高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……。
去るがいい、ここはヒトの来るところではない。
去るがいい、ここはヒトの来るところではない。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……取引に来たと話は聞いた、ヒトの狩人たちよ。
ずいぶんと気前のいい手土産と聞き、喜んでいるぞ。
……して、ヒトの狩人は何を求める?
ずいぶんと気前のいい手土産と聞き、喜んでいるぞ。
……して、ヒトの狩人は何を求める?
高地ドラヴァニア
シシシシシ……物を欲さぬとは、奇妙な狩人だ!
だが、話をするのは好きだぞ……。
何といっても、我々は「分かたれし者たち」だ!
シシシシシ……よかろう、「神」について教えよう。
「繋がりし者たち」が呼び降ろした「神」についてな!
だが、話をするのは好きだぞ……。
何といっても、我々は「分かたれし者たち」だ!
シシシシシ……よかろう、「神」について教えよう。
「繋がりし者たち」が呼び降ろした「神」についてな!
高地ドラヴァニア
シシシシシ……左様だ。
ある時、「グナースの塚」に、
東の空から、一匹の傷ついた竜が落ちてきよってな……。
恐れ怒った「繋がりし者たち」は、地に伏した竜を囲み、
槍で刺し、火砲を放ち、魔術で倒したのよ……。
ある時、「グナースの塚」に、
東の空から、一匹の傷ついた竜が落ちてきよってな……。
恐れ怒った「繋がりし者たち」は、地に伏した竜を囲み、
槍で刺し、火砲を放ち、魔術で倒したのよ……。
高地ドラヴァニア
シシシシシ……竜は恐ろしい存在……
その影に怯えて生きてきた「繋がりし者たち」は知ったのだ。
戦いに疲れた竜ならば、易々と殺せることを。
そこで、「繋がりし者たち」と「繋ぎ止めし者」は決意した。
今こそ「黒き者」の助言を受け入れ、「神」を呼び、
その刃を借りて戦うことを……。
すべては、より多き子を育むための領地を得るため。
グナース族を、さらなる繁栄に導くため。
……しかし、だ。
シシシシ……それで、大切なクリスタルを、
雨あられと神に捧げてしまうのは、勘弁ならん!
何といっても、我々「分かたれし者」は、神嫌いなのだ!
その影に怯えて生きてきた「繋がりし者たち」は知ったのだ。
戦いに疲れた竜ならば、易々と殺せることを。
そこで、「繋がりし者たち」と「繋ぎ止めし者」は決意した。
今こそ「黒き者」の助言を受け入れ、「神」を呼び、
その刃を借りて戦うことを……。
すべては、より多き子を育むための領地を得るため。
グナース族を、さらなる繁栄に導くため。
……しかし、だ。
シシシシ……それで、大切なクリスタルを、
雨あられと神に捧げてしまうのは、勘弁ならん!
何といっても、我々「分かたれし者」は、神嫌いなのだ!
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……我らは「分かたれし者」……。
意思の囁き聞こえず、声を用いねば会話できん。
ゆえに我は、最初の物語る者となったのだ。
意思の囁き聞こえず、声を用いねば会話できん。
ゆえに我は、最初の物語る者となったのだ。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……よく来たな狩人よ、頼みがあるのだ。
「銀露草」という香り立つ香草を、3束ほど集めてくれぬか?
……「銀露草」なら、
「テイルフェザー」の西の高台にあろう。
頼むぞ、狩人よ……シシシシシ。
「銀露草」という香り立つ香草を、3束ほど集めてくれぬか?
……「銀露草」なら、
「テイルフェザー」の西の高台にあろう。
頼むぞ、狩人よ……シシシシシ。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……銀露草は手に入ったか?
……これで一安心だ、感謝する……シシシシシ。
シシシシシ……銀露草を焚くと、
ドラゴン族が嫌う香りを持つ、独特の煙が立ち上る。
これを定期的に焚くことで、我らは竜を避け生活しておるのだ。
……これで一安心だ、感謝する……シシシシシ。
シシシシシ……銀露草を焚くと、
ドラゴン族が嫌う香りを持つ、独特の煙が立ち上る。
これを定期的に焚くことで、我らは竜を避け生活しておるのだ。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシ……「神」に会いたいと?
それなら、生け贄にされるのが手っ取り早い。
生きてはかえれぬだろうがな……シシシシシ。
それなら、生け贄にされるのが手っ取り早い。
生きてはかえれぬだろうがな……シシシシシ。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……ヒトの狩人よ、
ちょうどいいところに来てくれた。
その腕と気前の良さを見込んで、取引を頼みたい。
「分かたれ」て間もない「ヴァスの塚」の新入りが、
チョコボの森に狩りに出たまま、戻ってこないのだ……。
ヒトの狩人よ、どうか同胞を探してもらいたい。
森の木々の下が、ヒトの狩人のナワバリであることは、
我々とて、充分に理解はしている。
だが近頃、「繋がりし者たち」の圧力が増していてな。
我々の狩場が荒らされ、食糧が不足してしまった。
やむにやまれず、ヒトのナワバリである森に狩りにいかせたのだ。
もしかしたら、怒りを抱いたヒトに、
囚われてしまったのかもしれない……。
そうとなれば、我々が探しに行くのは逆効果……。
ヒトの狩人よ、「テイルフェザー」に赴いて、
「ナナシ」と呼ばれるグナース族が囚われていたら、
助け出してきてはくれまいか?
ありがたい、引き受けてくれるか……シシシシシ。
「ナナシ」は、いくらか厄介な奴だが……頼んだぞ!
ちょうどいいところに来てくれた。
その腕と気前の良さを見込んで、取引を頼みたい。
「分かたれ」て間もない「ヴァスの塚」の新入りが、
チョコボの森に狩りに出たまま、戻ってこないのだ……。
ヒトの狩人よ、どうか同胞を探してもらいたい。
森の木々の下が、ヒトの狩人のナワバリであることは、
我々とて、充分に理解はしている。
だが近頃、「繋がりし者たち」の圧力が増していてな。
我々の狩場が荒らされ、食糧が不足してしまった。
やむにやまれず、ヒトのナワバリである森に狩りにいかせたのだ。
もしかしたら、怒りを抱いたヒトに、
囚われてしまったのかもしれない……。
そうとなれば、我々が探しに行くのは逆効果……。
ヒトの狩人よ、「テイルフェザー」に赴いて、
「ナナシ」と呼ばれるグナース族が囚われていたら、
助け出してきてはくれまいか?
ありがたい、引き受けてくれるか……シシシシシ。
「ナナシ」は、いくらか厄介な奴だが……頼んだぞ!
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……ふむ。
ナナシが、何かと厄介をかけたようだが……感謝するぞ。
ナナシが、何かと厄介をかけたようだが……感謝するぞ。
高地ドラヴァニア
シシシシシ……こんな、瑞々しい野菜は初めてだ!
……とても美味である!
……とても美味である!
高地ドラヴァニア
これまでもヒトの狩人とは、何度か取引してきたが、
お互いに余っている品を物々交換する程度だった……。
今度は、相手の望みを叶え、報酬を得るということか。
シシシシシ……これは良い取引だぞ、ナナシよ!
確かに、皆でテイルフェザーの依頼をこなせば、
食糧不足を補うことができるだろう!
だが、必要な物資のすべてを得ることまでは、
難しいかもしれぬな……。
お互いに余っている品を物々交換する程度だった……。
今度は、相手の望みを叶え、報酬を得るということか。
シシシシシ……これは良い取引だぞ、ナナシよ!
確かに、皆でテイルフェザーの依頼をこなせば、
食糧不足を補うことができるだろう!
だが、必要な物資のすべてを得ることまでは、
難しいかもしれぬな……。
高地ドラヴァニア
シシシシシ……左様だ。
我々は、「繋ぎ止めし者」の支配からは逃れたものの、
「繋がりし者たち」に依存している不安定な状態なのだ。
我々は、「繋ぎ止めし者」の支配からは逃れたものの、
「繋がりし者たち」に依存している不安定な状態なのだ。
高地ドラヴァニア
シシシシシ……なんと、ヒトの狩人のように、
見知らぬ土地まで、旅をするとでも言うのか?
見知らぬ土地まで、旅をするとでも言うのか?
高地ドラヴァニア
ナナシよ、こうなったら、お前が頼りだ!
塚を挙げて、お前が取ってきた依頼をこなし、
我々は「繋がりし者たち」から、真に「分かたれ」るのだ!
シシシシシ……だが、問題もある。
我々「分かたれし者たち」は、個性を持つゆえまとまりに欠ける。
冒険者とは、いかにして依頼を分担しているのだ?
塚を挙げて、お前が取ってきた依頼をこなし、
我々は「繋がりし者たち」から、真に「分かたれ」るのだ!
シシシシシ……だが、問題もある。
我々「分かたれし者たち」は、個性を持つゆえまとまりに欠ける。
冒険者とは、いかにして依頼を分担しているのだ?
高地ドラヴァニア
なるほど、冒険者ギルドとな。
頼まれた依頼を、やりたい者に斡旋し、分配するのか……。
ならば、ヴァスの塚にもギルドを立ち上げねばなるまい。
頭領はナナシとする。
「サーチャー」と「アキンド」にも手伝わせるか。
ふたりとも「やりたいこと」を、いまいち活かせてないからな。
頼まれた依頼を、やりたい者に斡旋し、分配するのか……。
ならば、ヴァスの塚にもギルドを立ち上げねばなるまい。
頭領はナナシとする。
「サーチャー」と「アキンド」にも手伝わせるか。
ふたりとも「やりたいこと」を、いまいち活かせてないからな。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……ナナシめ、
見違えたように、活き活きとしてきおった。
やっと、「やりたいこと」を見つけたようだな。
見違えたように、活き活きとしてきおった。
やっと、「やりたいこと」を見つけたようだな。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……ヒトの狩人よ。
同胞を救ったうえに、面倒を背負わせてしまったな。
しかし、我らはもう、狩人の力なしではいられぬようだ……。
すまぬが、その気前の良さに今一度、甘えさせてほしい。
どうか、ウデキキとヴァスの塚を導いてくれ。
同胞を救ったうえに、面倒を背負わせてしまったな。
しかし、我らはもう、狩人の力なしではいられぬようだ……。
すまぬが、その気前の良さに今一度、甘えさせてほしい。
どうか、ウデキキとヴァスの塚を導いてくれ。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……ウデキキが帰っているはずだと?
はて、さて……見かけぬが。
付近を探してみてはどうだ?
はて、さて……見かけぬが。
付近を探してみてはどうだ?
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……見つかってよかった。
ウデキキから聞いたぞ、火薬を得ることができて、なによりだ。
ウデキキから聞いたぞ、火薬を得ることができて、なによりだ。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……気前のいい狩人よ、
ウデキキなら、まだ帰ってきてはおらぬぞ?
うーむ……これはまずい予感がする。
実を言うとウデキキは、
まだ完全には「分かたれ」ておらん、不安定な状態なのだ。
「繋がりし者たち」と戦えぬのがその証拠……。
かすかに聞こえる「意思の囁き」が、
同族に手を出せぬようにしているようだ。
だが、たとえ同族であっても、
塚や同胞のためとあらば、戦うというのが我々の「意志」。
そのためにも、奴は「分かたれ」なくてはならない……。
自我の目覚めは偶然に起こるものだが、
完全に「分かたれ」るためには、何かをやり遂げたいという、
「自己の肯定」が必要になるのだ。
それを成せない者は……
いつか自我を失い、「グナースの塚」へと戻ることになる。
我々はそれを、グナース族の運命として受け入れてきた……。
しかし、今回は断じて受け入れることはできん!
ヴァスの塚は、ウデキキを失うわけにはいかんのだ!
シシシシシ……まだ間に合うはずだ!
ヒトの狩人よ、どうか「グナースの塚」へ向かったであろう、
「ウデキキ」を探して、その名を呼びかけてやってくれ!
ウデキキなら、まだ帰ってきてはおらぬぞ?
うーむ……これはまずい予感がする。
実を言うとウデキキは、
まだ完全には「分かたれ」ておらん、不安定な状態なのだ。
「繋がりし者たち」と戦えぬのがその証拠……。
かすかに聞こえる「意思の囁き」が、
同族に手を出せぬようにしているようだ。
だが、たとえ同族であっても、
塚や同胞のためとあらば、戦うというのが我々の「意志」。
そのためにも、奴は「分かたれ」なくてはならない……。
自我の目覚めは偶然に起こるものだが、
完全に「分かたれ」るためには、何かをやり遂げたいという、
「自己の肯定」が必要になるのだ。
それを成せない者は……
いつか自我を失い、「グナースの塚」へと戻ることになる。
我々はそれを、グナース族の運命として受け入れてきた……。
しかし、今回は断じて受け入れることはできん!
ヴァスの塚は、ウデキキを失うわけにはいかんのだ!
シシシシシ……まだ間に合うはずだ!
ヒトの狩人よ、どうか「グナースの塚」へ向かったであろう、
「ウデキキ」を探して、その名を呼びかけてやってくれ!
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……間に合ってよかった。
ヒトの狩人よ、ウデキキを取り戻してくれたこと、感謝するぞ。
報告は聞いている、金属製品を得ることができて、なによりだ。
ヒトの狩人よ、ウデキキを取り戻してくれたこと、感謝するぞ。
報告は聞いている、金属製品を得ることができて、なによりだ。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……気前のいいヒトの狩人よ。
完全に「分かたれ」るまでは気は抜けぬが、
ウデキキはきっと「意思の囁き」を乗り越えてくれるだろう。
なにせ、腕利きの師匠がついているからな。
これからも、ウデキキとヴァスの塚を導いてほしい。
完全に「分かたれ」るまでは気は抜けぬが、
ウデキキはきっと「意思の囁き」を乗り越えてくれるだろう。
なにせ、腕利きの師匠がついているからな。
これからも、ウデキキとヴァスの塚を導いてほしい。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
我々は、「繋がりし者たち」への依存を断ち切って、
真に「分かたれ」ることができたのだ!
真に「分かたれ」ることができたのだ!
高地ドラヴァニア
シシシシシ……見事なり、と大いに称えねばなるまい!
よくやったぞ、ウデキキよ!
よくやったぞ、ウデキキよ!
高地ドラヴァニア
どこまでも気前のいいヒトの狩人よ、
我々を導いてくれたこと、大いに感謝する!
我々を導いてくれたこと、大いに感謝する!
高地ドラヴァニア
シシシシシ……ときに、ウデキキよ。
どうやら、お前も完全に「分かたれ」ることができたようだな?
どうやら、お前も完全に「分かたれ」ることができたようだな?
高地ドラヴァニア
シシシシシ……どうした?
ウデキキよ……どうしたというのだ?
ウデキキよ……どうしたというのだ?
高地ドラヴァニア
シシシシシ……まさかっ!?
「繋ぎ止めし者」が我らに接触してくるとはっ……!
「繋ぎ止めし者」が我らに接触してくるとはっ……!
高地ドラヴァニア
シシシシシ……皆は好きにするがいい。
ただし……我は動かん。
ただし……我は動かん。
高地ドラヴァニア
なぜなら、我は「最初の物語る者」、ストーリーテラーだからだ。
……グナースの塚で、「分かたれ」たばかりの者は、
この塚へと救い出さなければ、すぐに処分されてしまう。
危険を承知でここに塚を造ったのは、「繋がりし者たち」の中から、
稀に現れる新しい同胞を助けたいがため……シシシシシ。
それこそ、最初の物語る者となった我の「やりたいこと」なのだ。
……グナースの塚で、「分かたれ」たばかりの者は、
この塚へと救い出さなければ、すぐに処分されてしまう。
危険を承知でここに塚を造ったのは、「繋がりし者たち」の中から、
稀に現れる新しい同胞を助けたいがため……シシシシシ。
それこそ、最初の物語る者となった我の「やりたいこと」なのだ。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……どこまでも気前のいいヒトの狩人よ。
ウデキキとヴァスの塚は、真に「分かたれ」ることができた。
それもこれも、狩人が導いてくれたおかげだ、大いに感謝するぞ。
しかし、「繋がりし者たち」との戦いは避けられないようだ。
さすがに、我らと一緒に戦ってくれとまでは言えぬ……
せめて、ウデキキとヴァスの塚を見守っててくれ。
ウデキキとヴァスの塚は、真に「分かたれ」ることができた。
それもこれも、狩人が導いてくれたおかげだ、大いに感謝するぞ。
しかし、「繋がりし者たち」との戦いは避けられないようだ。
さすがに、我らと一緒に戦ってくれとまでは言えぬ……
せめて、ウデキキとヴァスの塚を見守っててくれ。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……どうした、気前のいい狩人よ?
ウデキキの姿が見えんようだが……。
シシシシシ……ひとりで乗り込むとは、なんと無謀な!
「繋ぎ止めし者」の前では、我らグナース族は無力だというのに!
ウデキキの姿が見えんようだが……。
シシシシシ……ひとりで乗り込むとは、なんと無謀な!
「繋ぎ止めし者」の前では、我らグナース族は無力だというのに!
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
このままでは、ウデキキは完全に自我を消されてしまう。
だが、我らグナース族が助けに行っても、それは同じこと……
ここは、ヒトの狩人の力を借りるほかない。
だが、我らグナース族が助けに行っても、それは同じこと……
ここは、ヒトの狩人の力を借りるほかない。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……それならば、我が援軍をかき集めてこよう。
ヒトの狩人と、ウデキキが始めたギルドで得たものは、
決して物資だけではないはずだ……。
ヒトの狩人よ……すまぬが、先に「グナースの塚」へ赴き、
「ウデキキ」を見つけだしてくれ。
大丈夫、必ず無事に奴を連れ帰ろうぞ……!
ヒトの狩人と、ウデキキが始めたギルドで得たものは、
決して物資だけではないはずだ……。
ヒトの狩人よ……すまぬが、先に「グナースの塚」へ赴き、
「ウデキキ」を見つけだしてくれ。
大丈夫、必ず無事に奴を連れ帰ろうぞ……!
高地ドラヴァニア
シシシシシ……ウデキキよ、助太刀に来たぞ!
お前が集めた、大事な仲間たち……
この者たちであれば、「繋ぎ止めし者」も支配できまい!
お前が集めた、大事な仲間たち……
この者たちであれば、「繋ぎ止めし者」も支配できまい!
高地ドラヴァニア
シシシシシ……逃げおったか。
個を繋ぎ止めることしか知らぬ奴に、
「分かたれ」ながらも繋がれる、「友」というものはわかるまい。
個を繋ぎ止めることしか知らぬ奴に、
「分かたれ」ながらも繋がれる、「友」というものはわかるまい。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……強力な援軍であったろう。
さあ、ウデキキの下へ集まろうではないか。
さあ、ウデキキの下へ集まろうではないか。
高地ドラヴァニア
シシシシシ……この冒険者ギルドは、
ほかの集落にとっても、なくてはならぬものとなったのだ。
小さなヴァスの塚だが、多くの仲間ができたということだ。
気付いておったか?
グナースの塚の上空を旋回する白き竜を……
いざとなったら、介入するつもりで見守ってくれていたようだ。
ほかの集落にとっても、なくてはならぬものとなったのだ。
小さなヴァスの塚だが、多くの仲間ができたということだ。
気付いておったか?
グナースの塚の上空を旋回する白き竜を……
いざとなったら、介入するつもりで見守ってくれていたようだ。
高地ドラヴァニア
ヒトも、ゴブリン族も、ドラゴン族までも……
皆、命の危険を冒しながらも、駆けつけてくれたのだ。
その意味の重さは、個の大切さを知る我らだからこそ理解できる。
皆、命の危険を冒しながらも、駆けつけてくれたのだ。
その意味の重さは、個の大切さを知る我らだからこそ理解できる。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……限りなく気前のいいヒトの狩人よ。
同胞を救ったことから始まり、ついには塚まで救ってもらった。
狩人には感謝してもしきれぬわ……。
我らグナース族は、他種族と相容れぬものだった。
それが、ウデキキと狩人の出会いによって変わったのだ。
我らは「分かたれ」て、新たな繋がりを得たということだな。
同胞を救ったことから始まり、ついには塚まで救ってもらった。
狩人には感謝してもしきれぬわ……。
我らグナース族は、他種族と相容れぬものだった。
それが、ウデキキと狩人の出会いによって変わったのだ。
我らは「分かたれ」て、新たな繋がりを得たということだな。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……果てしなく気前のいいヒトの狩人よ、
ヴァスの塚に大層貢献してくれたこと、大いに感謝する!
狩人には、我々「分かたれし者たち」の「友」として、
特別に強固な繋がりを感じるぞ!
ときに……「繋ぎ止めし者」に「恐怖」を植え付けたせいか、
近頃、新たに「分かたれ」る同胞が増え続けている。
それは結構なことだが、同胞の数が増えれば増えるほど、
異なる個の意見が対立し、争いが生じるかもしれぬ。
そのとき同胞同士で殺し合うような道を歩まぬよう、
「個」を尊重する教えを伝えるため、我は物語り続けよう。
ひとりのヒトと出会い、我らが真に「分かたれ」た物語をな。
ヴァスの塚に大層貢献してくれたこと、大いに感謝する!
狩人には、我々「分かたれし者たち」の「友」として、
特別に強固な繋がりを感じるぞ!
ときに……「繋ぎ止めし者」に「恐怖」を植え付けたせいか、
近頃、新たに「分かたれ」る同胞が増え続けている。
それは結構なことだが、同胞の数が増えれば増えるほど、
異なる個の意見が対立し、争いが生じるかもしれぬ。
そのとき同胞同士で殺し合うような道を歩まぬよう、
「個」を尊重する教えを伝えるため、我は物語り続けよう。
ひとりのヒトと出会い、我らが真に「分かたれ」た物語をな。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……「繋がりし者たち」め、忌々しい。
狩りに出ていた「ヴァスの塚」の若者を、襲ってきよったのだ。
ヒトの狩人よ、奴らに報復をしてほしい……。
銃を使いし者、槍を使いし者……
それに、杖を使いし者を、それぞれ倒してくれ。
よろしく頼むぞ……シシシシシ。
狩りに出ていた「ヴァスの塚」の若者を、襲ってきよったのだ。
ヒトの狩人よ、奴らに報復をしてほしい……。
銃を使いし者、槍を使いし者……
それに、杖を使いし者を、それぞれ倒してくれ。
よろしく頼むぞ……シシシシシ。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……やってくれたか、狩人よ。
「繋がりし者たち」にも痛みが伝わっただろう。
報復としては十分だ……。
……狩人が倒したグナース族が、
我らに手を出した者であるかどうかなど問題ではない。
奴らの精神は、繋ぎ止められておるのだからな……シシシシシ。
「繋がりし者たち」にも痛みが伝わっただろう。
報復としては十分だ……。
……狩人が倒したグナース族が、
我らに手を出した者であるかどうかなど問題ではない。
奴らの精神は、繋ぎ止められておるのだからな……シシシシシ。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……「グナースの塚」に、混乱しきった者がいたと?
おそらく、精神の繋がりを失ってしまった新たな同胞だろう。
……狩人よ、ここに来るように伝えてはくれぬか?
おそらく、精神の繋がりを失ってしまった新たな同胞だろう。
……狩人よ、ここに来るように伝えてはくれぬか?
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
先に合流した同胞は働きものだ。
ヒトの狩人に用があるようでな。
話を聞いてやってくれ……シシシシシ。
ヒトの狩人に用があるようでな。
話を聞いてやってくれ……シシシシシ。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……。
我々は「分かたれし者たち」……何も縛るものはない。
我々は「分かたれし者たち」……何も縛るものはない。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
うむ、それではいただこう……シシシシシ。
……ングング……と、とても美味であるな……。
……ングング……と、とても美味であるな……。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……ペッペッ……これは不味い。
どうやら我らが新たな同胞は、相当な味音痴なようだ……。
とはいえ、それも個性ではあるがな……。
どうやら我らが新たな同胞は、相当な味音痴なようだ……。
とはいえ、それも個性ではあるがな……。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……ヒトの狩人ではないか。
……ふむ、またも「神」を狩るつもりとは、何と剛毅なこと。
しかし「分かたれし者」は、神狩る狩人を歓迎しよう。
「繋がりし者」たちは、「神」に捧げる供物を集めんと、
日ごと勢いを増し、我々も困り果てておるゆえな。
なるほど、武神の闘技場に赴きたい……と。
なれば、「グナースの塚」にある「武神穴」に征くがいい。
かの地に秘匿されし「グナース・エーテライト」を利用するのだ。
だが、「繋がりし者」は、結界を張り巡らせているとも聞く。
魔を破る方法なくば、エーテライトは利用できぬかもしれんぞ……
…………シシシシシ。
……ふむ、またも「神」を狩るつもりとは、何と剛毅なこと。
しかし「分かたれし者」は、神狩る狩人を歓迎しよう。
「繋がりし者」たちは、「神」に捧げる供物を集めんと、
日ごと勢いを増し、我々も困り果てておるゆえな。
なるほど、武神の闘技場に赴きたい……と。
なれば、「グナースの塚」にある「武神穴」に征くがいい。
かの地に秘匿されし「グナース・エーテライト」を利用するのだ。
だが、「繋がりし者」は、結界を張り巡らせているとも聞く。
魔を破る方法なくば、エーテライトは利用できぬかもしれんぞ……
…………シシシシシ。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
武神の闘技場に赴きたい……と。
なれば、「グナースの塚」にある「武神穴」に征くがいい。
かの地に秘匿されし「グナース・エーテライト」を利用するのだ。
なれば、「グナースの塚」にある「武神穴」に征くがいい。
かの地に秘匿されし「グナース・エーテライト」を利用するのだ。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……ヒトの狩人ではないか。
今日は、何用で我々の塚を訪れたのだ?
今日は、何用で我々の塚を訪れたのだ?
高地ドラヴァニア
シシシシシ……「神」を狩るに飽き足らず、
今度は、ヒトをも狩ろうというのか?
なかなかに侮れぬ狩人よ!
今度は、ヒトをも狩ろうというのか?
なかなかに侮れぬ狩人よ!
高地ドラヴァニア
ほう、同胞ということか。
獲物でないと聞いて、安心したぞ。
彼は、我々にとっていい取引相手であったのだ。
獲物でないと聞いて、安心したぞ。
彼は、我々にとっていい取引相手であったのだ。
高地ドラヴァニア
うむ、ある日、大いなる山より、
「獣の皮をまとった男」がさまよい出てきてな。
疲れ果てていたゆえ、我々の塚に招いたのだ。
男は、我々に取引を持ちかけてきた。
ヒトの服を用立てるかわりに、狩りを手伝うと……。
なかなかに優れた腕の狩人であったぞ……シシシシシ。
「獣の皮をまとった男」がさまよい出てきてな。
疲れ果てていたゆえ、我々の塚に招いたのだ。
男は、我々に取引を持ちかけてきた。
ヒトの服を用立てるかわりに、狩りを手伝うと……。
なかなかに優れた腕の狩人であったぞ……シシシシシ。
高地ドラヴァニア
シシシシシ……しばし前に「グナースの塚」に向かった。
「繋がりし者たち」が「神」を呼び降ろしたと、
教えたところ、これを見に行くと言ってな。
「繋がりし者たち」が「神」を呼び降ろしたと、
教えたところ、これを見に行くと言ってな。
高地ドラヴァニア
同胞は大切にするがいい、ヒトの狩人たちよ。
すでに「繋がりし者たち」に捕まり、
生贄となっているやもしれぬがな……シシシシシ。
すでに「繋がりし者たち」に捕まり、
生贄となっているやもしれぬがな……シシシシシ。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……「獣の皮をまとった男」ならば、
しばし前に「グナースの塚」に向かったぞ。
しばし前に「グナースの塚」に向かったぞ。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……どうやら「獣の皮をまとった男」は、
生贄にならずに済んだようだな。
誠に幸運なことだ。
生贄にならずに済んだようだな。
誠に幸運なことだ。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……気前のいい狩人よ、よく来たな。
今日は、どんな話をしに来たというのだ?
ほう、過去を語らうために来たというのか。
確かに我らは、精神が連結された「繋がりし者たち」と異なり、
個が過去を思い起こさねば、記憶は消え去ってしまう。
消してはならぬ、大切な記憶は、
文字を使って記しておかねばなるまい。
ゆえに我らはヒストリアンに、しっかりと書き記させているぞ?
狩人の一行が訪れたこと……蛮神を狩りに出かけたこと……
それを待つ間、小さなヒトが魔法の研鑽を積んでいたこと……
竜を狩る狩人が、その相手をしていたこと……。
「ヴァスの塚」にとって、驚きに満ちた記憶……。
これがヒストリアンのいう「レキシ」というものなのだろうな。
今日は、どんな話をしに来たというのだ?
ほう、過去を語らうために来たというのか。
確かに我らは、精神が連結された「繋がりし者たち」と異なり、
個が過去を思い起こさねば、記憶は消え去ってしまう。
消してはならぬ、大切な記憶は、
文字を使って記しておかねばなるまい。
ゆえに我らはヒストリアンに、しっかりと書き記させているぞ?
狩人の一行が訪れたこと……蛮神を狩りに出かけたこと……
それを待つ間、小さなヒトが魔法の研鑽を積んでいたこと……
竜を狩る狩人が、その相手をしていたこと……。
「ヴァスの塚」にとって、驚きに満ちた記憶……。
これがヒストリアンのいう「レキシ」というものなのだろうな。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
そういえば、あの小さきヒトが呼び出した「赤い獣」……。
アレを食べたらどのような味がするのかと、
ウマソウがしきりに気にしておったな。
アレを食べたらどのような味がするのかと、
ウマソウがしきりに気にしておったな。
高地ドラヴァニア
[ 24.0 , 19.7 ]
シシシシシ……果てしなく気前のいいヒトの狩人よ。
またも、ウデキキを導いてくれたこと感謝するぞ。
我らは更なる取引相手を得て、
物資だけでなく、文化的にも豊かになりつつある。
「繋がりし者たち」には、想像もつかぬことであろうな。
またも、ウデキキを導いてくれたこと感謝するぞ。
我らは更なる取引相手を得て、
物資だけでなく、文化的にも豊かになりつつある。
「繋がりし者たち」には、想像もつかぬことであろうな。