えおろーぐ

よぉ、スローフィクス、また新入りかい？

ははぁん、迂回しようと思って、こっちに来たってわけかい。
そこを、スローフィクスたちゴブリン族の連中に、
取っ捕まったと……災難だったね。

ああ、アタシたちはトレジャーハンターでね。
廃都に残された有用な品を求めて、海沿いにやって来たんだ。
そこで、こいつらと出会ったのさ。

……ほう、アンタたちはシャーレアン人なのかい。
まぁ、簡単に言えば、そういうことだな。
使える建物は多いし、気候も環境も住むのに悪くない。
ただし、万事上手くいってるわけじゃなくてね。
「青の手」っていうゴブリン族集団との対立が絶えないし、
シャーレアン人が遺した魔法仕掛けの罠にも手を焼いている。

アンタ、仕事を手伝ってみないかい？
ここは、寄せ集めが作った新興の集落だからね。
お互いを知るには、一緒に働くのが手っ取り早いのさ。
そうだね……試してみようじゃないか。
アタシたちの同業の冒険者が、そこらで荷運びをしてるはずだ。
ちょいと、奴の手伝いに行っておくれ。

戻ってきたね……。
どうやら、その様子だとウチの仲間たちと、
上手くやっていけそうじゃないか。
アタシらも、来たばかりの時は、荒れてたけどね。
今じゃ、ここで出会ったゴブリン族とも意気投合して、
お互い支えあいながら、新しい街をこさえようとしてるのさ。
助け合うってことに、種族なんて関係ない。
案外、ゴブリン族とわかりあうのも簡単なんだ。
試すようなことをしてすまなかったね、よろしく頼むよ。

チッ……ヘマしちまったよ……。
店の売り上げと高価な品を、ごっそり盗まれちまった。
しかも、目撃者によれば、犯人は「人」だってのさ。
こいつは、ただの損害じゃ済まないよ。
ゴブリン族との信頼にも関わる……。
……アンタ、犯人を捕まえるのに協力してくれないかい？
犯人は、「シャーレアン学士街」に逃げたようだ……。
そこで落ち合うとしようじゃないか。

来てくれたね……盗まれた品は結構な量だ。
それを一気に運ぶとなると、船を使う可能性が高い。
アタシは仲間に連絡して、河沿いを調べてみる。
アンタは、廃墟の中を調べてくれるかい？
犯人どもが潜んでいるかもしれない。
荷物を見つけたら、取り返しておくれ。

アンタは、廃墟の中を調べてくれるかい？
犯人どもが潜んでいるかもしれない。

これは……確かに盗まれたものだね！
ふむ、全部ではないみたいだが、お手柄だ。
引き続き、よろしく頼むよ！

今しがた、仲間から連絡があったよ。
南の河岸で、8人乗りの小船が見つかったそうだ。
犯人のものと見ていいだろうね。
アタシは先に向かうから、
「聖モシャーヌ植物園」の南で落ちあうとしよう。

奴ら、やっぱり小船で河を伝って侵入してきたみたいだね。
アンタは西の山間を調べてくれるかい？
アタシは、この辺りを調べてみよう。

なに、奴らに襲われたって！？
……しかし、それをあっさり撃退するとはね。
まったく、アンタの腕には恐れ入るよ。
こっちも犯人を見つけたんだが、
ちと、問題が起こってしまってね……。

さっき、犯人を見つけたまでは良かったが、
追跡していた仲間のゴブリン族がやられてね……。
負傷させられたようなんだ。
リンクパール通信によれば、
騒動が起きたのは、倒壊した橋の辺りみたいだ。
ここからだと南の方角だね……急いで現場に向かうぞ！

くそっ、追いつめたまではいいが、
コイツラを守りながらだと戦えない……！
頼む、アタシに代わって、奴をやっちまってくれ……！

奴は降参したんだね……ありがとう……！
アイツの始末は、アタシに任せときな。
後で、イディルシャイアまで来ておくれ！

いろいろ苦労をかけたね。
アンタがいてくれたお陰で、無事に事件は解決だよ。
この辺りには、シャーレアンの廃墟を隠れ家にしようと、
各都市を追われた犯罪者が来ることがあるんだ。
海から河をさかのぼって、やってくるのがほとんどだね。
何にせよ、盗品を取り戻せてよかった。
仲間の傷も深くはないようだし、ゴブリン族との信頼関係も、
崩れずに済んで何よりだったと思うよ。

アンタに頼みたいことがあるんだ。
なに、ちょっとした配達さ。
注文を受けたのはいいけど、届ける時間が取れなくてね。
「釣り餌袋」を「フェルトスモクス」に渡しておくれ。
「サリャク河」で、釣り糸たらしてるはずだからさ。
そうそう、しっかり代金を受け取ってくるんだよ。

「釣り餌袋」を「フェルトスモクス」に渡しておくれ。
「サリャク河」で、釣り糸たらしてるはずだからさ。
そうそう、しっかり代金を受け取ってくるんだよ。

ご苦労さん、助かったよ。
ゴブリン族の中には、奴さんのように釣り好きが多いんだ。
イディルシャイアのゴブリン族は、
アタシたちと、新しい街を作って定住するつもりなんだがね、
本来、彼らの種族は、放浪生活を楽しんでる奴があらかたさ。
フェルトスモクスは後者だろうから、
いつか、どこかに旅立っていくんだろうね。

……ドリップウィクスを探してるって？
アイツなら、「大工房アーキテクトン」の方へ向かったよ。
「青の手」に絡まれてなきゃいいけど。

……ドリップウィクスのルール？
難しいことを聞くねえ。
要る要らないで言えば、当然、ルールは必要さ。
ただ、ドリップウィクスはやり過ぎだよ。
あんな細かいルール、邪魔なだけさね。

さて、アイツら、どうしてやろうか……。
いやなに、最近イディルシャイアに来た流民たちのことさ。
ここは、ほかの都市と比べると特殊だろう？
だからか、新入りの流民たちが馴染めないようでね。
アンタ、連中がここに馴染めるよう、手を貸してくれないか？
冒険者相手の方が、奴らも話しやすいだろう。
新入りは「ノッチド・ボーン」と「デデアン」のふたりだ。
くれぐれもよろしく頼むよ。

冒険者じゃないか、探していたよ！
ある依頼が舞い込んできたんだけど、
ぜひアンタにお願いしたいと思っていてね。
風のつてで聞いたんだが、
グブラ幻想図書館に忍び込んだことがあるんだって？
そんなアンタに、おあつらえ向きの依頼が入ってるのさ。
依頼主が言うには、図書館の最上層にある稀覯書庫に、
ひときわ目立つ「革張りの書物」があるそうなんだ。
そいつを持ってきてほしいらしくてね……。
問題は、どこかの誰かが禁書庫に通じる扉を、
開けっ放しにしてきたおかげで、図書館の内部が、
防衛用の妖異やら使い魔やらで、溢れかえってるってことさ。
となれば、潜入した経験がある腕利きに、
仕事を任せるのが確実……アンタもそう思うだろう？
進入経路を案内するから、図書館前で落ち合うとしようじゃないか。

目的の「革張りの書物」は、
図書館の最上層にある稀覯書庫に収蔵されているらしい。
進入経路を案内するから、図書館前で落ち合うとしようじゃないか。

来てくれたね。
禁書庫には、少し進んだあと左側に見えてくる、
頑丈そうな扉を通ると行けるはずさ。
アタシが案内できるのはここまでだ。
「革張りの書物」の回収、ぜひともよろしく頼むよ！

禁書庫には、少し進んだあと左側に見えてくる、
頑丈そうな扉を通ると行けるはずさ。
「革張りの書物」の回収、ぜひともよろしく頼むよ！

目的の「革張りの書物」は、
図書館の最上層にある稀覯書庫に収蔵されているらしい。
回収、ぜひともよろしく頼むよ！