ギラバニア山岳地帯
[ 17.2 , 36.8 ]
へえ、あなたたち、宿を開こうとしているの?
力になってあげたいのは山々だけれど、
私も仕事が溜まっててね……ごめんなさい。
力になってあげたいのは山々だけれど、
私も仕事が溜まっててね……ごめんなさい。
ギラバニア山岳地帯
[ 17.2 , 36.8 ]
アラギリはもともと宿場街だったから、酒場や宿屋が多いのよ。
帝国占領下でも、帝国兵相手の歓楽街として生き残ってきたわ。
私の店のサービス……気になる?
帝国占領下でも、帝国兵相手の歓楽街として生き残ってきたわ。
私の店のサービス……気になる?
ギラバニア山岳地帯
[ 17.2 , 36.8 ]
あなた、冒険者よね。
頼みがあるんだけど、引き受けてもらえなくて?
うちの妹なんだけど、何を思い立ったのか、
アラギリが解放されてから、急に槍の訓練を始めたの。
すぐに飽きるだろうと思ってたけど、最近は帰りも遅くなって……。
私と同じで、武器なんて触ったこともない子だから、心配なの。
酒場の仕事に遅れたことはないから、遠くには行っていないはず。
街の近くにいると思うから、妹を探してきてもらえないかしら。
頼みがあるんだけど、引き受けてもらえなくて?
うちの妹なんだけど、何を思い立ったのか、
アラギリが解放されてから、急に槍の訓練を始めたの。
すぐに飽きるだろうと思ってたけど、最近は帰りも遅くなって……。
私と同じで、武器なんて触ったこともない子だから、心配なの。
酒場の仕事に遅れたことはないから、遠くには行っていないはず。
街の近くにいると思うから、妹を探してきてもらえないかしら。
ギラバニア山岳地帯
[ 17.2 , 36.8 ]
さっき、妹が戻ってきたわ。
助けてくれて、本当にありがとう。
叔母の武勇伝は聞いてたけど、私は憧れるよりも、怖かった。
あの子は、「獄炎の鳳」と呼ばれた、
叔母のモルバに似ているのかもしれないわね。
彼女は私が生まれる前、帝国から逃げようとする人たちを率いて、
遠い異国の地を目指して旅立ったの……。
とても、正義感の強い人だったと聞いてるわ。
母も、あのとき私を身ごもっていなかったら、
きっと一緒に逃げたかったんだと思う。
……叔母のことを話すとき、母はいつも寂しげだった。
いつか妹が、槍を手に外の世界に出ていったら……。
私も自分の子に、そんな風に話すのかしら。
ただ生きていて欲しいと、心の奥で願いながら。
なんて……あの子の腕じゃ、まだまだ先の話だわ。
冒険者さん、ありがとうね。
助けてくれて、本当にありがとう。
叔母の武勇伝は聞いてたけど、私は憧れるよりも、怖かった。
あの子は、「獄炎の鳳」と呼ばれた、
叔母のモルバに似ているのかもしれないわね。
彼女は私が生まれる前、帝国から逃げようとする人たちを率いて、
遠い異国の地を目指して旅立ったの……。
とても、正義感の強い人だったと聞いてるわ。
母も、あのとき私を身ごもっていなかったら、
きっと一緒に逃げたかったんだと思う。
……叔母のことを話すとき、母はいつも寂しげだった。
いつか妹が、槍を手に外の世界に出ていったら……。
私も自分の子に、そんな風に話すのかしら。
ただ生きていて欲しいと、心の奥で願いながら。
なんて……あの子の腕じゃ、まだまだ先の話だわ。
冒険者さん、ありがとうね。
ギラバニア山岳地帯
[ 17.2 , 36.8 ]
聞いたわ、あなたって有名なのね?
ベロジナ大橋の戦いでも活躍したそうね。
妹の件も含めて、ほんとうにありがとう。
妹も、あなたの話を聞いて、
改めてお礼が言いたいって言ってたっけ。
今は北東の門の近くにいるはずだから、
よかったら、声をかけてあげて。
ベロジナ大橋の戦いでも活躍したそうね。
妹の件も含めて、ほんとうにありがとう。
妹も、あなたの話を聞いて、
改めてお礼が言いたいって言ってたっけ。
今は北東の門の近くにいるはずだから、
よかったら、声をかけてあげて。
ギラバニア山岳地帯
[ 17.2 , 36.8 ]
あの子には会えた?
ごめんなさい、また迷惑をかけてしまったみたいね。
でも今回は、思いっきり叱った後、少しだけ褒めてあげるわ。
誰かのために槍を振るいたい……その気持ちだけは、否定しない。
それにしても、まだ子どもだと思ってたのに、
いろいろ考えるようになったのね。
やっぱり、血は争えないってことかしら。
そういえば、あなたと話した後、叔母のことが気になって、
解放軍の人たちから話を聞いてみたの。
そしたら彼女によく似た人が、
どこかの部隊を手伝ってるって聞いて、手紙を託してきたわ。
一度、母の墓にお参りに来て欲しいって。
妹が、叔母について行ってしまわないか心配だけど……。
あの子の人生は、あの子のもの。
そのときは、笑って送り出してあげないとね。
やだ……これもまだ、気が早い話だったわ。
ありがとう、冒険者さん。
ごめんなさい、また迷惑をかけてしまったみたいね。
でも今回は、思いっきり叱った後、少しだけ褒めてあげるわ。
誰かのために槍を振るいたい……その気持ちだけは、否定しない。
それにしても、まだ子どもだと思ってたのに、
いろいろ考えるようになったのね。
やっぱり、血は争えないってことかしら。
そういえば、あなたと話した後、叔母のことが気になって、
解放軍の人たちから話を聞いてみたの。
そしたら彼女によく似た人が、
どこかの部隊を手伝ってるって聞いて、手紙を託してきたわ。
一度、母の墓にお参りに来て欲しいって。
妹が、叔母について行ってしまわないか心配だけど……。
あの子の人生は、あの子のもの。
そのときは、笑って送り出してあげないとね。
やだ……これもまだ、気が早い話だったわ。
ありがとう、冒険者さん。
ギラバニア山岳地帯
[ 17.2 , 36.8 ]
さっきうちの店で食べていった「不滅隊の大闘士」さんが、
部下にコールドハース出身者がいると言っていたわ。
その人なら、なにか知っているかもね。
部下にコールドハース出身者がいると言っていたわ。
その人なら、なにか知っているかもね。
ギラバニア山岳地帯
[ 17.2 , 36.8 ]
部下にコールドハース出身者がいると言っていた大闘士さんは、
まだアラギリにいるはずよ。
その人なら、なにか知っているかもね。
まだアラギリにいるはずよ。
その人なら、なにか知っているかもね。