えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

フレースヴェルグ

patch 3.x

幻想を砕く真実

Lv
54
patch3.0
ドラヴァニア雲海
……我が黄昏の地に、
再び、人が訪れる時が来ようとはな……。
ドラヴァニア雲海
いかにも……我が名は、フレースヴェルグ。
今はただ、滅びを待つだけの存在……。
去れ、人の子よ……。
ドラヴァニア雲海
シヴァ……その名を、人の子が口にするか!
ドラヴァニア雲海
愚かな……。
我が愛しきシヴァを、神として降ろしたというのか!
あまつさえ、それをシヴァの心だと!?
なんと……なんということだ……。
ドラヴァニア雲海
愚かな娘よ……。
光の意思に助けられ過去を視たようだが、
それで、すべてを見知った気になったか。
お主が呼び降ろしたものは、断じてシヴァではない。
それは、お主が心に抱いた幻想にすぎぬ。
かつて我が同胞も、太古の昔、闇の使徒にそそのかされ、
死した竜の王を呼び降ろしたことがあった。
だが、降臨したそれは、神とは名ばかりの存在であったぞ。
神降ろしとは、神を創造する行為にほかならぬ。
弱きものが信仰にすがり、その内に見せる幻よ……。
ドラヴァニア雲海
弱き娘よ……。
お主の魂は、お主の創り出した神によって穢されている。
それは、シヴァの魂ではない。
ドラヴァニア雲海
欲望と裏切りの魂を持つ民が、まだ融和を叫ぶか……。
ならば聴け、己が種の穢れた真実を……。
それでも融和を成せと言えるか、己の心に問うがよい!
ドラヴァニア雲海
今から1200年の昔、我らはシヴァの種を超えた愛により、
人との融和の時代を迎えていた……。
だが、我ら竜と交わるにつれ、人は我らについて学び、
「七大天竜」の力の源が、その「眼」にあることを知った。
そして、200年の歳月が流れた後、人は欲望に負けた。
当時のイシュガルド王「トールダン」なる男は、
竜の力を手に入れようと、邪な野心を抱いたのだ……。
トールダンは配下の騎士たちと共謀し、
七竜に連なる「ラタトスク」を謀殺したのだ!
ドラヴァニア雲海
おおお、我が瞳は今でもその光景を消し去ることができぬ!
忌まわしき男トールダンは、我が妹たるラタトスクから、
双眸を刳り抜き、騎士たちとともにこれを食らったのだ!
奴らは「竜の眼」を食したことで、人を超えた力を手に入れた。
恐るべき業の深さよ、人とはここまで堕落できるものなのか……。
血を分けたラタトスクの双眸を刳り貫かれ、殺された様を見て、
ニーズヘッグが血の涙を流し、怒り狂ったのは当然のこと!
しかし、トールダンを殺し、騎士を数人打ち倒したところで、
奴もまた眼を人に奪われ、退かざるを得なくなったのだ……。
ドラヴァニア雲海
これこそが真実……。
これが、竜と人との戦いの始まり。
我ら竜族にとって、忘れがたき呪いの詩……
千年継がれた「竜詩戦争」は、かくして今も続くのだ。
ドラヴァニア雲海
お主らが信じようと、信じまいと、
我が目に焼き付き離れぬこの情景こそが、
我ら竜族にとっての真実。
ニーズヘッグの目的は、王と騎士たちの子孫……
すなわち、イシュガルドの民を永遠に苦しませることだ。
生かさず殺さずの戦いを続け、人を疲弊させる。
さすれば、争いに疲れた者の中から、
竜の軍門に降る者が現れよう?
ドラヴァニア雲海
そして、その者らに竜の血を飲ませる。
ラタトスクの眼を喰らった王と騎士の子孫は、
身に竜の因子を宿して、生まれてくるからな。
ドラヴァニア雲海
イシュガルドの民が竜の血を飲めば、
内なる因子が目覚め、竜の眷属へと生まれ変わる。
これを永遠に支配するのが、ニーズヘッグの狙い……。
ドラヴァニア雲海
むろん、徹底的に抗戦する者もおろう……
そこなる竜騎士のようにな……。
だが、いかに抵抗しようと、人は100年もすれば死ぬ。
その子らを、再び苦しめ、軍門に降らせれば良い。
ドラヴァニア雲海
そういうことだ、竜を狩る者よ。
ニーズヘッグに、戦を止めろと願うのは無益……。
ドラヴァニア雲海
哀れな娘よ……まだわからぬのか。
竜と人とでは、あまりに時の尺度が異なるのだ。
お主が謝罪の言葉を述べるのは簡単なこと。
発端となった裏切りは、お主自身が成したことではなく、
遠い昔の「歴史」に過ぎぬのだから。
だが、我ら竜にとって……ニーズヘッグにとっては、
未だ色褪せぬ、「今」なお続く心の痛みなのだ。
ドラヴァニア雲海
さあ、過去語りも終いにしよう……。
私は人に絶望し、愛した者の魂とともに静かに滅びを待つ身……。
我が怒りに狂わぬのは、この身のうちにシヴァの魂があればこそ。
……もはや語る言葉を持たぬ。
さらばだ、人の子らよ。

竜詩の始まり

Lv
55
patch3.0
ドラヴァニア雲海
……愚かな。
やはり刃により、禍根を断つ道を選んだか……人の子よ。
ニーズヘッグの力が失われるのを、感じたぞ……。
ドラヴァニア雲海
真実に辿り着いたか……。
その「竜の眼」こそ、はるか過去にニーズヘッグに譲った、
我が力の源なのだ……。
ドラヴァニア雲海
いったいどうしたというのだ……
我が兄弟、ニーズヘッグよ。
ドラヴァニア雲海
なんということだ……
人とは、かくもおぞましい裏切りを成すというのか!
ドラヴァニア雲海
あぁ、シヴァよ……我が愛しき娘よ……
なぜ人は、こうも愚かなのだ。
ドラヴァニア雲海
ニーズヘッグ……。
ドラヴァニア雲海
……どうやら、我が過去を覗き視たようだな。
ドラヴァニア雲海
瀕死の傷を負いながら、ニーズヘッグは逃れてきた。
そして我に対し、片眼を差し出すよう求めたのだ。
人に復讐を成すための力としてな……。
ドラヴァニア雲海
我が愛する者が望んだ調和は、
彼女と同族である人の、汚らわしき裏切りにより潰えた……
それにより、血を分けたラタトスクを失い、
ニーズヘッグは狂気の底に追い落とされた。
……これ以上、人が我に何を言わんとするのか!!
ドラヴァニア雲海
去れ、人の子らよ……。
人の飽くなき欲望が、我らに不幸をもたらした。
今、お主らを殺めぬのは、
愛するシヴァの最後の願いがあればこそ……。
それを努々、忘れぬことだ!

聖竜の試練

Lv
60
patch3.3
ドラヴァニア雲海
ふたたび我を呼ぶか、人の子よ。
ドラヴァニア雲海
見え透いたことを……。
大方、邪竜の影との戦いに助力せよとでも言うつもりであろう?
ドラヴァニア雲海
どうやら図星と見える……。
ならば聞くまでもなく、我が答えもわかっているはず……。
かつて、我が愛しきシヴァの想いが、竜と人との架け橋となった。
それを打ち壊したのが、人の裏切りであることは知ってのとおり。
血を分けたラタトスクを殺され、悲しみと怒りを抱いたのが、
ニーズヘッグだけだと思うのか? 我が何も感じなかったとでも?
どうして、人という種に絶望せずにいられよう!
我がニーズヘッグに荷担し、人と戦わぬのは、
すべての命を愛したシヴァの想いがあればこそ……。
彼女を喰らうときに立てた「不殺の誓い」ゆえのことよ。
我が眷属に、己が生きる道を選ぶことを許した上で、
お主らには邪竜の影に動きありと、報せてやりもした……。
それ以上を望むのは、強欲がすぎるというものだ。
ドラヴァニア雲海
ほう、汝には、我が希望を抱いていると、
そのように見えると云うのか?
ドラヴァニア雲海
イゼル……幻想を抱いた哀れな娘か……。
あれに背を貸したのは、己が罪を認めて悔い、
新たな未来へ進もうとする姿に、心動かされたゆえのこと。
我が兄弟の眼を、悪しき人の手に、
委ねたままにしておくのも、忍びなかったのでな……。
ドラヴァニア雲海
詭弁を……。
だとしたら、どうだというのだ。
人の都を守るため、我に兄弟殺しの罪を被れと言うのか?
ドラヴァニア雲海
多くの命を救うために、汝は友を殺すと?
ゆえに我にも、誓いを破り、兄弟を殺せと命じるのか?
ドラヴァニア雲海
►怨念の化身を
ニーズヘッグを怨念の化身に変えた責任の一端は、
眼を与え、復讐に力を貸した我にもあるか……。
だが、純然たる怨念ゆえに「影」の力は強いぞ?

►友を助けるため
あくまで、あの竜騎士を救いたいと……。
イゼルがお主に希望を託したのも、その純粋さゆえか……。
だが、純然たる怨念ゆえに「影」の力は強いぞ?

►……
黙して語るか……。
お主は人でありながら、まるで竜の如き存在よな……。
だが、純然たる怨念ゆえに「影」の力は強いぞ?
ドラヴァニア雲海
どうやら見極めさせてもらう必要がありそうだな。
……お主ら、人の意思に「影」を払う力があるや否かを!
かつて我が兄弟、ラタトスクが棲処とした遺跡にて待つ。
我が眷属の導きに従い、試練の地へ来るがいい!
ドラヴァニア雲海
ここまでは順調のようだが……試練はまだ終わっておらん。
さて、小手調べといこうぞ……。
ドラヴァニア雲海
ニーズヘッグは甘くはないぞ?
試練と言えど、気を抜かぬことだ……。
ドラヴァニア雲海
来たか、人の英雄よ……。
さあ、最後の試練といこうではないか!

空こそは、猛き竜の領域……。
その力、試させてもらうぞ……。

よく耐えている……やるではないか!
だが、次の攻撃はどうかな……?

我が魔力を紡ぎて、幻体と成さん!
ヒトの子よ、己の限界を超えてみせよ!

まだまだ終わりではないぞ!
ヒトの子よ、意地を見せてみよ!

これがヒトの意思……。
我が一片の希望を、賭けるに値する力か……。
ドラヴァニア雲海
片眼の状態であったとはいえ、
一度はニーズヘッグを破っただけはある。

<竜騎士未取得>
揺るぎなき意思の強さ、確かに見せてもらった。
さすがは、ハイデリンの使徒といったところか……。

<竜騎士Lv50クエ済み>
揺るぎなき意思の強さ、確かに見せてもらった。
さすがは、もうひとりの「蒼の竜騎士」ということか……。

よかろう、これで最後だ。
我が心に残された一片の「希望」とやらを、
お主に託してみるとしよう。
ドラヴァニア雲海
どうやら、いずれの者も覚悟を示したようだな。
なれば、我、フレースヴェルグはここに誓おう。
邪竜の影を払うため、お主たちと共に戦うと!
愛しきシヴァと、
シヴァの心を継がんとした娘、イゼルの名にかけてな……。

ただ盟友とともに

Lv
60
patch3.3
ドラヴァニア雲海
どうやら事態は把握しているようだな。
ドラヴァニア雲海
ならば、我らの背に乗るがいい。
動き出した邪竜の影を追い、決着を付けるのだ。
雲廊
……退け、ニーズヘッグ。
いや、邪竜の影よ……。
これ以上、無益な戦いを続けてどうなるというのだ。
すでに人の子らは、己が父祖らが犯した罪を知り、
その上で竜との対話を始めようとしている。
むろん、我らの痛みも悲しみも、決して晴れることはないが、
それでも、さらなる憎しみを広げぬことならできるはずだ。
もう復讐は終いにしようではないか……。
雲廊
我が愛しきシヴァの魂を愚弄するか!
雲廊
ぐぬぅ……。
雲廊
戦いは終わってはおらぬ……。
我が「力」は希望とともに、すでに託された……。
雲廊
邪竜の影が消え去ったのを感じ取り、
眷属どもも退いたようだ。
雲廊
これで盟約は果たされた……。
雲廊
よくぞ、我が眼の力を引き出し、邪竜の影を払ってくれたな。
見事であったぞ。
その者の命が助かるよう、我も祈っておこう。
さらばだ、人の子らよ……。