えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

サンクレッド

patch 4.x
????

長城を越えて

Lv
60
patch4.0
石の家
なら、俺も居残り組だな。
ウリエンジェひとりでは、手に余る事態もあるだろう。
お前たちが存分に暴れられるよう、背後を守らせてもらうぜ。

待っていた者、いない者

Lv
67
patch4.0
ギラバニア辺境地帯
[ 9.2 , 11.8 ]
戻ったか!
まずいことになったぞ!
ギラバニア辺境地帯
ヤ・シュトラの容態が安定してきたために、
本格的な療養のため、「石の家」に移送することになったんだ。
その道中で、帝国軍に襲われた……!
もちろん、看護役としてのクルル以外にも、
アレンヴァルドの部隊が、護衛として同行してくれていたが……。
ギラバニア辺境地帯
同盟軍の諜報部隊と連携しながら、
クルルの行方を追っているが、今のところ情報はない。
ただし、狙いを定めて誘拐した以上、理由があるはずだ。
ギラバニア辺境地帯
ああ、俺はこれから単独で帝国軍の警戒網を突破し、
どうにかしてアラミゴの都市内へと潜入するつもりだ。
クルルの監禁場所を突き止めるためにな……。
だから、お前たちはエオルゼア同盟軍やアラミゴ解放軍と連携し、
帝国軍を蹴散らしながら、着実に進軍してくれ。
それが囚われた仲間を助けるための近道にもなるはずだ。
ギラバニア辺境地帯
焦りは隙を生む……お前たちは、続報を待っていてくれ。
そうだ、近くに解放軍のコンラッドたちが来ているはずだ。
彼らにも、一声かけて情報を共有しておいてくれ。

アラギリでの軍議

Lv
68
patch4.0
超越技術研究所
ようやく見つけたぜ……。

若者との再会

Lv
69
patch4.0
ギラバニア湖畔地帯
安心しな、調べはもうついているぞ。
ギラバニア湖畔地帯
待たせたな……。
面倒な経緯の説明は省くが、俺がこの目で確認してきた。
クルルの監禁場所は、アラミゴ都市内の南にある居住区の一角だ。
ラールガー星導教の聖堂だった建物を、
帝国軍が接収して、研究施設として改装した場所でな……。
クルルは、そこで被検体として扱われている。
ギラバニア湖畔地帯
そうだ……魔法が使えないガレアン族に、
魔法能力を付与するための実験に、彼女は利用されている。
ギラバニア湖畔地帯
俺は、帝国軍の輸送機械の荷台に紛れ込んで脱出してきたが、
今や攻城戦に備えて、居住区の主門は堅く閉ざされた。
俺ひとりなら、どうにか忍び込めるとは思う……。
もう一度、潜入して突破口を探してこよう。
ギラバニア湖畔地帯
話が読めてきたぞ。
その「地下水路の合い鍵」とやらがあればいいと……。
商魂たくましい、お前の祖父さんのおかげで活路が見えてきたぞ。
ギラバニア湖畔地帯
[ 8.4 , 21.4 ]
俺ひとりで、クルルを救出しようともしたが、
常時魔導機具に拘束されていて、手出しできず……だ。
救出には施設の制圧が不可欠……みなで彼女を助け出そう!
ギラバニア湖畔地帯
おい、今の警報音はいったい!?
ギラバニア湖畔地帯
チッ……数が多いな。
[player]、ウィスカーのフォローを頼む!
ギラバニア湖畔地帯
よし、あらかた片付いたようだな……。
もう一度、手がかりを探すとしよう。
ギラバニア湖畔地帯
あれは……伏兵として配置された大型魔導兵器か!
ギラバニア湖畔地帯
デカブツは、俺が引き付けておく!
[player]、魔導装置を先に叩いてくれ!
ギラバニア湖畔地帯
[ 22.7 , 36.8 ]
いい爺様じゃないか。
したたかで、抜け目なく、反抗心があるなんてな。

ウリエンジェの秘策

Lv
69
patch4.0
ギラバニア湖畔地帯
[ 22.7 , 36.8 ]
俺も素潜りには自信がある。
5分やそこらなら、息も止めていられるんでね。
ギラバニア湖畔地帯
[ 25.7 , 28.3 ]
俺が海都育ちだってのは知っているだろう?
海賊やら何やらの目をかいくぐって、裏通りで生き残るには、
潜水が必須の技術だったのさ。
そんなことより、リセのやつ……
しばらく見ないうちに、いい顔をするようになったな。
ギラバニア湖畔地帯
[ 34.9 , 30.6 ]
やれやれ、ここまでの潜水は久しぶりでね……。
少しばかり、呼吸を整えさせてくれ。
ギラバニア湖畔地帯
[ 34.9 , 30.6 ]
さすがに息が持たないかと、ヒヤヒヤさせられたよ。
コウジン族の秘術とやらが羨ましいモンだ。
ギラバニア湖畔地帯
[ 34.9 , 30.6 ]
逆に言えば、門を開くまで戦力は、俺たち三人だけということ。
なるべく帝国兵に見つからないように、慎重に進むぞ。
ギラバニア湖畔地帯
[ 34.9 , 30.6 ]
ああ、任せてくれ。
最短ルートで進むから、遅れるなよ!
ギラバニア湖畔地帯
この居住区の主門までは、俺が先導する!
後についてきてくれ!

待て……!
奴らが通り過ぎるまで、身を隠しているんだ!
ギラバニア湖畔地帯
よし、やり過ごせたな……。
一気に進むぞ!
ギラバニア湖畔地帯
見つかったなら、やるしかない!
速攻でケリをつけるぞ!

倒しきったな?
敵が集まってくる前に、主門に向かうぞ!
ギラバニア湖畔地帯
おっと、進路に敵兵だ!
俺が始末する……お前たちは待機していてくれ……!
ギラバニア湖畔地帯
やれやれ、見つからずに済んだな。
よし、先に進もう。
ギラバニア湖畔地帯
よし、首尾よく、主門までたどり着けたな……。
俺が門番を始末する……待機しておいてくれ。
ギラバニア湖畔地帯
ヒヤヒヤしたが、どうにか主門までたどり着けたな……。
俺が門番を始末する……待機しておいてくれ。
ギラバニア湖畔地帯
[player]、「開閉装置」を探すんだ!
背後は、俺たちが警戒しておく!
ギラバニア湖畔地帯
よし、上出来だ!
聞こえるか、アルフィノ……主門を開くぞ!
ギラバニア湖畔地帯
クルルが監禁されている研究所までは、
俺が案内する……敵を蹴散らしながら進むぞ!
ギラバニア湖畔地帯
研究所は、この先だ!
超越技術研究所
ウリエンジェの秘策とやらが効いたようだな!
一気に、畳みかけるぞッ!
超越技術研究所
了解だ、アルフィノ!
[player]、リセ、そっちは任せたぞ!
超越技術研究所
無事でよかった……が、積もる話は後だ。
ひとまずここを出て、本隊と合流したほうがいい。
超越技術研究所
リセ!
超越技術研究所
問答は後だ……本陣に戻るぞ!
ギラバニア湖畔地帯
[ 36.6 , 30.3 ]
やれやれ、どうにかクルルを助けることができたな。
ウリエンジェ……こういうときにアイツが味方で良かったと、
つくづくそう思うぜ。

自由への進軍

Lv
69
patch4.0
ギラバニア湖畔地帯
[ 36.6 , 30.3 ]
それなら、俺がフォローに回ろう。
クルルの捜索過程で、知り得た情報を共有すれば、
王宮の攻略に少なからず役立つだろうからな。
ギラバニア湖畔地帯
[ 36.6 , 30.3 ]
クルルを探す過程で、城塞内にも潜入してきたからな。
帝国軍の防衛体制について、教えてやれることもあるはずだ。

紅蓮のリベレーター

Lv
70
patch4.0
ギラバニア湖畔地帯
[ 8.4 , 21.4 ]
これで、アシリア……ミンフィリアの故郷も取り戻せたんだ。
俺の至らなさで救えなかった彼女の父、ウォーバートンさんも、
喜んでくれているといいんだがな……。
ギラバニア湖畔地帯
[ 8.4 , 21.4 ]
確かに、[player]の周りには、
自然と人が集まり、大きなうねりが創り出されていく。
この勝利も、その結果と言えるかもしれないな。

英雄の帰還

Lv
70
patch4.1
ギラバニア湖畔地帯
カリヤナ派といったか……。
アリゼーの報告書では、彼女らはアナンタ族の中でも、
内向的な一派で、人との接触を嫌っているとあったが……。
ギラバニア湖畔地帯
それなら、俺とヤ・シュトラで外側を受け持とう。
[player]とアルフィノ、アレンヴァルドは、
王宮内の警備を担当してくれ。
ギラバニア湖畔地帯
[ 36.4 , 32.0 ]
アラミゴの王宮周辺は、クルル捜索の過程で訪れているからな。
少しばかり、地理には詳しいつもりだ。
アラミゴ王宮
[ 11.3 , 7.1 ]
王宮の外にも、かなりの数のテンパードが潜伏していてな。
どうにか排除できたが、駆けつけるのが遅くなった。
……すまない。

????

ラールガーズリーチ
おいおい、まったくどうなってるんだ……?
ラールガーズリーチ
アルフィノからの依頼で、
ソルトリーの復興支援の手伝いをしていてな。
その帰り道に、リセの顔でもと思って来てみたんだが……
ラールガーズリーチ
ゼノスが生きているだって?
そんな疑いがあるなら、まずはヤツが埋葬された、
墓とやらを調べるべきなんじゃないか?
ギラバニア湖畔地帯
[ 22.8 , 9.2 ]
鬼が出るか、蛇が出るか……
確かめてやろうじゃないか。
ギラバニア湖畔地帯
[ 22.8 , 9.2 ]
つまり、棺を開けて、
中身まで確認したかどうかはわからないってことか。
やはり、残された選択肢はひとつ……やるしかないな。
いずれにせよ、人目につくのはまずい。
周囲を確認してから、取りかかるとしよう……。
ギラバニア湖畔地帯
おいおい、悪い冗談だぜ……。
棺の中身が消えていやがる……。
ギラバニア湖畔地帯
……断定はできないさ。
影武者を用意した上で、生存説の裏付けとして、
工作員に遺体を処分させたのかもしれないしな。
何より、アルフィノが抱いた疑念のように、
この裏にアシエンが介在している可能性も高い。
奴らは俺の身体を……。
ギラバニア湖畔地帯
そういうことだ……。
俺は、墓をもとに戻してから、
ゼノスを埋葬した者にでもあたることにする。
こうなったら、埋葬時に遺体があったのかどうか……
そして、本当に死んでいたのかどうかまで、
徹底して疑う必要があるからな。
ギラバニア湖畔地帯
[ 22.8 , 9.2 ]
俺はこれから、ゼノスを埋葬した者にでもあたることにする。
お前は「石の家」に戻らなくていいのか?

「暁」の少年

Lv
70
patch4.3
石の家
情報共有は終わってしまったかい?
石の家
あれから、ゼノスを埋葬した墓守に聞き込みをしてきた。
リセたちアラミゴ解放軍による死亡確認の後、
ヤツの遺体は確実に埋葬したとのことだ。
石の家
複数の証言から、埋葬の事実には何ら疑うべき点はない。
だが、リセが言ってたとおり、ゼノスの墓は一度、
荒らされたことがあり、墓石がひどく汚されていたという。
墓守は、奴に恨みを持つ者の犯行だろうと意に介さず、
墓石の汚れを落としただけで、棺の中までは見なかったそうだ。
おそらく、遺体がなくなったのはそのときだろう。
となれば、可能性はふたつ……。
遺体を処分した上で、影武者を立てて生存を演出しているか、
それとも本当に、死の底から蘇ったのか……。
石の家
かつて、俺はアシエンに乗っ取られて操られた。
またアシエンが、遺体に憑依した例も報告されている。
アルフィノの向かった先は、そんな連中が巣喰う場所ということだ。
石の家
それぞれの役割ってものがあるさ。
石の家
そんな訳で、俺も俺で役割を果たすとするか……。
アルフィノが覚悟を決めて、東から帝都を目指したのなら、
俺は西から帝国の属州を探るとしよう。
石の家
いや、向かうのは属州とはいえ帝国領だ。
潜入術を身に付けた俺ひとりの方が身軽でいい。
石の家
►自分が
悪いが、今回ばかりはお前にも待っててもらおう。
諜報は目立たないことが重要なんでね、
とにかく、ひとりの方が都合がいいんだ……わかってくれ。
石の家
[ 6.1 , 5.8 ]
さてと、そうと決まれば、さっそく準備といくか。
アラミゴから国境地帯を越えるとなると、大事だからな。
石の家
[ 6.1 , 5.8 ]
適材適所ってことさ。
何かわかり次第、連絡するから気長に待っていてくれ。
じゃあな!

アルフィノの行方

Lv
70
patch4.4
ギラバニア湖畔地帯
[ 34.4 , 32.4 ]
お前たちの顔を見ると安心できるよ。
悪いが、先に水を一杯もらえるか?
休みなしで、ここを目指してきたもんでね……。
ギラバニア湖畔地帯
……ふう、これぞ命の源ってやつだな。
ようやく人心地ついたぜ。
ギラバニア湖畔地帯
ああ、順番に説明させてくれ。
ギラバニア湖畔地帯
どの属州もドマやアラミゴに続けとばかりに、
独立運動に励んじゃいるが……好調とは言い難い状況でな。
ギラバニア湖畔地帯
痛かったのが、属州ダルマスカの壊滅だ。
帝国の苛烈な粛清を受け、王都まで焼き尽くされたからな……。
ビビって、独立の気運が下がってしまった属州も多い。
ギラバニア湖畔地帯
ただし……すべての属州が闘志を失ったわけじゃない。
ドマと帝国が、捕虜交換を成功させたことで、
交渉の余地もあるんだと、希望を抱いた連中だっている。
ドマの忍びが、和平交渉についての情報を、
積極的に属州へと流している効果も大きいだろう。
まだ踏ん張っている奴らがいるのは、情報戦の成果だな。
ギラバニア湖畔地帯
エオルゼア同盟軍も、今を好機と捉えているようだ。
すでに、属州の反帝国組織に物資支援をはじめている。
いくつかの組織に接触したが、支援を糧に粘り強く戦っていたよ。
ギラバニア湖畔地帯
アラミゴ難民を通じて、属州民の苦しみをよく知るおふたり……。
ナナモ様とカヌ・エ様が中心となり、支援を行っているそうだ。
彼女たちを、女神のように称えている連中もいたくらいさ。
ギラバニア湖畔地帯
まあ、属州に関しての動きはそんなところだが……
問題は、本国の方だ。
ギラバニア湖畔地帯
お前たちが接触した民衆派の連中が、どうもパッとしなくてな。
ドマが、蛮神召喚に手を染めたという話が本国で広まり、
属州政策の撤回を求める声も、勢いが衰えちまっているらしい。
ギラバニア湖畔地帯
残念ながら、その真実は帝都には伝わっていない……。
ゼノスの目論見どおり、ドマの仕業に塗り替えられていた。
ゼノスに関しても、死んだという事実は抹消されていた。
最近じゃ、療養を終えたという触れ込みで、
各属州を巡っては、抵抗活動に睨みを効かせているそうだぜ。
ギラバニア湖畔地帯
ああ、俺のときと同じ……。
中身はアシエンってことだろうな。
ギラバニア湖畔地帯
それから、肝心のアルフィノの件だが……
ドマからの使者が、帝都に到着したという報道はなかった。
ギラバニア湖畔地帯
どうやら前者のようだな。
実は、俺が急いで戻ってきた理由も、そこにある。
ギラバニア湖畔地帯
俺やリオルたちは、諜報活動のために、
アルフィノとの直通リンクパールを持ってるんだが……
しばし音信不通だったこいつに、
わずかな間だけ、アルフィノから通信が入った。
ギラバニア湖畔地帯
いや、一方的な声が聞こえただけだ。
酷い雑音に交じって、一言だけ聞き取れた単語がある。
ギラバニア湖畔地帯
「ザ・バーン」……。
永久焦土帯の名だ……!
ギラバニア湖畔地帯
まだ、可能性の話だぜ……。
それでも、行くのかい?
ギラバニア湖畔地帯
それでこそ、アリゼーだ。
それに……お前もな。
ギラバニア湖畔地帯
[ 34.4 , 32.4 ]
さて、俺も俺のやるべきことをやるか……。
ギラバニア湖畔地帯
[ 34.4 , 32.4 ]
それがいいだろう。
ちょうど、ドマにはヤ・シュトラもいるはずだしな。
彼女にも協力を頼むといい。
俺は、属州で得た情報を、同盟軍に報告しておく。
会議の下準備についても任せてくれて構わない。
アルフィノの件、頼んだぞ。
ギラバニア湖畔地帯
[ 34.4 , 32.4 ]
俺は、ドマに行ったことすらないんでね。
アルフィノの捜索は任せたぜ……。
町人地にいるヤ・シュトラによろしくな。

響き渡る声

Lv
70
patch4.4
ギラバニア湖畔地帯
[ 36.4 , 32.0 ]
概ね、ヤ・シュトラから報告を受けている……。
ウリエンジェやクルルにも、情報は共有済みだ。
特にクルルは、アルフィノを心配していたが……
打つべき手を打った後だからな、自分の任務に専念するそうだ。
あとはアレンヴァルドの小僧のことか。
奴さん、アルフィノと仲が良かっただろう?
気が気じゃない様子だが、会議の警備に協力するとさ。
そんな訳で、「暁」からの会議への出席者はこの4人だ。
準備ができたなら、そこにいる「アラミゴ解放軍の衛兵」に、
会議の場まで案内してもらおうぜ。
ギラバニア湖畔地帯
[ 36.4 , 32.0 ]
アレンヴァルドのヤツ、不安で顔が蒼白になっていたよ。
あとで会ったときにでも、状況を詳しく教えてやってくれ。
ギラバニア湖畔地帯
アシエンを狙うという方針には賛成だが、
直接的な手段は現実的じゃないだろう。
なら、搦め手を使うしかないだろう?
ギラバニア湖畔地帯
なら、遠慮なく、意見を述べさせてもらおう……。
ギラバニア湖畔地帯
ドマの忍びを使い、帝国領内に情報を流すんだ……。
「皇太子ゼノスは、アラミゴ奪還の際に死んでいる。
 今、帝国にいるのは、その肉体を操る異形の存在だ」とな。
ギラバニア湖畔地帯
これが平時なら、誰も信じやしないだろうな。
だが、ゼノスが死んだという噂は、
一時的にとはいえ、広まりかけていたんだ。
もっと言えば、奴らが信じるかどうかは、この際どうでもいい。
そうであった方が「都合がいい連中」を、
動かせればいいのさ……。
ギラバニア湖畔地帯
ああ、ついこの間まで、お家騒動真っ只中だったんだ。
現皇帝ヴァリスは、叔父との戦いに勝利して、
ようやく帝冠を掴んでみせた。
ギラバニア湖畔地帯
お家騒動にうんざりしたヴァリスは、
帝位につくなり、長子のゼノスを皇太子と定めた……
それを快く思っていない連中もいるってことだ。
ゼノスの死と、それを利用する異形の存在……。
皇帝の座を諦めず、虎視眈々と狙っている連中にすれば、
食いつきたくなる情報だろうぜ。
ギラバニア湖畔地帯
オレは、帝国領に潜入した実績がある。
各国から諜報戦に長けた連中を出してくれれば、
潜入の手引きはできるだろう。