テンペスト
[ 32.8 , 16.8 ]
なぜ、ヒトが、ここに……。
テンペスト
[ 32.8 , 16.8 ]
お前、アルフィノの、仲間か……?
テンペスト
[ 32.8 , 16.8 ]
だが、あのとき、アルフィノ、来なかった。
代わりに来たミステル族も、次、来なかった……。
代わりに来たミステル族も、次、来なかった……。
テンペスト
[ 32.8 , 16.8 ]
……北の「陸人の墓標」にいる、「スイミングクラブ」。
普段なら、俺たち、あんなの怖くない。
俺たちの泳ぎ、奴らより速いから。
だが、水、なくなった。
「スイミングクラブ」襲ってきても、速く、逃げられない。
できるなら、いくらか、倒しておいてほしい。
普段なら、俺たち、あんなの怖くない。
俺たちの泳ぎ、奴らより速いから。
だが、水、なくなった。
「スイミングクラブ」襲ってきても、速く、逃げられない。
できるなら、いくらか、倒しておいてほしい。
テンペスト
[ 32.8 , 16.8 ]
「陸人の墓標」は、洞窟……。
赤いサンゴ、地上にいるお前たちの、血管、似てる。
海で死んだお前たち、あそこ、眠る。
赤いサンゴ、地上にいるお前たちの、血管、似てる。
海で死んだお前たち、あそこ、眠る。
テンペスト
[ 32.8 , 16.8 ]
スイミングクラブ、倒してきたのか。
あいつの殻、固いのに……お前、強いな……。
あいつの殻、固いのに……お前、強いな……。
テンペスト
感謝する、ふたりとも……。
礼は、どうすべきか。
礼は、どうすべきか。
テンペスト
……もともと、オンドの拠点、もっと南の海にあった。
だが、「光の氾濫」来て、全滅した。
別の場所にいて、生き残ったオンド、帰れず、さまよった。
そのうち、この海の底で、不思議な建物、見つけた。
だが、「光の氾濫」来て、全滅した。
別の場所にいて、生き残ったオンド、帰れず、さまよった。
そのうち、この海の底で、不思議な建物、見つけた。
テンペスト
永い、永い間、海中にあったらしい、建物……
なのに少しも朽ちず、傷つけられないほど頑丈……。
テンペストの激しい海流からも、危険な生き物からも、
オンドのこと、護ってくれる……。
宿なしのオンドには、奇跡に思えた。
彼らは、ここに住みつき、奇跡の意味、考えた。
……この建物を作った「いにしえの者」が、
我ら、導いたのだと……。
なのに少しも朽ちず、傷つけられないほど頑丈……。
テンペストの激しい海流からも、危険な生き物からも、
オンドのこと、護ってくれる……。
宿なしのオンドには、奇跡に思えた。
彼らは、ここに住みつき、奇跡の意味、考えた。
……この建物を作った「いにしえの者」が、
我ら、導いたのだと……。
テンペスト
建物、朽ちないのは、「いにしえの者」、いつか戻るからだ。
オンドは、それまでここを護るため、呼ばれたに違いない。
だから、水、なくなったこと……お前たち、来たこと……
それもまた「いにしえの者」の導きなら、俺たち、歓迎する。
オンドは、それまでここを護るため、呼ばれたに違いない。
だから、水、なくなったこと……お前たち、来たこと……
それもまた「いにしえの者」の導きなら、俺たち、歓迎する。
テンペスト
「いにしえの者」、オンドを護り、繁栄もたらす……。
お前たちも、そうなら、導きに違いない。
お前たちも、そうなら、導きに違いない。
テンペスト
[ 32.8 , 16.8 ]
「いにしえの者」、オンドを護り、繁栄もたらす……。
お前たちも、そうなら、導きに違いない。
俺たち、見定める。
お前たちも、そうなら、導きに違いない。
俺たち、見定める。
テンペスト
[ 32.8 , 16.8 ]
ああ、アルフィノの友か。
お前たちの親切で、潮溜まり、助かってる。
悪意あって、水、なくしたわけじゃないと、わかる気がする。
お前たちの親切で、潮溜まり、助かってる。
悪意あって、水、なくしたわけじゃないと、わかる気がする。
テンペスト
[ 32.8 , 16.8 ]
……ほか、すべきこと?
そう、だな……お前、「主なき遺構」行ったか?
そう、だな……お前、「主なき遺構」行ったか?
テンペスト
[ 32.8 , 16.8 ]
そうだ、それが「主なき遺構」だ。
すでに、あれ、知っているとは……
やはりお前は、いにしえの者に導かれしヒトでは……?
すでに、あれ、知っているとは……
やはりお前は、いにしえの者に導かれしヒトでは……?
テンペスト
[ 32.8 , 16.8 ]
俺は、信じて、ひとつ、教えよう。
オンドたち、「明かりの灯りし地」に応え、
「主なき遺構」に、明かり、入れたい……。
そのため、ヒトの職人に、明かり、頼んだ。
ヒレなしのヒトなのに、海に住む変り者……
だけど、腕は確かな奴だ。
……だが、そいつから、音沙汰なくなり、困っている。
お前が、頼んでいた明かり、回収できたら、
みんな、異論、なくなるだろう。
そいつ、名前、「グレノルト」と言う。
南の「奇人のアトリエ」、住んでいるから、行ってみろ。
オンドたち、「明かりの灯りし地」に応え、
「主なき遺構」に、明かり、入れたい……。
そのため、ヒトの職人に、明かり、頼んだ。
ヒレなしのヒトなのに、海に住む変り者……
だけど、腕は確かな奴だ。
……だが、そいつから、音沙汰なくなり、困っている。
お前が、頼んでいた明かり、回収できたら、
みんな、異論、なくなるだろう。
そいつ、名前、「グレノルト」と言う。
南の「奇人のアトリエ」、住んでいるから、行ってみろ。
テンペスト
[ 32.8 , 16.8 ]
南の「奇人のアトリエ」に住む、
ヒトの職人「グレノルト」に、明かりの製作、頼んだ。
お前がそれ、回収できたら、みんな、認めるだろう。
ヒトの職人「グレノルト」に、明かりの製作、頼んだ。
お前がそれ、回収できたら、みんな、認めるだろう。
テンペスト
[ 32.8 , 16.8 ]
やはりお前たちが、
いにしえの者に導かれしヒト、だったのか……。
いにしえの者に導かれしヒト、だったのか……。
テンペスト
[ 32.8 , 16.8 ]
お前や、アルフィノのように、
ヒトが潮溜まり、来てくれれば、
取引も、楽なんだが……。
ヒトが潮溜まり、来てくれれば、
取引も、楽なんだが……。