えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

タレソン

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イシュガルド:下層
ならば、ワシの出番じゃろうて……。
イシュガルド:下層
逃げ帰ってきよった石工たちは、いずれもワシの弟子じゃ。
弟子が不始末をしたからには、師であるワシが自らおもむき、
責務をまっとうするしかあるまい……そう思ってのう。
イシュガルド:下層
教皇庁より拝命した、此度の任務が失敗すれば、
我が一族は、末代まで物笑いの種とされることじゃろう。
一族の名誉を守るには、ワシがどうにかするしかないのじゃ……。
しかし、ワシは見ての通り、引退して久しい老いぼれ……。
ひとりで向かったところで、モーグリ族の餌食になるのは明白じゃ。
……のう、そこなる冒険者殿?
イシュガルド:下層
お主、モーグリ族とは、相当に懇意にしているようじゃな。
その知恵を、この老い先短い哀れなジジイに貸してくれんか……?
……頼む……お願いじゃ……助けておくれ……。
イシュガルド:下層
よし、言質は得たぞ!
この冒険者は「自らの意思」で、協力を申し出てくれた!
実にあっぱれじゃ! アンドゥルー卿も、異存あるまい?
イシュガルド:下層
うむ、ワシら「ふたり」に任せておくがいい!
モグクルとやら、お主は修復に携わる者たちを、
全員まるっと現場に集めておけ!
イシュガルド:下層
冒険者殿、さっそくモーグリ族のイタズラ対策を練るぞ!
ワシは必要な資材を購入しておくゆえ、
お主は準備を整え、宝杖通りに来るのじゃ!
イシュガルド:上層
[ 6.3 , 9.4 ]
おぉ、来てくれたか!
お主は哀れなジジイを見捨てないと、信じておったぞ!
ではさっそく……モーグリ族の好物を教えてくれんかのう?
ほほう……「クポの実」とな……。
これはいい、此度の謀計に使えそうじゃのう!
ところで、お主……見たところ相当な腕の職人じゃな?
隠さんでもいい、お主の「手」を見れば、腕前は一目瞭然!
その腕を活かして、本物そっくりの「ニセの実」を製作してくれ。
ワシは実物を見たことがないゆえ、お主にしかできん仕事じゃ。
ひとつ見本となる品をこさえてくれればいい。
たとえば、木材や革、布でハリボテを製作するのはどうじゃ?
「ニセの実の材料」なら、すでにワシが準備しておる。
存分に腕を振るってくれ!
素材が足りなければ、
そこの「マス」から受けとるとええ。
冒険者殿の職人技、期待しておるぞ?
イシュガルド:上層
[ 6.3 , 9.4 ]
冒険者殿、「ニセの実」は完成したかの?
くくく……お主がどれほどのものを製作するか、
見せてもらうのが楽しみじゃわい。

ほほう……これが……。
本物を知らんワシから見ても、みずみずしい果実に思える。
あの素材からこれほどのものを製作するとは、予想以上じゃ!
ワシは、この品を見本として「ニセの実」を増産してから、
神殿騎士団の飛空艇で、現場に向かうとしよう。
確か「白亜の宮殿」とやらの近くじゃったか……後ほど会おうぞ!
ドラヴァニア雲海
[ 15.2 , 28.8 ]
到着したか、冒険者殿。
状況は見ての通りでの。
ドラヴァニア雲海
[ 15.2 , 28.8 ]
構わん、その程度のことは想定内……対策も用意しておる。
ところでモグクルよ、「モグモグ修復団」の中で、
もっともイタズラをしかけやすいのは誰かの?
ドラヴァニア雲海
[ 15.2 , 28.8 ]
よしよし、では後は任せよ。
ワシと冒険者殿とでなんとかしてみせよう。
ドラヴァニア雲海
[ 15.2 , 28.8 ]
もっとも弱いところから突き崩す、これ謀計の基本なり。
では、「モグジン」とやらを探すとしようかの。
きっと、この近くで様子をうかがっているはずじゃて……。
ドラヴァニア雲海
[ 10.3 , 29.0 ]
此奴が「モグジン」のようじゃの。
なにやら、ぶつぶつと呟いているようじゃが……。
ドラヴァニア雲海
[ 10.3 , 29.0 ]
失礼、お主が「モグモグ修復団」の団長のモグジンじゃな?
百年に一度の難病と聞こえたが、
どんな病気なんじゃ?
ドラヴァニア雲海
[ 10.3 , 29.0 ]
なんと……それでは、とても修復計画には参加できまい。
せっかく参加報酬として、「クポの実」を用意したが、
全部無駄になってしまったのう……。
ドラヴァニア雲海
[ 10.3 , 29.0 ]
「モグモグ修復団」が集合したときに、
先払いで「クポの実」を振る舞おうと思ったのじゃ。
だが、千年に一度の難病であれば、致し方あるまいのう……。
ドラヴァニア雲海
[ 10.3 , 29.0 ]
モグジンめ……聞いていた通り、詰めの甘い奴じゃのう。
仮病を貫き、「クポの実」があれば治ると言えばいいものを……。
……では、ワシらは広場に戻るとするか。
ドラヴァニア雲海
[ 15.2 , 28.8 ]
ほっほっほっ、そうじゃのう。
実際にふたりも連れてきたわけじゃし、
ほれ、報酬の「クポの実」を受け取るがええ。
ドラヴァニア雲海
ファーッファッファッファッ!
まんまと、ワシのイタズラに引っかかりおったな!
この「クポの実」は、冒険者殿とワシが製作したニセ物よ!
ドラヴァニア雲海
どうじゃ、人の技術はすごいじゃろ?
しかし、この「ニセの実」など、まだまだ序の口よ。
ワシらは、もっともっと、すごい物を製作できるのじゃ!
ドラヴァニア雲海
ワシと共に働くなら、とっておきの技術を教えてやろう。
じゃが、ワシらも忙しいゆえ、今を逃せば次はない……。
さて、どうするね?
ドラヴァニア雲海
ファッファッファッ、気が早いぞ。
宮殿に取りかかる前に、まずはこの広場の修復じゃ。
大丈夫、技術は先払いで教えてやるから安心せい。
ドラヴァニア雲海
[ 15.2 , 28.8 ]
イタズラがモーグリなりの文化ならば、
そこで屈服させれば、大人しくなると思ってのう。
第一の策謀は、まずまずの成功といったところじゃな。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
ワシが親方か……。
そう呼ばれるのも、久方ぶりじゃわい。
これはちと気合を入れて、指導してやらんとな。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
モグジンたち修復団は、ずいぶんと熱心での。
あっという間に、基礎技術を習得してしもうたわ。
後は邪魔なガレキを取り除けば、広場の修復を始められる。
このガレキを撤去するには、修復団だけだと人手が足りんので、
モーグリ族に応援を頼んだのじゃが、いっこうに到着せん。
まあ、いつもの「イタズラ」じゃろう……。
というわけで、モグジンよ。
お主が、約束通りに現れぬモーグリたちにイタズラをしかけ、
ギャフンと言わせて、この広場まで連れてくるのじゃ!
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
詰めが甘く、すぐに妥協するから失敗するのじゃ!
よいか、お主に我が一族のモットーを教えてやろう……。
「ノミは石を削り、意思は岩を砕く」!
ノミを一振りした程度では、石の表面を削ることしかできん。
しかし、強い意思で何千とノミを振るえば、やがて大岩も砕ける。
徹底的にやり抜く意思こそが、謀計を成功させる秘訣なのじゃ!
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
うむ、その意気じゃ!
お主も組織の長であるからには、侮られてはならぬ!
徹底的にイタズラを決めて、相手を屈服させてくるのじゃ!
……とはいえ、モグジンひとりでは心許ないのう。
すまんが冒険者殿も、少しばかり手を貸してやれんか?
妥協しそうなら、ポンポンをむしり取る勢いで指導するのじゃぞ!
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
モグジンは、筋が良いんじゃが、妥協癖が難点でのう。
ワシは応援の受け入れ準備をしておくから、
奴の尻を叩いて、どうかイタズラを成功に導いてやってくれ。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
どんな手を使ったのかは知らんが、
モーグリどもがやってきて、猛烈な勢いで働きおった……。
どうやら、イタズラ返しが成功したようじゃの?
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
ファッファッファ、モグジンも一皮むけたようじゃのう。
その言葉は、職人の技にも通ずる心構え。
ゆめゆめ、忘れんようにの。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
「ノミは石を削り、意思は岩を砕く」のモットーは、
300年ほど前に、とある家から受け継いだものでの。
それをモグジンが受け継いでくれるとは……面白いものじゃ。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
冒険者殿、来てくれたか……。
モグジンたちも技術を身につけてきたことじゃし、
外壁の修復に着手したいのじゃが、ちょいと問題があってのう。
というのも、重い石材を積み上げる方法がないんじゃ。
皇都なら、足踏み回転車や巻き上げ機を使うところじゃが、
これはあくまでヒトが使う装置……モーグリ向きとは言えん。
この地の情報に疎いワシでは、いい手が思い浮かばん。
重い石材を持ち上げ、壁として積み上げる方法を、
ふたりは思いつかんかのう?
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
ほほう、それは良い考えじゃな。
しかしだ、協力してくれるドラゴン族にアテはあるのか?
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
はてさて、モグジンの奴は、
首尾よくドラゴン族の力を借りれるかのう。
心配じゃが、大人しく帰りを待つとしよう。
ドラヴァニア雲海
ファッファッファッ、よく来てくれた。
しかし失礼じゃが、お主の身体は少しばかり小さいようじゃ。
重い石材を抱え、飛び上がることはできるのかのう?
ドラヴァニア雲海
なあ、モグジンや?
どうやらワシらは、300年も「妥協」して、
オル・ディーとやらの成長を、待たねばならんようだぞ?
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
やれやれ……モグジンの詰めの甘さは、まだまだ治らんのう。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
なにやら、ドラゴン族から試練を課されたらしいの。
お主と今のモグジンであれば、問題はないじゃろ。
ワシは後工程の準備を進めておくゆえ、試練の件は任せたぞ。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
首尾よくドラゴン族の力を借りれたようじゃな。
冒険者殿、ようやってくれた。
……しかし、モグジンの様子が変なんじゃが、なにかあったかの?
モグジンや、妥協せず、力を尽くして製作した物が、
他人に認められる感覚はどうじゃった?
控えめに言っても……最高じゃろう?
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
ファッファッファ、その気持ちがわかったなら、
もうお主は、ワシや冒険者殿と同じ、一人前の職人じゃ。
腕の方は、まだまだ半人前だがの。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
さて……ウェイ・アフ殿といったか。
待たせてすまんかったな……。
そろそろ千年ぶりの人と竜の共同製作、始めるかのう。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
ドラゴン族と力を合わせ、作業する日が来るとはのう。
ワシが若い時分には、想像できんかったわい。
まったく……長生きはするもんじゃな……
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
ウェイ・アフ殿の助けを借りたことで、作業は大いに進展しておる。
しかし、いまだに広場は殺風景なままで、物足りん。
そこで象徴となるようなものを……。
ドラヴァニア雲海
オル・ディーよ、そんなに焦ってどうしたんじゃ?
少しは落ち着いて話をせんか!
ドラヴァニア雲海
ふうむ……ワシらの修復作業が気に食わんとな……。
とはいえ、問答無用で襲ってくるわけでもないところを見ると、
相手方にも、何やら事情がありそうじゃの……。
ドラヴァニア雲海
今は無用な敵を作りたくない。
ここはひとつ、古き翼とやらに直接会って話を聞くしかあるまい。
冒険者殿、モグジン、お前たちも一緒に来てくれ。
ドラヴァニア雲海
[ 9.8 , 25.4 ]
こやつが「グリンブルスティ」か……。
なるほど、かなり歳を重ねたドラゴン族のようじゃの。
「古き翼」と呼ばれるだけはあるわい。
ドラヴァニア雲海
どうやら、貴殿は勘違いをしておられる様子……。
広場を修復しているのは、雲海に棲まうモーグリ族じゃ。
ワシら人は、それを手伝っているにすぎん。
そもそも遺跡の修復は、モーグリ族と聖竜が交わした契約の一環。
さらに修復には「聖竜の眷属」たるドラゴン族も協力しておる。
……これを貴殿の一存で、止めてよいものなのかな?
ドラヴァニア雲海
モグジンよ、やめておけ……。
それで済むなら怒りの咆哮など、あげはしまいて。
ドラヴァニア雲海
さて、古き翼殿……お主ほどの力ある竜ならば、
力尽くで修復を妨害し、広場を破壊することも容易いはず……。
それをせぬということは、交渉の余地があると見受けるが?
ドラヴァニア雲海
やれやれ、水源のない場所に「泉水」ときたか……。
かなりの難問じゃが、ワシらであれば不可能ではあるまいて。
そうであろう、モグジンよ!
ドラヴァニア雲海
と、いうわけじゃ。
ワシらが示す可能性を、楽しみに待っているがええ!
……それまでは、修復作業の妨害は控えていただこう!
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
さて、思わぬ流れじゃったが、
広場中央に据えるべきものが決まったの。
「泉水」を造るうえでの問題はひとつ、水を確保する方法じゃ。
見ての通り、広場の周辺には、これといった水源がない。
逆に言えば、水を確保する手法さえ示してみせれば、
古き翼殿も納得するということじゃな。
しかし、これが難しくての。
ところで、雲海に棲まう者たちは、
いかなる方法で水を確保しておるのじゃ?
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
やれやれ、まったく参考にならんわい。
さて、どうしたものか……。
……冒険者殿に何か妙案はないかの?
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
►湧水のクリスタル
「湧水のクリスタル」……そういえば、聞いたことがあるのう。
アバラシア雲海で採石されるという「水を生むクリスタル」か!
確かに、水源として利用できそうじゃ!

►水源を作り出す
水源を作る……作る……そうか、思い出したぞ!
アバラシア雲海の薔薇騎兵団は「水を生むクリスタル」、
すなわち「湧水のクリスタル」を水源として利用していたはず!
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
ああ、その通り。
「湧水のクリスタル」があれば、すべて解決じゃ!
……もしや、ドラヴァニア雲海にもあるのか?
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
……あのふたりだけで大丈夫かのう。
冒険者殿、お主も「ウェストン・ウォーターの北」へ行って、
「湧水のクリスタル」が使えるかどうか、調べてくれんか。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
すまんが、「ウェストン・ウォーターの北」に行って、
「湧水のクリスタル」が使えるか、調べてくれんか?
モグジンとオル・ディーだけでは、どうにも不安じゃ。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
……モグジンが、グリンブルスティ殿のところへ行った?
なるほど、では奴に任せるとするかのう。
モグジンの援護は頼んだぞ、冒険者殿。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
モグジンめ、ずいぶんと気合が入っているの。
グリンブルスティ殿から、発破をかけられたか。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
グリンブルスティ殿から修復の要求か……。
いろいろ気になるが、目標ができるのはいいことじゃ。
モグジンよ、石像はお主に任せるゆえ、頑張るんじゃぞ!
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
「友情の証」たる石像の修復という目標ができて、
モグジンのみならず、修復団全体の士気が高まっておる。
これはグリンブルスティ殿に礼を言わねばならんかのう?
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
今回の話は、またもやモーグリのイタズラについてじゃ。
神殿騎士団に頼んだ資材が、予定を過ぎても届かん。
おそらく、荷運びを任せたモーグリの仕業じゃろう。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
ふむ、そういう事情を踏まえた上で、モグジンよ。
お主が輸送担当のモーグリをギャフンと言わせ、
補給物資を回収してくるんじゃ!
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
今のモグジンなら大丈夫だろうが、念のためじゃ。
冒険者殿、すまんが手を貸してやってくれんか?
また妥協しそうなら、ポンポンをむしり取る勢いで指導じゃ!
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
すまんが、モグジンに手を貸してやってくれ。
まあ、今の奴ならそれほど心配はいらんと思うがの。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
戻ってきたか、冒険者殿。
……おや、モグジンが見えんが、どうしたんじゃ?

……ほほう、事情は了解した。
そういう話であれば、残りの資材はモグジンに任せよう。
その代わりではないが、冒険者殿には別に、頼みたいことがある。
モグジンの意識が変わって、奴はずいぶんと腕を上げた。
それに引っ張られ、修復団全体の技量も向上した。
……じゃが、ここのところ伸び悩み始めての。
それとなく、ワシは原因を探っておったんじゃ。
モーグリ族が、あの細腕で、どう作業をしているのか……
観察してひとつの答えが見えてきた。
我ら人が、腕や指先に込める力の具合で加減をするところを、
モーグリ族は、エーテルの力でやっていたんじゃよ。
今使っている道具で、繊細な作業ができんのも道理じゃろう?
そろそろ、話が見えてきたじゃろう。
そう、今回頼んだ資材は、モーグリ仕様の道具を作る材料。
ワシと冒険者殿で、修復団用の新たな道具を作るのじゃ!
お主に任せたいのは、ハンマーの柄でな。
エーテル伝導率を高めるためのニスを使いながら、
モーグリ族の手に馴染む大きさの部材を作ってくれ。
まずはこの資材を「モグムリ」に預けて、
それから必要となる分の素材を受けとっておくれ。
モグジンたちのため、よろしく頼むぞ。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
「モーグリ用道具部材(HQ)」を製作してくれんかの。
残りの部材は、ワシらが用意しておこう。
よろしく頼むぞ、冒険者殿。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
「モーグリ用道具部材(HQ)」はできたかの?
お主のことじゃ。
完璧な物を出してくると、ワシは信じておるぞ?

ふむ、この品質……さすがは冒険者殿じゃな!
お主の部材と、ワシらが用意した部材を合わせれば、
立派なモーグリ用の道具ができるじゃろうて!
ドラヴァニア雲海
……ファッファッファッ! 試作品の完成じゃ!!
これだけ楽しい製作は、久しぶりだのう。
若返った気分じゃわい。
ドラヴァニア雲海
おお、モグジンや。
これはちょうどいいところに……。
ちょいと、こちらへ来てくれんかの?
ドラヴァニア雲海
冒険者殿とワシが製作した新型の試作品じゃ!
モーグリ族が扱いやすいよう改良してみたんじゃが……
持ってみた感じはどうじゃ? しっくりくるか?
ドラヴァニア雲海
そうか、そうか、そいつはよかった。
実際に試してみんと、正確にはわからんが、
おそらくお主の悩みも、これで解決するじゃろ。
ドラヴァニア雲海
ワシらが何のためにここにいると、思っておるんじゃ!
お主らの技術を上達させるため、手助けするのは当然よ。
……礼はいらんから、早く上手くなれ。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
道具の更新は、首尾よくいったようじゃ。
これで一層、修復団の腕前も上がっていくじゃろう。
……ワシとお主の仕事ゆえ、当然の結果じゃな。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
おお、冒険者殿。
すまぬが少々、待ってもらえるか?
まだ参加者が揃って……っと、来たようじゃな。
ドラヴァニア雲海
うむ、そのとおりじゃ。
なにせ今回は、修復の山場。
お主の力がなければ、何も始まらんからのう。
ドラヴァニア雲海
その通り、「友情の証」と言われる石像じゃ。
皆、新たな道具に慣れ、腕前も磨きが掛かってきたからの。
いよいよ修復作業も大詰め……そろそろ頃合いじゃろうて。
ドラヴァニア雲海
資料も遺構も残っておらんので、まったくわからん。
なにせ、この広場は千年前の、
人と竜が蜜月だった時代の遺跡じゃからのう……。
ドラヴァニア雲海
人と竜の蜜月時代から、存在していた意匠となれば、
なるほど、「友情の証」として相応しかろう!
ドラヴァニア雲海
……ファルコンネストに据えられたレリーフなら、
参考になるだろうが、あれを雲海まで持ってくるわけにもいかん。
ほかに参考になりそうなものは……。
ドラヴァニア雲海
そうじゃ! 神殿騎士団なら、
異端者から押収した彫像を保管しておるかもしれん!
ドラヴァニア雲海
冒険者殿、すまんが皇都に戻り、
「アンドゥルー」卿に掛けあって、
「異端の彫像」を借りてきてくれんか?
もし、アンドゥルー卿が渋るようであれば、
この書簡を彼に渡してくれ。
きっと快く、貸し出してくれるじゃろう……。
ドラヴァニア雲海
お主は、モグムリと相談して、石材を用意するのじゃ!
オル・ディーは、モグジンを手伝っておくれ。
ドラヴァニア雲海
ワシは、その間に石像を据える台座の準備を進めておく。
それでは一同、行動開始じゃ!
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
皇都に戻って「アンドゥルー」卿から、
「異端の彫像」を、借りてきてくれんか?
もし貸し出しを渋るなら、ワシの書簡を渡しておくれ。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
戻ったか、冒険者殿。
「異端の彫像」は、首尾よく借り受けられたかの?

……これが「異端の彫像」か。
状態は悪くないし、これなら手本として使えよう。
……ときに、冒険者殿。
アンドゥルー卿に、書状を渡したようじゃの。
ならば、ワシが何者かも、聞いたのであろうな?
遅れてしもうたが、名乗らせていただく。
ワシの名は、タレソン・ド・ゼーメル。
すでに家督は息子に譲ったが、これでも前伯爵じゃ。
大貴族が修復計画に参加するのは、意外じゃったか?
貴族の道楽だと、お主に思われるかもしれんが……
最後くらいは、ただの職人として生きたくての。
ゼーメル家は、築城技術に長ける名門じゃ。
ゆえに、ワシは幼き頃より職人たちに親しみ、その技を身につけた。
じゃが、伯爵位を継いでからは、道具を握ることも少なくなった。
権謀術数を駆使して、権力闘争に明け暮れる日々……。
すべては名門、ゼーメル家を守るため……。
そんな姿ばかり見せて、育ててしまったせいかのう。
ワシは息子らに、「職人魂」の何たるかを教えてやれなんだ。
モーグリ族への技術指導は、その贖罪なのやもしれんな。
……ファッファッファッ、つまらぬ老人の繰り言であったの。
話を石像の修復に戻そうではないか。
もちろん、冒険者殿にも、しっかり働いてもらうぞ?
お主に頼みたいのは、石材用の研磨布紙じゃ。
美しい石像を造り上げるには、仕上げの磨きが肝心よ。
腕利きである冒険者殿に、良質な研磨布紙を用意してもらいたい。
必要な素材は「モグムリ」から受け取り、
完成したら「モグジン」へ渡しておくれ。
いつものように頼んだぞ、冒険者殿。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
「石像修復用部材(HQ)」の製作を頼む。
必要な素材は「モグムリ」から受け取るとええ。
完成したら、冒険者殿から「モグジン」へ渡しておくれ。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
……モグジンが悩んでいるようじゃのう。
すまんが、奴が答えを出すまで放っておいてくれ。
これは職人として、ひとりで乗り越えるべき試練なんじゃ。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
冒険者殿、お主も聞いたようじゃな。
モグジンから、皆に話したいことがあるそうじゃが……。
……おっと、オル・ディーも来たようじゃの。
ドラヴァニア雲海
宴会はさておき、残った細かい仕上げも、そろそろ終わる。
「友情の証」たる石像も完成し、大きな問題は残っておらん。
はてさて、何を今さら話し合おうというのやら……。
ドラヴァニア雲海
ファッファッファッ! よう言った、モグジン!
それこそが「職人魂」というものよ!
まったくここまで成長するとは思わんかった、のう冒険者殿?
ドラヴァニア雲海
グリンブルスティ殿の様子からして、
「ヒトとドラゴン」という題材が間違っていたとも思えん。
……となると、細部の形かのう?
ドラヴァニア雲海
……そもそもの話じゃが、
グリンブルスティ殿は、なぜ石像の修復を要求した?
ドラヴァニア雲海
ふむ……オル・ディーには、
話を聞けそうなドラゴン族にアテがあるようじゃの?
ドラヴァニア雲海
[ 15.1 , 29.3 ]
状態が良いものは、石材として再利用したが、
残りはこうして、まとめて捨てておいたんじゃ。
……しっかり調べておけばよかったわい。
ドラヴァニア雲海
[ 15.1 , 29.3 ]
お主たちも同じ結論に辿り着いたようじゃの。
ワシらも、ヴェズルフェルニル殿の話を聞いて、
本物の石像の破片がないか、探しにきたのじゃよ。
ドラヴァニア雲海
モグジン、冒険者殿。
そちらの首尾はどうじゃ?
ドラヴァニア雲海
……その破片、ワシにも見せてもらえんか?
ワシとオル・ディーも、似た破片を拾ってのう。
合わせてみてみれば、なにかわかるかもしれん。
ドラヴァニア雲海
ふむ……こうか……いや、これをこう組み合わせれば……。
ずいぶんと摩耗して、判別しにくくなってはおるが、
どうにか文字を読めそうじゃな。
ドラヴァニア雲海
ええい、焦るでない、オル・ディー!
読みあげるから、黙って聞いておれぃ!
なになに……。
ドラヴァニア雲海
「友情の証として、ここに我らの名を刻む。
 マランシュ・ド・フォールショル グリンブルスティ モグゴン」
ドラヴァニア雲海
刻まれておるのは人と、ドラゴン族、
そしてモーグリ族の名前じゃな……。
おそらく、広場の建築に関わった者たちの名前じゃろう。
ドラヴァニア雲海
うむ、この破片から察するに、
製作者の名前が刻まれた「銘板」を含めて、
「友情の証」たる石像だったのじゃろうて。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
ワシの記憶が正しければ、あの名前は……。
家の者に記録を調べるよう、頼んでおくとするかの。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
冒険者殿、まずは「銘板仕上げ部材(HQ)」を頼む。
しかし、モグジンの奴め。
この期に及んで「イタズラ」とは、何をする気やら……。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
「銘板仕上げ部材(HQ)」は製作できたかの?
長かったこの広場の修復も、これで最後だ。
最後に相応しい物を頼むぞ?

……ふむ、やはり冒険者殿は素晴らしい物を製作する。
銘板の方は、モーグリたちが作り終えたところだ。
あとはこの部材を使って、仕上げるだけじゃな!
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
広場の修復は成ったが、これで満足してもらっては困る。
白亜の宮殿の修復を成し遂げるべく、更に厳しく指導せんとな。
そして、いつの日にか千年の昔のように、
この宮殿に多くの人が、参拝に来れるようにするのじゃ。
そのためにも、冒険者殿にはまだまだ協力してもらうぞ。

明日を見すえる修復団!

Lv
50
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
待っておったぞ、冒険者殿。
……なに、身構えんでもええ。
話したいことは、修復計画の問題ではないからの。
実は、改めてお主に礼を言いたくてな。
「老い先短い哀れなジジイ」につき合ってくれて感謝する。
おかげで、祖先と同じものを見ることができたわい。
……実はな、今でこそゼーメル家と言えば、
築城の名門として有名じゃが、昔からそうだった訳ではなくての。
事の発端は、300年ほど昔にさかのぼる……。
ときの当主が、優れた築城術で知られる下級貴族の娘をめとり、
その一族を分家として、取り込んだのが切っ掛けなのじゃ。
取り込まれた家の名は、フォールショル……。
ここまで言えば、お主なら気づくじゃろ。
銘板に名のあった「マランシュ・ド・フォールショル」は、
ワシらゼーメル家にとって、血と技の繋がった祖先なんじゃよ。
千年の断絶を経て、祖先と子孫が同じ場所で槌を振るうとはのう。
まったくもって、運命というものを感じずにはおれん。
この雲海に来ることができて、本当によかったわい……。
……おっと、老人は感傷にふけることが多くていかんな。
ワシは体が動く限り、モーグリ族の技術指導を続けるつもりじゃ。
お主も引き続き、暇を見つけて手を貸しておくれ。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
ワシは体が動く限り、モーグリ族の技術指導を続けるつもりじゃ。
なあに、「憎まれっ子、世にはばかる」なんて言うしの。
教皇にすら嫌われたワシは、そうそう死なんわい。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
冒険者殿は、モーグリ族やドラゴン族だけに留まらず、
様々な種族から慕われているようじゃな……。
さすがは、ワシが見込んだだけの者、器が違うわい。
はてさて、そんなお主に頼みたいことがあってのう、
実は、オル・ディーの奴を励ましてやってほしいのだ。
近頃、奴はグリンブルスティ殿から、
竜の咆哮を放つための訓練を受けておる。
だが、一向に咆哮を放つことができず、落ち込んでいるのじゃ。
そもそも、いつぞやに本人が言っていたように、
オル・ディーが竜の咆哮を放つのは、100年ほど早いらしい。
それでも奴が急ぐのは、モグジンに咆哮を放つ姿を見せたいから。
最近、モーグリ族が100年も生きられないことを知ったようで、
親友が生きているうちにと考えてのことらしいの。
モグジンには知られたくないようだから、
どうか、お主が「オル・ディー」を励ましてやってくれんか?
ドラゴン族にも一目置かれるお主なら、きっと効果があるはずじゃ。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
モグジンには知られたくないようだから、
どうか、お主が「オル・ディー」を励ましてやってくれんか?
ドラゴン族にも一目置かれるお主なら、きっと効果があるはずじゃ。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
そうか、そうか、オル・ディーの奴が元気になってよかった。
やはり、冒険者殿の影響力は種族を越えるようじゃの。
ジジイの老婆心に付き合ってくれて感謝する。
さて、お主の弟子はまだ仕事が終わってないようだ。
しばらく、焚火にでもあたって休んでいるといい。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
お主の弟子はまだ仕事が終わってないようだ。
しばらく、焚火にでもあたって休んでいるといい。
ドラヴァニア雲海
ふうむ、工兵が襲われるとは穏やかではないのう。
モグジンよ、ケンカしている場合ではなさそうじゃぞ、
冒険者殿も一緒に来てくれ!
ドラヴァニア雲海
[ 9.8 , 25.4 ]
大丈夫、工兵は気を失っておるだけじゃ。
ドラヴァニア雲海
むう、これは尋常ではないぞ……。
ドラヴァニア雲海
ふむ、その前にバール・レス広場に戻るとしよう。
工兵も治療せねばならんしの……。
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
いったい、グリンブルスティ殿に何が……?
ドラヴァニア雲海
[ 15.6 , 28.9 ]
ふうむ……しかし、元凶である「仮面の男」を追って、
グリンブルスティ殿に何が起こったのかも、突き止めねばのう……。