えおろーぐ

ロンカの同盟者さんを歓迎したいんだけど、困ったなぁ～！
この里って、外の人を受け入れてこなかったから、
歓迎の宴のメニューってのがないんだよね！

おお、渡りにヤクルスとは、この事だ！
……困っているところに救い手が現れたという意味なんだけど、
まぁ、その……何だ、手伝ってほしいんだよ！

実は料理を作り始めてから、
食材不足に気がついたというマヌケな話でさ。
かといって、調理中の料理を放っておくわけにもいかないだろ？
恥を承知で頼む……！
礼はするから、「ブルーディアーのムネ肉」と、
「カラカルの血液」を集めてきてくれないか？

やってくれるか、助かるよ！

ただ、ちょっとばかり手順が複雑でね……。
生き血を採るのに適したスカード・カラカルは、
「ブルーディアーのムネ肉」を餌におびき寄せる必要があるのさ。

まず射手の露宿の辺りの「ブルーディアー・ドゥ」を狩り、
手始めに「ブルーディアーのムネ肉」を、ふたつ入手してくれ。
そのうち、ひとつをキャンプ近くの木に仕掛けるんだ。
そうして出てきた「スカード・カラカル」を倒して、
「カラカルの血液」を手に入れるってわけさ！
この料理、絶対失敗できない理由があるんだ、頼んだよ！

「射手の露宿」近くの獣から採れる、
「ブルーディアーのムネ肉」と「カラカルの血液」、頼んだよ。
どちらも見舞いの料理の献立に欠かせないんだ！

例の食材、集まったかい？

うんうん、さっすが！
君に頼んでよかったよ！

実は、今作っているのは、
哨戒中に怪我を負った仲間のための薬膳料理でね……。
回復を促すためには、
強い生命力を帯びた獣の肉や血が、欠かせなかったんだ。
その備蓄を確かめず、料理を始めた私がマヌケなんだが……。

ともかく、これで仲間のための料理を仕上げられる！
ありがとう、本当に助かったよ！

清らかな水か、そろそろだと思って用意していたんだ。
この水で耳を拭い、生まれた子は初めて森の声を聴くのさ。
早く持っていってあげてくれ。

清らかな水をこぼさないように、気をつけるんだよ！

……とにかく、この里の使命は果たされたってわけだね。
よっしゃーロンカの神々への、報告の祝宴の準備だ！
うまい肉っ、うまい肉っ♪

最近、スリザーバウの人たちから、
外の世界のうまいものを教えてもらってるんだ。
伝統のファノヴ料理に合うものを、たくさん見つけたいね！