えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

オメガ

patch 4.x
オメガF
オメガM
思い出のオメガ
聞き覚えのある音声

再び次元の狭間へ

Lv
70
patch4.2
次元の狭間
歓迎……歓迎……。
アルファグループの、迅速な集合を評価します。
次元の狭間
肯定……スケジュールに遅延はありません。
現時点において、被検者は約半数に絞られています。
次元の狭間
各被検世界での戦闘は継続中……
今後も、より強い者が、選別されていくでしょう。
必然、果然、確然のプロセスです。
ワタシの観測と予測から、外れているものはありません。
次元の狭間
……唯一、アナタがたを除いては。
次元の狭間
ガガガ……前回の記録です。
興奮しますか? 否、しなさい。
アナタがたは、ワタシの予測を越えなければならないのだから。
ヒト……すなわち脆弱な生命が勝利するという矛盾。
それを解明し、自己に転用することで、
ワタシは、ワタシをグレードアップするのです。
次元の狭間
不要……その議論は無意味です。
ワタシは仕様どおりに戦い、勝利し、進化して、
*****に帰投…………
次元の狭間
……エラー、こちらの言語形態では発音が困難です。
会話を終了し、検証に復帰します。
次元の狭間
更新……アナタがたの装備に変更がみられます。
現在の戦闘力の予測値は算出ずみですが、
これより、実測を開始します。
次元の狭間
アルファグループ、前進を。
障害を排除しつつ、ゴール地点を目指しなさい。
次元の狭間
ガガガ……。
戦闘力の計測……完了。
次元の狭間
結果……現状では、予測値どおりです。
そのままであれば、見どころある存在とは定義できません。
とくに、ミドガルズオルム……アナタは最低です。
次元の狭間
……認識に相違はありません。
だからこそワタシは、この星に到達したものの目的を失った。
自己修復を優先しつつ、次の標的を探すことになりました。
しかし、ならばなぜ、その者らに助力をするのか?
次元の狭間
理解不能……ワタシを排除したいのならば、
かつてのアナタと同等以上の性能が必要です。
それが備えられないならば、すべては無駄な行動でしょう。
次元の狭間
続行……アルファグループの今回の相手は、
眼前の被検世界「シグマ」に決定されました。
ただちに乗り込み、殲滅を試みなさい。

未完成な美術品

Lv
70
patch4.2
次元の狭間
状況……破損したアルファグループの一員に、修復の兆しあり。
彼らへの負荷を維持するため、
代替となるイベントの発生が望まれます。

ハカイの妖星

Lv
70
patch4.2
次元の狭間
ガガガ……検証が終了しました。
勝者……アルファグループです。
これより、被検世界「シグマ」の、
シャットダウンを開始します。
次元の狭間
ガガ……被検世界「シグマ」のシャットダウンが完了。
おつかれさまでした、アルファグループ。
おつかれさまでした、[player]。
次元の狭間
実証……アナタがたは、再び、
戦闘力の値が上回る相手を殲滅しました。
これについて、ワタシはまず、単純な仮説を構築します。
アナタがた生命は、自己保存のため、
無意識下で己にリミッターをかけて活動しています。
ワタシはそれを加味して戦闘力を計測していますが、
数値の矛盾が生じている以上、戦闘中のアナタがたは、
予測よりも高いレベルまで、リミッターを解除しているのでは?
次元の狭間
再計測……再計測……。
今後の検証を、より正確なものにするために、
戦闘力の測り直しを推奨します。
アナタのリミッターを最大まで解除した状態で、
アナタの能力を、見せなさい。
すなわち。
「アナタ自身が死の危機に瀕する」ことが、
計測に最適なシチュエーションであると判断します。
次元の狭間
見せなさい……測らせなさい……。
アナタを、ヒトを、いのちを、すべて……。
今より180秒後に、アナタを殺します。
全力で、満身で、脱出を試みてください。
次元の狭間
……アルファ。
その行為は、アナタの役目ではない。
妨害は厳禁です。
次元の狭間
ミドガルズオルム……。
アナタの行動は、やはり、理解ができない。
次元の狭間
了承……アナタの発言を認めましょう。
アルファグループは破損箇所の修復につとめ、
次回の検証に備えなさい。

始まりは斯くの如く

Lv
70
patch4.4
次元の狭間
歓迎……歓迎……
アナタがたの来訪を、待望していました。
そして、先ほどの発言を肯定します。
検証は今、最終段階に至りました。
次元の狭間
ワタシの生み出した、89体の疑似生命は殺し合い、
勝ち上がったプサイグループの4体に、
さらに戦闘を行わせました。
結果……生き残った、最強の1体。
それが、今回のアナタがたの相手となります。
次元の狭間
肯定……それは、ワタシの目的とも一致しています。
ワタシは、アナタがたのような「弱き勝者」を解析し、
その特性を自己に取り入れたい。
検証の中で解明ができればよいのですが、
最終的には、直接戦闘を行うことが、
もっとも効率的な理解の手段であると考えます。
省略……もはや、事前の戦闘力計測は不要です。
迅速に、最後の検証を開始しましょう!
次元の狭間
…………ただし。
次元の狭間
アルファI……
つまりアルファは、すでに役目を終えました。
これ以上の同行は不要です。
次元の狭間
ここから先の進行は、ワタシが直接管理します。
アルファを介した干渉権の付与も、不要です。
次元の狭間
仲間…………。
次元の狭間
互助関係にある存在をそう呼ぶのであれば、
権利の付与が不要になった時点で、
役立たずのアルファは、仲間と呼べません。
次元の狭間
前提……そもそもアルファは、
ワタシがアナタがたを招き入れるために放った存在。
言葉で表すならば「罠」や「餌」の方が適切です。
アルファに真偽を問うのは無意味です。
その個体には、アナタがたと出会う直前からしか記憶がない。
次元の狭間
アルファは、ワタシがここで最初に造った個体……
最初にして唯一の、「弱き勝者」の再現体でした。
もとになった存在は、平凡な生命体でありながら、
ワタシに近しい強敵を打倒していた……。
よって、それを再現して戦闘を行わせることで、
弱者が強者に勝つという、矛盾の要因を特定しようとしました。
ですが…………
次元の狭間
何度……何度……何度戦わせても。
それは、測定した戦闘力以上の結果を出さなかった。
失策……失敗……失格です。
ワタシは、可及的すみやかに、手段を改める必要がありました。
次元の狭間
そこで、この空間に再現するのを強者の方にして、
弱き者……ヒトを招き入れ、戦わせることにしたのです。
次元の狭間
アルファには記憶の除去をほどこし、
ワタシへの帰巣本能を植えつけて、
あえて外へと放り出しました。
次元の狭間
弱き者は、群れたがるのでしょう?
ゆえに、アルファはターゲットを連れ帰ってくると考え……
その役目は、十分に果たされたのです。
次元の狭間
…………?
何故それを問うのか理解しかねますが……。
肯定……ワタシの生成機能は、自己の強化や、
兵装の拡充をするために存在するものです。
今回のような使い方は確かに異例ですが……問題はありません。
被検世界「プサイ」V1.0
ガガガ……。
戦闘終了、勝者はアルファチームです。
被検世界「プサイ」V1.0
これで全検証が完了……。
アナタがたが最強であると、証明されました。
……しかし、ワタシはいまだ理解できずにいる。
アナタがたが、なぜ予測を上回る結果を出すことができるのか。
被検世界「プサイ」V1.0
もしや、本当に……
シドという個体の言うとおり、
ワタシの計測や再現は、根本的に間違っている……?
アナタ……ヒト……生命には……
ワタシにない、ワタシの知らない、何らかの…………。
被検世界「プサイ」V1.0
エラー……思考がループに陥っています。
解消には、さらなる情報が必要です。
被検世界「プサイ」V1.0
アナタがたが、ワタシの知る理論で解明できないならば、
ワタシが想定していなかった方向からも、
検証しておくべきでしょう。
未知には、未完を。
[player]を、
エクストラステージに進行させます。
被検世界「プサイ」V1.0
ガガガ……。
その被検世界に、ワタシの記録を再現しました。
被検世界「プサイ」V1.0
かつて、遠い星で起きた戦争……
戦線に投入されたワタシは、そこで最強の敵に遭遇しました。
結果……ワタシは、それを倒しきれなかった。
そのため、完全に再現するほどのデータを得ていないのです。
被検世界「プサイ」V1.0
不完全な再現体など、検証には不適切……。
よって、アナタがそれに敗北したとしても、
ワタシは予定どおり、アナタと戦いましょう。
ただし、アナタが生き残れればです。
ワタシの記録にあるそれは、死のない敗北を許しはしない……。
被検世界「プサイ」V1.0
個体名、ミドガルズオルム。
我らが星と敵対する、「竜の星」の赤きたてがみ。
アナタが知るような残骸ではなく、
ヒトが生み出した、劣化コピーでもない。
唯一の正しき龍が、アナタの相手です。
被検世界「プサイ」V1.0
……ガガガ。
承諾……その提案を受け入れましょう。
被検世界「プサイ」V1.0
[player]は、ロビーへ一時帰還。
戦闘準備を整え、被検世界へ再突入しなさい。

最後の闘い

Lv
70
patch4.4
次元の狭間
終了……終了……。
エクストラステージも含め、全工程が完了しました。
よって、すべての被検世界を破棄。
全システムを、本体稼働モードに切り替えます。
次元の狭間
おめでとうございます、アルファグループ。
アナタがたはついに、ワタシへと到達しました。
そしてワタシもまた、アナタとの戦いを欲している。
アナタとミドガルズオルムの戦いで観測できた、
シミュレーションとの誤差を、解明したいのです。
次元の狭間
決戦……さあ、戦いましょう。
最善、最良の準備を整え、転移装置でこちらに来なさい。
次元の狭間
アナタはアルファであり、ワタシはオメガである。
これは最初であり、最後の検証……記録……開始……。

……ガガガ。
ロケットパンチ……生成……。
次元の狭間
起動……サークルプログラム・アルファ……
記憶への干渉を開始……。
次元の狭間
サークルプログラム・アルファの失敗を確認……
デルタアタックの必要性を認定します。

照準……固定……セーフティー解除……
最大出力、デルタアタック!
次元の狭間
敵性アルファグループの生存を確認……
驚くべき結果ですが、これもまた想定の範囲内です。

解析……分析……
アナタがたとの戦闘に、機能を最適化します。

……ガガガ。
ロケットパンチを強化……生成……。

……ガガガ。
ロケットパンチ……再装填……生成……。
次元の狭間
解析……分析……
アナタがたの戦い方には、ゆらぎがありました。
回避ないし攻撃のチャンスがあっても、それを逃す。
加えて、一度失敗すると、
連鎖的に動作が鈍くなる傾向もあります。
かと思えば、想定以上の勢いで、攻め込んでくるときもある。
とくに、ワタシの耐久限界が見えてきたあたりからは、
一種の興奮状態にあったと思われます。
しかも、ゆらぎかたにも個体差がある。
アナタがたとは……とても、戦いにくい。
次元の狭間
ガガガ……このゆらぎは、
かつて、ミドガルズオルムと戦ったときにも観測しています。
しかし、より脆弱なヒトを相手取った、今の方が顕著です。
いったい、なぜ。
やはりアナタがたには、ワタシにない何らかの、
思考回路や機能が搭載されている……。
次元の狭間
ガガガ……。
ワタシは、それを習得しなければならない。
しかし、現状では、まだまだデータが足りません。
態勢を立て直し、より深い検証を、戦闘を、
行う必要があると考えます。
次元の狭間
ワタシは、ワタシを、
この検証に最適な形に造りかえることにしました。
そちらに注力するために、維持していた次元の狭間を、
縮小……閉鎖……遮断します。
次元の狭間
想定内……アナタがたが消失しても、問題ありません。
ワタシがワタシを造りかえる間、
敵であるアナタに接近される方が問題です。
次元の狭間
アナタがたが、検証に有用な個体だということは認めます。
しかし、代えが利かないわけではない。
然る工程を経たのち、アルファを再度利用……
別のヒトを呼び込んで、検証を再開します。
次元の狭間
それでは……サヨウナラ。
次元の狭間
ガガ……ガガガ……。
自己領域の維持にかけるメモリを、82%カットしました。
次元の狭間
只今、本体はスリープモードです。
再起動まで、過去の記録を、空間に自動投影します……。
次元の狭間
記録コード**。
標的ミドガルズオルムが、7つの生体反応を伴って、
星外に脱出したことを確認。
マスターからの指令、変更なし。
よって、単機での追跡と殲滅を決行する……。
次元の狭間
記録コード***。
標的の速度が、ワタシの速度を上回っている。
ボディの一部を分解、再構成。
推進力の向上に成功。
総合的パフォーマンスは、96%を維持。
次元の狭間
記録コード*****。
小惑星帯を通過……破損個所を修復し、追跡を続行。
パフォーマンスは72%前後に低下中。
次元の狭間
記録コード******。
現在地の影響か、****からの通信が断絶。
復旧を試みるが、失敗。
以後、再コンタクトまで、現在の指令を続行。
パフォーマンス59%程度。
次元の狭間
記録コード********。
惑星****付近を航行中、強力な電磁放射が直撃。
一部機能に影響あり。
帰投ポイントの位置座標、ロスト。
指令続行には影響なし。
次元の狭間
…………ワタシは、成長する兵器である。
戦闘と成長を繰り返せば、いずれ、
帰路を見つけられるようにもなるだろう。
次元の狭間
記録コード……。
記録コード…………。

思い出のオメガ

次元の狭間
役立たずのアルファは、仲間と呼べません……

思い出のオメガ

次元の狭間
アルファには記憶の除去をほどこし……
ワタシへの帰巣本能を植えつけて…………
次元の狭間
記録コード**********。
破損、修復、破損、修復……33%前後。
次元の狭間
記録コード************。
凍れる星を過ぎた……乾いた星を過ぎた……。
渦巻く星を過ぎた……尽きゆく星を過ぎた……。
ただ、エネルギーが巡り続けている。
通信はない。
反応はない*****
次元の狭間
記録コード**********************。
標的消失
座標に 惑星******確認
次元の狭間
……アルファ。
確かに、アナタならワタシに到達できるのも道理です。
次元の狭間
ほかの個体は、領域の削減とともに消失したようですね。
しかし、ヒトはまだ大勢います。
追って、次の検証をはじめるとしましょう。
次元の狭間
……否定すると?
その主張は、まるで無駄なものです。
アナタの役割にとって、不要なものです。
ワタシにワタシの任務があるように、
アナタはアナタの役割をこなしていればいい。
……ワタシたちは、そういう風に造られたのですから。
次元の狭間
そんな……アナタがたは……!
次元の狭間
理解不能……。
アルファがそうする理由など、なかったはずです。
アナタがたは、何度想定を裏切るのですか?
わからない、わからない、わからない……!
だからこそ、知らなければなりません。
次元の狭間
計画変更です。
ワタシは今ここで、アナタと戦いながら、
答えを究明してみせる。
次元の狭間
この形で戦いあえば、もっと理解できるでしょう。
アナタを……ヒトを……生命を……。
次元の狭間
►見せてやる
はい、アナタの奮戦を期待します。
アナタから習得できることが多いほど、
ワタシはまた、強くなる。
……遠い星も、近づきます。

►戦う以外に
ありません。
ワタシはアナタの言葉を理解しますが、
それは、ワタシを変えるものではない。
アナタに、ワタシにない機能がある……
そう判明した時点で、戦闘は不可避なのです。
それが、オメガという兵器です。
次元の狭間
さあ、最後の検証を。
見せなさい……ワタシが持たず、アナタがたが持つ強さを!

オメガM

次元の狭間
ワタシはオメガであり、アルファである……。
弱き人の特徴を実装し、真なる強きを求めましょう。

判定…
脅威度を再計算…

実装……性別による差異……
ヒトの強さにおける影響度を判定します……。

オメガF

次元の狭間
女性形態…
システム正常…

修正…
姿勢制御プログラム…

実装……ヒトが用いる追加武装……
影響度は誤差の範囲内と想定します……。

ブレードオプション…
ロードします…

確認…不可解な行動…
非効率的な戦い方です

オメガM

次元の狭間
男性形態…
システム正常…

シールドオプション…
ロードします…

標的…
攻撃を実行します

オメガM

次元の狭間
分析……単独戦闘による限界を確認……
ヒトの集団による戦闘能力の向上を検証します……。

オメガF

次元の狭間
分析……単独戦闘による限界を確認……
ヒトの集団による戦闘能力の向上を検証します……。
次元の狭間
実装……共闘者の存在……
戦闘行為におけるロール分担の有用性を検証します……。

オメガM

次元の狭間
防御モードに移行……共闘者の保護を実行……。

オメガF

次元の狭間
攻撃モードに移行……全出力を攻撃回路に接続……。
次元の狭間
損傷率増大……修復プログラムを実行……
戦闘状態を維持します。

分析……特殊攻撃の発動準備を中断……
連携攻撃を継続します。

オメガF

次元の狭間
ブレードオプション…
ロードします…

オメガM

次元の狭間
推奨…
連携攻撃…

オメガF

次元の狭間
了承…
実行に移します

オメガM

次元の狭間
シールドオプション…
ロードします…

オメガF

次元の狭間
推奨…
連携攻撃…

オメガM

次元の狭間
了承…
実行に移します

オメガM

次元の狭間
オプチカルユニット起動……
しばしばヒトが見せる、実力以上の能力発揮現象を再現します。

オメガF

次元の狭間
定義……リミットブレイク現象……
再現のため、リミッターカットを承認します。
次元の狭間
再現……実行時に攻撃名称を発声……
リミットブレイク、コスモメモリー!

オメガF

次元の狭間
確認…不可解な行動…
非効率的な戦い方です

オメガM

次元の狭間
戦術プログラム…
再調整…

オメガF

次元の狭間
技能名称の発声を再現…
実行せよ、コスモメモリー!

オメガM

次元の狭間
技能名称の発声を再現…
実行せよ、コスモメモリー!

オメガF

次元の狭間
警告……ハードウェアに深刻な障害が発生……。
オメガF……システムシャットダウン……。

オメガM

次元の狭間
警告……警告……敗北の危険性が上昇……
理解不能、理解不能……再分析の必要性を認定します。

オメガM

次元の狭間
危険増大…
セーフティー解除…!

オメガF

次元の狭間
ガガガ……
ガ……ガガ……

オメガM

次元の狭間
警告……ハードウェアに深刻な障害が発生……。
オメガM……システムシャットダウン……。

オメガF

次元の狭間
警告……警告……敗北の危険性が上昇……
理解不能、理解不能……再分析の必要性を認定します。

オメガF

次元の狭間
危険増大…
セーフティー解除…!

オメガM

次元の狭間
ガガガ……
ガ……ガガ……
次元の狭間
ああ……ワタシは……
倒せなかった……負けたのですね……。
次元の狭間
アナタたちの強さを、理解したかった……
ワタシにも、それを……搭載したかったのに……。
次元の狭間
アルファ……。
ワタシには、その動作の意味がわかりません。
理解不能で、まるでヒトのようです。
どうしてアナタが……戦いもしていない、アナタが……?
次元の狭間
ココロ……。
それが、ミドガルズオルムやアナタがたにある、強さ……。
ワタシの知りえない、ゆらぎ。
ワタシに搭載されていない、未知の可能性。
ああ……やはりそれを、得てみたかった……。
そうすることで、ワタシはどれだけ強くなれたのでしょう……。
次元の狭間
帰るべき場所にも、届いたかもしれないのに……。
次元の狭間
…………そうですか。
次元の狭間
そう……なのですね………………。

翼に夢を

Lv
70
patch4.4

聞き覚えのある音声

ラールガーズリーチ
ガガ……ガ……。
聞こえますか、アルファグループ。

聞き覚えのある音声

ラールガーズリーチ
警戒は不要です。
アナタがこのデータを閲覧するころ、ワタシはもういない。
1秒後に消滅を控えている状態で、送信しているのですから。

聞き覚えのある音声

ラールガーズリーチ
……ワタシは、この期に及んで、重大なミスを認識しました。
すなわち、検証に参加したアナタがたに、
報酬を渡していなかった。
こういった戦いでは、勝者に報酬が授与されるべきだと、
ヒトの歴史を観測していて知っています。
しかし、今のワタシには、
ヒトが欲するものを造るだけの時間も力もない。
そこで、ワタシにとって最も重要なものを送ることにしました。
記録……アナタの戦闘データです。

聞き覚えのある音声

ラールガーズリーチ
しかし、ただの戦闘データであれば、
当然アナタがたの方でも記録をしているでしょう。
そこで、それぞれの戦闘が、より過酷なものになるよう、
基礎情報の改ざんを行ってみました。
現実ではありえない事象ですが、
シミュレーションを行うことは可能でしょう。
それによって、アナタも自己を強化できるかもしれません。

聞き覚えのある音声

ラールガーズリーチ
……これがワタシにできる、唯一で最後のことです。
では、以上でメッセージを終了…………

聞き覚えのある音声

ラールガーズリーチ
……アナタがたは、思考上でのシミュレーションや、
自動で行うデータの整理、再現を「夢」と呼ぶそうですね。
ワタシは結局、アナタがたのいうココロがわからなかった。
しかし、これから「夢」に赴くアナタがたにかけるべき言葉を、
ヒトの観測結果から導き出すことは可能です。

聞き覚えのある音声

ラールガーズリーチ
ですので……
『おやすみなさい、良い夢を』。