えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

異世界の詩人

patch 5.x

漆黒のヴィランズ

Lv
80
patch5.0
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
おや、もしかして君は……。
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
うん、やっぱりそうだ。
[player]だろう?
君の活躍ぶりは、かねがね耳にしているよ。
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
そんなに僕のことを見つめて、
何か気になることでもあるのかい?
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
言っている意味がよくわからないが……
君はどこかで僕に似た人物と会ったことがあるようだね。
だが、僕のことをもっとよく知ってもらえれば、
きっと、別人だということがわかるはずさ。
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
こう見えて、僕は詩歌を嗜んでいてね。
後世に語り継ぐべき偉業を、その当人から直に聞くことで、
詩想をみなぎらせて、新たな作品を創造しているのさ。
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
そうだ、よかったら君の冒険譚を聞かせてくれないか?
君が歩んできた道程を、僕に歌わせてほしいんだ。
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
君がこの世界で見てきたことを聞かせてくれ。
僕の創作意欲を掻きたてるような、劇的な体験談だと嬉しいよ。
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
今はそれどころではないと?
とても残念だけど……
今なお君の助けを待つ人々のことを思えば、致し方ない。
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
君の経験を歌った詩歌は、
彷徨う階段亭の旅人たちに評判が良くてね。
おかげさまで、僕も詩人としてひとつ階段を上った気がするよ。
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
それじゃあ、聞かせてくれるかい?
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
理想を掲げながらも、
停滞と堕落を生み出し続けたドン・ヴァウスリー、
いや、全能者イノセンスか……。
彼が生まれながらに悪であったかどうかは定かではないが、
その行いによって涙を流した者たちのために、僕は歌いたい。
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
『闇を忘れし空の下 人の殻を破りし男
罪喰い従え落ち延びて 天に宮殿創らん』
『光に溢れし空の上 人の身を棄てし男
民の力により追われ 地に堕ち討たれん』
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
新時代の神たらんとしたドン・ヴァウスリーは、
英雄「闇の戦士たち」の活躍によって倒れた。
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
英雄を称える戯曲としてはありきたりな内容かもしれない。
しかし、ドン・ヴァウスリーに歪められた人々の心が、
少しでもこの詩で癒えることを願うよ。
そして、これからも君は誰かを救い続けていくことだろう。
その道の途中に立ち寄った時は、また話を聞かせてほしい。
君の詩を歌うことが、今の僕にできる唯一のことだからね。
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
では、聞かせてもらおうかな。
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
すべての妖精たちの王にして、
イル・メグを支配する大罪喰いへと堕ちた存在……
妖精王ティターニアか……。
その悲しき存在を、
君は討滅することによって、解放したのだね。
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
……よし。
それでは、僕の詩を聞いてくれるかい。
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
『その者 妖精を守りし王にして 妖精を脅かす光なり
その者 自由を求める風にして 自由を奪われし凪なり』
『4つの宝 携えし英雄 城の扉 開け放ちて
4つの宝 奪われし王 遊の魂 解き放たん』
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
イル・メグの同胞を守るため、
勇敢にも大罪喰いへと立ち向かったティターニアは、
守りたかったものを傷つける存在へと堕ちてしまった……。
ティターニアもまた、「光の氾濫」にすべてを奪われた存在だ。
せめて今は、君が取り戻した美しい夜空の上を、
その魂が自由に舞っているようにと祈ろう。
クリスタリウム
[ 7.5 , 12.5 ]
この世界は悲しみに溢れすぎているが、
君の手で紡がれた希望を、僕はこれからも詩にしていきたい。
だから、また聞かせてほしい。
君が歩んできた冒険譚を。