えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

ドレスト

patch 2.x
東ラノシア
[ 14.0 , 30.3 ]
……う……俺は……俺は……。
か、必ず……帰ってやるぞ……いつの日か……!
東ラノシア
[ 14.0 , 30.3 ]
……何か用か……。

……あの盲目の男が、ワインを俺に?
フン、余計なお世話だ、礼はしねェぞ……。
……ん? また……この音か……うう……うううう。

耳に残るは蟲の音

Lv
33
patch2.0
東ラノシア
[ 14.0 , 30.3 ]
……うううう、う……うるさい……。
うるさい……うるさいうるさいうるさい……うるさい……。
うるさいうるさいうるさいさいうるさいううううるさいッ!!
まただ……頭の中で、羽虫が唸ってやがる……。
……戦場から解放されて、もう3年だぞ……。
やめろ……もう、俺は……戦いたくないッ!
誰か! この羽虫を、消してくれ……ッ!
「ダンミッヂ・スウォーム」を仕留めて……
この音……音を消して……うわあああああッ!!
東ラノシア
[ 14.0 , 30.3 ]
あんたが、羽虫どもを……消してくれたのか……。
……ありがとよ、やっと耳鳴りが……おさまったぜ。
でも……羽虫の音がやんでも、声がやまねぇんだ……!
ぼ、亡霊が……!
戦場で死んだ……帝国と……同盟軍の……。
……やめてくれ……やめてくれええええええええええッ!

クァールの毛皮

Lv
33
patch2.0
東ラノシア
[ 14.0 , 30.3 ]
……あ、あんた、子どもはいるかい……?
俺には2人いる……息子と、娘……。
いつか会いに帰る……そのために俺は逃げてきた……。
なぁ、あんた「ジャングルクァールの粗皮」を……。
持ってきてくれないか……金にしたいんだ……。
故郷に帰る、路銀にするんだ……ダルマスカへの……。
東ラノシア
[ 14.0 , 30.3 ]
……毛皮……持ってきてくれたのか……?
俺の……生きる希望……。

ありがとう、これで故郷に……。
……ようやく、少し落ち着いてきた。
俺はガレマール帝国兵……エオルゼアの憎き仇敵だ。
偵察隊にいたんだが、黒渦団の奇襲で部隊は全滅した。
悪夢のような……いや、悪夢そのものの撤退戦だった。
泥を飲み、地虫を食って、生き残ったのは俺ひとり……。
いったい、何のために!? 俺は生粋の帝国市民じゃない!
故郷のダルマスカは、帝国の属州に組み込まれた国だ!
俺はエオルゼアに、これっぽっちの恨みもない……ッ!!
憎しみあう必要のない者たちが殺しあう……。
これが、戦争ってものだとしたら!
狂ってやがる……ッ!
俺は……生きる……!
故郷にいる子供たちの顔をもう一度見るまで!
こんなところで……死んでたまるかッ!

友情の木の実

Lv
33
patch2.0
東ラノシア
[ 14.0 , 30.3 ]
……すまなかった。
俺の話を聞いてくれたのは、お前が初めてだ……。
……そうだ、この前もらったワインの礼をしなくては……。
「レッドマンティス滝」の渓流に、
「ココナッツワイン」を冷やしている。
あの盲目の男に……持っていってもらえないか?
そして伝言を頼みたい……。
あのとき、俺が奴に言った「生きろ」という言葉、
その言葉の重さに、俺も今さらながら気づいたと……な。

人の命運、ワインの運命

Lv
33
patch2.0
東ラノシア
[ 14.0 , 30.3 ]
よう……またあんたか。
……何か用か?

ああ……この葉っぱか?
栓代わりに詰め込むのに、ちょうどいい大きさだったんでな。
そうか、珍しい葉だったのか……。
……見つけた場所……だって?
こいつは、この先にある沼沢地に落ちてたんだが……。
採りに行こうってのなら……止めとけよ……。
この葉は「レインキャッチャー樹林」の奥に棲む魔物が
通った跡に落ちていたものだ……。
そいつの頭に、葉を茂らせている植物が生えているのさ。
魔物は……「シェズム・グゥーブー」と呼ばれている……。
この樹林を我が物顔で闊歩する、危険な魔物の親玉さ。
……生きてこその人生だ……無茶はよせよ。

忌まわしき記憶甦るとき

Lv
50
patch2.45
東ラノシア
[ 14.0 , 30.3 ]
あんたか、久しぶりだな……。
……なに、手紙だと?
俺に手紙を出すような奴なんて……とにかく見せてくれ……。

……どれ。
『お久しぶりです、「疾風のドレスト」さま。
 あの日の雨を覚えていますか? あなたに殺された者です』
……な、なんだよ、この手紙。
だ、誰なんだよ、差出人は……。
そ、それにどうして……どうして、その名を知ってるんだ!?
殺される…………。
い、嫌だ……死ぬのは、嫌だ……。
…………逃げるんだ……そうだ、ここを離れるんだ!
な、なあ、あんた……力を貸してくれ!
ここから少し行った辺りの水辺に、
「薄汚れた革袋」が隠してある……岩と木に囲まれたところだ!
ダルマスカに帰るために貯めてきた、
俺の全財産が入っている……。
あれは俺の全てなんだ……頼む、取ってきてくれないか!
東ラノシア
[ 14.0 , 30.3 ]
ここから少し行った辺りの水辺に、
「薄汚れた革袋」が隠してある……岩と木に囲まれたところだ!
俺の全財産が入ってるんだ……頼む、取ってきてくれないか!
東ラノシア
[ 14.0 , 30.3 ]
も、もどってきたか……。
「薄汚れた革袋」はあったか……?

ああ、これだ、ありがとうよ!
この中には俺の全財産が……。
ん……?
な、なんだこれは……?
……ひ、ひぎゃあああああ!
ち、ちちちちちち……血まみれの兜……!?
これは……帝国軍の制式装備じゃねえか。
なんで、こんなものが入ってるんだよ……!
まさか……血も兜もあの日の……三年前の……。
……もう嫌だ……俺は、いつになったら解放されるんだ……!
あ、あんた……強いんだろ?
お願いだ、少しの間、俺を護衛してくれないか!
もう、ここにはいられねえ……別の土地でやり直さないと……。
低地ラノシアに、コボルド族の住み着いてる廃屋がある。
あそこなら、しばらくは見つからねえはず……。
廃屋近くの街道で落ち合おう……!
東ラノシア
[ 14.0 , 30.3 ]
あんた、強いんだろ? 少しの間、俺を護衛してくれ!
低地ラノシアに、コボルド族の住み着いてる廃屋がある。
廃屋近くの街道で落ち合おう……!
低地ラノシア
[ 32.8 , 11.5 ]
……お前は…………。
あの時……死んだはずじゃなかったのか……?
低地ラノシア
[ 32.8 , 11.5 ]
……あんた、来てくれたか!
低地ラノシア
[ 32.8 , 11.5 ]
すまねえ……助かった……。
まさか、こんなところで囲まれるとは……。
俺が生きてたことを知ってるのは、
どうやら、あいつらだけみたいだ……
……もう、この地を去らなくても大丈夫だろう。
……俺とあいつらは、帝国軍で同じ偵察部隊にいたんだ。
三年前、黒渦団に襲われ全滅したと思ってたんだが、
生き残りがいたとはな……。
聞いただろ、俺の渾名……「疾風のドレスト」。
すぐ逃げ出しちまって、偵察任務すらこなせない役立たず。
三年前、戦場からもひとり逃げ出した臆病者……。
……なあ、あんたはどうして逃げなかったんだ?
護衛を頼んだとはいえ、俺みたいな奴のために戦ってよ……。
そんな勇気、俺にはない……他人のために戦うなんて。
でも、あんたは助けてくれた……命を懸けて俺のことを。
そのおかげで俺は今……生きてる。
俺は……俺は…………。
……なあ……俺も、強くなれると思うか?
あんたのような……強い意志を持てると思うか?

►きっとなれる
……ありがとうよ。
ずっと、後悔してたんだ……ひとりで逃げ出したことを……。

►……
……はっ、あんたに聞いたって仕方ないか。
結局、強くなれるかどうかなんて自分次第なんだよな……。

……ふふ、そうだな、こんなことで負けてられるか……
また金を貯めて、飛空艇でも船でも、なんでも使って故郷へ……
何が起きようと必ずダルマスカに帰ってみせる……!
そして、故郷に戻ったら……ガキどもに教えてやらなきゃな。
エオルゼアには、他人のために命を張れる……
そんな正義の馬鹿野郎がいるってことを。
東ラノシア
[ 14.0 , 30.3 ]
あんたか……俺は今、毎日労働の日々だ……。
失った金を取り戻すために、働かなきゃよ。
諦めねえぞ……必ず故郷に帰ってみせるんだ……!