クルザス西部高地
[ 16.6 , 22.6 ]
あなたは……見ない顔だけど、新人さんかな?
まあ、僕には関係ないし、なんだっていいけどね……。
まあ、僕には関係ないし、なんだっていいけどね……。
クルザス西部高地
[ 16.6 , 22.6 ]
僕ひとりですべてできるというのに……まったく。
クルザス西部高地
[ 16.6 , 22.6 ]
……君が、協力してくれる冒険者ね。
僕ひとりですべてできるというのに……まったく。
僕ひとりですべてできるというのに……まったく。
クルザス西部高地
[ 16.6 , 22.6 ]
……とりあえず、説明しておくよ。
最近、この辺りじゃ見かけない種類の眷属が、
露営地の北東にある大木の付近で目撃された。
君が仕入れた情報が確かならば、そいつを倒して、
その死体をオトリにすれば、より上位の眷属が現れる……。
ひとまず試してみるだけさ。
僕たちは北東の大木付近で、標的を探す。
君は準備を整えてから、ゆっくり来ればいいよ。
最近、この辺りじゃ見かけない種類の眷属が、
露営地の北東にある大木の付近で目撃された。
君が仕入れた情報が確かならば、そいつを倒して、
その死体をオトリにすれば、より上位の眷属が現れる……。
ひとまず試してみるだけさ。
僕たちは北東の大木付近で、標的を探す。
君は準備を整えてから、ゆっくり来ればいいよ。
クルザス西部高地
[ 28.4 , 17.6 ]
チッ……すばしっこい!
下位の眷属などと侮っていたが、なかなか強い!
敵は近くに隠れた……!
隙をみて襲いかかってくるはずだ……気をつけて!
下位の眷属などと侮っていたが、なかなか強い!
敵は近くに隠れた……!
隙をみて襲いかかってくるはずだ……気をつけて!
クルザス西部高地
[ 28.4 , 17.6 ]
ふう……倒してくれてありがとう、助かったよ。
それと、先刻は失礼な態度をとって、すまなかったね。
慣れない連隊の生活で、イラついていたんだ。
それにしても、あれが例の眷属か……哀れなものだね。
ドラゴン族に力で隷属させられ、戦争の道具になってさ。
自分の意思なく戦うだなんて、
教皇庁や大貴族の道具だった、昔の僕みたいだよ。
……さて、僕たちは眷属の死体を回収して、
次の準備に取りかかっておく。
君は「ドミニアク」さんへの報告を頼むよ。
それと、先刻は失礼な態度をとって、すまなかったね。
慣れない連隊の生活で、イラついていたんだ。
それにしても、あれが例の眷属か……哀れなものだね。
ドラゴン族に力で隷属させられ、戦争の道具になってさ。
自分の意思なく戦うだなんて、
教皇庁や大貴族の道具だった、昔の僕みたいだよ。
……さて、僕たちは眷属の死体を回収して、
次の準備に取りかかっておく。
君は「ドミニアク」さんへの報告を頼むよ。
クルザス西部高地
[ 18.1 , 17.6 ]
待ってたよ、冒険者さん。
どうやら君の仕入れた情報は、確かだったらしい。
上位の眷属が現れ、死体を持ち去っていったんだ!
現れた上位の眷属は、部下を蹴散らし、
露営地から見て北西の崖下へと逃げ去ってしまった。
僕は負傷者の救出に向かう……君は眷属を追跡して倒してくれ!
どうやら君の仕入れた情報は、確かだったらしい。
上位の眷属が現れ、死体を持ち去っていったんだ!
現れた上位の眷属は、部下を蹴散らし、
露営地から見て北西の崖下へと逃げ去ってしまった。
僕は負傷者の救出に向かう……君は眷属を追跡して倒してくれ!
クルザス西部高地
[ 18.1 , 17.6 ]
お疲れさま、結果は……聞くまでもないね。
死体を回収して、目立つ場所にさらしておくよ。
それにしても、ドラゴン族は不思議だね。
下位の眷属の死体を回収して、何の意味があるんだ?
死体に……何かの利用価値があるのかな!?
死体を回収して、目立つ場所にさらしておくよ。
それにしても、ドラゴン族は不思議だね。
下位の眷属の死体を回収して、何の意味があるんだ?
死体に……何かの利用価値があるのかな!?
クルザス西部高地
[ 18.1 , 17.6 ]
ははっ、君は面白いことを言うね!
まるで、感情を持つ知的生命体はすべて、
仲間に対して思いやりを持っているみたいな言い方だ!
ドラゴン族も人も同じことさ。
上位の者が下位の者を利用するとき、思いやりなんてない。
だから、君の説の前提は……っと。
……おしゃべりがすぎたね。
僕たちは死体を回収して、次の準備に向かう。
「ドミニアク」さんへの報告は頼んだよ。
まるで、感情を持つ知的生命体はすべて、
仲間に対して思いやりを持っているみたいな言い方だ!
ドラゴン族も人も同じことさ。
上位の者が下位の者を利用するとき、思いやりなんてない。
だから、君の説の前提は……っと。
……おしゃべりがすぎたね。
僕たちは死体を回収して、次の準備に向かう。
「ドミニアク」さんへの報告は頼んだよ。
クルザス西部高地
[ 18.1 , 17.6 ]
ちょうどいいところに来たね、冒険者さん。
つい先程、エイビスが現れ、
晒していた死体を持ち去ったのを確認したよ。
狡猾さで知られるエイビスは、
知能のないトカゲどもより、上位に位置する眷属だ。
大物を釣り上げるための餌になるはずさ。
いま、部下たちがエイビスを追いかけている。
ひとまず僕たちは、死体を晒していた北西の崖下へ向かおう。
つい先程、エイビスが現れ、
晒していた死体を持ち去ったのを確認したよ。
狡猾さで知られるエイビスは、
知能のないトカゲどもより、上位に位置する眷属だ。
大物を釣り上げるための餌になるはずさ。
いま、部下たちがエイビスを追いかけている。
ひとまず僕たちは、死体を晒していた北西の崖下へ向かおう。
クルザス西部高地
[ 13.1 , 12.4 ]
目標のエイビスは「ドラゴンスピット」へ向かったみたいだ。
僕たちは、目標を逃さないよう、ここで包囲網を張る。
奴を倒す役は、君に頼んだよ!
僕たちは、目標を逃さないよう、ここで包囲網を張る。
奴を倒す役は、君に頼んだよ!
クルザス西部高地
[ 13.1 , 12.4 ]
やあ、エイビスは倒せたかい?
さすがだね、冒険者さん!
僕たちだけだったら、きっと取り逃がしていたよ。
君がいてくれて助かった、ありがとう。
……ねえ、君。
エイビスの事、どう思う?
討伐するときに、何か考えたかい?
はは、いきなりごめん。
包囲網を張っている間、いろいろと考えてしまったんだ。
知ってるかい?
エイビスは、竜の血を飲んだ異端者の成れの果てなんだ。
つまり、確かな知性と意思を持った「元ヒト」ってことさ。
彼らはどうして、人としてのすべてを捨てられたんだろう?
地位や、名誉を失うことは、こんなにも惨めだというのに。
それでも得られるものが、彼らにはあったのかな……。
さすがだね、冒険者さん!
僕たちだけだったら、きっと取り逃がしていたよ。
君がいてくれて助かった、ありがとう。
……ねえ、君。
エイビスの事、どう思う?
討伐するときに、何か考えたかい?
はは、いきなりごめん。
包囲網を張っている間、いろいろと考えてしまったんだ。
知ってるかい?
エイビスは、竜の血を飲んだ異端者の成れの果てなんだ。
つまり、確かな知性と意思を持った「元ヒト」ってことさ。
彼らはどうして、人としてのすべてを捨てられたんだろう?
地位や、名誉を失うことは、こんなにも惨めだというのに。
それでも得られるものが、彼らにはあったのかな……。
クルザス西部高地
[ 13.1 , 12.4 ]
……ごめん、変なことを話してしまったね。
これまでと同じく、死体の回収と、次の準備は任せてくれ。
君はいつものように、「ドミニアク」さんに報告を頼むよ。
これまでと同じく、死体の回収と、次の準備は任せてくれ。
君はいつものように、「ドミニアク」さんに報告を頼むよ。
クルザス西部高地
[ 16.7 , 17.3 ]
……やあ、冒険者さん。
見てのとおり、今回はまだ死体を持ち去られていないよ。
話したいこと? そんなものは何もないよ。
日がな、こうして竜の眷属の死体をみつめながら、
彼らのことばかり考えてるだけさ。
エイビスは、眷属としてはかなり上位の存在。
それを回収に来るとすれば、本物のドラゴン族だろう。
知恵も回るし、慎重に行動するはずだ。
だからさ、準備は万全にしておきたいんだ。
そうだ、君の眼から見て問題がないか、
「エイビスの死骸」を調べてくれないか?
見てのとおり、今回はまだ死体を持ち去られていないよ。
話したいこと? そんなものは何もないよ。
日がな、こうして竜の眷属の死体をみつめながら、
彼らのことばかり考えてるだけさ。
エイビスは、眷属としてはかなり上位の存在。
それを回収に来るとすれば、本物のドラゴン族だろう。
知恵も回るし、慎重に行動するはずだ。
だからさ、準備は万全にしておきたいんだ。
そうだ、君の眼から見て問題がないか、
「エイビスの死骸」を調べてくれないか?
クルザス西部高地
[ 16.7 , 17.3 ]
だから、準備は万全にしておきたいんだ。
君の眼から見て問題がないか、
「エイビスの死骸」を調べてくれないか?
君の眼から見て問題がないか、
「エイビスの死骸」を調べてくれないか?
クルザス西部高地
[ 16.7 , 17.3 ]
……そう、問題はないか。
君が太鼓判を押してくれるなら、安心できるね。
じゃ、上位のドラゴン族がやってくるのを待とう。
悪いが、しばらくつき合ってくれ。
君が太鼓判を押してくれるなら、安心できるね。
じゃ、上位のドラゴン族がやってくるのを待とう。
悪いが、しばらくつき合ってくれ。
クルザス西部高地
[ 16.7 , 17.3 ]
……すごい。
今のはワイバーン……正真正銘、本物のドラゴン族だ。
齢を重ね、雲海の上まで軽々と飛翔できるドラゴン族。
滅多にお目にかかれない大物だ……。
回収するまえに少し調べておこう。
いつもどおり、君は「ドミニアク」さんに報告してくれ。
僕たちは、仕留めたワイバーンを、露営地まで運んでおくよ。
今のはワイバーン……正真正銘、本物のドラゴン族だ。
齢を重ね、雲海の上まで軽々と飛翔できるドラゴン族。
滅多にお目にかかれない大物だ……。
回収するまえに少し調べておこう。
いつもどおり、君は「ドミニアク」さんに報告してくれ。
僕たちは、仕留めたワイバーンを、露営地まで運んでおくよ。
クルザス西部高地
[ 17.3 , 22.8 ]
やあ、冒険者さん。
報告は終わったみたいだね。
僕らは、今さっき帰還したところさ。
これから、死体の検分をしようと思っていたんだが、
よければ手伝ってくれないか?
君は「ワイバーンの後脚」を頼むよ。
報告は終わったみたいだね。
僕らは、今さっき帰還したところさ。
これから、死体の検分をしようと思っていたんだが、
よければ手伝ってくれないか?
君は「ワイバーンの後脚」を頼むよ。
クルザス西部高地
[ 17.3 , 22.8 ]
検分は終わったみたいだね。
何か見つかったかい?
これは……以前に、オトリに使った眷属の鱗か?
ワイバーンの爪の間から見つかっただって?
まさか、放棄しておいた下位眷属の死体を、
ワイバーンが回収して、運び去っていたというのか?
散っていった仲間の死体を弔うために!?
奴らにも、「仲間の死を悼む心」があるというのか……。
そうか……「絆」か……。
……僕は今まで、環境に甘えて生きてきた。
だが、家が没落して、いろんな人に裏切られた。
そして、温かな環境を壊した周囲を疎んだ。
だが、疎むべきは周囲ではなく自分自身だった。
だから、下の者にも、上の者にも、捨てられたんだ。
何か見つかったかい?
これは……以前に、オトリに使った眷属の鱗か?
ワイバーンの爪の間から見つかっただって?
まさか、放棄しておいた下位眷属の死体を、
ワイバーンが回収して、運び去っていたというのか?
散っていった仲間の死体を弔うために!?
奴らにも、「仲間の死を悼む心」があるというのか……。
そうか……「絆」か……。
……僕は今まで、環境に甘えて生きてきた。
だが、家が没落して、いろんな人に裏切られた。
そして、温かな環境を壊した周囲を疎んだ。
だが、疎むべきは周囲ではなく自分自身だった。
だから、下の者にも、上の者にも、捨てられたんだ。
クルザス西部高地
[ 17.3 , 22.8 ]
……お前は、馬鹿真面目なだけだと思っていたよ。
でも……これも「絆」だったんだな。
……ここに来たのは、死に場所を求めたからだ。
そうだ、これまでの僕は、今ここで死のう。
そして、今度は守るために生きよう。
地位や名誉じゃなくて、自分を慕ってくれる人のため。
仲間を、イシュガルドの民を守るために!
……この意思は、今度家族の墓前で誓うことにするよ。
これまでは、合わせる顔がないから避けていたんだけどね。
ドラゴン族だって死を悼んでるんだ、僕にだってできるはずさ。
でも……これも「絆」だったんだな。
……ここに来たのは、死に場所を求めたからだ。
そうだ、これまでの僕は、今ここで死のう。
そして、今度は守るために生きよう。
地位や名誉じゃなくて、自分を慕ってくれる人のため。
仲間を、イシュガルドの民を守るために!
……この意思は、今度家族の墓前で誓うことにするよ。
これまでは、合わせる顔がないから避けていたんだけどね。
ドラゴン族だって死を悼んでるんだ、僕にだってできるはずさ。
クルザス西部高地
[ 17.3 , 22.8 ]
君には、本当にお世話になったね。
ありがとう、冒険者さん。
次に会うときには、あっと驚くほど成長しておくよ!
ありがとう、冒険者さん。
次に会うときには、あっと驚くほど成長しておくよ!
クルザス西部高地
[ 12.1 , 19.3 ]
冒険者さん、大変なんだ!
馬鹿な貴族が「指揮権は自分に移った」と言って、
ワイバーンの死骸をここに運んできたんだ!
それで、それで……!
……なるほど。
ドミニアクさんは、ドラゴン族を倒すためなら、
指揮権くらい譲ってもかまわないと言ったのか。
だが……手後れだよ。
件の貴族たちと、僕らが言い争っている間に、
「滅竜」のふたつ名を持つドラゴン族「アヤッタラ」が飛来したんだ!
アヤッタラは、あっという間に貴族たちを殺すと、
ワイバーンの死骸をつかみ上げ、飛び去っていったよ。
……後始末をしてる「アイレス」からも、話を聞いてやってくれ。
馬鹿な貴族が「指揮権は自分に移った」と言って、
ワイバーンの死骸をここに運んできたんだ!
それで、それで……!
……なるほど。
ドミニアクさんは、ドラゴン族を倒すためなら、
指揮権くらい譲ってもかまわないと言ったのか。
だが……手後れだよ。
件の貴族たちと、僕らが言い争っている間に、
「滅竜」のふたつ名を持つドラゴン族「アヤッタラ」が飛来したんだ!
アヤッタラは、あっという間に貴族たちを殺すと、
ワイバーンの死骸をつかみ上げ、飛び去っていったよ。
……後始末をしてる「アイレス」からも、話を聞いてやってくれ。
クルザス西部高地
[ 12.1 , 19.3 ]
馬鹿のせいで、計画は失敗か……。
いや、まだ諦めるわけにはいかないね。
いや、まだ諦めるわけにはいかないね。
クルザス西部高地
[ 17.3 , 22.8 ]
アイレスが、ずっと手元を見てるんだよね。
なにを見てるんだろう?
なにを見てるんだろう?
クルザス西部高地
何を見ているんだい、アイレス。
冒険者さんも、気にしているよ?
冒険者さんも、気にしているよ?
クルザス西部高地
ま、待て!
その指輪に刻まれているのは、我が家の紋章!
まさか……アイレスが看取った女性は……母上!?
その指輪に刻まれているのは、我が家の紋章!
まさか……アイレスが看取った女性は……母上!?
クルザス西部高地
……いや「元」貴族さ。
第七霊災の時に、アインハルト家に仕える騎士だった父は、
スチールヴィジルの防衛に失敗してね……。
不名誉な敗戦の責任を問われ、爵位を奪われた父は自害……。
財も名誉も失った母は、失意の内に姿を消してしまったんだ。
君が……看取ってくれたのか……。
第七霊災の時に、アインハルト家に仕える騎士だった父は、
スチールヴィジルの防衛に失敗してね……。
不名誉な敗戦の責任を問われ、爵位を奪われた父は自害……。
財も名誉も失った母は、失意の内に姿を消してしまったんだ。
君が……看取ってくれたのか……。
クルザス西部高地
僕は……端的に言えば、死ぬつもりでここに来たのさ。
国を憎み、階級を憎み、家族を憎み、疲れていたんだ。
ただ、今回の作戦を経て、考えを変えたよ。
国を憎み、階級を憎み、家族を憎み、疲れていたんだ。
ただ、今回の作戦を経て、考えを変えたよ。
クルザス西部高地
……いつか、できるさ。
今こうやって、僕と君が対等に話しているように、ね。
僕の考えが変わったように、人も国も変わっていくのだから。
ねえ、冒険者さん?
……さて、僕たちもひとつひとつ、がんばっていこう。
ドミニアクさんの言う、「下」が「上」を変える日が訪れるまで、
母の指輪は、アイレスに預けておくよ。
今こうやって、僕と君が対等に話しているように、ね。
僕の考えが変わったように、人も国も変わっていくのだから。
ねえ、冒険者さん?
……さて、僕たちもひとつひとつ、がんばっていこう。
ドミニアクさんの言う、「下」が「上」を変える日が訪れるまで、
母の指輪は、アイレスに預けておくよ。
クルザス西部高地
[ 17.3 , 22.8 ]
僕も、この場所から、がんばっていこう。