えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

アルベリク

patch 2.x
クルザス中央高地
[ 25.8 , 28.3 ]
今日もまた、古傷が疼く寒さだ……
「竜騎士」として戦った日々に負った傷がな……。
クルザス中央高地
[ 25.8 , 28.3 ]
君が、イウェインから紹介のあった冒険者か。
ご足労、感謝する。不躾な依頼を詫びよう。
私は、アルベリク・ベイル。
皇都イシュガルドの神殿騎士だ。
単刀直入に言おう。
イシュガルド教皇庁、秘蔵の品「竜の眼」が奪われた。
これを取り戻すために、手を貸してほしいのだ。
「竜の眼」を持ち去ったのは「竜騎士エスティニアン」。
竜騎士……イシュガルドのために槍を振るう身でありながら、
教皇猊下に背いた罪は重い。
私は普段、都市内の神殿に詰めているため、
霊災後のグリダニア領境界付近の事情に疎い。
まずは、この辺りの情報に詳しい
ここアドネール占星台の衛兵「ロジュダンレル」に、
逃亡者が向かいそうな場所を聞き出してほしい。
悪いが、時間がないのだ。
何故なら、あやつ、エスティニアンは……
ともかく、急いで「竜の眼」を取り戻さねばならん。
黒き鎧に身を包んだ、騎士エスティニアンを追ってほしい。
だが、事情が事情だ……詳細は決して口外しないでくれ。
クルザス中央高地
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なに、黒い鎧の騎士に会った……!?
まさか……! 詳しく話を聞かせてくれ!
なんということだ……君は……
「竜の眼」に見初められてしまったというのか。
……すべてを話さなければなるまい。
少し長くなるが、聞いてほしい。
奪われた「竜の眼」は、ただの宝ではない。
イシュガルドの竜騎士の中でも、最も強く賢い者に
「竜の力」を授けるという、不思議な力を持つ宝珠だ。
「竜の力」に目覚めた者は、
ひとりでもドラゴン族と対等に渡り合うほどの力を得て、
空を制するがごとく舞う様から「蒼の竜騎士」と称される。
「蒼の竜騎士」の存在……。
それは、イシュガルドの竜騎士たちにとって羨望の的であり、
都市民にとっては希望の光なのだが……
君が出会った黒い鎧の騎士。
あやつこそ、宝珠「竜の眼」を持ち去った張本人。
そして……私の弟子である「蒼の竜騎士」エスティニアンだ。
エスティニアンが竜騎士たる道を外れたのは、
師である私の責任……。
なんとしても連れ戻し、宝珠を取り返さねばならん。
そして、そのためには君の力が必要だ。
何故ならば……
「竜の眼」が、もうひとりの「蒼の竜騎士」を選んだ。
それが他ならぬ[player]、君だからだ。
証ならばここに。
輝きに満ちる、この「竜騎士の証」。
君の中に目覚めた「竜の力」に、確かに応じている。
「竜騎士の証」とは、「蒼の竜騎士」の力を
呼び覚ますために古より伝わるクリスタル。
君にこそ必要なもの……私にはもう、不要となったもの。
……かつて私も、「蒼の竜騎士」として戦場を翔った。
今は力を失い、この証もただの石片となり果てていたが、
まさか、このような形で再び使う日が来るとはな……。
冒険者である君が、何故「竜の力」に目覚めたのか。
ふたりと同時に選ばれぬ「蒼の竜騎士」が、
何故もうひとり選ばれたのか……それは、わからない。
だが、ただひとつ確かなことがある。
「蒼の竜騎士」エスティニアンを追えるのは、
同じ力を持つ君だけだ。
あやつの追跡に、力を貸してほしい。
礼として、代々の「蒼の竜騎士」に伝わる奥義を教えよう。
いずれにせよ、エスティニアンを追うためには
君に宿る「竜の力」を、完全に御さねばなるまい……。
あやつを追うために、長く厳しい試練が待つかもしれん。
それでも手を貸すと、その槍に誓ってくれるなら
目覚めた「竜の力」が身体に馴染んだ頃、私を訪れてくれ。
異邦に生まれし、新たなる竜騎士[player]。
……待っているぞ。
クルザス中央高地
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教皇庁直属の「神殿騎士団」の一員だ。
イシュガルドを導く教皇猊下の手足として、
ドラゴン族との戦いに勝利するため、奉仕している。
以前は、神殿騎士ではなく、
ドラゴン族を狩る「竜騎士団」の一員……
その筆頭たる「蒼の竜騎士」だったのだがな。
今では弟子のエスティニアンに、その座を譲り、
神殿騎士として槍を取っている。

「竜騎士」とは、我らイシュガルドの民の仇敵たる、
「ドラゴン族」を狩ることを使命とする者。
建国の英雄である「征竜将ハルドラス」が、
邪竜「ニーズヘッグ」を退けて以来、長き歴史の中で、
「竜を狩る」という一点で磨き上げてきた槍術だ。
なかでも「蒼の竜騎士」と呼ばれる者は、特別な存在。
教皇庁の秘宝「竜の眼」から得た「竜の力」を使い、
ドラゴン族を屠る……。
だが、竜の力は諸刃の剣も同然の力……
強き精神力なくば、たちまちドラゴン族に魅入られてしまう。
力とは、代償なくして得られんということだ。
クルザス中央高地
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驚いたな。
ずいぶんと早く「竜の力」を手懐けたものだ。
エスティニアンと同じか、あるいは……
代々の「蒼の竜騎士」の中でも、
エスティニアンは特に優れた「竜の力」の使い手で、
初代「蒼の竜騎士」征竜将ハルドラスの再来と称された。
それほどの男を追う力をつけるため、
君に特別な「蒼の試練」を受けてもらいたい。
その前に、君にも話しておかねばなるまい。
我らと竜との戦いの始まりは、およそ1000年前……
皇都イシュガルド勃興の時に遡る。
はるか昔、南の平地に暮らしていた我らの祖先は
戦神ハルオーネの天啓を受けた男「トールダン」に導かれ、
約束の地……クルザス中央高地を目指し、故郷を発った。
旅の途中、彼らは深く険しい谷に突き当たった。
トールダンが、谷を渡るために橋を架けようとすると、
「ニーズヘッグ」という名の竜に襲われた。
トールダンは、竜と、竜に魅入られた者に襲われ死んだ。
しかし、彼の息子「ハルドラス」が槍をとって反撃し、
ニーズヘッグの「眼球」をくり抜き、退けたのだ。
この「眼球」こそ、イシュガルドの宝珠「竜の眼」。
ドラゴン族の力の源であるこれは強大な力を宿し、
意思弱き者が触れれば、竜に魅入られるという。
ハルドラスも「竜の眼」に触れ、己を失いかけるが、
「正義の心」で打ち勝ち、その身に「竜の力」を宿した。
……これが「蒼の竜騎士」の始まりだ。
本来「竜の力」は忌むべきもの。
……だが、征竜将ハルドラスはこう言ったという。
皇都イシュガルドに捧げる「正義の心」ある限り、
「蒼の竜騎士」は己を失うことはない、と。
……なに、難しく考える必要はない。
皇都に捧ぐ正義とは、我らイシュガルドの竜騎士の信念。
冒険者である君は、君自身の正義を貫けばよかろう。
さあ、講釈はこれぐらいにして、試練を始めよう。
ウィッチドロップにいる神殿騎士「ブルスモン」に
詳細を聞いてくれ。
クルザス中央高地
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おお、その輝き……。
試練を達成するほどの強さを示し、
真摯なる君の心が「竜騎士の証」と共鳴したようだな。
君の内なる「竜の力」が、新たな力を授けたのだ。
エスティニアンと対等に渡り合えるよう鍛錬を積み、
その力が君の身に馴染んだ頃、再び会おう。
クルザス中央高地
[ 25.8 , 28.3 ]
「蒼の竜騎士」らしい身構えとなったな。
……実を言うと、迷わぬわけではなかった。
本当に君に「竜の力」を託してよいものかと。
……以前、「竜の眼」は、
「邪竜ニーズヘッグ」の眼球だと話しただろう?
古の英雄ハルドラスがくり抜いたものである、と。
君は、寓話か神話の類だと思ったかもしれん。
ドラゴン族を見たことがない冒険者も多いからな。
それがどれほど幸せなことか、わからぬだろう。
邪竜ニーズヘッグは実在する。
奴は、イシュガルドの長き歴史において、8度目覚めた。
その度に、数多の血と涙がイシュガルドの大地へ注がれた。
次なる「竜の試練」の前に、ひとつ昔話をしよう。
ニーズヘッグの最後の目覚めは、今から20年前のこと……。
ドラヴァニアの地にて、100年の眠りから目覚めた
邪竜ニーズヘッグはクルザス地方を襲来。
手当たり次第に村落を襲い、破壊し、焼き払った。
奴の狂気に誘われてか……
眠りについていたドラゴン族も次々と目覚め、
イシュガルドの空は、たちまち無数の竜に覆われた。
陽は遮られ、重苦しい闇がイシュガルドを飲み込んだ。
空を焦がす火の色を、今でも鮮明に覚えている……。
「蒼の竜騎士」であった私の前で、多くの命が焼かれた。
……祈りを捧ぐ暇などなかった。
戯れのように飛ぶ邪竜を、私は、ひたすらに追った。
永遠に続くかと思われた攻防に決着がついたのは、
……邪竜が目覚めてから、3日目の晩のこと。
クルザスの端の小さな村落で、ついに奴と対峙した私は、
身体に残る力のすべてを振り絞り、
瞳のない眼窩に槍を突き刺した。
邪竜は暴れ、私は地に叩きつけられた。
だが、その爪が私に振り下ろされることはなかった。
ニーズヘッグは退き、三日に及ぶ戦いは終わったのだ。
多くの仲間、罪のない民の命が犠牲になった……。
そして私も、この戦いによって「竜の力」を失った。
エスティニアンも、この戦いで故郷と肉親を失った。
ほんの幼子であった彼は、邪竜が最後に襲った村である
「ファーンデール」の唯一の生き残りだ。
幼くしてすべてを失った彼を、門弟として引きとったのは、
「ファーンデール」を守れなかったことへの
私なりの償いだったのかもしれん……。
再び、あの悪夢を繰り返させるわけにはいかん。
ドラゴン族どもの考えなど、
我らに計り知れるものではないが……
奪われた「眼」に起きている異変を察知した。
ニーズヘッグが再び、目覚める可能性は高い。
少なくとも、確実にドラゴン族が騒ぎ出している。
時間がないのだ。
君には、さらに特別な竜騎士の試練
「蒼の試練」を受けてもらう。
詳細は、ウィッチドロップにいる、
神殿騎士「ウスティエヌ」に聞いてくれ。
クルザス中央高地
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実に美しい「竜騎士の証」の輝き……
新たな「竜の力」が目覚めたようだな。
この調子なら、エスティニアンに互する日も遠くはなかろう。
そして、その時こそ「竜の眼」を取り戻す時だ。
だが、今は焦らず、力を御すことに専念してほしい。
その力が身に馴染んだ頃、再び私のもとを訪れてくれ。
クルザス中央高地
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待っていた。
エスティニアンから報せがあった。
君と一緒に、「巨石の丘」まで来てほしいという。
エスティニアンが何を考えているのかはわからん。
だが……行かねばなるまい。
エスティニアンに会い、奴の思惑を確かめなければ。
クルザス中央高地
エスティニアン、「竜の眼」をイシュガルドへ戻せ。
異変に気づいたドラゴン族どもが、目覚め始めている。
邪竜まで目覚めれば、20年前と同じことが起こるぞ。
クルザス中央高地
……なに!? どういうことだ!?
クルザス中央高地
……囮になったというのか?
いや……お前は、故郷「ファーンデール」の仇を……!?
クルザス中央高地
待て、エスティニアン、お前は……。
クルザス中央高地
[ 25.8 , 28.3 ]
エスティニアン、お前は……。
……ああ、すまない。
少し考え事をしていた。
エスティニアンは、奥義を修得せよと言った。
言われるまでもない……もとより私は君に「甲冑」を授け、
奥義を伝授するつもりだったのだよ。
だが、「竜騎士の甲冑」は、ただの防具などではない。
ドラゴンの生き血に漬けて、鍛え上げたミスリルにより、
作られた代物だからな。
試練によって、その槍に誓う正義が証明された時、
「竜騎士の証」と共鳴し、甲冑の封印が解かれるのだ。
ゆえに、君には各地で試練を受けてもらう。
試練を乗り越えることで、「竜騎士の証」を輝かせ、
監督する神殿騎士より、「竜騎士の甲冑」を授かるがいい。
試練の地は「悪鬼の胃袋」。
かの地に神殿騎士「ブルスモン」を手配しておく。
詳細については、その者に尋ねてくれ。
クルザス中央高地
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エスティニアンが指示した4つの「竜騎士の甲冑」……
その4つ目を得るためには、ある墓に見守られながら、
試練を乗り越える必要がある。
試練の地は、スチールヴィジルの北西。
かの地にて、この「竜の魔笛」を吹き、
試練の魔物を呼び寄せるのだ。
この魔物を討伐し、「ドラゴン眷属の頭骨」を手に入れ、
私のところまで持ち帰るのだ。
クルザス中央高地
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最後の試練を乗り越え、
「ドラゴン眷属の頭骨」を持ち帰れたら、
残る「竜騎士の甲冑」を手渡そう。

見事に「竜騎士の証」が輝いているな。
……冒険者でありながら、「竜騎士の甲冑」を
まとうにふさわしい存在であることが証明された。
さあ、残る「竜騎士の甲冑」を授けよう。
これで、君が奥義を修得する準備が整ったが……
今一度、君に確認したい。
君は……邪竜ニーズヘッグを倒すため
本当に、エスティニアンと共に戦う覚悟があるのか?
その決意に揺るぎなければ、今一度、私に声をかけよ。
クルザス中央高地
[ 25.8 , 28.3 ]
そうか……ニーズヘッグを倒すため
本当に、エスティニアンと共に戦うつもりなのだな。
ならば、「蒼の竜騎士」に代々伝わる奥義を伝授するため、
最後の試練を与えよう。
だが、その前に……君に伝えておかねばならないことがある。
私は、かつて「蒼の竜騎士」だったと言ったな。
そして、20年前の邪竜との戦いで「竜の力」を失った、と。
違うのだ……。
私は「竜の力」を失ったのではない。
……私は、自ら「竜の力」を捨てたのだ。
……20年前。
眼窩に槍を突き刺した私を見る、邪竜の残る瞳……
そこから、とてつもない感情が、私の内に流れこんだ。
憎悪、悲しみ、そして憐れみ……
そのように簡単な言葉にできぬ強い感情が、
まるで己の感情かのごとく、私を飲み込んだのだ。
「蒼の竜騎士」に宿る「竜の力」は、
ドラゴン族からの交信に共鳴しやすく、それを増幅する。
邪竜に魅入られぬためには、
みずから「竜の力」を捨てるしかなかった。
その結果……私は辛くも竜に魅入られずにすみ、
深い傷を負ったニーズヘッグは、
「ファーンデール」から退いた。
だが「竜の力」を捨てたことにより、
他のドラゴン族の群れから、
ファーンデールの人々を救うことは叶わなかった……。
ただ、幼いエスティニアンを助け出すので精一杯だった……
しかし、エスティニアンはまだ、この真実を知らない。
エスティニアンは言った。
皇都を守ることも、邪竜に復讐を果たすことも同じだと……。
だが、「弱きを守る」正義の力と、
「復讐を果たす」憎悪の力は、まったく異なる!
あやつの心は、陽炎のように揺れている。
このままでは、エスティニアンが心配だ。
次にエスティニアンに会う時、伝えねばならない。
邪竜と戦うならば、「竜の力」を捨てる覚悟も必要だと。
「竜の力」は、ドラゴン族の力。
槍に誓った正義を見失えば、ドラゴン族に魅入られる……
このことを、決して忘れるな。
さあ、奥義修得の試練を伝えよう。
試練の地は「神意の地」……そこで、この「竜の魔笛」を吹き、
ドラゴン族の眷属を呼び寄せ、これを倒すのだ。
試練を乗り越え、誓った正義に相応しき強さと心の力を示せ。
そうすれば「竜の力」に共鳴したクリスタルが、
君に奥義をもたらすだろう。
正義を貫くがために、正しき「竜の力」が目覚めんことを。
クルザス中央高地
[ 25.8 , 28.3 ]
試練を乗り越え、誓った正義に相応しき強さと心の力を示せ。
正義を貫くがために、正しき「竜の力」が目覚めんことを。

戻ったか、「竜騎士の証」が力強く輝いているな。
これで「蒼の竜騎士」に伝わる奥義が扱えるだろう。
私が教えられるすべてを伝えた。あとは、君自身との戦いだ。
実は、「竜騎士の甲冑」は4つだけではない。
あとひとつ、もっとも強き力を秘めた鎧があるのだ。
これを、君に託したいのだが……
これを扱うには、竜の力を完全に我が物とせねばならん。
かつて「蒼の竜騎士」であった時分の私でさえ、
まともに扱うことは、ままならなかったのだ。
だが、君ならば、きっとその力を身につけることができよう。
いや、そうでなければ困る。
なぜなら、邪竜ニーズヘッグの力は、
他のドラゴン族とは訳が違うためだ。
心に潜む、僅かな弱ささえ命取りとなる。
槍の腕を極め、身に宿る「竜の力」を従えるのだ。
そして、その正義を槍に誓うことができたならば、
再び、ここへ来てくれ。
「蒼の竜騎士」[player]。
……待っているぞ。
クルザス中央高地
[ 25.8 , 28.3 ]
エスティニアンから、報せがあった。
邪竜ニーズヘッグと決着をつけるため、
「スチールヴィジル」に、急ぎ来てくれという。
見たところ、君はまだ完全には竜の力を従えてはいない様子。
だが、ニーズヘッグが目覚めたとなれば、逃げる訳にはいかん。
やむを得ん、エスティニアンの元へ急ごう。
それに、邪竜に挑む前に、
彼に「ファーンデール」の真実を聞かせねばならん。
……邪竜ニーズヘッグに魅入られないためにもな。
クルザス中央高地
エスティニアン……駄目だ!
槍に誓った心を思い出せ!
「竜の眼」に魅入られるな!
その力を、憎しみのために使ってはいけない!
クルザス中央高地
やめろっ!
同じ時代に存在する、ふたりの蒼の竜騎士が戦うなど……!!
クルザス中央高地
エスティニアン、憎しみに飲み込まれるな!!
槍に誓った正義の心を思い出せっ!
クルザス中央高地
エスティニアンは……?
邪竜ニーズヘッグと共に行ってしまったのか……?
クルザス中央高地
……アドネール占星台へ戻ろう、[player]。
クルザス中央高地
[ 25.8 , 28.3 ]
あのとき……エスティニアンを飲み込んだ、
黒い光が襲いかかって来た時……君の姿が、
聖典に描かれた「征竜将ハルドラス」の姿に見えた。
おかしなことを言っていると思うかもしれんな……。
だが、見てくれ。
君のクリスタルが、見たこともない輝きに満ちている。
どうやら君は……「征竜将ハルドラス」のみが使えたという、
「蒼の竜騎士」の奥儀に目覚めたようだ。
これで、君は最後の甲冑を身につけることができるはずだ。
「征竜将ハルドラス」が纏い戦ったという……
「蒼の竜騎士の鎧」を!
[player]。
君は、本当に不思議な人だ。
……君は、もしや……。
いや……すまない、忘れてくれ。
その鎧はきっと、君の正義と勇気の心に対し、
「征竜将ハルドラス」が授けてくれたのだろう。
黒い光が消え去ると同時に、ニーズヘッグの気配も消え、
ドラゴン族どものざわめきも鎮まった。
それが、君の目覚めに関係があるのかどうか……。
今の私にできることは、
君の力がエスティニアンの心に届き……
あやつが無事であってくれることを祈るのみ。
どれほど憎まれたとしても、
エスティニアンは弟子であり、我が子も同然だから……。
あの黒い光に触れたとき、私は……
20年前に垣間見た感情のうねりと似て、
しかし非なる言葉を聞いた。
イシュガルドとドラゴン族の間に横たわる、
深く悲しい溝を嘆く声を……
……冒険者の君にも、いつか語る時が来るかもしれない。
君はどうか、その力を君の信じる正義のために、使ってくれ。
クルザス中央高地
[ 25.8 , 28.3 ]
やあ、その後、調子はどうだ?
「竜騎士」の力を、君が信じる正義のために役立てているか?

エスティニアンが姿を消したことで、
今やイシュガルドに「蒼の竜騎士」は不在だ。
これはイシュガルドの歴史において、初めての事態でな。
正直、不安がないと言えば嘘になる。
だが、我らが神殿騎士団の総長殿も、
何やら対策を講じている様子。
私も一介の騎士として、皇都を全力で守るつもりだ。