クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
どこかに強そうなヤツはいないものか……。
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
お、お前さんは!?
ずっとお前さんのことを探してたんだ。
まさかそっちから話しかけてきてくれるとはな……
おかげで手間が省けたってもんだ。
オイラは「ナッツクラン」のハルドルだ。
お前さんの噂は聞いてるぜ。
なんでも、なかなかのやり手らしいじゃねえか。
どうだ、お前さんさえよければ、
ナッツクランの一員にならねえか?
ああ、わるいわるい。
まずはオイラたちについて説明しておかないとな。
ナッツクランってのはな……
「モブ」と呼ばれる魔物や獣を狩って生計を立ててる、
モブハンターが集まる狩猟集団のことだ。
この世には、危険な魔物や獣が目白押しだ。
そいつらに賞金をかける制度を、水晶公だか誰だかの入れ知恵で、
この街の自治組織「セツルメント」が導入したのが始まりでね……。
とにかく「モブハント」に成功すれば、
豪華な報酬を手に入れることだってできるって仕組みさ。
どうだ、やらない手はないだろ?
興味があれば、
ナッツクランの頭領補佐、「サイル」と話してみてくれ。
きっと、お前さんをクラン員として認めてくれるはずだ。
ずっとお前さんのことを探してたんだ。
まさかそっちから話しかけてきてくれるとはな……
おかげで手間が省けたってもんだ。
オイラは「ナッツクラン」のハルドルだ。
お前さんの噂は聞いてるぜ。
なんでも、なかなかのやり手らしいじゃねえか。
どうだ、お前さんさえよければ、
ナッツクランの一員にならねえか?
ああ、わるいわるい。
まずはオイラたちについて説明しておかないとな。
ナッツクランってのはな……
「モブ」と呼ばれる魔物や獣を狩って生計を立ててる、
モブハンターが集まる狩猟集団のことだ。
この世には、危険な魔物や獣が目白押しだ。
そいつらに賞金をかける制度を、水晶公だか誰だかの入れ知恵で、
この街の自治組織「セツルメント」が導入したのが始まりでね……。
とにかく「モブハント」に成功すれば、
豪華な報酬を手に入れることだってできるって仕組みさ。
どうだ、やらない手はないだろ?
興味があれば、
ナッツクランの頭領補佐、「サイル」と話してみてくれ。
きっと、お前さんをクラン員として認めてくれるはずだ。
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
モブを狩るということは、戦いの経験を重ねるということ……
オイラはまだまだ強くなれる!
オイラはまだまだ強くなれる!
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
よお、また会ったな。
サイルに認められて、ナッツクランの一員になったそうだな。
これでお前さんも立派なモブハンター。
ユールモアの好事家どもの玩具の仲間入りってわけだ。
サイルに認められて、ナッツクランの一員になったそうだな。
これでお前さんも立派なモブハンター。
ユールモアの好事家どもの玩具の仲間入りってわけだ。
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
おっと、そういや説明していなかったっけか。
モブハント制度の発祥は、クリスタリウムではあるが、
それが、ユールモアにまで広がったのには理由があるのさ。
暇を持て余したユールモアの富豪どもが、
スポンサーとして参入し、報酬に色をつけ始めたんだ。
報酬に釣られたモブハンターが死んでいく様を、
高みから見下ろして、酒の肴にするためにな……。
ヘッ……なんとも悪趣味な話だろ?
モブハント制度の発祥は、クリスタリウムではあるが、
それが、ユールモアにまで広がったのには理由があるのさ。
暇を持て余したユールモアの富豪どもが、
スポンサーとして参入し、報酬に色をつけ始めたんだ。
報酬に釣られたモブハンターが死んでいく様を、
高みから見下ろして、酒の肴にするためにな……。
ヘッ……なんとも悪趣味な話だろ?
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
それはそうと、お前さんもモブハントに慣れてきたみてえだな。
そろそろ「中級」の仕事をくれてやってもいいかもしれねえ。
「サイル」と話してみろよ。
そろそろ「中級」の仕事をくれてやってもいいかもしれねえ。
「サイル」と話してみろよ。
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
お前さんもモブハントに慣れてきたみてえだな。
そろそろ「中級」の仕事をくれてやってもいいかもしれねえ。
「サイル」と話してみろよ。
そろそろ「中級」の仕事をくれてやってもいいかもしれねえ。
「サイル」と話してみろよ。
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
よお、モブハント楽しんでるか?
せいぜい、好事家どもの酒の肴にならないようにな。
せいぜい、好事家どもの酒の肴にならないようにな。
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
よお。
そろそろ「中級」の仕事じゃ物足りなくなってきたんじゃねえか?
そろそろ「中級」の仕事じゃ物足りなくなってきたんじゃねえか?
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
弱っちい「モブ」を相手にしたところで、
血湧き肉躍る戦いを感じることはできねえもんなぁ。
爪やら牙やらが自分の肉体を裂く感触や、
獲物の心臓に刃を突き立てる時の高揚感……
やっぱ、戦いってのは死と隣り合わせじゃねえとな!
血湧き肉躍る戦いを感じることはできねえもんなぁ。
爪やら牙やらが自分の肉体を裂く感触や、
獲物の心臓に刃を突き立てる時の高揚感……
やっぱ、戦いってのは死と隣り合わせじゃねえとな!
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
ようし、わかった!
お前さんを「上級」に推薦してやろう!
喜べ、これでもっと死に近づくことができるぞ!
お前さんを「上級」に推薦してやろう!
喜べ、これでもっと死に近づくことができるぞ!
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
そうと決まれば、早く「サイル」と話してこいよ!
強敵との楽しい命の削り合いが、お前さんを待ってるぜ!
強敵との楽しい命の削り合いが、お前さんを待ってるぜ!
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
今日こそはオイラを殺してくれるモブと出会えるといいが……。
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
おう、お前さん!
どうだ、上級のハントは?
命が危険に晒されてる感覚があって興奮するだろ!
モブとの戦いは死と隣り合わせで楽しい上に、倒せば報酬も出る!
無様に殺されればスポンサーである好事家どもが喜ぶ!
これこそ相互利益ってもんだろ!?
どうだ、上級のハントは?
命が危険に晒されてる感覚があって興奮するだろ!
モブとの戦いは死と隣り合わせで楽しい上に、倒せば報酬も出る!
無様に殺されればスポンサーである好事家どもが喜ぶ!
これこそ相互利益ってもんだろ!?
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
それにしても、お前さんは強いなぁ。
まさか上級を相手にしても生きて帰ってくるとは思わなかった。
まさか上級を相手にしても生きて帰ってくるとは思わなかった。
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
そこで、いよいよお前さんを、
「リスキーモブ」のハントに推薦してやろうと思ってる!
リスキーモブってのはな、
上級のモブですら比較にならないほどの強さを持ったモブのことだ。
次元が違う、なんてもんじゃねえ。
だが、きっとこれまで以上に命を危険に晒すことができるはずだ!
楽しいだろう、嬉しいだろう?
そうと決まれば、いっちょ「サイル」と話してこい!
「リスキーモブ」のハントに推薦してやろうと思ってる!
リスキーモブってのはな、
上級のモブですら比較にならないほどの強さを持ったモブのことだ。
次元が違う、なんてもんじゃねえ。
だが、きっとこれまで以上に命を危険に晒すことができるはずだ!
楽しいだろう、嬉しいだろう?
そうと決まれば、いっちょ「サイル」と話してこい!
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
おう、お前さんか。
イル・メグに生息すると言われているリスキーモブについて、
知りたいのか?
イル・メグに生息すると言われているリスキーモブについて、
知りたいのか?
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
蝶食の大蛇「ヴルパングエ」を知ってるか?
フッブート王国がらみの文献によれば、見た目こそ大きいが、
蝶や虫などを主食とする大人しい存在とのことだ。
だが、イル・メグに潜入したクラン員が見たって言うんだよ!
姿を晒して呑気に散歩するピクシーが、大蛇に喰われるところをな!
ただの蝶ならともかく、
魔力豊かなピクシーを食らえばどうなるか……。
想像したくもないってもんだろう?
フッブート王国がらみの文献によれば、見た目こそ大きいが、
蝶や虫などを主食とする大人しい存在とのことだ。
だが、イル・メグに潜入したクラン員が見たって言うんだよ!
姿を晒して呑気に散歩するピクシーが、大蛇に喰われるところをな!
ただの蝶ならともかく、
魔力豊かなピクシーを食らえばどうなるか……。
想像したくもないってもんだろう?
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
寂しがり屋のピクシーが、
自らの友人役として創った魔法生物、それが「ドモヴォーイ」だ。
主を守るよう設計されて造られたドモヴォーイは、
いついかなる時も主の側を離れず、良き友人で在り続けたという。
件のピクシーが、罪喰いに襲われて命を落とすまではな……。
それからどれだけの時が過ぎているのかはわからんが……
今もなお、ドモヴォーイは、大切な親友である主の姿を探して、
イル・メグを彷徨っているそうだ。
自らの友人役として創った魔法生物、それが「ドモヴォーイ」だ。
主を守るよう設計されて造られたドモヴォーイは、
いついかなる時も主の側を離れず、良き友人で在り続けたという。
件のピクシーが、罪喰いに襲われて命を落とすまではな……。
それからどれだけの時が過ぎているのかはわからんが……
今もなお、ドモヴォーイは、大切な親友である主の姿を探して、
イル・メグを彷徨っているそうだ。
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
一年ほど前、フッブート王国の遺跡に侵入したスカベンジャーが、
地下深くに造られた牢獄の中で、鎖に繋がれた魔物を見たという。
その牢獄の扉には「ポールディア」と刻まれていたそうだが、
これは王国が滅亡した時点における第二王女の名と一致する。
そして、壁には血文字でこう書き残されていた。
「王位継承権に目が眩み、あの男の話に乗ったのが間違いであった。
よもや、この私が捨て駒のように利用されるだけなどと……。
嗚呼、せめて姉も同じ末路を辿らんことを!」とな。
地下深くに造られた牢獄の中で、鎖に繋がれた魔物を見たという。
その牢獄の扉には「ポールディア」と刻まれていたそうだが、
これは王国が滅亡した時点における第二王女の名と一致する。
そして、壁には血文字でこう書き残されていた。
「王位継承権に目が眩み、あの男の話に乗ったのが間違いであった。
よもや、この私が捨て駒のように利用されるだけなどと……。
嗚呼、せめて姉も同じ末路を辿らんことを!」とな。
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
ピクシーが悪趣味なイタズラをすることは知っているな?
妖精郷に迷い込んだ者を、植物人形……
通称「草人」に変異させてしまうことは特に有名だ。
そんな草人を、あるピクシーが気まぐれで再生しようと試み、
結果として泥まみれのバケモノが誕生してしまったらしい。
草人が「泥人」へと変異したからくりは謎だが、
元になった人物は、ふくよかなミステルの大女だったとか。
緋色のピクシーから話を聞いたときには、我が耳を疑ったぜ。
妖精郷に迷い込んだ者を、植物人形……
通称「草人」に変異させてしまうことは特に有名だ。
そんな草人を、あるピクシーが気まぐれで再生しようと試み、
結果として泥まみれのバケモノが誕生してしまったらしい。
草人が「泥人」へと変異したからくりは謎だが、
元になった人物は、ふくよかなミステルの大女だったとか。
緋色のピクシーから話を聞いたときには、我が耳を疑ったぜ。
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
「アグラオペ」というのは、
フッブート王国の古い民話に登場する青空の妖精でな。
美しい声と、美貌を持つ、可愛らしい存在だったらしい。
そんな伝承上の存在に憧れたピクシーが、
自身に幻惑の魔法を繰り返し重ねがけした結果、
理想通りの姿へと変貌を遂げたんだとか……。
ここまで聞けば、ハッピーエンドなのだが、
問題は、変異した後の姿を見た仲間のピクシーたちの反応だ。
大きくて恐ろしいと、嘲笑ったそうでな……。
結果、「アグラオペ」と名乗るようになっていたそいつは、
小さく美しい存在を見境なく襲う悪鬼になったという。
嫉妬心というのは、恐ろしいものだな。
フッブート王国の古い民話に登場する青空の妖精でな。
美しい声と、美貌を持つ、可愛らしい存在だったらしい。
そんな伝承上の存在に憧れたピクシーが、
自身に幻惑の魔法を繰り返し重ねがけした結果、
理想通りの姿へと変貌を遂げたんだとか……。
ここまで聞けば、ハッピーエンドなのだが、
問題は、変異した後の姿を見た仲間のピクシーたちの反応だ。
大きくて恐ろしいと、嘲笑ったそうでな……。
結果、「アグラオペ」と名乗るようになっていたそいつは、
小さく美しい存在を見境なく襲う悪鬼になったという。
嫉妬心というのは、恐ろしいものだな。
クリスタリウム
[ 9.5 , 9.3 ]
最初に断っておくが、こいつの目撃情報は、
イル・メグ以外の土地からも寄せられている。
つまり、ノルヴラント全土に出没する可能性があるんだ。
いわゆる「はぐれ」の罪喰いの中でも、特に強力な個体で、
戦闘技能に長けた者を狙い、襲ってくることで知られている。
ナッツクランでも、ずば抜けて優秀なクラン員たちが、
狩りの帰りに襲われて、あっけなく犠牲になっているんだ……。
各地に配下を放ち、常に獲物を探してやがるのさ。
噂では「影の王」に従いレイクランド連邦に反逆した、
エルフ族の将軍が変異した罪喰いらしい。
配下に偵察させるのも、生前の性質を受け継いだからなのかもな。
イル・メグ以外の土地からも寄せられている。
つまり、ノルヴラント全土に出没する可能性があるんだ。
いわゆる「はぐれ」の罪喰いの中でも、特に強力な個体で、
戦闘技能に長けた者を狙い、襲ってくることで知られている。
ナッツクランでも、ずば抜けて優秀なクラン員たちが、
狩りの帰りに襲われて、あっけなく犠牲になっているんだ……。
各地に配下を放ち、常に獲物を探してやがるのさ。
噂では「影の王」に従いレイクランド連邦に反逆した、
エルフ族の将軍が変異した罪喰いらしい。
配下に偵察させるのも、生前の性質を受け継いだからなのかもな。