『ドマ町人地』で聞けるクエスト外NPCの台詞
巨漢の農夫
ドマが……ここがもう一度、俺たちのドマになるんだ!
なあ、こんな日が来るなんて……!

傷のある老人
そうか……そうだったか……ありがとうよ、お若いの。
いつかみんな帰ってくるはずさ。
それまでに、オイラたちで国を整えておかなきゃな!

すっかり更地になっちまってる……。
せめて雨避けがありゃ、仕事道具を運び入れられるんだが……。

今はまだ、あんなものでも利用するしかないが、
いつかは取り壊したいものだな……。

遺品を探すようで気がひける作業だったが、
今は亡くなった奴の力も借りて、進んでやるって心持ちさ!

ヨモギ
ヒエン様とともに戦ってくださった方ではありませんか!?
ドマ町人地へようこそ、心から歓迎いたします!
私は、ヨモギと申します。
もともとは、両親とともに団子屋をいとなんでおりました。
この町人地には、ほかにも多くの商店や、
職人の工房が連なっていたんですよ。
残された私たちの力、今こそ振るうときですね……!
ドマ町人地は、商店街や職人街を中心に、
もっとも多くのドマ人が住んでいた場所で……えっと……
他国風にいうと「市街地」にあたると思います。
1年前の反乱で戦火にみまわれ、人も建物も失われて……
生き残った人々は、帝国の厳重な監視のもと、
復興もままならないほど厳しい生活を余儀なくされてきました。
それでも、焼き討ちされたまま放置された、
「門前侍町」よりは、マシだったのかもしれません……。
……そんなつらい記憶もありますが、
みんなで力をあわせ、ここを以前の町人地にも負けない、
新たなドマの中心にしてみせますとも!

イシブシ

無暗やたらに小屋を建ててはいけませぬ!
しっかりと都市計画を立て、ヒエン様に提言いたしまする!

巨漢の農夫
そのために、各地から民が集まりはじめているんだ。
うちの家族も、これからはここに住んで働くよ。

キウカ
まだまだ、疲弊している人々も多い……。
こういうときこそ、何か気晴らしがあればいいのかな。

シモガレ
帝国軍からの配給が断たれても、どうにか食べていけそうです。
贅沢はできずとも、しっかり力をつけて、再興に努めないと!

アラミゴの方は、もうよいのか……?
こちらは、今のところ平穏無事だ。
忍びたちを帝国属州に送り込み、ドマの解放を伝えたことで、
各地で反帝国運動が盛んになっているという。
加えて、アラミゴも解放されたとなれば、なおさら勢いづこう。
引き続き、帝国の動向には注意を払わねばならぬが……
今はこの平和を、心から喜ぼう。
我が部隊は、こうして故郷に帰還することができた。
これよりは、命を賭して、ドマのための刀となろう……。
しかし、帝国に徴兵された人狼族は、我らだけではない。
また、この地に残った者も、一部は野盗と化している有様だ。
まったく……弟の力も借りたいほどよ……。

これはいよいよ、礼のひとつもせんといかんな。
わしらドマの民が受けた恩は、
先日のアラミゴへの出兵だけでは、到底返しきれぬ。
そなた個人への労いともなれば、なおさらだ。
今はまだ、ご覧のとおりの有様だがな……
いずれこの街の復興が成ったとき、
民をあげて、そなたを歓待しようぞ!
ボロ屋でいいから、早く仕事場をこしらえねぇとな……。
クサカリの仮宿と行き来してちゃ、非効率ってもんだ!

いくつか綺麗な建物が残ってることに気付いたかい?
そういうのは大半、帝国軍が活用していた建物さ。
今ヒエン様がいらっしゃるところ……
町長の屋敷には、監視役の高官が住んでいたしね。

まさに「骨が折れる」作業だが……見てろ!
近いうちに、サッパリさせるからよ!

シモガレ
実にたくましく、たのもしい。
彼らのための学びの場も、はやく整えてあげたいですね。

イシブシ
でも、やっただけ嬉しいことが増える……。

アラミゴの方で忙しくしていると聞いておったが、
あちらはもうよいのか?
国を建てなおす難しさは、わしも日々実感しておるところだ。
こと為政においては、戦の只中にあったときの方が、
まだ単純明快であったと思うほどよ。
しかし、選択に悩むのは、自由を得た証でもある……。
いずれ、酒の肴として苦労話を笑い飛ばそうと、
リセにも伝えてくれ!
中でも、同族が野の獣も同然に襲ってくるのは、
やるせなき心地になるな……。

こちらはこのとおり、新たなドマを造るにあたって、
戦いの痕跡を均しているところだ。
やはり皆には、武器ではなく、農具や工具をふるってほしい。
とはいえ、国を護る力も必要だろう……。
いかにして自由を保つか、ヒエン様ともよく話さねばな。
もっと働き手を募集して……
彼らのために、食料も集めねば……。
ああ、頭が噴火しそうでございまする!
どこぞに、街づくりの経験がある御仁はおりませぬか!?

ハクロウさんの部隊以外の、徴兵された連中も、
戻ってこられるかなぁ……?

巨漢の農夫
みんなで瓦礫をどけているんだ。
ここまでの大通りは、なかなか綺麗に片付いているだろう?

シモガレ
通りが、ずいぶんと歩きやすくなったんですよ。
子どもたちも、いっそう元気に走り回っています。

ようやっと仕事場づくりにとっかかれると思うと、
男ツラヌキ、がぜん気合が入るってもんよ!

残念、崩れかけていた建物を解体しただけで、
今はまだ、ほとんど空地さ。
私たちとしては、悲しい過去を、
やっとサラにできたような気がしているがね。
これからどうなるか、乞うご期待……としておこう。

やればやるだけ、できていく!
ついつい腹が減るのも忘れちまうよ。

イシブシ
やりがいのある、大事な仕事だ……。

ヨモギ
ではなくて、[player]殿ではございませんか!
すみません、ヒエン様がいつもそう呼ぶものだから……。

きっと帰ってくるって信じてるけど、
あまりにも便りがないんで、オイラ心配だよ……。

みんながしっかり食えるようにしなくちゃね!
いつまでも代わり映えのない配給じゃ、わびしくなっちまう!

巨漢の農夫
釘を打ったりするような、細かい大工仕事は苦手でな……。
今はまぁ、ひと休みってところだ。

キウカ
あとは、ちょっとした休憩時間にも楽しめる娯楽があれば、
疲れも吹っ飛ぶってものだけど……。

帰燕館の門兵

せっかく先の戦乱を生き抜いたのだ。
ここで、みなを死なせてたまるものか……!

帝国軍の様子はどう?
会談には、私とアリゼーも同席させてもらうことにした。
彼らが、会談の場でどんな要求をしてくるかわからないからね。
ヒエンが客人として受け入れての来訪だと説明しておいたわ。
民が恐怖に駆られぬよう、うまく説明をしてくれてな。
おかげで大使が現れたときも、さほど混乱せずにすんだ。

大使殿らは私が見張っているゆえ「帰燕館」に向かってくれ。
町人地の民もよく我慢してくれているが、
やはり、徐々に不安が募ってきているようだな……。
時おり感じる恐怖の視線が、胸に応えます……。


紅甲羅の連中が、また襲撃してこようとも、
二度と、民に危害は加えさせん。

端から見れば、好々爺と孫娘といったところだが……
やれやれ……。
こちらは粛々と捕虜交換の準備を進めるのみよ。
そなたも、しばらくは静養するといい。
……それとも、町人地復興の様子を見に来てくれたのか?
ならば、ドマの民一同、そなたを歓迎するぞ!
長の方にお渡しくださいませ。
お名前は、ええと……すら……すらふ坊……?

せっかく、じいさまたちが若者衆に任せてくれたのですから……
是が非でもやりとげて見せまする!

早く見つけ出さなければ……。
そうじゃないとしたら、いったい……。
かつて帝国軍にいた我が任されている。
お主らは、我が主、ヒエン様への助力を頼む。

我らだけで新たなドマを守ってゆかねばならん。
だが、心配は無用だ。
我が部下たちが戻ってきたゆえ、侍衆は百人力。
弟の力を借りるはめにならなくてよかった。

だが、いまはゴウセツの分まで、ヒエン様を支えねば。
私の祖国はドマ、そう決めたのだからな。
彼はドマの使者として帝国へ向かわせたのだ。
わしにも責任があるゆえ、進展があれば報せてくれ。
町人地復興は、徴用兵の帰還が追い風となって進んでいる。
よかったら、町の復興を見ていくといい。
新たなドマの息吹を感じることができるぞ。
こっちに工房がほしいとこだが……どうかねぇ……。

ここにいる職人たちのように、
私もいずれ、戻れるといいんだが。
……私の本来の仕事?
さぁて、君は何だと思う?

この調子で、残りの場所もサッパリさせてやらないとな!

すぐに帰燕館に侵入しようとするんだ!
今はいろいろと難しい時期だから、
そういう怪しい行動はやめろって言ってるのに!
ハクロウさんに斬り伏せられても、オイラ知らないからな!?

あんたはまだ若いんだ、暇な老人につきあうもんじゃないよ。

シモガレ
この子たちは、私が見ているので大丈夫です。
親を亡くした子もいますから……せめて、これくらいは。

巨漢の農夫
何があっても、安定して主食が供給されるべきだと思うんだ。
俺たちはそういう形でも貢献しようって、話してたのさ。

キウカ
それ自体は嬉しいけど、いいことばかりってわけでもない……。
進み疲れないように、息抜きも大事だと思うんだ。

イシブシ
さっきから、誰かに呼ばれてる気がする……。

みんながしっかり食えるようにしなくちゃね!
いつまでも代わり映えのない配給じゃ、わびしくなっちまう!

詳しいことは、車前会所のコザクラから聞いておくれ。

こちらは、車前会所でございまする!
ドマ町人地の復興計画が、やっと動きはじめました!
最初は食をつかさどる「万市場」の建設を目指します。
ご協力、何卒よろしくお願いいたしまする……!


「義援物資置き場」までお持ちいただければ、
わずかながらお礼をいたします。
ただ、わたくしども車前会には、
決められた予算がございますので、ご注意くださいませ。

用途が決められるまで、この会所に取り置かれます。
その間であれば、お返しできるのですが……。

詳しいことは、車前会所のコザクラから聞いておくれ。

少しばかり悔しいが、納得だ。
オレたちだって、腹がへっちゃ金槌を振るえねぇ!

あたしの仕事場はどうなるやらね……。

今回の謝礼金を、お持ちくださいませ。

町づくりがすすんでおりまする。

是非、「ミツバ」さんをお訪ねになって、
発展ぶりをご確認くださいませ!

いろいろと物資を回してくれているんだってね。
ありがとうよ!

あそこには、ちょっとした調理場と店を作る予定なんだ。
目下の悩みは、陳列できそうな品が、
米と野菜……あとは少しの川魚くらいしか、
確約できないことかね……。
ここいらの米が抜群にうまいってのを差し引いても、
もうちょっと彩が添えられると、心も体も喜ぶんだけどさ。

でも、今じゃほら……式神どもが跋扈してるじゃないか。
獣はずいぶん減っちまったし、泥人形のコジャは食えないし。
肉類は、残ってる家畜が十分に増えるか、
車前会がいい交易先を探してくれるまで、お預けだねぇ……。

????
大丈夫か、しっかりしろ……!

赤髪のブドゥガ族
腹が……空きすぎて……もう…………。
このまま、俺が倒れても……
必ずヒエンを、ブドゥガにしてくだせぇ……。
故郷で……みんなが……めちゃくちゃ待って…………ガクッ。

青髪のブドゥガ族
狼男の長い説教、空腹に効く。

茶髪のブドゥガ族
一度草原に戻るとしても、腹ごしらえが必要か。
しかし、このあたりには羊がいない……。

にぎり飯でよかったら、あるけれど……。

茶髪のブドゥガ族
い、いただいても、よいだろうか!

茶髪のブドゥガ族
腹に陽が差した心地だ、感謝するぞ。

茶髪のブドゥガ族
こちらでは肉を入れぬのだな。

アジムステップの伝統的な肉饅頭だったかね。
あれとは少し違うが、にぎり飯の具は本来なんでもありさ。
それこそ、肉味噌なんかもうまいんだけど……
今はちょっと、肉が手に入りにくくてね。

茶髪のブドゥガ族
肉を食わねば、屈強な体がつくれない。
ブドゥガ的にも、台無しだ。

茶髪のブドゥガ族
肉は、遊牧の民である我らにとって、重要な資金源……
ヤンサの野菜となら、互いに満足のいく交換もできよう。

いや、それは願ったり叶ったりだよ!
車前会も大喜びするはずさ!

茶髪のブドゥガ族

茶髪のブドゥガ族

めったなこと言うと、ユウギリとハクロウが飛んでくるよ!
尻たたきじゃすまないんだからね!

がんばって市場を整えていかないとね!

こちらは、車前会所でございまする!
草原のアウラ族から取引の申し出があるなんて……
まこと、不思議な縁もあるのですね。
引き続き、「万市場」の建設を進めておりまする!

おかげさまで、此度の予算いっぱいまで取引ができました。
また後日、よろしくお願いいたしまする!

ただいま、次の予算を準備中でございまして……。
また後日、よろしくお願いいたしまする!

またのお立ち寄り、ありがとうございます。
あなた様のお心づかいによって、
復興がいっそう進みましたので、ご報告いたしまする!

おかげさまで、こっちは順調だよ。
今日の味噌汁も、景気よく根菜たっぷりだ!

本日も、ご協力ありがとうございます。

アジムステップのアウラ族とも正式に交易をはじめ、
入手困難だった食材や資材が、入りはじめておりまして!
どうぞ「ミツバ」さんをお訪ねになって、
今の市場を、ご覧になってくださいませ!

見てくれよ、あたしたちの立派な台所!

アジムステップ風の肉が詰まったものはもちろん、
濃い目に味つけた野菜や、甘い煮豆を入れたのもあるよ!
もちろん、米もふっくら炊けてるし、
汁がほしくなったら、右手の方へ。
今日は大根の味噌汁さ!

もたらしてくれたのは、あんたたちだ。
ありがとうよ、本当に。

イサリ村の青年
俺はイサリ村から来たんだが……今ちょっといいかね?
どうかしたかい?

イサリ村の青年
もちろん、貝や海藻もたくさんある。
突然の大漁は、異変の前触れじゃないかい?

イサリ村の青年
手が増えたというか……預かったというか……その……。
イサリ村の青年
代わりに酒と、陸のうまい飯をご所望だ。
連中も、ここんところは暮らしが厳しかったようだからね。
昆布をかじり続ける生活に、ついに嫌気が差したとみた。

国の奪還にも協力してくれた大事な相手だ、
お代は食材で払うから、存分に食わせてやってくれ。
そうでなくても、海鮮は大歓迎だし。
煮つけもいいし、刺身もいいな……
タコは? タコはあるのかい!?

イサリ村の青年
あんた、よっぽど料理が好きなんだねぇ。
顔がいきいきしてら!
あいつら、酒宴のために生きてるっていわんばかりの、
豪快な飲みっぷりなのさ。

こちらは、車前会所でございまする!
海賊衆には、ドマ出身の者も多いと聞きました。
こうしてまた手を取り合えるのは、幸いと言えましょう。
「万市場」の建設も、あと一息でございまする!

その場で料理して、そこの立ち飲み屋でも出してるんだ。
おみやげには、飴をどうだい?

度重なるご協力、まこと感謝いたしまする!

無事完了と相成りました。
今や市場は大賑わい、町人地の食を支えておりまする!
ささ、わたくしとともに、「ミツバ」さんのところへ!
必ずお連れするようにと、仰せつかっておりますればっ!

とくに[player]さん、
あんたに、今の万市場を見せたかったんだ!
ほら、目でも鼻でも堪能しておくれ!
この幸せな市場をさ!

計画していたとおり……
ううん、予想以上の、素敵な市場でございまする!

車前会を代表して、改めてお礼を…………

コザクラ、そいつはちょっと野暮ってものだよ。
こんないい匂いの中で、突っ立ってるだけなんて、冗談!
お礼はまず胃袋に届けるべきさ。
……ってことで、外の椅子で待っておいで!
名物はひととおり食べてもらうから、覚悟しな!

わたくしまで、ごちそうになってしまいました……。
おなかがふくれて……蛙になった心地でございまする……。

たりなかったら、遠慮なくいっておくれよ。

わたくしは、もういっぱいいっぱい……
こんな贅沢な思いをしたことはありませぬ!

感謝を伝えたいのは、あたしの方だが……
満足してもらえたなら、何よりだよ。

コザクラ、ちょっと仕事の話をしていいかい?

鍋や窯なんかの鉄製品に、だいぶガタがきてるんだ。
ほら、属州だったときは、
帝国主導で、他国の安価な鉄製品が流通してただろう?
直すにしても新調するにしても、どうしたものかと……。

道具の不足については、車前会でも取り上げられていて、
現状、2つの案が出ておりまする。

ドマの民によるものづくりを再興させる道……。

作りにくいものは買うという道でございまする。

並行して進めていくのが現実的ではないかと…………

????
なぁに弱気なことを言ってんだ、コザクラの嬢ちゃんよぉ!
そんなもん、「つくる」方に決まってんだろ!

オレだよ、ドマ城攻め作戦に加えてもらった、
鉄打ちのツラヌキだ!

どうにも無視できねぇ話が聞こえてきたもんでな。
……おかげで、余計な男にもぶつかっちまったが。

冷ややかな男
鉄の前に、自分の頭でも打ち直したらどうかね。

ドマの伝統工芸のひとつ、紙漉きの親方さんでございまする。

あたしは、あんたのいう「売って買う」方にも、
一理あると思ってるんだ。

持ちつ持たれつしながら、まず最低限を整えるべきでしょう。

おめぇ、よそへ売る品として、紙を推すつもりだろ!?
魂胆みえみえなんだよ狐ぇ!


外に売るための工芸品をつくるにしても、
必要なのは「職人町」の復興でございまする!

引き続き「義援物資置き場」まで、お願いいたしまする。
何卒、何卒……!

汗水たらして働いた大工や職人が駆け込んできてもいいように、
こっちも準備しておかなくちゃね!

こちらは、車前会所でございまする!
おかげさまで、万市場が完成いたしました。
次は、ものづくりの中心地となる「職人町」を、
整えて参りまする!

そしたら、大抵の道具はてめぇらで作れることだしな!

引き続きのご協力、まことに感謝いたしまする。
おかげさまで、新たな場所の建設に着手できました。
この会所の裏手……ものづくりの工房が並ぶ予定の、
「職人町」にございまする。

それもあって、万市場よりも規模の大きな計画を、
立てているのですが……。
その……何もかも同時とはいきませぬので……
まずは木や鉄で日用品を作る工房から、
着工したのでございまする。
そしたら、「ツラヌキ」さんが大層喜んで……
よろしければ、[player]殿も、
お話を聞いてあげてはくださいませぬか?

「職人町」の「ツラヌキ」さんから、
お話を聞いてあげてはくださいませぬか?

聞いてくれ、ついにオレたちの工房が戻ってくる!
車前会が動いてくれたんだ!

この町でカイエン様を失ったときには、
二度と来るまいとすら思ってたのによ。
燻ってたオレに声をかけてくれた、おめぇとイッセ……
それからあの、リセって嬢ちゃんにも感謝しないとな。
ありがとうよ、本当に……。

やめだやめ、オレの話より、工房の話を聞いていけ!

オレの専門は鉄打ちだが、
この国のものづくりには、まず木が欠かせねぇからな。
なにせ、大河と一緒に栄えてきた国だ。
湿気とうまく付き合うために、木の扱いが磨かれてきたのさ。

炉に金床……入用なものが多いもんで、
完成まで、ちょいと時間がかかりそうだがな。
鉄も、ドマとは深い関係にある素材だ。
なんてったって、領地から鉄鉱石が出る。
言ったとおりの水の国なもんで、主役は木に譲るが、
武具はもちろん、農具に鍋……身近さなら負けてないぜ!

鉄鉱石を掘ったぶんだけ持っていかれるようになった。
民が使う鉄製品は、別の属州で作られた、
粗悪な大量生産品に変わったのさ。
あんなもの……オレは認めねぇ!
ドマの民が使うにふさわしい鍋でもお玉でも、
今に作ってやろうじゃあねえか!

おめぇも、また手を貸してくれるとありがてぇ。
よろしく頼むな!

考えてもみなかったことだ。
おめぇも、この町の発展を楽しんでくれてるか?

車前会の決めたことだ、異論はないが……どうも癪だね。

こちらは、車前会所でございまする!
引き続き「職人町」の建設が進められておりまする。
一日でも早く工房を完成させ、
職人の皆さんに、大いに腕を振るっていただきたいです!

ばっか、よく見ろ!
建物の骨組みが、いよいよ完成間近じゃねぇか!

本日も、ご協力ありがとうございます。
おかげさまで、「職人町」の建設は順調です。
まずは鍛冶や木工のための工房づくりを進めていましたが、
此度は、新たな工房にも着工できました。

仕切ってくださるのは、先日ご紹介した、
「アララギ」さんです。
……よければ、一緒に様子を見に行きませぬか?
わたくしも、今日の進捗を確認しにいかねばと、
思っておりましたので!

仕切ってくださっている「アララギ」さんのところへ、
一緒に様子を見に行きませぬか?

あの狐、いつのまに工房づくりを進めてやがった!?
こうなったら競争するしかねぇ!

この間は、きちんと挨拶もせずに失礼したね。
あたしは、アララギ。
ほかの奴より、ちょいとばかし長く紙づくりをしているんだ。

紙漉き工房の準備は、つつがなく進んでおりますか……?

ええ、何つつがなく順調だよ。
あの猪爺の工房よりは、ずいぶん遅れてるがね?

車前会でよくよく検討した上での計画でございますれば、
何卒ご容赦を……!

すまないね、あいつと並べられると、
つい難癖つけたくなってよくない……。

ご不満があるのでしたら、わたくしからお伝えしますが……。

扱う道具は違えど、長年同じ町で職人をやってきた者同士のね。
まったく、我がことながら恥ずかしいよ。
いくつになっても、ガキみたいなケンカをしちまうんだから。

文句なしに感謝してますよ。
それに、[player]さんにもね。
今はまだ紙をつくれる状態じゃないが、
いずれ、いっとう素晴らしい紙をもって、
恩返しさせてもらうよ。

ヤンサコウゾが自生してるんだ。
加えて、紙づくりに欠かせない水も豊富だろう?
それで、昔から製紙業が盛んだった。
職人たちが一枚ずつ仕上げていく紙は、
繊細だが丈夫で、何よりも美しい。
それで、領内のみならず、
よその国への輸出品としても、大変な人気を誇ったものさ。

紙漉きの再開を目指すのは、日用品をまかなうためもあるが、
よそへの売り出しを見込んでのことだろう?
取引先に、当てはあるのかい?
最近だと草原のアウラ族や海賊衆とも取引があるらしいが、
連中、紙を重宝するとは思えないよ。

今はまだ便りを待っておりますが、きっと……

必ずや、卸し先を見つけまする!
ですので、ご心配なさらず工房を整えてくださいませ!

猪爺ばかりを活き活きさせておくのも業腹だしねぇ。

……まさか、もう素寒貧ってこともないだろう?

ところが案外、極上の紙ってのは、
すべらかな絹よりも人を惹きつけることがあるんですよ。

こちらは、車前会所でございまする!
ツラヌキさんの工房と、アララギさんの工房……。
ど、どちらが先ということもなく、
「職人町」全体の完成を目指しておりまする!

本日も、ご協力ありがとうございます。

「職人町」は着々と発展しておりまする。
是非、「ツラヌキ」さんから話を伺ってくださいませ。
そして、恐縮なのですが……
その場で少し、お待ちいただけますでしょうか?
間もなく、吉報をお届けに上がれそうでありますれば……!

おめぇ、職人町の発展を、また後押ししてくれたらしいな。
ありがてぇ……恩に着るぜ!
おかげで、どうだ!
なかなかナリが整ってきたと思わねぇか?

木工の作業場は、ずいぶん整ってきてる。
間もなく、本格的に稼働できるだろう。

????
それに、[player]さんも!

待て待て……おめぇら、西の大陸に逃げてたはずじゃ……!?

もちろん、エオルゼアに逃げ延びていた、
ほかの皆もともに……ッ!
今は休憩なさっておりますが、じき、町もにぎわいましょう。
[player]殿に手引きしていただいた計画が、
やっと結実したのでございまする。
まこと、めでたき日と言えましょう!

物資の工面までしてくれているそうじゃないか。
本当に、感謝がつきない……!
我ら、遅れて参じた分まで、
祖国と遠き地の友に恥じないよう、働こう!
まずは住む場所を確保してやらなきゃな。
せっかく帰ってきたおめぇらを、路地では寝かせられねぇや。

少し民家の補修にまわしてやってもらえるか?

すぐに車前会に相談し、万事対応いたしまする!
これよりは、また皆とともに……
すばらしい町にいたしましょうっ!

しかし、となるとますます家も道具も必要だ。
また頼むぜ、[player]の姉ちゃん!

こちらは、車前会所でございまする!
「職人町」は万市場よりも規模が大きいため、
より多くの物資を必要といたします。
[player]殿、ご負担ではございませぬか……?

あんたの羽振りがいいおかげで、こっちも助かってるよ。
といっても、まだ作業をはじめるには及ばないがね。

同胞たちに代わって、お礼申し上げまする。

エオルゼアより帰還してきた皆のための家も、
着々と作られておりまして!
まだ十全とはいえぬ町ですが、
戻ってきた方々が、感慨深げにご覧になっているさまに、
何か……温かな心地がいたしまする。

裏に「アララギ」さんがいらっしゃると思いますゆえ!

残念ながら、まだ建物を建ててるところさ。
漉き船が仕上がってりゃ、
少しは見所もあったかもしれないが……すまないね。

そこは店にするつもりさ。
近頃はこの町にも、いろんな連中が出入りしてますからね。
あんまり殺風景なのもよくないだろうってんで、
彩りも鮮やかな、紙工芸の店を出そうとしてるのさ。

紙で作った、小さな風車って言えば想像がつくかい?
そういうのをたくさん並べてね……
風が吹けば、いっせいにカラカラリと回りだす。
あれは壮観だよ。

店頭販売なんかじゃなく、もっと大きな卸し先がいる。
コザクラは当てがあるって言ってたけど、
あたしも詳しくは聞いてないんだ。
いったい、どちら様を口説いてるのやら……。

少し、お話したいことがございまして……
紙の卸し先についてなのですが……。

……何か進展があったのかい?

ドマの上等な紙や工芸品を、
定期的かつ大口で仕入れてくれる取引先はないか……とな。
そこで、わずかなツテを頼って、
いくつかのエオルゼア系の商会に声をかけてみたのだよ。
あの御仁なら多分……いや、間違いなく、
双方に実りある取引にしてくれるだろう。
ちなみに、どちら様だい?
大御所なら、[player]さんはわかるだろう?

我々もレヴナンツトールでよく……
大変よく思い知ったつもりだがっ!
需要のあるところに供給をすることにかけて、
彼女ほど鼻が利く商人もいまい。
味方であるうちは、これ以上なく心強いよ。
あたしたちの紙を卸す先が見つかったってことでいいね?

速く、巧く、仕事をするだけですよ。
休憩もおしまいだ!

相当な目利きとして有名なんだってねぇ。
上等だ、彼女が絶対に買いたくなる紙をつくってみせますよ。

こちらは、車前会所でございまする!
「職人町」のどの工房も、
建物はかなり完成に近づいて参りました。
いよいよ、肝心の作業場を整えまする!

あとはこっち……俺たちが鉄を打つための、
立派な炉を仕上げねぇとな!

こうしてまたお会いできるなんて、嬉しいです!
私、見回りの手伝いをしながら、
ここで調理もさせてもらっています。
フ・ラミンさんの味や工夫を、ドマの食卓にも届けたくて!

わしも、どうにかこうにか二度目の航海を乗り越えて、
こうして祖国に戻ってこられた……。
今は、エオルゼアで見聞きしたことを、皆に伝えておる。
老骨がいかにして活躍すべきかは、
かの地の友が、よぉく教えてくれたからのう!

そこに紙の材料を入れ、簀桁(すけた)で漉くって成形する……
紙づくりの中でも、大事な工程のひとつさ。

本日も、まことにありがとうございます!

これにて、鉄や木材を扱う工房は、
すべて稼働しはじめたことになりまする。
今、「ツラヌキ」さんを中心とした職人たちが、
怒涛の勢いで日用品の生産と修繕を進めており……
その働きぶり、ご覧になってはみませぬか?

ご覧になってはみませぬか?

悪いが、ちょいとばかし待ってろ!

持ち手が千切れて、口がひしゃげてたやつ……来てただろ!

鉄打ちの青年
あれなら直して、表にまわしときましたよ。
ところで、研ぎまでおわった包丁が7本あったはずなんですけど、
さっきから見当たらなくて……。

お前は大鍋の修理をはじめてくれ。
いっとう古くてデカいやつは、あとでオレが…………


船着場まで怒声が聞こえてましたよ。

オレたちの仕事場に何しに来た! しっし!!

先の完成を譲ってやるんじゃなかったよ。

言ってろ言ってろ、負け惜しみ!

煽るからには、万全なんだろうねぇ?

仲間と、恩人の力を借りてできあがった工房だぞ?
百の鍋でも、千のクワでもつくってやらぁ!

桶から水が漏れず、振るったクワが折れなけりゃ、
荒れ野だって田畑になる!

五百重ねた紙も、千枚重ねた紙も、
すっとひと裁ちにできる業物が必要だ。

おめぇがコウゾを長々と煮てる間に仕上げてやるから、
覚悟して待ってな!

めでたし、でございます……る?

車前会も、全力をあげて、職人町の完成までひた走りまする!

これで職人町は完成だって言われても、違和感ないくらいにな!

こちらは、車前会所でございまする!
「職人町」の復興も、残すところは紙漉き工房の建設のみ!
あと少しのお力添え、何卒よろしくお願いいたしまする……!

ここまでのご尽力、まことに感謝いたします。

紙漉きの工房と商店が完成いたしました。
これにて、車前会による「職人町」の発展計画は、
完遂されたことになりまする!

それは、完成した町並みを見ながら……。
是非、「アララギ」さんをお訪ねくださいませ!

是非、「アララギ」さんをお訪ねくださいませ!

おかげさまで、レヴナンツトールに身を寄せていた同朋は、
皆、無事に帰還している。
悲嘆に暮れた行きの航海と違い、
帰りの航海は、いかに穏やかで希望に満ちていたか……!
貴殿らには、どれほど感謝しても足りぬほどだ。

なんだか不思議な気持ちだよ。
子どもたちにも、君が来ていることを伝えたんだが……
なにやら「ドマ冒険者団」としての企みがあるらしい。
そのうち顔を出すと思うから、そのときはよろしく頼む。
あんたに、礼が言いたくてね。
……この工房を、見ておくれよ。

あそこでやってるのが、代表たる紙漉き作業さ。
漉き船に、紙の材料を入れて、
簀桁(すけた)で漉くって成形する……
手作業ではあるが、日に何千という紙を作り出すんだよ。
それを圧搾して、乾燥させて、いい大きさに断ち切って……
そのまま売りに出す紙もあれば、工芸品の材料になる紙もある。

木と紙でつくりあげる工芸品は、
ドマとひんがしの国、周辺諸国が築いてきた芸術さ。

前に言ってた店も、無事に開いたんだよ。


ほかでもないあんたのおかげさ。
……恩に着るよ、[player]さん。

アララギさんもいるなら、ちょうどいい。
この前の試作品、取引先はお気に召してくれたかい?

それを伝えるために、皆を探しているところだったんだ。
残念ながら、あんただけがいい顔してられるのも、
もうおしまいみたいだよ。

陰気が祟って、おっ死ぬぞ!

なんでコザクラの嬢ちゃんが泣く!?

も、もうしわけ、ございませぬ……!

こんなっ、立派になって……
そとの方にも、ドマのものを認めてもらえて……!
よかったんだ……大丈夫だったんだと思ったら、つい…………。

車前会の計画は、まだまだ途中なんだろう?
あんたが泣いていたら、先に進まないじゃありませんか。

嬢ちゃんたちには、これからさらに気合を入れて、
町人地を発展させてもらわなきゃならねぇ。

[player]の姉ちゃん、もう一息、手伝ってくれ!

なにせ目立つもんで、ほかから預かった土産物まで置かれて、
妙な有様ですけどねぇ。

任せておけ、悪いようにはしねぇからよ!

こちらは、車前会所でございまする!
万市場と、職人町……
車前会が最初に計画していた区画の建設は完了いたしましたが、
ツラヌキさんたちは、何をなさるおつもりでしょう……?


万市場と職人町が完成した記念に、
車前会所も、ちょいとばかし改修したぜ!

わ、わたくしどものために、
貴重な資材を使っていただくわけには……っ!

いつまでもボロの会所に詰め込んでおくつもりなのかい?

貧相なナリしてちゃ、つかめる客もつかめないし、
納品しにくる[player]さんだって不安になるよ。


あんたと車前会に渡すものがあるんだ。

新しくなった車前会のお披露目だよ!



あんたたちが地味な格好しているもんだから、
慣れてない奴には、探しにくいらしくてねぇ……。
今後、もっともっと町人地を発展させるつもりなら、
誰よりも目立つくらいの気持ちでいな!

町人地の、ドマのためとあらば、
ちょうちんのようにだって、なってみせまする!

ここにまた、ドマという国を造るという夢……!
そのために、骨身は惜しみませぬ!

まだまだ未熟なわたくしどもですが、
いただいた温情を糧に、いっそう精進して参りまする。

次の改修案も、じき決議されるでしょう。
そのときは、どうかまた、
あなた様のお力とお知恵を、拝借させていただきたく……!
ドマ町人地を、何卒よろしくお願いします!

こちらは、車前会所でございまする!
この会所にも、法被(はっぴ)にも恥じないよう、
これからもドマ町人地のために粉骨砕身いたしまする!
次なる計画が立ちました際には、また何卒……!

次なる計画が立ちました際には、また何卒……!

今ならもっと食材が届いても、
ササッとさばいてみせようじゃないか!

大したもてなしはできねぇが、好きに見学してってくれ。
こっちは余命も尽きそうな忙しさで、愉快ったらねぇや!

おかげでこちらは、つつがなく。
今日もいい色味の紙ができてますよ。

イシブシ
うまいこと資材を……工面してくれている……。
とても、ありがたいことだ…………。

これからはどんどん建物を増やして、
賑やかにしていきたいよな!

徴兵されていた人たちがみんな帰ってきたよ!
人手も増えたことだし、
みんなの腕っぷしを活かして、なにかできないか、
考えてるところなんだ!

イハナシ
またドマで親子そろって暮らせるなんて、夢のようです!
いまでも、俺を拾ってくれた海賊衆には頭が上がりませんよ。
ここで船の修理なんかをやらせてもらえてるのは、
頭領のおかげですからね。

詳しいことは、まだ内緒にさせておくれ。

巨漢の農夫
見ての通り荒れ果てちまった土地ではあるが、
米づくりでもできないかと考えているんだ……。

ようこそお越しくださいました。
先日、車前会にて、
今後の復興計画の方針が決定いたしましたので、
お伝えせねばと思っていたところです。

この町の瓦礫は、おおかたを除去することができました。
用地も広くなりましたので、今後はそちらを中心に、
新たな施設を建設していく予定でございまする!
ただ、そのため、
よりいっそうの物資が必要となっておりまして……
今後も、物資のご支援を賜りたいのでございまする。


????

巨漢の農夫
カストルム・フルーミニスに徴用されていたときに、
忍びの嬢ちゃんと一緒のあんたに、助けられたんだ。
あのときは名乗りもせずに、すまなかったな。
自分はイハセという。
次に車前会に援助を頼んでいる「田園地」の責任者だ。

だから周囲には、稲作を行う村が多い。
自分も含めて、町人地にはそんな村出身の者も多くいる。
いまは復興が進んだこともあって、少し手あきでな。
そうなると俺たち農夫としては、やっぱり米が作りたくなる。
ヤンサは大陸随一の米どころ、復興に稲作は欠かせないのさ。
だからコザクラさんに、
空いた土地を田んぼにしたいと頼んだんだ。

北西にある広い用地まで、来てくれないか。

次の復興予定地は「田園地」でございまする!

外部に推せるものができるのは、車前会としても色良きこと。
開発が楽しみでございまする!

ぜひ一度、「田園地」を視察なさってくださいませ!

ドマの人の口にも合う、エオルゼア風の料理を試作しています!
町人地の方々にも、好評なんですよ!

今ではひっぱりだこでのう!
あちこちで話して回っているんじゃ!

自分には、ツラヌキさんたちのような手につく職もないし、
ヒギリのように料理の腕が立つわけでもないからな……。

イシブシ
達成感があって……楽しい……。

この辺りの建物には、特に水に強い木材を使ってるんだ。
せっかく建てるんだから、長持ちしてもらわなくちゃな!

ぜひ一度、この地を見ておいてほしくてな。

あんたには、この地はどう見える?

ははっ、そういうと聞こえはいいがな……。
がらんとした、だだっ広い土地だ。
戦乱で荒れ果てていた土地を、少し整えただけのな。
►ここが田んぼに
そうだな、そう思うのも無理はない。
戦乱で荒れ果てていた土地を、少し整えただけだからな。

ひとまず町の中心部を建て直すってときに、
資材をあらかた持ちだした場所さ。

ただの空き地になっていたんだ。
とはいえ、さらに昔にさかのぼれば、
この辺り一帯だって、のどかな農村だったのさ。

多少の土を入れ替えてやれば、十分に米を育てられる。
ただし、やみくもに耕せばいいってもんじゃあない。
米づくりに土が大切なのは言うまでもないが、
同じくらいに水も大切だからな!
つまり、無二江の水を引き込むための用水路の配置や、
排水口の位置も気にする必要があるってことだ。
常に、きれいな水を引き込まなくちゃいけないからな……。

米づくりのことになると、つい口まめになっちまう。

根気よく向き合えば、この土地で美味い米が作れるってな!
だからどうか、支援を頼む!

稲が育ちやすい柔らかい土をつくることさ。
だから、念入りに田起こしをやらないとな。

こちらは、車前会所でございまする!
「田園地」にて、農夫の方々が稲作を始めておりまする。
建材だけではなく、農具や肥料なども、
工面しているところでございまして!

本日も、ご協力ありがとうございます。

農具や人手の工面ができ、
田園地の開墾が進んでおりまする。
市場や職人町とは、必要となる物資が違いますゆえ、
調達に苦心することもございますが……
その分、やりがいがありまするっ!

「イハセ」さんのもとへ赴き、
「田園地」の様子をご覧になってくださいませ!

おかげで、農具が揃ってきてな。
やっと整地が済んだところだ。
まだ土づくりは、しまいじゃないがね。
あとは、コザクラさんに頼んだものが調達できれば……。

????
車前会の嬢ちゃんに言われて、
ケナガウシを連れてきたっすよー!

もう用意してもらえるとは!

茶髪のブドゥガ族
報酬も充分にもらっている。

茶髪のブドゥガ族
ヤンサのような気候では、毛皮の需要も少なかろうに……。
肉をボーズの餡にでもするのか?

こいつに犂(すき)を曳いてもらって、田んぼを掻くんだ。
土を細かく、柔らかくしたほうが、稲がよく育つもんでね。
いい米は、それだけで美味い。
炊きたての米に、塩を振っただけのにぎり飯なんか……
最高だ。

茶髪のブドゥガ族
ああ、市場のきっぷのいい女主人がくれた、あの白い塊か!
最初はボーズかと勘違いしたのだが、
口の中でほろりとほどけて、非常に美味かったな……。

茶髪のブドゥガ族
草原では縁がないが、農耕は偉大であるな。

赤髪のブドゥガ族
ここでコメとやらの栽培を手伝ったら、
収穫のときには分けてもらえたり……しないっすかね……?

茶髪のブドゥガ族
お前、ここに居つくつもりじゃあるまいな!
我らには、ヒエンを手に入れるという大願があるのだぞ!

赤髪のブドゥガ族
けど、命を助けてくれたミツバの姐さんに、
なんか恩返しがしたいんすよ……!

青髪のブドゥガ族
気長に狙うも、策略のひとつ。

茶髪のブドゥガ族
お前まで…………!

茶髪のブドゥガ族
ふたりの言うことも、一理、あるかもしれんな……。

茶髪のブドゥガ族
少しばかりのコメの報酬も、願いたいのだが……。

米はできてからの、後払いってことになっちまうが、
それでもいいか?

茶髪のブドゥガ族
どちらにせよヒエンを手に入れるには、
長期戦となりそうだからな。
それに、よく見れば貴君もなかなかいい体つきをしている。
コメができたあとは、我々と共に、
アジムの地に住まうというのは…………どうだ?

俺には妻子がいるし、米づくり以外に興味はないんでね。
米がつくれないところに住むなんて、耐えられないな。

アウラ族の兄さんたちまで、手伝ってくれるとは……。
草原の出身者はたくましいから、いい働き手になるだろう。
兄さんたちは、
たまに抜け出してどこかに行っているようだが……。
まぁ、深くは干渉するまい。

イシブシ
あとは……若い衆に任せたんだ……。
俺が倒れると……みなの仕事が滞る……から……。

度重なるご協力、まこと感謝いたしまする!

必要な施設や物資は、すべて揃ったとのお話がございました。
稲も、順調に成長しておりますよっ!
[player]殿にもお見せしたいと、
おっしゃっておりました。

ぜひ水田をご覧になってくださいませ!

おかげで水車小屋も完成したし、
あとは稲の成長を見守るばかりだ。
草取りとか、肥料をまいたりだとか……
相変わらず、やることには事欠かないがな。
米は、手間をかければかけるほど美味くなるもんだ。

さっきまでこの辺りにいたんだが……。

ミツバねぇちゃんが、差し入れ持ってきてくれたんだって!
食べよう、食べよう!
驚かせようと思って内緒で来たんだけど、
草取りをしていた子どもたちに、先に見つかっちまってね!
特製肉みそ入りのにぎり飯を持ってきたよ!
働き者たちには、精をつけてもらわないと。
たんとお食べ!

変わらず手伝ってくれてるようだね?
ちょうどいい、一緒に食べていきなよ!

なんでここにいるの!?
ドマ町人地のフッコーの手伝いをしてくれてるの?
すげー! さっすが、ねえちゃんだなぁ!
いろんなところで手伝いをしてるんだ!
ドマ冒険者団のチメードを上げるためにね!
コハル
ドマ冒険者団をおっきくするの!
せっかくなら、休憩しながらゆっくり話せばいいじゃないか。
ほら、手を洗っておいで!

ドマ冒険者団、とつげきー!
皆さん、おそろいでいらっしゃいますか?

それと、そちらのお人は……?

[player]殿と子どもたちに、
お話がございまして、伺った次第でございまする。

栗斎塾(りっさいじゅく)という、
学び舎に決定いたしまして……
此度、先生をお呼びいたしましたので、
子どもたちに紹介しようと、お連れしたのでございまする。

もしかして、ミナヅキ先生が勉強を教えてくれるの?
コハル
あのね、あたしたち、エオルゼアの方に避難してて、
この前帰ってきたばっかりなんだよ!
すでにお知り合いでございますか?

シウン
前に僕たちに武術を教えてくれていた師匠の奥さんだよ。
師匠と一緒に、いろんなことを教えてくれた人なんだ。
ロッカ
ドマの歴史を習ったりしたの……。
ならば、なんの心配もなくお任せできまする!

コザクラさんから聞きましたよ、
いまは、ドマ冒険者団という団体を組織しているんですって?

心配しておりましたが……
皆さんの元気そうな姿が見られて、本当によかった。
これから、また皆さんと共に学べることを、
嬉しく思います。
一緒に、がんばっていきましょうね。

コハル
シウン
ロッカ
新しい基地の偵察だー! とつげきー!
お初にお目にかかります、ミナヅキと申します。

夫とともに、子どもたちの教育を任されておりました。
反乱で夫を亡くしたあとは、帝国の監視下にありましたが……。
こうして再び、子どもたちのために働ける上、
またあの子たちに会えるなんて!
それだけでも感謝は尽きませんのに、
学び舎設立のためにも、支援していただけるとか……。
本当に、ありがとうございます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたしますね。

実りの時期を楽しみにしていてくれ。

これがたまらなく美味くてねぇ!
寿司によし、にぎり飯によし、丼ものによし、さ!

のびのびと過ごしているようで、なによりだ。
たまにモードゥナを恋しがっているようだがね。
イシブシ
みな、つい、はりきってしまうんだ……。
子は宝……だからな。

よくよく気をつけて作らねぇと!

シモガレ
子どもたちを見守る大人たちの目は、
多いに越したことはありませんから。

いまはまだ、ご覧のとおり建設が始まったばかりですので……
子どもたちを集めて、青空教室を開いておりますの。

ロッカ
とっても聡明な方なのよ。
師匠を言い負かしているときもあったんだから。
ねえちゃんも、いつでも遊びにきていいからな!
コハル
ここがあたしたちの新しい修行場所なんて、夢みたい!
わくわくするー!
シウン
あるていど、屋根とかができたら、
中に入っていいんだって。
こちらは、車前会所でございまする!
「田園地」への支援が終了し、
現在は「栗斎塾」の建設を開始いたしました。
子どもたちの元気な声に、励まされまするっ!

本日も、ご協力ありがとうございます。

設備はまだ充分とは言えませぬが……
すでに、講話などをなさっているようでございまする!

ぜひ「栗斎塾」の「ミナヅキ」さんのもとで、
様子をご覧になってくださいませ!

ロッカ
ミナヅキ先生のお話、とってもわかりやすいもの。
この町に足りない物を、いっぱいギエンしてくれてるんだろ!
すげーな! ありがとう!
コハル
大工のお仕事はできないけど、
あたしたちもお手伝いしないとね!
シウン
はっきり答えがでるのが楽しいんだ。
お姉さんは、どっちがすき?
おかげさまで、
雨風を防ぎながら授業をすることが、できるようになりました。
ただ、教本などは思うように揃っていないため……
こうして、口頭での講話を行っておりますの。

あなたは、リッサイ様のお話をご存知?

じゃあさ、一緒に、先生の授業を受けていきなよ!
コハル
知らないことを知らないままにしておくのは、
もったいないって、大人の人たちはいつも言うし!
よかったら、ぜひ聞いていらして。

リッサイ様は、
かつてドマに仕えた、高名な侍でありました。
主君に忠実で、砲術や兵法に優れていただけでなく、
書に通じた博識なお方であったと伝えられています。
そして老いて公務から退いたあと、
多くの私財を投じて、私塾「栗斎塾」を開設なさいました。
その学び舎は、侍の子弟だけでなく、
市井の子どもたちへも、門戸が開かれました。
望めばだれでも、高度な教育を受けられるように。
そして、その姿勢に感銘を受け、
リッサイ様亡き後もその意志を継いだ者たちが、
「栗斎塾」の運営を続けてまいりました。

ロッカ
コハル
先生もリッサイ様の想いを受け継いでいるんだね!
帝国侵略後は、教育も帝国式に改めるよう強要され、
閉鎖されてしまいましたが……。
それでも年配の者は、
こっそりと子どもたちに読み書きや歴史を教えていたのです。
それは皆さんにも…………覚えがあるでしょう?

こうしてドマが解放され、栗斎塾が再建されたのですから。

20年という歳月を経て、ふたたび花開くのですよ。
あなたたちはその、第一期生です。

なんかかっこいいなー!

コハル
シウン
ロッカ
子どもたちは大変熱心に、講義を聞いてくれますわ。

こちらは、車前会所でございまする!
「栗斎塾」では、施設の建設の途中でございますが……
すでに授業が始まっているようでございますよ。
ミナヅキさんも子どもたちも、熱心でございますね。

本日も、ご協力ありがとうございます。

栗斎塾の設備も、徐々に充実してきておりまする!
百聞は一見にしかず。
ぜひ、「栗斎塾」をご覧になってくださいませ。
「ミナヅキ」さんが、お待ちしておりますゆえ!

ぜひ、「栗斎塾」をご覧になってくださいませ。
「ミナヅキ」さんが、お待ちしておりますゆえ!

おかげさまで、
学び舎は見る間に立派になっていきますわ。
本なども寄贈していただいたので、
外見だけでなく内部も、充実してきましたでしょう?

筆記具などは、子どもたちが自分で調達してきたのですよ。
職人街のみなさんのところへ行ってね。

ツラヌキさんに煤をもらって、墨を作ったんだ!
シウン
墨を練るの、すごく楽しかった。
お姉さんも、こんど一緒にやろう?
コハル
ちょっぴり破けちゃった、売り物にならない紙なんかを、
いっぱいもらってきたよ!
ロッカ
少し見ない間に、ずいぶん立派になりましたね。
自発的に考え、行動し……大人たちも顔負けですわ。
慣れない難民生活で、苦労を強いられ、
身についたのかと思っておりましたが……
それも、少し違うようですね。

目の前のことを楽しんでいる。
子どもたちの笑顔には、本当に救われます。

車前会や大工さんたちも同じようです。
ですから……
次は子どもたちが喜ぶようなところを、充実させてあげようと、
大人たちでこっそりと画策しているのですよ。

子どもたちには、まだ内緒でお願いしますね?

さまざまなことを、手伝っているようですね。
大工衆の皆さんにも、よく可愛がってもらっているようです。

なんとまぁ、自分たちで勉強道具を調達するって言うもんだ。
今どきの子どもってのは、殊勝なもんだなぁ!

最近じゃ、町人地の子どもたちもあたしたちの立派な上客でね。
ひいきにしてもらって、ありがたいもんですよ。

いっぱい冒険するには、
体力もつけておかないといけないからさ!
コハル
って町の人たちがつくってくれたの!
大人の人が見てるなら、いつでも遊んでいいんだって!
シウン
いま、セイタイチョウサしてるんだ。
虫の痕跡を探してるの……。
ロッカ
ミコッテのお友だちとか、変なララフェル一味の話とか。
思い出すと少しだけ、寂しくなっちゃうな……。
度重なるご協力、まこと感謝いたしまする!

施設も完成したと、ミナヅキさんから連絡を受けておりまする。
これから、様子を見にいきませぬか!

じゃあ、私がくることもなかったかな。
そのお召し物は……。

やっぱりドマの着物は肌になじむな。
父上やヒギリたちも、再び袖を通せることを喜んでいたよ。
まぁ、子どもたちは、
エオルゼアの装いのままだがね。
気に入って着ているのならば、止める理由もない。
君たちを呼んでくるように頼まれていてね。
なんでも、見てもらいたいものがあるみたいだよ。
「栗斎塾」の「ミナヅキ」さんのもとへ参りましょう。
子どもたちを待たせてはなりませぬ!

子どもたちと「ミナヅキ」さんが、
待っていらっしゃるそうですので!

ドマのまわりを見るのも楽しそうだし、
ホーリー・ボルダーたちにも会いにいくのもいいよな!
コハル
はやく、いろんな世界を見てまわりたいんだもん!
トキハカネナリってね!
シウン
きっとすごく楽しいと思うんだ……。
先生の授業が終わったら、皆をさそってみようかな。
ロッカ
ヨウザンやコハルは、すぐに飛びだしていっちゃうから、
私が止めてあげないと。
シモガレ
心が洗われるようです。
こちらまで、元気をもらっている気がしますね。

ホウザンさんにこちらに向かうようにと、お話をいただき、
参った次第でございまする!

どうしても見てもらいたいものがあると、
子どもたちが言うものですから……。

これを見て!
フ・ラミンさんが持たせてくれたんだ!
「ドマに帰っても、エオルゼアのことを忘れないでね」って。
ロッカ
大工さんにお願いして、かけてもらったの。
ミナヅキ先生にも、気に入ってもらえるといいんですが……。
ここは、あなたたちの学び舎ですから、
勉強に役立ちそうなものは、なんでも大歓迎ですわ。
西方でも、あなたたちを見守り、
気遣ってくれる方が、いらっしゃったのですね。

ずいぶん高価だったのではありませんか?
返礼など、しなくていいのかしら……。

シウン
でもフ・ラミンさんは、
お下がりだから気にしないで、って言ってた。
先生は、こういうのあんまり見たことない?
レヴナンツトールで仲良くなった子も、
持ってたりしたよ。
ほとんどありませんでしたから……。

コハル
星読みにつかうものとか、拡大鏡とか、
いっぱいもらってきたから!
チョコボっていう生き物の、ぬいぐるみもあるの!
向こうにはチョコボがいーっぱいいてね、
牛や馬みたいに、荷台をひいてくれるんだよ!
砂漠にあるのがウルダハで、レヴナンツトールは山の方……
それ以外にも、こんなにいっぱい国があるんだよ!
ねえちゃんも行ったことないような場所を、
冒険するんだ!
西方に関しては、
私のほうが、教わる側になってしまいますね。

あなたたちほど、西方のことを知っている人たちはいないわ。
ぜひ、皆さんのお話をもっと聞かせて。

本当に晴れやかでございますね。
こちらまで元気になりまする!

町の治安にはいっそう力を入れていかねばと、
車前会でも話題になりました。
ちょうど、いいお話がございまして。
なんでも徴兵帰りの有志の方々が見廻組なるものを組織し、
帰燕館のそばに、駐屯所を設ける予定だとか。

引き続きのご協力を、お願いいたしまする!

だからこそ、こうやって勉強を教え、
できる限りの支援をしていくのですわ。

こちらは、車前会所でございまする!
おかげさまで栗斎塾が完成したため、
いまは「見廻組屯所」の建設を進めておりまする。
よければ一度、様子をご覧になってくださいませ!

あたしたちも作りがいがあるってもんだ!
たらふく食わせてやらないとね!

前の塀は崩れちまったから、オレたちで建て直したんだ!
ドマの大工衆は、石材の扱いもお手のものさ!

イシブシ
早く見廻組の屯所を……完成させなければ……。

おかげで次から次へと、仕事が入ってきやがる!
この目の回りそうな忙しさ、たまんねぇなぁ!

ろうぇな商会ってのは耳馴染みがなかったが、
どうやら、いい目利きをしているみたいじゃないですか。

本日も、ご協力ありがとうございます。

車前会といたしましても、
優先的に物資を配当し、支援している次第でございまして!

い、いえ、「マウトウ」さんが取り仕切っておりまする。
「見廻組屯所」にいらっしゃいますゆえ、
お話を聞いてみてくださいませ!

「見廻組屯所」にいらっしゃる「マウトウ」さんから、
お話を聞いてみてくださいませ!

いろいろ手伝ってくれてるんだろ?

彼女とは、幼なじみっていうか、兄妹みたいっていうか……
そんな感じなもんで、よく立ち話をするからさ。
あ、オイラはマウトウっていうんだ、よろしくね。
見廻組の取りまとめをさせてもらってるよ。

町の治安を守るために、オイラたち見廻組が在したり、
訓練するための場所にするつもりなんだ!
いまでも、できることから始めてるよ。
外を見回って、魔物の侵入を防いだり、
子どもがけがしそうな場所がないか確認したり……。

見廻組の青年
マウトウさん、ちょっといいかね?


見廻組の青年
当番の交代時間は、もう決まったんだっけ?

半刻おきに交代って話になったはずだよ!

見廻組の青年
こりゃ、前の当番のやつらに詫びをいれねぇと……!
ありがとうよ!

まだ、いろんなことが手探りでね。
見廻組が、ちゃんとした組織になったのは最近だからさ。

ハクロウさんが率いる「侍衆」がやってくれてたんだ。
いち早く、ドマに帰還してたからね。
でも本来、侍衆は国全体の護りを固めるのがお役目さ。
ずっとドマ町人地だけを、
見ていてもらうわけにはいかないだろ?
だから、有志で集まって、
侍衆に代わる組織をつくろうって、話になってね。
ヒエン様のおかげで、帰ってきた徴用兵たちもいるしさ。
腕っぷしに自信のあるやつばかり集まってるから、
町の護りは任せてよ!

オイラは戦力にはなれないんだけどね……。

ずっと足が悪いんだ。
徴兵はまぬがれたけど、残されるのもつらかったよ。
仲間と離れるのは寂しいし、やるせないし、
何より連れ去られずに済んで安心している自分が、嫌になった。
でも、おかげで、町人地の復興はずっと見ていたからね。
町の中の、隙のできやすい死角なんかには、
誰よりも詳しいよ!
だから、みんなに警備の要点なんかを教えているうちに、
いつのまにか、見廻組の取りまとめ役になっててさ。
オイラにもできることがあって、本当に嬉しいよ。

オイラたちにできることは、なんだってするつもりさ!
見ててくれよ!

自分の国のために働けるっていうのは、
やっぱり嬉しいよな!

こちらは、車前会所でございまする!
「見廻組屯所」の建設は順調に進んでおりまする。
統括のマウトウにい……マウトウさんは、
とても頼もしいお方でございます!

度重なるご協力、まこと感謝いたしまする。

屯所完成の知らせをいただいたところでございまする!

わたくし、もしかして、
マウトウさんのことを兄さまと呼んでおりましたか……!?

お恥ずかしいところを、お見せいたしました……。
マウトウさんは同郷ということもあり、
幼少の頃より、兄のように慕ってきたのです。
それゆえ気を抜くと、つい昔の呼び方をしてしまいまする……。

「マウトウ」兄さまがお待ちでございまするっ。
[player]殿に、会いたがっておられました!
わたくしも兄さまにお伝えすることがございますので、
ともに「見廻組屯所」へ参りましょう!

ともに「見廻組屯所」へ参りましょう!

待ってたよ!
見てくれ、オイラたちの屯所!
すごく立派になっただろ!

訓練に励んだり、町人からの相談を受けたり……
みんな大忙しさ!
これも車前会と、
物資を支援してくれた[player]さんのおかげだよ!

町人地の外にも目を向けられるようになってさ。
街道や川辺の魔物退治なんかも、引き受けているんだ。
もちろん、町中での問題解決でも力を発揮しているよ。
火事やケンカなんかは、ないのが一番だけど、
どうしても起こっちゃうもんだからね。

町人から、安心して生活ができると、
お言葉をいただいておりまする!
それに…………
本日は、マウトウ兄さまにお伝えしたいことがございまして。


「見廻組の働きを認め、公的組織として召し抱える」と、
通達をお出しになったのでございまする!

そりゃ、本当かい!?

ありがたいことに、ヒエン様はこの町人地に、
よくよく目をかけてくださっておりまする。
町人たちの反応はもちろんのこと、
実際に見廻組の活動を、こっそりと見ていたようです。

相応の礼を返すのが君主の役目である……
と、ヒエン様はおっしゃっておりました。

いやぁ、こんなに嬉しいことはないよ!

生活のための仕事と掛け持ちで、参加してくれてる人も多いんだ。
公的組織になって給金が出れば、活動に専念できるってものさ。
それになにより、
ヒエン様が認めてくださったというのが、
オイラたちにとっては、最高の誉れだよ!

[player]さん、コザクラ。
本当に、みんなのおかげだ!
これからもっと、
町のみんなが安全に暮らせるように努めるよ!

見廻組の青年
ヒエン様を狙うアジムステップの人たちが、
また、帰燕館に侵入しようとしてるよ!

あいつら、ほんとに懲りないんだから!

刺又(さすまた)と縄を持って出動するよう伝えて!
でも、捕まえたあとの対応を検討するために、ひとりは残って!

見廻組の人狼族
ふたりは、あいつらが二度とヒエン様を狙わないような、
きつーいお説教を考えておいてくれ!

ちょっと席を外させてもらうね!

より頼もしくなったようでございますね。

おかげさまで、町の運営に必需な施設も軒並みそろい、
生活も、安全かつ豊かになりました。
でも、これで完了ではございませぬ。
生活が整ったからこそ着手したいと、
町人地の皆さんから要望の多い、施設がございまする。

帝国風の建物の残骸が、残っておりますでしょう?
かつてあの場所には、禍々しい風貌の「物見塔」がございました。
帝国軍が、町人地への出入りを監視するために建てた、
支配の象徴でごさいまする。
ドマ解放から今日に至るまでは、
生活に必需な施設を整えていくのに必死だったため、
対応が後回しになっておりましたが……
町の復興が一段落したいま、
あの塔の取り壊しを本格化したい、という町人たちの総意に、
やっと応えられるようになったのでございまする。

[player]殿には、
引き続きの物資のご支援を、お願いしたいのでありまする。

マウトウの声
こっちの用件はもう済んだよ。

町人のひとりとして、オイラもお願いしたいな。
[player]さん、どうかよろしく頼むね!

では今後とも、よろしくお願いいたしまする!

ヒエン様のご期待に、応えないとなっ!

解体した廃材をツラヌキさんとこに持っていったら、
えらく喜んでくれたよ!

イシブシ

こちらは、車前会所でございまする!
見廻組屯所が完成し、町がよりいっそう安全になりますね!
おおかたの施設の建設がすみましたため、
現在は、帝国の監視塔を解体しているところでございまする。


無事に、帝国軍の「物見塔」を撤去されたようでございますよ!
大工衆の方々には、日々お世話になっておりますが、
この件に関しましては、特に思い入れが強いらしく……
いつも以上に、力を入れて作業なさっておりまする!

作業の進捗を、ぜひご覧になってくださいませ!

解体作業を、ぜひご覧になってくださいませ!

イシブシ
あんたのこと……よく……見かける…………。

イシブシ

人よりちょーっとだけ無口なんだ。

この町で知らない人はいないぜ!
みんな、あんたの義援物資に助けられてるからな!
特に、オレたち大工衆は、
資材がないとどうにもならないからさ!
建築用の物資とか、
その元手になるようなものを援助してもらって、
いつも感謝してるんだ。


こうして直接に礼が言えて、オレも嬉しいよ。
なんていったって今回も、
あんたの援助のおかげで、帝国の物見塔を取り壊せたしな!
まったく、頭が上がらないよ!
それに、資材に余裕ができたから、
ドマ風の物見塔を手がけようって話になってるんだ!
今はその土台を作っている最中さ!

イシブシ
そのこと……だが…………。

もしかして、建設を中断するつもりなんで?

イシブシ

イシブシ
まだ決まっていない……。
みなの意見を……聞きたい……。

そうだなぁ、せっかくなら、
みんなが喜んでくれるものにしたいよな。


そいつはいいや!
灯台にすれば、見張りにも交通にも便利だからな!
なにせ無二江は、物流の大動脈だ!
町人地が発展していけば、出入りする川船も多くなるはずだし、
安全のためにも、あったほうがいいだろうね。
►ヒエンの像
ひ、ヒエン様の像……!?
それはドマのみんなよりも、別のやつらが喜びそうだから、
ちょっとな…………。
もっとこう、ドマの民に役立つようなさ、
灯台にするとかは、どうだろう!
町人地が発展すれば、出入りする川船も多くなるはずだしな!


イシブシ

親方の指示をもらいつつ、頑張るぜ!
姉さんも、楽しみにしててくれな!

イシブシ
いい建物にしたい…………。

こちらは、車前会所でございまする!
どうやら帝国塔を解体したあとは、
ドマ式の「物見塔」を建設する予定とのこと。
どんな塔ができあがるのか、楽しみでございまする!

度重なるご協力、まこと感謝いたしまする。

どうやら、建設作業が終了したようでございまする。
新たな物見塔が天へ向かって伸びていく様子は、
見ていて、清々しい気持ちでございました!

一度近くで「物見塔」をご覧になってくださいませ!
「イシブシ」さんからも、詳しいお話が聞けるかと思いまする!

一度近くでご覧になってくださいませ!
「イシブシ」さんからも、詳しいお話が聞けるかと思いまする!

無二江の豊かな水と、あんた方の支援のおかげで、
皆に誇れるいい米ができた。
稲刈りをして、脱穀して、籾すりして、精米して……。
まだまだやることは残っているが、
自分たちで作った米を食えると思うと、それすら楽しいんだ。
米づくりってのは、これだからやめられないな。
あんたも気が向いたら……どうだい?

イシブシ
感謝する…………。

オレたちも、つい張り切っちまったよ!

なにせ、町中が見渡せるんだから。
子どもたちが栗斎塾で学んでいたり、
万市場から湯気が立っていたりさ。
昼間だと、田園地のほうまで見えるんだ!
最近は、稲刈りをやってるみたいだぜ!
見廻組の連中にも使ってもらえたら、
この町は、もっと安全になるはずさ!

イシブシ

イシブシ
大工衆の寄り合い所に……
使えるように、してもらった…………。

交渉事なら、オレに任せてくれていいのに!
口下手なのに、わざわざオレたち大工衆のために……!?

イシブシ
みなには……いつも世話になっている……からな……。

親方、これからも、一生ついていきます!

これは、見事な塔でございますね!
会所からも拝見しておりましたが……
近くから見上げると、よりいっそう大きく見えて、
圧倒されまする!

どうなるのかと思っておりましたが、
こんなに美しい、灯台を兼ねた物見塔ができあがるとは……!
これなら、交易にやってくる方々にも、
迷わずに訪れていただけまする。
まさに町人地の顔となる建物でございますね!


イシブシ

物見塔は、まだ完成ではないのでございますか?

イシブシ
後回しにしていた施設が……まだある……。
だから……まだ、援助を頼みたい……。

もちろんでございまする!

イシブシ

きびきび働くぜー!

どうぞよろしくお願いいたしまする……!

いましばらくの援助をお願いいたしまする……!
それにしても、まだ後回しにしていた施設とは……
いったい、どこでございましょうね?

イシブシ

こちらは、車前会所でございまする!
大工衆の皆さんに言われたとおりに、
物資の支援をしておりますが……。
後回しにしていた施設とは、どこでございましょうね?

[player]殿のおかげで、
大工衆に頼まれた資材を工面することが、できておりまする。

イシブシ
ふたりとも……通りへ出てきて……くれないか……。

ええ、今は受付にいらっしゃる方も少ない時分ですし、
かまいませんが……。

後回しにしていた施設は、
車前会所のことでございまするか!

イシブシ
ずっときれいで……いてもらわなくては…………。

一度とならず二度までも、改装してもらって……
こんな贅沢をして、ば、罰があたらないでしょうか……!

イシブシ
大事なことだ…………。

こんなの贅沢のうちに、はいらないよ!

一時的な置き場にも困っていただろ?
オレたち大工衆は、資材の工面で特に世話になったからね。
頑張り屋のコザクラちゃんたちに、
大工衆から、せめてもの恩返しってわけさ。

目の前の務めを、
がむしゃらに、こなしていただけでございまする。

感謝申し上げまする……!

イシブシ
素直に……喜んでくれ…………。
そのほうが……俺たちも嬉しい…………。

それに、やりきった、って感じがするしな!

もうやり残したところは、ない様子でしょうか?

イシブシ

復興計画は、これにて完遂ということに…………

????
ちょっといいかい?

もちろんでございまする。
何用でございましょうか?

私のわがままで申し訳ないんだが……

庭園を作る、支援をしてほしいんだ。


いまは、簡易的な縁台が置いてあるばかりだが……。
そこに花の木を植えたり、欄干に漆を塗ったりして、
手を入れていきたくてね。
生活の必需でないことは、重々理解している。
けれど、あの場所を、町の皆の憩いの場にしたいんだ。
どうか力を貸してくれないか。

生活に必需も同然でございまするっ。
車前会としては、まったく異論ございませぬ。

[player]殿さえ、よろしければでございますが……。


イシブシ

この庭園、オレにやらせてもらえないか!

建物の補修なんか頼まれて、忙しいだろう?
親方と違って、いまオレはわりと手すきなんだ。
それに、親方に大工仕事を教わる前は、土木をやっててさ。
庭園の手伝いは、オレにぴったりの仕事だと思うんだ!

イシブシ
じゃあ、任せよう………………。


イシブシ
依頼があれば……駆けつけるつもりだ…………。

立派に役目を果たさないとな!
ここを、誰もがほれぼれするような東屋にしてみせるぜ!

こちらは、車前会所でございまする!
このドマ町人地に、庭園ができる日がくるなんて……!
夢のようでございまする。
完成が楽しみでございますね!

君ならもう、
なんとなくわかっているんじゃないのかい?

度重なるご協力、まこと感謝いたしまする。

庭園の開発にはもちろんのこと、
皆さんの日々の生活にも、使わせていただいておりまする!
町の復興は、作って終わり、ではございませぬゆえ、
建物の補修や、壊れた金物の修理など……。

ふたりとも、ちょっと「無二庭園」にきてくれ!
造園が完了したから、ふたりを呼んできてくれって、
「タウヤク」さんに言われてんだ!

それは、ぜひ伺いまする。

どんな様子になっているか、楽しみでございますね!

じゃあオレは、親方に報告してくるから、
これで失礼するよ!

ともに「無二庭園」に参りましょう!
「タウヤク」さんが待っていらっしゃるそうですよ!

なんと見事な庭園でございましょう!
風流や雅というのは、
きっとこういうものを指すのでございましょうね……!

皆さんの、よき憩いの場となりそうでございまする!

オレもこんなにきれいな庭になるって、
途中までわからなかったよ!

こんな技術、いったいどこで覚えたんだい?
帝国の属州だった頃は、
ドマ風の庭園を造る機会なんて、なかったはずだろ?
娯楽施設も、帝国風が最上とされていたしさ。

ただ、帝国に支配される前は、
庭師の見習工をやってたってだけさ。

私も、剪定なんかを手伝わせてもらったのさ。
そういえば幼い頃、手伝いをしていた最中に、
カイエン様が可愛がっておられた梅の木の枝を、
誤って、手折ってしまったことがあったな。
親父には、ひっぱたかれてね。
じんじん痛む頬をおさえながら、カイエン様に謝りにいった。
道中は、悲しくて恐ろしくて、震えがとまらなかったよ。
でもカイエン様は笑って、
折れた枝を、大切そうに受け取ってくださったんだ。
ミナ様への手土産がほしかったところだと、おっしゃってね。
それから私はずっと、
ドマいちの庭師になることを志していたんだ。
……帝国に支配されていても、内心でずっとね。
だから、帝国から解放されて、
こうして造園までやらせてもらえて、本当に嬉しいよ。
[player]さん、ありがとう。

いつも優しくて穏やかな時間が流れている、美しい庭だった。
そんな記憶の中にあった庭園を、再現させてもらったんだ。
カイエン様や親父に見てもらえないのが残念だが、
この庭を完成できて、本当に良かった。

せっかく庭園が完成したのに、しんみりさせてしまったね。
でも、故人を想うことすら、いままでは難しかった。
帝国に支配されてる間はもちろん、解放されてからも、
ずっと、生きるのに必死だったからね。
いま、ようやく過去を振り返る余裕ができた……
そんな気がするよ。

みんなで集まって、なにかできたらいいよな。
ただ、祭りじゃちょっと派手すぎるし、
年忌の法要だと、もの悲しくなりすぎちまうし……。
程度が難しいとは思うけど……。

車前会でも、いつか作業に区切りがついた折には、
節目の催しを行いたいと、話が上がっておりました。
不肖ゆえ、
ふさわしい催しが、すぐには思いつきませぬが……
この件を持ち帰り、一考を投じたく存じまする。
それまで、しばしお待ちいただいても、
よろしいでしょうか。

なにか困ったことがあれば、いつでも言ってくれな!

必ずや、よき催しを開催いたしまする!

煮詰まったら、ここに休憩にくるんだよ。

丹念に手入れして、管理してあげると、
もっともっと、きれいになるよ。

どなたか……詳しくご存知の方は…………。
むむむ…………。

帝国が動き出したとなると、そちらの対策も検討せねばならんな。
属州に潜入する忍びを増員しようと考えている。
いずれも、必ずや成功させねばならぬ任だからな……!
この調子なら、東方連合もかなりの勢力となるだろう。

この件のみ、原因や解法を導き出せていないのが不気味だな。
アシエンの仕業として、狙いはいったい何だ……?
こちらは、車前会所でございまする!
おかげさまで、此度の復興計画は大成いたしました。
今後も町人地を豊かにしていくため、
ご不要なものがございましたら、お譲りいただきたく存じます。

老体に鞭打ってでも、しゃかりきになって働くしかねぇ!
こんなに楽しいことはねぇや!

これからも、町のため店のため、
精進させていただきますよ。

自然と笑顔になるもんだ。
これからも町のみんなには、たんと振舞ってやらないとね!

新しい時代の担い手になっていくのが、楽しみですね。
先に逝った夫も、きっとどこかで、
子どもたちを見守っていてくれていますわ。

やっぱり土地が違うと、米の味も違うらしい。
今では、よき競争相手といったところさ。
万市場のミツバさんも、
米の食べ比べをして喜んでいたよ。
「どっちも美味いねぇ!」ってさ。

日々、噛みしめながら生きているよ。
君のおかげだ。
己の忍道に基づき、この町の治安を守っていく所存だ!

遠方のイジルドール殿は、息災でおられるか?
ここで共に茶を飲み、語り合いたいのう……。

居残り組の私は、歯がゆくも任された務めを全うするよりなし。
これからもどうか、ヒエン様のことをよろしく頼む。

お主がいち早く駆けつけ、救ってくれたと聞いた。
ドマを代表して、厚く感謝する!
