人形のような少女
人形のような少女
人形のような少女
人形のような少女
なぜ、光っているのだ……?
この冒険者に反応しているのか……?
なるほど……汝の資質と運命を見抜いたお祖父様が、
あえて託すために「証」を残したか……。
人形のような少女
我らだけで、お祖父様を助け出すことができる。
人形のような少女
よいか、そのソウルクリスタルを身に着けよ……!
さすれば、証に宿りし、歴代の「占星術師」たちの知が、
汝の心の内に流れ込むであろう!
わしとて、お祖父様に手ほどきを受けた「占星術師」だ。
天球儀と占星術の扱い方は、このレヴェヴァが指南してやる。
新たに生まれし「占星術師」よ……。
囚われの身となったお祖父様を、
汝の「占星術」によって救い出すのだ!
ここで出会い、証を手にしたことはまさに運命。
そこに残されたお祖父様の「天球儀」を携え、
己が心の天球を巡らせ、我らの運命を切り開け!
……今、汝が手にした、その「天球儀」こそが、
「占星術師」にとっての剣であり、盾であると心得よ……。
しかし、「占星術師」には、もうひとつの欠かせぬ武器がある。
それは腰のホルダーに収められた6枚のカード、
すなわち「アルカナ」だ。
占星魔法には、治癒をもたらす「ベネフィク」から、
攻撃用の「マレフィク」まで、さまざまな魔法がある。
だが、最も特徴的なのが、アルカナを用いる「アルカナ魔法」だ。
巡るアルカナから、1枚を「ドロー」によって抜き出し、
実行することで魔法効果を発動する……。
ただし、その効果は、手にしたアルカナにより異なると心得よ。
アルカナとは、天に座す六つの「星座」の祝福を暗示したもの。
ゆえに、それぞれ魔法効果も異なるのだ。
選ばれるアルカナは、星の導き次第……。
その魔法効果に対し、もっとも適した者を選びて、
アルカナを実行するのが基本だ。
さあ、小難しい講釈はここまでとしよう。
これより我らで、連れ去られたお祖父様を取り戻す。
賊の相手は、槍術士と剣術士のふたりに任せるがよい。
汝は彼らの回復に専念しつつ、占星魔法の扱い方を学ぶのだ。
案ずるな、汝は、お祖父様の「証」に選ばれた存在。
必ずや、運命を切り開くだけの力が備わっている……。
戦いに赴く覚悟ができたら、わしに声をかけよ。
夜陰に紛れて、賊を追跡し、お祖父様を助け出すぞ。
さあ、「占星術師」[player]……
汝の、そして我らの未来を切り開け!
星詠のレヴェヴァ
これは、お祖父様のアルカナ!?
汝の力となるよう、落としていってくださったのか!
[player]、落ちているアルカナを手に取れ!
それは、お祖父様が汝に託された力なのだ!
[player]、ほかのアルカナも探してみよ!
さすれば、お祖父様のもとにたどり着くやもしれぬ!
星詠のレヴェヴァ
大いなる世界樹が護りの力をあたえる! 盾役に用いよ!
星詠のレヴェヴァ
壊神の輝きが沸き上がる力となる! 攻撃役に用いよ!
星詠のレヴェヴァ
日神の扇が裁きの力をあたえる! 攻撃役に用いよ!
星詠のレヴェヴァ
旅神の矢が追い風をあたえる! 攻撃役に用いよ!
星詠のレヴェヴァ
戦神の槍が戦技の助けとならん! 臨機応変に用いよ!
星詠のレヴェヴァ
河神の泉水が沸き上がる魔力となる! 己自身に用いよ!
星詠のレヴェヴァ
旅路の途中で、星を見ようと、この地に立ち寄ったのだ。
不慣れな地ゆえに、案内役を雇ってな。
実戦を通じて確認しましたが、間違いありません。
後は、「六天座」を知り、門を開けば……。
……残念ながら、少々、粗忽者のようですね。
皇都にシャーレアン式占星術を広めるのは、このわしだ!
占星術を正しく学ぼうというからには、
古くさい常識に縛られぬ気骨ある男かと思えば、何たるザマか!
ジャンヌキナル、[player]……
汝らふたりは、その手始めぞ!
まずは、占星魔法の基礎を繰り返すがいい。
そして基礎を確実にものにしたら、再び、ここを訪れよ。
それまでに、わしが修練に相応しい地を探しておく。
行動こそが、己の運命を切り開くのだからな。
今の汝ならば「ダイアーナルセクト」をも扱えよう。
何度も使い、星の力を受けながらの戦闘に習熟せよ。
この調子であれば、最後の「氷天座」の門を開くこともできよう。
だが、話しておきたいのは、そのことではない。
……これまでの度重なる襲撃を考えると、
いつ何が起こるかわからぬ状況だ。
汝には、あらかじめ可能なかぎりの術を教えておきたい。
此度、教えるのは「ノクターナルセクト」だ。
これを用いれば、夜の宮に座す星から力を得て、
癒やしの力に魔法障壁の効果を上乗せできる。
昼の宮に座す星から力を得る「ダイアーナルセクト」が、
持続性に優れた癒やしの力を発揮するのとは対極的だな。
状況に応じて使い分け、運命を切り開くがいい。
残る「氷天座」の門を開きに行くぞ。
クルザス中央高地の、
キャンプ・ドラゴンヘッドで待ち合わせよう。
「ジャンヌキナル」にも、声をかけてくれ。
「氷天座」の門は、スチールヴィジルで開く。
さっそく、向かうとしよう……。
どうやら、先日、モードゥナで出会った占星術士に、
わしが譲ったもののようだ。
あの占星術士が偽証を強要された可能性もある……。
ここはいったん、騎士殿の言葉に従うとしよう。
正式な場で、身の潔白を証明する。
星詠のレヴェヴァ
シャーレアンの呪術士のお出迎えとは恐れ入る。
この難局、我が占星術で切り開いてくれよう!
なれば、心命じるままに、己が道を開くのみ!
星詠のレヴェヴァ
カンプラン、こやつらをぶちのめしてしまえ!
[player]が拾った書簡から、
襲撃者につながる何かが、わかるかもしれないな。
さあ、[player]よ、そこで空を見上げ、
「氷天座」の星々が、もっとも輝く時を待つのだ。
鋭く冷厳に輝く「氷天座」を知り、
その門を開くが良い!
月神メネフィナが、月光で凍らせた氷塊を、
戦神ハルオーネが槍にて削り、荘厳な宮殿を築いたという。
ゆえに、氷天座の祝福を暗示するアルカナを「槍」と呼ぶ。
その力を用いることで、戦神が投じる槍の如く、
絶え間なく攻めることができよう。
今、汝はその門を開いたのだ……。
六天座のすべてを知り得た今こそ、始まりの時……。
至高の七天の境地に至らんと、精進し続けるのだぞ。
だが、これが占星術師としての始まりと知るが良い。
今後は、いかにして占星魔法を用いるかが重要となるぞ。
ジャンヌキナル、その書簡を突きつけることで、
今後一切の介入を止めるよう台長に脅しをかけられぬか?
波風を立てて動きにくくなるより、その方が利が多いゆえな。
常々、何者かに狙われ続けてきた。
先ほど、ついに偽の神殿騎士の一団が現れ、
危うくシャーレアンに連れ戻されかけてな……。
容易に変わらぬことは、よく承知しておる。
だが、わしらは運命を切り開く「占星術師」だ。
逆境に立ち向かうことには、慣れている。
新たな術「シナストリー」を伝授しよう。
ともに戦う者に「シナストリー」を用いると、
ほかの仲間に対する癒やしの一部を、分けあたえることができる。
この術を駆使し、仲間たちの運命も切り開くが良い!
わしの講話よりも、汝の行動した結果を見せるほうが、
星の叡智をずっと理解しやすいからな。
その間、わしらを妨害する勢力を調べてみる。
フォルルモルが、シャーレアンの刺客と、
どのように通じたのかが、いささか気になるのだ。
皇都にて、異邦人が目撃されておらぬか調べてみようぞ。
聞き込みの最中、わしを追う気配に気付いてな……。
距離を取るうちに、カンプランとはぐれてしまったのだ。
予想はしておったが、これまでの襲撃者は同一組織か。
汝が見かけたという占星術師も刺客だろう……。
やれやれ、わしとしたことが……。
北洋のシャーレアン本国から、人知れず姿を消したつもりが、
最初から「奴ら」には筒抜けだったようだな……。
エオルゼアに占星術を広めることに反対する考え方が優勢だ。
それでも、わしがイシュガルドに来たのは、
父上が果たせなかった夢をかなえるため。
わしの父上も、皇都に占星術を広めんとしておられたそうでな。
偉大な「占星術師」だったそうだが、
夢半ばにして亡くなったと聞く……。
わしと父上との繋がりは、天に輝く星々だけ……。
そう考えたからだろうか、わしは幼きころより夜空を見上げ、
自然と占星術に親しんでいったのだ。
いつしか、父の夢がわしの夢になった。
それが、皇都にシャーレアン式占星術を広めること。
だから……必ず、成し遂げようぞ。
ではさっそく、準備を始めるとしよう。
誰も見向きさえしてくれぬ……。
人が集まる気配がないのう……。
そろそろ講話会を始める時間だが……
見てのとおり、人が集まる気配がない……。
それにしても、なぜ人は見たいものしか見ないのだ……。
ドラゴン族との戦いにしか用いぬとは……。
あまりにも勿体ないではないか……。
講話会の開催を触れ歩いていたら、カンプランが殴られた。
だからこそ、癒し手としての力を示すべきであろう。
この連隊は負傷者も多いと聞く。
彼らを癒やし、身を以て占星魔法を体験してもらおう。
わしは、個人的に赴いただけだ……!
議会にどうこう言われる筋合いはない!
おかげで傷はすっかり癒えた。
父上がイシュガルドに占星術を広める活動をしていたと聞き、
その遺志を継ぐ決意で赴いたのだ……。
先日、殺された「占星術師」の話を聞き、予想はしていたのだ。
わしは……イシュガルドの民を許せそうもない……!
ルフィンこそ、わが父上の名……。
だが、このような形で父上の思い出と出会えようとは……。
意を決して、イシュガルドに来てよかった……。
ならば娘として、父上の分まで運命を切り開かねばな……。
講話会を無期限延期とし、しばらくは、この露営地を中心に、
各地で負傷者たちの救護活動にあたることにする。
今度ゆっくりと、父上の話を聞かせてくれ。
自主的な治療活動を進めてきたが、
求めに応じて赴くのは、今回が初めてだ。
占星術が少しずつ受け入れられ始めた証……。
汝らも、協力をよろしく頼む。
さっそく「負傷した猟師」を癒してやってくれ。
癒やしを要する者、すべてを治療できたようだ。
占星術を学ぶために、我らを招いた訳ではあるまい。
さて、わしは少し空でも見上げ、今後について考えるとしよう。
幼きころから、行き詰った時は空を見上げては、
昼も夜も変わらず、天にある星々に思いを馳せたものだ。
星が、父上とわしを繋いでくれる気がしてな……。
例の日記を読んだのだが、父上も同じ事をしていて、
やはり父娘だと、うれしくなったものだ……。
暗い未来を予見したならば、それを避ける術を伝え、
ともに運命に抗うのが「占星術師」の使命だ!
星詠のレヴェヴァ
星詠のレヴェヴァ
まずいな……さすがに、これは多勢に無勢……。
星詠のレヴェヴァ
……本当に感謝する。
たとえ、シャーレアン本国から強制帰国命令が下ろうとな。
証を[player]に譲られたのも、
かような事情があったのだ。
しばしテイルフェザーに残り、治療活動を続ける。
汝らは皇都に戻り、引き続き修練を積んでくれ。
なぜ、貴様がここに……?
エオルゼアを、野蛮だと毛嫌いしていたではないか……。
今すぐ、ジャンヌキナルを連れて逃げろ。
こやつは、危険だ……。
シャーレアンの意思決定機関「哲学者議会」において、
勢力を拡大しつつある「ライブラリアン」という派閥の長だ。
あらゆる知識の記録と管理を目指す、
シャーレアンの国是に対し、もっとも厳格な一派でな。
15年前の「大撤収」の後、急激に頭角を現した。
「ライブラリアン」は、歴史に対する一切の介入を禁じ、
あるがままを観察し、記録に徹するべきだと主張している。
それに反する行為に対しては、強硬手段も辞さぬ連中だ。
自らの行動により、運命を切り開こうとするわしらは、
あやつにとって、最も忌むべき存在なのだ。
もちろん、わが父もな……。
……日記には、死を予感している記述があった。
もしかすると父上は、あやつの術中にはまったのやもしれん。
これまで送り込まれた刺客は、
いずれもセヴェスター個人が差し向けていたのだろう。
それが失敗に終わったことで、議会を動かしたと見える。
高度で危険な占星魔法の数々も知り尽くしている……。
そのうえ、シャーレアンの精鋭までもが動き出したとなれば、
いずれにせよ逃げ切れまい……。
ならば、捕縛される前に、父上の日記を取り戻してみせる。
……だが、これはわしの個人的な問題。
自分自身の力で、運命に抗い、切り開いてみせよう。
汝らがセヴェスターと対峙するのは、あまりに危険だからな。
[player]は、己の意思に従い行動しろ。
もし、協力してくれるならば、ジャンヌキナルに申し出てほしい。
それは、己と仲間を護る魔法障壁「運命の輪」……。
危険が及んだら、迷わずこの術を用い、身を守るのだぞ。
だが、セヴェスターに立ち向かうのは危険すぎる……。
[player]は、己の意思に従って行動してくれ。
ちょうど、ジャンヌキナルが情報を掴んだようだ。
父の日記に刺客の記述があってな。
わしは、その部分を抜き取り、密かに保管していたのだ。
あれは、セヴェスターの罪の証拠と成り得る。
あやつは、これを察し、不利な記録を隠滅し、
父上に罪を転嫁しようとしているのだろう。
セヴェスターは、確かに手ごわい……。
だが対決を避けたとて、いずれ、わしも亡き者にされるだけだ。
ならば、命を懸けて、父の日記を取り戻すしかない!
少し、父上が過ごしたこの地を見てみたい。
ジャンヌキナル、案内を頼めるか?
そう思うと感慨深いものだな。
命を危険にさらすこともなかっただろうが……
それでも、わしは己の選択を誇らしく思う……。
こうして汝らと出会い、占星魔法を伝え、
ともに同じ空を仰ぎ見ることができたのだからな。
……わしとともに歩んでくれた汝らに、心から感謝する。
……さあ、セヴェスターとの約束の地へ向かおう。
あやつもこの場所に現れよう……。
どうせ、そのようなことだろうと思っていたぞ!
これが、わしの最後の教えだ……!
運命に抗う戦いの中で、占星術の真髄を掴み取れ!!
星詠のレヴェヴァ
星詠のレヴェヴァ
あやつめ……なにか仕掛けてくるぞ……!
あの強大な力を帯びたアルカナは……!?
属性作用を増幅する魔器か……!
皆の者……アルカナを破壊せよ、術の威力を抑制できよう。
星詠のレヴェヴァ
遠く離れたシャーレアンから、眺めているだけでは、
エオルゼアの真の姿なぞ、理解できるわけがないのだ。
そうすれば、シャーレアンには貴様の罪を伏せておいてやる。
さっさと本国へ帰り、偽りの記録をつづりつづけるがいい。
ただし、結末は破滅などではない……父上の行動は……
わしに、そして冒険者へと伝わり、未来へと繋がったのだ。
占星術を受け継ぎ、その力を用いるかぎりな。
ただし、運命を切り開くのは容易ではないぞ。
これが、運命を切り開くということなのだな……。
皇都の民の頭は硬く、旧来の占星術が幅を利かせておる。
輝く星々の助けを借り、何としても運命を変えるぞ……。
さあ、聖ガンリオル占星院に帰ろう。
ルフィン?
「レヴェヴァ」が廃都で死んだことになっておる。
そのため、父上の名を借りたのだ。
ルフィン?
各地に赴き、占星術普及のために尽力していくつもりだ。
わしは運命に抗い、新たな道を歩む……!
だが、それは汝も同じこと……。
占星術を収めた冒険者として、
不条理な運命に縛られた者を救うのだ!
ルフィン?
あの厳しい戦いで、占星魔法の真髄を掴んだ汝であれば、
この術を使いこなし、運命を切り開いてくれると信じているぞ!