えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

シャマニ・ローマニ

patch 2.x

ごちそうには美酒を

Lv
32
patch2.0
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
心地よい潮風、土の匂い、そして暖かな陽気……。
目の見えない私でも、この土地の素晴らしさは、
充分に感じることができます。
この照りつける太陽と肥沃な大地の恵みが、
素晴らしいブドウを育み、
美味しいワインを創るのですね。
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
陽と土に祝福されし匂いと……幾多の戦いの匂い。
……貴方は、冒険者さんですね?
何か私にご用でしょうか?

……注文書ですか。
ああ、封は開けないでください、
私は目が見えないので、どのみち読めません。
注文書の内容は……最高のワインの注文ですね。
ウフフ、なぜわかったかですって?
封書から香るほのかな「潮の香り」は、
コスタ・デル・ソルのもの……
そして、鼻の曲るようなチーズの匂い……。
依頼主は我が友にして、名調理師のディルストヴェイツ?
そうとなれば、「三大珍味」を使った料理に相応しい、
食前酒用の最高のワイン……そんなところでしょう?
ウフフ、目が見えないお陰で、
視覚以外の感覚が、研ぎ澄まされていましてね。
今や目で見る以上に、世界がよく見えるのですよ。

シャマニ・ローマニの求める香り

Lv
32
patch2.0
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
私は戦いで光を失い「海雄旅団」を引退しました。
……流れ着いたこのワインポートで
ワイン造りに第二の人生を捧げようと思っております。
東ラノシア
ウフフ、ほかならぬディルストヴェイツの依頼です。
すぐに最高のワインを用意しましょう。
……と言いたいところなのですが。
今現在、私の手元にあるワインは、
どれもセカンドラベル……格下のものばかりなのです。
東ラノシア
一級品であるファーストラベルのワインは、
醸造師であり、ワイナリーのオーナー……
「ビルギレント」という男が独占しています。
あまりお薦めはできないのですが……
この際、仕方がないですね。
ビルギレントに相談してきてもらえますか?
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
……やはり、追い返されましたか。
彼は、このワインポートを支配する醸造師の権威。
そしてリムサ・ロミンサのワイン王とも呼ばれる存在……。
たしかにワインに賭ける情熱は素晴らしいのですが……
ちょっと性格に難がありましてね。
そのうえ、やっかいなことに、絶大な権力を持っています。
……冒険者さん、私の光となって、
少々手助けしてくれませんか?
私たちで、最高のワインを見つけだしましょう。

失われた伝説を訪ねて

Lv
32
patch2.0
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
現在、このワイナリーで採れるブドウのほとんどは、
「ローランドグレープ」という品種です。
品質も、けっして悪くはありません。
しかし、この品種では、
私の求める最高のワインは作れないのです……。
霊災以前、ローランドグレープを品種改良した折に、
神のいたずらによって偶然創られたという、
奇跡のブドウ種「バッカスグレープ」……!
このワインポートの肥沃な土でしか実らないという
大粒の「バッカスグレープ」を、
超一流の醸造師が精魂こめて醸造する……。
そこから生まれる至高の一滴こそが……!
私の求める最高の、いえ究極のワイン、
「バッカスの酒」なのです!!
……すみません、少々興奮してしまいました。
海雄旅団を引退した後、私は一度だけ、
あの味に触れることができたのです。
……それは、まるで天界におわす十二神。
目の見えない私に彩り豊かな世界を与えてくれた……。
ですが、「バッカスグレープ」の木は、
5年前の霊災で、全滅してしまったといいます……。
つまり、もう「バッカスの酒」は作れないのです。
しかし、「特別な晩餐」に合うのは、あのワインしかない。
望みがあるとすれば、ここの醸造師の秘蔵品……
誰か持っていないか尋ねてみてください、お願いします。
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
……そうですか。
ボトル1本でも残されていないかと思ったのですが……。
悔しいですが、諦めるしかないようです……。
実は「バッカスの酒」こそ、
私がワイン職人を志したキッカケだったのです。
蛮神「タイタン」との激戦で光を失い、
絶望のどん底にあった私に、
生きる光明を与えてくれたのが、あのワインの味でした。
まだこんなにも豊かで美しく素晴らしいものがある……。
そして、私はそれを充分に享受できる能力を持っている。
目が見えなくとも心があれば、人は生きていけるのだと。
あの時に飲んだ「バッカスの酒」こそ、
私の生きる希望、そして強き心の証だったのです……。
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
生きる希望か……。
あのワインが失われたからといって、
希望まで失われたわけではありませんね。
私の希望、それは私の腕を信じて依頼をくれた我が友と、
そして貴方のために、
今ある最高のワインを用意すること……。
あのワインには及ばなくとも、
きっと「特別な晩餐」に合うワインを見つけてみせます。
次の手を考えますので、少々お時間をいただけますか?
その間に……
あなたにひとつ、お願いがあるのです。
2年前、私がワインポートへ辿り着く以前の出来事です。
光を失ったことで絶望し、各地を放浪していた私は、
「ドレスト」という男性に命を救われました。
そのドレストに、私が作ったワインを贈りたいのです。
初めて仕込んだものだけに、まだまだ未熟なワインですが、
新たな人生の証を、彼に味わってほしいのです。
彼は今「レインキャッチャー船着場」で働いているとか。
船着場の船頭「リットスキルト」に彼の所在を聞き、
この「ローマニのワイン」を渡してもらえますか?

友情の木の実

Lv
33
patch2.0
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
お帰りなさい、冒険者さん。
彼は、ドレストは元気でしたか?

……ドレストさんが私に? なるほど。
島椰子の実を器にして、ヤシの樹液酒を作ったんですね。
自然を活かした素晴らしい工夫です、感動しました!
……ドレストさんの言葉が、私の心に響いたのは、
あれが彼自身に向けた言葉でもあったからなのですね。
「生きる」という言葉の重さを知っても、
誰かが支えになれば、その重さを受け止めることができる。
私にとっての支えは、ドレストさんでした。
だから、今度は私が彼の支えとなりましょう。

人の命運、ワインの運命

Lv
33
patch2.0
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
た、大変です、冒険者さん!
ドレストさんが穴を開けて器にしていた島椰子の実……
栓として詰められていた葉が、とんでもない物だったんです!
手触りで分かる、この特徴的な形……! 
霊災で全滅したと思われた「バッカスグレープ」の葉です!
まだどこかに、その木が現存してるってことですよ!
ブドウは接ぎ木をすることで繁殖させることができる……。
せめて「枝」の一本でもあれば、
奇跡のブドウ酒を蘇らせることができるのです!
冒険者さん、この葉をお渡しします。
ドレストさんに詳しい話を聞いてきていただけませんか!
お願いします!
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
お帰りなさい冒険者さん!
どうでしたか、枝は見つかりましたか!?
東ラノシア
……これは、この香りは、間違いない!
これを育てれば、きっと蘇らせることができますよ!
伝説の「バッカスグレープ」を!!
東ラノシア
ここで最高の腕を持つのは、ビルギレントさん、貴方です。
ともに「バッカスグレープ」を……
そして、「バッカスの酒」を復活させましょう!
東ラノシア
こ、このラベルの肌触り……。
まさか、バッカスの酒!?
それに……ラベルから漂うこの香り……。
幻と言われる、1547年の最高級ヴィンテージワインでは!?
……すべて失われたと聞いていたのに、なぜ……。
東ラノシア
……冒険者さん、これは貴方がお持ちください。
貴方が持ち帰ってくださった枝のおかげで、
「バッカスグレープ」は復活するのですから……。
東ラノシア
目から光を失った私には解ります……
さまざまな人が貴方によって救われた。
貴方の「心」は、確かに見届けました。
さぁ、早く「コスタ・デル・ソル」へ。
「特別な晩餐」に合う「最高のワイン」を届けてください。
「ヴェイスケート」副団長もお待ちかねですよ。
東ラノシア
……私は、いいのです。
ウフフ、数年後、自分たちで作った「バッカスの酒」を
いくらでも飲むことができるのですから!

永遠なる海雄旅団

Lv
33
patch2.0
東ラノシア
同時に、私たちの信頼の証でもあります。
東ラノシア
オォォォ!
東ラノシア
[ 31.9 , 30.5 ]
風が心地良いですね。
今日は、素晴らしい日になりそうだ。
東ラノシア
[ 31.9 , 30.5 ]
タイタンは恐ろしい蛮神です。
勝利を掴むのは、容易ではないでしょう。
ですが、私には見えます。
不屈の「心」でタイタンに挑み、勝利するあなたの姿が。
……ご武運お祈りしています。
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
ビルギレントさんと共に「バッカスグレープ」を育てあげる。
そして、伝説の「バッカスの酒」を再現させる!
ああ、なんて素晴らしい目標でしょう!
目が見えない私にも、感じることができます。
だって、この世界には、
眩しいほどの希望の光が溢れているのですから……。

憤怒の岩神タイタン

Lv
34
patch2.0
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
フフ……なにも言わずとも、わかります。
溶岩の如き、焼けた土の臭い……。
蛮神タイタン討伐は、無事成功したようですね。
しかし、貴方の旅路の先には、
まだまだ多くの困難が待ち受けているはずです。
いつか、貴方の英雄譚をお聞かせ下さい……。

新たな蛮神

Lv
50
patch2.0
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
近頃、カストルム・オクシデンスに侵攻した冒険者がいると
噂になっているのですが……
冒険者さん、貴方のことでしょう?
あの近辺は、不吉な気配が漂っている……
帝国のものだけではない、もっと深い闇の香りです。
仲間を大切に、用心して務めを果たしてくださいね。

ウルダハの歌姫

Lv
50
patch2.1
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
この気配は……冒険者さん、貴方ですね?
「バッカスグレープ」をみつけてくれた貴方のことを
忘れることなんてできませんよ。
……ここを訪れたミコッテ族の女性ですか?
ええ、今もワインポートに滞在されているはずですよ。
なんでも、この近くに咲く花を摘みにいらしたようで。
あの花は香料にも使われますから、そちらが目的でしょう。
少し強い香りで、ビルギレントは苦手のようですが、
とても安らぐ香りですから、私は嫌いではないですけどね。
そういえば、今日はまだ香りが漂ってきませんね。
彼女はまた、その花を摘みに行っているのかも知れません。
花の咲く、南のほうを探してみてはいかがでしょう?
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
お探しの女性は……よかった、見つかったのですね。
やはり、セルセトの花を摘んでいましたか。
……そういえば、冒険者さんからも、
ほんのかすかに似た香りがします。
もしや、懇意なお仲間が、その香水をしているのでは?

六番槍隊長の巣立ち

Lv
50
patch2.55
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
なるほど……。
ありもしない団長の葬儀の案内状が、
貴方のもとに、送りつけられたのですね……。
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
団長を忘れようとしているですって……?
捜索をやめることは、団長を忘れることでしょうか?
……私は、そうは思いません。
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
おそらく……偽の報せを届けることで、
貴方をヴェイスケートの下へ導くことこそ、
手紙の差出人の真の目的だったように思えるのです。
さらに、貴方が私の下を訪れることすら想定済みだったはず。
この状況から判断するに、手紙の送り主は、
ランドゥネルを深く理解し、常に気にかけている人物……。
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
……それは心外ですね。
各地に散った団員は、今でも互いを気にかけているでしょう?
中でも、貴方をもっとも理解していた人物は誰ですか?
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
私も、同じ意見です。
団長は、貴方が執着する過去を断ち切らせたくて、
自らの葬儀の報せを出したのだと思います。
手紙の目的は「団長の死」を信じさせることではない……。
団長は生きていて、貴方を見守っている。
それを、団長は報せているのだと思いますよ。
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
►……
旅団のモットー「強き力は弱き者のために」……
この言葉を、貴方が知ったのはいつですか?
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
やれやれ、私の話はまだ終わっていないのに。
……まあ、無理もありませんね。
ランドゥネルにとって、団長はそれほど大切な存在……。
ランドゥネルは、槍の扱いはもちろん、
強き者たる生き様のすべてを、団長から教わったのですから。
団長から注がれる期待は、彼にとって宝であり、
団長の期待に応えることは、彼の喜び……。
ケダモノが旅団の五傑に上り詰めてしまったほどに……。
団長は、旅団を解散させてからも、
ランドゥネルを陰ながら見守りつづけていたのでしょう。
……真の想いに触れて、彼はどう変わるのでしょうか?
あいにく、私は光を失っています。
私に代わり、ランドゥネルの様子を見届けてくれませんか?
おそらく場所は、コスタ・デル・ソルの南に位置する崖の上です。
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
あいにく、私は光を失っています。
私に代わり、ランドゥネルの様子を見届けてくれませんか?
おそらく場所は、コスタ・デルソルの南に位置する崖の上です。
東ラノシア
[ 21.6 , 21.1 ]
ランドゥネルは……よかった、団長の真意に気付きましたか。
旅団の思い出に囚われていたランドゥネルが、
ようやく巣立ち、己の道を歩み始めることができますね。
ランドゥネルのような旅団の宝を、活かすことができるのは、
冒険者さん、貴方が活躍してくださるからにほかなりません。
ありがとうございます!