南ザナラーン
[ 16.9 , 14.4 ]
我が同胞にはケンカっ早い奴が多い。
……あまりもめ事をおこすなよ。
……あまりもめ事をおこすなよ。
南ザナラーン
[ 16.9 , 14.4 ]
お前は……冒険者か。
このリトルアラミゴに、よそ者が何の用だ。
このリトルアラミゴに、よそ者が何の用だ。
南ザナラーン
「仮面の男」を追っているだと?
……私からお前に話せることは何もない。
帝国の侵略により祖国を追われた我らアラミゴ人が、
捲土重来を期すべく雌伏のときを過ごす場所……
それがここ、リトルアラミゴだ。
私たちは、よそ者の立ち入りを望まない。
仮面の男についても教えるようなことはない。
……早々に立ち去るがいい。
……私からお前に話せることは何もない。
帝国の侵略により祖国を追われた我らアラミゴ人が、
捲土重来を期すべく雌伏のときを過ごす場所……
それがここ、リトルアラミゴだ。
私たちは、よそ者の立ち入りを望まない。
仮面の男についても教えるようなことはない。
……早々に立ち去るがいい。
南ザナラーン
[ 16.9 , 14.4 ]
お前か……懲りないな。
リトルアラミゴは、よそ者を必要としていない。
早々に立ち去るがいい……。
メッフリッド……懐かしい名だ……。
戦火の中で別れてからずいぶん経つが、
その名は故郷の歌や酒と共に、心の臓に刻まれている。
奴の信じたものならば、私も信じよう。
お前の探していた「仮面の男」に心当たりがある……。
同胞たちの不利益にならないかぎり、答えよう。
リトルアラミゴは、よそ者を必要としていない。
早々に立ち去るがいい……。
メッフリッド……懐かしい名だ……。
戦火の中で別れてからずいぶん経つが、
その名は故郷の歌や酒と共に、心の臓に刻まれている。
奴の信じたものならば、私も信じよう。
お前の探していた「仮面の男」に心当たりがある……。
同胞たちの不利益にならないかぎり、答えよう。
南ザナラーン
[ 16.9 , 14.4 ]
お前が探している「仮面の男」……
よく似たよそ者と、うちの若い衆が密会していると聞いた。
私の名を出せば、本人たちから話を聞けるだろう。
粗相をするかもしれないが、彼らは若い……。
大目にみてやってくれ。
よく似たよそ者と、うちの若い衆が密会していると聞いた。
私の名を出せば、本人たちから話を聞けるだろう。
粗相をするかもしれないが、彼らは若い……。
大目にみてやってくれ。
南ザナラーン
[ 16.9 , 14.4 ]
話は聞けたか?
……そうか、彼らは何か企んでいるようなのか……。
お前の追う男も、無関係ではないようだ。
彼らなりの理由があるのだろうと咎めずにいたが……
どうも、雲行きが怪しい。
彼らの目は、理不尽な宿命への怒りに燃えている。
かつて故国が在りし頃、暴君の打倒に立ち上がった、
私たちと同じ目だ。
……しかし、今は耐えるとき。
私たちの革命は帝国に利用され、故国を滅ぼした。
怒りは時に目を曇らせる……同じ轍を踏まなければ良いが。
冒険者よ、お前に改めて助力を請いたい。
もし彼らの企みを知ることがあれば、私に報せてくれ。
……そうか、彼らは何か企んでいるようなのか……。
お前の追う男も、無関係ではないようだ。
彼らなりの理由があるのだろうと咎めずにいたが……
どうも、雲行きが怪しい。
彼らの目は、理不尽な宿命への怒りに燃えている。
かつて故国が在りし頃、暴君の打倒に立ち上がった、
私たちと同じ目だ。
……しかし、今は耐えるとき。
私たちの革命は帝国に利用され、故国を滅ぼした。
怒りは時に目を曇らせる……同じ轍を踏まなければ良いが。
冒険者よ、お前に改めて助力を請いたい。
もし彼らの企みを知ることがあれば、私に報せてくれ。
南ザナラーン
[ 16.9 , 14.4 ]
……なんだと?
ウィルレッドが、そんなことを……。
良からぬ企みとは思っていたが、まさか刃を向けるとは。
お前には、すまないことをしたな。
若い衆が、そこまで追い詰められていたとは……。
ウィルレッドが、そんなことを……。
良からぬ企みとは思っていたが、まさか刃を向けるとは。
お前には、すまないことをしたな。
若い衆が、そこまで追い詰められていたとは……。
南ザナラーン
[ 16.9 , 14.4 ]
ウィルレッドは、帝国を倒すと言っていたそうだが……
いったい、何を仕掛けるつもりだ……?
いったい、何を仕掛けるつもりだ……?
南ザナラーン
ベルトリアナ……!?
その様子はどうしたことだ。
三日も戻らず、今までどこへ……?
その様子はどうしたことだ。
三日も戻らず、今までどこへ……?
南ザナラーン
なんということだ……。
ひとまず火のそばで休みなさい、ベルトリアナ。
その話を、ほかの誰かにしたか?
ひとまず火のそばで休みなさい、ベルトリアナ。
その話を、ほかの誰かにしたか?
南ザナラーン
この子を預けて、仲間たちと話をしてくる。
お前は町の中を見回って、若い衆の様子を見てくれ。
……手間をかけてすまない。
お前は町の中を見回って、若い衆の様子を見てくれ。
……手間をかけてすまない。
南ザナラーン
[ 16.9 , 14.4 ]
彼らの様子はどうだ。
先ほどから姿が見えない者がいるが、もしや……。
狩りに使う短剣、それにザンラク……
アマルジャ族の砦の、詳細な見取り図だ。
まさか、ここからクリスタルを持ち帰ると?
無謀だ、たどり着く前に殺される。
クリスタルを求める理由は定かでないが、
アマルジャ族がどれほど危険か、わかっていない……!
冒険者よ、もう一度だけ力を貸してくれ。
地図によると目的地は東、今から追えば、あるいは……!
先ほどから姿が見えない者がいるが、もしや……。
狩りに使う短剣、それにザンラク……
アマルジャ族の砦の、詳細な見取り図だ。
まさか、ここからクリスタルを持ち帰ると?
無謀だ、たどり着く前に殺される。
クリスタルを求める理由は定かでないが、
アマルジャ族がどれほど危険か、わかっていない……!
冒険者よ、もう一度だけ力を貸してくれ。
地図によると目的地は東、今から追えば、あるいは……!
南ザナラーン
……ウィルレッド。
生きているのは、これだけか?
生きているのは、これだけか?
南ザナラーン
ウィルレッド!!
南ザナラーン
若い衆の粗相は謝罪しよう。
だが、魂を差し出せというのは、できない相談だ……。
今は未熟でも、彼らは国なき我らの希望。
未来のために足掻くならば、その責任を共に負おう!
だが、魂を差し出せというのは、できない相談だ……。
今は未熟でも、彼らは国なき我らの希望。
未来のために足掻くならば、その責任を共に負おう!
南ザナラーン
弁解は後だ。今は、生きることだけ考えろ……!
南ザナラーン
若き同胞の命、対価にしては余りある……。
これ以上は、くれてやるものか!
冒険者よ、ウィルレッドを護ってやってくれ!
これ以上は、くれてやるものか!
冒険者よ、ウィルレッドを護ってやってくれ!
南ザナラーン
もう少しだ……押し切るぞッ……!
南ザナラーン
これほど腕が立つとはな……。
うちの若い衆など、歯が立たないはずだ。
ひとまず、リトルアラミゴへ戻ろう。
追っ手が来ないとも限らない……ここは危険だ。
うちの若い衆など、歯が立たないはずだ。
ひとまず、リトルアラミゴへ戻ろう。
追っ手が来ないとも限らない……ここは危険だ。
南ザナラーン
お前も、アマルジャ族に連れられてきた
「焼かれし者」……テンパードを見ただろう。
ウルダハの「不滅隊」からは隠せと言われているが、
あれこそ、神に触れた者の末路だという……。
お前の望みは……ああなることか?
「焼かれし者」……テンパードを見ただろう。
ウルダハの「不滅隊」からは隠せと言われているが、
あれこそ、神に触れた者の末路だという……。
お前の望みは……ああなることか?
南ザナラーン
その話は、戻ってから聞かせてもらう。
冒険者も交えて、じっくりな……。
冒険者も交えて、じっくりな……。
南ザナラーン
[ 16.9 , 14.4 ]
もう隠し事はなしだ、ウィルレッド。
お前に計画を与えたのは「仮面の男」だったのだな……?
お前に計画を与えたのは「仮面の男」だったのだな……?
南ザナラーン
ウィルレッド。
我々の故郷はアラミゴだが、それがお前のすべてではない。
どう生きるかは、お前次第だ。
何を求めるにしても、困難な道になるだろう。
だが、お前の命が、異郷の冒険者に救われたこと……
忘れずにいるといい。
我々の故郷はアラミゴだが、それがお前のすべてではない。
どう生きるかは、お前次第だ。
何を求めるにしても、困難な道になるだろう。
だが、お前の命が、異郷の冒険者に救われたこと……
忘れずにいるといい。
南ザナラーン
私からも礼を言おう……。
お前のような御仁がいることが、明日を生きる希望となる。
本当に、世話になったな。
お前のような御仁がいることが、明日を生きる希望となる。
本当に、世話になったな。
南ザナラーン
[ 16.9 , 14.4 ]
お前の追ってる「仮面の男」については、
ウィルレッドが言っていたことがすべてだ。
我々が知り得ることは伝えた……。
別れは惜しいが、調査を続けるのであれば、
ほかの地をあたるべきだろう。
お前の仲間と、相談してみるといい。
ウィルレッドが言っていたことがすべてだ。
我々が知り得ることは伝えた……。
別れは惜しいが、調査を続けるのであれば、
ほかの地をあたるべきだろう。
お前の仲間と、相談してみるといい。
南ザナラーン
[ 16.9 , 14.4 ]
冒険者よ、お前の旅路は順調か。
今は受けた恩に報いれずとも、せめてお前の無事を願おう。
……ウィルレッドのことなら、案ずることはない。
悩み、苦しむのもまた、生の証。
我々アラミゴの民が、明日に向けて生きている証なのだ。
今は受けた恩に報いれずとも、せめてお前の無事を願おう。
……ウィルレッドのことなら、案ずることはない。
悩み、苦しむのもまた、生の証。
我々アラミゴの民が、明日に向けて生きている証なのだ。
南ザナラーン
[ 16.9 , 14.4 ]
<要確認>
多発していたアマルジャ族による人拐いが、
収束の兆しをみせているそうだ。
……冒険者よ、私はこれが誰の功績かを知っている。
今回の件も、いつかの我々への協力も……
お前の行いは、さながら荒野に種をまくようだ。
すぐには芽吹かずとも、やがて恩恵をもたらすだろう。
多発していたアマルジャ族による人拐いが、
収束の兆しをみせているそうだ。
……冒険者よ、私はこれが誰の功績かを知っている。
今回の件も、いつかの我々への協力も……
お前の行いは、さながら荒野に種をまくようだ。
すぐには芽吹かずとも、やがて恩恵をもたらすだろう。
南ザナラーン
[ 16.9 , 14.4 ]
冒険者よ、ウィルレッドは達者にしているか。
己の未来を探すべく旅に出ていたが、
お前に誘われ、大きな組織に属したと聞いている。
我々アラミゴの民は、未だ苦境の中だ。
しかしウィルレッドは、その先を目指して歩み出した……。
その成長を思えば、今から再会が楽しみでならない。
……どうしたのだ、冒険者よ。
そのように苦い顔をして、何かあったのか?
己の未来を探すべく旅に出ていたが、
お前に誘われ、大きな組織に属したと聞いている。
我々アラミゴの民は、未だ苦境の中だ。
しかしウィルレッドは、その先を目指して歩み出した……。
その成長を思えば、今から再会が楽しみでならない。
……どうしたのだ、冒険者よ。
そのように苦い顔をして、何かあったのか?