残念ながらパパリモ殿の遺品は、未だに見つかっていないが、
何か発見したら、すぐに「暁」には報せよう。
まずは我々の手で……。
今の反帝国活動に必要なのは、成功体験です。
小さな作戦でいい……まず同盟軍と解放軍が協力し、
帝国軍の部隊を打ち破ったという実績を作るのです。
たとえ小さくとも、勝利という事実が、
希望の灯火を灯すための火種となるでしょう。
「カステッルム・ベロジナ」を部下に探らせていたのですが……
見たことのない新型魔導兵器が運び込まれたそうでしてね。
大方、我らエオルゼア同盟軍に対してぶつけて、
実戦テストでもしようという腹づもりでしょう……。
手を取り合った同盟軍と解放軍が、最初に戦う相手としては、
これ以上ない存在とすら言えましょう。
同盟軍本隊をエサに、新兵器をイーストエンド混交林に誘き寄せ、
その背後を、アラミゴ解放軍に突いてもらうことができますから。
作戦の詳細は、追って連絡兵を派遣しますので……。
轡(くつわ)を並べて戦うことになろうとは……。
人生、何があるかわからぬな。
前衛部隊を務めることになった。
黒渦団と神殿騎士団には、拠点の防衛に回ってもらっている。
感謝するぞ……!
問題なく可能であることが証明された。
これは、大きな収穫と言えるだろう。
アラミゴ解放のためには、いずれ攻略する必要があります。
解放軍の準備が整ったのであれば……。
偵察を地味な任務と侮ってはいけないぞ?
今回の偵察の目的は、先にも述べたとおり、敵防衛戦力の把握だ。
混交林を抜けた先に、
カステッルム・ベロジナを一望できる絶好のポイントがある。
まずは、そこまで行こう。
敵拠点からも、見通しがいい場所なのでね……。
夜陰に紛れて前進し、望遠鏡を使って敵情を探るつもりだ。
それでも、いつ敵兵に見つかって戦闘になるとも限らない。
常に武器を構えられるようしておいてくれよ。
敵戦力は、想定の範囲内と考えてよさそうだ。
よし、義父上に連絡を……。
いったい、どこから……。
ひとまず作戦は中止……このままラールガーズリーチに向かい、
現状の確認に努めよう!
帝国に対する反抗作戦どころではない。
じきに義父上も救援部隊を寄こしてくれるはずだ。
我々だけでも時間が稼げれば、チャンスはある。
鋼心のピピン
鋼心のピピン
こ、こんなところで……。
敵将ゼノス……恐るべし……。
[player]殿を援護するどころか、
敵の注意を引き付けることさえできなかった……。
だが、アルフィノ殿の言葉ではないが、
今は後悔するよりも、生き残った者たちを救うことが先決だ。
帝国軍は撤退してくれたが、襲撃があった以上、
もはや「ラールガーズリーチ」は安全とは言えない。
せめて重傷者だけでも、チョコボ・キャリッジを使って、
同盟軍の本陣、カストルム・オリエンスに移送させるべきだろう。
すまないが、手伝ってくれるか?
それでは、私は出発の準備を急がせてくる。
その間、治療師の「オレラ」女史から錬金薬をもらい、
「不滅隊の輸送兵」に渡してくれ……移送中の容態急変に備えてな。
では、さっそくですが出発しましょう。
時間をかけて、負傷者たちに負担を強いたくはありませんから。
再会したときに、より強くなっていられるよう、
私も精進しておくつもりさ。
再会したときに、より強くなっていられるよう、
私も精進しておくつもりさ。
だが、我々への報告の前に、まずはサンクレッド殿のところへ。
サンクレッド殿から話は聞いたようだな。
クルル嬢のことは、心配だとは思うが……
関係者にドマ遠征の報告をしてもらってもいいだろうか?
すまないが、よろしく頼むよ。
東方遠征の成果について、報告をお願いしても?
アラミゴ総督府と本国との通信量が急激に増えているようです。
おそらく、ドマ陥落の件で対応に追われているのでしょう。
一刻も早く探し出し、奪還したいところ……。
そのためにも早期の進軍が望ましい。
次は、山岳地帯の街道沿いを押さえるつもりだ。
そのあたりの雑務は、我々に任せてくれて構わんよ。
不審人物の捜索をアレンヴァルドたちに任せ、
駆けつけたところだ。
好戦的な性向を持つ、強硬派によるものばかりだったが、
まさか、非好戦的な宗派が、これを行うとは驚いた……。
カリヤナ派を監視する体制の構築を検討してみよう。
髑髏連隊をはじめ、カステッルム・ベロジナ防衛隊の残余は、
大人しく山岳地帯へと後退し、再攻撃の気配はない。
義父上……ラウバーン局長は、
このまま山岳地帯へ進軍することを決心された。
何より[player]は、蛮神と戦ったばかりだ。
そんな彼女に、連戦を強いるわけにはいくまい。
我々とて、正規の軍人だ。
蛮神ではなく、帝国軍が相手なら後れを取るつもりはない。
敵の監視塔を、砲撃への盾とする必要があるということだ。
私に斬らせるつもりで、隙を見せて誘い込んだのでしょう?
例のアラミゴ人部隊、髑髏連隊が激しく抵抗しているようですが、
武装解除するよう説得してみると……。
輸送部隊のキャリッジを回すよう、直ちに手配します!
負傷者たちが、続々と塔内から退避しているところだが……
いかんせん混乱していて、被害の全容が把握できていないのだ。
大きな犠牲が出てしまった。
私の部下にも、かなりの損害が出ている……。
帝国軍が、カストルム・アバニアのカノン砲を使い、
続けざまに砲撃を行っていれば、被害はさらに甚大だった。
いや……むしろ、味方を巻き込んでまで砲撃を強行したのは、
それこそが目的だったはずだ。
あるいは、我々以外の反帝国勢力による妨害か……。
可能性はいろいろと考えられるが、
連続した砲撃がなかったことには、何らかの原因があるはずだ。
少なからず動揺を与えるだろう。
アラミゴの奪還は叶わない。
なんとしても、この難局を打破しなければ……!
少人数の兵を潜入させ、カノン砲の管制室を押さえるのです。
敵がカノン砲の修復に注力している隙を突いてね。
仮に黒煙が欺瞞工作だとしても、
管制室さえ押さえれば、カノン砲を封じることができる。
後は一気に本隊が接近し、敵拠点を制圧するという流れです。
それらの施設で働く者のための「ラジアタ」という集落がある。
ラジアタには、私が極秘作戦でアラミゴに潜入していた頃から、
幾人か諜報員を残してあってな……。
彼らに接触し、侵入ルートを確保するのだ。
あのとき、まさしくアラミゴ方面での極秘作戦を終えて、
帰還したところだったのだよ。
あのとき、まさしくアラミゴ方面での極秘作戦を終えて、
帰還したところだったのだよ。
あのとき、まさしくアラミゴ方面での極秘作戦を終えて、
帰還したところだったのだよ。
妹君の搬送は、終わったので?
施設内の一角に立て籠もっていた帝国兵の排除も終わり、
残された資料や兵器の分析作業も開始されていてな。
その過程で、フォルドラの髑髏連隊が、
捕虜一名を総督府に連行したとの記述が確認されたのだ。
おそらく、クルル嬢のことだと思われる。
そして、城塞都市「アラミゴ」のお膝元、
ギラバニア湖畔地帯へと通じる坑道の確保も完了してね。
湖畔地帯側では、すでに攻城戦に備えた陣の設営が進んでいる。
アラミゴ解放軍を率いるリセ殿が到着次第、
軍議の席に案内しよう。
なるべく短期間の決着を目指すほかありませんね。
む……その重そうな包みを、義父上が私に……?
宿敵より譲り受けた、炎の魔力を宿した呪剣だ。
その片方を私に……。
失った腕に代わる使い手として、見込んでくれたということか……
義父上の信頼に、必ずや応えて見せようぞ!
覚悟はよろしいか?
よし、では始めるとしよう。
敵部隊の数は!?
こちらを揺さぶるつもりか……だが、させるものか!
こちらも精鋭のブラッドソーン隊を送り込んで撃滅せよ!
アルフィノ殿と[player]殿に、
人狼部隊への対応を一任しよう。
アルフィノ殿と共に、彼らを説得してくれ。
頼んだぞ、[player]殿!
して、説得交渉の結果は?
これで正面に立ち塞がる障害に集中できるぞ。
ありったけの氷結魔法を叩き込め!
今少しで、城門を破れるというのに……!
なんとしても、城門を打ち破れ!
しかし、おかげで突破口を開くことができた……。
いよいよ、アラミゴ奪還作戦「ラールガーの軍星」も大詰めだぞ!
これより、アラミゴ都市内へと突入を開始する!
[player]殿も冒険者部隊を率いて、攻め入ってくれ。
目標は、アラミゴ王宮内に立て籠もっていると思しき、
敵将ゼノス・イェー・ガルヴァスだ!
この剣を貸し与えてくれた義父上に、感謝しているよ。
それも限りなく、険しい道のりへの第一歩だと感じます。
その際、ナナモ女王陛下から、君への伝言を頼まれてね。
近衛騎士バーソロミューに言えば、取り次いでくれる。
ウルダハを訪れることがあれば、ぜひ立ち寄っていただきたい。
それでは、失礼するよ。
取り調べの過程で、正体が判明した。
そう、イルベルドに従って逃亡していた、
クリスタルブレイブの残党だ。
どうやら奴らは、バエサルの長城にて、
神龍召喚の贄とするため、解放軍の闘士たちを、
虐殺するのに一役買ったらしい……。
いったいどうしたというのだ?
人との接触を嫌うカリヤナ派は、出席しないものとばかり、
思い込んでいたが……。
背負った呪剣が、さらに重みを増した気がするがね。
世に名高い千勝の剣闘士ともなれば、
受け入れ先も見つかりましょう。
義父上の帰還を隙と取られぬよう、努力するつもりだ。
背負った呪剣に恥じぬ男になってみせるさ。
いささか緊張してはいるが、義父上に恥じぬよう、
全身全霊で戦うつもりだ!
鋼心のピピン
鋼心のピピン
呪剣の名誉にかけて、ここは支えてみせるッ!
鋼心のピピン