年老いたバヌバヌ族
リヌバリさま、ここは私に任せてくだされ!
年老いたバヌバヌ族
なんと、吹きすさぶ北風のように荒々しい舞なのだ!
こ、これでは、戦うなど無理というもの!
年老いたバヌバヌ族
雲海に浮かぶ無数の雲ほど、感謝いたします。
グンドの村の再建は、このムナバヌの悲願なのです。
そのためにも、粉骨砕身働かねばなりません。
波乱万丈の我が生涯、積もる話がありますが、
貴方にお願いしたいことも、山積みであります。
お話すると、空に伸びるすじ雲のように長くなりますので、
何卒、何卒、またの機会にしてくだされ。
「冷酷なるブンド」に抵抗し続けてきました。
それゆえ、「大らかなズンド」の態度が気に入らぬのでしょう。
とはいえ、とはいえ、リヌバヌさまも、
妹のリヌバリさまを匿ってくれた、ズンドに感謝しています。
今こそ、今こそ、私の積もる話でもと言いたいところですが……。
まだまだ、貴方にお願いしたいことは、尽きませぬ。
パイッサの悩みの如くつまらぬ話は、やめておきましょう。
[player]さま、これはよいところに!
申し訳ありませぬが、巡回警備を手伝っていただきたい。
ズンドの方々が「ブンドの斥候」を目撃したそうで、
周辺の警備を行うことになったのですが、
我々は数が少なく、クチバシを割く余裕がないのです。
オク・ズンド北東にあるズンドとブンドの境界で、
4ヶ所ほど、周囲を見渡してくだされば結構です。
もし斥候が現れましたら、そのお力で叩きのめしてくだされ!
叩きのめしてくださったか!
島を潤す雨のように、感謝いたします!
ブンドの斥候は、時折こうして姿を現し、
狩りの獲物を横取りしていくと聞きます。
まったく、まったく、不意をつく突風の如く卑怯な奴らです!
これで、これで、ズンドに僅かなりとも恩を返せました。
しかし本来は、我ら自身で成さねばならぬこと。
早く、早く、貴方を煩わせぬようにならなければ!
実はいま、薪が不足しておりまして、ヒトから手に入れたいのです。
彼らとの取引に、ひとつ協力していただけませんかな?
ヒトの騎兵は、美味い食料に目がないと聞きます。
そこで、「特製の草団子」を作ろうと思うのですが、
材料の一部が足りません。
オク・ズンド付近に自生する「浮島の野草」を、
ひとまず、ひとまず、3つほど採ってきてください。
私はその間、調理の準備を整えておきますので。
「浮島の野草」を、無事に採ることができましたかな?
なんと、なんと、香り高い野草でしょうか!
これなら旭日の如く見事な草団子が作れましょう!
では、では、この野草をちょちょいっと……。
うむ、できましたぞ、[player]さま!
これこそ、これこそ、「特製の草団子」!
この「特製の草団子」を、
「キャンプ・クラウドトップ」と呼ばれている場所の、
「カリボー」というヒトにお渡しください。
かのヒトは、かつて我らグンドと取引をしていたので、
草団子を渡せば、薪と交換してくれることでしょう。
よろしくお願いいたします、[player]さま。
どうでしょう、燃料になる「よく乾いた薪」を、
ヒトから分けてもらえましたか?
確かに、確かに、受け取りました。
雲海において木は、大地を流れる水のように貴重ですから、
オク・グンドにいたころも、こうしてヒトと交換したものです。
当時は、当時は、交換材料の中で最も喜ばれたのが、
我々が丹精込めて作ったこの草団子でしてな。
風化した岩石を眺めるように、懐かしい話です。
そのことを思い出し、今回の草団子づくりは力が入りました。
材料のワモーラカンパの肉も、良いものを厳選しましたし、
昔のようにヒトに喜んでいただけたはずです。
[player]さま、ご足労ありがとうございました。
このお礼に、いつか貴方にも草団子をご馳走いたしましょう!
この付近にエンディミオンが巣を作ってしまったので、
撤去に協力していただきたいのです。
巣は高所にあることが多く、手で取り除くのは手間です。
ですが、ですが、サヌワの「突風」であれば、
キノコの胞子よりも簡単に吹き飛ばせましょう。
サヌワは、商人のルナバヌに手配するよう言ってあります。
サヌワの「突風」で、巣を4つほど吹き飛ばしてください。
お手数ですが、ご協力をお願いします!
実り多き果樹のように感謝します、[player]さま。
これでしばらくは、安全でしょう。
エンディミオンは、激怒するパイッサよりも危険な怪鳥です。
なにせ、なにせ、幼い子どもをさらうくらいですからね。
巣を放置し、奴らの増加を許すわけにはいきません。
私が子どものころ、雲海にエンディミオンはいませんでしたが、
数年前から、北の海から渡ってくるようになったのです。
まったく、まったく、困ったものです。
貴方の、岩を吹き飛ばす颶風(ぐふう)の如き強さを見込み、
お願いしたい仕事がございます。
食料の備蓄が、心もとなくなってきました。
いっそ、ブンド・オク・ベンドの連中から強奪してしまおうかと。
今の時期なら、奴らは食料を溜め込んでいるはずですからな。
食料の入った「ブンド族の食料壺」を4つ入手すれば、十分です。
貴方には雛のクチバシを摘むより簡単でしょう。
どうか、どうか、よろしくお願いします!
さすがは[player]さま。
ブンド・オク・ベンドの連中などものともせぬと信じておりました。
ほほう、この壺の中身は……。
巣穴で蠢く地虫のように旨そうなリーチの干物!
それもこれほど大量とは……予想以上です!
ブンド・オク・ベンドの連中が使用する狩場は、
元々はグンドの土地でした。
それ故、狩りの周期や備蓄状況は予想しやすいのです。
奪った食料は、いうなれば我らの狩場を使用した代価、ですな。
これからも、定期的に徴収させていただきましょう。
次もよろしくお願いいたしますぞ、[player]さま!
実は、実は、商人のルナバヌが、
貴方のお力を借りたいと申しておりましてな。
なんでも、なんでも、食料集めを手伝ってほしいようで。
よろしければ、ルナバヌの頼みを聞いてはいただけませぬか?
吹き渡る涼風の如く、お願いいたしますぞ。
結果は、結果は、ルナバヌよりお聞きしましたぞ。
貴方の協力に、雲海に響き渡る雷鳴の如き大いなる感謝を。
今回取ってきた虫は、まるで蜜のように甘く、美味でして。
先ほど皆で分け、あっという間に平らげてしまいました。
……申し訳ありません、貴方にも1匹お分けすべきでしたな。
どうか、どうか、「ヴール・シアンシラン」とヒトが呼ぶ地で、
「湧水のクリスタル」を3つほど取ってきてはいただけませんか?
「湧水のクリスタル」は、ヒトも水源として利用しています。
かつては我々もクリスタルを使っていたとはいえ、
今、無断で取りにいけば、対立の火種となりましょう。
そこで、そこで、まずはヒトの陣地の長から許可を得て、
それからクリスタルを取りにいっていただきたいのです。
これはヒトである貴方にしか頼めぬこと、どうかお願いします!
「湧水のクリスタル」は取ってこれましたか?
これは、これは、水量が豊富そうですな!
これほど立派な「湧水のクリスタル」ならば、
種を運ぶ風のように、豊かなる恵みをもたらすでしょう!
雲海における水の確保は、我々にとっても難事でして。
普段は雨水を貯めておくのですが、今回はそれでも足りず、
「湧水のクリスタル」に頼ったというわけです。
しかし、しかし、ヒトの許可を得られて本当によかった。
我らは「冷酷なるブンド」の相手で精一杯ですから、
ヒトとは友好的な関係を築いていきたいものです。
ちょうど、ちょうど、今はアンズーの産卵時期ですので、
奴らの巣から卵を3つほど取ってきてほしいのです。
アンズーは、ヒトが「渡り鳥の営巣地」と呼ぶ場所に、
巣を作っているはず……。
種運ぶ風のように軽やかに、お願いいたします。
持ってきてくれましたか?
なんと、あの凶暴なアンズーから、
こんなに早く卵を取ってくるとは!
さすがは、[player]さまです!
アンズーの卵はとても美味で、
そのまま食べても良し、酒を作っても良し。
我々には、輝く太陽の如く重要な食材なのです。
しかし、しかし、アンズーは凶暴ですので、
卵を入手できるのは限られた戦士のみ……。
貴方の協力を得られて、慈雨を受けた草木のように幸いでした。
おお、[player]さま!
私の話と頼みをお聞きください!
ブンドの若者が、オク・グンドで酒宴を開いているのです。
おそらく、おそらく、長老の目を逃れて羽目を外すため、
廃墟となったあの地で騒いでおるのでしょう。
どうか、どうか、奴らを追い払っていただけませんか?
あの鳥頭どもに、サヌワの「突風」を浴びせてやれば、
水をかけられたゲイラキャットのように逃げるはずです。
サヌワの用意はすでに整っておりますので、
「オク・グンド」へ向かう際は、商人のルナバヌに申しつけを。
それでは、麗らかな日射しのように、お願いいたしますぞ!
ブンドの鳥頭どもを追い払っていただけたようですな。
貴方に、貴方に、緑を育む優しき陽光の如き感謝を。
それと、それと、申し訳ありませんでした。
貴方なら、力で追い払う方が簡単だったかもしれませんが、
多くの血が流れたあの地を、更なる血で汚したくなかったのです。
なんにせよ、サヌワの「突風」で吹き飛ばされるなど、
バヌバヌ族にとって、浮島より転落するパイッサの如き屈辱。
この件で、鳥頭どもが懲りてくれればよいのですが……。
「冷酷なるブンド」の動きを探っていただけませんか?
どうにも、どうにも、心配でございまして……。
南に陣取るヒトの騎兵たちであれば、
最近のブンドどもの動向に詳しいでしょう。
まずは、まずは、騎兵に聞き込みをお願いします。
そこで得た情報を元に偵察を行えば、
ブンドの悪だくみも、晴天のように暴かれるでしょう。
これはヒトである貴方にしかできぬこと、どうかお願いいたします。
我々が欲していた情報を持ち帰ってくださるとは!
雲海に響き渡る雷鳴のように、感謝いたしますぞ!
いまだに掴んではいない様子ですな。
油断できませんが、ひとまずは安心です。
今しばらく、時間がかかるようですな。
この猶予を活かし、「太陽の舞」の修練に励まねば!
ずぶ濡れのゲイラキャットの如く怯えている様子。
油断できませんが、これならしばらくは安全でしょう!
これは[player]さま、ちょうど良いところに。
ぜひ、手を貸してくださりませぬか?
実は、実は、櫛の数が足りず、困っておりまして。
優れた櫛職人として名高い「大らかなズンド」と取引し、
櫛を分けていただくのに、協力してほしいのです。
ピチピチのワモーラカンパの柔肉であれば、
ズンドの方も快く物々交換に応じてくださるはず。
ただ、生まれたての幼虫は警戒心が強く、巣穴から出てきません。
ですから幼虫は、巣穴を煙で燻し、引きずり出してください。
煙を出すには、「ブルーウィンドウ」にある、
「乾いた枯れ草」を燃やすのがよいでしょうな。
首尾よく「ワモーラカンパの柔肉」が取れたなら、
それを「グナバヌ」殿にお渡しください。
2匹ぶんも渡せば、きっと取引してくださるでしょう。
あとでグナバヌ殿にはお礼を言いにいかなければ。
さて、さて、「ズンド製の櫛」をいただけますかな?
これこそ、これこそ、「ズンド製の櫛」!
青々とした葉が茂る樹木のように見事です。
この櫛なら、羽繕いも問題ありません!
そろそろ、そろそろ、羽根が抜け替わる換羽期です。
この時期は、特に丁寧に羽繕いしなければ、
気持ち悪くて仕方がありません。
それに、それに、古い羽根をつけたままでは病気になりますし、
そんなみすぼらしい鳥の如きバヌバヌ族とは、
誰も雛を作りたいなどと思わぬでしょう?
それゆえ、それゆえ、我らにとって櫛は必需品。
いくらあっても足りるということはないのです。
さて、さて、それでは早速この櫛で、私も羽繕いをせねば!
実は、実は、「耕人のラヌバリ」が、
貴方の力を借りたいと申していましてな。
なんでも、なんでも、彼女の耕す畑に、
草木を焼き尽くす炎の如き、由々しき問題があるそうです。
どうか、どうか、ラヌバリの話を聞いてあげてくだされ。
……ハッ、これはお見苦しいところをお見せしました。
最近、最近、羽虫が畑を狙って大量にやってきてましてな。
畑を管理するラヌバリも、この事態に大弱りです。
どうか、どうか、彼女の力になっていただけませぬか?
よろしければ、彼の力になっていただけませぬか?
草木の種を運ぶ風のように、速やかにお願いいたします。
「冷酷なるブンド」の暴虐を、止めていただけませんか?
詳しい話は「釣師のエヌバヌ」よりお聞きくださいませ!
家の建築で、なにやらギヌバヌが悩んでおりましてな。
彼の話を、どうか聞いてやってはいただけませんか?
ギヌバヌが、貴方の力を借りたいと言っておりまして。
良ければ、彼の話を聞いてくだされ。
おお、[player]さま!
貴方なら、若いころの私に負けぬはず!
実は、実は、家の建材を狩りに行く者を探しておったのです。
ささ、ぜひ「大工のギヌバヌ」から話をお聞きください!
貴方にしかお願いできない仕事がございましてな。
家の外壁に塗る塗料を手に入れてほしいのです。
なんでも、なんでも、材料が足りないという話でして……。
詳しくは「大工のギヌバヌ」からお聞きください。
リヌバヌさまが、ぜひ貴方の力を借りたいと、
申しておられましてな。
よろしければ、リヌバヌさまに、
声をかけてみてはくださらぬでしょうか。
麗らかな日射しのように、お願いいたしますぞ。
我らがグンドの名誉が、穢される事態が発生しておるのです!
ともかく、ともかく、リヌバヌさまから、
事の次第を聞いて頂きたいのです!
[player]さまにお願いしたいのは、
我らがグンドの格に関わること。
仕事の子細につきましては、
長たるリヌバヌさまより、お聞きください。
大工のギヌバヌから難題を頼まれまして困っていたのですが、
貴方であれば適任というもの!
苦労に見合う礼はさせていただきますゆえ、
どうか「大工のギヌバヌ」の頼みを聞いてやってください。
よろしく頼みますぞ。
今日も私たちに力を貸してくれるというのですか?
でしたら、ぜひ「耕人のラヌバリ」にお声がけください。
ハッ、[player]さまではありませんか!?
我らを受け入れてくれた「大らかなズンド」に敬意を表するため、
贈り物を準備していたのですが……。
材料が足りずに困っているのです。
もしよろしければ、「商人のルナバヌ」とともに、
材料集めをお願いできないでしょうか?
ヒトである貴方にしか、頼めぬ仕事があるのです。
ぜひとも、リヌバヌさまから直接、話を聞いてくださいませ。
ハッ、[player]さま!
これ以上ない時に、声をかけてくださいましたね!
どうしても「活きのいいパイッサ」が必要なのです。
ですが、成さねばならぬ村の仕事が山積みでして……
罠をしかけに行くこともできません。
どうか、どうか、[player]さま。
「オク・グンド」西方に落とし穴を掘り、
掛かった「活きのいいパイッサ」を、この袋で捕らえてください!
それで、それで、パイッサ狩りはいかがでしたか?
なんと、なんと、素晴らしい!
積乱雲のように力強く、雄々しいパイッサではありませんか!
これならば勝てる、必ず勝てますぞ!
ハッ……私としたことが興奮してしまいました。
実は「大らかなズンド」の友人と、部族の名誉を懸けて、
「闘パイッサ」で勝負することになっておりましてな。
私たちを助けてくれた恩人が相手とはいえ、
神聖なる「闘パイッサ」となれば、決して手を抜けません。
このパイッサを鍛え上げ、必ずや勝利を手にして見せますぞ!
おおっと、おおっと、これはお恥ずかしいところを、
見られてしまいましたな。
こうして山積みになった仕事を片付ける傍ら、
美しい「太陽の舞」を舞うために、リズムをとっていたのです。
リヌバヌさまから、もっと鍛錬を積めと言われてしまいましてね。
そうだ、そうだ、[player]さまなら、
私よりも、力強く猛々しい「太陽の舞」が踊れるはず!
ぜひリヌバヌさまに声をかけ、力を貸して差し上げてください。
リヌバヌさまが貴方を探しておりましてな……。
どうやら、どうやら、何か依頼したいことがある様子。
お手数ではありますが、西風のように颯爽と、
リヌバヌさまにお声がけいただけませんか?
リヌバヌさまより、伝言を預かっております。
ぜひ時間がある時に、お声がけをとのことです。
私たちは、立ちこめる濃霧のように深く悩んでいるのです。
どうか我らグンドに迫る危機に対処するため、
リヌバヌさまに、声をかけてはいただけないでしょうか?