプライト」を倒して、
「アイススプライトの核」を6つ集めてきてくれないか?
蒸留器を使いやすく改造してやろうと思ったが、
この寒さでは、すぐに凍りついてしまうからな……。
アイススプライトの力を、凍結防止に利用するんだ。
それがあれば作業は終わる。
大改造は、無性にたぎるな……ふぅ……。
あいつは、俺たちに恨みでもあるのか!?
あの異端審問官がいるかぎり、らちが明かない……。
……何か、対策を立てる必要があるだろう。
……このまま無策に動いても、また邪魔をされるだけだろう。
一度、ギイェームについて調べてみてはどうだろう?
お前は、この前哨地で聞き込みをしてくれ。
そうだな……4人くらいに聞けば十分だろう。
結果は、広場の「彼」に伝えてくれ。
その……地道な手伝いは性に合わなかったみたいでな。
自分の出番を……いや、機が熟すのを待っていたようだ。
……しかし、あのドラゴンはどうする?
ドラゴンが目覚めたのか!?
何とかなりそうだ。
記憶を失っていても、体は覚えている……。
やはり、これは俺の船なのか……。
……くッ、ダメだ。
思い出せん……。
……いくぞ。
冷えた心の内に、火が灯るような……
こいつを早く修理してやりたくて仕方ないんだ。
この船をみていると、何だか落ち着かなくてな。
やはり俺は、この船……。
「エンタープライズ」を知っているようだ。
この船は、たぶん本当の姿ではない。
基本的な修理や改修は、部品さえあれば何とかなるだろう。
……しかし問題は、その嵐だ。
どれほどの規模のものかはわからないが、
いずれにせよ、立ち塞がる風壁をどう突破するか……。
そうか、その手があった。
俺にアイディアがある。
「偏属性クリスタル」を使うんだ。
発見できれば、ガルーダの風壁の力を弱めるだけでなく、
青燐機関の燃焼力を高めることもできるだろう。
俺の見立てでは、この船の本来の性能に加え、
「偏属性クリスタル」を用いた属性変換機構を組み込めば、
どんな嵐だって突破できるはずだ……。
「ランベルタン」というエーテル学者が居る。
聖アダマ・ランダマ教会で何度か話したことがあってな。
「偏属性クリスタル」の知識も、そこで得たものだ。
彼なら、何か教えてくれるかもしれない。
ほかの偏属性クリスタルは、ランベルタンから届いている。
残りは、そいつだけだ。
……偏属性クリスタルがそろったな。
これで、この船は本当の姿を取り戻し、
どんな嵐も突破する力を、手に入れられるだろう。
この仕事は俺にしかできないこと。
……そうなんだろ?
やってみせるさ。
「エンタープライズ」を蘇らせてみせる。
……少し時間をくれ、さっそく属性変換機構を作ろう。
エンタープライズ……。
俺が居た……必要とされる俺が……。
お前が集めてくれた偏属性クリスタルを組み合わせ、
属性変換機構を作った。
まず、蛮神「ガルーダ」の風壁を、
ラノシアのクリスタルで、風から水属性に変換する。
それを、黒衣森のクリスタルで水属性から土属性に変換。
最後にザナラーンのクリスタルで、
土属性から火属性に変換……している。
……つまり、3つの「偏属性クリスタル」を直列に繋ぎ、
属性を連続で変換させることで、
「風属性を火属性に変換」したんだ。
少々大変だったが……
あとは、この船に組みこむだけだ。
……やはり、不思議だ。
自分では何も思い出せないのに、手がすべてを覚えている。
そして、作業に没頭していると、何故か心が浮き立つんだ。
……さっそく属性変換機構を
エンタープライズに組みこむとしよう。
この船を本当の姿に蘇らせるために……。
……ッ!?
エンタープライズで……大空を駆けていた。
お前たちのような、勇敢な冒険者を乗せて……。
いつから着けていたんだっけな。
もっと「坊ちゃん」みてえな格好してたっけ……。
みんなに褒められるのが嬉しかったな。
親父に近づけた気がして。
そして、親父の背中を追うように、
魔導技術を学び、機工師になった。
ミド・ナン・ガーロンドと話さなくなったのは。
そうか……。
野郎が「メテオ計劃(けいかく)」に
のめり込みはじめてからだ……。
アイツが俺の後見人を買ってくれたのは。
しかし、結局はアイツも……。
ガイウス・ヴァン・バエサルも侵略者に成りはて、
失望した俺は帝国から逃げ出した。
ガーロンド・アイアンワークスを立ち上げた。
そうだったな、この時からだ。
このゴーグルを着けるようになったのは。
俺はエオルゼアで、さまざまな人々、冒険者と出会い、
親父を狂わせた「メテオ計劃」と戦った。
技術が、自由のためにあるってことを。
そして、それを認めさせたかった……。
救いたかったんだな、俺は、親父を。
このゴーグルは、その決意の証だったじゃないか。
この風を……この空を……。
あれは、お前なんだろ。
ありがとよ。
生粋の帝国人……ガレアン族はな、
額に「第三の眼」なんてのを持ってんだ。
そのためかね。
なんとなくわかるんだよ、感覚的にだけどな。
戦場に送るための船だ!
俺は、この船の主であることを、
この船で飛べることを誇りに思うぜ!
面倒をかけちまった。
ガーロンド・アイアンワークスの代表、
シド・ガーロンドだ!
行くぜ!
蛮神「ガルーダ」をぶっ飛ばしによ!
今の今まで、お前に気付かなかったなんて。
俺たちは、5年前の戦いを
ともに駆け抜けた戦友だというのによ。
ほかのヤツらには、お前が生きていたことを
しばらく黙ってるつもりだ
この状況だ、5年前の英雄が生きていたなんて知れりゃ、
各国は大混乱。
お前も身動きが取れなくなっちまうだろう。
なに、ほかでもない俺が思い出したんだ。
それで十分だろ?
お前は特別な存在だ。
いつかきっと、みんな思い出すさ。
それまで、俺が付いててやる。
見えてきやがった!
準備はいいか!?
ヘッ……相変わらず、いい返事だぜッ!!
ヒャッハー!!
グリダニアへ戻りたいのか?
……さっそく「ハウリングアイ石塔群」へ向かうか?
酷薄な顔をしてやがる……。
……いや、[player]。
あそこを見てみろ。
ヤツら、ほかの蛮族どもを捕らえてやがる。
……蛮神「ガルーダ」への生贄のつもりか。
こうやって空を飛び、お前の懐に入ることができたんだ!
そして、このままお前を討つことだってできる!
お前は、蛮神「ガルーダ」を倒せ!
引くぞッ!
帝国軍第XIV軍団を率いる軍団長……。
つまり、エオルゼア侵攻軍の長だ!
まさかこんな切り札を……。
俺が記憶を失っている間、
帝国軍とは膠着状態だったんじゃなかったのか?
ガイウスめ、何を企んでいる。
しかし、蛮神を吸収したあの兵器……
ガイウスめ、何を企んでいやがる……。
クソ……あの石頭のバカ狼が。
こんなこと、いつまで続けようってんだ!
久しぶりだな!
……アラグ文明の遺産とはいえ、
あのようなものが存在していたとはな。
間違いない、ビッグスとウェッジだ!
よかった……あいつら生きていたんだな……。
ヤツらもいっしょに助ける訳にはいかないか!?
……ワガママを言っていることは理解している。
しかし、これからの戦いに、
ヤツらの力もきっと必要になる!
……待ってろよ、ビッグス、ウェッジ。
きっと助けてやるからな!
どうだ、ヤツらの情報は、何か得ることができたか?
さすが、[player]だ!
感謝するぜッ!
俺も「ゼーメル要塞」周辺を探したが、
見つけることはできなかった。
西の方に逃げたのは間違いなさそうなんだが……。
いや、イダとヤ・シュトラも探してくれている。
きっと見つかるさ。
……そうだな、まだその辺りは、
帝国兵がうろついている可能性があるな。
そこから西に「秘石の塔」という石塔があるはずだ。
帝国軍もさすがに少数では、イシュガルドの拠点に
近づきはしないだろう。そこで落ち合うぞ。
……お前たち、よく無事で!
来るのが遅くなって悪かったな。
砂の家が襲われた時、何があった?
……それで、お前たちは、
どうやって脱出してきたんだ?
……そういうことに頭が回るのは、
大戦の時から変わんねぇな。
ふたりを助けてくれて恩に着る。
本当にありがとうよ。
いろいろと疑問は残っているが、
とにかく、こいつらは戻ってきてくれた。
次は、ミンフィリアを救出する番だぜ。
「ガーロンド・アイアンワークス」の再始動ってわけだ!
……野郎ども、気合入れていくぜ!
あの2人……ビッグスとウェッジに、
こうやって、また会わせてくれたんだからな。
待たせちまったな、次こそミンフィリアの救出だ。
ミンフィリアが捕らえられているのは、
帝国軍の軍事拠点「カストルム・セントリ」だ。
まずは、ここから南東に進んでモードゥナへ行くぞ。
谷間に「レヴナンツトール」という冒険者キャンプがある。
あそこには、モードゥナ方面を統括する、
冒険者ギルドがあるはずだ。
その顔役に話を聞こう。
冒険者ギルドには、さまざまな情報が集まる。
きっと何かしらの情報が聞けるはずだぜ。
さあ、モードゥナの「レヴナンツトール」に向かおう。
次は「暁」の仲間を助けてやらないとな。
……だから、正面から堂々と侵入すればいい。
帝国の兵器である「魔導アーマー」を奪う。
その上で、俺たちが帝国兵に変装し、
魔導アーマーを伴って要塞へ行けば、
正面からでも潜入することは不可能ではないはずだ。
そしてミンフィリアの奪還、必ず成功させようぜ!
「帝国軍あざむき作戦」について話しておいた。
予定どおり「魔導アーマー」を手に入れ、
俺たちが帝国兵に変装して、
正面から「カストルム・セントリ」に侵入する。
魔導アーマー奪取の方は、
グラウムントが別途計画を立ててくれている。
それまで、俺たちは別の準備だ。
さて、やるか!
ビッグスとウェッジの救出を手伝ってくれた分、
はりきってみせるぜ!
グラウムントが計画を立てている間、
俺もやっておきたいことがあるんだ。
だが、ここは敵の玄関先。
「魔導アーマー」を奪ったとしても、通信されちまったら、
帝国兵に成り代わって潜入するって計画が台無しだ。
そこで、万が一のために、
帝国軍で使われている「雷波通信」に対する
妨害装置を用意しようと思う。
幸い、この近くにある「偏属性クリスタル」に、
火属性を雷属性に変換する作用があることがわかった。
こいつに細工して、周辺に妨害雷波を放射させる。
ああ、すまない……簡単に言えば、
大きな音を出して小さい音を消すってことだ。
妨害するのは帝国の通信だけだから、安心していい。
十分な雷波を放射させるため、
特に力の強い偏属性クリスタルに細工をしたい。
調査用の装置を貸すから、クリスタルの反応を調べてくれ。
目星をつけていたクリスタルを地図に記した。
強い雷属性にはプラズモイドが
引きつけられてくるから、気をつけて調査してくれよ。
……調査を終えたら「雷波測定器」を返してくれ。
……なるほど、4ヶ所が使いものになりそうか。
これなら十分だ、助かったぜ。
まぁ、使わないですむことを祈るばかりだがな。
魔導アーマーを奪取するなら、
技術屋がいたほうがいいだろうと思ってな。
……見ろよ。
丁度おいでなさったようだ。
魔導アーマーを奪うには、機能を停止させるんだ。
少しの故障は構わない。
邪魔な帝国兵を蹴散らしたら、魔導アーマーを狙え!
魔導アーマーの出力が上がった……!?
気をつけろ、攻撃を食らうと手痛いぞ!
そろそろか……鉄くずになる前に止まってくれよ!
これで「魔導アーマー」は手に入ったな!
……しかし。
こいつはちょっと、やりすぎちまったようだ。
ビッグス、ウェッジ!
どうだ、何とかなりそうか?
いったん整備のために、
「レヴナンツトール」に持ち帰るとしよう。
俺たちは先に帰っておく。
お前も、気をつけて帰ってきてくれ。
「魔導アーマー」の損傷箇所を一通り調べてみたが、
制御装置を除けば、たいした損傷はないようだ。
ビッグスとウェッジに任せておけば、
すぐにでも修理してくれるだろうぜ。
2人とも、新しい「オモチャ」を楽しんでいるからな。
完了まで、それほど時間もかからないだろう。
……ただ、ひとつだけ問題があってな。
やはり制御装置に使っている、
魔導コアの損傷が激しいようだ。
……もともと、これは脆い部品でもあるからな。
……コアとは、いわば頭脳だ。
このまま無理に使い続けることもできなくはないが、
入れ替えておいたほうが得策だろう。
このエオルゼアで帝国製と同じコアを作ることは難しいが、
ウェッジが何か思いついたと言っていた。
話を聞いてみてもらえるか。
青燐機関を動力源とする機動兵器の総称だ。
こいつは中でも「リーパー」という型にあたるんだ。
ガーロンド・アイアンワークスの名にかけて、
きっちり修理しないとな。
コアには感情なんざ存在しないが、
まぁ物に感謝するってのは、たしかに大事な心がけだぜ。
……この「魔導アーマー」は、
制御装置が操縦補助をしているんだ。
これがないと、細かな足回りの操作まで、
全部手動で操縦しなくちゃならん。
……そうなりゃ、操作に慣れるまで数年はかかる。
お前が手に入れてくれた魔法人形のコアは
しっかり動いてはいるんだが……。
なぜか、現状だと半分も補助できていなくてな。
こいつが「眠っている」原因はわかるか?
クソッ、さすがにバレちまったか!
いいか、なんとしても「魔導アーマー」を守るんだ!
お前らには壊させねぇ!
……これで、準備が整ったな。
いよいよだぜッ!
帝国の要塞「カストルム・セントリ」に潜入して、
ミンフィリアを助けだすぞ!
最終調整が残っているが、これはすぐに終わるだろう。
すべての準備は完了……!
さて、我らが姫様の救出に向かおうぜ!
そろそろ出発するぜ。
ちょうど、これから出ようと思っていたところだ。
いったい帝国にどんな恨みが……?
ああ、すまない。辛い思い出なら言わなくても……。
「カストルム・セントリ」を攻めに行くわけじゃない。
帝国が憎いんだろう?
なんなら、いっしょに……。
……こんな戦い、一刻も早く終わらせるんだ。
エオルゼアの民のためにもな……。
まずはミンフィリアを助ける。
そして、戦いを終わらせる。
……俺たちの手で!
これから「カストルム・セントリ」に侵入して、
ミンフィリアを救出する。
俺とビッグス、それにウェッジの3人は、
先行して「カストルム・セントリ」の付近に控えておく。
お前も、準備ができたら来てくれ。
おっと、帝国軍の服を着るのを忘れるなよ。
これは侵入作戦なんだからな。
いよいよ「カストルム・セントリ」へ侵入だ。
そろそろ、哨戒中の部隊が帰ってくる。
早く帝国軍の服を着るんだ。
もし帝国兵の装備を失くしたのなら、
レヴナンツトールでグラウムントにもらうといい。
予備を用意してくれているはずだ。
……ハハ、やめてくれって顔だな。
このまま進めば「カストルム・セントリ」に
たどり着くはずだ。
数刻前に、哨戒のために帝国兵の小隊が
「カストルム・セントリ」を出ている。
俺とアルフィノは残って、哨戒部隊の注意を引く。
お前たちは、そいつらと入れ替わるように侵入するんだ。
何かあれば、お前のリンクパールに連絡を入れるさ。
いつでも出られるように、用意をしておけよ。
ウェッジが「魔導アーマー」で先導する。
こいつから離れないように進行してくれ。
間違っても、要塞の中で、帝国兵の軍服を脱ぐなよ。
そん時は、さすがに命の保証までできないからな。
なんでも、気になるものを見つけたらしく、
調査のために先行している。
2人からの伝言だ。
無茶をするな……だとさ。
そろそろ、哨戒中の小隊が帰る時間だ。
出発してくれ。
俺からも言っとくぜ、無茶はするなよ。
……成功を祈っているぜ!
聞こえ……るか……!?
5つ数えたら……そこから……飛び降りろ!
いいな!
今のは……!
脱出するぞ!
だが、相手はガイウス率いる第XIV軍団……
あれくらいの奇策は使わないとな。
そうなんだろ、牛親父。
あの化け物にも使われているというのなら……
あれを止めるのは、やはり俺の使命なんだろう。
正面きってのぶつかり合いは、お前たちに任せる。
俺たちは、技師としてのやり方で決着をつけてやるさ!
まだ折れていないことが証明された。
さて、忙しくなるな。
燃えてきたぜ!
よくやってくれたな!
作戦は、次の段階へ移行する。
「カストルム・メリディアヌム」へ乗り込むぞ。
アルテマウェポンをぶっ壊すんだ!
お前は、ベスパーベイ北の「不滅隊」の駐屯地へ行き、
次の指示を仰いでくれ。
じゃあな、「同盟軍本隊」でまた会おう!
いっしょに行くことはできないが、
俺たちの心は、常にお前と共に居るつもりだ。
相変わらず「魔導アーマー」に容赦がないな。
お前が前線に出ているというのに、
引っ込んでいるのが我慢できなくてな。
あっちはビッグスとウェッジに任せて、
助けに来てやったぜ!
……ウェッジのやつは、ぼやいていたけどな。
魔導アーマーの1機や2機、転がってると思ったんだが……。
これならすぐに修理できるだろう。
俺たちの標的「アルテマウェポン」の位置がわかった。
この「カストルム・メリディアヌム」の最深部に、
特殊兵装の整備施設、通称「工房」がある。
……アルテマウェポンはそこだ。
しかし、「工房」がある区画は、
「高出力魔導フィールド」で囲まれていてな……。
潜入するには、まずフィールドを解除する必要がある。
「高出力魔導フィールド」は、全部で3層。
この近くの区画に「フィールド発生装置」があるはずだ。
まずは、そいつを止めに行く。
あれは、この下の「廃棄物処分場」に繋がっている。
おそらくその先に、「フィールド発生装置」へ
燃料の「青燐水」を送る設備があるはずだ。
燃料の供給を阻止できれば、
魔導フィールドの1層を解除できるだろう。
お前は放棄口を使い、
先に「青燐水汲上場」へ向かってくれ。
俺はこいつを修理したら、すぐに駆けつける!
奇遇だな!
急いでお前に追いつこうと思ってな!
ようやく追いついたぜ。
上手く止められたようじゃないか。
残る「高出力魔導フィールド」は、あと2層だ。
このまま進むぞッ!
要塞内に残った帝国兵が集結する前に、
残りの「フィールド発生装置」を止めるんだ!
お前は先導してくれ!
俺はこの「魔導アーマー」で、後ろから援護する!
ヒャッハー!!
シド・ガーロンドが、ぶっ放すぜ!
チッ、あと少しだってのに……!
あいつの相手を頼む!
魔導コロッサスを強化してやがるのか……!
解除は俺に任せておけ!
やったかッ!
この魔導アーマーの青燐機関を臨界稼働させて、
最大出力で砲撃する。
とびっきりのヤツを、ぶっ放すぜ!
こいつを喰らいなッ!
臨界稼働に耐えられる設計じゃないようだな。
これじゃ、もうぶっ放せないぜ……。
「高出力魔導フィールド」は、もう1層あるってのに、
さて、どうしたものか。
お前は先に進んでくれ。
最後の「フィールド発生装置」の前で会おう!
大丈夫か!?
こちらからも飛空艇が見えている。
そいつは高速魔導駆逐艇だ!
このままだとヤバイぜ!
その辺りに「対空砲」はないか!?
そいつを使え!
魔導駆逐艇を狙って、撃墜してやるんだ!
俺も今そっちへ向かっている!
なんとか踏ん張ってくれ!
……ガイウスからの愛を求めて散ったか。
無事だったようだな、よかったぜ。
俺が武器を探している間に、まさか高速魔導駆逐艇を、
「フィールド発生装置」にぶつけちまうとは。
これで「高出力魔導フィールド」は全層消えたな!
アルテマウェポンが眠る「工房」への道は開けた。
……ただし、どうやら地上からは侵入が難しいようだ。
一度退いて「青燐精製所」の臨時指揮所に戻るぞ。
そこに「エンタープライズ」が停めてある。
そいつで、空から突入するんだ。
最後の戦いだ、気合を入れていくぜ!
準備ができ次第、出発だ!
いつでも出発可能だ。
「アルテマウェポン」を破壊すれば、この作戦も終わる。
切り札を失えば、帝国もしばらくは鳴りを潜めるはずだ。
行こうぜ、[player]。
ガイウスの野郎のツラァ、張り飛ばして、
このエオルゼアから叩きだしてやろうぜッ!
いつでも出発可能だ!
ここの最深部にある「アルテマウェポン」の破壊……。
それが、俺たちの目標だ。
何としても成功させる!
いよいよ、最後の戦いだ。
……行くぜッ!
結局は死ぬまで、その中にいたんだぞ!
俺たちを呼び込むために、あの砲撃で床を割ったのか!?
……野郎は……親父は救われたんだろ?
だったら、今度はあんたを何とかするまでだ!
……クソッ、やるしかないのか!
……ガイウス……あんたは……。
監視、追跡する装置があるようだ。
俺はここに残って、この装置でお前を追いながら、
ガイウスの野郎を止める手段を考える。
お前は、このままヤツを追ってくれ。
何かあったら、リンクパールに連絡を入れる。
……気を付けてな。
別の道を進んで「魔導アーマー駐機庫」を目指すんだ。
そいつで搭乗員登録をしたら、魔導アーマーを起動するんだ。
ハハッ、面白い機体を見つけたぜ。
ターミナルに機体番号を送っておく。
こいつを起動してみてくれ。
どうやら、みつけたようだな!
……そうだ、こいつは以前、
ミンフィリアの救出に行く時に鹵獲した機体だ。
ガーロンド・アイアンワークス・カスタムってとこだな!
「カストルム・セントリ」で帝国軍に回収されてから、
こっちに回されていたようだな。
よく無事に残っていたもんだぜ……。
よし、魔導アーマーは手に入った。
そいつの砲撃で、さっきの隔壁をぶち破ってくれ。
そこからだと、要塞の外周を進んで行くといいだろう。
外壁の先は、地下施設に入る。
気を付けて進んでくれ。
その隔壁を調べてみたんだが、どうやらそれは、
「超硬サーメット合金」で固められているようだ。
ちょっとやそっとの衝撃では破れないだろう。
……無茶をするしかないな。
「魔導アーマー」を臨界稼働させた「魔導カノン」を放つ。
魔導カノンは焼き切れてぶっ壊れるだろうし、
そいつも、その場で乗り捨てることになっちまうが、
先に進むためには仕方あるまい。
いいか、臨界稼働のやり方はこうだ……。
…………で……を…………して…………ってわけだ。
やってみてくれ。
こちらでも隔壁が開いたことを確認できたぜ。
そこからはまた歩きだ、気を付けてな。
お前だったのか……。
ネロはどうしたんだ!?
……くそッ、逃げやがったのか……。
おそらく今の消灯は、アルテマウェポンに火を入れるために
一時的に要塞内の全出力を回したからだ。
つまり、ガイウスもそこに居る!
……急がないとヤバイな。
カヌ・エ様が、魔列車の封鎖を完了したようだぜ!
各国のグランドカンパニー、それにメルウィブ提督と、
カヌ・エ様も、こちらに向かっているそうだ。
あとは、アルテマウェポンを破壊するだけだ!
お前が居る辺りは雷波が酷いようだ。
そこから先は、リンクシェル通信も雑音まじりで、
途切れやすくなるだろう……。
無茶するなよ、[player]。
また、あとで会おう。
……きっとだぞ。
そいつで……リフトを操作……してくれ。
その先に……アルテマウェポンの……
チャンバーが……あるはずだ……。
ガイウスの……居所が……わからん。
注意……する……んだ。
いいか……死ぬ……なよ。
生きて……帰って……くるんだ……。
だいぶ……ノイズが多く……なって……。
そろそろ……通信が……途切れ……。
リンクシェルにも応じねぇ!
しかし無茶だ、あの爆発なんですよ!?
そうさ、あいつこそ英雄だ!
このエオルゼアを2度も救った、真の英雄だ!
俺はしばらく、家に戻ることにしたぜ。
今回の件で、俺なりに考えることができたんだ。
それに答えが出たら、また帰ってくるさ!
驚いたぜ、こんな場所でお前と会うとは!
また依頼のために走り回ってるのか?
相変わらず、ご苦労なことだ。
それは心強い……が、その顔を見る限り、
計画の内容は聞かずに来たようだな。
大昔に滅びた「古代アラグ文明」を調査することだ。
当然、新たな調査計画も、それに関係している。
お前と無縁というわけでもない。
アルテマウェポン……お前が倒したデカブツを覚えてるな?
あれはガレマール帝国の技術すら超えた代物。
ネロの手により呼び覚まされた、
古代アラグ文明の遺産だったというわけさ。
そしてこのモードゥナにも、
いまだ手付かずの古代アラグ文明の遺産がある。
……そう、「クリスタルタワー」だ。
アルテマウェポンを生み出した、古代の超文明……
その技術の結晶を放置しておくのは危険だ。
誰かに悪用される前に調査し、管理する必要がある。
先の戦いでそれを実感した俺は、
聖コイナク財団に、新たな調査計画……
「クリスタルタワー」の実地調査を提案したんだ。
「クリスタルタワー」は数千年の間、地中に隠されていた。
それが第七霊災の後に姿を現し、
今では天を突くほど高くそびえ立っている。
<新テキスト>
「クリスタルタワー」は数千年の間、地中に隠されていた。
それが第七霊災の後に姿を現し、
今では天を衝くほど高くそびえ立っている。
魔法障壁に阻まれ、侵入すらままならない……。
巨大な剣士像が並ぶその姿から、
聖コイナク財団の連中は「八剣士の前庭」と呼んでいるが、
どうやら、あれが第一の難関のようだ。
財団では飛空艇による接近も試みたが、
「クリスタルタワー」の防衛機構に阻まれ、撃墜されてな……。
つまり、あの石像を破壊しない限り、先には進めないんだ。
久しぶりの共同作戦だ、頼りにしてるぞ。
親父やガイウスの凶行から、俺が学んだことだ。
クリスタルタワーに眠る技術が、人の脅威となるのなら、
俺はそれを封じたいと思っている。
……今度こそ、過ちを繰り返さないためにな。
こいつが揃えた素材に、俺も全力をかけて応えよう。
お前の仕事は疑っちゃいないが、
正直、もう少しくらいは手を焼くかと思ったぞ。
そうか……まったく、うちの社員は向上心が高くて困る。
会長もおちおち踏んぞり返ってられないぜ、なぁ?
よし、俺たちも前進あるのみだ。
あいつらが合流する前に、残りの「霊砂」を集めよう。
……在り処はわかっていないのか?
しっかりしてくれよ、責任者。
ワケアリなら、手遅れになる前に相談してくれ。
これで入口に立つことができる!
来てくれたのか!
その志は買うが、俺はここで得た知識を
自分のものにするつもりはないんだ。
強すぎる力、行きすぎた技術は、世界に混乱を招く……。
ガレマール帝国がアルテマウェポンを利用して、
三国に降伏を迫ったようにな。
ウェッジ、うちの社訓は何だ?
俺たちは決して、人の脅威となる技術を……
第二のアルテマウェポンを生み出してはいけない。
だからこそクリスタルタワーを調査し、必要なら封印する。
……それが、俺がこの調査に参加した理由だ。
いよいよだな……。
侵入者から、奥の転送装置を守っているらしい。
……最初は俺が行こう。
自分で作ったものの成果くらい、自分で確かめないとな。
クリスタルタワーの中に入るのは、
[player]が率いる、
冒険者たちに任せたい。
だが、調査には適材適所ってものがある。
外壁にすら、これだけ強力な防衛機構があったんだ。
内部に脅威が潜んでいたとして、
突破できるのは歴戦の冒険者だけだろう。
この[player]は、
それにふさわしい実力の持ち主だ。
その間、俺たちは防衛機構の残骸を調査して、
クリスタルタワーそのものの仕掛けを
解き明かす必要がある。
そのためには……お前の知識がいるんだ。
賢人、グ・ラハ・ティア。
さすがは栄華を極めた大帝国の名残だな。
いよいよ、噂に聞く「シルクスの塔」のお出ましか!
前門たる「古代の民の迷宮」の踏破は、
ノアにとって掛けがえのない第一歩だな。
よくやってくれたぜ、[player]。
クリスタルタワーは地形の変動で現れただけじゃない。
何らかの理由で、数千年の時を経て「再起動」したんだ。
復活の真相は、恐らく塔の中……。
封印するにしても、そいつを確かめておく必要があるな。
ああ、頼りにしてるぞ!
……そっちの、見慣れないふたりは?
……すごいな、格好までアラグ様式か。
専門家ってのも伊達じゃなさそうだ。
「シルクスの塔」と呼ばれる区画だ。
だが、ご覧のとおり、唯一の入口は巨大な扉で塞がれている。
この扉こそ、俺たちを悩ませている防衛機構さ。
扉は、八剣士の前庭と違って、攻撃してくることはない。
けれども開く方法がわからない上に、
いかなる手段を使っても壊せなかった。
つまり「開かずの扉」ってヤツさ……。
単純だが、最も効果的な防衛機構というわけだ。
人の力ごときじゃ、その扉はびくともしない。
人が近づくだけで扉が開くなんて、考えられない。
お前たち……本当に、ただの研究者か……?
やはり、魔導城から逃げ延びていたか……!
あいつが怪しい動きをしないか、お前も注意していてくれ。
あの扉を開いたお前たちの言葉だ、疑うつもりもない。
だが、それが今の状況と、どう関係ある?
俺たちが知りたいのは、古代の産物であるお前たちや
クリスタルタワーが、この時代に現れた理由だ。
なるほど、委員会の存在を知ってたのにも、納得だぜ。
今のうちにザンデとやらを倒さなければ、
調査どころか、世界の危機らしいが?
人のために育んだはずのものが、人の心を腐らせるんだ。
……歴史は繰り返す、か。
今さら引っぱりだしてきて、何を企んでいる?
これもお前の予想どおりか!?
駄目だ……ゲートが閉じちまった。
これじゃあ、追いかけようにも方法がない……。
一度、調査地に戻って、ラムブルースに協力を要請しよう。
ネロたちのこと、ラムブルースに相談してみよう。
どうにか助ける方法はないのか!?
諦めるしかないのか……?
あいつらを助け出す方法を模索してみないか?
ウネとドーガはもちろんだが……
俺の旧友は、放っておくとタチが悪いんでな。
連れ戻して、釘を刺しておく必要がある。
全盛期ほどではないにせよ、太陽の力を集積しているんだろう。
「闇の世界」に繋がるゲートを開くためにな……。
その予兆を検知したネロは、
シルクスの塔に侵入するため、俺たちに近づいた。
……相変わらず、ろくでもない旧友だぜ。
お前も来てたのか、[player]。
どでかい動力を生み出す装置を用意した。
すでに、シルクスの塔への接続も終わってる。
装置の調整をすませたら、あとは実際にゲートを開くのみだ。
それで、お前たちを呼びにきたのさ。
[player]、お前も立ち会ってくれないか?
「八剣士の前庭」にウェッジたちを遣っておくから、
指示に従って、シルクスの塔まで来てくれ。
こっちも、そろそろ最終調整が完了する。
ヴォイドゲートの開放は、間もなくだ。
どうかしたのか?
ああ、ザンデの玉座か……。
エオルゼア史上、最も栄えた、アラグ帝国の成れの果て。
こうして見ると、虚しいもんだ……。
もしも、「第四霊災」が引き起こされる前に、
誰かがザンデを止めていたならば……
アラグ帝国は存続し、歴史は大きく変わっていただろうな。
ザンデの凶行の裏に、そんな事情があったとは……。
すごいな、さすがは賢人だ。
アラグ帝国の歴史に詳しいと言うだけのことはある。
調整は終わったか?
必ず成功させるぞ……!
ヴォイドゲート開放の実験を開始する。
みんな、玉座から離れてくれ!
装置を起動!
クリスタルタワーに、動力を流し込め!
ただし、このゲートは一時的にこじ開けただけのもの……
安定しているとは言い難い状態だ。
「闇の世界」が危険だってことは承知しているが、
あちらへ送れる人数にはかぎりがある。
……俺はここに残って、ゲートの維持に努めよう。
あいつも、今さら良からぬ企みはしないだろう。
……「貸し」も作ったことだしな。
気づいたときには姿を消していた。
旧友としての見立てだが、
何かを企んでいるようには思えなかった。
あいつは多分……もう大丈夫だろう。
クリスタルタワーは過ぎたる力だ。
こいつを人々のために正しく使うには、
古代アラグ文明に匹敵するほどの技術力がなきゃならない。
それを得るまで、どれほどの年月がかかることか……。
未来を拓け、か。
なるほど、大役を任せてくれたもんだ。
……上等じゃないか。
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妙な商人のおっさんに呼び出されてな。
モードゥナから、文字どおり飛んできたってわけさ。
少し離れた場所に、エンタープライズを留めてある。
何処へなりともひとっ飛びだが……目的地はどうする?
そうと決まれば、善は急げ。
さっそくズラかろうぜ。
急いで離陸するぞ。