えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

イングハム

patch 2.x
リムサ・ロミンサ:上甲板層
[ 9.9 , 7.9 ]
ビスマルクでは、出前もやってるんだ。
見てのとおり、店のテーブルは十分な数があるけど、
忙しくて来店できないお客様もいるからな。
そんなお客様にも、うちの店の味を楽しんでほしい……
そう思ったマスター・リングサスが始めたんだぜ。
リムサ・ロミンサ:上甲板層
[ 9.9 , 7.9 ]
ええっ、オレに差し入れがあるって?
「グリルドトラウト」は確かにオレの好物だけど……。
どうして差し入れなんか?
マスター・リングサスに頼まれたって?
飯でも食って、元気出せってか……。
じゃあ、お前の料理とやらを見せてもらおうじゃねーか。
リムサ・ロミンサ:上甲板層
この「グリルドトラウト」、本当にお前が作ったのか?
ただの魚の塩焼きだってのに、香ばしい匂いだけで、
腹が減ってきやがる……。
焼き上げた皮の照りと、焦げ目の具合が
ますます食欲をそそる!
これだけで、マスター・リングサスなら絶賛間違いなしだな。
料理は五感で味わうもんだっていう、
マスターの教えを忠実に守ってるからな。
なぁ……お前、確か新人だよな? 最近ギルドに入った。
なのに、もうこんなに人を魅了する料理が作れるのかよ。
オレなんて、魚を満足に焼けるようになるまで、
半年以上もかかったってのにさ。
クソッ、これが才能の差ってやつなのか?
なんか腹立ってきたぞ……!
決めた、オレはお前みたいな奴には負けねぇ!
……いや、ちょっと待て。
「グリルドトラウト」の礼だけはしとく。
この「アマチュアクリナリーナイフ」を持っていけよ。
こいつは「副道具」っていう、
スキレットみたいな「主道具」と合わせて使う道具だ。
作業がやりやすくなるから、試してみな。
勘違いするなよな、あくまでも借りを返しただけだ。
さっきも言ったけど、オレは絶対にお前なんかに負けねぇ。
お前がそのクリナリーナイフで、どれだけ修行してもだ!
リムサ・ロミンサ:上甲板層
[ 9.9 , 7.9 ]
え、「ドードーのグリル」を俺にくれるって?
マスター・リングサスに頼まれたから?
よく話が見えないんだが……?
リムサ・ロミンサ:上甲板層
だいたい、俺はこれから出前に出るとこなんだ。
お前に付き合ってる暇は……って、確か注文の品に!
……ああ、俺としたことが
出前料理の「ドードーのグリル」を作り忘れてるじゃねーか!
だめだっ、もう時間がない!
お前が作った「ドードーのグリル」が
お客様に出せるか、見せてもらうぜ。
リムサ・ロミンサ:上甲板層
おお、なんだこの「ドードーのグリル」は!
シンプルな調理法だから、腕前がそのまま出る料理だが、
これは実に見事な焼き加減……。
肉質が柔らかく、脂身が少ない笹身を
強火で焼き上げることで、肉汁を閉じ込め、
柔らかさを残しつつジューシーに仕上げたのか!
なにより、黄金色の焼き色だけで十分に食欲を誘う。
さらに、ガーリックの香りが肉の臭みを消すだけでなく
食欲をさらに高めている!
……正直、俺だったら、ここまでできなかった。
お客様にとっちゃ、お前の料理が出前された方が
結果的に幸せだったな。
ちくしょう、俺のバカ野郎!
今度こそ名誉挽回するつもりだったのにっ!
また、こいつに助けられるなんて!
前も言ったが、お前に借りを作りたくない。
耳寄りな情報をやるから、
今回の件はこれでチャラにしてくれ。
ギルドリーヴの製作稼業ってのがあるんだが、
こいつが調理師の修行にもってこいなんだ。
冒険者ギルドのチャ・モクリから、受けられるぜ。
これで、せいぜい腕を磨くんだな。

起死回生のレシピ

Lv
15
patch2.0
リムサ・ロミンサ:上甲板層
[ 9.9 , 7.9 ]
お前……何だよ、用でもあるのかよ?
それとも、俺を笑いに来たのか?
……いや、またマスター・リングサスの差し金か!?
……悪ィ、お前に当たるのは筋違いだよな。
いっつもドジ踏んでるのは俺だし、俺が全部悪いんだし。
……でも暗くもなるさ。
店のお得意様を、俺のせいで怒らせたんだぜ?
俺、ずっと失敗続きだったから、焦っちまって……
お得意様の前で、いいところ見せようと思ってさ
好物の「ミコッテ風山の幸串焼」を試食にお出ししたら
逆に機嫌を損ねちまって……。
なんか店に抗議するって言ってるし……。
俺の勝手で、店の名に泥ぬっちまうなんて……
今頃、お客様の機嫌が直ってたりしないかな……?
頼むから、ちょっと様子を見てきてくれないか?
テラス席にいらっしゃる「メーティマガ」様だ。