えおろーぐ

君……ここに到着したばかりかな？
遊びたい気持ちはわかるけれど、
まずは自分の主と馴染みにならなきゃ。

ようこそ、キャバレー・ビーハイヴへ。
優雅な日常に、蜂のひと刺しのような刺激はいかがかな？
君、新入りだろう？
わかるよ、まだ空気に馴染んでない。
……そういうの、とてもそそられるね。
どうだろう、私とカードでひと勝負。
どちらの手札の数が大きいかを当てる、
ごく簡単な「ハイ・アンド・ロー」さ。
君が勝ったら、なんでもひとつ、お願いを聞くよ？
気が向いたら是非……声をかけてほしいな。

私と「ハイ・アンド・ロー」の勝負をしてくれるのかい？

►今はやめておく
そうか……。
いつでも待ってるからね。

►勝負する！
いいね、それじゃあはじめようか……。

それじゃ、3枚ずつ手札を配ろう。
君はそのうち1枚を開示、私は2枚開示する。

さて……。
君の手札の合計は、私の手札の合計より、
「低い」と思う？　「高い」と思う？

►高い
へぇ、「高い」と思うんだね。
それじゃあ、答えを見てみようか。

►低い
へぇ、「低い」と思うんだね。
それじゃあ、答えを見てみようか。

私の手札の合計は「[n]」だ。
さて、君の手札の合計は……？

「[n]」だね。

……君の予想は外れてしまったね。
残念だけど、私の勝ちだ。

►いいえ
今回はおしまいかな？
勝負なら、いつでも歓迎するからね。

►はい
はは、かわいいね。
もちろん受けて立つよ。

おめでとう、君の予想どおりだ。

君の勝ち……にしてもいいんだけれど、
せっかくだ、もう1戦くらい遊んでくれないかい？
よければまた、声をかけてよ。

もう一度、私と「ハイ・アンド・ロー」で遊んでくれないかな。
頼むよ、かわいい新入りクン。

►勝負する！
ありがとう、それじゃあ再戦といこうか……。

……君の予想は外れてしまったね。
残念だけど、今度は私の勝ちだ。

おっと……君の予想どおりみたいだね。

おめでとう、今度こそ君の勝ちだ。
約束どおり、なんでもひとつ、お願いを聞くよ。

それで、何がお望みかな？
身分なんて気にしなくていいから、素直に言ってよ。
……新入りだから、この街について知りたい？
まあいいけれど……ずいぶんとかわいいお願いだね。
ユールモアのもっとも素晴らしい点は、
なんといっても、罪喰いに襲われないってところかな。
元首のドン・ヴァウスリーには、生まれながら、
「罪喰いを従わせる能力」が備わっているんだって。
それで、この街は戦う必要がなくなったってわけさ。
……という話でよかったかな？
もっと勉強したいなら、あそこで酔ってる「アサーン」なんか、
得意げに語ってくれると思うよ。

おや、私ともう一度、
「ハイ・アンド・ロー」で遊んでくれるのかな？
こっちはいつでも大歓迎だよ。

►今はやめておく
ふぅん、ゲームをご所望なんじゃなくて、
ただ私に声をかけてくれたというわけだ。
それはそれで、嬉しいね。

っ……まだ頭が揺れているみたいだ……。
残念だけど、お楽しみはまたあとで……ね？

夜ってものは、想像していたより、ずっと甘やかだね。
実に私好みで、毎日、陽が落ちるのが待ち遠しいほどさ。
君のことだって、いつも待っているけどね……？