ミドガルズオルムの声
黙約の塔
不遜にも 我が臥所を侵すのは何者か……
我が眠りを妨げるのは何者か……
無知なる者よ わきまえるがよい
我こそはミドガルズオルム…… 原初の龍なるぞ!
我が眠りを妨げるのは何者か……
無知なる者よ わきまえるがよい
我こそはミドガルズオルム…… 原初の龍なるぞ!
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黙約の塔
小さき者よ、その魂に帯びた光……
我が幻体にて、見極めてくれよう!
死の底に眠る子よ、
ひとときなれど、生の幻を見るがいい……。
我が力の一端、見せてやろうぞ!
ほう、人の身でありながら、よくやる……。
では、次なる子にも幻を見せるとしよう。
ぬぅ、我が幻体に一歩も退かぬとは……
これが星に選ばれし者の力か……。
我が幻体にて、見極めてくれよう!
死の底に眠る子よ、
ひとときなれど、生の幻を見るがいい……。
我が力の一端、見せてやろうぞ!
ほう、人の身でありながら、よくやる……。
では、次なる子にも幻を見せるとしよう。
ぬぅ、我が幻体に一歩も退かぬとは……
これが星に選ばれし者の力か……。
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黙約の塔
ほう、汝も「超える力」を持つか……。
幻体ごときでは、敵わぬのも道理よ。
然らば、我と引き合わせたのも、ハイデリンの意志か。
問おう……汝は何故、ここへ参った?
幻体ごときでは、敵わぬのも道理よ。
然らば、我と引き合わせたのも、ハイデリンの意志か。
問おう……汝は何故、ここへ参った?
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黙約の塔
確かに、北天の星を燃やすは、我が一族の猛き咆哮。
進軍を告げる、鬨(とき)の声だ。
一族が向うは、イシュガルド……。
畏れを忘れ、罪を犯したヒトの棲処……。
これは報復よ……。
イシュガルドの民は、己が罪から目を背けた。
その罪こそが、尽きることない戦の火種……。
そればかりか、あの者どもは今、再び罪を犯そうとしておる。
故に、我が一族は咆哮を轟かせたのであろう。
進軍を告げる、鬨(とき)の声だ。
一族が向うは、イシュガルド……。
畏れを忘れ、罪を犯したヒトの棲処……。
これは報復よ……。
イシュガルドの民は、己が罪から目を背けた。
その罪こそが、尽きることない戦の火種……。
そればかりか、あの者どもは今、再び罪を犯そうとしておる。
故に、我が一族は咆哮を轟かせたのであろう。
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黙約の塔
進軍を止めろと請うか……。
超える力を宿せど、所詮はヒトよ……。
それは、叶わぬ願いであろう。
我は、先の咆哮に応え、微睡みから目覚めたに過ぎぬ。
咆哮を上げたるは我にあらず、我が七の子のいずれかよ。
イシュガルドの民が、己が罪を悔い改めぬというのに、
何故、我が子とその眷属に、報復を止めよと命じられよう。
かの地が焦土と化し、民が死に絶えようとも、因果応報に過ぎぬ。
超える力を宿せど、所詮はヒトよ……。
それは、叶わぬ願いであろう。
我は、先の咆哮に応え、微睡みから目覚めたに過ぎぬ。
咆哮を上げたるは我にあらず、我が七の子のいずれかよ。
イシュガルドの民が、己が罪を悔い改めぬというのに、
何故、我が子とその眷属に、報復を止めよと命じられよう。
かの地が焦土と化し、民が死に絶えようとも、因果応報に過ぎぬ。
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黙約の塔
その光……光の加護か……!
ハイデリンめ、超える力を持つ者に、
さらなる力をあたえようとは……。
まさか、特異の者なのか……?
星よ……この者に力を貸せと、我に願うのか……!
よかろう……。
ならば、このミドガルズオルムが、汝を試そうではないか!
ハイデリンめ、超える力を持つ者に、
さらなる力をあたえようとは……。
まさか、特異の者なのか……?
星よ……この者に力を貸せと、我に願うのか……!
よかろう……。
ならば、このミドガルズオルムが、汝を試そうではないか!
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黙約の塔
汝を貫いたのは「竜の爪」。
我が力によりて、ハイデリンのあたう、
光の加護を封じる楔……。
もっとも、星の光は陰りを見せておった。
我が爪なくとも、いずれ消え失せていたやもしれぬがな……。
我は、かつてハイデリンと契りを交わした。
故に、その加護を受けたる汝を、くびり殺すのは控えよう。
だが、汝はヒト……。
イシュガルドの民のように、愚かな罪を犯すやもしれぬ。
我が汝を見限れば、拾った命はないと思え。
我が力によりて、ハイデリンのあたう、
光の加護を封じる楔……。
もっとも、星の光は陰りを見せておった。
我が爪なくとも、いずれ消え失せていたやもしれぬがな……。
我は、かつてハイデリンと契りを交わした。
故に、その加護を受けたる汝を、くびり殺すのは控えよう。
だが、汝はヒト……。
イシュガルドの民のように、愚かな罪を犯すやもしれぬ。
我が汝を見限れば、拾った命はないと思え。
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黙約の塔
……我が幻にして、我が化身。
今より、汝とともにゆく。
化身の目は、すなわち我が目……。
化身の耳は、すなわち我が耳……。
光の加護を失した汝が、何を為すか見届けよう。
今より、汝とともにゆく。
化身の目は、すなわち我が目……。
化身の耳は、すなわち我が耳……。
光の加護を失した汝が、何を為すか見届けよう。
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黙約の塔
運命を拓く、特異の者よ……。
己の力で、我が楔を砕いてみせよ。
特異な力を持つ者ならば、
ヒトを裁き、戦を終焉へと導くこともできよう。
……これは、特異の者たる汝の試練。
この地に揺蕩うエーテルを受け、いつしか我が身も蘇ろう。
いずれ来たる復活のときに、汝が試練を乗り越え、
ヒトが光の意志のもとにあらんことを願う……。
だが、容易な道にはあらぬぞ。
……じきに我が一族とヒトの大きな戦が起こる。
我が子の咆哮は、すでに全天へ轟いたのだ。
己の力で、我が楔を砕いてみせよ。
特異な力を持つ者ならば、
ヒトを裁き、戦を終焉へと導くこともできよう。
……これは、特異の者たる汝の試練。
この地に揺蕩うエーテルを受け、いつしか我が身も蘇ろう。
いずれ来たる復活のときに、汝が試練を乗り越え、
ヒトが光の意志のもとにあらんことを願う……。
だが、容易な道にはあらぬぞ。
……じきに我が一族とヒトの大きな戦が起こる。
我が子の咆哮は、すでに全天へ轟いたのだ。
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石の家
不安に思うことはない……。
我が楔は、光の加護を封じただけ……汝の身体を蝕みはせぬ。
汝の力そのものは、変わらずその身に宿っている。
ひとりのヒトとして、いかなる道を切り開くか……。
傍らで見物させてもらおう。
我が楔は、光の加護を封じただけ……汝の身体を蝕みはせぬ。
汝の力そのものは、変わらずその身に宿っている。
ひとりのヒトとして、いかなる道を切り開くか……。
傍らで見物させてもらおう。
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モードゥナ
光の加護なくして、闇の者を滅したか……。
なるほど、ヒトは愚かなだけではないようだ。
だが、脅威のひとつを掃っただけのこと……。
汝を認めるには至らぬ。
なるほど、ヒトは愚かなだけではないようだ。
だが、脅威のひとつを掃っただけのこと……。
汝を認めるには至らぬ。
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ミドガルズオルムの声
応接室
……我が子ニーズヘッグは、
イシュガルドと千年の戦いを続けている。
その怨みの深さは、到底、ヒトに理解できるものではなかろうな。
イシュガルドと千年の戦いを続けている。
その怨みの深さは、到底、ヒトに理解できるものではなかろうな。
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クルザス中央高地
その先は、イシュガルド……。
我が一族の怨念が渦巻く不浄の大地……。
やはり、忌むべきはヒトの性……。
そうは思わぬか、ハイデリンの使徒よ。
我が一族の怨念が渦巻く不浄の大地……。
やはり、忌むべきはヒトの性……。
そうは思わぬか、ハイデリンの使徒よ。
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