えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

青龍

patch 4.x
物静かな青年の声

群青の誓い

Lv
70
patch4.5

物静かな青年の声

醴泉神社境内
待たせたね、玄武。
醴泉神社境内
……わかった、ならすぐに始めよう。
とはいえ、こんなところで戦うわけにもいかないな。
醴泉神社境内
キミは泳げるか?
ひんがしの国の東沖に、僕がねぐらにしている孤島があってね。
そこならば、存分に暴れられるだろう。
醴泉神社境内
話は決まったようだね。
とはいえ道中、ヒトに見られるのも面倒だ。
人気の少ない「ベッコウ島」の海岸から出発しよう。
紅玉海
[ 37.4 , 15.4 ]
来たか、[player]。
紅玉海
ふむ、なるほど……
確かに玄武がキミを頼りにするのもよくわかる。
キミの眼を見ていると、テンゼンのことを思いだすよ。
内に秘めたる刃のように鋭い闘気も、どこか似たところがある。
彼は、強かった……本当にね。
紅玉海
あの時、テンゼンに誓ったんだよ、いつかキミを超えてみせると。
だけど、再戦の機会を窺っている内に、
彼は黄龍と刺し違えて逝ってしまった……。
瑞獣へと裏返り、四聖獣と呼ばれるほどの力を得ても、
もはや誓いを果たす相手はいない……。
紅玉海
しかし、あるとき声が聞こえたんだよ。
「ひとつだけ、誓いを果たす方法がある」と……。
それは「テンゼンを殺した黄龍をこの手で倒すこと」だと……。
紅玉海
……声の主はこう言った。
「黄龍を倒す力が欲しければ、我が呼び声に応えよ」と。
僕はその声に応え、手に入れたんだ……アラミタマという力を!
紅玉海
そんなことはわかってるさ……
けど、僕は決めたんだ。
たとえ悪鬼になろうとも、彼との誓いを果たしてみせると。
ゆえに……
アラミタマを鎮める力を持つ、[player]、
黄龍と戦う前に、キミという後顧の憂いを断っておく。
紅玉海
►絶対に鎮めて►……
大した胆力だね。
ここまで四聖獣たちを鎮めてきただけのことはある。
やはり、キミの存在は抹消しておかなければ、僕の式鬼で!
紅玉海
この戦い、勝ったほうが正義だ。
力づくで僕を否定してみせろ!
紅玉海
彼との誓いを果たすためならば、僕は悪鬼にも成ろう!

容赦はしない!

逃がさないよ!

アラミタマの力を見せてやる!

邪魔だ! その存在が!

この力で、キミたちの存在を抹消する!

耐えきるとはね……なら!
猛れ、アラミタマよ! 心ならいくらでもくれてやる! 

我が半身よ、僕たちの敵を討て!

この力があれば、どんな相手だろうと!
紅玉海
畏れよ、アラミタマを!

もっとだ……もっと力を寄越せ! アラミタマ!
紅玉海
もっと強く……もっと強くあらねば……!
紅玉海
[ 37.4 , 15.4 ]
ヒトの身でこの僕を打ち破ったのは、
テンゼンに続いてキミが二人目だ……。
思い出すよ……あの時のことを。
紅玉海
そう……あれは遙か昔のこと……。
僕が生まれたあの島では大蛇信仰が盛んで、
当時、ただの蛇だった僕は、幸運を司る神として崇められていた。
しかし、百年を生きた頃、僕は妖力に目覚め、
島のヒトたちに気味悪がられるようになっていった。
紅玉海
島が災害に襲われると、
人々は僕が妖力で起こしたのだと考えた。
それからは食べ物ではなくヒトの女が捧げられるようになったよ。
幸か不幸か、その後、島は災害に見舞われることはなく、
人々は生贄を捧げたおかげだと信じ込み、喜んだものさ。
こっそり生贄を逃がしていたとも知らずにね。
紅玉海
そして時が経つにつれ、島の大蛇信仰は薄れていき……
いつしか僕は、村の女たちを生贄として求める悪しき大蛇として、
人々から恐れられるようになっていったんだ。
それからは、金で雇われた荒武者どもが、
僕を討伐せんと押しかけてくる日々さ。
次々にやってくる刺客を返り討ちにしていると、
やがて、獣を連れた風変わりな侍が現れた……。
そう、テンゼンさ。
紅玉海
僕はテンゼンと戦い、そして敗れた。
一時は神として崇められたこの身も、
果ては賞金稼ぎの獲物とは、と自嘲する僕に、彼は言った。
紅玉海
「我らとともに行かぬか?」
聞けばテンゼンたちは人助けの旅をしているという。
紅玉海
居場所などとうに失っていた僕には、
何よりもその一言が嬉しかった。
しかし、命を助けられた上に居場所まで与えられるなんて、
僕はこの大恩にどう報いたら良いかわからなかった。
するとテンゼンはこう言って笑ったんだ。
紅玉海
「ならば青龍よ、強くなるでござる、このテンゼンよりも!
そして、弱きものたちを助ける力となるでござる!」
紅玉海
僕は誓いを立てた。
いつかテンゼンよりも強くなって、
彼が守りたかったものを守れる存在になると。
紅玉海
思い出した……あの時、僕は確かにそう誓ったんだ。
なぜ忘れてしまっていたのか……。
紅玉海
キミが思い出させてくれなかったら、
テンゼンから受けた恩を仇で返すところだった。
ありがとう、[player]。
玄武は一足先に社へ戻ったようだ。
嫌な予感がするな……僕らも戻るとしよう!
紅玉海
彼との誓いを果たすためならば、僕は悪鬼にも成ろう!

逃がさないよ!

容赦はしない!

アラミタマの力を見せてやる!

邪魔だ! その存在が!

この力で、キミたちの存在を抹消する!

耐えきるとはね……なら!
猛れ、アラミタマよ! 心ならいくらでもくれてやる!
紅玉海
この力があれば、どんな相手だろうと!

我が半身よ、僕たちの敵を討て!
紅玉海
もっとだ……もっと力を寄越せ! アラミタマ!

誰にも邪魔はさせない!

畏れよ、アラミタマを!
紅玉海
もっと強く……もっと強くあらねば……!

ただ、春の夜の夢のごとし

Lv
70
patch4.5
紅玉海
[ 37.4 , 15.4 ]
さあ、醴泉神社に戻って「玄武」の手助けをしなくては!
なんとしても黄龍復活を阻止してみせる!
醴泉神社境内
[ 6.0 , 6.1 ]
四聖獣の皆には、ずいぶんと迷惑をかけてしまった。
黄龍を再封印することで、少しでも報いてみせるよ。
醴泉神社境内
ああ……迷惑かけたね、玄武。
醴泉神社境内
……すまない……。
醴泉神社境内
そんな……黄龍が復活するなんて……
四聖獣の力を束ねてもなお、
奴を再封印するには足りないというのか!?
醴泉神社境内
無理だ!
玄武が欠けていては、術は発動しない!!
醴泉神社境内
いったい何をするつもりだ!?
醴泉神社境内
[ 6.1 , 6.0 ]
一時は道を踏み外しもしたが、
今はここにいられてよかったと思うよ。
醴泉神社境内
……これはいったいどういうことだい?
術者よりも大きな魂を降ろそうとした場合、
元の魂は消滅してしまうのが降霊術の代償だろう。
醴泉神社境内
ああ、そのどちらも備えていることを、たった今、示してくれた。
僕に異存はないけど、白虎はどうだい?
醴泉神社境内
[ 7.1 , 6.2 ]
あの時現れたテンゼンがなんだったのか、
僕なりに考えてみたんだ。
……テンゼンは、過去の戦いで黄龍と相打ちになった時に、
自らの魂を鎮石に封印していたんだろう。
いつか封印が解かれ、黄龍が顕現する日に備えてね。
しかし、なんのために……?
魂だけの存在になってしまっては、
黄龍を再封印することはできないのに。
せいぜい彼にできるのは、
同じ力を持つ者に力を分け与えることぐらいしか…………
……そうか、テンゼンは信じていたんだ。
僕たちが、いつかキミのような英雄を連れてくることを……
数千年も前から、ずっと……。
……はあ、やっぱりテンゼンにはかなわないな。
だけど、いつか絶対に超えてみせるよ。
それが彼との誓いだからね。
その前に、まずはキミを超えないとだな。
もちろん、アラミタマの力には頼らずにね。
だから、それまで長生きしてくれよ。
醴泉神社境内
[ 7.1 , 6.2 ]
西方では、龍と言えばトカゲのような姿をしたものを指すらしいね。
僕のようなものは、龍というよりも蛇に分類されるんだろう?
それなら、僕は青龍ではなく青蛇ということかい?
うーん……なんだか弱そうだ……。
というか、もはやただのアオダイショウじゃないか……。