この度は、ご苦労さまでした。
あなたが、我が国へ力を貸してくださっている
冒険者ですね。
ご高名はかねがね……。
私は、カヌ・エ・センナ。
このグリダニアの政を任されているものです。
お見知り置きを。
この度の活躍、聞き及んでおります。
本日は、グリダニアの平和を守っていただいたことへの
礼を申し上げに参りました。
森の都グリダニアを代表し、感謝いたします。
グリダニアへ力を貸してくださっている
せめてもの礼です。
この「大御霊祭り」は、精霊の怒りを静める儀式。
祭りを通じて感謝の意を贈ることで、
精霊たちの怒りも、心配することはなくなるでしょう。
冒険者殿。
ぜひ、大御霊祭りの主役になってください。
よろしくお願いいたしますね。
あなたに、クリスタルの導きがあらんことを。
もしや、光のクリスタル……!?
もしや以前に、母なるクリスタル……。
マザークリスタルに導かれたことが?
そう、エーテル酔いに似た感覚を体験したことが
あるのではありませんか?
蛮神と戦ったものたちがいました。
そのものたちは、
エオルゼア諸国が「グランドカンパニー」を設立すると、
その一員となり「ガレマール帝国」とも戦ったのです。
世界を救うために、「エオルゼア同盟軍」の一員として、
5年前の「カルテノーの戦い」にも参加していました。
しかし、カルテノーを最後に、
その英雄たちは姿を消したのです……。
残された人々は、英雄が自分たちのために、
命を賭して戦ったことを覚えています。
……確かに彼らはそこに居た。
ですが、その名を口に出そうとすると、
日に焼けた書物を読み上げることができぬよう
声に出すことができず……。
その顔を思い出そうとすると、閃光の中にあるように、
輪郭が影に包まれてしまうのです。
この不可思議な現象から、
人々は英雄たちのことを「光の戦士たち」と
呼ぶようになりました。
光の意思に導かれたあなたを見ていると
かつての英雄の話を思い出します。
そのクリスタルを大事になさることです。
マザークリスタル……星の意思が、
あなたに持たせた意味がきっとあるはず。
あなたは一介の冒険者で終わらず、
いずれは、世界をも左右する存在になるかもしれない。
なぜなら……。
あなたは「超える力」を持っているのですから。
エオルゼアと帝国の戦いに、
異邦人の冒険者も力を貸してくれているのです!
誰ひとり死なせてはなりません!
出るまで呼び続けるのです。
限界でしょう……。
残った兵を再編して撤収を。
もはや、この戦いに勝者も敗者もありません。
今は一人でも多くの仲間の命を助けるべきです。
ルイゾワ様には我々が付きましょう。
ですが、利益を顧みず戦っている、冒険者の隊だけでも!
衛星「ダラガブ」よりいでし、
黒き蛮神による虐殺だわ……。
暗く……悍ましい気配……。
この状況でも強く感じるなんて。
撤収しつつ、ルイゾワ様の援護に回ります。
各員、用意を!
もう、お具合はよろしいのかしら?
実は……。
冒険者のあなたに、お願いがあります。
この仕事を託せるのは、あなたしかいないのです……。
エオルゼアと帝国の戦いに、
異邦人の冒険者も力を貸してくれているのです!
誰ひとり死なせてはなりません!
出るまで呼び続けるのです。
限界でしょう……。
残った兵を再編して撤収を。
もはや、この戦いに勝者も敗者もありません。
今は一人でも多くの仲間の命を助けるべきです。
ルイゾワ様には我々が付きましょう。
ですが、利益を顧みず戦っている、冒険者の隊だけでも!
衛星「ダラガブ」よりいでし、
黒き蛮神による虐殺だわ……。
暗く……悍ましい気配……。
この状況でも強く感じるなんて。
撤収しつつ、ルイゾワ様の援護に回ります。
各員、用意を!
エオルゼアと帝国の戦いに、
異邦人の冒険者も力を貸してくれているのです!
誰ひとり死なせてはなりません!
出るまで呼び続けるのです。
限界でしょう……。
残った兵を再編して撤収を。
もはや、この戦いに勝者も敗者もありません。
今は一人でも多くの仲間の命を助けるべきです。
ルイゾワ様には我々が付きましょう。
ですが、利益を顧みず戦っている、冒険者の隊だけでも!
衛星「ダラガブ」よりいでし、
黒き蛮神による虐殺だわ……。
暗く……悍ましい気配……。
この状況でも強く感じるなんて。
撤収しつつ、ルイゾワ様の援護に回ります。
各員、用意を!
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あなたがリムサ・ロミンサからの使者ですね。
話は聞いています。
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メルウィブ提督に、よほど信頼されているのですね。
こちらへどうぞ。
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「森の都グリダニア」へ。
党首のカヌ・エ・センナです。
メルウィブ提督からのご用件を伺いましょう。
取り決めについてですね。
あれから、5年ですか……。
事の発端は、北方の大国「ガレマール帝国」が
このエオルゼアに侵略戦争を仕掛けてきたことにあります。
帝国軍の「メテオ計劃(けいかく)」に対し、
エオルゼアの都市国家群は、
「グランドカンパニー」を創設して対抗しました。
そして5年前……我々、エオルゼア同盟軍は、
帝国の野望を阻止すべく、
カルテノー平原でガレマール帝国と戦ったのです。
敵将ネール配下の帝国軍第VII軍団と
冒険者を加えたエオルゼア同盟軍との決戦でした。
これが「カルテノーの戦い」と呼ばれる戦(いくさ)です。
到底「戦い」と呼べるものではありませんでした。
……あなたも耳にしたことがあるでしょう。
カルテノーに現れた漆黒の巨龍……。
古の蛮神「バハムート」が、すべてを焼き尽くしたのです。
結果、帝国軍第VII軍団は壊滅。
エオルゼア同盟軍も、多大な被害を受けました。
あの惨状は、とてもではありませんが名状し難い。
理由は定かではありません。
全滅をも覚悟したとき、光に包まれたのです。
神々しい光に……。
あれこそが召喚された「十二神」の力だったのか……。
気が付いた時には、そこに蛮神「バハムート」の姿は無く、
焼き尽くされたはずの大地も、様変わりをしていました。
「救世詩盟」の賢者ルイゾワさえ存命ならば、
その理由もわかったのでしょうが……。
今となっては、真実を知るものは、もう居ません。
さらには、再び始まった蛮神騒ぎ……。
……私たちには、それを探求する余裕は無かったのです。
各国は、今もさまざまな問題を抱えています……。
この状態が長引けば、この先の戦いに、
耐えることはできないでしょう。
このエオルゼアは、現在もなお、
帝国と戦争状態にあるのですから……。
この追悼式典を契機に、3国の絆を、
再び強固にする必要があるのかもしれません。
メルウィブ提督の提案に賛同いたしましょう。
あなたにも、その絆の楔となる役目をお願いします。
メルウィブ提督へは、
私から直接返事をしておきます。
あなたの次の目的地は、ウルダハですか?
でしたら、ラウバーン局長に伝えてください。
カヌ・エが「よろしく」言っていたと。
この度の使者の任、ご苦労さまでした。
ありがとうございます。
第七霊災、そして「カルテノーの戦い」で、
我々は多くの民、仲間を失いました。
あれから5年。
大地や人々の傷は、未だ癒えきっていません。
私たちのために命を賭して戦った、
英雄「光の戦士たち」も、何処へと消えたまま……。
……ですが、我々は前に進まなくてはなりません。
エオルゼア諸国は、この5年を節目として、
近く「カルテノー戦没者追悼式典」の開催を
予定しているのです。
その親書には、式典にまつわる
取り決めが書かれています。
私の代理として、グリダニアの同盟国の盟主へ、
この親書を届けていただけないでしょうか。
5年前の戦いに従軍した冒険者たちのように、
あなたもまた、グリダニアに尽くしてくださいました。
だからこそ、この任を任せたいのです。
よかった……。
感謝いたします。
同盟国である「リムサ・ロミンサ」、
そして「ウルダハ」は、
グリダニアから遠く離れた地にあります。
移動への「足」には、これを使うと良いでしょう。
グリダニア公認の「飛空艇搭乗許可証」です。
どうぞ、お使いください。
カーラインカフェに併設されている発着場から、
同盟国間を行き来する「循環飛空便」に乗れます。
詳しいことは、ミューヌに聞くとよいでしょう。
この許可証は、本来そう簡単に
お渡しできるものではありません。
帝国の目を警戒し、飛空艇の便数も減っておりますから。
ですが、あなたのグリダニアでの活躍は
認められるべき行い。
あなたの噂を聞いた「ある組織」から、
ぜひにと推薦もあったのです。
それに……。
あなたの持つ「可能性」に、
私自身も期待してみたいと思ったのですよ?
グリダニアの盟主として、
我が国を代表して、冒険者へ伝えます。
世界を渡り歩き、世界を見てくるのです。
赤心の前に道は開けます。
嘘いつわりのない心で、世界を感じなさい。
冒険者としての見識を深めておいでなさい。
マザークリスタルに導かれし「超える力」を持つ、
あなたにしかできないことが、
きっとあるはずですから。
それがこの国の、ひいてはエオルゼア全体を
平和に導くと信じて。
森と人が手を取りあうこの都市のごとく、
エオルゼア諸国が手を取りあえるよう……
冒険者殿、この先も、どうかお力をお貸しください。
あなたがウルダハからの使者ですね。
話は聞いています。
こちらへどうぞ。
「森の都グリダニア」へ。
この国のグランドカンパニー「双蛇党」の最高司令官、
党首のカヌ・エ・センナです。
ラウバーン局長からのご用件を伺いましょう。
取り決めについてですね。
このエオルゼアとガレマール帝国の状況を
ご理解されていますか?
さすが「鋼鉄の提督」……ぬかりありませんね。
メルウィブ提督に「よろしく」伝えろと
言い付かったのですね?
……そうですか、わかりました。
知っておいたほうがよろしいでしょう。
この北方の大帝国も、つい50年前までは、
北州の辺境国のひとつに過ぎなかったのです。
しかし「魔導技術」によって北州を統一すると、
今度はエオルゼアへの侵略戦争を仕掛けてきました。
ガレマール帝国は、現皇帝が一代で築き上げた国。
その皇帝も齢80歳を超え、
帝国内は今、跡継ぎ問題で揺れています。
天与の資質を持つ主導者です。
跡継ぎに失敗すれば、国が滅ぶ可能性すらあります。
先の戦い以降、帝国の動きが鈍いのはそれが理由なのです。
霊災被害からの復興に集中できているのですけどね。
まだ帝国第XIV軍団が残っています……。
軍団長、ガイウス・ヴァン・バエサル。
その存在は確かに脅威です。
グリダニアを始めとするエオルゼア諸国は、
霊災からの復興で手一杯。
帝国との戦いは後回しにしたい……というのが本音です。
それにエオルゼアの脅威は帝国だけではありません。
各国ともに、蛮族、蛮神問題を抱えています。
エオルゼア諸国は目下、管轄の蛮神対策を優先しています。
外へ目を向ける余裕が無いのですから。
それは、提督の放っていた草が刈られたと言うこと。
帝国に近く動きがあるかもしれない……。
ガレマール帝国……帝国第XIV軍団が動けば、
蛮神優先とも言っていられなくなりましょう。
ラウバーン局長の言うとおりかもしれません。
3国による追悼式典を催し、
今一度あの戦いを振り返りましょう。
皆で一丸となるためにも。
ラウバーン局長へは、私から直接返事をしておきます。
この度の使者の任、ご苦労さまでした。
精霊を恐れ、洞穴の暗がりに隠れ棲んでいた人々が、
長き対話を経て精霊の許しを得て、森に都を築きました。
その都の名は「グリダニア」。
ヒューランとエレゼンは手を取り合い生きてきました。
今ではムーンキーパーの方々も、
少ないながら都に身を寄せ、共に歩んでおります。
この調和と協調が苗床となり、
大地と豊穣の女神ノフィカ様の御光を受け、
グリダニアという大樹は、繁栄を続けてきました。
いえ、愛すべきエオルゼア全土を侵略せんとする
北方の「ガレマール帝国」。
私たちグリダニアが、この脅威から森を守るために、
グランドカンパニー「双蛇党」を結成して対抗したことは、
みなさまの記憶に新しいでしょう。
グリダニアは、森の調和を重んじ、歴史上も、
侵略者に対して一歩も引かずに戦ってきました。
その伝統のとおり、双蛇党は帝国と相対したのです。
そして、グリダニアが重んじる調和と協調は、
エオルゼア都市軍事同盟の実効化を促し、
「エオルゼア同盟軍」の成立へと導いたのです。
5年前、あの「カルテノーの戦い」が起こりました。
この戦いは想像を絶するものでした。
多くの戦死者を出したことは事実です……。
双蛇党の最高司令官である党首として、
私は、責任を痛感しています……。
第七霊災で、森は深く傷付き、
5年を経た今なお、癒えきってはおりません。
森の被害は、みなさまの生活にも深く影響しています。
こんな時だからこそ、皆で手を取り合わなくてはならない。
それにも関わらず、嘆かわしいことに貧しさに負け、
盗賊になる者、密猟者になる者が後を絶ちません。
そして、我らが仇敵、イクサル族は、
相も変わらず森に侵入してきては、
自然の恵みを奪い、精霊の心を乱しています。
第七霊災以降、私たちの故郷グリダニアは、
不安定な状況が続いているのです。
「カルテノーの戦い」は、とても悲しい戦いでした。
あの戦いで亡くなられた、
数多くの同胞に哀悼の意を表します。
まだ続いているのです!
彼らは森に邪なる砦を築き、居座っております。
ですが、国内が不安定な状態では、
帝国軍を追い払うなど、かなわぬ夢でありましょう。
私たちは、再び!
グランドカンパニー「双蛇党」の下で団結し、
ガレマール帝国と戦わなくてはなりません!
「カルテノーの戦い」から5年。
この節目の年に、グリダニアの理念……。
調和と協調を思い出してください!
そして、今一度、みなさまの結束を!
もう耐えるときは過ぎました。
悠久の風は、私たちとともにあります!
赤心の前に、道は必ず開けるのです!
精霊の導きと共に、この森に平和を取り戻し、
次の500年後の子孫にも、
豊かな森を残せるようにしようではありませんか!
そうですか……空振りに終わりましたか。
真の安寧をエオルゼアにあたえる。
……逆らえば、その牙は私たちに向くことになる。
人々の顔に、やっと笑顔が戻ってまいりました。
その人々を、ふたたび戦場に送ることなど、
たやすく決意できるものではありません。
特に、ガイウス卿が申すとおり、
三蛮神をたやすく討つ力があるのであれば、なおのこと。
戦となれば、戦場は死地となりましょう……。
それに「双蛇党」は、国内の不測の事態に
備えておく必要があります。
帝国は刃を研ぎ続けていた……。
森を抜ける風の如く、過ぎ去っていったこの5年……。
私たちと帝国が成してきたことは、あまりに違います。
大地と豊穣の女神ノフィカ様の教えを、
今になって思い出すとは。
豊穣の恵みは、先人の血と汗の中にこそ得られるもの。
それを森の恵みだなどと、享受することに
馴れきっていた私は、なんと情けないことか……。
グリダニアは、エオルゼアの気高き民……。
私たちグリダニアは、歴史上も侵略者に対して、
一歩も引かずに戦ってきたのです。
今更、何を及び腰になる必要がありましょうか。
「双蛇党」は動きます。
この神々に愛されし美しい大地から帝国を放逐し、
私たちのエオルゼアを取り戻すために!
今からでもエンタープライズを出せませんか!
あの冒険者と、ここに居る「暁の血盟」は、
今の時代を生きる「光の戦士たち」なのです!
私たちはもう2度と、
「光の戦士たち」を失ってはなりません!
国の垣根を越えた「絆」の力を
私たちは 気付かされた
困難に立ち向かう勇気を
私たちは この困難に立ち向かっていけると信じています
エオルゼアに生きています
この神々に愛されし地 エオルゼアが平和でないと
国など意味が無いということに気付かされたのです
しかし近い未来 それは国家や民族といった枠を超えた
ひとつの意思として まとまっていくと信じています
グランドカンパニー「エオルゼア」として
第七霊災をもって終焉しました
第七霊災もまた 人々が絆を深め合い
終焉を迎えるのです
そして 今ここに 新しい時代の幕開けを!
「第七星歴元年」を宣言するものである!
「新生エオルゼア」の誕生だ!
「暁」の協力が必要な事象が起こったのです。
ここにいるモーグリ族のクポロ・コップが、
私どもの下に、凶報をもたらしてきました。
それは、「善王モグル・モグXII世」の召喚……。
つまり、おとぎ話に出てくるモーグリ族の王様が
蛮神と同じように召喚されてしまった。
これは「実在しない存在を顕現する」という意味で、
蛮族の行う「蛮神召喚」と同じ現象と考えられます。
それだけは、なんとしても避けなければなりません。
このまま「善王モグル・モグXII世」を放置すれば、
モーグリ族全体のテンパード化も懸念されます。
戦火が森に広がる前に、ぜひ「抑止」をお願いしたいのです。
善王モグル・モグXII世についての作戦は、
「碩老樹瞑想窟」の「エ・スミ・ヤン」が整えております。
詳細は彼にお聞きください。
「善王モグル・モグXII世」を抑えていただけたこと、
連絡を受けております。
さっそくですが……
戦況を詳しく報告していただけますか?
一体だれがモーグリ族に教えたのかということ……。
私たちが戦うべき蛮神は、この先も増え続ける……。
報告、承りました。
依頼を解決していただいて感謝しております。
……双蛇党も気を引き締めなければなりませんね。
レヴナンツトールへの「暁」本部移転に必要な物資は、
今回のお礼も兼ねて、支援させていただきます。
すみやかに完了することを祈っています。
お話というのは、シルフ族の件なのです。
私は、森の大精霊の声を聞いたのです。
……それは、蛮神「ラムウ」の顕現を告げていました。
そして、つい先刻のこと……
仮宿より、シルフ族の使いがやってきました。
この者によれば、仮宿のシルフたちもまた、
ラムウちゃま……ラムウの顕現を感じたとのこと。
すでに蛮神「ラムウ」は、神降ろしされているでしょう。
ですが、蛮神「ラムウ」は、守護と調停を司る賢き神……。
こちらが彼の意志に背くことをしなければ、
シルフ族と同様に対話が成立するはずなのです。
きっと心を通わせることができるでしょう。
どうか、ラムウとの対話をお願いできないでしょうか。
人にとっても、シルフ族にとっても、
おそらくは「ラムウ」にとっても……。
これ以上、この森を乱したくない想いは同じはず。
そしてなにより、私たちグリダニアの民は、
シルフ族と森との調和、共存を望んでいるのです。
「シルフの仮宿」に、双蛇党の者を派遣しています。
詳しい話は、その者からお聞きください。
この風は、黒衣森だけではない……
エオルゼア全土に流れる風に感じるのです。
……どうか、お気をつけて。
先ほど、双蛇党の者より報告を受けたところです。
結果的に、蛮神「ラムウ」と刃を交えることになったとか。
……本当に無事でなによりでした。
人が持つ闇が、新たな問題を生む……。
確かにそうなのかもしれません。
カルテノー平原の「アウトロー戦区」。
……そして、ウルダハを発端に、
エオルゼア全土に広がりを見せている難民問題。
先の帝国との戦い以降、エオルゼアは、
統一どころか、以前にも増して人の闇が表面化し、
争いごとが増えているように感じます。
人々は、共通した目標を失いつつあるのです。
だからこそ、人々の意志をひとつにし、
新生したエオルゼアを生きていく必要がある……。
グランドカンパニー「エオルゼア」。
人と人とは、わかりあうことはできないのでしょうか……。
「暁」の皆さまにも、よろしくお伝えください。
あなたや「暁」の方々には、迷惑をかけてばかりですね。
この国を預かる者として、もっとしっかりしなくては……。
森に流れる嫌な風が消えないなんて……。
森の精霊たちよ……。
この地に何が起ころうとしているのです……。
ガレマール帝国で、大きな動きがあったようなのです。
「ソル・ゾス・ガルヴァス」が崩御しました。
共和制だった同国を帝政に転換させ、
世界に覇を唱える強国に押し上げたのは、
彼の軍才と指導力があればこそ。
結果的に、ソル帝の孫にあたる大将軍……
「ヴァリス・イェー・ガルヴァス」がこれを征しました。
未だに帝国内は、不穏な空気に包まれている様子。
しばらくは、新皇帝も体制固めに時間を費やすでしょう。
再び戦の炎に包まれましょう。
各国の主我が招いたアウトロー戦区の件も含め、
我々が揉めている場合ではないのです。
三国のみならず、山の都「イシュガルド」を加え、
真のエオルゼア同盟を実現せねばなりません。
そのためにも、皆々様にはご協力を願いたいのです。
……お互いの立場が違う以上、ある程度は仕方のないこと。
ですが、同じ為政者の中でのそれは、
溝が深まるほど、その上で生きる民が煽りを食う……。
しかも対手は、まるで国民を見ようとしていない。
これでは、いくらナナモ陛下が尽力されても、
国をまとめるなど……。
早々にエオルゼアをひとつにまとめなければならない。
そのために、まずは各々の国の意思を、
統一せねばならないと言うのに……。
……何か、手段はないのでしょうか。
では……。
この三者が停戦を誓ったところで、テレジ・アデレジの様な
御仁が独走すればどうなるか、結果は明白でありましょう。
所属する冒険者への協力要請を出すことはできます。
各員の判断により助力に向かうよう、通達いたしましょう。