西ザナラーン
[ 13.0 , 14.4 ]
祖国からの逃避行では、食事にも事欠き、
体がすっかり弱り細ってしまった。
野良仕事で鍛えた頑丈な身体だけが、
自慢の種だったんだがな。
体がすっかり弱り細ってしまった。
野良仕事で鍛えた頑丈な身体だけが、
自慢の種だったんだがな。
西ザナラーン
[ 13.1 , 14.4 ]
おお、「暁」の方か。
我々ドマの民の受け入れに、尽力していただいたと聞いている。
かたじけない。
……なんと、出発の準備まで手伝ってくださると?
何とお礼を言っていいものやら……。
実は、荷物の運び込みに難儀していたところなのだ。
祖国では、力自慢でならしたものだが……
なにぶん、長い船旅で満足に食事もとれずに過ごしたもので、
体力が衰えてしまったらしい。
フェリードックにある「古びた木箱」を
ここまで運んでもらいたい。
少々かさばり申し訳ないが、よろしく頼むよ。
我々ドマの民の受け入れに、尽力していただいたと聞いている。
かたじけない。
……なんと、出発の準備まで手伝ってくださると?
何とお礼を言っていいものやら……。
実は、荷物の運び込みに難儀していたところなのだ。
祖国では、力自慢でならしたものだが……
なにぶん、長い船旅で満足に食事もとれずに過ごしたもので、
体力が衰えてしまったらしい。
フェリードックにある「古びた木箱」を
ここまで運んでもらいたい。
少々かさばり申し訳ないが、よろしく頼むよ。
西ザナラーン
[ 13.1 , 14.4 ]
かさばる箱を運んでくれて、助かったよ。
あれには、私の父が若かりし頃に武勲を挙げ、
主より賜った甲冑が入っていてね……。
これほど重いものを運んでもらって、恩に着る。
わが父が主より賜ったこの甲冑は、
黒塗りの小札(こざね)に覆われた見事なものなんだ。
見てみるかい……はっ!
なんと、甲冑の「黒塗りの小札」が外れて……。
……それも、数が足りないぞ!
ああ……長期間、船に揺られたせいで、
古い鎧も、それを納めていた木箱も傷んでいたんだ。
小札さえあれば、私でも修繕できるが……。
この無残な甲冑を見たら、父が卒倒しかねない……。
申し訳ないが来た道を戻り、甲冑から落ちた、
「黒塗りの小札」4つを拾い集めてもらえないか。
命がけで祖国を脱出するときでさえ、
父が手放さなかった甲冑なんだ……。
新天地にも、何とか持っていってやりたいんだよ。
あれには、私の父が若かりし頃に武勲を挙げ、
主より賜った甲冑が入っていてね……。
これほど重いものを運んでもらって、恩に着る。
わが父が主より賜ったこの甲冑は、
黒塗りの小札(こざね)に覆われた見事なものなんだ。
見てみるかい……はっ!
なんと、甲冑の「黒塗りの小札」が外れて……。
……それも、数が足りないぞ!
ああ……長期間、船に揺られたせいで、
古い鎧も、それを納めていた木箱も傷んでいたんだ。
小札さえあれば、私でも修繕できるが……。
この無残な甲冑を見たら、父が卒倒しかねない……。
申し訳ないが来た道を戻り、甲冑から落ちた、
「黒塗りの小札」4つを拾い集めてもらえないか。
命がけで祖国を脱出するときでさえ、
父が手放さなかった甲冑なんだ……。
新天地にも、何とか持っていってやりたいんだよ。
西ザナラーン
[ 13.1 , 14.4 ]
ああ……長期間、船に揺られたせいで、
古い鎧も、それを納めていた木箱も傷んでいたんだ。
今の無残な甲冑を父が見たら、卒倒するにちがいない……。
ありがとう、本当に助かったよ!
この「黒塗りの小札」が手元にあれば、
私でも修繕はできる。
そういえば、エオルゼアの甲冑は、
私たち祖国のものとは、ずいぶん趣が異なるね。
遠くまで逃げ延びてきたっていうことを実感するよ……。
古い鎧も、それを納めていた木箱も傷んでいたんだ。
今の無残な甲冑を父が見たら、卒倒するにちがいない……。
ありがとう、本当に助かったよ!
この「黒塗りの小札」が手元にあれば、
私でも修繕はできる。
そういえば、エオルゼアの甲冑は、
私たち祖国のものとは、ずいぶん趣が異なるね。
遠くまで逃げ延びてきたっていうことを実感するよ……。
西ザナラーン
[ 13.1 , 14.4 ]
おかげで、荷物の積み込みは、おおかた片付いたよ。
そろそろ第一陣を出発させたいんだが……。
困ったことに、子どもたちの姿が見えなくてね。
新しい土地に興味津々なんだろうが、困ったもんだ。
捜し出して、呼び戻してくれないだろうか?
せがれの「ヨウザン」に声をかけてもらえば、
ほかの子どもたちの居場所もわかるだろう。
そろそろ第一陣を出発させたいんだが……。
困ったことに、子どもたちの姿が見えなくてね。
新しい土地に興味津々なんだろうが、困ったもんだ。
捜し出して、呼び戻してくれないだろうか?
せがれの「ヨウザン」に声をかけてもらえば、
ほかの子どもたちの居場所もわかるだろう。
西ザナラーン
[ 13.1 , 14.4 ]
子どもたちを呼び戻してくれないか。
せがれの「ヨウザン」に声をかけてもらえば、
ほかの子どもたちの居場所もわかるだろう。
せがれの「ヨウザン」に声をかけてもらえば、
ほかの子どもたちの居場所もわかるだろう。
西ザナラーン
[ 13.1 , 14.4 ]
子どもたちは全員戻ってきたよ、ありがとう。
……なに、隠れんぼをしていた、だって?
そうか、今でもあの子らは、
ドマの日々を忘れず、修行を続けていたのか……。
いかんいかん、ちょっと感傷的になってしまったよ。
さて、ほかの者たちは、すべて出発したことだし、
残りの私たちも……といきたいところなんだが、
厄介な問題が起きていてね。
……なに、隠れんぼをしていた、だって?
そうか、今でもあの子らは、
ドマの日々を忘れず、修行を続けていたのか……。
いかんいかん、ちょっと感傷的になってしまったよ。
さて、ほかの者たちは、すべて出発したことだし、
残りの私たちも……といきたいところなんだが、
厄介な問題が起きていてね。
西ザナラーン
[ 13.1 , 14.4 ]
「暁」をはじめ、多くの方の協力のおかげで、
ようやく出発の準備が整ったというのに……。
……うちの愚父が、この場に残ると言い張ってるんだ。
なんでも、チョコボの臭いに耐え切れないようで、
チョコボ・キャリッジに乗るつもりがないらしい。
私はそこまで気にはならないんだがね……。
ウルダハへの移動はチョコボ・キャリッジに頼るしかない。
……チョコボの臭いを解決しないことには、
父がウルダハの地を踏むことはないってわけだ。
エオルゼアの人は、チョコボの臭いを、どうガマンしてるんだ?
情報が集まる酒場にいる女性に聞いてみてくれないか。
臭いは女性の方が敏感だろうからな……。
ようやく出発の準備が整ったというのに……。
……うちの愚父が、この場に残ると言い張ってるんだ。
なんでも、チョコボの臭いに耐え切れないようで、
チョコボ・キャリッジに乗るつもりがないらしい。
私はそこまで気にはならないんだがね……。
ウルダハへの移動はチョコボ・キャリッジに頼るしかない。
……チョコボの臭いを解決しないことには、
父がウルダハの地を踏むことはないってわけだ。
エオルゼアの人は、チョコボの臭いを、どうガマンしてるんだ?
情報が集まる酒場にいる女性に聞いてみてくれないか。
臭いは女性の方が敏感だろうからな……。
西ザナラーン
[ 13.1 , 14.4 ]
エオルゼアの人は、チョコボの臭いを、どうガマンしてるんだ?
情報が集まる酒場にいる女性に聞いてみてくれないか。
臭いは女性の方が敏感だろうからな……。
情報が集まる酒場にいる女性に聞いてみてくれないか。
臭いは女性の方が敏感だろうからな……。
西ザナラーン
[ 13.1 , 14.4 ]
エオルゼアの人たちは、
チョコボの臭いを、どうガマンしてるのだ……?
おや、これは桃の香り……。
……なるほど、スカーフに匂いをしみこませたのか。
これは確かに名案だ。
さっそく、スカーフを父へ渡そう。
これなら、頑固な父……ホウメイも気に入るはずさ。
さて、出発の準備が整ったら、声をかけてくれよ。
チョコボの臭いを、どうガマンしてるのだ……?
おや、これは桃の香り……。
……なるほど、スカーフに匂いをしみこませたのか。
これは確かに名案だ。
さっそく、スカーフを父へ渡そう。
これなら、頑固な父……ホウメイも気に入るはずさ。
さて、出発の準備が整ったら、声をかけてくれよ。
西ザナラーン
[ 11.5 , 14.3 ]
やれやれ、父はスカーフをいたく気に入って、
チョコボ・キャリッジを降りても、使い続けるつもりらしい。
スカーフの桃の香りで、祖国を思い出したのだな。
ドマでは桃の栽培が盛んで、主要な交易品だったのさ。
もっとも、祖国が帝国に蹂躙されるまでの話だがね……。
……過去を悔んでいる場合じゃないな。
この地で、新たに生きていかなくてはならないんだから。
チョコボ・キャリッジを降りても、使い続けるつもりらしい。
スカーフの桃の香りで、祖国を思い出したのだな。
ドマでは桃の栽培が盛んで、主要な交易品だったのさ。
もっとも、祖国が帝国に蹂躙されるまでの話だがね……。
……過去を悔んでいる場合じゃないな。
この地で、新たに生きていかなくてはならないんだから。
西ザナラーン
[ 11.5 , 14.3 ]
聞いているだろうが、こっちは大所帯でね。
提供してもらったチョコボ・キャリッジの台数では、
一度に移動しきることはできない。
そこで、数度に分けて移動するつもりなんだ。
第一陣は、ユウギリ様と老人や子どもたちが乗り込む。
それと、世話役として私もね。
すでに、ベスパーベイの入口に集合してるはずだ。
君も私たちと一緒に来て、キャリッジの御者に、
出発できると伝えてくれないかな?
提供してもらったチョコボ・キャリッジの台数では、
一度に移動しきることはできない。
そこで、数度に分けて移動するつもりなんだ。
第一陣は、ユウギリ様と老人や子どもたちが乗り込む。
それと、世話役として私もね。
すでに、ベスパーベイの入口に集合してるはずだ。
君も私たちと一緒に来て、キャリッジの御者に、
出発できると伝えてくれないかな?
西ザナラーン
[ 13.5 , 14.5 ]
第一陣の準備は整っている。
いつでも出発できるのだが……厄介事のようだな。
いつでも出発できるのだが……厄介事のようだな。
西ザナラーン
[ 23.9 , 17.9 ]
……いよいよ、ウルダハへ出発するんだな。
何から何まで世話になった。
何から何まで世話になった。
西ザナラーン
魔物を退治してくれて助かったよ。
これで、無事にウルダハへ行くことができそうだ。
これで、無事にウルダハへ行くことができそうだ。
西ザナラーン
我々の故郷には、冒険者という稼業はなくてね。
……君たちのような猛者がいれば、
今もドマは在ったのかもしれないな……。
……いや、それは甘えか。
ガレマール帝国に反乱を起こしたのも、それに敗北したのも、
ドマの民である我々自身だものな……。
……君たちのような猛者がいれば、
今もドマは在ったのかもしれないな……。
……いや、それは甘えか。
ガレマール帝国に反乱を起こしたのも、それに敗北したのも、
ドマの民である我々自身だものな……。
西ザナラーン
次は、我々が立ち上がる番だ。
……今度は、開拓団としてね。
レヴナンツトールは活気があるところだと聞く。
私たちドマの民の底力で、もっと賑わう集落にしてみせるよ。
……今度は、開拓団としてね。
レヴナンツトールは活気があるところだと聞く。
私たちドマの民の底力で、もっと賑わう集落にしてみせるよ。
西ザナラーン
こらこら、お前たち。
そろそろ質問は終わりだ。
お姉さんも困っているぞ。
そろそろ質問は終わりだ。
お姉さんも困っているぞ。
西ザナラーン
さぁ、行こうか。
君もウルダハまで乗っていくといい。
君もウルダハまで乗っていくといい。
西ザナラーン
[ 26.8 , 24.4 ]
……ここが、ウルダハか……。
クイックサンドへ向かうよう言われているから、
落ち着いたら向かうとするよ。
クイックサンドへ向かうよう言われているから、
落ち着いたら向かうとするよ。
石の家
[ 6.0 , 6.0 ]
「石の家」という名のとおり、見事な石造りをしているな。
しかし、ほかの建物も石造りのようだったが……
すべてが「石の家」なのか?
しかし、ほかの建物も石造りのようだったが……
すべてが「石の家」なのか?
石の家
[ 6.2 , 6.2 ]
場所が変われば、生活様式も異なる……。
郷に入りては郷に従えと言うが、
いやはや、新しい土地に慣れるのは骨が折れるよ。
郷に入りては郷に従えと言うが、
いやはや、新しい土地に慣れるのは骨が折れるよ。
石の家
[ 6.7 , 5.9 ]
冒険者というのは、自由に見えてなかなか大変みたいだな。
主君を持たず、己の心のままに従い大事を成す……。
ただの「風来坊」とは言えないようだ。
主君を持たず、己の心のままに従い大事を成す……。
ただの「風来坊」とは言えないようだ。
石の家
[ 6.6 , 6.4 ]
仲間の多くは、レヴナンツトール開拓団の一員として、
物資の輸送や、街の工事に従事しはじめたんだ。
私も、今日は用具の点検から頑張るよ。
物資の輸送や、街の工事に従事しはじめたんだ。
私も、今日は用具の点検から頑張るよ。
石の家
[ 6.5 , 6.3 ]
なんだか急に、静かになったな……。
ひとが懸命に点検を進めてるっていうのに、
みんなどこへ行ったんだ?
ひとが懸命に点検を進めてるっていうのに、
みんなどこへ行ったんだ?
石の家
[ 6.7 , 5.9 ]
故郷を失い、気落ちしている仲間も多かったが、
こちらの人たちの気概に触れて、少しずつ立ち直ってきた。
私も、まだまだやれるような気がしているよ。
こちらの人たちの気概に触れて、少しずつ立ち直ってきた。
私も、まだまだやれるような気がしているよ。
石の家
[ 6.2 , 6.2 ]
ヨウザンの面倒は、父ホウメイに任せてきた。
あの子たちの規範となるため、成すべきことを成そう。
あの子たちの規範となるため、成すべきことを成そう。