えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

コルソン

patch 2.x

グリダニアから来た少年

Lv
6
グリダニア:新市街
[ 15.0 , 12.1 ]
はいはい、いかにも私がコルソンじゃ。
何か用ですかな?
今、のっぴきならぬ状況なもので、用件は手短に頼みますぞ。

ひゃっ!?
こ、こ、これは……タタラム坊っちゃんからの手紙!?
ど、どこでこれをっ!? ぼ、坊っちゃんは無事なんですかの!?
ええっ!? イ、イクサル族と一緒にいるじゃと!?
ぼ、坊っちゃんっ、どうかお待ちくだされ!
このコルソン爺、命に代えて助け出しますぞっ!!
神勇隊の精鋭と、ハイウィンド飛空社の雇った傭兵……
合わせて一個大隊規模の救出部隊を編成しましょう!
タタラム坊っちゃんっ! もう少しの辛抱ですぞっ!

►落ち着いて►ご無事です
こ、こんな非常事態に、落ち着いてなどいられますかっ!?
……え? 坊っちゃんはご無事ですと?

…………なんと!
「イクサル族と飛空艇を造っている」ですと!?
こりゃまたびっくり仰天、たまげたわい!
申し遅れました……私の名はコルソン。
「ハイウィンド飛空社」の技術顧問をしております。
……はい、あの循環飛空艇を運航しとる会社ですわい。
タタラム坊っちゃんは「ハイウィンド飛空社」社長のひとり息子。
つまり社の将来を背負う、跡取りとなる御令息であります。
坊っちゃんは数日前、私とともにグリダニアへと、
循環飛空艇視察を兼ねた遊興にやってきたのですが、
少し目を離した隙に、忽然と姿を消してしまいましてな。
何か事件に巻き込まれたのでないかと大混乱!
神勇隊を巻き込み、グリダニア中が、そりゃもう、
蜂の巣をつついたように、大騒ぎとなっとるのですわ!
しかし、まぁ……これで肩の荷が下りましたわい。
坊っちゃんが無事でひと安心。
何かあったら、社長に合わせる顔がありませんでの。
……それにしても、坊っちゃんめ。
「じっちゃんに調達してほしい部材があるんだ。
 どうしても、飛空艇の開発に必要なんだ!」……ですと。
言い訳の手紙かと思ったら、部材調達の無心とは……。
なかなか、ちゃっかりしておりますわい。
これも社長の血ですかのぅ。
部材は……機関部接合材ですか……。
これは青燐機関部を、船体に取り付けるために必要な部材。
機関の振動を低減するための革張りの木製フレームですな?
この老骨を、どれだけコキつかえば気がすむやら……。
とはいえ、若者に頼られるというのは、嬉しいことですな。
冒険者殿、この「取引証書」を、
フォールゴウドの施設管理者に渡せば、材料がもらえるでしょう。
材料をもとに部材を作るのは、冒険者殿におまかせしますぞ?
私は、タタラム坊っちゃんを信じております。
イクサル族と一緒にいるというのも、
きっと何か、坊っちゃんなりの深慮あってのことでしょうからな。
グリダニア:新市街
[ 15.0 , 12.1 ]
タタラム坊っちゃんは、昔から飛空艇が大好きでしてな。
私にとっては、可愛い孫のような存在です。
冒険者殿、坊っちゃんをよろしくお願いしますぞ。
グリダニア:新市街
[ 11.7 , 13.9 ]
おやおや、あなたは……
タタラム坊っちゃんに雇われていた冒険者ですな?
本日は、いかなる用件ですかな?
……む? 坊っちゃんからの伝言ですと?
ほうほう……先代社長の工房にあった「旋盤」ですか。
こりゃまた、懐かしい話を持ち出したものじゃのぅ。
あれは、かれこれ50年近く前のことですかのぅ……。
当時の私は、駆け出しの職人。
冒険家で事業家の「タタノラ」さんの元で、修行の毎日じゃった。
ある日、タタノラさんが画期的な事業計画を提案しましての。
それはイクサル族が開発した「気球」を転用し、
遊覧飛行を行うという、夢の事業じゃった。
それがエオルゼア初の航空会社……
「ハイウィンド飛空社」誕生の瞬間でしたのじゃ。
もっとも、都市間を結ぶ飛空便を就航させるには、
シド氏がエオルゼアに「飛空艇」をもたらすまで、
30年ほど待たねばならんかったがのう……。
……じゃが、今でも夢に見る。
タタノラさんと夢を語り、ただひたむきに気球を造った、
あの工房での輝かしい日々を……。
……おっと、これは失敬。
歳をとると話が長くなっていかんですわ。
え~と……そうそう、「旋盤」の話じゃったな。
恐らくタタラム坊っちゃんが「旋盤」を見たという場所は、
フォールゴウドにあった旧工房のことじゃろう。
若旦那……つまり現社長が引き継いだ後、
工房は閉鎖され、建物も解体されてしまいましたがの。
時の移ろいを感じずにはおれませんな。
当時のことを知る者は……はて、まだいるかのぅ?
「浮かぶコルク亭」の従業員にでも聞いてみるとよいでしょう。
グリダニア:新市街
[ 11.7 , 13.9 ]
「その翼を広げ、何よりも高く」……。
タタノラさんの残したハイウィンド飛空社の社訓ですじゃ。
彼の口からこの言葉を聞いたとき、私は自らの運命を感じました。
すべての夢の出発点は、あの工房……。
フォールゴウドでの修行の日々が、今の私を作ったのです。
「旋盤」……まだあるといいですなぁ。
クルザス中央高地
お待ちなされ、タタラム坊っちゃん。
クルザス中央高地
坊っちゃん……。
こんなことをして、どうなるかわかっとるのですか?
今すぐ、社長の元にお戻りなされ!
クルザス中央高地
坊っちゃん……社長の……お父様の心中もお察しなされ。
あなたは、「ハイウィンド飛空社」の将来を担う跡継ぎ。
私たち市井の庶民とは、生きる世界が違うのですぞ?
民は民、王は王……
人というものは、己が持って生まれた天命に従い、
その責務を全うするのが、すなわち人生というもの。
クルザス中央高地
……タタラム坊っちゃん、行きなされ。
タタバル社長には、私が直々に言ってきかせましょう。
坊っちゃんの熱意、必ずや社長にお伝えいたしますぞ。
クルザス中央高地
おみそれいたしましたぞ、坊っちゃん。
坊っちゃんのその熱いまなざし……
このコルソン爺、数十年前に見たことがありますじゃ。
その瞳の輝き……坊っちゃんのお祖父様、
ともに空を目指した頃のタタノラさんと瓜二つ……。
クルザス中央高地
早よぅ行きなされ……私はここで失礼しますぞ。
雪の中で長話して、いささか腰が冷えましたわい。
年はとりたくないですのぅ……ほっほっほ。
ウルダハ:ナル回廊
[ 10.9 , 11.0 ]
これはこれは、冒険者殿。
お早いお着きですな、お待ち申しておりましたよ。
坊っちゃんから一報を受けて、
このコルソン爺、老骨に鞭打って馳せ参じましたぞ。
……頼まれていた調査は、つつがなく完了しております。
第六星暦1569年式後期型の生産艇数は4隻。
このうち2隻は、ウルダハ政庁に卸され、
残る2隻が「ハイウィンド飛空社」へ。
……問題は、我が社に納入された2隻のうち、
1隻が不可解な取引で、払い下げられておる点です。
書類上は故障により、廃材として売却となってますが……
ふむ、怪しいですな。
これは、横流しと考えるべきでしょう。
その売却先ですが……「自笑堂(じしょうどう)」。
……どうやら、ここウルダハの独立系商会の様子。
業務内容は、主に錬金素材の卸し売り業とか……。
「いつもニコニコ商売繁盛! 自笑堂でございます!
 ザル神も思わず笑い出す、驚きの安さ!」
……なんだか、アヤシげな団体ですなぁ。
ウルダハ:ナル回廊
おや、随分と物々しい様子ですな。
どうされましたかな?
ウルダハ:ナル回廊
おやおや、街中に蛮族ですか。
そりゃ物騒な話ですなぁ……。
冒険者殿、それでは、私はここで。
坊っちゃんによろしくお伝えください。
良かったら今度、改良中の新型飛空艇を見せてくだされ。