エオルゼア同盟軍を代表して歓迎しよう。
よくぞ出向いてくれた、感謝するぞ。
だが、それも時間の問題だというのが、我々の見解だ……。
彼らにしてみれば、鉄仮面……イルベルドが行った蛮神召喚は、
エオルゼア人が帝国と戦うために手を染めた行為と映るだろう。
ゆえに、これを捨て置いては、帝国の威信に関わる。
エオルゼア同盟軍は、アラミゴの侵略を望んでいるわけではない。
これ以上の進軍には、地元住民の協力が不可欠と考えている。
頼りにさせてもらうぞ!
最悪の場合、すでに帝国軍の手で回収されている可能性すら、
あり得るということか……。
またひとつ増えてしまったわけか……。
主要ルートの「ベロジナ大橋」は帝国軍の拠点になっている。
アラミゴを目指すなら、戦いは避けられないということだ。
アラミゴ解放軍とは、接触できたのか?
ここは闘技場ではなく戦場なのだ……。
アラミゴ解放のために働く同志として接してもらいたい。
こちらの申し出を受けてくださるのだな……。
組織の立て直しが必要という、そちらの事情についても了解した。
戦争である以上、犠牲は付きものだが、
その先に勝利の希望があるのだと、示さなければ……。
鳴り物入りで登場した帝国の「新兵器」を撃破する、と。
戦略的には「小さな勝利」でしかないが、心理面の影響は大きいな。
吾輩としては、是非に実行に移したいと思うのだが……?
ありがたい、感謝するぞ。
早速だが、ひとつ頼みたいことがある。
例の新兵器とやらを誘い出すために、エサを撒いてほしいのだ。
わざと敵の偵察兵に見つかるよう派手に動き、
エオルゼア同盟軍が動き始めたと、帝国軍に教えてやるのだよ。
そうすれば、必ず新兵器を差し向けてくるはずだ。
各人の地図に担当地域を記しておく。
その範囲内を動き回り、帝国の偵察兵を倒してくれ。
その後、待ち伏せ地点で落ち合おう……頼んだぞ!
大物を釣り上げてやろうではないか!
こちらも仕込みは完了している。
アラミゴ解放軍の部隊にも、待ち伏せ地点は伝達済みだ。
あとは新兵器とやらが、実戦テストのために出てくるのを、
狩人のように辛抱強く待とうではないか。
護衛の雑魚どもを蹴散らしつつ、攻撃してくれ!
[player]、優先して攻撃してくれ!
よし、新型魔導兵器への攻撃は、確実に効いているぞ!
この調子で攻めるのだ、[player]!
だが、ここを乗り越えれば我らの勝利ぞ!
これで挟撃は成った、一気に挽きつぶせ!
自爆する前に、集中攻撃を加えて新型魔導兵器を破壊せよ!
敵の部隊長を取り逃がしたようだが、
ほぼ完璧な勝利と言って、差し支えないだろう。
何よりこの勝利は、同盟軍のみならず、解放軍の方々、
そして「暁」と英雄殿、それぞれの奮戦によるものであります。
[player]、「暁」の協力に感謝するぞ。
またいずれ、共に戦場を駆けようではないか。
ピピンの立てた作戦を勝利で飾ることができ、
義父としては、一安心といったところだ。
この勝利を確かな一歩として、前進せねばならないな。
アラミゴ解放軍から伝えたいことでも?
組織の立て直しに、ある程度の目処がついたと考えても?
時間をかけるほど、帝国本国からの増援というリスクが高まる。
メ・ナーゴ殿は、急ぎラールガーズリーチに戻り、
出撃準備を進めるよう伝えてくれ。
カステッルム・ベロジナの防衛戦力を確認するのだ。
その上で、攻略作戦の詳細を決定する!
それでは、行動開始だ!
アラミゴ攻略の足掛かりとして、利用することができる。
この作戦の意義は大きいということだ。
アラミゴ攻略の足掛かりとして、利用することができる。
この作戦の意義は大きいということだ。
まずは生存者の救助を最優先にしろ!
大丈夫か?
貴様ほどの手練れが、
膝をつくことになるとは……。
►次は倒す
ああ……わかっている。
►……
……あれがアラミゴ総督、ゼノス。
貴様ほどの手練れが、膝をつくことになるとは……。
貴様たちの協力もあって、
負傷者の救出もあらかた済んだ……。
[player]よ……。
貴様はよくやった、間違っても己を責めるなよ……。
今はただ、今できることを考え、共に最善を尽くすのだ。
ラールガーズリーチを一回りして、
重傷者が残っていないか、見回りを頼む!
こちらも拠点内の見回りと、周辺地域の偵察が完了したところだ。
密かに敵部隊を追跡させていた斥候からの報告によると、
ゼノスらは「スペキュラ・インペラトリス」へと整然と帰還……。
こちらを再攻撃してくるそぶりすらないそうだ。
それをせぬのは愚将でしかないが、ゼノスがそうとも思えぬ。
とはいえ、考えてもわからんことに悩んでいる暇はない。
貴様たちは、カストルム・オリエンスに赴き、
負傷者の搬送に向かった「リセ」たち仲間と合流するといい。
その後、コンラッド殿を交え、今後の方針について話し合おうぞ。
帝国と戦う同志である以上、協力を惜しむつもりはない。
犠牲を無駄にせぬためにも、今一度、不退転の覚悟を固め、
どんなに苦しくとも、前に進むべきだ!
彼らならばゼノスの目を、東方へと向けさせることができる。
その間に、ふたたびアラミゴの民をまとめましょうぞ!
ふたたび立ち上がるための時間を作ってくれ!
どこか戦いを愉しむような、傲慢さが感じられる。
ならば、その油断を最大限に利用し、反撃の時に備えようぞ。
吾輩は、コンラッド殿の手助けをしながら、
同盟軍の戦力を使って、帝国軍を撹乱していくつもりだ。
どこか戦いを愉しむような、傲慢さが感じられる。
ならば、その油断を最大限に利用し、反撃の時に備えようぞ。
……どうやら、また一段と強さを増したようだな。
目の輝きを見れば、激戦をくぐり抜けてきたことがよくわかる。
関係者がそろい次第、軍議を始めるとしよう。
ドマは帝国の支配から解放されたのだな?
さらなる反乱を警戒し、身動きが取りづらくなるはずだ。
反抗作戦を展開するなら今をおいてほかにあるまい!
アラミゴ奪還を最終目標とした反抗作戦を開始する!
これを足掛かりとして、辺境地帯全域を解放……
山岳地帯攻略への足掛かりを築くぞ!
作戦名は「ラールガーの軍星(いくさぼし)」!
壊神が天に投げかけた導きの星に従い、
我らガレマール帝国軍を粉砕せん!
ベロジナ大橋に築かれた「カステッルム・ベロジナ」の攻略だ。
我らがアラミゴを目指すための、最初の障害だからな。
当然、帝国軍も、その戦略的重要性を理解しているだろう。
斥候部隊からの報告によれば、あの悪名高い「髑髏連隊」を、
橋へと送り込み、防衛力を強化しているようだ。
怖れられる存在……その守りを突破せねばならんということだ。
そこで吾輩は、次のような作戦を考案した。
本格的な攻勢とみれば、帝国軍は当然、守勢に入るはずだ。
そして、防備を固められれば、打ち破ることは難しい。
ここからが腕の……いや、演技力の見せ所だ。
同盟軍に所属する四都市の部隊が、散発的に攻撃を行い、
連携を欠いた様子で、やがて散り散りに撤退を始める……。
敵としては、追い打ちをかけたくなるはずだ……。
そうして、追撃に出てきた帝国の防衛部隊を、
イーストエンド混交林に誘い込み、そこで反転攻勢をかける。
このようにして、同盟軍が敵主力を引き付けている間に……
そこでアラミゴ解放軍には、完全な占拠を目指すのではなく、
橋に掲げられた帝国軍の軍旗を、掛け替えてもらいたい。
「カステッルム・ベロジナ」が陥落したと思い込むだろう。
その動揺を見逃さず、伏兵を投じ、完全な連携攻撃をかける!
そして、敵主力を打ち破った勢いそのままに、大橋攻めに合流する。
アラミゴ解放軍の方々には、それまでの間に少数の戦力で、
戦線を支えてもらうことになるが……いかがか?
これより、残敵の掃討に移行……残らず挽きつぶせ!
ベロジナ大橋の方も、大方、戦闘は終了したのだな?
こちらもあらかた片付いたところだ。
カステッルム・ベロジナの施設を使えば、
帝国軍が引き返して来ようとも、有利に戦えるだろう。
まだ戦いはこれからなのだからな……。
もう一度、周辺の残敵掃討に行ってくる。
「暁」の方々は、アラミゴ解放軍の部隊と合流してくれ。
どうしたというのだ?
実は、帝国軍は抵抗らしいこともせずに引き払ってな。
あっけなく無血開城となったのだ。
軍議を開くところでな……。
ぜひ「暁」も参加してもらいたい。
到着して早々すまないが、仮設司令部の天幕まで来てくれ。
では、軍議を開始する。
となれば、次なる目標は、ギラバニア山岳地帯中央に座す、
帝国軍の拠点、スペキュラ・インペラトリスの攻略だろう。
我が軍としては、このまま進軍するより道はない。
スペキュラのさらに東、湖畔地帯との境にある帝国軍基地、
カストルム・アバニアには、大口径のカノン砲があってな。
徒に時を浪費すれば、長距離砲撃の餌食になりかねない。
「暁」は、本隊が取りこぼした敵兵が、アラギリに入らぬよう、
周辺を哨戒しつつ、発見次第、これを各個撃破してくれ。
作戦開始だ……目標、スペキュラ・インペラトリス!
導きの星に従い、いざ進まん!
ところでコンラッド殿と解放軍の様子はどうだ?
ならば、地上の敵は我らで片付けるぞ!
これが帝国軍のやり口ということか!
総員、撤退せよ!
帝国軍が、カストルム・アバニアのカノン砲を使って、
スペキュラのメインタワーを攻撃してきたのだ。
まだ戦っている帝国兵も大勢いたというのに、
味方もろとも、見境なしでな……!
その内に、仲間たちの姿が見つかるやもしれん。
自力で歩けない負傷者を優先しつつ、後方へと移送するぞ!
カノン砲の第二射の可能性もある、急げよッ!
本当に残念でならない……。
彼は、優れた指導者であり、尊敬すべき憂国の士だった。
ほかに散っていった仲間たち共々、七天に昇り、
魂に安らぎが与えられることを祈ろう……。
だが、彼らの魂が真の安らぎを得るには、
アラミゴ奪還という託された未来を実現しなければならないはず。
そのことは、ここにいる者すべてが理解していることだろう。
だからこそ吾輩は、悲しみを心の奥底に封じ、
剣を握る手に力を込め、苦しくとも進み続けると宣言しよう!
だが、立て続けに指揮官を失わせる訳にはいかんからな……
[player]、偵察への同行を頼めるか?
手数をかけるな。
では、リセと[player]による、
偵察の結果を待ってから、今後の戦術を決めるぞ!
それができるのは、長き東方での旅をともにした仲間だけだろう。
それができるのは、長き東方での旅をともにした仲間だけだろう。
すまないが、さっそく、情報を共有してくれ……。
しかし、手をこまねいて、
千載一遇の好機を逃すわけにもいかぬな……。
すまないが、また貴様たちに頼らせてもらうぞ。
我々は、カノン砲を押さえたことを確認次第、
すぐに突入できるよう軍の準備を整えておこう。
どうか、我々の突破口を切り拓いてくれ!
どうか、我々の突破口を切り拓いてくれ!
どうか、我々の突破口を切り拓いてくれ!
貴様たちがカノン砲を封じてくれたおかげで、
本隊は無傷で進軍することができたぞ!
あらためて、礼を言わせてもらいたい。
よくぞ、カノン砲を封じてくれた。
「暁」とアラミゴ解放軍の活躍により、
本隊は、無傷のまま敵拠点に接近できたのは大きい。
被害も最小限に抑えられたしな。
命が助かったことは不幸中の幸いであろう。
しかし、髑髏連隊の女隊長が、そのような戯れ言をな……。
ならば、その「皇族主催の狩猟祭」とやらへの招待、
ありがたく受けてやろうではないか!
アラミゴの猛牛が簡単に狩れぬ獲物だと教えてくれる!
フォルドラの言葉を聞き、何か思うところが?
クルル嬢の居所は、未だに判明していないが、
ピピンが進めている基地内の調査で、何かが判明するかもしれん。
いずれにせよ、今しばらく時間がかかるだろう。
そこでだ……少し顔を貸してくれんか?
貴様たちに見せておきたい場所があるのだ。
帝国軍との決戦に臨む前にこそ……な。
街道をラジアタまで戻り、南側の細道に向かうぞ。
おっとすまない、つい懐かしい気分に浸ってしまってな。
ひとまず、よくぞ来てくれたと歓迎しておこう。
リセを交えて、少し話をしよう……。
貴様たちにこの家を……我が生家を見せておきたくてな。
見てのとおり、貧しい家でな……。
いや、村全体が貧しかったと言うべきか……。
痩せた土地での実りだけでは、生きていくこともままならず、
若者は、村を出て傭兵として働くのが常だった。
かく言う吾輩も、アラミゴ軍の雇われ兵となり、
折しも帝国軍との緊張が高まっていた国境警備に回されてな……。
そして、ほどなく小競り合いが始まったのだ。
帝国軍の魔導兵器は強力だったが、吾輩は知恵を絞って戦った。
おかげでいくつかの戦功を挙げて「戦場の演出家」などという、
過分な評価を受けもした……。
だが、ある戦いで帝国兵に狙撃され、
吾輩は大怪我を負い、療養のためにここに戻ってきたのだ。
ですが、この怪我が治れば俺も……!
自由のために戦うか、
暴君に殺されるかを選べってことですか?
官吏や王族のような、豊かな暮らしがしたいわけじゃない!
俺が望むのは、ささやかな暮らしだけです!
その決断に誤りはないと、吾輩も思ってはいる。
だが、ひとつだけ問うておきたい。
お父上であるカーティス殿が、ここに書き記した言葉、
「自由か死か」……それを己の魂に誓うことができるのか、と。
もっとも頼りにする仲間の目の前でな……。
ならば、これ以上は何も言うまい……
お互い自由のために、死力を尽くそうぞ!
リセの様子が、いつもと違うように見えたのでな。
同胞の死によって、アラミゴ解放軍を率いることになり、
彼女は望む望まないに関わらず、大勢の命を背負うことになった。
アリゼー嬢の負傷を見て、無意識にそのことを実感したのであろう。
さらにフォルドラの言う、帝国支配下で生まれた世代の苦悩……。
吾輩であっても、一刀両断にできるほど、容易い感情ではあるまい。
軍の指揮とは、兵の命をつかんで火に投げ入れるような側面がある。
いかに戦いの経験が豊富であろうと、他者の命を預かることには、
自身の命を賭ける以上の責任がつきまとう……。
吾輩は、人生の苦難に直面したとき、
つねに「自由か死か」という言葉を思い出し耐えてきた。
この言葉と亡き父の想いを知ることで、
リセは必ずや、次の大いなる一歩を踏み出せると、
吾輩は信じている……。
さて、吾輩は少しだけ故郷を見てから、戻ることにする。
貴様たちは、先に部隊と合流しておくといい。
「リセ」を……くれぐれも、よろしく頼むぞ。
どこで我々は道を違えたのであろうな……。
すまない、独り言だ。
今日この日に集まってくれたこと、
アラミゴ人のひとりとして、心より感謝する。
帝国軍は、堅牢なアラミゴの城郭を盾に、
籠城戦を挑む腹らしく、今のところ抵抗は散発的だ。
本国からの援軍を待っているのか、
あるいは何か、罠を仕掛けようとしているのか……。
残念ながら、敵将ゼノスの思惑はわかっていない。
ゆえに吾輩は、ここに集まった全軍を動員し、
一挙に攻めかかることを提案したいのだがいかがか?
それでは作戦の詳細を説明する!
カヌ・エ殿以下、双蛇党は得意の弓術による援護と、
幻術士部隊による負傷兵の救護をお願いする。
対竜兵器の運用に長けた神殿騎士団の出番だ。
不滅隊と双蛇党が切り拓いたルートを使い、
火砲をアラミゴ正門前につけてもらいたい。
集中砲火により、突破口を開くのだ!
住民たちの安全確保に務めてもらいたい。
同じアラミゴ人であれば、避難誘導もしやすいだろう。
そちらを押さえることができれば、正門と二正面から、
攻め込むことも可能となるからな。
こうして準備が整ったら、後は一気に内郭に雪崩込み、
アラミゴ王宮を目指し、ゼノスを討ち取るまでだ。
クルル嬢の居所が判明した場合、救出を最優先とし、
以後は状況に応じて行動してくれ。
我らの手で、アラミゴを取り戻すのだ!
今こうして吾輩は帰ってきたのだ。
それにしても髑髏連隊を率いていた千人隊長を捕縛するとはな。
居住区の確保にも成功した上、千人隊長まで捕縛して戻るとは、
おそれいったぞ!
……まさかオメガのことか?
必死に捜索しているが、未だに発見には至っていない。
不可解な籠城は、オメガの起動準備に要する時間稼ぎなのか?
無論、蛮神をも超える力とやらは、吾輩とて気になるが、
我々としては、このまま攻め、勝利するほか道はあるまい。
このまま王宮へと攻め上がり、ヤツの首を獲るだけだ。
現在、ピピンたちが先鋒となって、
正門前の確保に向かっているが、そろそろ片が付く頃合いだろう。
伝令役をさせてすまないが、[player]よ、
各国の領袖たちに、部隊を前進させるように声をかけてくれんか?
ガイウスを退けたことに加え、千年戦争を終結へと導いた貴様は、
エオルゼア各地から来た将兵にとって、勝利の象徴と言える存在だ。
道化のようだと思うかもしれんが、
その姿を見せることで、人の心を奮い立たせる力が貴様にはある。
……頼んだぞ。
勝利に繋がることであれば、今は何でもしておきたいのだ。
将兵たちの士気の高まりも、ここから見ていてよくわかった。
助かったぞ、[player]……。
今、言うべきことは、ただひとつ……
健闘を祈る……無事に戻れよ。
残すところは吾輩が率いる突入部隊のみか……。
最終確認が完了次第、配置に就かせるとしよう。
ピピンが、アラミゴの玄関口たる陸橋に陣取っているはずだ。
そこに合流してくれ。
[player]よ、貴様に頼みがある。
この包みを「ピピン」に渡してくれ。
何が入っているのかは、あえて言うまい。
ヤツならば、これを受け取ることで吾輩の真意を悟るだろう。
……では、次は戦場で会おうぞ!
頼んだぞ。
どちらが先に奴の下に辿り着くのか勝負といったところだな。
どちらが先に奴の下に辿り着くのか勝負といったところだな。
今は死んだ敵将のことよりも、生きている者たちのことを考えよう。
新たな国造りに参加せんと、帰郷を検討し始めることだろう。
我らが英雄……いや、我らが「解放者」よ!
ゼノスを討ったことで、第XII軍団の残余も抵抗を止めた。
ここに20年の長きに渡った帝国によるアラミゴ支配は、
終わりを告げたのだ!
もちろん、この戦いがすべての終わりではない。
王政に戻すわけにはいかない以上、暫定政権を発足させ、
一から新たな国造りを始めなければならないからな。
良き国造りを、成し遂げることができると吾輩は信じている。
その機会を作ってくれたことに感謝するぞ!
????
騒乱が生じたと聞いて、来てみれば……。
吾輩もまた、この胸に感じている!
痛いほど……
そう、まさしく痛みとなって感じられるのだ!
だが、考えてほしい!
帝国軍に連れ去られたまま、未だ戻らぬ同胞のことを!
彼らの帰りを待つ、恋人、家族、友人たちのことを!
行方の知れぬ彼らは、いずこにいるのか?
これを調べることもまた大切なことのはず!
だが今少しだけ、その決断を下すのを待ってほしい!
殺すのは容易いが、死者に真実を問うことはできないのだから!
ゆえに吾輩は、すべての同胞たちを前に訴えたい!
新たに国を担うことになる者たちが、
真実を知ることができず、迷うことがあってはならないと!
罪人たちを、裁きの場に引き立てる役割は、
彼ら新政権の担い手にこそ、任せようではないか!
ゆえに今は辛くとも、この燃え上がる心を鎮めるべきなのだ!
騒ぎ立てるのも、わからなくもないのだが……。
なかなかどうして、頭が痛い話だ。
彼らが抱く怒りは、アラミゴ奪還に向けた戦意の源でもあった。
目的が達成された今、その感情が無節操な私刑に向かいつつある。
アラミゴという国の未来を左右する、大切な時期だからこそ、
フォルドラの処遇を巡って、対立が広がるのは避けたいところだな。
件のフォルドラが処置を受けた、研究所の調査の途中だったのでな。
難しい局面だが、あまり感情に流されぬよう気を付けるのだぞ。
よければ、貴様たちも協力してくれると助かるのだが……。
さっそくだが、判明した情報を共有してくれ。
フォルドラ自身が向き合うべきものだろう。
目下、我らが心配せねばならんことは、ほかにある。
大量の超越者が造られ、敵として現れる可能性があるということ。
対策を立てるためにも、超越者の調査は続行せねばならん。
非情なようだが、フォルドラは貴重なサンプルだ。
ますます簡単には殺せんぞ。
誰よりも己がそれを信じ、真摯に人々に語りかけるのだ。
対話こそが人心を変える最良の方法であり、近道はないのだから。
またもフォルドラの処刑を求める市民たちが、
騒ぎを起こしてな……対応のため、走り回っていたのだ。
どうにか説得して解散はさせたが……
やれやれ、貴様に愚痴を言っても始まらんな。
山岳地帯への進軍中に、アレンヴァルドたちの部隊が拘束した、
ふたりの捕虜のことだ。
<チェック漏れ>
►命だけは
あれだけの裏切りを受けてなお、助命を求めると?
……優しいな、貴様は。
いずれ同盟軍として、法廷で裁くことになろうが、
その時には、参考として貴様の意見も提出しておこう。
すまぬが、もう少し時間をもらえるか?
……少し歩きたい。
……吾輩のどちらつかずにも見える態度が、
奴を凶行へ誘った面があるのは間違いない。
すまなかった。
だが、貴様を筆頭とした「暁」に、
ピピンを含めたエオルゼア同盟軍の将兵たち……
そして、アラミゴの同胞たちの奮戦によって、祖国は奪還できた。
暫定政権の主導で、新たな国の在り方についても、
ほどなく方向性が示されることになるだろう。
……そうなれば、吾輩はウルダハへと戻り、
これまで通り、ナナモ様を支えるつもりだ。
捨て去りたいわけではない。
帰郷を考えなかったわけではないのだ。
実のところ、ひとりの気ままな傭兵として、
貴様とともに戦いたいと夢想したことすらあるのだぞ?
やはり、その誓いを破るわけにはゆかぬのだ。
我が剣と心は、つねにナナモ様と共にある。
貴様には、この決意を伝えておきたいと思ったのだ。
だが、話ができてよかった。
ところで……アレンヴァルドよ、
我らを探していたようだが、何事か起こったとでもいうのか?
ピピンは、ただちに同盟軍部隊と合流し、警戒態勢に入れ。
[player]よ、吾輩に同行してもらえるか?
連中と相対したことのある貴様がいてくれると助かる。
波乱の徴候ありと言ったところか……。
カリヤナの族長のことだが、信用できると思うか?
やはり、そう思うか……。
一度、虜となった者は、蛮神の忠実なる僕と化す……。
美神ラクシュミの影響が抜けたとは、到底、思えんからな。
►和解できる
ふむ……和解の望みがあるというのか。
イシュガルドでは、かつて氷神「シヴァ」のテンパードだった、
異端者たちが、和解のため投降してきたと聞くが……。
だが、相手が蛮神がらみとなると、吾輩たちだけでは……
すまぬが「暁」に協力を要請したいのだが?
では後ほど、代表者会議の議場となる王宮で会おう。
だがッ!
ラクシュミの虜としたいらしいな……。
思うように戦えまい……。
貴様は蛮神の相手をッ!
背後は我らが英雄に任せ、正面の敵に集中するのだ!
吾輩が道を拓くッ!!
ここは我らが故郷、命を賭けずして何とする……アルフィノ殿!
この借りは、我が剣で返すッ!!
吾輩も、あやうく蛮神の虜となっていたところだ。
感謝するぞ……。
我らだけでは、蛮神ラクシュミに魅了されていただろう。
この勝利は、貴様たちの存在あってこそのものだ。
この教訓を、今後の警備体制に活かすしかあるまい。
クリスタルを議場に運び込んだのはもちろん、
アナンタ族の護衛たちに、武器の携帯を許すよう進言した者も、
テンパードであった可能性が高い。
では、これよりの会議の護衛は我らに任せ、
[player]たちは、休んでいてくれ。
イシュガルドの庶民院という先例に倣う形で、
民衆に選ばれた代表者による議会を発足させることに決まった。
これでアラミゴにおける吾輩の役目も終わる。
ゆえにギラバニアの星々を、最後に見ておこうと思ってな。
おひとりでお決めになるおつもりかッ!
吾輩は、信頼に値せぬということですか!
ナナモ様、貴女の剣となると……。
貴女という女王に仕えることができて光栄でした……。
解かれることになった……。
アラミゴに、雇われ兵の職でもあれば、
紹介願いたいのだが……。
ピピンもピピンだ、笑い事ではないのだぞ!?
よかったら、吾輩も国造りに参加させてくれぬか?
貴様にも、迷惑をかけてしまったな……。
吾輩も、そしてアラミゴに生きる同志たちも、
同盟軍の戦友たちと、共に歩めることを嬉しく思っております。
こうしてアラミゴを率いる立場になり、
会議に赴く日が来るとは思ってもいませんでした。
我輩を闇より救い出してくれたのは、アルフィノ殿だった。
彼がここにいないことが残念だ……。
ゼノスの肉体を操っているというだけでも厄介なのに、
帝国領内に潜入し、奴に近づくとなると相当な難題だ。
ことは、帝国の基盤を揺るがす一大事。
うまく噂が広まれば、多少の混乱は引き起こせるはずだが……。
傷つき疲れ果てた者たちを、突き返すことはできん。
それに、こちらとしても、帝国の内情を知りたいのでな……。
帝国軍の動きが、こうも早いとは……。
援軍の派遣を要請しつつ、帝国領との国境地帯に、
防衛陣地を設営……帝国の進軍に備えるのだ!
だが、急がせたとて時間が足りん。
敵軍が視認でき次第、停戦交渉の使者でも出して、
少しでも時間稼ぎをするしかあるまい。
こちらの防衛陣地についても、
同盟各国の協力で準備が進んでいるところだ。
アルフィノ殿のおかげで、最悪の事態を免れたのかもしれん。
単身で帝国へ向かった勇気と行動力には、感服せざるをえんな……。
その存在が毒ガスであるとわかれば、予めできることはある。
至急、対応策の検討に入るとしよう。
アシエンと敵対しているという話も驚きだが……
時間稼ぎとしても、この会談を実現したい。
が……
会談の場となる国境地帯には、全軍を差し向ける予定だ。
会談には抜かりなく臨まねばならん。
すべてを奪われた者たちが、大人しく従うことはない。
反旗を翻すのも当然のことではないか……?
これを突き崩す秘策はないものか……。
それが強者の驕りである可能性も否定できませんが、
何か裏があるようにも思えるのです。
魔導技術を得た後、かつての故郷に戻ろうとしたのはわかる。
だが、その後も領土拡大を続けたのはなぜだ?
我々は第七霊災で多くの民と仲間を失ったのだ!
しかし、相手の戦力は強大、この上なく厳しい戦となるだろう……。
アシエンを討つために霊災を起こすなど、本末転倒もいいところだ。
多大な犠牲を黙認した先に、未来などあるものか。
だが、エオルゼア同盟と東方連合の力を合わせてもなお、
帝国の総力には敵わぬのが現実、厳しい戦いとなるだろう……。
我らの底力を見せてやろう!
エオルゼア同盟を代表して頼みたい。
遊撃部隊として戦列に加わってもらいたいのだ。
全軍を代表して感謝するぞ!
同盟軍総司令官という立場上、この本陣を護らねばならん。
すまぬが、前線は貴様たちに託したぞ。
すまぬが、前線は貴様たちに託したぞ!
おかげで敵の第一陣を退けることができた!
とはいえ帝国軍にとっては、ほんの小手調べに過ぎんはずだ。
ヴァリス帝が陣中にあるとあって、決して無理はせず、
着実に、こちらの戦力を削るつもりなのであろう。
戦線を支えることができたが、油断は禁物といったところだ。
ひとまず野戦病院で治療師に診てもらっている。
すまない、今はそのような余裕もない。
せめて、解放軍が責任を持って、
アリゼー嬢の身柄を「石の家」へと運ばせてもらおう。
しばらくは、前線でのにらみ合いが続くことだろう。
だから貴様も「石の家」へと戻り、身体を休めてもらいたい。
昏睡状態に陥った賢人たちと、同じ幻聴を聞いてもいるのだ。
不安もあるだろうが、しばし力を蓄えておいてくれ。
こちらに動きがあったときは、伝令を送ろう。
まずは戦況の共有をさせてくれ。
どちらも決定打を与えることができず、一進一退……
ほぼ膠着状態といったところだ。
今のところ、なんとか進軍を抑えることはできている。
何らかの事情で、帝国側は総力を投入していないらしい。
斥候の報告によれば、すでにヴァリス帝も、
本国へと引き返しているようだ。
その間に、どうにか帝国軍の戦力を削り、
前線を押し上げたいと考えているのだが……
奴の到着を待っていたわけか……。
前線への援軍を要請せよ。
急ぎ貴様にも援軍を頼めるか!
かたじけない、貴様が向かえば百人力だ!
それでは、頼んだぞ……
►アシエンを倒す
不死のアシエンを始末するのは難しかろうが、
「ゼノス」を戦場で倒すことの意味は大きいな……。
それでは、頼んだぞ……
また、例の声が聴こえたというのか?
貴様には前線を任せたぞ!