えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

シ・ルン・ティア

patch 4.x
真紅のシ・ルン・ティア
赤装束の魔道士

赤装束の魔道士

中央ザナラーン
[ 23.9 , 32.6 ]
……あんたは?

赤装束の魔道士

中央ザナラーン
[ 23.9 , 32.6 ]
オレを助けに?
悪いな……そうと知ってりゃ、あんたの獲物も残しといたんだが。
見ず知らずの子どもの頼みを、放っておけなかったってわけだな?
気に入ったぜ!
中央ザナラーン
オレはシ・ルン、旅の赤魔道士だ。
……あんたの名前は?
中央ザナラーン
[player]……?
聞いたことがあるな、たしか……。
中央ザナラーン
怪我はないか?
中央ザナラーン
それじゃ、この娘(こ)を妹さんのところまで送り届けようぜ!
ウルダハ:ザル回廊
[ 14.1 , 11.7 ]
妹さんも無事だったようで、何よりだ!
ウルダハ:ザル回廊
[ 14.1 , 11.7 ]
……「紅の疾風」か?
20年前のアラミゴ動乱のさなかに活動した、赤魔道士の一団だ。
ウルダハ:ザル回廊
[ 14.1 , 11.7 ]
……フッ、懐かしい話だな。
お父さんは、アラミゴの出身か。
なるほど、それで知ってたわけだ。
さて……家まで送っていこうか?
ウルダハ:ザル回廊
[ 14.1 , 11.7 ]
これで一件落着だな!
さて……[player]といったか。
どこかで、祝杯でもあげないか?
ハハハ、気が向いたらでいい!
……オレはいま、ブラックブラッシュに滞在してる。
酒房「コッファー&コフィン」にくれば、会えるだろうぜ。
中央ザナラーン
[ 19.5 , 20.5 ]
お、来てくれたんだな!
実はあのあと、助けた姉妹の母親が訪ねてきたんだ。
お礼も預かってるぜ。
どうやら両親が不在の隙を狙われたらしい。
裕福な商人一家でな……子どもたちのために護衛を雇ったそうだ。
これで安心して、祝杯をあげられるな!
そうそう、[player]……
あんたの名前、どこで聞いたか思いだしたぜ!
中央ザナラーン
[ 19.5 , 20.5 ]
旅の途中に「赤魔法」の流儀を手ほどきした、
アリゼーって娘から、あんたの名前を聞いたんだ。
近ごろ売り出し中の冒険者らしい、ってな!
中央ザナラーン
[ 19.5 , 20.5 ]
あんた、アラミゴ解放のために戦ってくれてるらしいな?
オレはアラミゴの出身なんだ。
故郷の連中にかわって、ここで礼を言わせてほしい。
最初にあんたの名を教えてくれたのは、アリゼーだ。
あいつがちょくちょく口にしてたんで、
いちど会いたいと思ってたのさ。
ああ……何でアリゼーを知ってるのかって?
旅の途中、ひょんなきっかけで知り合って、
「赤魔法」の流儀を手ほどきしてやったんだ。
中央ザナラーン
[ 19.5 , 20.5 ]
オレの技は見ただろう……あれが赤魔法だ。
魔法使いでありながら、細身の剣を手にして戦い、
隙あらば接近して、敵を斬りきざむ!
……それがオレたち「赤魔道士」の戦い方さ。
興味があるなら、あんたにも教えるぜ?
見知らぬ子どもを、迷わず助けようとしたあんたなら、
赤魔道士の力も、正しく使うことができるだろうからな!
それに……
何より、その眼が気に入った。
……かわりに、オレに弟子入りしたら、
旅の先々で、人助けを手伝ってもらうことになるぞ?
それでもいいなら、あんたに赤魔道士の武具を授けよう。
ここに「赤魔道士の証」と呼ばれる石がある。
そいつを受け取ることで、赤魔道士への道は拓かれる。
決意を固めたら、またオレに声をかけてくれ。
中央ザナラーン
[ 19.5 , 20.5 ]
「赤魔道士の証」を受け取って、
赤魔道士としての一歩を踏みだすか否か?
……答えを聞かせてくれ。

►いいえ
そうか……あんたがそう決めたなら、しかたない。
もしも気が変わったら、また声をかけてくれ。
あんたなら、いつでも歓迎だぜ!

►はい
待ってたぜ、その答えを!
断られたらどうしようかって、内心ビクビクしてたよ。
……こいつは、過去に生きた赤魔道士たちの記憶が刻まれた石。
これからはあんたの、いや……
[player]、お前のものだ。
赤魔道士の心得については、このあとで講釈しよう。
……おっと、預かってたお礼も渡しとくぜ!
まずは、おつかれさん!
中央ザナラーン
[ 19.5 , 20.5 ]
「赤魔道士の証」から、古の知識が流れ込んできたようだな?
……これからはお前も、ひとりの赤魔道士だ。
その歴史について、少し講釈しておこう。
オレたちの使う「赤魔法」は、「抗う力」とも呼ばれる。
それはこの魔法が、滅びに抗うための力として生まれたからだ。
1500年以上前……世界を水の災厄が襲った。
魔法文明どうしの衝突で、「第六霊災」が引き起こされたんだ。
大洪水を逃れるため、ギラバニアの山々に身を寄せた民には、
魔法都市マハの黒魔道士や、古都アムダプールの白魔道士もいた。
自然界のエーテルを濫用し、霊災の原因となった、
彼らの「黒魔法」と「白魔法」は、のちに禁忌とされた。
だが滅びの時代に抗い、再興を果たすために、魔法の力は不可欠。
そこで誕生したのが、ふたつの魔法をもとにして編みだされた、
新たな魔法体系……「赤魔法」だった、というわけさ。
さて、退屈な講義はこのくらいにして……実践編といこう!
オレたちの戦い方を経験してもらう。
姉妹を襲った一味の件が、完全には片づいてないからな。
まずは、少し情報を仕入れておきたい。
東ザナラーンの「聖アダマ・ランダマ教会」へ向かうぞ。
東ザナラーン
[ 11.2 , 21.3 ]
よっ、来たな!
こちらはイリュド神父、オレと同じく「暁」の協力者だが……
おたがい、面識はあるはずだな?
東ザナラーン
[ 11.2 , 21.3 ]
ああ……終始無言で、投降の勧めにも応じなかった。
それと全員が、刺青のような、魔力をおびた印を施していたが……
東ザナラーン
[ 11.2 , 21.3 ]
黒幕は、外道な魔道士ってことか。
悪いが神父、ヤツらの正体を探ってもらえるか?
[player]は、オレと来てくれ。
おっと……その前に、しっかり準備運動しておくんだぞ。
理由は来ればわかるさ!
東ザナラーン
[ 11.3 , 22.0 ]
[player]、気づいてたか?
例の集団が、オレたちをずっと尾行してる。
……隙をみて、襲撃してくるぞ。
目的は口封じってところか?
東ザナラーン
なぁに、心配すんな!
新しい力を試すには、ちょうどいい相手さ。
いまから言う赤魔道士の心得を、肝に銘じて戦え!
東ザナラーン
いいか……赤魔法には、古の「黒魔法」と「白魔法」に根ざした、
ふたつの系統の術が存在する。
これらは、オレたちの流儀の根幹をなす古の力……。
だから「黒」「白」ふたつの系統を、バランスよく使うことで、
赤魔道士の力は高まってゆく。
そこで一気に間合いをつめ、魔力を込めた「魔法剣」を叩き込む!
これが、赤魔道士の戦い方の基本だ!
東ザナラーン
……隠れてないで、出てきたらどうだ!
オレたちゃ、逃げも隠れもしないぜ?
東ザナラーン
暴力は嫌いなんでね……。
できれば穏便に済ませたいんだがな!
問答無用か。
[player]、赤魔道士の力……
たっぷり見せつけてやれ!
東ザナラーン
さぁて、腕慣らしといきますか!
「黒」と「白」、2系統の魔法をバランスよく使うんだ。

新手が来たか。
フッ……思わぬ反撃に、泡を喰ってるな!

魔力のバランスが偏ってるぞ!
2系統の魔法を、織り交ぜて使うんだ!

「黒」と「白」のバランスはバッチリだな!
イッパツ、派手に魔法剣をきめてやれ!

魔力のこもった、いい魔法剣だったな!
なかなかサマになってたぜッ!
東ザナラーン
この先に、敵の親玉が控えてるとみた。
探しだして、一気にカタをつけるぞ!
東ザナラーン
その前に……もうひとつ大事なことを教えておこう。
赤魔道士は、一度の詠唱で、ふたつの魔法を連続で発動する、
「連続魔」という高等技術をあつかうことができる。
詠唱の長い魔法を、短い魔法のあとで放つようにしてみろ。
「連続魔」で一気に手数を増やせるぜ!
東ザナラーン
忘れるな……大事なのは「黒」と「白」のバランスだ。
くわえて「連続魔」で、手数を増やしていけ!

「黒」と「白」のバランスを意識して、魔法を使え!
でないと、魔法剣をきめられないぞ!

倒した敵から、魔力の塊が抜けていった……?
あれは、いったい何だ?

「黒」と「白」、いい按配で魔力が高まってるぞ!
隙をみて、魔法剣を叩き込め!

いまの魔法剣は、よかったぞ!
その要領で、「黒」と「白」の魔力を乗せていくんだ!

また、魔力の塊か。
そうか……残った仲間に、力を送っているとみた!

例の塊を追うぞ!
おそらく、この先に親玉がいる……覚悟しておけよ!

仲間の魔力を、ここに集めてたってワケか。
……好きにさせるか!
東ザナラーン
チッ…………まさか、みずから命を絶って召喚を遂げるとはな。
強敵だ、シメてかかれ!

「黒」と「白」のバランスを意識して、魔法を使え!
でないと、魔法剣をきめられないぞ!

吐きだしたエーテル球に注意しろ。
近づくと、こっぴどくやられるぞ!
東ザナラーン
[ 12.9 , 21.9 ]
おつかれさん。
オレが見込んだとおり……いや、それ以上の素質だ!
しかし……敵があんな大物を呼びだすとはな。
命を投げだしてでも、抹殺命令を果たす……まさに操り人形だな。
見えるか……この左頬のしるしが「呪印」だ。
人の心を破壊し、操り人形に仕立てる、呪いの刻印。
この女もそうだが、襲撃者はみな歳若い男女だった。
陰で操っている黒幕がいるはず……。
きょう戦った相手はみな、そいつの手駒にすぎない。
若者に洗脳を施し、駒のように使い捨てる集団か。
このまま放ってはおけんな……。
さて、と……赤魔道士としての一歩を踏みだしたお前に、
伝えておきたいことがある。
「聖アダマ・ランダマ教会」の前で話をしよう。
東ザナラーン
[ 11.5 , 22.0 ]
……来たか、[player]。
東ザナラーン
ここは、第七霊災の犠牲者を弔った墓地だ。
オレたちの魔法も、世界が死に瀕した時代……
滅びに「抗う力」として生まれた。
ちょっと、込み入った話になるがな……。
赤魔道士は、己に宿る魔力のみを用いて魔法を使う。
自然界のエーテルを用いる黒魔法と白魔法は、禁忌とされたからだ。
限られた魔力で、より強力な効果を得るために、
先人は魔紋にくわえ、剣技の「型」で術式を形成する方法を採った。
……いわば肉体そのものを、魔力の加速器と化すわけだ。
つまりオレたちの振るう剣は、
時代の困難に立ち向かうためにある、ということさ!
その志は、この石を手にした歴代の赤魔道士に受け継がれ……
理不尽な定めや、暴力に苦しむ人々の「力」となっていった。
東ザナラーン
…………20年ほど前、オレはアラミゴ革命軍に身を置いていた。
暴君テオドリックの圧政に抗い、「紅の疾風」として戦ったんだ。
結局、オレたちは敗北した。
「紅の疾風」はオレひとりを残して壊滅、故郷は侵略者に屈した。
故郷を離れてからも、アラミゴ解放のために力を尽くしたよ。
やがて霊災の危機が迫っていると知り、エオルゼアを救うために、
シャーレアンの賢人たちと共闘するようになった。
結局、故郷は守れず……霊災を止めることもできなかった。
それでも、弱き者のために剣を振るい、滅びに抗う力となるという、
「紅の疾風」の仲間との、誓いを忘れたことはない。
……とまあ、いまだに反抗期を続けてるオッサンが教える魔法だ。
それでも修行を続けたいなら、これからも旅につきあってもらうぜ?
東ザナラーン
オレは、しばらく教会に厄介になる。
きょうの感触を忘れないよう、復習してからまた来な!
東ザナラーン
[ 11.5 , 22.0 ]
……よっ、調子はどうだ。
そろそろ赤魔道士の戦い方が、板についてきたんじゃないか?
師は道を示すことはできるが、実戦にまさる鍛錬はない。
戦いのなかでも、学ぶ姿勢を忘れないことが大事だぞ。
それと、例の襲撃者たちのことだが……
「イリュド」神父が、気になることがあると言っていた。
教会で話を聞いてみようぜ!
東ザナラーン
[ 11.2 , 21.3 ]
……気になることってのは、何だろうな?
「イリュド」神父に話を聞いてみようぜ。
東ザナラーン
[ 11.2 , 21.3 ]
ああ、父親がアラミゴ出身の商人だった。
名前はウィルキンといったか。
襲撃者は姉妹を拐って、父親をおびき出すつもりだったのか……?
[player]、急いでウィルキン氏のもとへ向かおう。
神父の話と、やけに符合する点が多い。
次は直接、命を狙われるかもしれん……!
東ザナラーン
[ 11.2 , 21.3 ]
さすが神父、恩に着る。
……[player]、
「ゴールドソーサー」へ向かうぞ!
ゴールドソーサー
[ 4.9 , 8.1 ]
よっ、待ってたぜ!
ウィルキン氏はいま、商談中らしいが……。
話をする前に、普段の仕事ぶりを見ておきたいな。
…………客を装って、様子を窺うか。
商談の場所は「ラウンジ・マンダヴィル」。
悪趣味な金ピカの像があるとこだ!
ゴールドソーサー
……ウィルキン氏は、この奥か。
ゴールドソーサー
立ち去った男の顔……見覚えがある。
たしか、アラミゴ解放軍に所属している若者だ。
……どうやら、ただの商談じゃないな。
ここでオレの推理を聞かせてもいいんだが、
手っ取りばやく、本人に聞こうぜ!
ゴールドソーサー
[ 6.1 , 7.2 ]
……どうやら、ただの商談じゃないな。
ここでオレの推理を聞かせてもいいんだが、
手っ取りばやく、本人に聞こうぜ!
ゴールドソーサー
……心あたりは?
たとえば、そう…………ここで商談を装って、
アラミゴ解放軍に資金援助をしている、とか。
ゴールドソーサー
図星か……さっき会ってたのは、解放軍の若いヤツだな?
ギラバニアの拠点で、何度か見かけた。
ゴールドソーサー
おっと、口外するつもりはないさ!
オレ自身、アラミゴ解放を支援してきた身だ。
ただ……あんたが命を狙われる理由には、なりうると思ってな。
ゴールドソーサー
最近、アラミゴ系の商人が、呪術を使う集団に子どもを拐われ、
親子ともども殺害される事件があった。
……今度の一件と、無関係とは思えない。
ゴールドソーサー
なるほど……狙いは、アラミゴ解放軍の支援者。
とするとヤツらの正体は、帝国の息がかかった暗殺団か!
生粋のガレアン族は魔法の資質を欠く……。
手駒を操る首領は、傭兵か属州出身者ってとこか。
……何にせよ、あんたはまだ、命を狙われてる可能性が高いぞ!
ゴールドソーサー
ベスパーベイか……あのへんは、身を隠せる場所も多い。
暗殺者にとっては、絶好の機会になりうるが……
どうだろう……ここはオレたちに、警護をまかせてくれないか?
[player]と組めば、
あんたを守り抜き、連中のシッポをつかむこともできるだろう。
ゴールドソーサー
よし、決まりだな!
先まわりして、「ベスパーベイ」へと向かうぞ。
西ザナラーン
[ 12.8 , 14.4 ]
来たな……さっそく作戦開始といこう!
狙われているウィルキン氏は、ウルダハ方面から陸路で、
ここへ向かっているそうだ。
ウィルキン氏には、経路をそれとなく吹聴してもらっている。
暗殺者はその情報をもとに、待ち伏せに最適な場所を選ぶだろう。
連中が潜むのに絶好の地点がふたつ……
ウルダハ側に通じる坑道と、その近くの路地だ。
……というわけで、二手にわかれて暗殺者を叩くぞ!
オレは路地を探るから、お前は坑道の方へ向かってほしい。
暗殺者を始末したら、街へ戻ってくれ。
西ザナラーン
[ 13.2 , 15.1 ]
……ここらに潜んでいる連中は、オレが探しだして片づける。
お前は手はずどおり、坑道で待ち伏せてる連中を叩け!
西ザナラーン
[ 13.3 , 15.0 ]
よし、暗殺者を片づけたか……こっちもご覧のとおりだ!
例のごとく問答無用で襲いかかってきたんだろう?
可哀想だが、彼らは生ける屍も同然……救う手だてはない。
ま、ひとりだけ取り逃がしたけどな。
いやいや、逃げる素振りを見せたんで、わざと逃がしたのさ!
おそらく仲間に報告するつもりだろう。
深手を負わせたし、遠くへは行けないはずだ。
オレはそいつを追うから、お前はウィルキン氏を迎えにいってくれ。
そろそろ街へ到着する頃合だ!
西ザナラーン
[ 11.9 , 12.8 ]
尾行の成果はあったぜ!
逃げたヤツは海に飛び込んで、小舟が回収していった。
……逃亡先は、沖合に停泊した商船のようだ。
商船の素性を洗えば、黒幕に近づけるだろう。
よって、次は…………ん?
ウィルキン氏から包みを預かったって?

こいつは、謝礼か?
ん……礼状も入ってるな。
西ザナラーン
[ 11.9 , 12.8 ]
ウィルキン氏は、オレの正体に気づいてたのか。
だからこそ、すんなり警護をまかせてくれた……。
実はこの装束は、「紅の疾風」時代のものなんだ。
オレは故郷を守れなかったが、救えた命もあったんだな。
いや…………救われたのは、オレの方かもしれん。
別に、同郷のよしみで助けたわけじゃない。
他国にもいいヤツがいるし、アラミゴにだって酷いヤツはいる。
「抗う力」はただ、救いを求める者に手をさしのべるためにある。
…………その志を胸に、ずっと戦ってきた。
抗いの日々も、少しは報われたってわけだ。
力を貸してくれて、礼を言うぜ!
西ザナラーン
[ 11.9 , 12.8 ]
例の暗殺者ども……いや、暗殺団といっていいだろう。
ヤツらのことを、「暁の血盟」を通じて調べてもらってる。
何か収穫があれば、連絡が来るはずだ。
おっと、噂をすればってヤツだ!
……シ・ルンだ、どうした?
そうか…………さすがだ、感謝するぜ!
暗殺者を収容した例の商船だが……
次の寄港先は、西ラノシアの「エールポート」だと判明した。
さっそく現地へ向かうぞ!
西ラノシア
[ 27.1 , 26.3 ]
悪いな、あちこち引っ張りまわして!
オレたちの追ってる商船は、この沖合に停泊しているらしい。
商船について、もっと情報を集めたい。
少し、聞き込みしてみないか?
おたがい情報が集まったら、ここで落ちあおう!
西ラノシア
[ 27.1 , 26.3 ]
聞き込み、ごくろうさん!
なるほど…………オレが集めた情報とも、おおむね一致する。
沖合の商船の積荷は不明、船員も不気味な連中ばかり、と。
おそらく商船は、暗殺団の洋上拠点だな……。
陸に拠点を置かないことで、当局の監視を逃れてきたんだろう。
イエロージャケットの知り合いにも探りを入れてみたが……
表向きは近東のラザハンとの交易船。
だが洋上で、ガレマール帝国の船と接触している疑いが強いらしい。
ただ、申告どおり交易もしているから、踏み込む決め手がない。
それで、手を出しあぐねてるってことなんだが……
…………理由がなくて踏み込めないっていうなら、
決定的な「証拠」が露見すりゃいいんだよな?
つまり、オレたちが積荷を開けちまうんだよ!
……連中が上げ下ろししてる荷箱を、手わけして調べようぜ。
西ラノシア
[ 25.6 , 28.0 ]
ここの積荷を調べてるんだが、ひとつ開かない箱があるんだ。
こいつは、合鍵がないと無理かもな……。
西ラノシア
[ 25.6 , 28.0 ]
ごくろうさん、怪我はなかったか?
オレが調べた積荷の方も、帝国製の青燐水タンクやレーション。
クロもクロ、完全に真っ黒だったぜ!
こいつを通報すりゃ、一発で御用だろう。
……ん、ほかに何か見つけたのか?

暗殺者が、荷箱の鍵らしきものを落とした?
そういやそこに、やけに固く施錠された箱があるが……。
……オレは、イエロージャケットに連絡をつけてくる。
「鍵のかかった荷箱」に、その鍵が使えるかどうか、
試してみてくれ!
西ラノシア
……[player]、大丈夫か!
何かあったのか!
西ラノシア
荷箱のなかに……その娘が?
密航者……いや、暗殺団に拐われた若者か……。
西ラノシア
近くに、あんたを拐った連中がいるかもしれん。
とりあえず、ここを離れて……
西ラノシア
……おいおい、怯える小動物みたいな目で見ないでくれよ。
[player]からも、何か言ってくれ。
西ラノシア
何だか知らないが、お前にはなついてるらしいな。
……とりあえず、宿まで行くことにしようぜ?
西ラノシア
►怖いおじさん
おーい、ますますビビっちまってるぞ!?
…………とりあえず、何とか宿まで連れてきてくれ。
お前には、なついてるみたいだからな。
西ラノシア
[ 27.8 , 27.5 ]
あの娘……宿につくなり、崩れ落ちるように寝ちまったぜ。
疲れがどっと出たんだろうな……。
それと例の暗殺団の話だが……
人もいることだし、外で話をしよう。
西ラノシア
[ 27.6 , 27.6 ]
まずは、商船の話の続報だ。
イエロージャケットは、すぐに動いてくれたんだが……。
……残念ながら商船の逃げ足の方が、一歩早かったそうだ。
まあ連中も、今後は動きづらくなるだろうがな!
問題は、あの娘……アリアのことだな。
記憶がないというが……口もとから、かすかに薬物の香りがした。
おそらく人の記憶を壊す、特殊な薬品を嗅がされたんだ。
……発見が遅れれば、「呪印」を刻まれて、
暗殺団の人形にされていたはずだ。
救出できて、本当にお手柄だったな!
あとは、失くした記憶が戻るといいんだが……。
……いまはとにかく、アリアの回復を待とう。
記憶が戻れば、身元も探しやすくなる。
誘拐の経緯なんかも、わかるかもしれないしな!
西ラノシア
[ 27.6 , 27.6 ]
アリアのことだが……まだ、記憶が戻る様子はない。
正直なところ、元どおりになれるかどうかも…………。
かなり、強い薬を使われたようだからな。
ただ何かのきっかけで、記憶が甦るってこともある。
目を覚ましたら、どこかに連れだしてみてくれないか?
オレと違って、お前にはなついてるからな!
……せめて、身元だけはつきとめたいな。
家族も心配しているはずだ。
オレはもういちど、イエロージャケットのツテをあたろう。
西ラノシア
[ 27.8 , 27.6 ]
イエロージャケットの記録から、アリアの身元がわかったんだ!
それで、急いで戻ったんだが……
どうやら、自分で思いだした様子だな。
西ラノシア
……リムサ・ロミンサで、不自由ない暮らしをしていたようだ。
事件があったのは、叔父さんと旅行中のことだと聞いた。
西ラノシア
…………よく話してくれた。
これ以上、つらい記憶を掘り起こす必要はないぞ。
問題は……これから、どうするかだな。
西ラノシア
身寄りもなく、記憶もろくにない状態で、
街に帰れというのは酷ってモンだろう。
だが、オレと[player]は……
アリア、君を拐った暗殺団の正体をつかむため、旅の最中だ。
このままでは、さらなる危険に巻き込むことになる。
西ラノシア
……そこまで言うんじゃ、しょうがないか。
記憶のほとんどを失ったアリアにとって、
お前は、親鳥みたいなもんだろうしな……。
西ラノシア
ただオレたちも、次の目的地を決めかねてる。
暗殺団の御一行様を乗せた商船は、取り逃がしちまったし、
連中がどこへ向かうかは……。
西ラノシア
無口なヤツらだが、最低限の伝達はしていた……。
次の目的地は、幻影諸島ってことか。
西ラノシア
決まりだな、[player]!
「幻影諸島」に渡って、暗殺団の合流地点を探す。
……アリアもついてくるからには、弱音は吐くなよ!
西ラノシア
[ 15.6 , 29.8 ]
黒渦団の話じゃ、怪しい連中が続々と集まっているそうだ。
ヤツらが首領と合流するって話は、おそらく真実だな。
アリアも身を守れるように、武器を渡したんだが……。
西ラノシア
[ 15.6 , 29.8 ]
……おーい、声が震えてるぞ?
自分を拐った連中が怖いのかと思ったら、そうじゃなくて……
お化けとか死霊のたぐいが、苦手みたいでさ。
西ラノシア
[ 15.6 , 29.8 ]
おっ、うしろにぼんやりした人影が……。
西ラノシア
[ 15.6 , 29.8 ]
いや、冗談だって……そんなんで大丈夫か?
引き返すなら、いまだぞ。
暗殺団がどこかに集まってるはずだ!
必ず見つけだすぞ!

亡者どもに用はない!
[player]、アリア……いくぞ!

亡者どもめ、やけにいきり立ってやがる……。
コイツらを操ってるヤツがいるな?

見つけたぞ、暗殺団め!
やっぱり、この島にいたか!

……コイツら、時間稼ぎのつもりか?
この先で、何か準備してるようだぞ。
チッ……また、捨て身の降霊術か!
危険だ、アリアは下がってろ!

クッ……コイツをひとりで喰らうとヤバいぞ!
[player]、オレから離れない方がいい!

闇の妖精から、力を引きだしてるのか……!
オレがデカブツの注意を惹く! 闇の妖精を倒せ!

よーし、いいぞ! [player]!
一気にたたみかけるッ!
西ラノシア
[ 15.3 , 34.6 ]
このあたりが合流地点とすると、コイツらを率いる大物……
暗殺団の首領が近くにいるはずだ。
手わけして、探すぞ!
西ラノシア
……無事か、[player]!
西ラノシア
お前は……ランバード!?
西ラノシア
ヤツの名はランバード。
故郷のために、ともに戦った同志だった……。
西ラノシア
悪いがここに、ただひとりの生き残りがいるぜ。
西ラノシア
ランバード……!
西ラノシア
あとで話す。
それよりアリア、いまの魔法……どこで習った?
西ラノシア
見よう見まねで、アレをぶっ放したってのか。
それが本当なら……お前、天才だぞ?
西ラノシア
……ついでに、お化けぎらいも克服できたみたいだな。
西ラノシア
さて、と……
敵の首領を引きずり出しただけでも、成果は充分だ。
エールポートへ戻るぞ!
西ラノシア
[ 27.8 , 28.8 ]
……少し、昔話をさせてくれ。
幻影諸島で会ったランバードという男と、オレとの因縁についてだ。
ヤツは「紅の疾風」を結成した同志だった。
ともに古の赤魔道士の流儀を学び、魔法戦への応用を試みたんだ。
だがある日、ヤツは仲間を皆殺しにして、姿を消した。
ひとり偵察に出ていたオレが戻ると……
残っていたのは、変わり果てた惨殺死体の山さ。
のちに、ヤツが帝国に買収されていたという噂を聞いたが、
真相は闇のなかだ。
ランバードを探し歩いて20年、もう死んだものと思っていた……。
ヤツが黒幕とわかった以上……これはオレ自身の私闘。
お前たちまで、巻き込むべきじゃない。
大丈夫だ、[player]。
お前はもう、師などいなくても赤魔道士として充分やっていける。
アリアの預かり先は、オレが探しておく。
ひとりで放りだすほど、人でなしじゃないさ!
じゃあな、楽しかったぜ!
……縁があったら、また会おう。
西ラノシア
[ 27.7 , 26.0 ]
どうした?
もう、オレに用はないはずだぜ。
西ラノシア
►いっしょに行こう
おいおい、これは私闘だと言っただろう?
ランバードとの因縁は、この手で幕を引いてやるさ。
ハァ…………。
そうだな、お前は道端で泣いてる娘がいれば、
放っておけないようなヤツだったな。

►教わってないことが
お前はもう、オレが教えなくとも、自分で成長していける。
……わかるだろ?
…………ハァ。
あくなき探究の道を歩む、その貪欲さ。
お前がここまでの使い手になれた理由が、わかった気がするぜ。
西ラノシア
……ならばオレも、もうウダウダはナシだ!
赤魔道士の真髄ってものを、見せてやろうじゃないか。
お前は弟子というよりも、心強い相棒だ。
これまで以上に、頼りにさせてもらうぜ!
西ラノシア
あのとき放った炎……アリアには、たしかに魔法の素質がある。
だからこそ、ヤツらの駒にするために狙われたんだろう。
[player]の手で、
その定めから救われたアリアが、
宿命に抗い、未来を変えるために、魔法を覚えたいという……。
西ラノシア
いいだろう、アリア。
お前に「赤魔道士の証」を授けよう。
西ラノシア
これから教えるのは、ただの魔法じゃない……。
不可避の定めにさえ、抗うことができる力だ。
西ラノシア
……違うぞ。
これからは「先輩」、「師匠」だ!
西ラノシア
妹分だ……迷惑がらず、可愛がってやるんだぜ?
西ラノシア
……それとアリア。
前みたいにオレを怖がるのは、そろそろナシにしてくれよ?

ランバードの幻影

Lv
58
patch4.0
西ラノシア
[ 27.7 , 26.0 ]
ランバードの暗殺団が、帝国の意を受けて暗躍しているのは確実だ。
さすがに懲りたのか、ウィルキン氏には手を出す様子がないが……
本国から指示があれば、次の狙いを定めてくるだろう。
知り合いに、帝国側のルートを探ってもらってる。
リムサ・ロミンサの「国際街広場」で落ちあおう。
リムサ・ロミンサ:下甲板層
[ 7.3 , 11.9 ]
こいつは、もと海雄旅団のリオル。
エールポートへ向かう前から、いろいろ調べてもらってたんだが、
……どうやら、初対面じゃないらしいな?
リムサ・ロミンサ:下甲板層
[ 7.3 , 11.9 ]
さすがだな、リオル!
新事実をつかんだら、お前にも知らせよう。
それで、今回の貸し借りはチャラってことにしといてくれ。
[player]、アリア。
「溺れた海豚亭」で作戦会議といこう!
リムサ・ロミンサ:上甲板層
[ 10.8 , 11.1 ]
次にどうするかだが……単刀直入に言おう。
北ザナラーンの帝国基地に乗り込んで、ランバードの動きをつかむ。
……何も、正面から乗り込もうってんじゃないさ!
ひとりが陽動をかけ、残るふたりで内部に侵入。
情報を入手しようってわけだ。
陽動役は[player]、お前に頼む。
なるべく派手に暴れて、時間稼ぎをしてくれ!
…………アリアにも、少し稽古をつけとくか。
魔物狩りで腕を磨いているようだが、それとはワケが違うからな!
よし……それでは、現地で集合だ!
北ザナラーンの「ラウバーン緩衝地」で合流するぞ!
北ザナラーン
[ 15.3 , 18.6 ]
よし、全員そろったな!
陽動役をまかせられるのは、
[player]、お前だけだ……派手に暴れろ!
アリアは、オレと基地に潜入する。
ふたりで情報を探す方が早いからな。
敵との交戦は、あるものと思っておけよ!
北ザナラーン
[ 15.3 , 18.6 ]
落ちついてやれば、大丈夫だ!
まだまだ、[player]にはおよばないが、
攻撃魔法の方は、オレも舌を巻くほどの上達ぶりだぞ?
まあ…………治癒魔法に関しては、素人同然だがな……。
総じて黒魔法の系統は得意だが、白魔法の覚えが悪い。
そういや、アリゼーも多少そんな傾向があったが……
あれはたぶん、見かけによらず血の気が多い性格のせいだ。
ここまで極端なヤツは、滅多にいないな。
ま、徐々に慣れていけばいいさ!
……そんじゃ、作戦開始といくぜ。
陽動は拠点の真正面から、なるべく派手にやってくれ!
北ザナラーン
[ 15.3 , 18.6 ]
おかげさんで、成果は上々だ!
外の騒ぎが、壁の向こうまで聞こえてきたぜ!
こっちはこっちで、大変な情報を入手したが……
「青燐精製所」まで引き揚げてから話そう。
それと、さっきからアリアの具合が悪そうなんだ……。
…………どうだ、もう歩けるか?
北ザナラーン
[ 19.5 , 20.8 ]
アリアはだいぶ回復したみたいだ。
……もう心配ないな?
北ザナラーン
がんばったわりに、成長のあとは見られなかったけどな!
北ザナラーン
さて……入手した情報を話す約束だったな。
帝国軍が暗殺団にやらせていたことは、以前の推察どおりだ。
北ザナラーン
魔法の資質がある若者を拉致し、ランバードが例の「呪印」を施す。
彼らは人格を壊され、魔法を教え込まれて、暗殺者と化す……。
北ザナラーン
ランバードが暗殺団を組織したのは、比較的最近のようだ。
目的はアラミゴ支援勢力の排除。
むろん帝国内部の、とある勢力の意向を受けてのことだ。
この計画に、亡命者のランバードを抜擢したのは、
新皇帝の後継者と目される、皇太子ゼノスらしい。
帝国軍のなかでも、ひときわ非道な所業で知られる男だな。
ランバードは古代の秘儀に通じていたし、正義感も希薄な男だった。
ゼノスにうまく取り入って、首領の座におさまったのだろう。
北ザナラーン
…………さて、問題はここからだ!
基地で眼にした文書には、次なる襲撃計画の目標が記されていた。
それは……ガーロンド・アイアンワークス!
そう、天才機工師シドが創立した、技術者集団だ!
北ザナラーン
ガーロンド社は、帝国亡命者の受け入れ先として、
もともと目の敵にされている。
おまけに、アラミゴ解放軍への技術供与なんて動きもあってな……。
暗殺団にとっちゃ、格好の襲撃目標だろう。
しかも連中は、確実で効果的な手段を考えた。
……それが、ガーロンド社を支える幹部たちの暗殺計画だ。
文書には、実務面のトップであるジェシー会長代行を筆頭とする、
暗殺目標が記されていたんだ!
北ザナラーン
まとめ役のジェシーを失えば、組織運営は立ちゆかなくなり、
シドがぶち上げた天才的アイディアも実現できなくなる……。
エオルゼアの未来にも、暗雲が漂うことになるぞ。
襲撃計画のことは、ガーロンド社にも連絡しておいたが……
ランバードを倒さぬかぎり、暗殺団は何度でも襲ってくるだろう。
北ザナラーン
近々、ヤツとの決着をつけにゃならんってことだ!
[player]、アリア……力を貸してくれ。
決戦にそなえ、各々の技に磨きをかけてほしい。
北ザナラーン
[ 19.5 , 20.8 ]
ランバードによる、ガーロンド・アイアンワークス襲撃計画だが……
ヤツが動く頃合が近づいてきた。
襲撃が計画されているのは、
アラミゴ解放軍の拠点へ向けて、とある装置が輸送される日だ。
出発地は、モードゥナのレヴナンツトール近郊。
そこで待ち伏せして、ランバードを返り討ちにしようってわけだ!
オレはこれからジェシー会長代行と会って、算段を打ちあわせる。
お前たちは、先にレヴナンツトールへ向かってほしい。
そうだな……「ロウェナ記念会館」の上にある、
カフェテラスのあたりで、待っていてくれ。
モードゥナ
ランバード一味は今回、総力をあげて襲撃をかけてくる。
誘いだして一網打尽にしたい。
会長代行をオトリに使うのは、気が進まんが……。
モードゥナ
アリアが身がわりに……?
たしかにそうすれば、会長代行を守りながら戦う必要はないが……
モードゥナ
まもなくガーロンド社の飛空艇が、近郊の崖に接岸する。
アリアはジェシーのフリをして、そこへ向かってくれ。
護衛は[player]に頼む。
モードゥナ
飛空艇の出発予定時刻まで、まだ時間がある。
それまでは好きに過ごしていい。
あとで、エーテライトの近くで落ちあおう。
モードゥナ
[ 22.5 , 8.0 ]
……来たか。
もうすぐ、ガーロンド社の飛空艇が出発する時間だ。
帝国の手先になりさがった、ランバードと決着をつけるときだ。
オレにはひとつだけ、腑に落ちないことがある。
ランバードは、なぜ帝国のために働いているのか……?
「紅の疾風」時代のヤツは、学究肌で優秀な男だったよ。
決して、カネめあてで祖国を売るような俗物じゃなかった。
それが、なぜ……。
……理由は、この剣でヤツに問いただすとしよう。
ランバードが犯した罪……その咎(とが)は償わせてみせる。
それでは、作戦開始だ。
ふたりとも、南東の門の外まで来てくれ!
モードゥナ
[ 23.3 , 9.2 ]
よし、そろったな!
アリアは、ジェシー会長代行のフリをして、
この「銀泪湖北岸」を移動してくれ。
目的地は「黙約の塔」付近に停められた、ガーロンド社の飛空艇だ。
道中、暗殺団が必ず襲ってくる。
[player]はアリアの護衛を頼む。
南の方にも、大規模な別働隊が集結しているようだ。
こいつらはオレが引き受けよう。
アリアも、かなり腕を上げてきている。
特に攻撃魔法の上達ぶりには、オレも目を見張るほどだが……
あくまで影武者だからな、むやみに応戦はするなよ?
ランバード本人を引きずりだすまでは……
[player]、お前が守り抜け。
モードゥナ
上首尾だ、[player]!
こっちもあらかた片づけたトコだ。
次は、飛空艇が停泊している「黙約の塔」付近へ向かう。
ランバードの手駒は、ほとんど残っちゃいないはずだ!
直接手を下すため、ヤツは必ず出てくる。
アリアは素知らぬ顔で、飛空艇の方へ向かってくれ!
[player]は付近の物陰で待機。
オレも近くで、ランバードを待ち伏せる!
モードゥナ
そう……お前の計画は、失敗だ。
今度は逃がさんぞ、ランバード!
モードゥナ
なぜ、帝国の手先になりさがった!
ともに「抗う力」を高めあった、お前が……!
モードゥナ
何の話だ……?
モードゥナ
……愚問だな。
術者の身体がぶっ壊れるだけだ!
モードゥナ
…………「人」を捨てたか!
そうまでして、何を手に入れた?
モードゥナ
貴様ッ……!
モードゥナ
……お前に負けたことは、一度もないはずだぜ?
モードゥナ
グッ…………ハッ……!
モードゥナ
危険だ…………
……お前たちは………………逃げろッ……!
モードゥナ
お前たち…………。
よく……やったな……。
モードゥナ
もうちょい魔力を喰われてたら、帰らぬ旅に出てたとこだ。
弔い合戦にゃ、ちょっと早かったな……。
モードゥナ
……おたがい、情けねえよなあ?
「紅の疾風」最後のふたりが、同士討ちで虫の息……。
オレは弟子の手を借りて、やっと仲間の仇討ちだ。
……だが、この情けないザマが、オレとお前の真実だ。
お前には、意のままになる下僕はいたが……
志を継いで戦ってくれる者はいなかった。
モードゥナ
最後にランバードが、妙なことを口走っていたのが気になるが……
本当に平気なのか?
モードゥナ
[ 22.5 , 8.0 ]
正直、立ってるのがやっとだが……もう大丈夫だ。
オレがやられた技に、すぐに対処したのは見事だったな!
そろそろ本物のジェシー会長代行が、顔を見せるころなんだが……。
モードゥナ
礼は[player]とアリアに言ってくれ。
首領を倒したのは、オレじゃなくこのふたりだ。
モードゥナ
ランバードの暗殺団は壊滅した。
これでもう、ヤツらが暗躍することもないだろう。
モードゥナ
……オレはずっと、敗残者としての半生を送ってきた。
故郷を失い、預言された霊災も止められず……
それでも敗北を定めと受け入れることなく、抗いつづけてきた。
そしていまやっと、20年来の因縁に決着をつけ……
エオルゼアと故郷の未来に、ささやかな貢献ができた。
お前たちが、いてくれたおかげだ。
ありがとう……[player]、アリア。
モードゥナ
[ 22.5 , 8.0 ]
……しかしレヴナンツトールも、ずいぶん様変わりしたよな!
かつての姿を知るオッサンとしちゃ、世の移ろいを感じてしまうね。
モードゥナ
[ 22.5 , 8.0 ]
……[player]、アリア。
ずっと、オレの私闘につきあわせてきたが、
ようやく師匠らしいことができそうだ。
知ってのとおり、アラミゴはついに奪還へ向かって動きだしたが……
オレはこれからも、故郷の外から協力を続けたいと思う。
……カーティスの忘れ形見は、お前が支えてほしい。
オレは、20年前のアラミゴ革命軍の一員だ。
結果的に帝国の侵攻を招いたオレたちが、
再び表舞台に立つことは、無用な混乱を招きかねんしな……。
革命軍が「解放軍」と名を変えてずいぶん経つ。
未来を選ぶ権利は、これからの時代を生きる者たちにある。
それよりもオレは、赤魔道士としての後進の育成につとめたい。
オレはいまも「紅の疾風」のシ・ルンだが、
「抗う力」を何に使うかは、お前たちの自由だ。
さて、次の修行の場だが……
強者どもが集う地、「イディルシャイア」へ向かうとしよう!
イディルシャイア
[ 7.3 , 5.8 ]
アリアは、自前で装備を新調したらしいな。
……なかなか、サマになってるんじゃないか?
さて……それじゃあ、修行を始めようか!
このあたりでは「青の手」という好戦的なゴブリン族が、
住人を悩ませている。
特に最近、からくり兵器を操る部隊の動きが活発化してるらしい。
そこで修行をかねて、こいつらを追い払おうってワケだ!
あのランバードを倒したお前たちだ。
特に[player]の技は、すでに一流の域だが……
アリアの魔法は、まだ素質まかせで粗削りだ。
ひとりでは行動せず、誰かと組んで行動した方がよさそうだな。
イディルシャイア
[ 7.3 , 5.8 ]
ふむ……じゃあ、やってみろ。
追い込まれれば、苦手の治癒魔法も上達するかもしれんしな!
では、低地ドラヴァニアの「大工房アーキテクトン」付近で、
それぞれ、自分の力でからくり兵器を倒してくるんだ。
……オレは、シャーレアン工匠街の方で待ってるぜ。
低地ドラヴァニア
[ 25.3 , 17.7 ]
からくり兵器が出没するのは、「大工房アーキテクトン」付近だ。
倒し終わったら、ここまで戻ってくるんだぞ?
低地ドラヴァニア
[ 25.3 , 17.7 ]
おっ、その様子……上首尾だったようだな。
さすがだぜ、[player]!
そういや、アリアはまだか?
よほど手間取ってるのでもなけりゃ、戻ってもいい頃合だが……。
イヤな予感がする…………結構、無茶するヤツだしな。
いっしょに「大工房アーキテクトン」付近を探そう。
低地ドラヴァニア
……そこにいたのか!
[player]、アリアは無事か?
低地ドラヴァニア
こいつらは、アリアが倒した「青の手」の一隊だな?
何とか倒したが、アリア自身も力つきたのか……。
低地ドラヴァニア
アリア、もう動けるのか?
…………おい、どうした?
低地ドラヴァニア
髪の色が……!
これは…………ランバードと同じ!?
やめろ、アリア!
低地ドラヴァニア
…………耳に届いちゃいないか。
しかたない、少し眠ってもらう!
低地ドラヴァニア
アリアを連れて、イディルシャイアへ戻ろう。
「ロウェナ総合文化会館」に、休ませられる場所がある。
イディルシャイア
[ 6.0 , 5.3 ]
休む場所くらいは、貸してくれるってよ。
ロウェナ商会に借りを作るのは、あまり愉快じゃないがな!
アリアは見てのとおり、目を覚ましてる。
……話を聞いてみな。
イディルシャイア
[ 6.0 , 5.3 ]
オレの判断ミスだ……やはり、無理をさせるべきじゃなかったんだ。
これから、過酷な事実を話さねばならん……
アリアは座ったまま聞いてくれ。
アリアは前にも、戦いのあとでふらついていたことがあった。
思えば、あれは予兆だったんだ。
衝動に意識を乗っ取られた瞬間、髪の色が変わった。
あれはランバードと同じ、獲物の生命力……
つまり、エーテルを奪う攻撃の前兆だ。
……ランバードは膨大な魔力を御しうる力の代償として、
敵の生命を喰らい、飢えを満たしていたようだ。
アリアの内に湧いた衝動は、おそらくヤツの「飢え」と同じものだ。
イディルシャイア
[ 6.0 , 5.3 ]
ランバードは、己の肉体を造り変えたと言っていた。
アリアが同じ術を施された可能性もあるが、
ヤツはその完成に、十数年を要したはず……。
アリア、不安だろうが……いまはゆっくり休め。
お前が、お前でなくなってしまったわけじゃない。
現にこうして話ができているだろう?
イディルシャイア
[ 6.0 , 5.3 ]
[player]、アリアを救う方法を探そう。
長旅になるかもしれん。
支度を整えたら、またオレのところへ来てくれ!
イディルシャイア
[ 6.0 , 5.3 ]
…………旅の支度はできたか、[player]?
これからギラバニア山岳地帯へ遠征するぞ。
目的は、古の赤魔道士が築いた「赤のジグラート」という遺跡だ。
カーティスと出会って革命軍に身を投じる前、オレとランバードは、
「赤魔法」の知識を求めて、遺跡を探索した。
思えばヤツの真の目的は、封じられた古の秘術だったんだろう。
実践に重きをおくオレと、理論構築を得意としていたヤツとで、
数々の技を編みだしたよ……いまとなっては、詮ない話だな。
現在、遺跡はキキルン族の拠点になっちまってるが……
残された遺物から、何かわかるかもしれん。
……ランバードが自身の肉体に施したという、秘術のことがな。
アリアは、ここで静養を続けてくれ。
それから……つらいと思うが、魔法の修行は当分おあずけだ。
おそらくは、魔力の消耗が「飢え」のきっかけになっている。
おとなしくしていないと、また……
イディルシャイア
[ 6.0 , 5.3 ]
アリア、立場が逆だったら、お前はどうする……?
[player]の身に異変が起きて、
ギラバニアの山奥で答えが見つかるかも……となったら?
イディルシャイア
[ 6.0 , 5.3 ]
►ありがとう
ハハハ!
アリアがそういうヤツだから、助けたいって思うのさ。
だから気にせず、休んでろ!

►そ、そうか
ハハハ、即答か!
[player]が戸惑ってるぞ。
アリアがそういうヤツだから、助けたいって思うのさ。
だから気にせず、休んでろ!
イディルシャイア
[ 6.0 , 5.3 ]
あんなに張り切ってたのに、修行できないのはつらいだろう……。
まずは体調だけでも、戻してやりたいな。
それでは、「赤のジグラート」へ向けて出発しよう。
アリアはここで、朗報を待っていろ。
ギラバニア山岳地帯
[ 14.6 , 13.1 ]
さっそく、探索を始めるか!
赤魔道士の歴史が書かれた「石板」を集めるぞ。
「赤のジグラート」は、赤魔道士の始祖たちが築いた建造物だ。
霊災で不安定になった気候を、制御するための装置らしい。
乱れた地脈を鎮めるための、重しみたいなもんか。
歴代の赤魔道士は、歴史や秘術を刻んだ石板をここに安置した。
盗掘や風化で、大部分が失われちまったが……
ランバードが手を染めた秘術の、手がかりくらいは見つけたい。
「赤のジグラート」の内外を、手わけして探そう。
ただし見てのとおり、キキルン族の巣窟だ……気をつけろよ!
ギラバニア山岳地帯
[ 15.3 , 14.0 ]
どうだ、成果はあったか?
オレの方でも、石板をいくつか見つけた。
いくつか気になる記述はあったが……どうにも決め手を欠くな。
ギラバニア山岳地帯
こいつは…………!
石板のひとつに、とんでもないことが書いてあるぞ。
ランバードが自身に施した、秘術の正体だ。
ギラバニア山岳地帯
第六霊災の直後、「赤魔法」がまだ体系化される前……
異界「ヴォイド」の妖異と契約し、その血を体内に入れて、
力を借りた赤魔道士たちがいたというんだ……!
……妖異のなかには、獲物の生命力を喰らうバケモノがいる。
ランバードも、妖異の血を自分に移植したんだろう。
そして、「ソウルスティール」の力を得た……。
もとは第六霊災前、マハのとある大魔道士の一族が始めた術らしい。
己のエーテルを激しく消耗する赤魔道士にとって、
敵から奪った力を使える利点は大きい。
ランバードのように、奪った力を肉体の維持にまわせば、
「人」の限界を超えた、強大な魔法すらも行使できるわけだ……!
この秘術はのちに禁じ手とされ、術者は絶えたようだ。
飢えて人を襲うような副作用があるなら……無理もない話か。
ギラバニア山岳地帯
ふむ…………彼らは獲物の生命を喰らえないとき、
特殊な錬金薬を使って、「飢え」をしのいだらしいな。
……その調合法が、こっちの石板に書いてあるぞ!
アリアの症状は、ランバードと酷似している。
ならば、この錬金薬も効く可能性が高い……!
主な材料は、半結晶状態のエーテルだな。
このあたりだと「ウロリス」という魔物の心核から取りだせる。
……なるべく大物のヤツがいいようだ。
ギラバニア山岳地帯
ウロリスは、ここギラバニア山岳地帯の東部……
「スリーピングストーンズ採石場」あたりに出没する。
大物を見つけしだい、狩って心核をいただこう。
「大物ウロリスの心核」を手に入れたら、
「アラガーナ」で落ちあうぞ。
ほかにも必要な材料があるが、それはオレが調達しておこう。
ギラバニア山岳地帯
[ 23.8 , 6.8 ]
どうだ……?
「大物ウロリスの心核」は手に入ったか?

状態もよさそうだな!
オレが狩ったのもあわせて、2体ぶん……調合には充分な量だ。
ほかの材料も、すでにそろえてある。
仕上げは、ウルダハの錬金術師ギルドに依頼しよう。
……アリアも寂しがってるだろう。
野暮用はオレにまかせて、お前はひと足早く、
イディルシャイアへ戻ってくれ!
イディルシャイア
……よっ、戻ったぜ!
イディルシャイア
まずはアリア、この薬を飲め。
その間にギラバニアでわかったことを話そう。
イディルシャイア
その笑顔が、いちばんのお返しさ。
だが、そいつは力を補うための薬……あくまで対症療法だ。
原因を根本から治してくれるわけじゃない。
イディルシャイア
つらいだろうが、いまは耐えてくれ。
イディルシャイア
イエロージャケットの記録と照合したが……
アリアの失踪から救出までの時間は、実はかなり短い。
しかも大部分は、荷箱で運ばれていた時間……。
大がかりな儀式をするヒマはなかった。
真相の解明は、これからだな。
イディルシャイア
►追いつける
フッ……[player]は容赦ないな。
だが、アリアを気づかって立ち止まるようなヤツじゃ、
追いかける甲斐も、ないってもんだ!
イディルシャイア
それじゃ……アリアには文献探しでも手伝ってもらうか。
このあたりには、シャーレアン人が残した書物が山とある。
イディルシャイア
そして[player]は、技に磨きをかけろ。
アリアが修行に戻ったとき、より高い目標でいられるようにな!
イディルシャイア
[ 6.0 , 5.3 ]
よっ、[player]。
アリアの力も借りて、片っ端から文献にあたってるが……
まだ解決策にはたどりつけていない。
……ただ、ひとつ思いだしたことがある。
むかしランバードが、やけに熱心に読んでいた書物のことだ。
あいにく書名は忘れたんだが……。
イシュガルドで異端者として処刑された、猟奇殺人鬼の手記でな。
特異な呪術を用いて、儀式殺人をくりかえした罪状らしい。
当時は、悪趣味なヤツだと眉をひそめていたが……
いま思うと「特異な呪術」というのがひっかかる。
ヤツはこの本から、秘術のヒントを得たんじゃないか?
イディルシャイア
[ 6.0 , 5.3 ]
ただ、そいつは稀覯本(きこうぼん)……滅多に出まわらない本だ。
貴重なお宝となりゃ、宝探しの専門家に聞くのがいいだろう。
[player]……
トレジャーハンターの「ミッドナイト・デュー」は知ってるな?
彼女のところへ、アリアと向かってくれないか?
オレも別のルートを探ってみよう。
案外、ロウェナ商会に入荷していたりしないモンかな……?
イディルシャイア
[ 6.0 , 5.3 ]
ん、探してる本の書名がわかった?
「夜の血族」……そうだ、その本だ!
著者は、魔性の生まれを自称する殺人鬼か……怪しいな。
イシュガルドでは異端者あつかいだろうが、
ランバードと同じ、秘術に手を染めた魔道士だったとも考えられる。
「グブラ幻想図書館」の禁書庫か。
シャーレアン人がここを去ってからは、入ったことがないが……。
…………ほう、行ったことがあるって?
そんじゃひとつ、案内してもらうとするか。
ふむ……館内は、シャーレアン人が残した番人が暴れてると?
とすると、アリアは留守番だな。
強敵と出くわしたら、魔法を使ってしまうかもしれん。
イディルシャイア
[ 6.0 , 5.3 ]
……[player]、
さっそく低地ドラヴァニアへ向かうぞ。
めざすは、もちろん「グブラ幻想図書館」だ!
低地ドラヴァニア
[ 28.1 , 38.2 ]
そんじゃ、いきますか……目的はひとつ。
狂想禁書庫で目撃されたという、禁書「夜の血族」の入手だ。
ランバードが読んでいたのは、「革表紙の書物」だった……。
それらしい本を、片っ端から確認していくぞ!
グブラ幻想図書館
図書館っていうより、魔窟だな……。
この奥に、めざす狂想禁書庫があるんだな?

……ったく、守護者だか何だか知らないが、
シャーレアンの連中も、面倒なモンを残してくれたぜ!

この先が、狂想禁書庫だな……!
もうひと踏ん張りだ……いくぞ、[player]!
グブラ幻想図書館
こんな場所で…………不覚を取るとはッ……!
グブラ幻想図書館
ここが狂想禁書庫か……!
よし、目的の「夜の血族」を探そう。
グブラ幻想図書館
……そいつは目的の本じゃない。
オレたちが探しているのは、「夜の血族」だ。
グブラ幻想図書館
これも違うな……。
ゆっくり読んでいるヒマはない、次を探すぞ。
グブラ幻想図書館
出たな、禁書庫の番人め!
[player]、まずはコイツをやっつけるぞ!
グブラ幻想図書館
仲間を呼ぶつもりだ!
魔紋に乗って、召喚を邪魔してやれ!

だいぶ効いてるぞ!
もう少しだ、[player]!

フン……オレたちの手にかかれば、こんなモンだな!
ん……番人のヤツ、腹に禁書を隠してたみたいだぞ?
グブラ幻想図書館
「夜の血族」……!
間違いない、探してた本はコイツだ!

……これさえ手に入れれば、長居は無用だ。
こんな紙魚(しみ)くさい場所、さっさとおいとまするぞ!
低地ドラヴァニア
[ 28.1 , 38.2 ]
[player]、ごくろうさん!
案内してくれて助かったぜ。
手に入れた「夜の血族」を見せてくれるか?

……たしかに「魔性の一族」を称する殺人鬼の手記のようだ。
当時は、異端者の妄言で片づけられただろうが……
どうやらこの男の魔術知識は、本物だぞ。
手記自体が、邪法の指南書になっている。
やはりランバードは、この書から肉体強化の知識を得たんだ!
それだけじゃない……。
知りたかったことが、この禁書にあらかた記されているようだ……!
イディルシャイアへ戻って、アリアを交えて話すとしよう。
イディルシャイア
[ 6.0 , 5.3 ]
いましがた、「夜の血族」を読み終えた。
気が重くなるような事実がわかったが……
アリアがもとに戻るための希望も、見つかったぞ!
だからふたりとも、最後までオレの話を聞いてほしい。
まずは、禁書の著者のことだが……。
イディルシャイア
そう……100年ほど前のイシュガルドで、
古代マハの妖異召喚から赤魔法まで、あらゆる秘術の文献を渉猟し、
独学で実践におよんだ怪人物だ。
そしてこの男の血筋には、秘密があった。
彼は、異界から召喚した大妖異「リリス」の血を注入した、
マハの大魔道士の子孫だったんだ……!
イディルシャイア
妖異の血の移植は、マハの大魔道士の一族が始めた邪法。
赤魔道士たちはこれを禁じ手としたという話は、前にしたな?
……だがそれは、遅きに失した。
リリスの血はすでに、大魔道士の子孫に広がっていたんだ!
他者の生命を吸って生きる彼らは、
闇夜に生を受けし者……「夜の血族」と呼ばれた。
イディルシャイア
ここからが、話の核心だ。
死んだランバードも……そしておそらくは……
アリア、お前もリリスの血を宿す一族の末裔だ。
「夜の血族」の著者は、カロワイズという一族の出身。
ランバードの名字も、これと同じ。
そこで、あらためて調べたんだが……
アリアの母方の系譜に、カロワイズの名が含まれていた……。
偶然の一致とは思えない。
イディルシャイア
アリアの魔法適性は、黒魔法の系統に偏っていたが……
それもリリスの血がなせるわざだ。
そう……あのランバードも、そういうタイプだった。
ヤツは、新たに妖異の血を移植したのではなく、
持っていた力を覚醒させたんだ。
……禁書には、未来の血族のためにと、その秘術も記されていた。
イディルシャイア
それは考えにくい……かなり手のかかる術だからな。
「赤魔道士の証」を手にしたことで、その血が覚醒したか、だな。
イディルシャイア
しかしランバードですら、十数年の歳月を要したのに、
アリアの場合は、瞬く間に力が目覚めた……。
フン……資質の差、か。
しかもそのきっかけが、「抗う力」を手にしたことだとすれば、
ヤツの言ったとおり、あまりにも皮肉な定めだ……。
イディルシャイア
……が、悪い報せはここまでだ!
妖異の血の「呪い」を解く方法は、ある!
イディルシャイア
リリスは異界から、「依代」となるこちら側の生物に、
魂を憑依させることで、物質界に召喚されたわけだが……
初代カロワイズはリリスと契約を結び、その血を移植すると、
すぐに相手を魔法の匣(はこ)に封じた。
……閉じ込めて、リリスが異界へ戻ることを阻止したのさ。
そうまでして、リリスを物質界に留めておかないと、
妖異の血もまた、効力を失うからっていう理屈らしい。
アリア…………このことが、何を意味するかわかるか?
イディルシャイア
そう……呪われた血も、力を失うってわけだ!
イディルシャイア
リリスは「妖異の女王」とも呼ばれ、人の手には余る大妖異。
だが召喚者はその力を恐れ、依代にあえて弱い魔物を選んだらしい。
不完全な状態なら、オレたちだけでも勝機はある……!
「夜の血族」の著者は当時、リリスの匣の所在をつかんでいた。
ことによると、生前に手に入れていた可能性すらある……!
その足取りを追うのが、早道だろう。
イディルシャイア
やっと希望が見えてきたぞ……!
次の行動にそなえて、ゆっくり疲れを癒してくれ。
イディルシャイア
[ 6.0 , 5.3 ]
実はな、[player]……
アリアが何とも不思議な夢を見たらしい。
……アリア、説明してくれるか?
イディルシャイア
[ 6.0 , 5.3 ]
棺桶のような匣とは、マハで使われていた魔器だな。
まるで、過去のできごとをそのまま見たような夢だ。
イディルシャイア
[ 6.0 , 5.3 ]
ほかに、あてがあるわけでもないんだ。
イシュガルドの「神聖裁判所」へ向かうとしよう!
イシュガルド:上層
[ 13.5 , 7.9 ]
おう、[player]……!
事件の記録を閲覧したいんだが、許可が下りなくてな。
お前からも何か言ってくれよ。
イシュガルド:上層
[ 13.5 , 7.9 ]
……おーい。
[player]の名前が出たとたん、
態度が露骨に変わったぞ……!?
オレがここに残って、調査につきあおう。
お前はアリアを連れて、街の案内でもしてやってくれ!
イシュガルド:上層
[ 13.5 , 7.9 ]
お前、本当にイシュガルドの英雄なんだな!
現地を訪れて、あらためて実感したぜ。
イシュガルド:上層
……[player]、アリア!
リリスの匣のある場所がわかったぞ!
アリアが夢で見たのと同じ匣が、押収されていたらしい。
当時の審問官たちは、異様な魔力を感じて谷底に投げ捨てたそうだ。
場所は、クルザス中央高地の「ウィッチドロップ」。
妖異の巣窟と聞く……覚悟を決めて、乗り込むとしようぜ!
クルザス中央高地
[ 30.5 , 14.4 ]
妖異がうようよと集まってる……。
リリスの魔力に、呼び寄せられているとでもいうのか?
「ウィッチドロップ」の谷底に降りたら、
ふた手にわかれて、雪を掘り起こそう。
アリア……お前は大丈夫か?
たしか、死霊のたぐいが苦手だったはずだが。
クルザス中央高地
[ 30.5 , 14.4 ]
3回も言われると、逆にこっちが心配になるんだが?
ま、魔法も使えないことだし、オレたちから離れないことだ!
クルザス中央高地
[ 30.3 , 15.2 ]
100年前は、こんな豪雪地帯じゃなかったはずだ。
霊災の前なら、もっと楽に見つかったろうにな!
クルザス中央高地
[ 30.3 , 15.2 ]
雪の下から、それらしい魔器を見つけたって!?
よくやったぞ、[player]……!
何者かの声が聞こえて、妖異に襲われたと。
「我が血族」にしか解けない封印……声の主は、リリスか?
クルザス中央高地
[ 30.3 , 15.2 ]
わかった……アリア、頼む。
[player]、その場所へ案内してくれ。
クルザス中央高地
[ 27.3 , 15.1 ]
こいつが問題の魔器だな……なるほど、異様な気を発してやがる。
リリスが封じられていても、何の不思議もない……!
クルザス中央高地
[ 27.3 , 15.1 ]
立ちのぼる、この妖気……只者じゃない。
気をつけろよ、アリア。
[player]、準備はいいな?
不完全な状態とはいえ、リリスは妖異の女王とまで呼ばれた大物だ。
覚悟しておけ!
クルザス中央高地
大妖異…………リリス!
クルザス中央高地
……依代だと?
アリアの身体を、乗っ取るつもりか!
クルザス中央高地
…………!
ランバードのことか!
クルザス中央高地
だめだ、耳を貸すな!
クルザス中央高地
アリア…………!
クルザス中央高地
[ 27.3 , 15.1 ]
…………クソッ!
最後の瞬間、アリアは明らかに、リリスの声に操られていた。
血族の心に語りかけ……操る妖異だと…………!?
ここへ来るきっかけになった、アリアの見た夢……。
あれもリリスが見せたものだったんだろう。
この日のために、1000年以上かけて準備したというのか……?
だが……まだ、アリアの身体が乗っ取られたわけじゃない!
魂を移し替えるには、再召喚に匹敵する儀式が必要なはず。
それまでに、リリスが逃亡した場所をつきとめるぞ。
出直しだ…………イシュガルドの上層へ戻ろう。
イシュガルド:上層
[ 10.8 , 10.4 ]
リリスは言った……アリアは1000年を超す大計によって、
新たな器となるべく作られた子……その定めには、逆らえないと。
…………アリアを、定めから救いだそう。
「抗う力」を信じて、赤魔道士になったアリアのために。
そのためには、アリアがどこへ連れ去られたのか、
まずは、それをつきとめないとな。
残された猶予は、決して多くはない……。
イシュガルド:上層
[ 10.8 , 10.4 ]
……これから、ウルダハの呪術士ギルドに向かおうと思う。
もちろん、アリアの居場所を探るためだ。
大妖異リリスは、アリアを新たな依代として、
魂を移し替えようとしているが……
妖異学の文献をあたるかぎり、この儀式は決して簡単ではない。
だが、くわしいことはオレにもわからん……。
そこで専門家に頼ろうってわけさ。
何せ呪術士ギルドは、妖異研究を行う数少ない組織だからな。
それに、マハから魔法の知識を受け継いだ土地柄……
リリスに関連した古文書も、あるかもしれん!
ウルダハ:ナル回廊
[ 7.2 , 12.4 ]
よう、[player]。
猟書家(りょうしょか)として知られる、こちらのヤヤケ導師に、
事情を話したところだ。
ウルダハ:ナル回廊
ランバードが使ったのは、
リリスの持つ力の、ほんの一端にすぎないと……?
ウルダハ:ナル回廊
……それから1000年以上、人の子に対する復讐の機会を、
ずっと窺っていたわけか。
ウルダハ:ナル回廊
その「器」が、アリアか……!
不完全な肉体ですら、あれほどの妖気を発していた存在だ。
完全に再臨すれば、エオルゼアを脅威にさらしかねん。
しかも、きわめて狡猾だ……いままで企みが露見しなかったのも、
血族たちが、巧妙に操られていたせいかもしれんな。
…………事態の深刻さは、よくわかった。
ウルダハ:ナル回廊
が、そんなことよりも……
オレたちがいま知りたいのは、アリアの居場所だ。
ウルダハ:ナル回廊
マハの遺跡があるのは、たしか……ヤフェームの湿地帯か。
飛空艇と、腕のいい操舵手が必要だな。
ウルダハ:ナル回廊
待てよ……もってこいの相談相手がいるじゃないか。
ガーロンド社のジェシー会長代行だ!
善は急げだ。
さっそく、連絡をつけてくるぜ!
ウルダハ:ナル回廊
[ 7.2 , 12.4 ]
ジェシー会長代行と連絡がついたぜ。
フネを出すぐらいお安い御用って、すぐに引き受けてくれたぞ!
ヤヤケ導師にも、何から何まで世話になった。
恩に着る……!
ウルダハ:ナル回廊
[ 7.2 , 12.4 ]
そういうことか……人助けはしとくもんだな!
次は「ジェシー」会長代行と会いに、レヴナンツトールへ行くぞ!
モードゥナ
[ 22.5 , 7.9 ]
ジェシー会長代行みずから、操舵してくれるそうだ。
飛空艇は、銀泪湖の方に停めてあるってよ。
モードゥナ
[ 22.5 , 7.9 ]
……いよいよ、決戦だ。
やることは簡単だ、マハへ乗り込んでリリスをぶっ倒す。
それで妖異の血は力を失い、アリアの呪いは解ける。
リリスはアリアを新たな器として、完全復活を遂げようとしている。
その儀式が完了する前に、乗り込まなきゃならん。
……「毒消し」の準備も、忘れないようにな!
モードゥナ
[ 28.8 , 14.7 ]
マハに乗り込んで、妖異の女王リリスを倒す!
くどいようだが、「毒消し」は持ってきたな?
ジェシー会長代行みずから、飛空艇を出してくれる。
準備ができたら、会長代行に声をかけろ!
モードゥナ
[ 28.8 , 14.7 ]
リリスにとっては、完全復活を遂げるための、千載一遇の機だ。
邪魔が入ったら、儀式を強行するかもしれん。
そうなれば儀式を完遂される前に、リリスを倒す!
それで、アリアを呪われた定めから救いだせる……。
儀式を止めて、アリアを助けだすぞ!

速攻で潰す!
[player]、いくぞ!

こいつらに邪魔はさせん!
この凶々しい気配……見つけたぞ、大妖異リリス!
まずい、あの光は……!
アリアの身体を、強引に乗っ取るつもりだ!

情報どおり、毒を使ってきたか……!
[player]、毒消しを使え!
この悪寒……ランバードのときと同じだ。
気をつけろ、何か仕掛けてくるぞ!
得意技をかわされたのが、だいぶ効いてるな!
この調子で、たたみかけるぞ!

あれは……!
[player]、キツいのがくるぞッ!
これは、ランバードが使った炎術……!?
いや……あれとは比べものにならない魔力だぞ!
もう少しだ!
リリスを倒して、アリアを救うんだ!
禁忌都市マハ
なぜだ、アリア……!
リリスは倒したぞ……なぜ、目を覚まさない!
禁忌都市マハ
アリア、気がついたのか!?
禁忌都市マハ
そうだったのか……だが、もう心配ないぞ。
アリアの心が、しがみつくリリスの魂に打ち勝ったんだ。
禁忌都市マハ
前に言ったことを覚えてるか?
これから教えるのは、ただの魔法じゃない……。
不可避の定めにさえ、抗うことができる力だって。
お前たちが、それを証明してくれたんだ。
禁忌都市マハ
……そんじゃ引き揚げますか!
気を抜くな、宿に帰るまでが冒険だぜ!
モードゥナ
[ 28.8 , 14.8 ]
[player]、ごくろうさん!
お前の奮闘があったからこそ、無事にアリアを救うことができた。
そして、オレたちのために飛空艇を出してくれた、
ジェシー会長代行に礼を言わないとな!
モードゥナ
[ 22.5 , 7.9 ]
[player]……。
お前がいてくれて、よかった。
アリアを救うことができたのは、お前のおかげだ。
モードゥナ
アリア…………そのことなんだが……。
おまえ自身、もう気づいているんだろう?
モードゥナ
お前の天性は、大妖異リリスから受け継いだ力。
リリスが放逐されたいま、魔法の素養も失われてしまった。
だから、以前のようには……
モードゥナ
どう切りだそうかと、迷ってたんだが……
全然、落ち込んでいないんだな?
モードゥナ
……その「抗う心」があるかぎり、お前は立派な赤魔道士だ。
モードゥナ
ま……とりあえずは、呪術か幻術を習うといい。
今度は素質まかせじゃなく、まっとうな方法でな。
ちゃんとできるようになったら、またオレが教えてやる。
モードゥナ
それから、[player]……
お前、またひとつ強くなったな。
モードゥナ
「赤魔法」は自身の魔力のありったけを込めて放つ魔法……
すなわち、術者の心のあり方そのものを映す。
「赤魔道士の証」は、お前の心の……
「抗う力」の成長に応じて、力を授けてくれる。
ひとつの試練を終えたお前には、新しい力がそなわってるはずさ。
モードゥナ
……これで師としてのオレは、お役御免ってわけだ。
[player]は卒業。
アリアは、入門前の状態に逆戻りだからな!
モードゥナ
<「紅蓮のリベレーター」コンプリート前>
アラミゴ解放の日へ向けて、事態は急転しつつある。
その渦中に飛び込んだお前には、過酷な試練が待つだろうが……
きっと、越えられるさ。

<「紅蓮のリベレーター」コンプリート後>
<チェック漏れ>
モードゥナ
ああ……オレはまた、ひとり旅に戻る。
だが定めに抗い、みずから拓いた道をゆく者たちは、
遅かれ早かれ、出会ってしまうものさ。
……だから、さよならじゃない。
また次に会うときを、楽しみにしてるぜ!