アム・アレーン
[ 11.3 , 17.5 ]
トゥワインにまだ活気があった頃、
俺の背後にある建物は、鉱山労働者のギルドだった。
労働者が減ったんで、閉めちまったがな。
俺の背後にある建物は、鉱山労働者のギルドだった。
労働者が減ったんで、閉めちまったがな。
アム・アレーン
[ 11.3 , 17.5 ]
おう、旅人さんよぉ。
悪いんだが、ひとつ頼まれてくれねえか?
悪いんだが、ひとつ頼まれてくれねえか?
アム・アレーン
[ 11.3 , 17.5 ]
トゥワインの鉱山労働者は、大半がロンゾ族だが、
ひとりだけミステル族がいる。
名前をキー・サットっていうんだが、
こいつがとんでもねえ変人でよ。
何も出ない場所をひとりで掘り返してやがる。
何でそんな真似をするのか確認してえが、
俺を含め、集落のモンにゃ耳も貸さず、だんまりときたもんだ。
だが、旅人のお前なら、話してくれるかもしれん。
ひとりだけミステル族がいる。
名前をキー・サットっていうんだが、
こいつがとんでもねえ変人でよ。
何も出ない場所をひとりで掘り返してやがる。
何でそんな真似をするのか確認してえが、
俺を含め、集落のモンにゃ耳も貸さず、だんまりときたもんだ。
だが、旅人のお前なら、話してくれるかもしれん。
アム・アレーン
[ 11.3 , 17.5 ]
旅人ってのも、いろいろと忙しいだろう。
だから、暇なときで構わねえ。
ミステル族の「キー・サット」に声をかけてみてくれ。
だから、暇なときで構わねえ。
ミステル族の「キー・サット」に声をかけてみてくれ。
アム・アレーン
[ 11.3 , 17.5 ]
ミステル族の「キー・サット」に声をかけてくれねえか?
お前も忙しいだろうし、暇なときで構わねえからよ。
お前も忙しいだろうし、暇なときで構わねえからよ。
アム・アレーン
[ 11.3 , 17.5 ]
……キー・サットに声をかけてくれたようだな。
今はそれ以上、聞かねえでおくぜ。
状況が落ち着いたら、何があったか教えてくれ。
今はそれ以上、聞かねえでおくぜ。
状況が落ち着いたら、何があったか教えてくれ。
アム・アレーン
[ 11.3 , 17.5 ]
おう、お前か。
キー・サットと一緒とは、どんな用件だ?
キー・サットと一緒とは、どんな用件だ?
アム・アレーン
そんなことは言ってねえだろ。
……ったく、それで用件はなんだ?
……ったく、それで用件はなんだ?
アム・アレーン
……ルターブ鉱ときたか。
さしもの俺も、そのものズバリの鉱脈の位置までは知らん。
だか、心当たりがないこともない。
さしもの俺も、そのものズバリの鉱脈の位置までは知らん。
だか、心当たりがないこともない。
アム・アレーン
こいつは俺の爺さんから聞いた話だが、
100年以上前に崩落事故を起こした鉱山があるらしい。
「光の氾濫」後の混乱もあって、
結局、復旧作業は行われず、廃坑になったんだとか……。
ルターブ鉱の鉱脈があるとすれば、そこだろう。
100年以上前に崩落事故を起こした鉱山があるらしい。
「光の氾濫」後の混乱もあって、
結局、復旧作業は行われず、廃坑になったんだとか……。
ルターブ鉱の鉱脈があるとすれば、そこだろう。
アム・アレーン
ハッ、くだらねえ。
この町が「トゥワイン」と呼ばれる理由を知らねえのか?
ロンゾ族とミステル族が尻尾を「絡めて」作ったからなんだぞ!?
つまり、種族の垣根を越えて協力するのが、ここの流儀だ。
それを忘れてる阿呆も多いが、
俺はその流儀を受け継いでいきてえんだよ。
そして、それをお前にも受け継いでもらいてえ。
この町が「トゥワイン」と呼ばれる理由を知らねえのか?
ロンゾ族とミステル族が尻尾を「絡めて」作ったからなんだぞ!?
つまり、種族の垣根を越えて協力するのが、ここの流儀だ。
それを忘れてる阿呆も多いが、
俺はその流儀を受け継いでいきてえんだよ。
そして、それをお前にも受け継いでもらいてえ。
アム・アレーン
……廃坑の入口は、モルド・スークに続く坑道、
「尻尾の道」の途中にある。
もし行くつもりなら、崩落や魔物に注意しろよ。
「尻尾の道」の途中にある。
もし行くつもりなら、崩落や魔物に注意しろよ。
アム・アレーン
[ 11.3 , 17.5 ]
キー・サットの事情は、だいたいわかったぜ。
よければ最後まで、ヤツに協力してやってくれ。
よければ最後まで、ヤツに協力してやってくれ。
アム・アレーン
[ 11.3 , 17.5 ]
おお、ちょうどいいときに、
来てくれたもんだぜ。
またひとつ、頼まれてくれねえか。
来てくれたもんだぜ。
またひとつ、頼まれてくれねえか。
アム・アレーン
[ 11.3 , 17.5 ]
キー・サットの野郎が、
またもや、何やら問題を抱えているようでな。
暇があったら、それとなく手を貸してやってほしいのよ。
まあ、気が向いたらでいいんだ。
よろしく頼むぜ。
またもや、何やら問題を抱えているようでな。
暇があったら、それとなく手を貸してやってほしいのよ。
まあ、気が向いたらでいいんだ。
よろしく頼むぜ。
アム・アレーン
[ 11.3 , 17.5 ]
気が向いたらでいい。
「キー・サット」の力になってやってくれ。
「キー・サット」の力になってやってくれ。
アム・アレーン
[ 11.3 , 17.5 ]
よう、どうした?
キー・サットの件で、また何かあったのか?
キー・サットの件で、また何かあったのか?
アム・アレーン
[ 11.3 , 17.5 ]
……そうか。
アイツめ、うまくやれたんだな。
アイツめ、うまくやれたんだな。
アム・アレーン
[ 11.3 , 17.5 ]
もう聞き飽きたと思うが、俺からも礼を言わせてくれ。
旅人よ、本当にありがとう!
旅人よ、本当にありがとう!
アム・アレーン
[ 11.3 , 17.5 ]
夜闇が戻るだなんて、想像すらしなかった。
奇跡ってのは起きるもんなんだな……。
なら、背後の元ギルドに人が戻ることも、あるかもしれねえ。
奇跡ってのは起きるもんなんだな……。
なら、背後の元ギルドに人が戻ることも、あるかもしれねえ。
アム・アレーン
[ 11.3 , 17.5 ]
久しぶりに背後の元ギルドを開けて、中を掃除してみた。
夜が戻ってきたように、ギルドにもいずれ人を戻してやる。
コイツはその第一歩だ。
夜が戻ってきたように、ギルドにもいずれ人を戻してやる。
コイツはその第一歩だ。