白衣の少女
あなたたちは……クリスタリウムの衛兵団、ですか……?
……ごめんなさい、私のせいで。
サンクレッドと同じ世界から来た、英雄に……。
会うべき人が、近くまで来ている……だから行かなきゃって。
これ以上近づくべきではないと言っていました。
だから……止められると思って……。
助けてくれて、ありがとうございました。
だって、何度も行き来してたのに……。
頭の中に、そこだけ霧がかかったみたいで……。
子どもの魂から生じるという説があるそうです。
もちろん、前世の記憶があるわけじゃないけれど、
生を謳歌したかった、遊びたかったという想いが、
その魂を縛っている……。
だからとにかく遊びたがりで、
領土に招いた人を、何年、何十年と、
帰さないこともあるのだとか……。
ちゃんと思い出せたみたい。
フェオさんと、[player]さんのおかげです。
ウリエンジェは、元気かな……?
この家の周りだったら、よく知っているので……。
サンクレッドに連れられて、いろんな場所を転々としましたが、
中でも一番長く……半年以上いた場所なんです。
ソイルに魔力を込める作業は、決まってここでしていました。
この家の周りだったら、よく知っているので……。
サンクレッドに連れられて、いろんな場所を転々としましたが、
中でも一番長く……半年以上いた場所なんです。
ソイルに魔力を込める作業は、決まってここでしていました。
1冊だけ、お借りしました。
フーア族とは関わるなって、前に言われたのですが……。
とりあえず溺れないくらいの泳ぎは、
サンクレッドに習いました。
サンクレッドから習っているので、少しは戦えるはずです……!
夢でも見ているんでしょうか?
お花がいっせいに!
私たちの勝ちです!
おとぎ話の世界みたい…!
みなさん、やりましたね!
あのとき私が捕まらなければ……。
そのお仕事、私も一緒に行っていいでしょうか……?
もしよければ、なのですが……。
少し覗いてみましたが、アンチロウらしきン・モゥ族が、
たくさんいました……。
依頼の品を、手分けして探しましょう。
少し離れたところで待機していますね。
では……!
依頼の品、私もできるだけ回収してきました。
だけど、無事にすんでよかったです。
あまり実戦経験がないので、緊張しましたが……
少しでも役に立てていたら、嬉しいです。
罪喰いと戦っていたそうです。
でも、私は戦う必要がなくなってから発見された……。
むしろ、勝手に罪喰いと戦わないように、
ユールモアにしまわれたんです。
だから、サンクレッドに連れ出してもらうまで、
戦い方も生き方も、何もわかっていなくって……。
大罪喰いと戦うのは、同じ加護を持つ私になる……
サンクレッドはそう言っていました。
あの人はきっと、
その可能性があったから私につきあっているだけで……
本当は、今の私を見るのも嫌なんだと思います。
だって私は、本当のミンフィリアじゃない……!
あの人が家族みたいに大事に想ってるのは、私じゃないんです。
光の巫女が現れて、「光の氾濫」を止めたという場所へ。
そこが近づくと、私、自分が自分じゃないみたいに感じて……
怖くて……見るのも聞くのも嫌で……。
多分、意識を失ったんだと思います。
ただ、忘れかけの夢みたいにぼんやりと、
「本物」とサンクレッドが話していた気がして。
それからときどき、一緒にいると、つらそうな顔をするんです。
それに気づいても、私には何もできない。
助けてくれた人を、ずっと傷つけているだけ……。
だから私、本物のミンフィリアに変われたらと思うんです。
それで、私の中にある、私以外の想いに従って、
あなたに会いに行きました。
なのに、こうして一緒にいさせてもらっても、
どうして会わなきゃと思ったのかは、汲み取れないまま……。
何かを伝えたい……ううん、誰かに会わせたい……?
そんな気が、するんですが……。
あのお城から…………?
あなたはそれを、ン・モゥ族のところへ……。
[player]さんにも、あのかわいい窓、
見てもらいたいのにな……。
ほとんどだったから……。
上で蝋燭をわけてもらった方がいいでしょうか……?
それがお土産になるなんて、ヤ・シュトラさんは、
とても博学な方なんですね……?
戦ってくれるということですか……?
アシエンが出てきたら、注意しないと体を乗っ取られるって、
サンクレッドから教わっています……!
綺麗で、強そうな人です……!
扉の先は、どうなっているんでしょうか……?
サンクレッドは、私が本物じゃないから……。
……マトーヤさんは、「夜の民」の皆さんに、
とっても信頼されているんですね。
室内はかなり暗いんですね。
さっぱりというか……軽いというか……
改まった気持ちになるというか……。
ほとんどなくって……大丈夫、でしょうか……?
あの、あの、私……!
何人かに勇気を出して「アジントタ」って言ってみたんです。
そしたら、みんな優しくお話ししてくれて……!
とてもドキドキしましたが、すごく楽しかったです……!
彼らの信仰は、マトーヤさんの言っていたとおり、
生きるための知恵という感じでした。
それを自分で実感できたことが、なんだかとても嬉しいです。
……まだちょっと……緊張も残ってるけど……。
お手伝いさせてください!
ただ……少しヒビが入っているので、
できるだけ急いで運んでもらう方がいいかもしれません……。
もう一回、汲み出しますね!
畑にお水、あげられましたか……?
わかりました、すぐに汲み出します!
報告するのは……えっと……エルサベルさんでしたよね?
ほかにもっと、力になれることはありませんか……?
もっと暮らしやすい街の方に移動することを、
考えたりはしないんですか……?
故郷を失い、行き場を失った人たちの中で、
その源流が生まれたと……。
最初は集会のときにだけ集まっていた人々が、
何年かして、本格的に共同生活をすることを決意して、
ラケティカ大森林に踏み入った……そう本で読んだ気がします。
何か事情があるのでは……?
私に任せていただけないでしょうか……?
光の加護……あ、えっと……
私、罪喰いになりにくい体質なんです……だから……!
「夜の民」の人や、その教えを、素敵なものだと思いました。
だから、私にできるかもしれないことなら、やりたいんです。
あの……もしその間にサンクレッドが戻ってきたら……。
ご指導、よろしくおねがいします……!
でも、それって一緒に来てくださるという……?
気づかれずに石を探すのは難しそうです……。
先に罪喰いを倒してしまった方がいい……ですよね。
では、片方は私が引き付けて倒しますので、
[player]さんは、もう一方を……!
刺激したら襲ってきそうな野獣も多いので、
戦える場所はかぎられていると思います……。
だから、私と[player]さん、
それぞれが罪喰いを1体ずつ引き連れて、
離れて戦った方がいいかなって……。
では、その流れで、作戦開始します。
こちらの罪喰いは、倒せました…………。
これは私ひとりで倒さなきゃって思ったら、手も震えるし、
本当に……こんなことじゃ……。
トッディアさんの命名石を探しましょう。
たしか、翡翠……でしたよね。
私、そこの茂みを見てきます。
聞いていたとおりのものです。
きっと、トッディアさんの命名石ですね。
探し物を見つけるのも、戦いも、闇を取り戻すことだって、
できないことなんてないみたいです……。
傍にいると元気が出て、がんばろうと思える人なんだって、
わかってきた気がします。
それは、私がどんなに武術の腕を磨いても、届かないもの……
同じ加護を持っていても、私は、
あなたの代わりにも、ミンフィリアの代わりにもなれない……。
葬儀の前に、ルナルさんに翡翠の命名石を渡さないと……!
あの……あのね、私、スリザーバウのみなさんから、
「夜の民」について教えてもらいました……!
罪喰いを退治して、遺品の回収を……。
勝手に出歩いてしまったけれど、でも……!
何か、ご用だったでしょうか……?
是非、参加させてもらおうと思います。
時間になったら「至暗所」に行きますね。
私も嬉しいです……!
時間になったら「至暗所」に行きますね。
ここの人たちが、本物の夜空を見ることができたら、
きっと感じると思うんです。
祈りは、ちゃんと届いていた。
生きていたって証が、まだそこに続いてるんだって……。
私も、大罪喰いを倒して、みんなに夜空を見せたいです……!
勝手なことを言いました……。
私たちの方も、出発の準備はできてます。
それに今自分が挑むというのが、
なんだかとても、不思議なんです。
「ミンフィリア」みたいに転生することがなくたって、
こうして、誰かが築いた歴史が、自分の代まで伝わっている……
本当にすごい……すごいですよね……。
わかりました…!
こ、この揺れは…
コウモリ…なの…?
キンキンします…
すごい景色…!
いえ、あれは罪喰いです!
束ねる大罪喰い!?
「夜の民」のみんなにも、この空が見えてるかな……。
ごめんなさい、サンクレッドから聞いてはいるんですが、
こちらの世界では見かけないので、ピンとこなくて……。
スリザーバウの様子を見てから発とうって、
サンクレッドたちと決めたんです。
私、こんな風に、住民のみなさんと話しながら、
ひとつの街に滞在することがはじめてだったから……。
「夜の民」のみんなには、ずっと、元気でいてほしいです。
どうにか無事だったみたいで……。
それ以上に、夜の闇が戻ったって、
みんな本当に……本当にうれしそうでした……!
一緒に帰ってこなくてよかったんでしょうか……?
[player]さん……どうしてここに?
ライナさんを助けようと思って飛び出したのに、
油断をしてしまった。
それで、サンクレッドが…………。
……本当に、それでいいんでしょうか。
スリザーバウが襲われたときや、今回の襲撃みたいに、
一歩間違えれば、たくさんの犠牲がでるかもしれない……。
そんな中で、いつまでも、
弱い私がここにいるこちが……本当に……。
シェッサミールさんが待ってるのに……なんてことを……。
「ミンフィリア」だから、みなさんと一緒にいられるだけで、
私はずっと、中途半端なままで……。
そうでなくとも、戦いは、どんどん厳しくなっています。
スリザーバウが襲われたときや、今回の襲撃みたいに、
一歩間違えれば、たくさんの犠牲がでるかもしれないのに……。
とにかく、お手伝いをすませないと!
私が持ちきれない分の薬草を、
シェッサミールさんに届けてもらえないでしょうか……?
この園芸館にある「新緑の若葉」のうち、
とくにさわやかな香りのするものだそうです。
よろしくお願いします!
薬草は、シェッサミールさんに渡してください。
護ることができたんでしょうか。
大罪喰いは、強い光を放っているものなんですよね。
だったら、光を司る者……「光の巫女」ならば、
その居場所が感じ取れたりしないんでしょうか。
私みたいな、半端者じゃなくて……
本物の「光の巫女」、ミンフィリアなら……。
そこへ行けば、彼女を呼び戻すことが叶う。
確かに、あなたからは何も聞いてない……
あなたは優しいから、何も言ってくれなかったけど……っ!
私だって、何も気づかずについてきたわけじゃない……。
そんなにも、サンクレッドに無関心だったわけじゃない!
だけど、エメトセルクさんの言うとおり、
これがいちばん可能性のある道だと思うんです。
だから……どうか、行かせてください。
私も支度をして、街の入口に向かいます。
いつでも、アム・アレーンに出発できます。
その先で、「私」がどうなったとしても、
後悔は……しないんじゃないかと思います。
単なる力の有無じゃない、運命と戦うための強さも、
教えてもらいました。
だから、こうして踏み出せたことは、
私なりの成長だと……そう思ってもらえると、嬉しいです。
必ずナバスアレンで「ミンフィリア」に会って、
大罪喰いの居場所を見つけましょう。
私たちは、あの下に行くんだ……。
こんな状況だから、楽しくとはいかないけれど……
私はこの旅の一歩ずつを、大事にします。
この土地について詳しいですよね……?
このまま南下すれば、辿りつくことができますか?
この村で、聞き込みをさせてもらってもいいですか……!?
みなさんと、ちゃんとお話しできたから……
とにかく聞いて回ってみます……!
教えてくれて、ありがとうございます。
どうやって動かすんでしょう……?
とても人が動かすとは思えない、
大きなレバーがついてる装置です。
トロッコを動かすことができれば、
そこまでたどり着けると聞いて、ここへ来ました。
どうか力になっていただけないでしょうか……!
それでも、ダメですか……?
親方さんと、うまく話がつけられるといいのですが……。
いつの間にか、お任せするような形になっていて……。
私……迷う必要なんてないはずなのに、どうして、こんな……。
[player]さんが出かけたことも知らなくて……。
せめてと思って、ウリエンジェに教えてもらいながら、
タロースの心核を入れ替える準備をしておきました。
これで動いてくれるといいのですが……。
私は、何をやろうとしても、みんなほど上手くできない。
私が私のまま生き残っても、誰も喜ばない……。
だからいっそ……!
そう言ってくれたら、苦しくないのに……。
だけど……私には、みなさんに伝えたいことがあるんです。
それだけは……間違いないから……。
私たちがナバスアレンに行く準備は、整ったってことですね。
ソイルに魔力をこめておきました。
それから……一番最初……
魔力をこめる練習用にもらった1発も、お返しします。
どんな魔法が発動するかはわからないけれど、
お守りだと思って、持っていてください。
私たち、本当にナバスアレンに行けるんだ……。
ここまで旅しながら、ずっと考えていたんです。
でも、みんなと一緒だと、1歩進むごとに風景が変わって……
考えていたことが、ちっとも正しくない気もしてきて。
私は……行こうと思います。
ここで進むのをやめることが、絶対に、一番後悔するから。
たくさんのことを教えてくれて、ありがとうございました。
さあ、マグヌスさんに声をかけて、トロッコに乗りましょう。
みなさんとの旅は、いつだって、
ドキドキするような新しいことばかりでした!
どうか、気をつけて……。
今だって、痛くて、つらくて、とても苦しい……。
それでもこれは、ここまで旅してこられた証です……!
一緒に見た風景を、覚えています……。
その思い出があるからこそ、苦しいのだとしても……
なかったことになんて、絶対にできません……!
大好きだと……ありがとうと……。
私のこの、命ぜんぶで。
そこを……通してくださいッ!
この場所が、前にサンクレッドと訪れた、廃都ナバスアレン……
「ミンフィリア」最期の地……。
意識を手放してしまったけれど……
今は絶対に、目をそむけたりなんてしません。
もっと、「光の氾濫」の跡の近くへ……彼女のいた場所へ。
だけど、みんながいてくれたから……。
この世界を救いたいです。
「光の巫女」の力があれば、
それを突き止めることができるでしょうか?
「光の氾濫」とともに、多くが失われました。
たくさんの命、豊かだったはずの大地、
そして……英雄と呼ばれる存在も。
遥か遠くから来た、英雄たちの背中を……
一緒に旅をして、すぐ近くで。
許されるのなら、あの背中を追いかけてみたい。
もらった想いを、力を、次の誰かに伝えられるようになりたい。
それが繋がって、繋がって……
この世界でもいつかまた、多くの英雄たちが、
果てない未来を目指すようになればいい。
私を、人を、信じ続けてくれて……。
たしか……ミンフィリアと話して…………。
私、何かおかしいですか……?
「ミンフィリア」が、私を本来の姿に、
戻してくれたんだと思います。
それらは転生して戦い続ける「ミンフィリア」の証だった……。
今、彼女は私に命を……私として生きる道を、託してくれた。
だから…………。
ずっと私のそばにいてくれた、優しい力が……
前よりも、ずっとはっきりと……。
それに……わかるんです。
今まで感じ取ることのできなかった、世界の流れ……
光のうつろいと、それを操る方法が……。
アム・アレーンのどこにいるのかまで、しっかりと……。
急いでサンクレッドやみなさんと合流して、討伐に…………
「ミンフィリア」としての証もなくなってしまって……。
自分でも、よく、わかっているんですが……。
先にサンクレッドのところに戻っていてください。
私も……すぐにあとを追いかけますので……!
すぐに……すぐに追いかけていきますので……!
戦うことも、ほかのことも……!
ミンフィリアが願ったことまで、絶対に、叶えてみせます。
お役に立てるはずです、だから……!
とても小さいころだったから……。
ずっとそばで見守ってくれて、本当にありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくおねがいします……!
今なら、アム・アレーンの大罪喰いの居場所も、
感じ取ることができます。
しかも、かなり下の方……地面の中じゃないかと。
この井戸から吹き上げる風に、
大罪喰いの放つ光が混じっているようです。
[player]さん、あなたは…………
奥に潜む大罪喰いを、必ず倒しましょう!
強すぎる光を感じます…
この地の底から…
もっと地下深くから…
降りられれば…
ちょっと可愛いかも…
ずぶ濡れになっちゃいました…
近くに感じます!
石コロの山からです…!
アム・アレーンの大罪喰い!
もしそうだったら、とても嬉しいです。
その体は、やっぱり…………。
もしかして、と思うのですが……その体…………。
ご、ごめんなさい……。
間違っていないようでよかったです。
さすがにここからでは感知できないので、
一旦、クリスタリウムに戻りませんか……?
休憩も、水晶公への報告も必要だと思うので……。
そのあと、改めて出発しましょう。
「光の巫女」の力を手に入れたことで、
わかるようになったんです。
大罪喰いを倒すと、それが一層強くなることも……。
一時的に鎮めるようなことはできるかもしれません。
ミンフィリアが「光の氾濫」を止められはしたものの、
打ち消すことはできなかったのと、同じです。
罪喰いとも人とも知れない、おかしな気配が、
ユールモア周辺に集まっていて……。
もうすこし、近くまで行ってみてもいいでしょうか……?
気づかれないと思うのですが……
サンクレッドが、そういうときこそ油断するな……と。
かなり強大な罪喰いがいるのを感じます。
純粋な罪喰いとはちがう……混ざり合ったみたいな……。
これは、罪喰いです。
罪喰いの……身体です……。
つまり「樹葉の層」にあるのは、ヴァウスリーの部屋。
そんな場所に、大罪喰いが……?
彼は……違うんです……。
大罪喰いの気配が、混じっています!
彼を止めて、サンクレッド!
ヴァウスリーの精神干渉が、罪喰いとしての……
光の力によるものならば、私でも解除できるかもしれません。
都市内を見回ってきてくださったんですか……?
こちらは、どうにかヴァウスリーの術を取り除けています。
ええっと、次の人は……。
まだまだ術中にある方がいらっしゃるんですね。
大丈夫です、私、全員治すまでがんばります!
ミンフィリアから授かった大事な力ですから、
みなさんのために使いたいんです。
そうしていただけると、効率よく看られそうです。
負けないようにしないと……!
みんなで、必ずやりきりましょう。
アルフィノさんや、アリゼーさんと合流すれば、
指示をもらえると思います。
こちらに運ぶか誘導を……。
みんなで、必ずやりきりましょう!
木材は手に入りましたか……?
黒いから鉄だとばっかり思っていたのですが……
よく見ると、木が使われている部分も多いんですね。
木材は手に入りましたか……?
黒いから鉄だとばっかり思っていたのですが……
よく見ると、木が使われている部分も多いんですね。
振動で床が抜けてしまうんじゃないかって……うぅ……。
あっ、だ、大丈夫です!
もう地面の上なので、切り替えてがんばります……!
[player]さん……!
これはノルヴラントを……
私たちの住む世界を救うための、戦いだから……!
ここがどんなに素敵で、過酷で、愛すべき場所か知りました。
きっと、あの街を出なかったヴァウスリーよりも……ずっと!
あなたを止めてみせる!
タロースの手が…!
もう護られるだけじゃないもの!
もう護られるだけじゃないもの!
サンクレッド!
勝って前に進みます!
逃げる必要はなかった…!
みなさん、気をつけて!
でも、負けるわけには…!
私たちは……この世界の住民は、
あなたひとりの思いどおりになったりしません。
彼女と約束したことを叶えたいから、
あなたのもとで眠っているわけにはいかないんです。
大事な思い出や、譲れない意見、護りたいものがありました。
私の、決して長いとは言えない旅でだって、
それがあふれるくらい伝わってきました……!
それがあなたへの答えです!
その正義ですべてを押し潰そうとしても、
絶対に、私たちは抗います!
ついにヴァウスリーとの……大罪喰いとの決着がついた……。
これで、ノルヴラントすべてに、あるべき闇が戻る。
ふたつの世界は、救われるんですね……!
それじゃあ、こうなるとわかってて、わざと……!?
あなたが出かけることが……心配です。
なんのきっかけでまた光が暴走してしまうか、わかりません。
だからどうか、少しでも安静にしていてください……!
解決方法は……私たちが、きっと探してきますから……!
あなたの中の光を減らすようなことはできないんです……。
一時的に暴走の症状を抑えるくらいが、せいぜいで……。
だからどうか、無理だけはしないでください。
暴走が再開したら、今度こそ罪喰いに……
そんなの絶対に……絶対に、だめです……。
ここの暗さは夜の闇とも違って……なんだか寂しいです。
「明かりの灯りし地」というのも気になります。
エメトセルクが帰還してきたことで、
彼の根城に、明かりが灯った……とは考えられないでしょうか?
私たちと同じように暮らしている面も、
全然違う趣味や考え方をしている面もありました。
いつかまた、この巨大な泡が消えてしまう前に、
ここを訪ねてきたい……。
[player]さんも、きっと一緒に……です。
壁沿いに下っていけるみたいです。
滑りそうなので、慎重に……!
これで先へ進めますね。
ここに飛び込むのは駄目です……!
壁伝いに、下りていきましょう。
黒くて恐ろしい場所のはずなのに……。
音はうまく聞き取れなかったのに、どうしてか、
言ってる内容がわかります……!
今の方は、十四人委員会という人たちが、
その対策を進めているって……。
でも、許可証がなければ、奥へは入れないと言われて……。
許可証は、「人民管理局」で発行してもらえるそうなので、
そちらにも行ってみました。
住民登録がないから発行できないと、断られましたが……。
[player]さんを治す方法がないか、
聞いて回ってみたいんです。
ここには、私たちの知らない知識もありそうだから……
それで、その……力を貸していただけませんか……?
簡単に勝てるとは思いません。
それで、[player]さんが、
多くの力を振るうことになったら……
今度こそ……その身体は……。
どれほどの力を手に入れたとしても、
絶望は立ちふさがり、無力に苛まれるだろう……と。
本当に、そのとおりです……。
私、グルグ火山の上で、倒れたあなたの光をなだめながら、
ずっと……ずっと震えていたんです……。
間違えたら、あなたが死んでしまうかもしれない……。
それが怖くて……とても、怖くて……。
どうしたら、[player]さんを救えるのか……!
私は、あなたやサンクレッド、
みんなに支えられて歩いてきました。
ミンフィリアに、尊い命をもらいました……。
だから、今度こそ……!
支える側になりたい、救えるようになりたいのに……っ!
英雄の背中を追いかけるんだって……なのに……こんな……。
自分でちゃんと歩いて、探していくべきなのでしょう。
何もできない自分を嘆いているだけじゃ、
いつまでも、答えにたどり着けませんから……!
私たちの光と、相対する力を……。
私たちに、闇路を照らす、希望の灯火を……!
なんというか……補われているんです。
それなのに、なぜ……あのとき何があったんですか……!?
ウリエンジェが、いません!
うん、正常に戻ったままですね。
本当によかった……。
私、こんなに多くの人と知り合いになったんだなぁって、
なんだか、感動してしまって……。
みんなのあの笑顔が、ずっとずっと、続くといいと思います。
そのために自分ができること……探していきますね!
すぐみなさんとお別れになったら、
寂しいなって思ってたから……。
……いってらっしゃい、気をつけて!
この向こうに「何か」がいます。
でも、取り戻されたわけじゃない……。
よかった、合流できて……。
少し、お話させてもらっても構いませんか?
重大な……とても重大な、報告があるんです。
ノルヴラントに夜の闇が取り戻されたあと……
私は、強大な光の力を秘めた「何か」の気配を感じました。
場所は、アム・アレーンのはるか南。
そう……「光の氾濫」によって一切が消滅した、
「無の大地」のただ中に……。
ですが、強大な罪喰いという可能性もあるので、
放置しておくわけにはいかないと思っています。
それに……恐れずに強大な敵に立ち向かうことで、
新たな道が拓けることもあるって、あなたが示してくれた……。
だったら、私は……。
とにかく、その「何か」の調査に乗り出すことになったので、
協力をお願いしたくて、探していたんです。
あんなことがあったあとですし、
本当はもう、罪喰いにまつわる案件に、
あなたを巻き込むべきではないのでしょうが……。
罪喰いと確定したわけでも、
戦うことが決まったわけでもないのだから、
素直に話して頼ってみろ……とサンクレッドに諭されました。
だから、その……頼れる仲間として……
そして、私の目指す「英雄」として……
「無の大地」での調査に、同行してはいただけませんか……!?
必ず、実りのある調査にしたいと思います!
もし相手が罪喰いなら、今度こそあなたひとりにはさせません。
もう、あんな悲しい思いは、こりごりですから……!
「物見櫓」へ向かいましょう。
そこで、サンクレッドたちと合流する手はずになってるんです。
[player]さん。
さっそく調査に出発しましょう。
「商売柄、物騒な話はむしろ大歓迎」だとかで、
引き続き協力すると申し出てくださって……。
モルド・スークにいらっしゃるので、
一段落したらご紹介しますね。
私に声をかけてください。
調査に出発しましょう……!
よければ、「無の大地」の調査に出発しましょう。
今も、何か大きな力が脈動するのを感じます。
もう、目覚めてる……。
大罪喰いとも、どこか違っているんです。
光を有しているというより、光そのものが集まったような……。
それも、世界を塗り替えるほど強大な……。
だったら、うまく使えば、すべてを元通りにすることも……。
エデンを前にして、気持ちが落ち着かなかったのですが……
少し、冷静になれた気がします。
戻ってき次第、作戦会議を開きましょう!
そろそろ帰ってくるはずなんですが……。
完全に目覚めていない今なら、私でも、きっと……。
だったら「無の大地」も、何もかもが消えた場所ではなく、
「何もかもが停滞した場所」であるはず……。
もちろん、生物なんかは、
エーテルのバランスを欠いたことによって、
完全に崩壊してしまっているでしょうが……。
水や火、土や風……そういった属性の環境エーテルは、
停滞しているだけで残っているんじゃないかと考えた……
ううん、ここに立って、そう感じているんです。
元に戻すことだって、できるかもしれません。
エデンを支配して、その力で、
「無の大地」をもう一度塗り替えるんです……!
でも、世界を取り戻せる可能性があるなら、
私は試してみたいです……!
でも、世界を取り戻せる可能性があるなら、
危険を冒すだけの意味が、あると思うんです……!
ある点を中心に巡っているように感じ取れるんです。
心核というか……中枢というか……そういう場所だと思います。
どうにかそこに行くことができれば、
タロースにエーテルを流し込んで起動したときのように、
制御できるんじゃないかなって……。
ウリエンジェは、そんなこともできるんですね……!?
駄目です、あれが罪喰いに近い存在であるならば、
[player]さんは関わるべきじゃ……!
それなら私は、何に代えても、
みなさんの安全を護ってみせます……!
何かに気づいたら、さっきの……リンクパールで、
すぐに連絡を入れます!
リーンの声
これは……エデンの分身……!?
[player]さん、気をつけて!
あ、あの、そのまま少し、じっとしていてください……!
あなたの身体に光が蓄積されたりはしていないようです。
分身だったからでしょうか……。
これで、エデンの支配に乗り出せると思います。
さっそく、みんなでエデンコアへ向かいましょう!
エデンの支配にとりかかります。
見ていてください、必ず成功させます……!