アバラシア雲海
これは、これは、歓迎せねばなるまいな!
ロヌバヌを救ってくれたこと、
島を潤す雨のように、感謝いたしましょう。
ロヌバヌを救ってくれたこと、
島を潤す雨のように、感謝いたしましょう。
アバラシア雲海
それは、それは、難儀なことを……。
貴方がたが追っているのは、ロヌバヌらを襲った、
黒き鎧の者どもでしょうか?
貴方がたが追っているのは、ロヌバヌらを襲った、
黒き鎧の者どもでしょうか?
アバラシア雲海
確かに、確かに……
輝く太陽に誓って申し上げるが、
村の者たちが、幾人もそれらしきヒトを目撃しております。
輝く太陽に誓って申し上げるが、
村の者たちが、幾人もそれらしきヒトを目撃しております。
アバラシア雲海
我らバヌバヌ族に古より伝わる、魔を生む浮遊大陸……
しかし、しかし、「魔大陸」は禁忌の地。
語ることさえ禁じられた、おぞましい場所……。
しかし、しかし、「魔大陸」は禁忌の地。
語ることさえ禁じられた、おぞましい場所……。
アバラシア雲海
確かに、確かに、ロヌバヌが申すとおりです。
一氏族に過ぎなかったブンドは、
雲神さまを招き、その力で多くの氏族を平らげました。
一氏族に過ぎなかったブンドは、
雲神さまを招き、その力で多くの氏族を平らげました。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
よくぞ、よくぞ、ズンドの村にいらっしゃいました。
ヒトの勇者を、鮮やかな虹のように歓迎しましょう。
ヒトの勇者を、鮮やかな虹のように歓迎しましょう。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
……ここは、ここは、
ヒトの訪れるような場所ではないのです。
ヒトの訪れるような場所ではないのです。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
我らバヌバヌ族に古より伝わる、魔を生む浮遊大陸……
しかし、しかし、「魔大陸」は禁忌の地。
語ることさえ禁じられた、おぞましい場所……。
しかし、しかし、「魔大陸」は禁忌の地。
語ることさえ禁じられた、おぞましい場所……。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
今や、今や、冷酷なるブンドと、雲神さまの勢いは、
吹き荒れる北風のように、留まることをしらないのです……。
困ったものだ、困ったものだ。
吹き荒れる北風のように、留まることをしらないのです……。
困ったものだ、困ったものだ。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
なんと、なんと、驚くべきことを!
ヒトの勇者は、そのようなことを成せるというのか。
なれば、なれば、雲海の平和のため、
我らズンドは、柔らかな春風の如く協力せねばなるまい。
ズンドの浮島ひとつを、お貸ししよう。
ヒトの勇者は、そのようなことを成せるというのか。
なれば、なれば、雲海の平和のため、
我らズンドは、柔らかな春風の如く協力せねばなるまい。
ズンドの浮島ひとつを、お貸ししよう。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
雲海の平和のため、
我らズンドは、柔らかな春風の如く協力せねばなるまい。
ズンドの浮島ひとつを、お貸ししよう。
我らズンドは、柔らかな春風の如く協力せねばなるまい。
ズンドの浮島ひとつを、お貸ししよう。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
確かに、確かに……
雲神さまが、お鎮まりになられたのを感じた!
ヒトの勇者とは、なんと豪猛なことか!
雲神さまが、お鎮まりになられたのを感じた!
ヒトの勇者とは、なんと豪猛なことか!
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
黒き鎧の者どもたち……。
なんと、なんと、忌まわしいことか……。
なんと、なんと、忌まわしいことか……。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
よくぞ、よくぞ、雲神さまを鎮めてくだされた。
ヒトの勇者の偉業を、渡り鳥運ぶ風のように、
我らの一族に伝えていかねばなりません。
ヒトの勇者の偉業を、渡り鳥運ぶ風のように、
我らの一族に伝えていかねばなりません。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
おお、ヒトの勇者よ。
あなたの再訪を、島を潤す雨のように感謝いたしましょう。
……というのも、是非とも依頼したいことがあるのです。
実はここ最近、オク・ブンド・モックが、
降り続く五月雨のように騒がしいのです。
「冷酷なるブンド」が、悪だくみをしているに違いありません。
しかし、しかし、オク・ブンド・モックはブンドの中枢。
その警備は雲海の雲のように厚く、
我らズンドの間諜とて、容易には近づけぬ場所……。
そこで、そこで、是非ともヒトの勇者たるあなたに、
「オク・ブンド・モック」の様子を探ってきていただきたいのです。
おぉ……なんと、なんと、願いを聞き入れてくださるか!
それでは、ヒトの勇者よ、よろしくお願いします。
あなたの再訪を、島を潤す雨のように感謝いたしましょう。
……というのも、是非とも依頼したいことがあるのです。
実はここ最近、オク・ブンド・モックが、
降り続く五月雨のように騒がしいのです。
「冷酷なるブンド」が、悪だくみをしているに違いありません。
しかし、しかし、オク・ブンド・モックはブンドの中枢。
その警備は雲海の雲のように厚く、
我らズンドの間諜とて、容易には近づけぬ場所……。
そこで、そこで、是非ともヒトの勇者たるあなたに、
「オク・ブンド・モック」の様子を探ってきていただきたいのです。
おぉ……なんと、なんと、願いを聞き入れてくださるか!
それでは、ヒトの勇者よ、よろしくお願いします。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
「オク・ブンド・モック」は、はるか高みにあります。
我らのサヌワのような、天駆ける乗り物を用いねば、
辿り着くことさえ適わぬのです。
我らのサヌワのような、天駆ける乗り物を用いねば、
辿り着くことさえ適わぬのです。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
……なるほど、なるほど、ここ最近の騒ぎは、
グンドの者が、独立を求めていたというわけですか。
ともかく、不穏な動きではなくよかった、感謝いたします。
そして、「冷酷なるブンド」に追われることになったグンドの者を、
匿ってほしいというわけですな……。
グンドの者が、独立を求めていたというわけですか。
ともかく、不穏な動きではなくよかった、感謝いたします。
そして、「冷酷なるブンド」に追われることになったグンドの者を、
匿ってほしいというわけですな……。
アバラシア雲海
なんと、なんと、ウヌバヌの娘であったか!
父上とは仲が良くてな、よく釣り勝負をしたもんだ。
ブンドに攻め込まれ、命を落とすとは……残念でならん。
父上とは仲が良くてな、よく釣り勝負をしたもんだ。
ブンドに攻め込まれ、命を落とすとは……残念でならん。
アバラシア雲海
かまわん、かまわん、このソヌバヌにいくらでも頼るがいい。
ところで、ウヌバヌの息子「群雲のリヌバヌ」は無事か?
ところで、ウヌバヌの息子「群雲のリヌバヌ」は無事か?
アバラシア雲海
それは、それは、難儀なことであったろう……。
我らズンドの浮島ひとつ「ナッキ島」を譲るゆえ、
そこで身を落ち着けるといい。
我らズンドの浮島ひとつ「ナッキ島」を譲るゆえ、
そこで身を落ち着けるといい。
アバラシア雲海
よいのだ、よいのだ。
亡きウヌバヌと村を失ったグンドのため、
我らズンドも、そのくらい身を削ろうではないか。
亡きウヌバヌと村を失ったグンドのため、
我らズンドも、そのくらい身を削ろうではないか。
アバラシア雲海
頼もしい、頼もしい、亡きウヌバヌも喜んでおることだろう。
「オク・ズンド」の西の浮島を使うと良い。
村の再建を期待しておるぞ!
「オク・ズンド」の西の浮島を使うと良い。
村の再建を期待しておるぞ!
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
リヌバリは、ヒトの勇者のお力添えを期待しているようです。
浮島は「オク・ズンド」の西側にあります。
浮島は「オク・ズンド」の西側にあります。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
「オク・グンド・ナッキ」の再建は順調でしょうか?
このソヌバヌ、今は亡きウヌバヌのため、
柔らかな春風の如く協力しますぞ。
このソヌバヌ、今は亡きウヌバヌのため、
柔らかな春風の如く協力しますぞ。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
そうか、そうか、「オク・グンド・ナッキ」に、
新たな風が吹き込むのだな、楽しみにしておるぞ。
新たな風が吹き込むのだな、楽しみにしておるぞ。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
ほう、「鮮やかなグンド」の本領発揮ときたか。
これは、これは、いよいよ楽しみだ。
これは、これは、いよいよ楽しみだ。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
ほっほっほ、「鮮やかなグンド」の本領とは、
さまざまな技術の結晶のようだの。
それには、今や我らズンドも、すっかり魅了されておるぞ。
さまざまな技術の結晶のようだの。
それには、今や我らズンドも、すっかり魅了されておるぞ。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
「鮮やかなグンド」の本領とは、
さまざまな技術の結晶のようですな。
それには、今や我らズンドも、すっかり魅了されております。
さまざまな技術の結晶のようですな。
それには、今や我らズンドも、すっかり魅了されております。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
おお、リヌバヌ! ウヌバヌの息子よ!
グンドは多難であったが、無事でなにより、なにより。
大地に根付きし若木の如く、ゆっくりと村を再建するといい。
グンドは多難であったが、無事でなにより、なにより。
大地に根付きし若木の如く、ゆっくりと村を再建するといい。
アバラシア雲海
よいのだ、よいのだ。
ブンドと対立し、村を滅ぼされたグンドからすれば、
我らズンドの振る舞いは、それは、それは、面白くなかろう。
ブンドと対立し、村を滅ぼされたグンドからすれば、
我らズンドの振る舞いは、それは、それは、面白くなかろう。
アバラシア雲海
ほっほっほ、まあよい、まあよい。
我らズンドと「鮮やかなグンド」……
かつてのように、仲良くしようではないか。
我らズンドと「鮮やかなグンド」……
かつてのように、仲良くしようではないか。
アバラシア雲海
その時は、その時は……
村民の判断にゆだねるしかなかろう。
村民の判断にゆだねるしかなかろう。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
それにしても、それにしても、
群雲のリヌバヌは、亡きウヌバヌの生き写しのようです。
群雲のリヌバヌは、亡きウヌバヌの生き写しのようです。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
我らズンドと「冷酷なるブンド」の関係が、
このままでいいとは思っておりませぬ。
貴方が「鮮やかなグンド」を連れてきたとき、
稲妻に撃たれたように、我らズンドの転機を感じたものです。
このままでいいとは思っておりませぬ。
貴方が「鮮やかなグンド」を連れてきたとき、
稲妻に撃たれたように、我らズンドの転機を感じたものです。
アバラシア雲海
そなたの父、ウヌバヌともこうして焚き火を囲んだものだ。
あやつの「太陽の舞」は、それは、それは見事であった。
すべてを照らし、闇を退ける、まさしく太陽のように。
あやつの「太陽の舞」は、それは、それは見事であった。
すべてを照らし、闇を退ける、まさしく太陽のように。
アバラシア雲海
ほっほっほ、頼もしい、頼もしい。
いわば、生まれたての小さな太陽のようだ。
いっそ、そなたが長老になればいいのではないか?
いわば、生まれたての小さな太陽のようだ。
いっそ、そなたが長老になればいいのではないか?
アバラシア雲海
ほっほっほ、冗談だ、冗談だ。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
あんずるな、あんずるな、我らズンドも、
「冷酷なるブンド」と向き合うべき時がきたのかもしれん。
今こそ、ズンドとグンドが力を合わせて戦うしかなかろう。
「冷酷なるブンド」と向き合うべき時がきたのかもしれん。
今こそ、ズンドとグンドが力を合わせて戦うしかなかろう。
アバラシア雲海
むう……。
長老とて、村民の意見を無視するわけにはいかん。
困った、困った、まるで霧の中に迷い込んだかのようだ。
長老とて、村民の意見を無視するわけにはいかん。
困った、困った、まるで霧の中に迷い込んだかのようだ。
アバラシア雲海
おるではないか、目の前に……。
我ら皆が、畏れ敬う雲神さまを鎮めたヒトの勇者こそ、
まさしく、まさしく、我らが畏れ敬う者ではないか?
我ら皆が、畏れ敬う雲神さまを鎮めたヒトの勇者こそ、
まさしく、まさしく、我らが畏れ敬う者ではないか?
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
豪猛なるヒトの勇者が踊る「太陽の舞」……。
それは、それは、春の訪れよりも楽しみですな。
それは、それは、春の訪れよりも楽しみですな。
アバラシア雲海
天晴れ、天晴れ、素晴らしい舞でした!
迷いの雲は吹き飛び、すっかりと晴れ上がったようだ。
迷いの雲は吹き飛び、すっかりと晴れ上がったようだ。
アバラシア雲海
皆の衆、我らズンドはグンドとともに「太陽の舞」を踊り、
「冷酷なるブンド」を退けようぞ!
「冷酷なるブンド」を退けようぞ!
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
そうですか、そうですか、我らズンドも準備万端です。
ついに、運命の舞台ですな。
このソヌバヌから、豪猛なるヒトの勇者にお願いがあります。
どうか、どうか、私たちの舞を見届けていただきたい。
万が一、我らの舞が通じず、戦となって全滅してしまったとき、
あなたに、ことの顛末の語り部となってもらいたいのです。
我らズンドとグンドの、最後の舞を語り継いでほしい……。
決戦の地は、ここから北東の地……。
我らはグンドと一緒に向かいますので、
どうか、お先に向かってくだされ。
ついに、運命の舞台ですな。
このソヌバヌから、豪猛なるヒトの勇者にお願いがあります。
どうか、どうか、私たちの舞を見届けていただきたい。
万が一、我らの舞が通じず、戦となって全滅してしまったとき、
あなたに、ことの顛末の語り部となってもらいたいのです。
我らズンドとグンドの、最後の舞を語り継いでほしい……。
決戦の地は、ここから北東の地……。
我らはグンドと一緒に向かいますので、
どうか、お先に向かってくだされ。
アバラシア雲海
めでたし、めでたし!
豪猛なるヒトの勇者の力で、ズンドとグンドはひとつとなり、
「冷酷なるブンド」を退けたのだ!
豪猛なるヒトの勇者の力で、ズンドとグンドはひとつとなり、
「冷酷なるブンド」を退けたのだ!
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
これは、これは、豪猛なるヒトの舞手……。
お陰さまで、我らズンドと「鮮やかなグンド」は、
今や、雲を生む水と風のように、切っても切れない関係です。
これからも、両氏族が仲良くやっていけば、
きっと、きっと、「冷酷なるブンド」にも負けないでしょう!
お陰さまで、我らズンドと「鮮やかなグンド」は、
今や、雲を生む水と風のように、切っても切れない関係です。
これからも、両氏族が仲良くやっていけば、
きっと、きっと、「冷酷なるブンド」にも負けないでしょう!
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
……なるほど、なるほど、状況は理解いたしました。
ヒトの勇者よ、感謝いたします。
持ち帰りし情報は、我らの今後をも左右しかねないもの。
嵐の前の穏やかな時間よりも猶予はないが、
今は、今は、このソヌバヌに預けていただきたい。
……しかし、黒き鎧の者どもを調べに行った者はまだ帰らぬか。
ヒトの勇者よ、感謝いたします。
持ち帰りし情報は、我らの今後をも左右しかねないもの。
嵐の前の穏やかな時間よりも猶予はないが、
今は、今は、このソヌバヌに預けていただきたい。
……しかし、黒き鎧の者どもを調べに行った者はまだ帰らぬか。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
これは、これは、ヒトの勇者……。
あなたが伝えてくださったブンドの捕虜について、
我らズンドの間諜が、より詳しい情報を伝えてきました。
ブンドは、吊るしたカゴに、大地に根を張る草木のごとく、
3人のヒトの捕虜を閉じ込めているとのこと。
どうか捕虜を見つけ、然るべき方へ伝えていただきたい。
我らズンドは、ブンドに表立ち逆らうわけにはいきません。
しかし、しかし、見過ごすには酷というもの。
ヒトの勇者よ、よろしくお願いします。
あなたが伝えてくださったブンドの捕虜について、
我らズンドの間諜が、より詳しい情報を伝えてきました。
ブンドは、吊るしたカゴに、大地に根を張る草木のごとく、
3人のヒトの捕虜を閉じ込めているとのこと。
どうか捕虜を見つけ、然るべき方へ伝えていただきたい。
我らズンドは、ブンドに表立ち逆らうわけにはいきません。
しかし、しかし、見過ごすには酷というもの。
ヒトの勇者よ、よろしくお願いします。
アバラシア雲海
[ 11.7 , 14.8 ]
これは、これは、再来を歓迎せねばなるまい!
雲神さまが再び現れ、乱雲を纏って荒れ狂い、
いくつもの浮島を食べなさっておられるのです!
なんと、なんと、強い魔力を感じる石か!
我らバヌバヌ族の伝承に伝わる「風水の破魔石」を、
ヒトの勇者がもたらすとは……。
これが、これが、ありさえすれば、冷酷なるブンドが結界を張った、
「白鯨の冠」の「ブンド・エーテライト」から、
雲神さまが纏う乱雲を晴らすこともできましょう。
ヒトの勇者よ、天翔る船を用いて、
我らの浮島とともに、雲神さまを鎮めに赴いてくだされ!
吹き抜ける風のように、強くお願いしよう!
雲神さまが再び現れ、乱雲を纏って荒れ狂い、
いくつもの浮島を食べなさっておられるのです!
なんと、なんと、強い魔力を感じる石か!
我らバヌバヌ族の伝承に伝わる「風水の破魔石」を、
ヒトの勇者がもたらすとは……。
これが、これが、ありさえすれば、冷酷なるブンドが結界を張った、
「白鯨の冠」の「ブンド・エーテライト」から、
雲神さまが纏う乱雲を晴らすこともできましょう。
ヒトの勇者よ、天翔る船を用いて、
我らの浮島とともに、雲神さまを鎮めに赴いてくだされ!
吹き抜ける風のように、強くお願いしよう!