えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

シドゥルグ

patch 5.x

歩み続ける孤高の騎士へ

Lv
80
patch5.0
イシュガルド:下層
[ 13.3 , 12.0 ]
ああ、ちょうどいいところに来たな。
お前に渡したいものがあったんだ。
イシュガルド:下層
[ 13.3 , 12.0 ]
……が、こっちに付き合っている時間はあるのか?
最近は世間がどうもきな臭い……
「暁」での活動も、忙しいのではないか?
イシュガルド:下層
[ 13.3 , 12.0 ]
なんだと……?
鏡像世界の……第一世界で……罪喰い討伐…………?
イシュガルド:下層
[ 13.3 , 12.0 ]
いや、突飛すぎてちっともわからん。
急いでいないなら、順を追って話してくれ。
イシュガルド:下層
……なるほど、よもや俺たちのあずかり知らんところで、
そんな大きな戦いがあったとはな。
イシュガルド:下層
しかし、お前は本当に……
貪欲というか、諦めが悪いんだな。
イシュガルド:下層
なんだ、まさか自覚なしか?
俺はお前に会った当初から、そう思っていたが……。
考えてもみろ、英雄として多くを救いながら、
そこから零れた誰かを救う暗黒騎士をしているような奴が、
貪欲でなくて何なんだ?
第一世界での冒険にしたって、
お前は最後まで、結局何も諦めなかった。
イシュガルド:下層
……もちろん、そう思っていながらも、
失ってしまったものもあったかもしれない。
だが、それでもお前が諦めることなく進み続けたから、
周りも奴らも、世界だって救われた。
……俺には、そう聞こえたがな。
イシュガルド:下層
そ、そんなことよりだな……っ!
今の話にでてきた、サンクレッドという男の生きざまには、
何か無性に共感を覚えるな……!
イシュガルド:下層
ガキを唐突に連れ歩くハメになった苦労、
とても他人事とは思えん。
イシュガルド:下層
……なんだその顔は。
イシュガルド:下層
ああ、そこか……。
俺とお前では種族も違う、身内には見えんから安心しろ。
イシュガルド:下層
なんだ、まだ不服だと……?
では何ならいいと言うんだ。
師匠と弟子? まさか、姫と従者か?
イシュガルド:下層
あっ、おい待て! 誰がおじさんだッ!
イシュガルド:下層
チッ……まったく、わけがわからん。
俺が追いかけてくるから、お前はまた今度……
っと、その前に本題があったな。
イシュガルド:下層
お前宛の手紙を預かっていた。
差出人は知らんが、ここへ持ってきたのは、
雲霧街で暮らす「ルニ」という女だ。
以前、俺たちとお前がともに行動していたのを見かけたらしく、
機会があれば渡してほしいと頼まれてな……。
イシュガルド:下層
当然、中は見ていない。
もし問いただしたいことがあれば、直接「ルニ」を訪ねてみろ。
この時間は「聖大厩舎」で働いているそうだ。
イシュガルド:下層
[ 13.3 , 12.0 ]
ああ、お前も戻ったか。
こっちも……このとおりだ。
リエルがなぜヘソを曲げたのかは、よくわからんままだがな。
イシュガルド:下層
[ 13.3 , 12.0 ]
それで、やっぱりあの手紙は、何か大事な用だったのか?
イシュガルド:下層
[ 13.3 , 12.0 ]
……まあ、悪いものではなかったのだろう。
お前の、その様子ではな。
イシュガルド:下層
[ 13.3 , 12.0 ]
なんだ、また新たな世界を救ってきたとは言わんだろうな?
まあ、お前ならば、護るべき者や想いがあって進んでいるはず。
……まだくたばれんな、お互いに。
イシュガルド:下層
[ 13.3 , 12.0 ]
なぜ今それを問うのかは疑問だが……。
まあいい、前に話したことも含め、
今一度、あいつのことを思い出すとしよう。
生前のフレイは、俺のすぐあとに師に拾われた弟弟子だった。
俺を怒りと力に盛る炎だとすれば、あいつは静謐な湖だと、
昔、師匠が語っていたか……。
知識欲が旺盛で、暗黒剣のみならず、幻術も会得していてな。
リエルが特異な魔力を持つことを見抜き、
護身のために癒しの術を教えたのもあいつだった。
……一度、なぜ幻術を学んだのか問うたことがあったんだ。
その間にも暗黒剣を極めた方がよかったのではと考えてな。
するとあいつは、苦笑まじりにこう言った。
君たちに、傷が絶えないからじゃないですか……とな。
実際、たびたび世話になってた俺には、返す言葉もない……。
まあ、ともかく、フレイはそういう奴だった。
お前が出会った、負の感情の化身としてのあいつとは、
違ったかも知れんがな。