謎のコウジン族
お仲間のふたりも、匿ってるからさぁ~!
謎のコウジン族
謎のコウジン族
静かにしてなきゃ、ダメだかんねぇ~?
謎のコウジン族
勢いよく走ってきて、ぶつかってきたのに謝りもせず、
向こうの方に行っちまったよぉ~!
謎のコウジン族
見当違いのところを駆け回ってるはずだよぉ~。
アンタたち、東アルデナード商会の人たちだろぉ~?
裏道を教えてあげるからさぁ~、ついといでぇ~!
まぁ、ちょっと下心もあってねぇ~。
オイラ、酒場でアンタたちが、東アルデナード商会の番頭さんに、
出迎えを受けるところを、見てたんだぁ~。
それで、番頭さんを紹介してもらえないかなってねぇ~。
クガネとの商いで、ゼニを稼いでるんだよねぇ~。
でもさ、紅甲羅のコウジン族が、帝国の傭兵になったもんで、
オイラたち碧甲羅まで、クガネの商人から怖がられて、
すっかり弱ってたんだよぉ~。
だから、東アルデナード商会みたいな、
異国の商人と、取引したいなって思ってたわけぇ~。
なんなら、オイラの船に乗せてやってもいいぞぉ~。
海産物を集めて売っては、人が作る品を買い求めるのさぁ~。
東アルデナード商会と取引できれば、大助かりだよぉ~。
「えおるぜあ」のお宝も買えちゃうのかなぁ~!
ワクワクしてきたぞぉ~!
船の準備は、ばっちりだよぉ~。
そろそろ紅玉海に向けて出港するけど、
忘れ物はないかなぁ~?
►はい
いい返事だねぇ~!
よ~し、出発するから船に乗り込んでちょうだぁ~い!
まずは紅玉海の玄関口、「紅玉台場」を目指すよぉ~!
う~ん、やっぱり紅玉海は、ひ~ろび~ろしてて最高だぁ~!
商品をいっぱい仕入れた後だと、なおさら気分いいよねぇ~!
この紅玉海を横断しなきゃいけないんだけどぉ~……
ちょっと準備がいるんだよねぇ~。
紅玉海にはさぁ~、昔から「海賊衆」っていうヒトたちがいて、
通行する船から略奪をしてるわけぇ~。
ただし、通行料……「帆別銭」ってのを払えば大丈夫。
礼儀としきたりを守る奴には味方して、
そうじゃない奴からは、容赦なく奪うのが海賊衆さぁ~!
……ってなわけでぇ~、まずは、
すぐ西の島にある「サカズキ島」まで、
帆別銭を払いに行くよぉ~。
うんうん、やってみるといいよぉ~。
オイラは船を移動させなきゃならないから、
泳がないヒトは乗せてってあげる。
……じゃ、西の島で合流ねぇ~。
こっちも無事に、揃ってるよぉ~。
それじゃあさっそく、海賊衆のところへ行こう。
いつもどおりなら、上の見張り台のとこに、
副頭領の「タンスイ」ってヒトがいると思うんだぁ~。
その分も含めて、取引させてもらったかんねぇ~。
これで大陸側まで渡らせてもらうよぉ~。
ちょっとちょっとぉ~、いつの間にそんな、
相場が上がっちゃったのさぁ~!
あいつら「紅甲羅」のコウジン族に見つかると面倒だし、
アンタたちも怒るかもって思ったら、つい……。
オイラたちコウジン族にも、いろいろあるのさぁ~。
だけど、オイラはあいつらと違うんだ、本当だよぉ~。
……アンタ、信じてくれるのかい?
へへへ、嬉しいなぁ、ありがとうよぉ~!
アンタたちが信頼してくれるなら、
きっちりバッチリ、船渡しの仕事を完遂するよぉ~!
さあ、大陸側を目指して、出航だぁ~!
また結構な距離を移動するから、
ここらでやりたいことがあったら、すませてきてねぇ~。
ついでに、海賊衆に一声かけてきてくれると助かるなぁ~。
支度がおわったら、船の前に集合だよぉ~!
ありがとう、これで準備は万全だぁ~。
やり残したことがないなら、そろそろ出航するけど、いい~?
►いいえ
はぁ~い!
準備がおわったら、また声をかけてねぇ~。
それじゃ、船を出すよぉ~!
目指すは海岸沿いにある漁村「イサリ村」だぁ~!
さあさあ、みんな乗って乗ってぇ~!
船旅、おつかれさまでしたぁ~!
ご要望どおり、「イサリ村」の近くにつけたよぉ~。
これで、オイラとアンタたちの取引も完了かなぁ~?
けど、オイラもいい取引ができて助かったよぉ~!
アンタたちが、これからどうするか知らないけど、
十分気をつけて行くんだよぉ~。
生きてたら、またごひいきにねぇ~!
????
聞いたことある声だなぁって思ったけど、
アンタたちだったかぁ~。
なんでもなにも、自分の拠点だしなぁ~。
オイラたちの「碧のタマミズ」へ、ようこそぉ~!
あれれれれぇ~?
波に足を取られちゃったぁ~?
ほうほう、なるほどぉ~!
これは、重大な取引の予感がするぞぉ~!
とりあえず、ついておいでよぉ~。
長老の「ブンチン」様を紹介するから、
直接交渉するといいよぉ~。
我らが長老「ブンチン」様だよぉ~。
どんな神様も認めちゃいないんだってねぇ~。
だから、紅甲羅たちは、神様のことを隠して、
単にお金を稼ぎたいフリをしてるんだってさぁ~。
そこんとこ、オイラはどうかと思うんだよなぁ~。
神様を大事にするため、やってることのはずなのに、
本末転倒っていうかさぁ~?
うまいこと言って、ガッポリ稼ぐ算段だぁ~?
オイラたちは、「ヤサカニノマガタマ」って宝物を、
探してるんだぁ~。
そのマガタマは、コウジン族にとって伝説的な宝でさぁ~。
最近まで、ひんがしの国の国主が抱え込んでたんだけど、
帝国にゴマをするため、献上されるってわかってねぇ~。
いてもたってもいられなかった紅甲羅の連中は、
マガタマを載せた船を襲撃……
だけど不幸が重なって、マガタマは海中に消えちゃったのさぁ~。
オイラたちは、それを回収したい。
けど、紅甲羅と鉢合わせたら、面倒くさい。
だから、アンタたちにそれをお願いしたいなぁ~って。
ただ、おまじないには捧物が必要だから、
まずは上の浜で、今から言う捧物を集めてきてねぇ~。
「拳大の万年貝」と「よじれた紅珊瑚」、
それから、ウンキウから手に入る「無傷の大カブト」だよぉ~。
綺麗なままで手に入れるのは、ちょっと難しいんだけどねぇ~。
「無傷の大カブト」は手に入ったぁ~?
ピッカピカな大カブトだねぇ~。
これなら、立派な捧物になるよぉ~。
これを海におわす諸々の神様に捧げてぇ~、
アンタたちを海に迎えてくださいって、お願いするんだぁ~。
そしたら水中でも自由自在に過ごせるようになるから、
「ヤサカニノマガタマ」探し、頼んだよぉ~!
探してもらいたい場所は、それなりに絞られてるんだぁ~。
この集落の周辺は、すでにオイラたちが捜索ずみ。
なもんで、あるとしたら、西側の海底なのさぁ~。
そっちの海に関しては、
「スイの里」のヒトが詳しいだろうから、
海に出たら、まずそこを目指すといいよぉ~。
詳しくは、仕切り役の「シオサイ」さんを探して、
聞いてみるといいんじゃないかなぁ~。
うちの集落にほかの用事があるなら、
おまじないをかける前に、すませてきてねぇ~。
だったら、おまじないをはじめるよぉ~。
まずはオイラが、集めてもらった捧物を、海に供えてくる。
アンタたちは、村の北西に泡が薄くなってる箇所があるから、
その前あたりで待っててねぇ~。
無事に、アンタたちの分の捧物を、海に捧げてきたよぉ~。
これで準備は万端だぁ~。
さっそくおまじないをかけてあげるから、
そこに並んでよぉ~。
うんうん~。
それじゃあ、肩の力を抜いてぇ~。
オイラの唱えることを、心の中で復唱するんだよぉ~。
冥きもの、輝けるもの、流れるもの、淀むもの、
大海原を満ち引きさせる、有りと有らゆる神々よ。
この者奉る品々の捧物をお納めになりて、
陸の穢れを祓い、海神の恩を給わらんと申すこと、
いざ聞し召せと畏み畏み申す……。
これで、アンタたちと、アンタたちの使役する獣くらいは、
水中でも不便なく活動できるんじゃないかなぁ~。
ああでも、あくまで水中にいられるようになっただけで、
泳ぎが達者になったってわけじゃないかなぁ~。
急ぐ事情もあるみたいだし、特別に、
オイラたちと仲良しの海獣を紹介してあげるよぉ~。
何はともあれ、海に入ってからだねぇ~。
さあさあ、行ってみよぉ~!
見ててごらん、ス~イスイって来てくれるはずだからぁ~!
オイラに声をかけてくれれば、また呼ぶからさぁ~。
気を付けて、いってらっしゃ~い!
もう一度、あの子たちを呼ぶ?
オイラたちと神様とも、縁で結ばれる……。
大事なのはそこだから、いいんだよぉ~。
それに、アンタたちになら任せられるってわかったからねぇ~。
マガタマと無縁なようだったら、宝物殿への侵入なんて、
長老は絶対に提案しなかったと思うよぉ~。
いよいよアンタたちがおっぱじめるって、
伝えておいてあげるよぉ~。
あのヒトたち、ゼッキ島に乗り込んで、
切った張ったの大騒ぎ!
宝物殿で、なんだか妙なことが起きたようだけど、
戦いは続いてるみたいだねぇ~。
紅甲羅の連中も、こりゃたまらんって感じでさぁ~。
帝国軍の命令に従って各地の監視をしていたヤツまで、
みーんなあわててゼッキ島に戻ったみたいだぁ~。
ありゃ、あとで上官に怒られるだろうなぁ~。
アンタたちとは、また取引したいからさぁ~。
機会があったら、よろしくねぇ~。
長老に言われて、代表で来ましたぁ~。
水雷を仕入れて、オイラたちの術もあわせれば、
おそらく、ドッカーンと……。
アンタたちの決意に、きっちり応えようじゃないかぁ~。
長老に伝えて、さっそく準備するよぉ~!
まだ崩落は続いてる……
水の中の方が、いくぶん安全だからねぇ~。
残念だけど、天守閣はぺちゃんこさぁ~……。
崩落の順は定かじゃないから、
さきに床が抜けて、河に落ちてくれていたら、
まだ助かってる可能性があるけど……。
ごめんねぇ~……。
水が濁ってて、見つけられなかったんだぁ~……。
オイラは、ひとまず碧甲羅の仲間たちと合流して、
もうひと泳ぎ、見回ってくるよぉ~。
そのあと、ドマ復興のお手伝いって形で、
あれこれ取引しにくると思うけどねぇ~。
そんじゃ、またねぇ~!
それらしきヒトは見つけられてないんだぁ~……。
でも、まだ城の跡地からも見つかってないっていうし……
急流に流されて海に出ちゃったかもしれないし……
これからも、ちょっと気にしながら泳いでみるねぇ~。
なんだか、西の方でも大勝利だったんでしょ~?
すごいねぇ~!
景気のいい話は、オイラも歓迎だぁ~!
これを機に、新しい縁が結ばれたりしないかなぁ~。
別件の用事があるんだけど、今のところ急ぎってわけでもないし、
オイラからの話は、後回しでいいよぉ~。
[player]に頼み事があったんだけど、
まずは、そっちの話を片付けたほうがよさそうだからねぇ~。
もしも、尋ね人がクガネの外に出ていた場合、
移動のための足が必要だろぉ~?
港で用意しておくから、いつでも声をかけてねぇ~。
アリゼーも、もう来ているよぉ~。
紅玉海に向かったのなら、まずはあそこを通るはずだからねぇ~。
ゴウセツたちを目撃した人もいると思うよぉ~。
おいしそうな儲け話を仕入れてあるから、
タタルには、後でその話をして慰めてあげないとねぇ~。
なんだか、調子狂うねぇ~。
何度も戦場へ飛び出していこうとしてさぁ~……。
その度に、止めるのが大変だったよぉ~。
帝国軍もそうだけど、紅甲羅の連中と出くわして、
ヨツユがいるって気づかれちゃうのも面倒だからさぁ~。
なるべく誰もいない位置に船を着けるようにするねぇ~。
オイラはここでお別れだねぇ~。
[player]には相談したいこともあるから、
また、オイラに声をかけてくれると嬉しいなぁ~。
……ちなみに、こっちの用件だけど、
うまくすれば大金が手に入りそうなんだよねぇ~。
ほら、質屋から刀を買い取るために、
結構な金額の銭を、使っちゃったんでしょ~?
だから儲け話を聞かせれば、タタルも喜ぶんじゃないかなぁ~。
それじゃ、詳しく説明するよぉ~。
この前、オイラのところに、差出人不明の手紙が届いたんだぁ~。
ちょっと読んでみるから、聞いておくれぇ~。
だけど、スサノオを倒したアンタのことを知っているあたり、
差出人は、ただ者じゃないと思うんだぁ~。
紅甲羅の罠にしては、回りくどすぎる気がするし、
紅玉海の和を保つためっていうのも、気になるでしょ~?
それと、手紙に霊験あらたかな小刀が同封されていたんだぁ~。
獄之蓋の洞窟に施された封印を解く力があるらしいよぉ~。
これを使って、中に入れってことみたいだねぇ~。
しかも、この小刀、目が飛び出るほどの値打ちがある品でさぁ~。
こんなお宝をホイと送ってくるなんて、大金持ちに違いないよぉ~。
相応の礼っていうのも、期待できるんじゃないかなぁ~。
興味があるなら、「獄之蓋」に行ってみようよぉ~。
そうだ、お金の話をするなら、タタルもいないとねぇ~。
オイラが呼んでくるから、先に行って待ってておくれぇ~。
タタルには、ここへ来る途中にあらかた説明してあるよぉ~。
獄之蓋と言えば、東方では有名なおとぎ話、
「テンゼンの鬼退治」で有名な場所なんだよねぇ~。
だけど、テンゼンっていう侍と、四聖獣と呼ばれる獣たちが、
鬼たちを退治してくれたんだよぉ~。
鬼退治の褒美に、たくさんの宝物をもらったテンゼンは、
人里離れた山奥で、四聖獣たちと一緒に暮らしたとさぁ~。
めでたし、めでたしだねぇ~。
今ではおとぎ話の鬼は、オイラたちコウジン族のことを、
表しているっていうのが通説になってるみたいだよぉ~。
例の小刀を使って、洞窟の封印を解くからねぇ~!
この穴を進んで行けばいいのかなぁ~?
「テンゼンの鬼退治」に登場する、
四聖獣のひとりじゃないかぁ~!?
おとぎ話に出てくる玄武を名乗るなんて……
普通なら、まったく信じられないところだけどさぁ~。
何せ、しゃべる亀が言うんだもんなぁ~。
それじゃあ、これまでの大地震や大洪水なんかも、
瑞獣たちが暴れたせいかもしれないんだねぇ~。
四聖獣様まで暴走したら、紅玉海は終わりだよぉ~!!
さすがは白虎と名乗られるだけはあるよぉ~。
黄龍に対しても、そうすればいいんじゃないのぉ~?
どうして、封印なんて回りくどいことをするのさぁ~!
…………で、でも、テンゼンさんと四聖獣様たちの、
想いを知ったあとだと、帰りづらくて仕方ないよぉ~。
しばらく帰れそうにもないってぇ~。
しばらく帰れそうにもないってぇ~。
いつの間にかオイラまで働かされるなんてなぁ~……。
玄武さまの修行はツラいけど、頑張ってるよぉ~。
そんなことでいいなら、オイラがんばるよぉ~。
どうしてそんな物が必要なのさぁ~?
オイラ、瑞獣にされちゃうのぉ~!?
簡単に死ねないんだねぇ~……。
オイラ、まだおじいちゃんにはなりたくないよぉ~。
みんな、そんなに疲れてどうしたのぉ~?
なんだか身体がすごく疲れてるよぉ~。
まだしばらく帰れそうにないってぇ~。
また次の修行が始まったよぉ~……。
ソロバン?
こんなのまるで、亀じゃないかぁ~!
玉手箱の時みたいにさぁ~。
こんな姿じゃ、碧のタマミズに帰れないからさぁ~。
オイラ、本当にこのままなのぉ~……?
再封印は成功だぁ~!
でも、戦う力があるのに、
黙って見ているなんてできないよぉ~。
でも、そういうわけにもいかないよぉ~。
きっとこれはオイラにしかできないことだからさぁ~。
さよなら、みんなぁ~。
碧のタマミズのみんなに、よろしく伝えてよぉ~。
オイラ、消えたはずじゃぁ~?
どこまでやれるかわからないけど、オイラやってみるよぉ~。
じゃあ悪いけど、まだまだ帰れないって、
「ブンチン」様に伝えておいてくれるかなぁ~?
あと五百年もオイラの中にいる気なのぉ~!?
てっきりすぐ消えるのかと思ってたよぉ~!!!
「ブンチン」様に伝えておいてくれるかなぁ~?
でもひとりじゃ寂しいから、たまには遊びに来てねぇ~。