えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

マコト

patch 4.x
マコトからの手紙
真誠のマコト

凛とした女侍

Lv
60
patch4.0
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
赤誠組はクガネの治安維持組織です。
この街の平和を脅かす者を取り締まっています。
ウルダハ:ナル回廊
[ 12.0 , 8.8 ]
ムソウサイ様は、「シルバーバザー」なる町に埋葬されたのですね。
何分、私はこの地に着いたばかりで、土地勘がありません。
よろしければ、お墓まで案内していただけませんか?
ありがとうございます。
それでは、参りましょう……。
西ザナラーン
[ 19.5 , 27.8 ]
お見事です。
紛うことなき、ムソウサイ様の剣技ですね……。
加勢もせずに見入ってしまい、申し訳ありませんでした。
貴方が真にムソウサイ様の弟子かどうか見極める、
絶好の機会だと思ったからです。
それというのも、あの方は滅多に弟子を取らぬ人でしたので……。
しかし、私のくだらぬ疑いは、いとも簡単に晴れました。
では、あらためてお墓へ参りましょう。
西ザナラーン
[ 15.2 , 30.4 ]
美しい海が見える場所に埋葬され、
ムソウサイ様も安らかにお眠りになれることでしょう……。
西ザナラーン
すでにお聞き及びかもしれませんが、
あの方には貴方の前に、もうひとり弟子がいました。
そして、その弟子「ウゲツ」が幕府の要人を斬殺した……。
師であるムソウサイ様は、
弟子の凶行の責任を問われ、切腹を迫られたのです。
侍は皆、切腹して名誉を守るものですが、あの方はそれを拒んだ。
そのことから、ムソウサイ様はひんがしの国で、
命惜しさに逃げた「卑怯者」とされてしまったのです。
しかし、私は信じていました。
あの方が、単に命が惜しくて逃げたわけではないと……。
西ザナラーン
[player]殿の見事な剣技を見て、わかりました。
ムソウサイ様は、名誉の死に甘んじるよりも、
もうひとり、弟子を育てることを選んだのですね。
道を踏み外したウゲツのことが、さぞや心残りで、
なんとしても、正しき弟子をこの世に残したかったのでしょう……。
西ザナラーン
実は、行方を暗ませていたウゲツが、
先頃、クガネにて目撃されたのです。
あやつの目的は、ひんがしの国の幕府を倒すこと。
ウゲツの考えに傾倒する侍も少なくなく、
闇で一派を形成して、勢力を拡大しつつあります。
ムソウサイ様に、お力添えをお願いするために参ったのですが、
残念ながら、それは叶いませんでした……。
西ザナラーン
ご案内いただき、ありがとうございました。
私は国へ帰ることにします。
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
[player]殿ではありませんか……。
あれから、ウゲツ一派は勢力を拡大し続けています。
ムソウサイ様のお力添えがあればよかったのですが……。

マコトからの手紙

ウルダハ:ナル回廊
拝啓、[player]殿。
先日は誠にありがとうございました。
貴方にお願いしたきことがあり、筆を取った次第です。
以前にお話した、ウゲツ一派が、
我々の想定を上回るほど急速に、勢力を拡大させています。
お恥ずかしい話ですが、取り締まりを行う赤誠組の隊士にも、
多くの被害が出ており、兵力の損耗ぶりは目を覆うほど。
神出鬼没のウゲツ一派に、翻弄され続けています。
そこで、ムソウサイ様の弟子である貴方に、
是非とも、お力添えをいただきたく存じます。
貴方にとっては、遠い異国の出来事かもしれません。
ですが、幕府が倒されれば、この国はふたたび戦乱の世に戻り、
罪なき民にも、甚大な影響が及ぶでしょう。
ゆえに恥を忍んで、赤誠組への協力をお願いするのです。
もし、助力いただけるのであれば、クガネまでお越しください。
赤誠組屯所にて、心よりお待ちしております。
紅玉海
[ 32.8 , 36.5 ]
これは、[player]殿。
助かりました、ありがとうございます。
紅玉海
ここで、ウゲツ一派が密談を行うという情報を掴んだので、
敵の動きを探るため、先回りして潜んでいたのですが……。
奴らは、我々が来ることを事前に察知していたようです。
逆にこちらが待ち伏せを受け、仲間が……。
紅玉海
ひんがしの国には厳しい身分制度があります。
この者は、寒村の貧しい農民の出でした。
過酷な年貢を取り立てられ、生活は困窮を極めたと聞きます。
そんな身分から逃れるために、制度の緩い特区であるクガネに渡り、
赤誠組に入って侍になったそうです。
そして、いつしか出世して、
理不尽な身分制度を変えるという夢を持っていました……。
実は、赤誠組の隊士は皆、
武家の出身ではなく、いわば寄せ集めの集団なのです。
しかし、誰もがこの者と同じように、憂国の志を抱いています。
紅玉海
一方で、ウゲツは国を変えるためには、
幕府を倒すしかないという、過激な思想に傾倒した……。
紅玉海
確かに、我が国は様々な問題を抱えています。
されど、幕府を倒してしまったら、各地の大名の覇権争いが再燃し、
ひんがしの国は、たちまち戦乱の世に逆戻りすることでしょう。
太平の世を護るために、ウゲツの野望はなんとしても、
止めなければなりません……。
それでは、仲間の亡骸とともに、「赤誠組屯所」に戻りましょう。
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
仲間の亡骸は、どうにか連れ帰ることができました。
手厚く弔ってやりたいと思います。
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
[player]殿、
今一度、意志を確認させていただきます。
遠路はるばる、クガネへ参られたということは、
我々、赤誠組に協力してもらえるのでしょうか?
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
►いいえ
……左様ですか、それは残念です。
もし、気が変わるようなことがあれば、お声がけください。
私たちは、ここで待っていますから……。

►はい
ありがとうございます、[player]殿。
ムソウサイ様の弟子が味方とは、頼もしい限りです。
それでは、貴方を赤誠組の局長に紹介したいと思いますが、
ひとつだけお願いがあります。
それは、[player]殿が、
ムソウサイ様の弟子だということを黙っていてほしいのです。
貴方にとっては、理不尽に思えるかもしれませんが、
この国ではムソウサイ様は、大罪人ウゲツの育て親……。
貴方にも余計な疑いが、かけられ兼ねないのです。
ただ、こちらの副局長であるシデンさんだけは、
すべての事情を知り、理解してくださっています。
クガネ
こちらの、[player]殿が、
我々、赤誠組の強い味方になってくれます。
エオルゼアから来た侍ですが、剣の腕は私が保証しますよ。
クガネ
きょっ、局長っ……!
なにをっ……!?
クガネ
[player]殿は、そんな方ではありません!
身元も私が責任を持って保証します!
クガネ
局長のご無礼、私からもお詫びします。
ウゲツ一派の捜査が一向に進まず、
コンゴウさんも、苛立ちを隠せないようです……。
では、後日また赤誠組屯所へお越しください。
お待ちしております。
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
[player]殿。
赤誠組への協力、誠に感謝しております。
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
私はクガネの治安維持組織、赤誠組のマコトです。
一番組組頭という立場ではありますが、まだまだ未熟者。
幕府を倒そうとする、ウゲツ一派との戦いには、
ムソウサイ様の弟子である、貴方のお力添えが必要です。
どうか、この国の平和を護るため、
今後とも赤誠組に、お付き合いいただきたく存じます。
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
侍の源流は、刀を手に戦う武士(もののふ)にあります。
その技は、ひんがしの国が戦乱の直中にあった時代、
戦いの中で、発展してきたものなのです。
しかし、天下が統一されると、誰もが刀を持つ時代は終わり、
刀は権力の象徴となって、侍だけが持つ物となりました。
太平の世が続いた我が国では今や、
武家の者が世襲で侍となることが大半となっています。
そして、その伝統を守る形だけのものになりつつあるのです。
されど、ムソウサイ様はいつも仰っていました。
太平の世で刀を持つ侍には、その平和を護る責任が伴う。
二度と乱世に戻さぬため、調和を乱す悪を討つことが大義であると。
ウゲツ一派が暗躍している今、私はムソウサイ様の教えに従い、
この国の平和を護るため、刀を振るう所存です。
それこそが真の侍の道、武士道だと信じています。

松葉門外の変

Lv
65
patch4.0
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
[player]殿、一大事です!
局長が……コンゴウさんが……
切腹してしまったのです……!
ウゲツを捕らえられぬまま、多くの仲間を殺されたことを詫びる、
という旨が認められた文が、遺体の側に置かれていたそうです。
大老の遊説の折とあって、局内は混乱しています。
局長の葬儀もままならず、副局長のシデンさんが、
局長代理に就任し、警備の指揮を執ることになりました。
大老は幕府の重鎮、ウゲツの格好の標的です。
私は一派の潜入を監視するため、港の警備を任されています。
こんな役回りをお願いするのは、忍びないのですが、
どうか、[player]殿も、
私と一緒に「小波止場」で見回りをお願いしたい。
かたじけなく存じます!
どんな些細なことも見逃さず、何かあればご報告ください!
クガネ
[ 10.7 , 11.8 ]
[player]殿も、「小波止場」の見回りをお願いします。
どんな些細なことも見逃さず、何かあればご報告ください!
クガネ
[ 10.7 , 11.8 ]
何か不審なものでも見つけましたか?
クガネ
血で汚れたお守りですか、確かに穏やかではないですね……。
それにしても、このお守り……どこかで……。
クガネ
そうだ……!
これは、局長のコンゴウさんのお守りです!
間違いありません、いつも大事に首から下げていました。
しかし、局長は切腹したはずなのに、
どうしてこれが、こんなところに……?
クガネ
►局長の遺体
いいえ……少なくとも私は……。

►切腹する前
しかし、切腹しようとする人がこんなところに……?
局長は頑固ですが、何よりも侍の大義を重んじる方。
切腹を決めたのなら、迷われたりは……。
そもそも、誰よりも大義を重んじるあの方が、
我々を置いて切腹するなんてことが……。
クガネ
まさか……局長の切腹はでっち上げ?
コンゴウさんは……ウゲツ一派に殺された?
クガネ
そんな……。
もしそうだとしたら、赤誠組の内部に、
ウゲツ一派がいるということになります!
急いで「ラザハン大使館」で警備するシデンさんに、
大老の身辺警護の強化を進言しましょう!
クガネ
[ 12.1 , 14.1 ]
なぜ、シデンさんはここにいないのだ……?
クガネ
[ 12.1 , 14.1 ]
まさか、あの噂は本当だったというのか……?
大老は無類の芸子好きで、公務と偽って、
各地の廓を巡っているという、まことしやかな話があるのです。
それが本当だとしたら、大老がいるのは「三条花街」!
きっと、シデンさんもその警護に……。
急いで向かいましょう!
クガネ
[ 11.9 , 8.5 ]
シデン……さん?
クガネ
やはり、大老はラザハン大使館ではなく、
三条花街の廓にいるのですね……。
クガネ
お待ちください、シデンさん。
曲者がいたわけでもないのに、なぜ刀を……
クガネ
なぜ刀を抜かれていたのですか?
クガネ
局長の親友だったあなたが、どうして……!?
クガネ
……不幸な境遇はお察しします。
しかし、幕府を倒したところで、戦乱の世に戻るだけです!
クガネ
な、なんてことを……。
そんな世になど……させるわけにはいかない!
クガネ
くッ……。

真誠のマコト

クガネ
副局長を……シデンさんを……尊敬していたのに……。

真誠のマコト

クガネ
断る! 貴方のことは、見損なった!

真誠のマコト

クガネ
暗殺された隊士も貴方が……?
おのれ、殺された仲間のためにも、私はお前を許さない!

赤誠組の恥さらしめ、覚悟するがいい!

真誠のマコト

クガネ
この掛け声は!?

真誠のマコト

クガネ
やはり赤誠組! 駆けつけてくれたか!

皆の者、一大事である!
副局長は組を裏切り、ウゲツと繋がっていたのだ!

真誠のマコト

クガネ
なにっ!? これは、いったい……。

真誠のマコト

クガネ
ま、まさか……そんな……。

真誠のマコト

クガネ
なんてこと! 裏切り者が……こんなにもっ!?

皆の者、目を覚ますのだ!

幕府を倒しても、世は混乱するだけだ!

そなたらは、国を護る赤誠組ではなかったか!?

こんなこと……こんなこと……間違っている!

くっ……多勢に無勢!

このままでは……負けてしまう……!

仲間は……いないのか……?

もはや……これまでか……。

真誠のマコト

クガネ
裏切り者に負けるとは……無念。

真誠のマコト

クガネ
き、局長っ!?
生きておられたのですね!

大変です!
副局長をはじめ、組内に多くの裏切り者が……!

真誠のマコト

クガネ
な、なんですと!?
局長までもがシデンに!
クガネ
局長、よくぞご無事で。
いったい、今まで何があったというのですか……?
クガネ
私からも、改めてお礼を言わせてください。
[player]殿がいなければ、
今頃、どうなっていたことか……。
クガネ
私たちは、局長が切腹されたと聞かされていました。
クガネ
それで遺体もなく、シデンは切腹などという嘘を……。
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
まさか、シデンさんがウゲツ一派だったなんて……。
私にはまだ、どう受け止めたらいいのかわかりません。
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
しかし、これで赤誠組の内部に潜んでいたウゲツ一派は、
一掃できたということですね。
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
肝心のウゲツの行方は判明したのでしょうか?
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
それにしても……大老は我々の苦労など知らず、
廓で豪遊されていたとか……。
果たして、我々は平和を護ったと言えるのでしょうか?
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
私からも、お頼み申します。
やはり、貴方を弟子にとった、
ムソウサイ様の目に、狂いはありませんでした。
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
……[player]殿。
シデンさんが裏切り者だったことが尾を引いています。
しかし、殺された隊士たちのことを想うと、怒りしかありません。

ウゲツを討て!

Lv
68
patch4.0
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
[player]殿、お待ちしておりました。
あれから、屯所内の副局長の部屋を調べたところ、
ウゲツの潜伏先が判明したのです!
詳しくは、局長のコンゴウさんから、
お話していただきますので、しばし、お待ちください。
クガネ
目的地は紅玉海を渡った先、ヤンサの地です。
一旦、「ナマイ村」という集落で休憩をとり、
ウゲツ一派の追撃、私とともに果たしましょう!
ヤンサ
[ 32.2 , 21.9 ]
ウゲツの潜伏先と思われる廃墟は、すぐ近くです……。
これより先、私はウゲツの姿を探しますので、
貴方は周辺にいる侍の討伐をお願いします。
ヤンサ
[ 24.9 , 31.9 ]
おかしい……ウゲツの姿がありません。
まさか、クガネに……!
ヤンサ
[ 24.9 , 31.9 ]
や、やはり!
急いでクガネへ戻らねば……!
ヤンサ
[ 24.9 , 31.9 ]
さあ、急いでクガネへ戻りましょう!
クガネ
局長っ!!
クガネ
断るッ!
今、幕府が倒れれば、乱世に逆戻りするだけのこと……
新たな世は、刀で創るものではない!
クガネ
侍とは、太平の世を護るためにこそ刀を振るう者!
それがムソウサイ様の教えであり、侍の本懐だ!
クガネ
皆の者、これからは一番組組頭の私が、
亡き局長の志を引き継ぎ、赤誠組局長代理となる!
ウゲツ一派との戦いは熾烈を極めるであろう……。
しかし、私たちは「ひんがしの国」の太平のため、
決して負けるわけにはゆかぬぞ!
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
ウゲツが実兄だということ、黙っていて申し訳ありません。
マコトという名も偽名で、本名はカゲツと申します。
されど、その名は遠い昔に斬って捨てました。
クガネ
私はひんがしの国の都「ブキョウ」の武家に生まれました。
ウゲツは幼い頃から神童と呼ばれるほど剣術に長けていて、
心優しく正義感にあふれた、自慢の兄でした。
そして、孤高の剣豪ムソウサイ様に、
弟子入りを果たし、修行の旅へと出ていったのです。
しかし、その旅から戻ってからというもの、兄は変わってしまった。
口を開けば、幕府や大名の不正や欺瞞ばかりを語り、
まるで祖国に対して、絶望したかのような様子でした。
自ずと兄は、ムソウサイ様からも離れていった……。
クガネ
そんな兄が、私に剣術を指南するようになりました。
思えば、この頃から乱世の再現を夢想していたのかもしれません。
戦乱の世でも生きていけるよう、妹に剣技を仕込んだのです。
私が上達すると程なくして、兄は要人を斬るという件の凶行に走り、
家はお取り潰しにあい、両親は打ち首となりました。
路頭に迷った私は、クガネへと渡り、
名を偽って、隊士となるべく赤誠組の門を叩いたのです。
そう、逆賊の兄を討つために……。
クガネ
私はウゲツを許すことができません。
兄のせいで、父と母は処刑されてしまったのですから……。
しかし、兄は強く、一派の力も侮れない。
そのうえ、私たちとウゲツの関係が知られたことで、
隊士たちの間に、動揺が広がっています。
この国では、血筋や師弟関係は重要視されているのです。
もう、赤誠組は以前のようには、まとまらないかもしれない……。
クガネ
局長亡き今、頼れるのは己の大義と折れぬ刃、
そして、[player]殿……あなたです。
私は刺し違えてでも、兄を……ウゲツを討ちます。
どうか、この戦いに、最後までお付き合いください!
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
[player]殿。
副局長に続いて、局長のコンゴウさんまで失ってしまいました。
されど、兄ウゲツを討つまで、私に悲しんでいる暇はありません。

ベッコウ島の決闘

Lv
70
patch4.0
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
[player]殿……。
恐れていたことが、現実となってしまいました。
赤誠組の隊士たちが……次々と屯所から去っていったのです。
私がウゲツの妹であり、貴方がムソウサイ様の弟子であることが、
知られたため、不信感が募ってしまったようです。
決戦を目前にしての兵力減少……。
このままでは、ウゲツ一派に勝てません。
なんとか、離れていった隊士たちを呼び戻さねば……。
私がウゲツの妹なのはどうしようもありませんが……。
貴方の師、ムソウサイ様の誤解だけでも解ければ、
戻ってきてもらえるかもしれない。
今一度、私から隊士たちを説得してみようと思います。
そこで、皆を集めるのに力を貸していただきたい。
屯所周辺と街の北側は、私が回ります。
お手数ですが[player]殿は南側を回り、
「赤誠組の隊士」たちを集めてきてくださいませんか?
クガネ
[ 13.7 , 8.1 ]
お手数をおかけしました。
それでは、皆の説得を試みてみます。
クガネ
皆の者、聞いてくれ。
我が国では、ムソウサイはウゲツを誤った方向へ導き、
その責任も取らずに逃げた罪人とされている。
しかし、それは誤解である。
ムソウサイの真の教えとは、太平の世の侍は、
その平和を護るためにこそ、刀を振るというもの。
クガネ
幕府を討って、戦乱の世を招こうとしているウゲツは、
その教えの逆へ向かおうとしている。
クガネ
そして、こちらの[player]殿こそ、
その真の教えを護る、真のムソウサイの後継者なのだ。
さればこそ……
クガネ
平和を護るためには力が不可欠。
我らが日々鍛錬を繰り返すように、
彼は決闘によって己の刀を高めていたのだ……。
クガネ
ウゲツとの修行の旅が、それだったと……?
兄はコガラシとの世直しの旅をしたことで、
極端な考えに陥ってしまったのか……。
クガネ
貴方はウルダハの宿にいた方ですね。
隊士たちを説得してくれて、誠にありがとうございます。
クガネ
それでは、[player]殿。
ウゲツ一派との決戦の場、「ベッコウ島」へと参りましょう!
紅玉海
[ 37.2 , 23.0 ]
皆の説得もあり、隊士たちは士気を取り戻しました。
あとは、全身全霊をかけて、ウゲツを討ち取るのみ!
紅玉海
さあ……私たちの屯所に戻りましょう。
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
[player]殿、お陰さまで、
ウゲツ一派から、国を護ることができました。
誠にありがとうございます。
ウゲツを失った一派は、逃走していきましたが、
指導者がいなくなったいま、自然と消滅していくでしょう。
私は正式に赤誠組の局長に就任することになりました。
荷が重いですが、コンゴウさんに恥ずかしくないよう、
精一杯努める所存です……。
それにしても……ムソウサイ様が、
コガラシとして世直しの旅をしていたとは、驚きでした。
どうやら、若手の隊士たちのほとんどが、コガラシの影響で、
侍となって世を直そうと、赤誠組に入ったようです。
もしや、ムソウサイ様が世直しの旅をしたのは、
後続を生み出すための、種まきの意味もあったのかもしれません。
ウゲツのように、幕府を討って戦乱の世にしてまで、
変革しようとするのは、あまりに極端で手前勝手な考えです。
ムソウサイ様の世直しとは、一代で済むことではなく、
ゆっくりコツコツと、時間をかけて果たすものなのでしょう。
その思いを絶やさぬためにも、私はこのクガネから、
ひんがしの国の世直しを始めたいと思います。
これからも、赤誠組を見守ってくださると幸いです。
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
これは、[player]殿。
屯所でゆっくりしていってください。
この太平が保たれたのは、貴方のおかげですから。
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
未熟ながら、局長となった私ですが、
隊士たちに助けられて、何とかやっています。
局長の身では世直しの旅はできませんが、いつか赤誠組から、
第二のコガラシが生まれることを願ってやみません……。
ところで、最近一斉に入門した者たちがいます。
それは何を隠そう、ウゲツ一派の残党たちなのです。
その行いを深く反省していたようなので、門を開きました。
彼らは、やり方が間違っていただけで、
国を憂いていたことは、我々と変わりはありません。
今や、クガネの治安維持のために活躍してくれていますよ。
しかし、それだけ赤誠組とウゲツ一派は表裏一体だったということ。
私も一歩間違えば、兄の思想に染まっていたかもしれません……。
ムソウサイ様の教えを大切に、ゆっくりコツコツと、
この国の世直しを進めたいと思います。
クガネ
[ 13.8 , 8.0 ]
侍の源流は、刀を手に戦う武士(もののふ)にあります。
その技は、ひんがしの国が戦乱の直中にあった時代、
戦いの中で、発展してきたものなのです。
しかし、天下が統一されると、誰もが刀を持つ時代は終わり、
刀は権力の象徴となって、侍だけが持つ物となりました。
太平の世が続いた我が国では今や、
武家の者が世襲で侍となることが大半となっています。
そして、その伝統を守る形だけのものになりつつあるのです。
されど、ムソウサイ様はいつも仰っていました。
太平の世で刀を持つ侍には、その平和を護る責任が伴う。
二度と乱世に戻さぬため、調和を乱す悪を討つことが大義であると。
その教えは、あの方がコガラシとして世直しの旅をしたことで、
赤誠組の隊士たちにも、確かに伝わっていたようです。
ウゲツ一派を倒した今、目下の脅威は去りましたが、
これからも我々は、この国の平和を護るため、刀を振るう所存です。
それこそが真の侍の道、武士道だと信じています。