「薔薇騎兵団」の通称で呼ばれている。
我が家の紋章である「赤薔薇」にちなんでな。
我が名は、ラニエット・ド・アインハルト。
当地の部隊を指揮する者だ……お初にお目に掛かる。
貴公には、ぜひ一度、会いたいと願っていたのだ。
「アートボルグ砦群」を指揮するフランセルは、我が弟……
奴を異端疑惑から救ってくれた礼をしたくてな!
任地を離れることができなかったとはいえ、
今の今まで礼が遅れた無礼を、どうか許してほしい。
そして、今回の助力の申し出、感謝するぞ!
今、取り込み中だから、少し黙っていてくれないか?
ここ「キャンプ・クラウドトップ」は、雲海に浮かぶ浮島を利用し、
皇都に近づくドラゴン族を見張るために築かれた拠点だ。
そして、有事の際には、あの巨大な新造飛空艇……
「プロテクトゥール号」で上空から竜どもを叩く!
それが、この拠点の存在意義だ。
だが、肝心の「プロテクトゥール号」も故障続き……。
その上、原住民の「バヌバヌ族」との小競り合いが絶えない。
いろいろと手を貸してもらいたい状況なのだ。
おわかりと思うが、貴公だけが頼りだ。
どうか、よろしく頼む。
その前に、エマネランのバカをどうにかしておかねばならん。
エドモン様に、奴をこき使ってくれと頼まれたものの、
この地は、まだまだ未開部分も多い。
ヘタに任務に出すと、何をしでかすかわからんからな。
「エマネラン」に、雲海の見張りを頼むと伝えてくれないか?
それから、従者の「オノロワ」には、
主人の手綱をしっかり握っておくよう、釘を刺しておいてほしい。
貴公には同情を禁じ得ないぞ……。
大変だとは思うが、どうかこらえてくれ……。
我がアインハルト家とフォルタン家は、古くからの盟友……。
あんな奴でも、斬って捨てることはできんのだ。
しかし、聞き耳を立てていたのだが、
貴公は、エマネランのあしらい方が上手いな……。
きっと方々で、面倒くさい連中の相手をしてきたのだろう?
なんとなくだが、わかる気がするぞ。
まずは貴公に、我々の敵を知ってもらおうと思う。
そう、先ほども話題に出した原住民、「バヌバヌ族」だ。
数年前、この地にやって来て彼らと出会った我々は、
彼らに贈り物を渡し、ここに監視所を設ける許可を得た。
それから半年ほどの間は、友好的な関係を維持していたのだ。
……だが、彼らは突然に態度を一変させた。
今や人と見ると無差別に襲ってくる有様で、
必要物資の調達さえ一苦労なのだ。
そこで貴公には、「バヌバヌ族」対策を進めている、
「マリエル」に手を貸してやってもらいたい。
頼んだぞ、[player]殿。
「マリエル」に手を貸してやってもらいたい。
頼んだぞ、[player]殿。
エマネランが、派手な任務をよこせと押しかけて来て……
……なに、貴公が「活を入れ」たのが原因だと?
……やれやれ、仕方あるまい。
適当な任務でもさせて、なだめるとするか……。
貴公も手伝ってくれるか?
この地では、水を確保することが第一に求められる。
浮島の大地に穴を掘ったところで、井戸は作れんからな。
だが、「湧水のクリスタル」があれば、それが叶う。
北東の「ヴール・シアンシラン」にある、
「湧水のクリスタル」には、水を湧き出させる力があるのだ。
エマネランを連れて、これを採取してきてもらいたい。
バヌバヌ族の支配地域に近い場所なので、気を付けてな。
貴公にバカの子守をさせるのは忍びないが、
どうか、よろしく頼む……。
いったい、何があったというのだ!?
ビスマルクと言えば、
雲海を遊弋すると伝わる「伝説の白鯨」だぞ……。
それを、バヌバヌ族が蛮神として呼び降ろしたということか。
こんな男のために、命を賭けさせてしまうとは……
[player]殿には、何と詫びて良いものやら。
[player]殿も、助かったよ。
当地での任務を終了とし、皇都に戻るといい。
エマネランについては、適当に殴ってくれて構わない。
問題になったときは、私が責任を持つゆえ。
今後、ますます対応が難しくなりそうだ。
今日は、どういった用件で?
力になれることがあれば、なんでも言ってほしい。
こ、これは……はぁ、エマネランめ……。
まずは、謝罪をさせていただきたい。
まさか貴公の手をわずらわせてしまうとは。
アインハルト家とフォルタン家は、古くから盟友同士……。
そうした環境で育ったもので、年齢が近いヤツとは、
幼少期から何かと接点があってな。
私も幼いころは、エマネランと騎士ごっこをしたものだが……。
やれやれ、いくつになっても子どものままで進歩のない奴だ。
……まぁ、それが良いところなのかもしれんがな。
トルスフェルも気苦労が多いことだろう。
ふふ、客人である貴公に依頼するほどにな……。
さあ、謝罪の意味も込めて、謝礼を受け取ってほしい。
弁当など持ってどうしたというのだ?
私の食事を持ってきてくれたと!?
貴公にそのような雑務を任せるなど……も、申し訳ない。
彼女の仕事ぶりには感謝しているが、しっかり言い含めねば。
あるにはあるが、少々、特殊なものであることを許してほしい。
「ゲイラキャット」という珍妙な生き物をご存知か?
翼が生えた猫のような、不可思議な魔物なのだが、
知人が、その飛膜を欲しているのだ。
ゲイラキャットは、その愛らしさとは裏腹に狂暴……
飛膜を傷つけずに仕留めるとなると、一筋縄ではいかん。
兵を束ねる者として、狩りにいそしむ訳にもいかなくてな。
初めから成功させるのは難しいだろうが、
貴公の腕なら、「傷のない飛膜」を獲ることもできよう。
私用に近い依頼で恐縮だが、何卒、よろしくお願いしたい。
「傷のない飛膜」を獲ってきてもらいたいのだ。
私用に近い依頼で恐縮だが、何卒、よろしくお願いしたい。
ありがたい、さすが[player]殿だ。
こうも容易く「傷のない飛膜」を獲ってくるとは、
見事としか言いようがないな。
この飛膜は、知人のアテルーネに送っておこう。
現在取り組んでいる「新エオルゼア博物誌」の執筆に、
是が非でも必要だそうだからな。
無論、この飛膜の採取にあたっては、
[player]殿の功績があったことも、
知人には伝えさせていただくぞ!
私と同年代の女性を探している……と?
それなら、私の補佐をしてくれる「マリエル」が当てはまるな。
だが、結婚の約束をしたなどとは、聞いたことがない……。
ともかく、本人に確認してみるといいだろう。
して、今回は何用かな?
ふむ、この骨についた傷は……
数を数える時の印に見えるが……わからんな。
確かに、意味があるように思えるが……。
そして、補給物資を守り切っていただき感謝する。
前回といい、今回といい、貴公の働きには頭が下がる思いだ。
[player]殿の言うとおり、
今回の一件は、ギルドンの働きが大きかった。
お前の熱意が、物資を守る大きな要因となったのは間違いない。
斜陽のアインハルト家でも、その熱意を活かせる場所へ、
お前ひとり、ねじ込んでやることぐらいはできる。
吉報を、楽しみに待っているといい。
備蓄物資の開放を許可する。ワイン樽も開けてやれ。
美味い飯と酒を囲み、ギルドンの心意気を共有しよう。
さすれば彼の熱意は広まり、皆の士気も高まるだろう。
なに、宴の予算ぐらい、私が都合をつけるさ。
……そのかわり、今後も頼むぞ、ギルドン?
いい時に来てくれた。
貴公の手を借りたい事案が発生していてな……。
少し前に、バヌバヌ族の部隊がキャンプを襲撃したのだ。
不意を突かれ、少なくない物資を奪われた。
ただちに、「テルミオ」という名の騎士に率いらせた部隊を、
物資奪還に派遣したのだが……どうも苦戦しているようでな。
今しがた、援軍要請が入ったところだ。
突然で申し訳ないが、貴公に救援を頼みたい。
部隊が向かったのは、「ブンド・オク・ベンド」……
その近辺で奪還部隊の騎兵と合流し、状況を聞いてくれ。
どうか、テルミオに手を貸し、兵の退避を支援してやってほしい。
どうか、テルミオに手を貸し、兵の退避を支援してやってほしい。
戻られたか!
これは、奪われた物資……。
なるほど、それで貴公が先に帰還したのだな。
しかし、イシュガルド製の武器に目をつけられるとは……。
金属加工技術が低いバヌバヌ族にしてみれば、
危険を冒してでも欲しい物ということか。
今後は、キャンプ内だからと油断せず、警戒を強めるとしよう。
我らに与えられた任務は、ドラゴン族の監視……
バヌバヌ族との小競り合いは避けたいからな。
さて、改めて礼を言わせてくれ。
我らの失態を挽回し、部下の命を救ってくれ、感謝する。
フフッ、本当に貴公には、助けられてばかりだな。
どうぞ、ゆっくりしていってほしい。
……スチールヴィジルの戦旗か。
気を使わせてしまって申し訳ない。
受け取らせてもらおう。
クロードバン兄様は、気のまわるお方だった。
この地を指揮する立場になって、よりそう思う。
部下たちにも、とても慕われていたのだ。
弟のフランセルが、クルザス中央高地に直接赴任したのも、
クロードバン兄様の雪辱を晴らすためだったのだろう。
断ち切ったつもりだったが……。
こうして遺品のようなものを見ると、
切なくなってくるものだな……。
思えば……クロードバン兄様の死が、
アインハルト家の落日の始まりだったのかもしれない……。
だが、彼の名誉のため耐えぬいてみせる、そう決めたのだ。
「オク・グンド」の偵察に向かった部隊から、
連絡が途絶えていてな……。
なにやら不測の事態に陥っているのかもしれない。
どうか、現地に赴き、様子を見てきてはもらえないだろうか?
見てきてはもらえないだろうか?
偵察に向かった部隊は、無事だっただろうか?
……そうか、部下の命が無事でよかった。
元々「オク・グンド」は、グンド族という、
友好的なバヌバヌの氏族が暮らす集落だったのだ。
だが、強硬派のブンド族が台頭し、連中を武力で支配した。
以後、グンド族は、我らと敵対するようになってな……。
ともかく、部下が無事でよかった、感謝するぞ。
子どものころは、フランセルやエマネランも交え、
よくともに遊んだものだ……それが……すまない……。
なるほど、そういう話であれば何も問題はない。
存分に取っていくといいだろう。
そもそも、よそ者である我々が、
先住民であるグンド族に許可を出すとは、変な話だがな。
グンド族には、気を使っていただき感謝する、と伝えてほしい。
グンド族とは、かつてのように友好的な関係が築けそうだ。
我々も、無駄に事を荒立てたいわけではないからな。
グンド族とは、かつてのように友好的な関係が築けそうだ。
我々も、無駄に事を荒立てたいわけではないからな。
おお、それは感謝する、ありがたく受け取らせていただこう。
それで、贈り物とはいったいどのような物なのだ?
……なるほど、これはちょうどいい。
[player]殿、ひとつ仕事を引き受けてくれないか?
この贈り物を、哨戒に出ている部下たちに届けてほしいのだ。
出発時の様子からして、今ごろは気が緩んでいるだろう。
この贈り物を差し入れてやれば、士気も多少は戻るはず。
すまないが、よろしく頼みたい。
すまないが、よろしく頼みたい。
さすがは、オルシュファン卿が見込んだ人物だな。
薔薇騎兵団を代表して、礼を言わせてくれ。
まさか仲間がブンド族に捕まっていようとは……。
よし、ただちに救出部隊を送り込むとしよう。
ここはドラゴン族との戦いから外された者が寄せられる地だった。
しかし、バヌバヌ族との抗争が激化することで、
そうも言っていられなくなったようだな……。
ズンドの族長、ソヌバヌ殿には感謝せねば……。
そして[player]殿……。
あなたにも、いずれゆっくりと礼をしよう!
これまでも一角の人物であると思っていたが、
邪竜ニーズヘッグを狩ってみせるとは、驚いたぞ。
貴公の千分の一ほどの実力が、あのバカにあれば……
いや、言っても詮無いことだな……。
アイメリク卿の議長就任式にも顔を出せなかったもので、
礼どころか挨拶もできず、心苦しく思っていたのだ。
我らがイシュガルドのため、命がけで邪竜と戦ってくれたこと……
騎士のひとりとして感謝している。
ありがとう……。
ここクラウドトップの役割も、蛮神の召喚に手を染めた、
バヌバヌ族の監視が主任務になるやもしれん。
今後の作戦立案の下地として、活用させてもらうぞ。
しかし惜しいな……これほどの逸材をバカの下に置いておくのは。
まずは見習いとなるが、騎士への道も開けるぞ?
だが、君の才能と人柄であれば、
たとえどこにいようと、自ずとチャンスを掴めるだろう。
ともかく、今回の任務はここまでとする。
皇都に戻り、ゆっくり休んでくれ。
フォルタン家から協力を受けていてな。
あの二人も、その一環で任務に就いていたのだよ。