えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

セイヤー

patch 4.x

石切場を取り戻せ

Lv
61
patch4.0
ギラバニア山岳地帯
[ 21.7 , 5.9 ]
おお、よく来てくれた!
もっと村の者を集めているから、しばし待っておれ。
ギラバニア山岳地帯
よし、集まったようだな……。
皆の者、よく聞け!
いつまで、この貧しさに甘んじるつもりだ!
若い衆は知らんだろうが、この村は、
かつて採石で、そりゃあ栄えていた!
あの頃のように石切場で働けば、暮らし向きも必ず上向く!
ギラバニア山岳地帯
皆の者、諦めるな、諦めたらそこで終わりだ。
ノミをふるい続けてこそ、石は砕ける……人生も同じだ。
ギラバニア山岳地帯
スィートラヴ……。
アラガーナを支えた石切職人の孫ともあろうお前が、
そんな弱気だから、ほかの者たちも諦めてしまうのだ……。
ギラバニア山岳地帯
ぐぬぬぬぬ、試しもせずに、諦めるとは……。
最善を尽くさなければ、人生に納得などできなかろうに……。
ギラバニア山岳地帯
いかにも、わしは石切職人のセイヤーだ。
そうか、ラガンフリッドから、わしの話を……。
先ほどは必死で、お主が外の者だとは気付かなんだ。
[player]といったな?
なるほど、お主がワークラタを救ったという者だったか。
ふむ、お主の目は諦めで曇ってはおらんようじゃな……。
ならば、話し相手になってもらうとするかの……。
わしの考えが、間違っておらんことがわかるだろう。
ギラバニア山岳地帯
[ 21.7 , 5.9 ]
この村は、石切場として発展してな。
この地で切り出された石は、美しさと丈夫さで知られ、
かのアラミゴ王宮にも用いられるほど、名高かったもんだ。
だが、帝国の侵略で、状況はがらりと変わった……。
石造りのアラミゴ建築は野蛮とされ、冷たく無粋な金属を用いた、
帝国様式こそが「文明的」と、もてはやされたのだ!
さらに帝国軍による徴兵と、それに抗う解放運動がトドメを刺した。
若者は村から姿を消し、維持もままならなくなった石切場は、
今や魔物どもがはびこり、近づくこともかなわん。
村人たちは日々を生き延びるだけで精いっぱい。
だが、あの石切場さえ取り戻せれば……。
仕事を持ち、生きがいがあれば、村人の生きる力も湧こう……。
ワークラタを救ったという、その腕っ節を見込んで頼みがある。
村の東にあるスリーピングストーンズ採石場で、
マーブル・ウロリスどもを追い払い、
「ウロリスの心核」を2つ持ち帰ってくれんか?
奴らを始末した証を村人たちに見せれば、
誇りを取り戻し、石切場の再建に力を貸してくれるはずだ!
ギラバニア山岳地帯
[ 21.7 , 5.9 ]
村の東にあるスリーピングストーンズ採石場で、
マーブル・ウロリスどもを追い払い、
「ウロリスの心核」を2つ持ち帰ってくれ。
ギラバニア山岳地帯
[ 21.7 , 5.9 ]
おお、戻ったか。
首尾よく、マーブル・ウロリスを追い払うことはできたか?

これは、間違いなくウロリスの心核……。
奴らを始末した証として、これ以上のものはあるまい!
さっそく、皆の者に知らせてやらねば!
精を出す仕事があれば、村人たちも生きる力が湧くはず……!

石より硬い障害

Lv
61
patch4.0
ギラバニア山岳地帯
[ 21.7 , 5.9 ]
さて、お主が取ってきてくれた「ウロリスの心核」を皆に見せ、
スリーピングストーンズ採石場再建の準備が整ったと、
大々的に報せるとしよう。
今すぐ、村人たちを集めたいところだが、
もはや、皆、わしの話になど、聞く耳を持たん……。
お主から、ここに集まるよう、呼びかけてはもらえんかの?
ギラバニア山岳地帯
[ 21.7 , 5.9 ]
今すぐ、村人たちを集めたいところだが、
皆、わしの話しになど、聞く耳を持たん……。
ここに集まるよう、呼びかけてはもらえんかの?
ギラバニア山岳地帯
[ 21.7 , 5.9 ]
おお、皆に呼びかけてくれたか、ありがとう。
カッカッカッ、あの核を見て、驚く皆の様子が目に浮かぶわい。
ギラバニア山岳地帯
なんだって!?
さては、お前が村人とグルになって、
わしの邪魔をしようというのか……!?
ギラバニア山岳地帯
と、徒労とは何事だ!?
未来を信じているからこそ、今日働くのではないか!
だが、このまま互いに意見をぶつけ合っても、結論は出まい。
ここは、第三者に、意見を求めてみよう。
[player]よ、
お主は、わしの考え……採石業に未来はあると信じるか?
ギラバニア山岳地帯
►信じる
さすがは、ワークラタを救った者じゃ!
諦めずに行動することこそが、未来を拓くと、
知っておるのだな!
ギラバニア山岳地帯
►信じられない►……
なんと、ワークラタを救った者とは思えぬ態度!
しょせんは外の者……アラガーナの石切職人の魂など、
理解できぬということか……。
ギラバニア山岳地帯
フン、人に頼ろうとしたわしが愚かだった……。
希望を持たぬ者に、言葉を重ねたところで届かぬのも道理……。
やはり、わし自身が手本を示すしかないな!
ギラバニア山岳地帯
[ 25.0 , 7.5 ]
なにが「現実を受け入れろ」じゃ!
どいつも、知った風なことをぬかしおって!
なんだ、お主、まだわしの話を聞こうというのか?
だったら、存分にアラガーナの黄金時代の話をしてやろう!
……あの頃は、いくら働いても足りないほどに忙しかったもんだ。
だが、石を切りだすほどに、家族も村も潤っていったから、
やりがいがあるというものだった。
だから、石切場を寝床にして、寝ても覚めても働いた。
どんなに辛くとも、ノミと槌で音頭を取って「石切歌」を歌えば、
不思議と力が湧いてきてなぁ……。
懐かしいもんじゃ……あの歌を歌うと……。
んんっ……石切歌……!?
そうか、石切歌だ!
これで、村人の冷え切った心にも火を点けられるに違いない!
カッカッカッ、お主、わしの名案を聞くがいい!

石切の歌

Lv
61
patch4.0
ギラバニア山岳地帯
[ 25.0 , 7.5 ]
カッカッカッ、わしの名案に食らいついたな!?
お主だけだ、わしの話に耳を傾けてくれるのは。
石切歌というのは、石切作業中に職人たちが歌う歌だ。
ノミと槌を振るう呼吸を合わせ、掛け声のようにして歌ってな、
拍子を重ねるうちに、自然と時を忘れて仕事が進むのだ。
「ノミ槌振るえ、ノミ槌振るえ、
 石を切るには、ノミ槌振るえ、
 石切り、石売り、家建てろ」
……と、こんな調子で、単純な歌詞が続くんじゃが、
最後の締めくくりが、ちょいと意味深でな……。
「斑目、境目、石売るな あの娘に捧ぐ、小石を拾え」
と、こんな歌詞で締めくくられる。
「斑目、境目」とは、石の模様が変わる境目を指す。
地層の変わり目にある石は、層にそって割れやすく強度が弱い。
だから、そんな石材は売るな、という戒めだと思っていた。
だが、そんなことは、石切職人なら、誰もが知る常識だ。
では、「あの娘に捧ぐ、小石を拾え」とはいったい……?
きっと、宝石に違いない!
若い娘っ子にあげる小石となれば、
綺麗で価値ある宝石に決まっているからな!
歌詞が示す石を実際に見てみれば、何かわかるかもしれない。
試しに切り出してみたいが、地層の変わり目がある場所は、
帝国軍の拠点に近くて危険でのう……。
宝石が出れば、皆も労働意欲が湧くはず!
悪いが、試掘に同行してくれんか?
万が一のときは、護衛してほしい、頼んだぞ。
ギラバニア山岳地帯
[ 11.4 , 15.3 ]
やはり、お主を連れて来て正解だったようじゃ……。
キキルン族の山賊どもが、この先に隠れるのを見かけた。
とても、このままでは作業できん。
[player]よ、この先で周囲を見渡して、
隠れているキキルン族を見つけたら、蹴散らしてくれ。
安全を確保できたら、「手まねき」して、合図してくれんか。
ギラバニア山岳地帯
[ 11.4 , 15.3 ]
キキルン族の山賊が隠れており、このままでは作業できない。
この先で周囲を見渡し、キキルン族の山賊を蹴散らしてくれ。
安全を確保できたら、「手まねき」して、合図してくれんか。
ギラバニア山岳地帯
山賊を成敗してくれたか、ありがとう。
さすがの手並みといったところじゃな!
早速、試掘してみるとしよう。
ギラバニア山岳地帯
予想は、ドンピシャだったぞ!
地層沿いにツルハシを振るってみたところ、
キラキラと輝く小石が紛れておった!
これは、もしかすると宝石の原石かもしれない。
急ぎアラガーナに戻り、詳しく調べてみる。
お主が戻るまでには、結果を出しておくぞ!
ギラバニア山岳地帯
[ 21.7 , 5.9 ]
おお、[player]か。
天眼鏡で調べてみたが、ただのガラクタだった……。
輝いて見えたのは、純度の低いクリスタル片で価値はない。
これを手にして喜ぶのは、ままごとをする子どもぐらい……。
石切歌の「石売るな」は、低純度のクリスタルが混じり、
強度が低い石材など売るなという、文字どおりの戒めだったか。
ギラバニア山岳地帯
[ 21.7 , 5.9 ]
そうだが……なんだ、お前も知っていたのか?
ギラバニア山岳地帯
[ 21.7 , 5.9 ]
……あやつも帝国兵に抵抗して殺されるまでは、
石切職人のひとりだったからのう……。
わしに甘えたくないと、別の親方の下で働いておったが……。
「斑目、境目」の歌詞を手がかりに、
「あの娘に捧ぐ、小石」を掘ってみたのだ。
だが、価値のありそうな原石は、ひとつも出てこんかった。
ギラバニア山岳地帯
[ 21.7 , 5.9 ]
二番だと……そういえば、そんなのもあったな。
長らく歌わなかったもんで、すっかり忘れていた。
お前は、憶えているのか?
ギラバニア山岳地帯
[ 21.7 , 5.9 ]
なんと、まだ希望は残っているということか……!
[player]よ、二番の歌詞から、
新たな発見があるかもしれんぞ!
ギラバニア山岳地帯
[ 21.7 , 5.9 ]
二番のことなど、すっかり忘れていた……。
そこに、新たな発見があるかもしれん!
いったい、どんな内容なのだ……?

語り継がれた石

Lv
61
patch4.0
ギラバニア山岳地帯
石切の作業中は、一番ばかりを繰り返すもんだから、
そっちだけが、頭に染みついていたようだ。
ギラバニア山岳地帯
つまり、売るべき小石の在処は、
現世(うつしよ)とあの世の境目で、
先人に護られているというわけか……。
ギラバニア山岳地帯
ふむ、確かに「先人」という歌詞も、死者を連想させるな……。
もしや、「涙隠しの丘」を示しているということか?
ギラバニア山岳地帯
神々への信仰を否定する帝国がやってきて以来、
御霊を鎮める儀式が禁じられてしまったからな。
そのせいで、あの丘には死霊が出没するとも聞く……。
今すぐにでも、現地で「売るべき小石」の有無を、
探してみたいもんだが、それにはある程度の時間が必要だ。
ギラバニア山岳地帯
[player]、
度々、頼ってしまい申し訳ないが、
共に涙隠しの丘に来てくれないか?
ギラバニア山岳地帯
感謝する。
この希望を、必ずや掘り出してみせるぞ!
ギラバニア山岳地帯
[ 31.2 , 8.9 ]
よし、[player]よ。
この先が、石切歌に歌われていた「涙隠しの丘」だ。
すまぬが、危険がないか確認してくれんかの?
辺りを見渡して、死霊がおったら鎮めてくれい。
安全が確保されたら、「売るべき小石」を見つけてみる。
石切職人の意地にかけてな!
ギラバニア山岳地帯
[ 31.2 , 8.9 ]
この先で、辺りを見渡して、死霊がおったら鎮めてくれい。
安全が確保されたら、「売るべき小石」を見つけてみる。
石切職人の意地にかけてな!
ギラバニア山岳地帯
[ 31.2 , 8.9 ]
無事だったか。
確かに、さっきまでの不気味な気配が消えたようだ。
これなら、後はわし独りでも問題なく試掘できそうだ。
お主は、一足先にアラガーナに戻り、
スィートラヴに状況を知らせて、安心させてやってくれ。
ギラバニア山岳地帯
[ 34.2 , 7.1 ]
お主のおかげで、後はわし独りでも問題なく試掘できそうだ。
お主は、一足先にアラガーナに戻り、
スィートラヴに状況を知らせて、安心させてやってくれ。
ギラバニア山岳地帯
お前は、ちと心配し過ぎるぞ。
わしを、老人扱いするなと何度言わせる。
ギラバニア山岳地帯
軽く試掘しただけで、ひと目でわかる原石が見つかったぞ。
帝国の支配が終われば、ウルダハとの交易も始まる。
彫金師たちが、高値で買ってくれることだろう。
墓地の周囲で、採掘しようなどという者はいない。
それを見越した先人が、いつか採石業が廃れたときに備え、
鉱脈を残しておこうと、あの丘を慰霊の場としたのだろう。
そして、この事実を後世に伝えるため、
石切歌の一節に、大切な秘密を込めたのだ……。
まさに、先人が護りし宝だな……。
ギラバニア山岳地帯
いやいや、わしの方こそ、
お主たちの気持ちを考えず、怒りをぶつけてしまった……。
じゃが、これからは皆で、また協力して働き続けるぞい!
ギラバニア山岳地帯
うむ、ようやく気付いたか。
信じてノミを振えば、道を阻む石は必ずや砕けるのだ。
さあ、皆の衆、採石を始めるとするかの!
もちろん、石切歌を歌いながらな!!
ギラバニア山岳地帯
[player]よ、
お主がいなければ、ここまでこれなかった。
本当に感謝している。
これからは、お主の助けがなくとも、
皆と助け合って、やっていけるだろう。
お主の幸運を、ノミを振いつつ祈っているぞ!