そして祝賀会では、我らが退席した後、
さまざまな事があったと聞いている……。
あの時は力になれず、すまなかった……。
ともかく今は、目前の問題への対処を進めよう。
総長の下に集う精鋭たちか、旧体制に浸る害悪か……
そのどちらでもあると自分は考えているのだよ。
その成果に期待はするが、頼りはしない。
いざという時に備え、防備を固めておこう。
だが、冷厳な現実主義者に見えて、誰よりも改革の夢を見ている。
あれこそが、私が忠誠を誓うアイメリク様なのだ。
私が今なすべきことは、アイメリク様を止めるのではなく、
あの方が歩む道を支え、助けること。
たとえそれが、教皇庁との対立を生んだとしても。
イシュガルド教皇庁に突入する。
生粋のイシュガルド人ではない私にとって、
あの方こそが主君なのです。
……それに、アイメリク様の出自についての噂も、
卿らはご存じではないのですか?
という噂だ。
イシュガルド正教において、
上級聖職者の婚姻は認められていない。
それは、頂点に座す教皇とて、例外ではないはず。
しかし、それがアイメリク様の人生に、
どれだけの暗い影を落としてきたことか……。
穢れた子と忌み嫌われ、
たとえ功績を立てようとも、親の七光りと蔑まれる。
今の地位に辿り着けたことさえ奇跡的だ。
……だが、今回ばかりは、その血が有利に働く。
いかに教皇とて、実の息子を簡単には殺せないだろう。
対立したとて、必ず助け出すだけの時間的猶予があるはずだ。
力を貸してもらえると助かる。
アイメリク様は……大切な方なのだ……。
オルシュファン卿以下、フォルタン家の戦力で陽動をかける。
これに加え、皇都の「ある勢力」を味方に付けておきたい。
彼らの間には、正教と貴族への不満が渦巻いている……。
密かに抵抗組織を作っていると噂されるほどにな。
先の、皇都への異端者侵入騒ぎだが、
あれを手引きしたのも、抵抗組織である可能性が高い。
[player]殿とアルフィノ殿には、
抵抗組織の者たちとの接触を任せたい。
教皇庁の戦力として、貴族制度を支えてきた神殿騎士団は、
抵抗組織に属す下層民にとっては「敵」も同然のはず……。
いきなり私が赴くのは、なるべく避けたい。
その点、貴公らのような「第三者」であれば、
接触もしやすいと思うのだ……どうだろうか?
……エスティニアン殿は、「竜騎士団」の者たちを抑えてほしい。
異端疑惑により、神殿騎士団総長を拘束したと宣言しにな。
未だに私の指揮下で、陽動のため動いてくれている。
だが、元よりアイメリク様の出世を、
快く思っていなかった半数ほどの騎士が、
蒼天騎士団に従い、教皇庁に向かった。
苛烈な異端審問で功績を挙げたゲス野郎だ。
皇都「イシュガルド」に異端者を招き込んだというのだ?
単刀直入に聞くが、四大名家の騎兵団にも、
お前たちの仲間がいるな?
だが、お前たちの抵抗組織は、平民だけで構成されている。
そして、騎兵団の「兵」もまた、徴用された平民たちだ。
貴族に命じられるまま、戦いに赴くことを嫌う……
お前たちの思想は、元々、その「兵」から出たものだろう。
ならば、考えずともわかることだ。
頼みたいことは、ただひとつ。
四大名家の騎兵団の動きを、内側から押さえてほしい。
教皇「トールダン7世」を排除する!
教皇の身柄を確保できるかどうかで勝敗が決まる。
目標のどちらも、決して欠かせないぞ。
オルシュファン卿とアルフィノ殿は、
エスティニアン殿と合流し、私に続いてくれ。
教皇庁に入ったら地下監房を目指し、アイメリク様を探し出す。
[player]、あなたは少数精鋭の部隊を率いて、
「イシュガルド教皇庁」の最上階を目指してくれ。
教皇「トールダン7世」を抑えてもらいたい。
もちろん蒼天騎士が立ちはだかるだろうが、
それが狙いでもある……。
その隙に、私たちはアイメリク様を救い出し、後に合流しよう。
突入口は、すでに我が方が抑えている故、安心してくれ。
「グランド・ホプロン」の「神殿騎士団の従騎士」の案内に、
従ってくれればいい……それでは、行動開始だ!
ゼフィランの力は異様なものでした。
[player]殿、アルフィノ殿。
現状の情報について、共有したいことがある。
この後、いいだろうか。
そこで私は直ちに、皇都上空を監視する監視所……
「キャンプ・クラウドトップ」に確認してみたのだ。
すると、当地を管轄するラニエット卿から、
教皇座乗艇「ソレイユ号」の目撃情報が寄せられた。
ラニエット卿からの報告によると「ソレイユ号」は、
雲海北部に広がる高空層に向かったらしい。
かの地は、バヌバヌ族の勢力が強く、
ラニエット卿らアインハルト家の騎兵団は駐屯していない。
危地に赴ける手段を探す必要がある。
……それでは頼んだぞ。
神殿騎士団の飛空艇で、コイツを運んできたんだが……。
……詳しい事情は、後で話させてもらおう。
大きな人的被害はなかったそうだ……。
突然の侵攻で、ひどく怯えてはいたがな。
運命とは皮肉なものだな。
私の名は、ルキア・ゴー・ユニウス……
生粋のガレアン族、つまりガレマール帝国人だ。
戦災孤児だった私たち姉妹は、
別々の家庭に引き取られ、育てられたのだ。
そして、妹リウィアは軍人の道を歩み、
私は工作員としての訓練を受けることとなった。
教皇庁が秘匿している可能性があるという、
古代アラグ文明の遺物を探し出すためにな……。
詳細は知らされていなかったが、
おそらく、それこそが「魔大陸の鍵」だったのだろう。
……だがそこで、私はアイメリク様に出会ってしまった。
それが運命だというのなら、私は幸運だったのだろう……
最初は任務のためと自分を偽り、彼に近づいたが、
その思想に触れるたび、私の心は激しく動揺した。
彼は教皇の私生児という「生まれてはならぬ存在」だった。
私たち姉妹も、自分たちの境遇を嘆いたこともある……
だが、彼は私たちとは違い、運命を呪ったりはしなかった。
……フフ、取り繕ったところで、意味はないか。
私は生きる場所を見つけ、ゆえに帝国を捨てた。
アイメリク様は、それを知ってなお、私を信頼してくれたのだ。
貴公らに出会ったとき言ったであろう。
過去の争いにこだわっていては、未来は見えないと。
妹は、彼女の信念と、愛する者のために戦った。
私と何も変わらない……。
そしてそれは、貴公らも同じはずだ。
新造戦艦を投入してまで、求めるのもわかる話だ。
事態は複雑化し兼ねない……。
なんとなく覚悟していたのだ……。
真実を告げた今、心がいくぶん楽になった気がするよ。
貴公の旅路に、戦神の加護がありますように……。
……信仰とは無縁の帝国人が、神に祈るのは不思議か?
私自身も、少しばかり奇妙な気分だよ。
幼いころから、神に祈ったことなど、なかったのだからな。
ところが、大切な人が出来てからというもの、
その無事を祈らずには、いられなくなった。
祈りとは、本来こうした素朴なものなのだろう……。
それを神を呼ぶ力と成すために、歪め、利用している教皇たちを、
許してはいけない……そう思うのだ。
あなたの英雄譚は、きっと新たな伝承と竜詩となる。
子々孫々、語り継がれる真実の歌にな。
アイメリク様は、意思の強い御方だ。
すぐに旧体制を変えることはできなくとも、
粘り強く、戦い続け、変革をもたらすことだろう。
きな臭い事件が散発的に起こっている。
ヒルダたち雲霧街出身者が、自警団を結成し、
見回りを強化してくれているおかげで、
今のところ大事には至っていないが、それもいつまで保つか……。
かの地に棲まうという聖竜の眷属たちを、紹介してほしいのだ。
お二方の案内が頼りとなるのだ。
その間に、私も旅装を整えるとしよう。
相応の防寒対策も必要だろうな……。
ウールの肌着も用意しておくか。
こちらも準備は万端だ。
あらためて、よろしく頼む。
かつては完全なる敵地と考えられていたこの土地に、
対話の希望をもって、入ることができるとは……。
だが、そのような日を望むのであればこそ、
今回の交渉は重要なものとなる……。
教皇代理としてイシュガルドを導く、神殿騎士団総長、
アイメリク卿の言葉を伝えるため、特使として参りました。
我らイシュガルドの民と、ドラヴァニアのドラゴン族は、
「竜詩戦争」と呼ばれる戦いを続けてきました。
その発端が、古のイシュガルド王「トールダン」による、
ドラゴン族への裏切りにあったこと……。
偽りの歴史により、罪を覆い隠し、
千年の戦いを教皇が導いていたことを、我々は知りました……。
彼らと蒼の竜騎士、そして貴方の友、イゼルの働きによって。
現在、イシュガルドの民は、
過去の「真実」に向き合おうとしています。
ですが、信じてきたものが揺らいだ今、動揺しているのも事実。
ゆえに、貴方を皇都「イシュガルド」に招き、
戦を望まぬ竜もいるのだと……その事実を民に示したいのです。
そのうえで、人と竜の交流の再開を、宣言させていただきたい。
たとえ、一朝一夕に完全なる融和を実現できなくとも、
互いのことを知るための対話を始めたいのです。
こちらとしても、答えを急かすつもりはありません。
戦い続けた千年に比べれば、取るに足らぬ短き時ですから……。
皇都にて貴方を迎えられる日が来ることを願いつつ、
今日のところは、これにて失礼させていただくとしましょう。
しかし、戦場でしか出会ったことがないドラゴン族と、
このような距離で会話するのは、何だか妙な気分だよ。
こちらの意を汲んで、聖竜にかけあってくれるというのなら、
答えが出るまで待つだけだ。
さて、せっかくここまで来たのだから、皇都に戻る前に、
私は一回りして聖竜の眷属たちと交流してみる。
お二方は、どうするおつもりか?
この度の協力、改めて感謝の意を伝えさせてほしい。
ありがとう、助かった。
では、また会おう。
ドラゴンのクセに、妙なことを気にする奴だ。
いいか、私が得意な料理は「ドードーオムレツ」といってだな……。
ドラゴンのクセに、妙なことを気にする奴だ。
いいか、私が得意な料理は「ドードーオムレツ」といってだな……。
あの後、しばらく竜たちと交流してみたのだが、
やたらと人の食事に興味を持った子竜がいてな……。
せがまれて、オムレツを作ってやったが、
喰うなり一言、不味いといわれてしまったよ……。
やれやれ、アイメリク様には好評だったのだが。
まったく次から次へと問題ばかり……。
それに「暁」の方々も、いいところに来てくれた。
居合わせたフォルタン伯爵とアルトアレール卿が、
迅速に応急処置をしてくださったお陰だ。
この連続放火事件の捜査について、相談していたところだ。
もしよければ、貴殿らも協力してもらえないだろうか?
それでは、さっそく捜査に取りかかろう。
まずは地道な聞き込みから始めるしかないだろう。
犯行そのものを目撃した者がいなくとも、
不審者を見た者がいるかもしれない。
だが、火が放たれたのは上層下層を問わず、
皇都「イシュガルド」の広範に点在している。
そこで効率的に捜査を進めるためにも、二手に分かれたい。
アルフィノ殿とヤ・シュトラ殿は、
下層を回ってもらえないだろうか。
被害状況の詳細と、不審者の捜索を行う。
捜査のほうは頼んだぞ。
現在、神殿騎士団も総力を挙げて、
被害状況の詳細と、不審者の捜索を行っているところだ。
放火の実行犯を捕らえてくれたこと、感謝するぞ。
すでに、別室で取り調べを開始している。
何かわかり次第、情報を共有させてもらおう。
アイメリク総長を見舞いに来てくださっています。
何かご用でしょうか?
フォルタン家の方々にも、いろいろとあるようだ……。
特にアルトアレール卿は、長男ゆえな……。
問題は、連中に放火を指示したのは誰か、だな……。
アイメリク様を排除したところで、
暴かれた「真実」が消えてなくなるわけではないのだぞ!
奴らの注意を正面に惹き付けておくゆえ、頼むぞ!
そして、少女を助けてくださったことを感謝いたします!
竜による少女の救出は、融和を導く美談になる。
アイメリク様の理想の実現にも、大きな助けとなろう。
皇都の未来にとって、明るい材料となるだろう。
しかし、守旧派には目を光らせる必要がありそうだな。
アイメリク様からの招待を受けてくれたのか?
人と竜の和平を契る「式典」が開催される。
準備の方も、滞りなく順調だ。
ほら、あれを見てくれ。
間もなく、取り付けの工事が終わるところでな。
この先、どれほどの月日が流れたとしても、
交わした和平の契りを違えないようにと、
アイメリク様が、設置を提案なさったものなのだ。
……イシュガルドの生まれではない私でさえ、
今回の式典には、感慨深いものがある。
間違いなく、この国の大きな転機になるだろう。
その準備を、アイメリク様が任せてくださったのだ。
何事も決してぬかることなく、式典当日を迎えてみせよう。
それまで、しばし時間がある。
普段は何かと忙しい貴公のことだ、
よければゆっくりと、羽を休めていってくれ。
私は準備の続きがあるので、そろそろ行こう。
貴公は、少し街中を散策してみてはどうだ?
和平式典を見ようと、各地から市民が集まり始めているし、
フォルタン家からは、アルトアレール卿とエマネラン卿が、
警備の補佐をしに来てくれている……。
是非、彼らに声をかけ、
式典までの時間を楽しく過ごしてほしい。
……それでは、また後ほど。
アルトアレール卿、少しよろしいか?
ヴィゾーヴニルへの攻撃中止を要請した件でな……。
大半の者は、要請を受け入れてくれた。
だが、一部にドラゴン族との徹底抗戦を掲げる者がおり、
話し合いが難航しているようなのだ。
だからこそ、是が非にでも、彼らを説得しなければならない。
彼らは、要請に向かった神殿騎士を介して、
責任者である我々との直接交渉を要求している。
……貴殿にも同行を頼めるだろうか?
事情は聞いている。
貴殿らを巻き込んでしまって、本当に申し訳ない。
給仕として潜入していた首謀者の女も含めて数名……。
一部は捕縛できたが、大半は、
制止しようとした騎兵と剣を交えて死んだか、
捕えられる間際に自害した……。
警備にあたった騎兵側にも、死傷者が出ている。
唯一の救いは、市民に大きな被害がなかったことくらいか……。
首謀者の女については、
かろうじて息がある状態で捕縛したが、
命を取り留められるかどうかは、非常に危うい状態だ。
見回ってくれたこと、恩に着る。
アイメリク様の尽力が実って、
やっと、ここまで漕ぎ着けたというのに……。
変革とは……本当に難しいものだな……。
ともかく、式典の続行については、
アイメリク様の指示を仰がねばならないだろう。
一部始終を直に見ていた貴殿らからも、
アイメリク様への報告をお願いしたいのだが、頼めるだろうか?
アイメリク様への報告、頼んだぞ。
アイメリク様への報告、頼んだぞ。
こちらも、今しがた帰還したところだ。
こちらも、今しがた帰還したところだ。
アイメリク様への報告は済んだのか?
……アイメリク様が、「合同演習」を執り行うと?
三国から申し入れがあったことは知っているが、
まさか民を鼓舞するために利用しようとは……。
だが、あの方らしい、思い切った手法だ。
結局、ドラゴン族との戦いを続け、復讐を遂げさせても、
残るのは塞ぎようもない心の傷だけだからな……。
相手に疎まれようとも真っ直ぐに進み、
迷いなく手を差し伸べる……
私を救ったときも、あれはそういう方だったよ。
……よし、事情はすべて了解した。
「合同演習」に向けて、神殿騎士団から精鋭を選出しよう。
自警団の方は……
ほう、サンクレッド殿が、
事情を伝えにいってくれているのか。
助かるぞ、それならば話は早そうだ。
自警団から選出してもらいたい人材について、書簡にまとめる。
サンクレッド殿と合流し、書簡をヒルダに渡してくれないか?
すまないが、よろしく頼む。
書簡をヒルダに渡してくれないか?
すまないが、よろしく頼む。
ありがとう、おかげで準備が円滑に進められる。
アイメリク様のおっしゃるとおり、
貴殿はもう、イシュガルドの変革と切り離せない存在だ。
どうか、ともに戦い、我々の歩みを見届けてほしい。
……よろしく頼むぞ、[player]。
……「合同演習」の開催が正式に決定した。
模擬戦の場所は、クルザス中央高地の「大審門」前になる。
イシュガルドに三国を招致することで、
開催を迅速にするのが主な理由だそうだが……
皇都の前とあらば、民の関心も否応なしに高まるだろう。
絶対に負けられない戦いだ……!
戦いの準備を整えたら、君も「大審門」前に集合してくれ。
自警団のシムやウデスタンたちが、快く引き受けてくれた。
心置きなく、神殿騎士団コマンドとして参戦できるな!
よりにもよって、こんなときに!
極光のルキア
我々も戦いを続けるんだッ!
不安や不満を抱えた民が、ひとりでも多く、
前向きな気持ちになればいいのだが……。
アイメリク様、今ならば……!
ヴィゾーヴニルが来るはずです。
先日この場所で暴動を起こした者です。
一命を取り留め、どうしてもと言うので、見物を許しました。
心ゆくまで、貴方の言葉で伝えてください。
アイメリク様が、貴公に挨拶もせず式典会場を後にしたことを、
申し訳ないとおっしゃっていたぞ。
だが、今はイシュガルドにとって……
アイメリク様個人にとっても、深刻な状況だ。
どうか理解し、できるならば支えになってあげてほしい。
ドラヴァニア雲海の強行偵察を行わせたが、
成果はなかった……残念ながらな。
どうか、お気を付けて……。
アイメリク様が戻られるまで、何としても耐え抜くのだ!
よくぞ使命を果たし、聖竜を連れ帰ってきてくれた。
邪竜の影を退けてくれたことも、なんと感謝していいものか。
病院長のエーベル卿が、直々に診察されている。
未だ意識は回復していないようだ。
長らく邪竜の影に、身体を乗っ取られていたのだ。
……ここは焦らずに見守るしかないだろう。
貴殿らはフォルタン伯爵邸に戻り、休息を取るといい。
意識が回復したら、すぐさま連絡するゆえ安心してくれ。
何より、フォルタン伯爵らも心配しておられるだろう。
フォルタン家の方々を、安心させて差し上げるのだ。
今や、病院こそが最前線……
多くの負傷者の治療が行われているのだ。
祈りは届かぬというのか……。
アイメリク様とともに、守っていくつもりだ。
貴公の来訪を、心より歓迎するぞ。
して、今日は何用かな?
なんと……アラミゴ側で、そのような動きが?
了解した、すぐさまアイメリク様を呼んでくるゆえ、
少々、こちらで待っていてくれ。
会合に出席するイシュガルド代表を待つとしよう。
軍事的案件ゆえ、神殿騎士団総長でもあるアイメリク様が、
そのまま代表に就任すると見て、まず間違いないだろうな。
案の定といったところだろう。
なにせガレマール帝国の軍勢が、からむ案件なのだからな。
この森にもガレマール帝国軍が入り込み、壁を築いている。
そして、その向こうには「属州」が広がっているのだ。