えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

シグレ

patch 4.x
侍らしき男
聞き覚えのある声

侍らしき男

クガネ
くそっ、またヤツの仕業か!
遊びのように盗みを働くとは、許せぬッ……!

侍らしき男

クガネ
お話をうかがわせていただき感謝いたします、アケボノ殿!
必ずや、ヤツを捕らえてみせましょうぞ……。
では、これにて失敬!

侍らしき男

クガネ
イタタ……これは失礼を!
急いでいたもので、つい……お怪我はござらぬか?
クガネ
如何にも!
拙者はシグレと申します。
此度は、ご迷惑をおかけした。
しかし、今は追わねばならぬ悪漢がおりますゆえ、
これにて御免つかまつる!

聞き覚えのある声

クガネ
どぅわぁ~!
クガネ
こ、これは失礼した!
足元を見ていなかったもので、つい……お怪我はござらぬか?
クガネ
これはこれは、いつぞやの……。
いやはや、そそっかしいところを、お見せしたようでお恥ずかしい。
クガネ
如何にもでござる!
これより、とある交易商人が開く競売にて、
とてつもなく高価な品が、出品されると聞きましてな……。
まさにかの「こそドロ」にとっては、絶好の獲物ッ!
そんなわけで、拙者が見張り役として向かうところでござった。
しからば、これにて御免つかまつる!
クガネ
構いませぬが……出品される物は、
一握りの長者にしか買えぬくらい、高価でござる。
クガネ
左様ならば、競売は小金通り奥の貸店舗で開かれるゆえ、
拙者についてきてくだされ。
クガネ
[ 13.2 , 13.3 ]
競売はこの貸店舗で開かれるでござる。
そろそろ、客の長者たちが集まってくる頃合い……。
クガネ
む? 一瞬、人形が動いたような……。
クガネ
ごごご、ご乱心を!
店を木端微塵に吹き飛ばすおつもりか……!?
クガネ
いやはや、破天荒な娘さんでござる。
危うく大惨事になるところであった……ん?
クガネ
お、おのれぇ……一匹オオカミめ!
クガネ
[ 9.0 , 12.6 ]
おお、そなたらか……この度はあいすまぬ。
拙者が至らぬゆえ、まんまと一匹オオカミにしてやられた。
クガネ
[ 9.0 , 12.6 ]
「ひるでぃぶらんど」……?
よくわからぬが、あの人形がよっぽど大切ということか。
承知つかまつった、ともにヤツを追って取り戻すでござる!
こちらの船頭によると、一匹オオカミらしき者が、
小舟に乗って紅玉海へと出港していったようだ……。
クガネ
[ 9.0 , 12.6 ]
いつもなら跡形もなく消えるヤツだが、
今回ばかりは獲物が大きすぎたのか、足取りを残している。
犯行こそ許したものの、追って捕縛する絶好の機会でござる!
船は拙者が手配しておいたので、
いざ、紅玉台場へと向かいましょう!
紅玉海
[ 38.1 , 38.1 ]
こちらの防人は、紅玉海の見張り役を任されているそうだ。
怪しげな小舟を見かけてないか聞いてみるでござる。
紅玉海
[ 38.1 , 38.1 ]
なるほど、承知いたした。
公務の邪魔をして、かたじけない……感謝いたす。
さて……これで足取りが途絶えてしまったわけだが、
ここまで来て、みすみす取り逃してなるものか。
ほかに紅玉海を見張っている者たちといえば……。
紅玉海
[ 38.1 , 38.1 ]
紅玉台場の防人が見ておらぬとなると、
サカズキ島の海賊衆をあたるほかなさそうだ。
帆別銭を徴収するため、海を行き交う船を見張る彼らならば、
一匹オオカミの小舟も見かけているはず……。
どのみち、紅玉海を渡る我らも銭は払っておかねばならぬ。
しからば、サカズキ島へ向かうでござる。
拙者は帆別銭を勘定しておくので、
そなたらに、見張り役への聞き込みをお頼み申す!
紅玉海
[ 31.5 , 36.2 ]
も、もう少し、安くならぬでしょうか……?
紅玉海
[ 31.5 , 36.2 ]
亡者が乗った小舟が、ベッコウ島へ向かったと?
あの不気味……いや、貴重な人形を見間違えたということか……
一匹オオカミの尻尾、見事に掴んでみせたでござるな!
紅玉海
[ 31.5 , 36.2 ]
ときに、帆別銭なのだが、
海賊衆の方がそなたの姿を見て、無代でよいと言われた。
何やら、海賊衆とそなたには、浅からぬ縁があるようだ。
拙者、なにぶん懐が寒いもので、助かったでござる。
さすれば、ベッコウ島へ向かい、一匹オオカミを探しましょう!
紅玉海
一匹オオカミめ、ひっ捕らえてくれるわッ!
紅玉海
一匹オオカミよ、ここで会ったが百年目!
ついに、お主にも年貢の納め時が……
紅玉海
なっ……一匹オオカミではない?
うっ、この漂う死臭……もしや、成仏できなかった亡者の類!?
紅玉海
いやはや、何が何だかさっぱりわからぬが、
一匹オオカミの足取りは途絶えてしまった……。
ここは、「ぞんびい」殿を信じて付いていくしかないでござる。
紅玉海
[ 33.7 , 19.9 ]
「えおるぜあ」の亡者は何とも……明るいでござるな。
紅玉海
[ 33.7 , 19.9 ]
一匹オオカミも、この先にということでござるな?
今度こそ、ひっ捕らえてくれるわッ!
紅玉海
もう逃がさぬぞ!
神妙にお縄を頂戴しろ!
紅玉海
一匹オオカミよ、ここで会ったが百年目!
ついに、お主にも年貢の納め時がやってきたでござる!
紅玉海
待ていッ!
紅玉海
さあ、観念するのだ!
さすれば、引き上げてやるぞ……。
紅玉海
こ、小癪な~、一匹オオカミめぇ~!
紅玉海
い、いったい、どういう仕組みで動いているのやら……。
とにかく、よくできた「からくり人形」でござる。
紅玉海
いやはや、何がどうなっているのやら……。
「えおるぜあ」の人々は摩訶不思議でござる。
紅玉海
惜しくも一匹オオカミを逃してしまったが、
探していた友人と再会できたようでよかった。
せっかく会えたのだから、後を追いましょう。
紅玉海
[ 32.2 , 16.4 ]
こ、これは、妖怪「ねずみ坊主」……?
紅玉海
[ 32.2 , 16.4 ]
なっ……ねずみ坊主が喋った?
紅玉海
[ 32.2 , 16.4 ]
……ようやく、事態が飲み込めました。
そちらの方は「ききるん族」という獣人なのでござるな。
不覚にも、妖怪「ねずみ坊主」だと信じ込んでしまった。
「からくり人形」も本物の人であったし、
おのれ交易商人め、とんだ詐欺師のうえに誘拐まで……。
拙者、「ききるん族」を拐った者に心当たりがござる!
競売を開いた交易商人が犯人にあい違いない。
東方では珍しい種族ゆえ、売るために誘拐したのでしょう。
紅玉海
[ 32.2 , 16.4 ]
こうしてはおれませぬ!
クガネに戻って交易商人を捕らえ、お仲間を救わねば……!
クガネ
神妙にしろ!
そなたを「ききるん族」の誘拐、
ならびに、詐欺と人身売買の罪でひっ捕らえる!
クガネ
くっ……!
クガネ
は、ははあ!
そのお言葉、ありがたき幸せに存じます!
さ、さすれば、拙者も晴れて赤誠組に……?
クガネ
ふう……お見苦しいところを見せた。
交易商人の言うとおり、拙者はしがない浪人であり、
クガネでは本来、事件の捜査をする身分ではござらん。
クガネ
赤誠組に入ろうと、田舎から出てきたものの、
面目ないことに、入隊試験に落ちてしまったのでござる。
ほかに侍の雇い先もなく、その日暮らしの身とあいなった。
されど、拙者は赤誠組隊士への夢が諦めきれませぬ……!
大きな手柄を立てれば入隊の機会があると耳にして、
こうして、「こそドロ一匹オオカミ」を追っているのでござる!
クガネ
い、いったい、何を言っているのかさっぱりわからぬが、
とにかく、すごい自信でござる……。
クガネ
[ 13.2 , 13.3 ]
[player]殿と申したか。
一匹オオカミこそ逃したが、詐欺師の悪行を暴けたのは、
そなたと事件屋の方々のおかげ、誠に感謝いたす。
拙者、今までひとりで一匹オオカミを捕らえようとしていたが、
それは確かに思い上がりであったかもしれぬ。
狡猾なヤツを捕らえるには助力が必要でござる。
どういうわけか、事件屋の方々は助っ人を買って出てくれた。
そなたは事件屋とはまた違う「冒険者」なる身のようだが、
お力添えをいただけるなら、願ってもないこと。
ふつつかな浪人風情でありますが、
これからも、どうかよろしくお頼み申す。
クガネ
[ 13.2 , 13.3 ]
拙者、しがない浪人の身でありますが、
これからも「こそドロ一匹オオカミ」を追い続ける所存。
事件屋の方々、そして、
[player]殿のお力添えを得て、
必ずや、ヤツをお縄にしてみせるでござる。
クガネ
[ 13.2 , 13.3 ]
[player]殿、大変でござる!
あれから、一匹オオカミの足取りを追っていたものの、
なかなか見つからず、苦戦していたのでござるが……。
なんと、つい先ほどのこと、
またもやヤツによる犯行があったとのこと!
事件屋の方々は、一足先に現場へ向かったようでござる!
これより拙者も、急ぎ向かう所存でござるが、
[player]殿にも、ぜひ同行をお願いしたく……!
さあ、犯行現場の楽座街まで向かいましょうぞ!
クガネ
なんと!
してアケボノ殿、ソボロ助広は……!?
クガネ
とは言え、ヤツのこと。
一度目を付けた品を、そう安々と諦めはせぬはず……。
機を窺い、ふたたび犯行を繰り返すに違いないでござる!
アケボノ殿……ソボロ助広の護衛、
ぜひ我らにも手伝わせていただきたく……!
クガネ
し、しかし……!
クガネ
ううむ、申し出を断られてしまいましたな……。
しかし、油断したときこそ、スキが生まれるというもの。
警備の目が多いに越したことはないのでござるが……。
クガネ
う、うむ、確かに諦めるには早いでござるな。
アケボノ殿が向かわれた「三条花街」へと赴き、
もう一度、警備に加えていただけぬか説得を試みましょうぞ!
クガネ
[ 9.9 , 7.8 ]
ですから、そこを何とかお目通りいただきたく……!
クガネ
[ 9.9 , 7.8 ]
私たちは怪しいものではござらぬ!
ただ、アケボノ殿のソボロ助広をお守りしたいだけ……
なんとか、お目通りを願えないだろうか!?
クガネ
[ 9.9 , 7.8 ]
説得どころか、お目通りさえ叶いそうにござらぬな……。
クガネ
[ 9.9 , 7.8 ]
芸子が暮らす置屋の女将さんになら、心当たりがあるでござる。
日銭を稼ぐため、ここの裏手にある置屋で、
何度か力仕事を手伝ったことが……して、妙案とは?
クガネ
なるほど、ナシュ殿を芸子に変装させて、
会談の場に忍び込ませる算段だったのでござるか……。
確かに妙案でござるが、あいにく拙者にも持ち合わせが……。
クガネ
な、なんと!
着物を借りるために、そこまでされると申すか!?
クガネ
な、な、なんですとぉぉぉ!?
拙者の自慢の髷がぁぁぁぁ!!
クガネ
せ、拙者の髷がぁ……。
クガネ
おぉ……これは、お美しい……!
これならば、芸子だと勘違いし、
警備の者も中に入れてくれるはずでござる。
クガネ
しかし、ナシュ殿をひとりで向かわせて大丈夫でござるか?
拙者や[player]殿が付いて行かなくて、
大丈夫でござろうか……?
クガネ
御免!
屋敷に入っていく一匹オオカミを見つけ、
急ぎ駆けつけた次第!
クガネ
そうはさせぬ!
クガネ
しまった、逃したかッ……!
しかし、ご安心を!
ソボロ助広は、このとおり取り戻したでござる!
クガネ
ま……まぬけ坊主……。
クガネ
[ 10.0 , 7.8 ]
まんまと、ソボロ助広を盗られたばかりか、
アケボノ殿から、まぬけ坊主呼ばわりされる始末……。
このシグレ、一生の不覚でござる……。
ヤツを追い、なんとしてもソボロ助広を、
取り戻してみせなくては……!
[player]殿と事件屋の方々にも、
引き続きお力添え願いたい。
また、ヨウジンボウ殿も、協力してくださるそうでござる。
ヤツが向かった先について、
拙者に思い当たる節があるでござる。
準備が整い次第、お声がけをお願い申す。
クガネ
[ 10.0 , 7.8 ]
一匹オオカミが向かった先は、
それはおそらく、ヤンサでござる!
なぜなら、拙者がソボロ助広だと勘違いし、
握りしめていたヤツの短刀に、ドマの意匠を見つけたのでござる。
ドマ製の武器を愛用するなら、ヤンサにもゆかりがあるはず!
クガネ
[ 10.0 , 7.8 ]
ヤンサまでは、拙者が案内いたそう。
なんとしてもヤツを探し出し、
ソボロ助広を取り戻してみせましょうぞ!
ヤンサ
[ 26.3 , 8.1 ]
さて、ここからどうしたものか……。
ヤンサ
[ 26.3 , 8.1 ]
ううむ……広大なので、
何か、大体の在り処の目処をつけたいところでござるが……。
ヤンサ
[ 26.3 , 8.1 ]
なるほど!
それでは、さっそく……。
ヤンサ
[ 26.3 , 8.1 ]
我等もダイゴロウを追いましょう!
ヤンサ
[ 19.5 , 10.9 ]
ダイゴロウが止まってしまったのでござる。
どうしたのでござろうか……。
ヤンサ
[ 19.5 , 10.9 ]
となると、ここから先は、
我らで手がかりを掴むしかないでござるな……。
ヤンサ
[ 19.5 , 10.9 ]
し、しばし待たれるでござる!
事件屋殿は、行動に移されるのが、いつも早いでござるよ……。
広いので、手分けをして手がかりを探すでござる。
[player]殿は、ここから北西の辺りをお願い致す。
ヤンサ
[ 18.8 , 10.2 ]
必ずヤツを捕らえてみせるでござる……!
ヤンサ
[player]殿、
この酔っぱらいナマズはいったい……?
ヤンサ
なんと、一匹オオカミの姿を見たと申されたのか!
して、その行方は如何に!?
ヤンサ
ま、真反対ではござらぬか……。
ヤンサ
……改めて、我らで手がかりを探すことにするでござる。
ヤンサ
どこかへ向かったでござる!
ヤンサ
一匹オオカミめ、今度こそ必ず捕まえてみせるわ!
ヤンサ
我々も、ダイゴロウに続き、
ヤツの元へ向かいましょうぞ!
ヤンサ
そこまでだッ!
ヤンサ
さて、おかげで一件落着でござるな。
我らもクガネに戻り、赤誠組にこやつを引き渡しましょうぞ。
クガネ
失礼致す、拙者はシグレと申す。
世を騒がし、盗みを働いていた一匹オオカミを捕えた故、
赤誠組の皆様に引き渡したく、参った次第。
クガネ
おや……まだ、ヨウジンボウ殿から受け取られてござらぬか?
クガネ
い、いや……もしや……
ソボロ助広を、取り逃げしたのではござらぬか?
クガネ
勿論でござる!
クガネ
願ってもないこと!
ぜひ、お願いしたく!
クガネ
皆様、お待たせいたしましたぞ!
クガネ
そ、そうであるか?
改めて言われると、なんだかむず痒いでござるな。
これも、ひとえに[player]殿や事件屋の皆さんのお陰。
改めて、感謝申し上げる。
クガネ
そうであった……入隊と同時に、
最初の任務を仰せつかったのでござる。
クガネ
拙者に課せられた命は、
ヨウジンボウに奪われたソボロ助広を取り戻すことでござる。
……ですが、拙者は新入隊士の身。
部下もいない下っ端な故、引き続き、
皆様にご協力願いたいのだが、よろしいでござるか?
クガネ
[ 12.5 , 8.1 ]
ソボロ助広を、取り逃げされてしまったものの、
宿敵、こそドロ一匹オオカミを捕まえることができたでござる。
加えて、長年の悲願だった、赤誠組への入隊も叶うとは……!
改めて、[player]殿にも感謝申し上げる。
そういえば、ナシュ殿がまた髷を結えるようにと、
毛生え薬を取り寄せてくれるそうで……。
それを心待ちにしつつ、拙者も、
ヨウジンボウの目撃情報を集めてみる所存。
[player]殿、引き続きよろしくお頼み申す。
クガネ
[ 12.5 , 8.1 ]
ナシュ殿が取り寄せてくださる毛生え薬を心待ちにしつつ、
拙者も、ヨウジンボウの目撃情報を集めてみる所存。
[player]殿、引き続きよろしくお頼み申す。
クガネ
[ 12.5 , 8.1 ]
[player]殿、ご無沙汰しております。
調子はいかがでござるか?
拙者はあれから、ソボロ助広を取り逃げした、
ヨウジンボウを探すべく、聞き込みを続けてきました。
ですが、なかなか有力な情報を得られておらず……。
クガネ
シ、シグレでござる……。
クガネ
だから、シグレであると……
いや、ともかく、こちらも収穫はなしでござる。
困ってしまいましたな……。
クガネ
なんと!
本当にそのようなものがあったとは……。
クガネ
で、では、お言葉に甘えて、
どこか時間を見つけて試させてもらうでござる。
クガネ
ご協力いただけるのはありがたいのでござるが、
その、オオカミのような格好だと悪目立ちしてしまうかと……。
情報を集めるには、不向きだと思われます。
クガネ
[ 12.5 , 8.1 ]
何かしらヨウジンボウに繋がる情報が、
手に入るとよいのでござるが……。
クガネ
[ 12.5 , 8.1 ]
[player]殿、何か情報を掴めたでござるか?
クガネ
ふむ……皆、ヨウジンボウよりも、
捕縛された一匹オオカミを心配していた、と……。
そのあたりの事情を、詳しくお聞かせ願えるか?
クガネ
奴が義賊として庶民に愛されていたとは……
全く知らなかったでござる。
しかし、仮に悪徳商人からだと言っても、
盗みは犯罪であり、見逃せるものではござらぬ。
そのような悪人が人気者と讃えられようとは……!
そして気になるのは、正義を遂行したはずの赤誠組が、
一匹オオカミを捕らえたことで、反感を買いつつあること……。
隊士として、無視はできぬのでござる。
クガネ
たしかに、事件屋殿のおっしゃるとおりかもしれませぬな……。
着物を用立てておくでござる。
クガネ
しかし、これでいよいよ万策尽きたでござるな。
庶民がだんまりを決め込んでいるとあっては、
情報も集めようがない……。
クガネ
ヤツに話を……?
クガネ
……ふむ、ソボロ助広という、
同じ獲物を狙っていた者同士ということもある、か……。
聞いてみない手はないように思えるでござる。
クガネ
そうと決まったら、さっそく話を聞きに、
ヤツのいる牢に向かうでござる!
「赤誠組の牢番」に、面会の許可を申請せねば!
クガネ
ご足労いただき、かたじけない。
実は、お願いしたいことがあるのでござる。
クガネ
ヨウジンボウの行方の手がかりを掴むために、
一匹オオカミに話を伺いたいのでござる。
面会を許可していただけませんでしょうか?
クガネ
久しぶりでござる。
少しばかり、お主に尋ねたいことがあってな。
クガネ
お主を捕まえた後、
ヨウジンボウがソボロ助広を取り逃げしてな……。
捜索しているものの、一向に行方がつかめずにいるのだ。
同じくソボロ助広を狙っていたお主ならば、
何か思い当たるフシがあるのではないかと思ってな。
クガネ
そっ、そのような真似が、できるわけがなかろう!
クガネ
弱きを助ける天下の義賊、でござるか……。
確かに、このまま盗人として縛り首にされるのは惜しいと、
拙者も思うところでござる。
クガネ
事件の捜査に協力したとなれば、恩赦にも繋がるはず。
情報収集の後、必ず牢に戻る……
逃げ出さぬと誓うなら、お主の話に乗るがどうする?
クガネ
とはいえ、この件の許可を上に求めたとて、
簡単に認めていただけるとも思えぬでござる。
ううむ、どうしたものか……。
クガネ
い、今これを使うのでござるか?
なぜ唐突に、今なのでござるか……?
クガネ
わ、わかったでござる。
こうでござるか……?
クガネ
む……むむむっ!?
これは……おおおおぉぉぉ!!
クガネ
お、お待ちくだされ~っ!
クガネ
!?
クガネ
きっ、協力者たちの持ち物が、暴発したようでござる!
い、今はともかく、彼らの安全を確認するのが先決……
拙者はこれにて御免ッ!
クガネ
[ 12.4 , 9.1 ]
うまくやり過ごせるか、とても不安ですが、
見つからないことを祈るばかりでござる……。
事件屋殿たちは、一足先に、地下水路の方に向かいました。
我々も、向かうとするでござる。
クガネ
こんな世界があったとは……承知つかまつった。
クガネ
ううむ……ここでも新たな情報は得られず、か……。
クガネ
あ、アメノムラクモと申されたか!?
そのような伝説の神器、実在するわけは……!
クガネ
►実在している
じ、実在しているのでござるか!?
いったい、どこに……?

►受け止めたことが
な、なんと、アメノムラクモの斬撃を、
受け止めたと申すでござるか!?
いったい、どこで……?
クガネ
[ 12.1 , 6.0 ]
伝説の神器「アメノムラクモ」が、
まさか実在していようとは……。
さすがに驚きを禁じえなかったでござるよ。
さて、さっそく紅玉海へ向かうとしましょうぞ。
……と、その前に、ひとつだけ済ませたい用事があるゆえ、
紅玉台場で落ち合うことにさせてほしいでござる。
なに、大したことではござらぬ。
事件屋殿が言われていた、着物の件でござるよ。
着替えが終わり次第、向かうのでご安心を。
では、またのちほど!
紅玉海
髪型にあわせて、なけなしの銭で、
服を新調してみたのですが、どうでござるか……?
紅玉海
そ、そうでござるか?
そのように言われたことがないので、
なんだか照れますな……!
紅玉海
潜っていくことは厳しそうでござる……。
お主の大隼を呼んでみるのはどうでござるか?
紅玉海
な、なるほど……。
ううむ、どうしたものか……。
紅玉海
その人狼とは、もしや……。
紅玉海
以前、アケボノの蔵から金品を盗んだのは、
そこにソボロ助広が見当たらなかったため……。
そして、金目の物を盗むことで、
もっとも大切にしているであろう名刀を、
肌身離さず、持ち歩くように誘導するためだった……。
紅玉海
手段まではわからぬが、本当にアメノムラクモを狙うつもりなら、
まずはゼッキ島の近くから、偵察しようとするはず……。
そうであれば、サカズキ島にいる見張りの海賊たちの中に、
見かけた者がいても、何らおかしくはないでござる。
紅玉海
[ 31.7 , 36.8 ]
まさか一匹オオカミに、あんな過去があったとは、
思ってもなかったでござる。
話を聞いてから、ヤツの見方が変わったでござるよ……。
紅玉海
小判でどうしようと……?
紅玉海
そんなところに置いて、どうするというのでござるか……?
紅玉海
な、なんと、ここまで小判が好物だとは……
がめつい犬でござるな……。
紅玉海
冒険者殿、ここは私にお任せを!
成敗し、ソボロ助広を取り戻してみせましょう!!
紅玉海
た、戦わずして取り戻してしまうとは……!
事件屋殿、恐るべし!!
紅玉海
事件屋殿、ここは私が……。
紅玉海
そ、それには、理由があるのでござる。
ソボロ助広を奪還すべく、捜査協力を申し出たため、
一時的に牢から出しただけで……。
クガネ
……覚悟はできているでござる。
よろしく頼みまする。
クガネ
……逃げるような真似はできませぬ。
武士道に反するでござる!
クガネ
なぜ戻ってきたのでござる!?
クガネ
あ、あなたは……アケボノの会談相手!!
まさか悪徳商人と裏取引を……!?
クガネ
皆様、まずは拙者のために、
骨を折ってくださったこと、お礼を申し上げる。
その上で、厚かましい限りだが力添えをお願いしたい。
ふたたび牢に戻された一匹オオカミから、
有力な情報を得ることができたのでござる!
クガネ
以前、あやつが捕らえられたとき、
アケボノが訪れてきて、「蔵から盗んだものを返せ」と、
語気を荒げて言いにきたそうでござる。
というのも、一匹オオカミは以前に一度、
ソボロ助広を狙って、アケボノの蔵に忍び込んでいるのでござる。
ところが蔵にあったのは、白い粉が入った袋ばかり。
アケボノが薬問屋であるならば、価値ある良薬に違いないと、
義賊として貧民に配るつもりで、一袋頂戴したそうな。
しかし、盗み出してみて、何の薬か確かめようとしたものの、
袋には何も書かれておらず、わからずじまい……。
そんな薬をアケボノが焦った様子で取り戻しにきたとなると……。
クガネ
地下水路の仲間に預けてあるそうでござる。
彼らに事情を説明したのち、合言葉を聞かれたら、
こう答えればいいそうでござる……「地下最高!」と。
クガネ
[ 12.1 , 5.9 ]
ここではどうも、厳しい目線を感じるでござるよ……。
クガネ
[ 12.1 , 5.9 ]
一匹オオカミから、アケボノの蔵から手に入れた白い粉を、
そなたらに預けていると聞いて、やってきた次第でござる。
正しい合言葉を伝えればよいと聞いたが、相違ござらぬか?
クガネ
[ 12.1 , 5.9 ]
一匹オオカミから教わった合言葉は……
クガネ
[ 12.1 , 5.9 ]
じ、事件屋殿、違うでござる!
お願いしますぞ、これは遊びではないのでござる……!
クガネ
[ 12.1 , 5.9 ]
►下水爆発►赤誠組最高
そうではないでござるよ!
お願いしますぞ、これは遊びではないのでござる……!
クガネ
[ 12.1 , 5.9 ]
怪しいというだけでは悪事の証拠になりはしない。
仕入先さえわかれば、薬の正体も調べられるやも……
何か心当たりはござろうか?
なんと、異国ラザハンから薬を仕入れていたのでござるか!
たしか、ラザハンの大使は高名な錬金術師と聞いたことが……
その方に話が聞ければ、何かわかるやも!
クガネ
[ 12.1 , 5.9 ]
ラザハンでござる!
それから、大使がいるのは異人街の「ラザハン大使館」で……
ああ、もう、待つでござる~!
クガネ
御免いたす、拙者は赤誠組のシグレと申す。
大使閣下に見ていただきたいものがあり、伺った次第。
クガネ
いえ、予定などは……。
クガネ
火急の用件がありますが故、
なんとかなりませぬでしょうか……?
クガネ
それは大変ありがたい!
ぜひ、ご意見を聞かせていただきたく!
クガネ
天の雫?
クガネ
瞳の色が変わる……まさか!?
クガネ
魅了薬で勘定奉行を操り、捜査を妨害するとは……!
しかし、これで奴の尻尾を掴むことができましたな!
アケボノの元へ向かい、問いただすとしましょう!
クガネ
どこかにお出かけ中でしょうかな?
クガネ
お主、どうして……!?
クガネ
なぜ、そんな危険な真似を……!?
クガネ
我々も、急ぎ向かうとするでござる!
紅玉海
事件屋殿の父君が、どうして奴らと一緒に……?
紅玉海
奴ら、事件屋殿の父君にも、天の雫を!?
紅玉海
も、物凄い迫力でござる……!
紅玉海
拙者は何も聞いていないし、見ていない……
上には、そう伝えておくでござる。
お主は、このまま行くがよい。
紅玉海
案ずるでない、武士に二言はないでござるよ。
紅玉海
[ 31.3 , 24.4 ]
ゴッドベルト殿は、一足先にクガネへ、
アケボノを連れていってくださったでござる。
拙者もクガネへ戻ろうと思うのですが……。
冒険者殿も、クガネへ立ち寄ってくださらぬか?
今回の一件について、改めて御礼を申し上げたいでござるよ。
かたじけない。
では、また後ほどクガネにて!
クガネ
[ 12.2 , 8.1 ]
冒険者殿、お越しくださって感謝いたす。
アケボノ一味の組織的な悪事について、
先ほど、赤誠組による捜査も終わったところでござる。
詳しく調べたところ、勘定奉行のクモデは洗脳される以前より、
アケボノと癒着していたことが判明し、お縄となったでござる。
また、アケボノが商っていたラザハン製の良薬に関しては、
実直な商人を介して、適切な価格で販売することが、
ラザハン大使館と商人司との間で、まとまったでござる。
クガネ
これでもう、足元を見られて、借金をしたり、
法外な利息で苦しむ人は生まれずに済むでござるよ。
現在アケボノに借金を抱えている方々についても、
法外な額や利息分についての分は、
返済不要とする御沙汰が下ったでござる。
クガネ
今回の一件は、いろいろと勉強になったでござる。
表面のみを見て、善と悪の二つに綺麗に分けられるほど、
この世は単純ではないのでござるな……。
冒険者殿や事件屋殿がいてくださったおかげで、
事件を深く追うことができ、隠れていた巨悪を暴けたでござる。
改めて、感謝いたします。
クガネ
そういえば、神隠しに遭ってしまった事件屋殿たちは、
大丈夫なのでしょうか……?
クガネ
……いえ、拙者が心配するまでもないでしょうな。
きっとあの方々なら、どんな危機も切り抜ける……
なぜかそう信じることができるのでござる!
もしも、事件屋殿たちに再び会うことがありましたら、
その際は、よろしくお伝えください。
クガネ
一匹オオカミも、今はどこで何をしていることでしょうな……。
クガネ
►義賊として
あやつのことです、そうかもしれませぬな。
ただし、本当に悪事に手を染めていた場合は、
そのときは赤誠組の一員として、容赦するわけにはいきませぬ!

►侍の墓前に
きっとそうしていることでしょうな。
少しでも、育ての親の侍殿が報われれば、何よりでござる。
クガネ
はっ!
ただいま参るでござる!
クガネ
それでは、拙者はこのあたりにて失礼!
冒険者殿も、またクガネに立ち寄った際は、
屯所にお立ち寄りいただければと!