えおろーぐ

協力していただける仲間が増えることが、
どれだけ我らにとってありがたいことか……。
よろしくお願いしますね！

みなさんがアジムステップへ行かれている間、
新たな仲間が加わってくれたのですよ。
以前より、少し活気に満ちたと思いませんか？

準備の進捗ですか？
ええ、こちらはどうにか予定どおりに。
どれだけ備えても不安はありますが、万全を尽くしましょう。

敵の主戦力は魔導兵器……。
有効な道具はかぎられますが、できるかぎりそろえましょう。

城に潜り込んでいる間諜から、
何やら怪しい実験がすすんでいるとの報が入っています。
新兵器だとして、投入前に間に合えばよいのですが……。

[player]様。
よろしければ、私の願いを聞いていただけませんか？
その願いとは、ほかでもありません。
我が子らを……討伐していただきたいのです。
言い方が、悪うございました。
我が子とは、「マガツ・キヨフサ」のこと。
ドマ防衛のため、我ら人形師が造った、からくり兵でございます。
からくり兵たちは、帝国軍相手に奮戦したのですが、
ドマが敗れた後、武器ともども接収されてしまいました。
いずれ廃棄されるのだろう……我々は、そう考えておりました。
しかし、代理総督のヨツユめはマガツ・キヨフサを、
門前侍町を破壊するために投入してきたのです……！
ドマを守るために生まれた子らが、
守るべき街並みの破壊を命じられる……。
これ以上ない、残酷な仕打ちといえましょう。
そこで貴方様に、「門前侍町」で破壊を続ける我が子らを、
倒していただきたいのです。
ただ、マガツ・キヨフサを倒していると現れる、
ひときわ大きな「巨体のキヨフサ」には、
注意してかかってください。
特別な鋼で鎧われているため、力押しで倒すのは骨が折れますが、
この「酸性の秘薬」を使って装甲を脆くすれば、必ず破壊できるはず。
どうか、よろしくお願いいたします……！

我が子らを倒していただき、ありがとうございました。
あの巨体のキヨフサは、今は亡き我が父の、最後の作でした。
父が精魂込めて造ったキヨフサたちが、
亡霊のように彷徨い続けている姿は忍びなかったですが、
これで、気持ちにひとつの区切りがつきました。
人形師として、私には今、やらねばならぬことがあります。
……それは、真の意味でドマを守る、からくり兵を造ること。
時間はかかるやもしれませぬが、必ずや成し遂げてみせます。
重ね重ね、ありがとうございました。
すべての人形師に代わり、お礼を申し上げます。

ヨツユのことは、箝口令が敷かれております。
ドマの民に知られたら、きっと暴動が起きるでしょうから……。

ドマに民が戻ってきて、町人地の復興が目覚ましいですね！
そのうち、門前侍町にも目を向けてもらって、
憐れな、からくり兵を眠らせてやらねば……。