えおろーぐ

君は、ロンカの同盟者か……！
非常事態なんだ……手を貸してくれないか？

ロンカの遺跡を護るために造られた「ロンカの守護像」が、
狩りをしていた仲間を襲ったらしい……。
まだ、逃げ遅れたヴィースたちが取り残されているんだ……。
今ならまだ、彼女たちを助けられる……！
力を貸してくれるのなら、「四つの明星」付近まで来てほしい。
どうか、君が共に戦ってくれることを願う。

ありがたい……！
今しがた、私の耳がかすかな悲鳴を捉えた。
どうやら逃げ遅れた子たちは、別方向に分散して逃げているようだ。
君と私で手分けをして、「逃げ遅れたヴィース」を探したい！
無事に救助できたら、ファノヴの里で落ち合おう。

ヴィースたちは皆無事だったよ！
君のおかげだ、心から感謝する。

ロンカは偉大な文明を誇り、
その産物は、数千年を経た今、なお動き続けている。
だが、「光の氾濫」による影響は拭えず……
ここ100年でほころびが生じているようなのだ……。
これまで我々を襲うことがなかった守護像が、
暴走するようになってきたのも、その現れだろう。

ともかく、これは君の手を煩わせた詫びだ……受け取ってほしい。
私はこれから、守護像の整備に向かおうと思う。
その……また君が手を貸してくれたら、とても嬉しいよ。

また、私に手を貸してくれるのだな。
嬉しい……本当に心強いんだ、ありがとう……！

さきほど説明したように、
これから、ロンカの遺産を整備しにいこうと思っている。
そこで、必要となるものを集めてはもらえないだろうか？

残念ながら、我らはロンカの守護像を、
新たに造るほどの知識は受け継いではいない。
ゆえに、暴走した個体を壊し、有用な部品を調達したいのだ。

君は、類まれな武人だと聞いているし、何より信頼している。
礼は弾むので、暴走した「クラックド・ロンカドール」を倒して、
「ロンカの命石」を集めてきてくれないだろうか？

おかえり、足音で君だとわかったよ！
「ロンカの命石」は入手できただろうか？

あぁ、流石の手並みだ！
ファノヴの民でも、君の横に並べる者は何人もいないだろう！
……うっかり、その腕前に惚れてしまいそうだよ。

この石は、守護像の文字通り「命」となる動力源で、
喪われたロンカの魔術によって造られている……。
だから、増産することは叶わない。
共食い整備のようになってしまうが、
君のおかげで正常な守護像を長持ちさせることができるだろう。
ありがとう、ロンカの同盟者……感謝の品を受け取ってくれ。