えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

アダルベルタ

patch 2.x

採掘師アダルベルタ女史

Lv
1
ウルダハ:ザル回廊
[ 10.8 , 14.3 ]
ここは「採掘」師ギルドよ。
キミ、ここに用事でもあるのかしら?

あたしは、採掘師ギルドの「ギルドマスター」をやってる、
アダルベルタよ。
ま、採掘師たちのまとめ役のようなものね。
このギルドに集う荒くれ者たちを束ねて、
鉱山主からの仕事依頼を効率よくこなせるように、
陰に日向に支援するのが役割ってところかな。
自分がギルドマスターとして相応しい人なのか、
結構疑問ではあるけど……精一杯頑張らせてもらってるわ。

大雑把に言うなら……
地中に眠る価値ある鉱物を掘り出す仕事……って感じかな。
キミたち冒険者が身に着けている武器や防具、
そこに使われている金属部品の素材を集めるのも、
「採掘」の仕事だね。
キッツイ仕事ではあるんだけど、
お目当てのものを掘り当てたときの達成感は格別さ。
何にも代えがたい喜びがあるよ。
そういう形のない喜びのために掘るもよし、
はたまた、金鉱でも掘り当てて一攫千金を狙うもよし。
「採掘」の目的を、うちのギルドで問うことはしないんだ。
ウルダハ:ザル回廊
[ 10.8 , 14.3 ]
や、キミが新しくギルドに入りたい人かな?
あたしがギルドマスターの「アダルベルタ」よ。
ヨロシクね。
採掘師になりたいっていうのなら、ウチとしては大歓迎。
現役の冒険者だってのなら、特にね。
最近のザナラーンでは、技術革新によって
低純度の鉱石からも製錬ができるようになってね。
廃坑の再開発が進んでいるのさ。
正直、人手はいくらあっても足りないくらいなの。
体力のある冒険者なんて、まさに求めていた人材よ。
それに、冒険者って行動範囲が広いから、
ザナラーン以外の土地の情報が入りやすくなるっていう、
ギルドにとってのメリットもあるの。
キミは技術を学び、ギルドは労働力と知識を得る。
お互い、得るものは大きいわけだし……
入門を断る理由って、ないわよね?
ウルダハ:ザル回廊
[ 10.8 , 14.3 ]
►いいえ
ええっ!? な、なんで、何が気に入らないの?
ううん、でも無理強いはできないし……どうしよう。
ねぇキミ、考え直さない?

►はい
よし、いい返事ね!
じゃあ、キミはたった今から採掘師よ!
……ただし、駆け出しのね。
まずは、これをあげる。
あたしたちの商売道具、「ウェザードピック」よ。
採掘するには、これが絶対に必要なの。
まずは、その「ウェザードピック」を装備してみて。
道具の重さを肌で知ってほしいの。
装備できたら、あたしに声をかけてくれる?
ちゃんと装備しているかどうか、見てあげるから。
ウルダハ:ザル回廊
[ 10.8 , 14.3 ]
うんうん、意外と様になってるじゃない。
ははっ、似合う似合う、素敵よ[player]。
じゃあ、さっそく採掘師として
必要なことを覚えてもらいましょうか。
ギルドとしても、早く一人前になってもらいたいし、
現場でのシゴトを通じて、技を学んでもらうよ。
というわけで、さっそく掘ってみようか。
この辺りで、初心者にも手頃に採掘できる鉱石……
「銅鉱」を10個、掘ってきてくれる?
ここザナラーンで銅鉱を見つけることは、さほど難しくないわ。
ナナモ新門、あるいはナル大門の外に行ってみて。
あたしが教えるとおりに「採掘場」を探して、
ここだと思う場所を見つけたら、ピックを振り下ろす!
採掘ってのは、その繰り返しなの。
初めは上手くいかなくても当然。
でも、何度か試すうちに上手く掘れたら、
その感覚を忘れず、繰り返してコツを掴むのよ。
ウルダハ:ザル回廊
[ 10.8 , 14.3 ]
採掘してくるのは「銅鉱」を10個よ。
ナナモ新門かナル大門を出たあたりに、採掘場があるはず。
頑張ってきなさい。
ウルダハ:ザル回廊
うん、確かに「銅鉱」だわ、間違いない。
やるじゃない……素直に褒めておくわ。
で、どうだった、結構大変だったでしょう?
でも、それが採掘師なのよ。
知識と経験、そして時には勘に頼って、
大地を探り鉱脈を見いだして、ピックを振り下ろす。
そうしてやっと、お目当ての鉱物とご対面ってわけ。
どうしたって地味な作業の
繰り返しになるけど、苦労ばかりじゃないわ。
銅鉱を掘り当てたとき、ワクワクしなかった?
探し求めていた物を手にしたときの達成感、
そして、未知なる物を見いだしたときの驚き。
この感覚こそが、採掘師の一番面白いところなの。
採掘師の苦労と醍醐味、その一端を知ったところで、
今回の労働はおしまいよ。
次はキミが、もう少し経験を積んで、
ピックが十分手に馴染んだ頃に来てくれる?
次の課題を出してあげるから、ね。
ウルダハ:ザル回廊
[ 10.8 , 14.3 ]
おっ! 来たわね、[player]。
ちゃーんと、働き続けていたみたいじゃない?
使い込まれたそのピックを見ればわかるわ。
その様子なら、次のシゴトを任せられそうね。
今回のシゴトで覚えてもらうのは「掘らないこと」……
ああ、もちろん休むって意味じゃないからね。
闇雲に掘るんじゃなくて、
欲しい物に合わせて、採掘場を選べってことよ。
そういうコトを学んでほしいの。
地域ごとに、埋蔵されている資源は違うわ。
例えばここザナラーンでも、
西と東では、採れる鉱石はガラリと変わる。
どの地域で、どんな物が採れるのかという知識が
駆け出し採掘師と、熟練採掘師の分け目になるのよ。
その知識を学ぶことが、今回の課題よ。
今回は「骨片」を50個、採掘してきてくれる?
この骨片は、
前に採掘してもらった銅鉱とは、違う場所で採れるものよ。
ザル大門のほうから出て探したりすると、いいかもね。
ウルダハ:ザル回廊
[ 10.8 , 14.3 ]
今回納品してもらうものは、「骨片」を50個よ。
どこで採掘できるのか、しっかり探して見つけなさい。
さ、がんばって!
ウルダハ:ザル回廊
うん、無事に骨片を採掘できたわね。
どうかしら、目当ての採掘場を見つけるのに苦労した?
でもね、その経験を重ねたぶんだけ、
キミの採掘師としての知識は増したわ。
次に骨片を探すときには、
迷わず正しい採掘場を選べるでしょ?
それが知識を得るってことよ。
ほかにも、クラフターたちがどんな素材を扱うのか……
その知識を持っておくと、採掘師としての視野が広がるわ。
たとえば……採掘師は鉱物を入手できるでしょう?
金属製品を扱う「鍛冶師」や「甲冑師」と相性がいいの。
「彫金師」には宝石を納品すると喜ばれるし、
岩塩や辰砂を求める「錬金術師」とも、関係は深い。
採掘するときは、そういうことも意識してみて。
そのためにも、「採集手帳」は上手く使いなさい。
キミが採掘師としてやっていくための、力になるわ。
最初は、理解できない部分も多いとは思うけど、
経験を積んでいくうちに、わかるようになるはずよ。
そう、何事も経験なの。
さらに経験を積んで、キミの知識が増したとき、
次の課題を回してあげるから、また来てちょうだいね。
ウルダハ:ザル回廊
[ 10.8 , 14.3 ]
最近、キミの働きぶりがギルドでも噂になっててね、
前途有望だって……なかなかの評判だわ。
キミは十分がんばってるかもしれない……
だけど、あたしはもっと期待しちゃう!
期待してるぶん、すっごく大変な課題を
出しちゃうかもしれないけど……いいわよね? 
というわけで、その期待の新人ギルド員の力を、
今日はギルドのために使ってもらうわよ。
採掘師ギルドには、日々たくさんの依頼が来るわ。
特に多いのが、このギルドホールを貸してくれている
「アマジナ鉱山社」からのシゴトよ。
大抵は、自社鉱山で働く人材の募集だけどね。
時には用途が少なくて日常的には採掘しないような
鉱物の入手依頼が舞い込むこともあるの。
実は今も、「黒曜石」という鉱物を
手に入れてほしいって、鉱山社に頼まれてるのよ。
ちょうどいい機会だし、キミにお願いするわ。
黒曜石を99個、よろしくね。
「二号杭打塔」のあたりで、採れると思うから。
ウルダハ:ザル回廊
[ 10.8 , 14.3 ]
頼んだものは「黒曜石」。
とりあえず99個、持ってきてくれるかしら?
「二号杭打塔」あたりで採掘してみてね。
ウルダハ:ザル回廊
うん、これなら自信を持って依頼主に納品できるわ。
なんでも、コロセウム財団から直々に、
鉱山社に発注があったそうなのよ。
黒曜石は、割ると鋭利な破片になるから、
古の時代には、刃物として使われていたの。
刃の強度とか扱いやすさの関係で、
今でこそ金属製の武器に主流は取って代わられたけどね。
でもマクアフティルっていう、伝統的な武器を作るには、
この黒曜石がどうしても必要になるのよ。
おそらくコロセウムのショーで使うんでしょうね。
今回のシゴトのように、用途が多くない鉱物でも、
それを求める人に届けることができれば、
立派な商売になるってこと。
需要……つまり、どこの誰が
「それ」を欲しがっているかを把握して掘る……
大事なことだから、覚えておいてね。
それさえ忘れなければ、そろそろ駆け出しも卒業よ。
この「モール」の使い方を学ぶべき時が来たようね。
「モール」は岩を割るために使う「副道具」。
ピックみたいな「主道具」とあわせて装備すると、
「砕岩」ができるようになるわ。
「モール」を持つようになったら、駆け出しは卒業よ。
これからは、ギルドリーヴの採集稼業や
グランドカンパニーの仕事にも挑戦して、腕を磨くといいわ。

朱色の岩が導く因縁

Lv
15
patch2.0
ウルダハ:ザル回廊
[ 10.8 , 14.3 ]
ああ、いらっしゃい[player]。
キミが来るのを待ってたのよ。
このあいだ、黒曜石を採掘してもらったわよね?
あの仕事ぶりが、依頼主の耳に届いたらしくてね。
アマジナ鉱山社の副社長「ディープ・キャニオン」さんが、
キミに会ってみたいと言ってるのよ。
……実は、あたしとちょっと因縁のある人でね。
できれば、キミを巻き込みたくなかったけど……
名指しで来られたんじゃ、断ることもできない。
……今のは失言だったわ。
悪いけど、聞かなかったことにしてくれる?
ともかく、ギルドの入口近くで待ってるはずだから、
ちょっと彼に挨拶してきてほしいのよ。
大口の顧客だから、くれぐれも失礼ないようにね。
ウルダハ:ザル回廊
[ 10.8 , 14.3 ]
ふぅん……そんなことを、副社長がねぇ。
相変わらず、回りくどいことが好きな人だわ。
それにしても辰砂(HQ)を10個だっけ。
意地が悪いというか、知識がなきゃ掘れないものを……。
水銀なんかの材料として使われている赤褐色の鉱物なんだけど、
こいつはね、普通の採掘場では取れないのよ。
このあいだ渡したモールを使って、岩場を砕岩するの。
そうすれば、手に入れることができるはず。
辰砂(HQ)を10個……大変だろうけど、よろしくね。
副社長は、実力を見せろって言っていたんでしょう?
とくと見せてあげて、[player]。

先人の知恵と新しい工夫

Lv
20
patch2.0
ウルダハ:ザル回廊
[ 10.8 , 14.3 ]
ディープ・キャニオンからの依頼は果たしてくれたようね。
あの人も、昔は採掘師でね……あたしの先輩だったのよ。
……あたしの父も、ギルドの採掘師だったんだけど、
シゴト中の事故で死んじゃってさ。
でも、父の仕事仲間だったギルド員のみんなが、
忘れ形見となったあたしに良くしてくれた。
ギルドホールの中に、ステージがあるだろ?
あれは酒場の女将が、常連客だった採掘師を集めて
「アマジナ鉱山社」を立ち上げた故事に由来しててね。
昔は、ギルド員のために歌や踊りが披露されてたんだ。
あたしも、みんなに役立ちたい一心で、
踊り子として舞ったものさ。
……でも、採掘師になろうとは思わなかった。
自分は父のように、命がけで採掘などできない。
そう、思っていたからね。
でも、そんなあたしに「採掘師をやらないか」って、
声をかけたのが、ディープ・キャニオンだった。
彼は勤勉で実直な人だけど、
同時に仕事を楽しむことを知っていた人で……
あたしに採掘を恐れずに、楽しめばいいって教えてくれた。
あたしにとっては、かけがえのない恩人よ。
今は少し……関係がこじれてしまったのだけど。
……だからね、身勝手な話だとは思うけど、
キミという採掘師の存在が、あの人とあたしの間を
取り持ってくれるといいな……なんて思ってるのよ。
それに、あの人の言うことは、何かと勉強になると思うわ。
たとえば……身なりについてとか。
たしかに実力に見合った装備品を身に着けてこそ、
採掘師としての力は、真に発揮されるものよ。
装備品で手を抜く採掘師に、一流はあり得ないわね。
今はマテリア装着っていう方法もあるし……そうだわ!
キミは、マテリアのことあまりよく知らないんじゃない?
ちょうどいい機会だし、かつてマテリア装着に使われていた
「コールマターG1」を99個、砕岩で入手してみたらどう?
中央ラノシアの「デネベール関門」の南西で取れるわよ。
今、マテリア装着する、しないはともかく……
将来的にはきっと必要になってくる技術だしね。
ここで少し触れておけば、知識が増えるでしょう?
ウルダハ:ザル回廊
[ 10.8 , 14.3 ]
どう、「コールマターG1」は採掘できた?
99個、とりあえず掘ってみるといいんじゃないかしら。
ウルダハ:ザル回廊
採掘できたようね。
この「コールマターG1」は、
マテリア装着をするときに必要だった素材なの。
マテリア装着っていうのは、
何年か前に「ミュタミクス」ってゴブリン族が
エオルゼアに持ち込んだ技術よ。
使い込んだ装備品をマテリアという結晶に変えて、
そのマテリアを別の装備品に装着することで、
性能を強化する……ってところね。
当時はマテリアを装着するとき、触媒が必要でね……。
もうわかったと思うけど、キミの採掘した
「コールマターG1」は、そのために使ってたものなのよ。
裁縫師や彫金師たち、製作の技術を持つクラフターは、
この触媒を用いて、装備品にマテリアを装着していたの。
今では「触媒」を使わない技術が確立されて、
あたしたち採掘師の仕事もひとつ減ってしまったけれど……
ここは、技術の進歩を素直に喜びましょう。
ちなみにマテリアには種類がいろいろあってね、
物によって様々な効果を発揮するわ。
もちろんその中には、採掘師に適したマテリアもあるわけ。
興味が湧いて来たのなら、いろいろ試してみるといいわよ。
もし知り合いにクラフターがいるんなら、
声をかけてみたらどう?
ウルダハ:ザル回廊
採掘できたようね。
この「コールマターG1」は、
マテリア装着をするときに必要になる素材なの。
マテリア装着っていうのは、
何年か前に「ミュタミクス」ってゴブリン族が
エオルゼアに持ち込んだ技術よ。
使い込んだ装備品をマテリアという結晶に変えて、
そのマテリアを別の装備品に装着することで、
性能を強化する……ってところね。
マテリアを装着するとき、触媒となる物質が必要でね……。
もうわかったと思うけど、あなたの採掘した
「コールマターG1」は、そのために使うものなのよ。
裁縫師や彫金師たち、製作の技術を持つクラフターは、
この触媒を用いることで、装備品にマテリアを装着するの。
私たち採掘師が「コールマターG1」を集め、
それを使って職人たちはマテリア装着を行う。
持ちつ持たれつってことね。
ちなみにマテリアには種類がいろいろあってね、
物によって様々な効果を発揮するわ。
もちろんその中には、採掘師に適したマテリアもあるわけ。
興味が湧いて来たのなら、いろいろ試してみるといいわよ。
せっかく「コールマターG1」を手に入れられるんだもの。
もし知り合いにクラフターがいるんなら、
声をかけてみたらどう?

白い粉の苦い誘惑

Lv
25
patch2.0
ウルダハ:ザル回廊
[ 10.8 , 14.3 ]
いいところに来てくれたわね!
ひとつ頼まれてくれない?
実はギルド員のひとりがぶっ倒れちゃってね。
その人が請け負ってた仕事を、代わりにやってほしいのよ。
今、ちょうどキミ以外に手が空いてなくて……。
「ソーダ水(HQ)」って知ってる?
錬金術師が重曹を作ったりするのに使う素材なんだけど。
あ、重曹っていうのはね、
お菓子の生地とかをよく膨らませるために使われる粉よ。
ジンジャークッキーやクランペット、
ブラッドカーラントタルトとかに使われるわね。
……あたしがお菓子の話をするのは意外?
そりゃ、自分ではあんまりお菓子とか作らないけど、
食べるのは結構好きなのよ、クッキーとか。
もっとも、このカウンターにはクッキーなんて
用意してなくて……出るのはお酒なんだけどね。
酒こそ、採掘師の命の水ってやつだわ。
仕事が終わった後の一杯は、何にも替えられないわね。
……と、話が脱線しちゃったわ。
それで、その重曹を作るために錬金術師ギルドから、
「ソーダ水(HQ)」の発注が来てたのよ。
話を聞くとどうも、リムサ・ロミンサにある高級料理店、
「ビスマルク」から重曹を注文されたみたいね。
先方が待ってるからって、結構急かされてるの。
悪いんだけど黒衣森の「バスカロン監視所跡」で採掘して、
「ソーダ水(HQ)」を15個、よろしくね?
ウルダハ:ザル回廊
[ 10.8 , 14.3 ]
「ソーダ水(HQ)」よ、「ソーダ水(HQ)」。
15個、採掘してきてくれるかしら?
ウルダハ:ザル回廊
あーっ!
そう、これよ、「ソーダ水(HQ)」よ。
ありがとう[player]、助かっちゃったわ。
このソーダ水(HQ)って、リムサ・ロミンサのほうでは
お酒に入れて飲んだりもするらしいのよ。
こっちでは、あんまり馴染みがないんで、
ものは試しに、ギルド員がワインに入れて飲んだのよ。
そしたら酔いがまわりすぎて、ぶっ倒れちゃってね……。
……そう、そのぶっ倒れたのが、
もともとソーダ水(HQ)を採掘するはずだった人よ。
でね、酔っぱらっただけならマシだったんだけど……
転び方が悪かったみたいで、足の骨折っちゃってさ。
とにかく……キミのおかげで、
採掘師ギルドの面目は立ちそうだわ。
さすがは若手注目株ってところかしら?
あら、知らない?
キミって今、そんなふうに呼ばれてるわよ?
採掘師ギルドの、内外からね。

嵐呼ぶ流紋のきらめき

Lv
30
patch2.0
ウルダハ:ザル回廊
[ 10.8 , 14.3 ]
[player]、
ちょっと仕事について相談したいんだけど……いい?
あのディープ・キャニオンから連絡があってね。
剣術士ギルドに納品したいものがあるから、
調達してくれないかって依頼が来てるのよ。
「飛竜黒曜石(HQ)」っていうんだけど……。
そう、前に採掘してもらった黒曜石よりも、
もっと珍しい鉱石なの。
さすがにあたしでも採掘した経験は数えるほどだし、
何より現時点でギルドに在庫がまったくなくて……
あらためて掘りに行かないと、ダメなのよね。
それで、キミにお願いしようかと思ったんだけど……
一人、立候補してきた採掘師がいるの。
「ワイド・ガリー」っていうんだけど、
ちょっと彼もワケアリなのよね……。
どっちにしろ、スッキリさせないまま仕事は回せない。
悪いんだけど「ワイド・ガリー」と話をして、
どっちが仕事を受けるのか決めてきてくれない?
「ワイド・ガリー」ならほら、ステージの向こうにいるわ。
じゃあ任せたからね、上手くやってよね。
ウルダハ:ザル回廊
[ 10.8 , 14.3 ]
採掘師勝負を挑まれた!?
ワイド・ガリーに!?
ふぅ……いや、悪かったわね。
そんなことになるなんて、思ってもみなかった。
ワイド・ガリーは、今の採掘師ギルドでは屈指の腕利きよ。
その彼に事実上、勝ってしまうなんて……。
その事実こそ、まさにあたしの予想外だわ。
そこまでキミが成長していたなんて……。
一人の採掘師としては複雑だけど、
教える立場の者としては、嬉しくもあるわね。
教え子の成長に、師は嫉妬するものよ。
だけど、その未来への嫉妬を乗り越えてこそ、
師もまた成長する……と昔、言われたことを思い出したわ。
あたしも……そうありたいものね。