えおろーぐ

あぁン？　なんだテメェ、なンの用だ？
こっちは頭がガンガン……いや、仕事で忙しいンだよ！
邪魔すんじゃねぇ、この野郎ッ！

クソォ……バスカロンの野郎……。
安酒飲ませやがって……頭がイテェのなンのって！

ふぅ……ようやく頭痛が治まってきやがったか……
あぁン？　まだいたのか、この野郎ォ！
何だってンだ、チクショーめ！

なンだ、こりゃ…………。
おい、コイツはテメェが作ったのか？
ほぉ～、意外なことしてくれンじゃねぇか。
まさかテメェが、いっぱしの職人だったとはなぁ……。
……なるほど、その腕前をもってしても作ることができず、
このオレに頭下げて頼みてぇ仕事があるンだな？
……その「操舵装置」とやらを、テメェの作った部材を使って、
武具職人であるオレに作れと？
わかったよ……。
テメェの腕と心意気に免じて、この仕事を請けてやンよ。
……だが、少し時間をくれや。
ちっとばかし本気出さなきゃなンねぇ、代物らしい。
……ちゃんと酒抜いてから作業しねぇとな。
完成したブツは、届けっからよ。

ふン、飛空艇の操舵装置を作れとは……オレもヤキが回ったぜ！
だが安心しな！　頼まれたからには、仕事に手は抜かねぇ！
ヤカンの数百倍は頑丈なパーツを作ってやるからよぉ！

貧乏臭せぇ冒険者が、なンの用だ？　あぁン？
「古の武器」を復元してほしいだとォ？
なンでオレが、見ず知らずのテメェに、そンなことを……。

ま、まさか、それは「ロウェナの債権書」！
なンでそれを……いや、待て、ゼニはもうねぇ！
見ての通り、酒代のツケを払うため、
ヤカン作りをさせられているくれぇなンだ！
当代随一の武具職人とまで呼ばれたゲロルト様が、
酒場で使う真鍮のヤカンだぞ？　わかるか、この屈辱ッ！
……チッ、仕方ねぇなぁ。
「古の武器」とやらを作ってやらンでもねぇから、
そのおっかねぇ、紙切れはしまってくれよな？

チッ、もう戻ったのか……
おぅおぅ、ごくろうさンでしたっと。

確かに「古の戦士」について記された写本みてぇだな。
しっかし、読みにくい代物だなぁ、オイ。
そうだ。
オレが休ン……じゃねぇ、写本を読み込ンでる間に、
テメェは、この「未完のブラビューラ」を試してこい！
カタチだけは、それなりに仕上がってるから、
そこそこ使える武器にはなってるハズだ。
戦士ならではの視点ってやつで、
この武器に何が足りてねぇのかを調べてくれ。
写本から得られる知識と、テメェが体感して得た感覚。
これを合わせることで、答えを探すンだ。
よし、かつての「戦士」の様に、
「未完のブラビューラ」を装備して、強敵と戦ってこい。
……そうだな、外地ラノシアの「ウ・ガマロ武装鉱山」にいる
ウ・ガマロ・クォリーマン、ウ・ガマロ・ラウンズマン、
ウ・ガマロ・ビーズマンを各8体なで斬りにして来るンだ！

あぁン？　写本はどうしたのか、だと？
細けぇ文字を見てると、頭痛くなるンでな！
……ヤカン作って、気分転換してるンだよ！
ガミガミガミガミ、テメェはオレの母ちゃんか？
テメェも、こんなところでグダグダしてねぇで
さっさと「未完のブラビューラ」を試して、
意見を聞かせろってンだ！　チクショウめぇ！

チッ、まだ生きてやがったンか……。
ハイドラに喰われれば、良かったのにな？
……まぁ、それはともかく、写本の話でもすっか。
写本の内容はな、五西紀前の戦乱時代に活躍した
伝説的傭兵アイアンイーターについての物語だった。
「最強の戦士」の名をほしいままにした豪傑でな。
こいつひとりを雇うのに、並の傭兵団を丸ごと雇用できるほどの
莫大な金が必要だったンだとか……。
へへ……オレもそんな金を拝ンでみてぇもンだぜ。
……な、なんだ、その目は。
ちゃんと「ブラビューラ」に関する記述も見つけたっての。
ヤツも「ブラビューラ」を愛用してたンだが、
斧頭を、通常の戦斧の倍ほどに重くしていたそうだ。
当然、バランスが悪くなり、取り回しは難しくなるが、
ブン回すだけの力と技があれば……その破壊力は想像できるな？
まさに戦士だけが扱える業物ってわけよ。
そんなわけで、オレの方は収穫があった。
テメェの方は、どうなんだ？　しっかり使い込ンだンだろうな？
「体感して得た感覚」ってもンを、説明してもらおうか！
なるほど……言いてぇことはわかった。
確かに、テメェが指摘することにも一理はある。
よし。
写本の記述を再現しつつ、テメェの手に馴染むように
調整を加えてやンぞ。貸してみろや。

よし。
写本の記述を再現しつつ、テメェの手に馴染むように
調整を加えてやンぞ。貸してみろや。

ふぅ……これで、ちったぁマシになったろう。
あとは、最後の焼き入れを残すのみだ……。

「古の武器」と原型の武器、
ふたつの武器と使い手の魂を最後の焼き入れによって、
完全に融合させる！　往年の姿を復元するンだ！

そのためには、地獄の業火の如き炎と、
炎を維持するための烈風、炉を作るための黄土、
そして、冷却するための油が必要だ。
焔神「イフリートの炎」と
嵐神「ガルーダの風」、岩神「タイタンの黄土」……
さらに「ラザハン焼入油」を手に入れてくるンだ！

チッ、いいか？
今じゃ、酒場のヤカンを作っちゃいるが……
腐ってもオレは一流の武具職人だ。
ハンパな仕事をするつもりはねぇ。
それも「古の武器」を復元するとなりゃ、おおごとだ。
テメェにも、材料集めだなンだで、働いてもらうからな。
テメェは、どんな武器を求めてるンだ？
オレに話してみろ。
あぁン？　「白魔法」に適した幻具だと？
聞いたこともねぇな、そんな魔法……。
なるほど。テメェが言うように
ア・トワ・カントが白魔法を受け継いでたのなら、
ヤツの愛杖「タイラス」を復元するのが良さそうだな。
ヤツについては、多少知ってるぜ。
一生のほとンどを、黒衣森で過ごす他の角尊とは違い、
森の外に棲まう精霊を探し求め、各地を放浪したンだよな。
その道中、癒しの技で人々を助ける善行も重ねたンだが、
バイルブランド島のオ・ゴモロ山に向かったのを最後に
行方知れずになっちまった……。
結局、カント家はア・トワを最後に途絶えちまってな。
名杖「タイラス」も、戻らずじまいってわけよ。
オ・ゴモロ山の玄関口といやぁ、
今や「ウ・ガマロ武装鉱山」として知られる場所だ。
コボルド族の根城だけに危険はあるだろうが……
名杖「タイラス」を探すとなりゃ、行くしかねぇだろうな。

結局、カント家はア・トワを最後に途絶えちまってな。
名杖「タイラス」も、戻らずじまいってわけよ。
オ・ゴモロ山の玄関口といやぁ、
今や「ウ・ガマロ武装鉱山」として知られる場所だ。
コボルド族の根城だけに危険はあるだろうが……
名杖「タイラス」を探すとなりゃ、行くしかねぇだろうな。

……ま、まさか……本当に
「古の武器」を手に入れてくるとは……
チッ、本当に働くことになるなンてツイてねぇな……。
仕方ねぇ、手伝ってやるとすっか。
だが、いかんせんテメェが持ってきた
「古の武器」は状態が悪すぎる。
少しでも手を加えればブッ壊しかねねぇ。
「原型」となる別の武器を叩き台に、
「古の武器」を組み込んで復元するしかねぇな。
原型は……「マッドマンリビングロッド」がいいだろう。
「詠唱のマテリダ」を、ふたつ装着したもンを用意するンだ。
「古の武器」の原型にするにゃ、それくらいの業物じゃないとな。
それらを全部持ってきたら、
オレが「タイラス」を復元してやらぁな。

原型は……「マッドマンリビングロッド」がいいだろう。
「詠唱のマテリダ」を、ふたつ装着したもンを用意するンだ。
原型用の武器となりゃ、わざわざオレが作るまでもねぇ。
テメェで用意するンだな。

チッ、いいか？
今じゃ、酒場のヤカンを作っちゃいるが……
腐ってもオレは一流の武具職人だ。
ハンパな仕事をするつもりはねぇ。
それも「古の武器」を復元するとなりゃ、おおごとだ。
テメェにも、材料集めだなンだで、働いてもらうからな。
テメェは、どんな武器を求めてるンだ？
オレに話してみろ。
破壊の力「黒魔法」に適した杖……だと？
なるほどな……
テメェに、「黒魔法」を仕込ンだククルカって野郎は、
彗星を模した杖を持っていたンだな？
そりゃぁ、「星屑のロッド」に違いあるめぇ。
第五星暦時代の古文書に記された、幻の杖だ。
当時、「黒き魔女」やら「悪魔」やら、
物騒な異名で呼ばれた伝説的な女魔道士がいてな。
名前は……確か「シャトト」といったか。
そいつは、数々の破壊的な魔法を編み出すと同時に、
多くの呪具を作り出した天才だったンだとよ。
件の「星屑のロッド」は、その代表作だ。
もちろん、製法は一切不明……。
だが、現物の入手手段にゃ、ひとつ心当たりがある。
実は数年前、リムサ・ロミンサの略奪品オークションに、
「星屑のロッド」と称す品が出品されてたことがあるンだ。
海賊どもが持ち込ンだ品だけに、出所は不明だが……
ついに幻の杖が発見されたのかと、結構な噂になった。
だがな、オークション開催の直前、
海賊どもの保管庫がコボルド族の襲撃を受けてな。
……略奪品が略奪されるなンて、笑えるだろ？
案外、ヤツらの根拠地「ウ・ガマロ武装鉱山」あたりで
ホコリをかぶっているかもしれねぇぞ。

実は数年前、リムサ・ロミンサの略奪品オークションに、
「星屑のロッド」と称す品が出品されてたことがあるンだ。
海賊どもが持ち込ンだ品だけに、出所は不明だが……
ついに幻の杖が発見されたのかと、結構な噂になった。
だがな、オークション開催の直前、
海賊どもの保管庫がコボルド族の襲撃を受けてな。
……略奪品が略奪されるなンて、笑えるだろ？
案外、ヤツらの根拠地「ウ・ガマロ武装鉱山」あたりで
ホコリをかぶっているかもしれねぇぞ。

……ま、まさか……本当に
「古の武器」を手に入れてくるとは……
チッ、本当に働くことになるなンてツイてねぇな……。
仕方ねぇ、手伝ってやるとすっか。
だが、いかんせんテメェが持ってきた
「古の武器」は状態が悪すぎる。
少しでも手を加えればブッ壊しかねねぇ。
「原型」となる別の武器を叩き台に、
「古の武器」を組み込んで復元するしかねぇな。
原型は……「ブラッディセプター」がいいだろう。
「雄略のマテリダ」を、ふたつ装着したもンを用意するンだ。
「古の武器」の原型にするにゃ、それくらいの業物じゃないとな。
それらを全部持ってきたら、
オレが「星屑のロッド」を復元してやらぁな。

原型は……「ブラッディセプター」がいいだろう。
「雄略のマテリダ」を、ふたつ装着したもンを用意するンだ。
原型用の武器となりゃ、わざわざオレが作るまでもねぇ。
テメェで用意するンだな。

チッ、いいか？
今じゃ、酒場のヤカンを作っちゃいるが……
腐ってもオレは一流の武具職人だ。
ハンパな仕事をするつもりはねぇ。
それも「古の武器」を復元するとなりゃ、おおごとだ。
テメェにも、材料集めだなンだで、働いてもらうからな。
テメェは、どんな武器を求めてるンだ？
オレに話してみろ。
ほう……アラグ帝国の「召喚魔法」を復活させただと？
召喚士だなンて空想の産物だと思ってたぜ。
だとすると、おとぎ話「ウイユヴェール」に
出てくる女召喚士も実在したのかもしれンな。
「ウイユヴェール」ってのは、
古エレゼン語で「緑色の眼」って意味でよ。
おとぎ話の主人公である女召喚士の渾名なンだ。
森の奥底で悪神「オーディン」と戦い、
仲間をかばって死ンじまう、もの悲しい物語でよ……。
そのおとぎ話によれば、
伝説的な戦いがあったのは、今のシルフ領あたりだ。
召喚士が実在したってンなら、
「ウイユヴェール」みてぇなアラグの召喚士が使った
古の魔道書も現存してるかもしれン。そいつを見つけてこい。

「ウイユヴェール」ってのは、
古エレゼン語で「緑色の眼」って意味でよ。
おとぎ話の主人公である女召喚士の渾名なンだ。
森の奥底で悪神「オーディン」と戦い、
仲間をかばって死ンじまう、もの悲しい物語でよ……。
そのおとぎ話によれば、
伝説的な戦いがあったのは、今のシルフ領あたりだ。
召喚士が実在したってンなら、
「ウイユヴェール」みてぇなアラグの召喚士が使った
古の魔道書も現存してるかもしれン。そいつを見つけてこい。

……ま、まさか……本当に
「古の武器」を手に入れてくるとは……
チッ、本当に働くことになるなンてツイてねぇな……。
仕方ねぇ、手伝ってやるとすっか。
だが、いかんせんテメェが持ってきた
「古の武器」は状態が悪すぎる。
少しでも手を加えればブッ壊しかねねぇ。
「原型」となる別の武器を叩き台に、
「古の武器」を組み込んで復元するしかねぇな。
原型は……「エルダイトキャスターピカトリクス」がいいだろう。
「雄略のマテリダ」を、ふたつ装着したもンを用意するンだ。
「古の武器」の原型にするにゃ、
それくらいの業物じゃないとな。それらを全部持ってきたら、
オレが魔道書「ウイユヴェール」を復元してやらぁな。

原型は……「エルダイトキャスターピカトリクス」がいいだろう。
「雄略のマテリダ」を、ふたつ装着したもンを用意するンだ。
原型用の武器となりゃ、わざわざオレが作るまでもねぇ。
テメェで用意するンだな。

チッ、いいか？
今じゃ、酒場のヤカンを作っちゃいるが……
腐ってもオレは一流の武具職人だ。
ハンパな仕事をするつもりはねぇ。
それも「古の武器」を復元するとなりゃ、おおごとだ。
テメェにも、材料集めだなンだで、働いてもらうからな。
テメェは、どんな武器を求めてるンだ？
オレに話してみろ。
ほぅ……「軍学魔法」を学ンだとは驚きだ。
魔大戦の戦禍から、小国「ニーム」を守り抜いた
伝説の「海兵団」のことならオレも知ってるぜ。
あぁん、オレが博学だと何が悪いってンだ？
武具作りの基本は、知識なンだよッ！
とにかく「学者」に最適な魔道書が欲しいンなら、
古の軍学大全「マダレムジエン」しかあるめぇ。
軍学の全てが記されたといわれる稀書だ。
ニーム時代の軍港跡でも、
丹念に探せば、断片くらい見つかるかもしれンが……
軍港があった場所は、
今やサハギン族共が跋扈する「サプサ産卵地」だ。
もちろん、命がけで魔道書を探し回るンだろ？

とにかく「学者」に最適な魔道書が欲しいンなら、
古の軍学大全「マダレムジエン」しかあるめぇ。
軍学の全てが記されたといわれる稀書だ。
ニーム時代の軍港跡でも、
丹念に探せば、断片くらい見つかるかもしれンが……
ニーム時代の軍港跡でも、
丹念に探せば、断片くらい見つかるかもしれンが……
軍港があった場所は、
今やサハギン族共が跋扈する「サプサ産卵地」だ。
もちろん、命がけで魔道書を探し回るンだろ？

……ま、まさか……本当に
「古の武器」を手に入れてくるとは……
チッ、本当に働くことになるなンてツイてねぇな……。
仕方ねぇ、手伝ってやるとすっか。
だが、いかんせんテメェが持ってきた
「古の武器」は状態が悪すぎる。
少しでも手を加えればブッ壊しかねねぇ。
「原型」となる別の武器を叩き台に、
「古の武器」を組み込んで復元するしかねぇな。
原型は……「エルダイトヒーラーピカトリクス」がいいだろう。
「詠唱のマテリダ」を、ふたつ装着したもンを用意するンだ。
「古の武器」の原型にするにゃ、
それくらいの業物じゃないとな。それらを全部持ってきたら、
オレが魔道書「マダレムジエン」を復元してやらぁな。

原型は……「エルダイトヒーラーピカトリクス」がいいだろう。
「詠唱のマテリダ」を、ふたつ装着したもンを用意するンだ。
原型用の武器となりゃ、わざわざオレが作るまでもねぇ。
テメェで用意するンだな。