えおろーぐ

アハハハハハ！
入門希望だったら、ココビゴ兄ちゃんじゃなくて、
ココブキ兄ちゃんに言わないとだめだよ！

やぁっぱ戦いは有利に進めなきゃ損だよね～！
遠くから攻撃された相手の、悔しそうな目もね、
とても気持ちがいいね、アハハハハハ～！

アハハハハハ！
入門希望だったら、ココビゴ兄ちゃんじゃなくて、
ココブキ兄ちゃんに言わないとだめだよ！

アハハ！　[player]。
ようやく僕の番が来たみたいだね。
さっさと「取り囲まれる危機」の章を読み進めようか！
「呪術の深淵：取り囲まれる危機」
嗚呼、我が華々しき魔力よ、素晴らしきかな。
豪炎広がり、氷刃連なり、雷撃舞い散り敵を滅さん。
嗚呼、取り囲まれし時の、恐ろしきかな。
その豪炎燃え盛らず、その氷刃連なることなく、
その雷撃舞い散ることなし。我、危機を覚えるなり。
──要はさぁ、大量の敵に囲まれたら超ピンチってこと！
例えばさ、今話題の「魔力強盗」が、
複数犯だったりしたら、呪術士なんてひとたまりもないね！
だから今回は～、囮……じゃなくて、
お仲間を一人連れて試練を進めてほしいんだけど……。

アハハ！　ココブシじゃん。
前回[player]の試練に手出しをしたらしいけど、
今回はちょっと、ココブシじゃダメだよ～。

アハハ！　なにそれ、面白いじゃん。
そいつと[player]を組ませるんなら、
「取り囲まれる危機」の章の試練内容にピッタリだ。

おっかえり～！　[player]！
ココブキ兄ちゃんに聞いたよ。
魔力強盗は逃したけど、剣術士との共闘は完璧だったって！
兄ちゃんが言うなら問題ないからね、
これで「呪術の深淵」は修了！　一人前ってことさ！　
まあ、実は「裏の章」もあるんだけど、
ココブキ兄ちゃんも、別にやらなくていいって言うんだ。
僕だって挑戦してないよ、無駄に死にたくないしね！

……要はさぁ、にいちゃん。
今のうちにココブシをやっちゃうしかないんじゃないの？

アハハ……無理に決まってんじゃん、伝説の妖異なんて……。
それに、勝つ見込みの薄い敵と戦ったことなんて無いよ……。

本当に裏の章に挑戦するつもり？
……なんで君は、怖くないの？

[player]が裏の章クリアしちゃったんだ。
それを超える度胸をみせなきゃ、示しがつかないねぇ～。

ア、ハハハ……。
だ、大丈夫大丈夫、この僕もいるし、ね……。

そ、そそそそそそうはさせなひぞ！！

こここ、怖くなんかない！　どんな敵だって、破壊してやる！

しかも……その後声が出なかった……。
詠唱が、できなかったよ！！

ハ、ハハハハハ……に、に、兄ちゃんが……
目を覚まさないんだ……ど、どどどうすれば……。

アハハッ！　死ぬかと思って、ちょー怖かったけどさ～。
結果オーライ、大勝利って気持ちいいねぇ！