えおろーぐ

ホゥ！　キミが「サラマンダー油」を
持ってきてくれたのですかね！？

大角を調達するべく、
ノコ1本でグレートなバッファローに挑んだところ、
不覚にも、かすり傷を負ってしまいましてな！
このエオルゼア最強の彫金師……
ゴッドベルトとしたことが、お恥ずかしいかぎり！
さあキミ！　遠慮はいりませんよ！
この私の大胸筋に！　広背筋に！　腹・直・筋・にッ！
ドバっとサラマンダー油をかけたま～え！

「サラマンダー油」は、まだですかねっ！？

フゥー！　もういっちょ！

「サラマンダー油」は、まだですかねっ！？

フォーウ！　染み渡りますな！
さぁさぁ、早く塗りこんでいただけますかね！？

フォーウ！　染み渡りますな！
さぁさぁ、早く塗りこんでいただけますかね！？
オゥ！　いいですな！

フォーウ！　染み渡りますな！
さぁさぁ、早く塗りこんでいただけますかね！？
……オゥ……。
なかなかいいテクニックを持っておいでですね！
このゴッドベルト、うっかり寝オチするところでした！
さて、すこし休憩したら、
もう8時間くらい風呂に浸かってきますかね！
ピッカピッカ！　ツールツール！　ワッハッハ！！

…………。

………………。

………………？

つめったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいですぞ！！！！！
……はッ！？
油塗りの上手なキミでしたかね！！
ハッハッハ！　ゴッドベルトとしたことが！
温かい湯の中で、うっかり走馬灯を見ていましたぞ！
あと少しで、走馬灯に豪華な彫金細工を加えるところ……。
……おお！　傷も癒え、お肌がプリップリに！？
これが温泉の効能、うーん……素晴らしい！！
さっそく我が家のある、ウルダハに帰るとしましょう！

……ホゥ！
ただの冒険者ならば、無視をするつもりでしたが……。
その舞を知っているとは……。

ハッハッハ！　安心してください。
今のところ、あなた方への敵意はありませんぞ！

私は、エオルゼア最強の彫金師「ゴッドベルト」。
この辺りで、のんびり素材集めをしていただけの、
善良な紳士ですぞ。

……ややっ？
まさかキミは、キャンプ・ブロンズレイクで出会った、
油塗り上手の冒険者殿！？

しかし、なぜキミが、我が家……
マンダヴィル家の紳士の舞を？
まさかアイツが？　いや、そんなバカな……。

ああ、ザル神よ、これは夢でしょうか……？
お前はまさか……第七霊災で死んだと聞いていた……！

マンダヴィィィル・メテオドライヴゥゥ！

ホーーーーウ！
我が愛息子、ヒルディブランド！
生きていたのかーー！！
10年前、お前が家出をして以来だ！
まったく、パパもママも心配していたんだぞっ！？

ああ、そうだ！
感動の再会を祝して、またパパと一緒に、
マンダヴィル家の特別な舞を踊ろう！

ホゥ！　さえない陶器の壺ですな！？
この程度なら、朝飯前のスクワット前！

ハッハッハ！　まだまだですぞぉっ！？　
ゴールドスミス、イノベーーーーーーーションッ！！

ピッカピッカ！　ツールツール！　ハッハッハ！
……どうです、お嬢さん。
これが芸術ですぞ！？

ハッハッハ、安心したまえヒルディ！
家業を継ぐお前には、いずれこの秘術を教えてやろう！

ホゥ、まだそんなことを言っているのか……。
ならば、その武器怪盗を、必ずや捕まえてみせたまえ！
さもなければ……ホッホッホゥ……。

ホゥ、偶然だな！
ベスパーベイだったら、私も後で行く予定だ！
また会おうぞ、我が愛息子よっ！

ホゥ、まがい物……？

ドリルダ女史、本日の商談前にお聞きしたいのですが……。
「私が修理した壺」は、お気に召しませんでしたかな？

ホゥ、それはよかったですぞ！
代わりといってはなんですが……
我が息子、事件屋ヒルディブランドを、
武器怪盗の捜査に参加させていただけませんかな？

まさか、ここで会うとは思いませんでしたな。
少しちょっかいを出したくなるのも、親心というものです！

困っている人を助ける……事件屋、か。
いつまでも子どもと思っていたが、
いつの間にか、立派な紳士に成長したのですな。

ホーウ、我が愛息子、ヒルディブランドではないか！
パパは今、新作のマンダヴィルリングを創作中でな、
素材狩りをしながら、イマジネーションを膨らませていたのだ。

ホゥ！　我が息子がコロセウムに出るとは感慨深い。
パパも後で観戦に向かいますぞ！

軟体生物の揺らぎをイメージしたリング……エクセレント！
ホゥ……新作のイメージが湧き出てきましたぞ！

して……どんな素材が取れますかな！？

ホッホッホウ！
マンダヴィル家の紳士たるもの、簡単に諦めてはなりませんぞ？

行くぞ、我が息子よーーーーーーーーーーーーーーッ！！
マンダヴィィィィィィィル！
夢ゥ～～幻～～闘ゥ～～舞～～ッ！！！

オゥ……。
ちょっと力を入れすぎましたな……。

……ホウ、この指輪に装飾された太陽石は、偽物のようですな。

「契約の剣」「太陽の首飾り」「審理の指輪」……。
今まで盗まれた品は、どれも歴史ある遺物。
……なるほど、すべてベラフディア時代の品ですな。

『ベラフディア四大神器が集まりし時、
　日神アーゼマが正義の裁きをくだすであろう。』

これはただの古い言い伝え……おとぎ話の類。
しかし、「怪盗白仮面」は何らかの確証をもって、
秘宝を集めてきたのかもしれませんな。

あれはまさか……？
…………いや、そんなわけありませんな。

ホッホッホウ！
息子の友人の[player]殿ではありませんか！
近くで商談をしていたら、怪しい気配を感じましてな。
ここまで気配を追ってきたのです。
ところで、君はいったい何を？

ホゥ……なるほど、「怪盗白仮面」の事件がそんなことに……。
そして、怪しい気配の持ち主からの手紙があったと。
ううむ、何者なのでしょう。
罠か、それとも……？
……いずれにせよ、注意をするにこしたことはありません。
中に残っている人物には、警戒すべきですぞ。

息子になにかあったら、ママに大目玉をくらいますからな。
私も捜査に合流させていただきましょう。

ふむ、手持ちの「粉末ミラージュディスペラー」は1回分……。
……この中に、偽物が紛れ込んでいる可能性があると、
手紙の差出人は伝えたいのでしょうか。
私より、貴方のほうが皆さんを知っているはず。
[player]殿、ここにいる人と話をして、
変なところがないか調べてくれませんかな？

ふむ、そうですか……。
まぁ、潜入しているとしたら、それがばれぬ自信もあるはず。
注意を払いながら、しばらく様子を見てみましょう。

うむ、そのとおりですな。
「粉末ミラージュディスペラー」を使えばすぐわかるが……
[player]殿以外に、持っている方はいますかな？

な……んですと……！？

あ、あの黒い気配は、やはり……！
ママ……ジュリアンだったのかーーーーーーーー！！！！

ホゥ……困りましたな。
彼女はすでに、大量の「ゾンビパウダー」を入手したようです。
あまり刺激してはなりませんぞ。

マンダヴィィィィィィル！
彫・金・武・神・覇・斬！！！

ムゥ……敵の数が多過ぎますな……！
これが続けば、我々だけでは厳しくなりますぞ……。

ウルダハの政に関わる「砂蠍衆」の一員として、
歴史に関する無知をお詫びさせてください。
この国に、大きな歪みがあるのは確かです。
何かを正すのは、錆びた指輪の修復同様、時間がかかります。
しかし、いつの日か正しき歴史が語られるよう、
為政者のひとりとして、私も尽力いたします。

ホッホッホウ！
ママなら、息子のゾンビー化を止められると思いましたぞ！
さすがは、私が認めた最強の調理師！

それにしても、ベラフディア時代の装飾品……。
繊細な装飾に、大胆なデザイン……。
勉強になりますな！

ホッホッホゥ、若い内は大いに旅をすればいい。
お前は、困っている人を助ける「事件屋」なのだからな。
……いずれは、跡取りとしての修行もしてほしいものだがね。