えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

ゲヴァ

patch 2.x
グリダニア:旧市街
[ 12.6 , 7.9 ]
なによ、物珍しそうにして。
もしかして、「革細工」について聞きたいのかしら?

ここ、革細工師ギルドの親方……
平たく言えば「ギルドマスター」をしてるわ。
先代親方の時代から、
ウチのギルドの革細工は有名だったけど、
それをエオルゼアいちにまで高めたのは、アタシよ。
こう言うと、通り一遍の苦労話を期待されそうだけど。
アタシは別に、苦労なんかしてないの。
革細工の素材……「命」に敬意を払うこと。
最高の技術でムダなく加工し、最高の品に仕立てて、
求める人の手元へ届けること。
革細工師にとっての、基本中の基本を守るだけ。
人気だとか儲けってのは、いい仕事をしさえすれば、
勝手についてくるモンなのよ。

革細工というのはね、動物の命である皮を使い、
もう一度、「革細工品」という最高の命をあたえて、
人に届けるという仕事よ。
冒険者に馴染み深いところで言えば、
革の防具……ジャケットや、ブーツ、ベルトなんかが、
革細工師によって仕立てられているわね。
革細工という仕事は、どうしたって、
生き物の命と引き換えにしなければ成り立たない。
その素材を大切に扱うのは、当然のこと。
だけど、「誰かのために何かを作る」という、
職人の責務も忘れてはダメよ。
アタシたちが作りあげる「命」と、それを使う「命」。
一流の革細工師っていうのは、そのふたつの命のことを、
自然に考え続けられる人のことをいうのよ。
グリダニア:旧市街
[ 12.6 , 7.9 ]
ふうん……入門希望者、ね。
受付のランダルから聞いてると思うけど、
革細工師の仕事は「命」を扱うもの。
その責任は果てしなく重いわ。
エオルゼアに名を成す
「革細工師ギルド」の一員になるってことは、
代々ウチの革細工師が背負ってきた責任を受け継ぐってこと。
言っておくけど、指導は容赦しないわよ。
途中で逃げ出すようなら、そうねぇ
皮をひんむいてチョコボの鞍にでもしてやるわ。
あんた、本当にウチのギルドでやっていく覚悟はあるの?
今ならまだ、チョコボの鞍にするのは待ってあげるわよ?
グリダニア:旧市街
[ 12.6 , 7.9 ]
►いいえ
素直でいいわね。
じゃあ今すぐそこのドアから帰ってくれる?
アタシもいちいち相手してられるほどヒマじゃないのよ。

►はい
……そう。
覚悟は決めてきたってことね。
いいわ、革細工師ギルドへの入門を認めてあげる。
とはいえ、今のあんたはずぶの素人。
教えるための準備すらできていないって状態よ。
まずはこの「ウェザードヘッドナイフ」をあげるから
きちんと装備して「革細工師」らしくなってごらんなさい。
ナイフを装備すれば誰だって「革細工師」になれるわ。
けどね、ウチの革細工師を名乗っていいのは
アタシが認めたヤツだけよ。
装備ができたら、アタシに声をかけなさい。
あんたが口先だけのヤツじゃないか、
確かめさせてもらうわね。
グリダニア:旧市街
[ 12.6 , 7.9 ]
ちゃんとナイフを装備したようね。
ナイフは革細工師にとって、なくちゃならない道具。
くれぐれも大切に扱いなさい。
それじゃ道具も装備したことだし……
さっそくだけど、あんたの腕を試させてもらおうかしら。
「レザー」を1枚、作ってごらんなさい。
「レザー」の材料は、「柔らかな粗皮」よ。
ああ、先に教えておくけど、
「柔らかな粗皮」はギルドの受付の横にいる
オスギスが売ってるから、彼女から購入できるわ。
それから、製作には「シャード」も必要よ。
今回なら「アースシャード」ね。
これも忘れずに調達しておくのよ。
これだけ説明したんだから、
材料が見つからなくて作れません、
なんて言って泣きついてこないでね。
はいそれじゃ頑張って。
あんたがどんな「レザー」を作ってくるのか……
ま、期待しないで待ってるわ。
グリダニア:旧市街
[ 12.6 , 7.9 ]
「レザー」を1枚、作ってごらんなさい。
材料の「柔らかな粗皮」は、ギルドの受付の隣にいる
オスギスから購入できるわよ。
あんたがどんな「レザー」を作ってくるのか
まあ、期待しないで待ってるわ。
グリダニア:旧市街
ふーん……へぇー……
これがあんたの作った「レザー」ねぇ。
まあ、悪くはないんだけど、
処理も荒いし、なめし方も不十分だし、
使える部分を見つける方が大変なくらい。でも……
[player]
あんた、革細工の才能、あるわよ。
そりゃあもう……
この「レザー」の、使える部分と同じくらいには。
あら、一応、褒めているのよ?
ちゃんと一枚の「命」と向きあってモノを作り上げた。
ウチの革細工師の精神、わかってはいるみたいね。
場合によっちゃ今からでも叩き出そうと思ってたけど、
真面目にモノを作る気はあるみたいだし。
指導はしてあげるから、ウチの革細工師として頑張んなさい。
あ、あんたの練習まで付き合わないわよ?
そのナイフを使って、しばらく自分で鍛錬してきなさい。
一から十まで言われなくたって、あんたならできるでしょう。
もう少し腕を上げたら、また顔を出しなさい。
使いっ走りくらいなら、させてやらないでもないわ。
グリダニア:旧市街
[ 12.6 , 7.9 ]
あら、どこのチョコボの骨かと思ったら……
[player]じゃない。
どう? 革細工師の作業には慣れてきた?
ふうん、少しは腕を上げたみたいね。
ちょうど手が空いたし、鍛錬の成果を見てあげようかしら。
そうね……
「レザーチョーカー」を3つ、作ってみせてくれる?
そろそろ粗皮をなめすだけじゃなく、
製品のひとつも作れるようになったでしょう。
材料は「レザー」と「丈夫な腱」のふたつだけよ。
「丈夫な腱」は、前にも教えたと思うけど
ギルドの受付の隣に立っているオスギスから
購入することができるわ。
「レザー」の元になる「柔らかな粗皮」も
オスギスから買えるけど……
実は、別の調達方法もあるのよね。
魔物を狩って手に入れることもできるの。
「柔らかな粗皮」なら、「スクウィレル」なんかね。
手間はかかるけど買うよりは安あがりだし。
非力なアタシには無理だけど、
冒険者のあんたならできるんじゃない?
こんなヒント、最初だけよ。
じゃ、できたらアタシのところに持ってらっしゃい。
期待しないで待ってるわ。
グリダニア:旧市街
[ 12.6 , 7.9 ]
「レザーチョーカー」を3つ、持ってきた?
グリダニア:旧市街
そうね……。
確かにこれは、「レザーチョーカー」ね。
素材である「レザー」を「丈夫な腱」で
縫い合わせさえすれば、オポオポにでも作れる
何の変哲もない「レザーチョーカー」だわ。
グリダニア:旧市街
……あら? どうしたの?
頼んだものを依頼どおりに納品できたんだから、上出来よ?
グリダニア:旧市街
ま、時間もあることだし、
一応「レザーチョーカー」について教えてあげる。
どんなに鍛え上げた兵士でも、
鍛えることのできない急所のひとつ、それが喉よ。
チョーカーは喉を守るための最も基本的な防具だわ。
ゴルゲットのような重い喉当てに比べたら
頑丈さは劣るけど、誰でも装備できるのが利点よ。
デザインがシンプルだから、普段使いできるのも魅力ね。
シンプルなのは重要なことよ。
新米革細工師が、皮の加工方法を学ぶ教材としても
ちょうどいいし……作り手の腕もよく反映されるってわけ。
グリダニア:旧市街
とりあえず、あんたの今の腕前はわかったわ。
エオルゼアにありふれた、月並みの革細工師としては
まあ、悪くないんじゃない?
グリダニア:旧市街
それじゃ、真面目に鍛錬を積んできたご褒美に、
「アマチュアアウル」をあげるわ。
アウルは「副道具」と呼ばれるもので、
製作の精度を高めるために重要な道具よ。
「主道具」であるナイフと併用するといいわ。
それを使って、精々成長していらっしゃい。
またウッカリ時間ができたら、見てあげないこともないわ。
……期待してるわよ。

フェン・イルと革細工師

Lv
10
patch2.0
グリダニア:旧市街
[ 12.6 , 7.9 ]
へえ、少しは腕を上げたみたいじゃない。
ちょっと、私の仕事の手伝いをしてくれない?
ああその前に、念のために聞くけど、
あんた、「フェン・イル」は知っているわよね?
グリダニア:旧市街
[ 12.6 , 7.9 ]
…………はあ、そう。
あんたみたいな、いかにも疎そうな冒険者なら
あり得なくもない、とは言え……
まさか、いち革細工師でありながら、
エオルゼアに名を馳せる一大革細工ブランド
「フェン・イル」を知らないなんて……まあ、いいわ。
グリダニア:旧市街
[ 12.6 , 7.9 ]
そうよねぇ。あんたみたいな疎そうな冒険者でも、
エオルゼアに名を馳せる一大革細工ブランド
「フェン・イル」くらいは知っているわよねえ。
グリダニア:旧市街
[ 12.6 , 7.9 ]
で、その一流ブランド店の
工芸「フェン・イル」に品を卸しているのが、
ほかでもないウチの革細工師たちなんだけど……
この間、急に大量発注の依頼が入ってね。
素材の「ハードレザー」が足りなくなってしまったのよ。
どうにか調達しようと頭を悩ますアタシ……
そこに現れたのが、新米、駆け出し、
使いっ走り革細工師の、あんた。
もう、わかったわよね?
「ハードレザー」を1ダース。
そう、きっかり12枚こしらえてらっしゃい。
頼んだわよ!
グリダニア:旧市街
[ 12.6 , 7.9 ]
「ハードレザー」を1ダース。きっかり12枚よ。
グリダニア:旧市街
あら、この「ハードレザー」……
グリダニア:旧市街
……驚いた、よくできてるわ。
グリダニア:旧市街
「ハードレザー」は、皮を煮詰めて硬化させたもの。
なめした革と比べると加工は難しいけど、
そのぶん強度と耐久性に優れているでしょう?
特に強度が要求される防具には、
このハードレザーの性質が必要不可欠なのよ。
グリダニア:旧市街
あんたのこの「ハードレザー」は
求められた性質をしっかり理解して作られてる。
これなら、文句なし、ええ、ぴったりよ
ギルドの新入りの、「練習素材」に!
グリダニア:旧市街
あら? どうしたの?
もしかして、あんたのハードレザーを
「フェン・イル」の品に使うとでも思った?
グリダニア:旧市街
やぁねえ。フェン・イルに品を置けるのは
アタシが認めた、ギルド屈指の職人だけ。
あんたの品なんて、素材だろうと置けたもんじゃないわ。
確かに在庫は足りなくなったけど、
発注のあった品の分は、なんとか工面したわよ。
代わりに練習用の素材が足りなくなって困ってたの。
グリダニア:旧市街
そんなに、凹まないでちょうだい。
新米の練習に使う素材を作ったってことは、わかる?
あんたはもう新米じゃないってこと。
あんたは初めてこのギルドに来た時から、着実に成長してる。
この調子で腕を磨けば、きっといつかは……
……遠い未来、アタシの孫の曾孫から
靴底の製作くらいは頼まれるようになると思うわ!
グリダニア:旧市街
ああ、頼まれるといえば、そうね。
そろそろアタシ以外の誰かの依頼をこなすことにも
慣れておくといいかもしれないわね。
グリダニア:旧市街
冒険者ギルドのゴントランから
製作稼業のギルドリーヴを紹介してもらったらどうかしら。
きっと、いい特訓になるわよ。
腕を上げたら、また顔を見せてね。
できれば、アタシが生きてるうちに。
それじゃ、引き続き鍛錬に励んでらっしゃい。

匠たちへの頼み

Lv
45
patch2.0
グリダニア:旧市街
[ 12.6 , 7.9 ]
ふぅん、レドレント・ローズが言っていた
自称「学者」って、あんたなのね。
グリダニア:旧市街
ま、いいわ。
細かい話は抜きにして、仕上げ作業に入るから。
グリダニア:旧市街
こんなものかしら?
リムサ・ロミンサから取り寄せておいた
バッファロー革を縫いあわせたグローブよ。
魔道書をめくりやすいように、
指先が出る形に仕上げておいたわ……大切になさい。
グリダニア:旧市街
[ 12.6 , 7.9 ]
なんだって、「学者の装束」を失くしちまったのかい!?
大切にしろって言っただろうに……
特別にもう一度あげるけど、今度こそ失くさないでおくれよ。