えおろーぐ

えおまっぷ
せりふ分室
PERSON :

エメトセルク

patch 5.x
アシエン・エメトセルクの声
ハーデス
黒法衣の男
????

ミンフィリア救出作戦

Lv
72
patch5.0

????

レイクランド
ああ厭だ……。
ヴァウスリーに、軍を仕向けるほどのやる気が残っていたとは。

????

レイクランド
どんな馬鹿らしい争いであれ、戦が起きれば、世が動く。
まったく……これじゃ計画の練りなおしだ。

????

レイクランド
あいつ……水晶公、か。
いったいどうやって、原初世界の英雄を呼び寄せた?

????

レイクランド
あの英雄も、どれだけ私たちの邪魔をしたら気がすむんだ!

????

レイクランド
……しかも、あの魂の持ち主ときた。

????

レイクランド
ならば……。
殺し合う以外の道もある……か?

運命はまた廻る

Lv
73
patch5.0

????

クリスタリウム
やっと戻ったか……。
英雄様ともあろうものが、ずいぶん時間がかかったじゃないか。

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クリスタリウム
なんだ、しっかりと勉強してるじゃないか。
説明の手間が省けていい。

????

クリスタリウム
私は、ガレマール帝国の初代皇帝ソル。
同時に、その他もろもろ戦乱呼ぶ国々の立役者……。

????

クリスタリウム
しかして、その実態は……
クリスタリウム
「アシエン・エメトセルク」と申し上げる。
クリスタリウム
見ろよ、この空!
きれいさっぱり、実に健全な有様だ!
いやもう、本当に……本っ当に…………
クリスタリウム
本当に、厭になる……。
勘弁してくれ、どれだけ世界統合が遠のいたと思ってるんだ。
クリスタリウム
「光の氾濫」あたりから、
第一世界は光……すなわち停滞に偏ってたんだ。
あと一息! そう、実にいい調子だった。
クリスタリウム
だが、氾濫から復興せんとする、人類の涙ぐましい努力!
クリスタリウム
そいつが対抗する「活」の力となって、
世界統合を果たすには、少しばかり偏りが足りなかったのさ。
それでも、ヴァウスリーのもとで、
人々が怠惰に、進歩せず、ぼんやりと生きてくれれば、
じき条件が整うはずだったのに……。
クリスタリウム
お・ま・え・が!
クリスタリウム
大罪喰いを倒してくれたものだから、光は大きく減退!
私たちの計画、全部パー!
クリスタリウム
言う割にケンカ腰じゃないか。
これだから、お前たちを直接相手にするのは厭なんだ……。
クリスタリウム
まあ、私としても、ヴァウスリーに味方して、
お前たちを殺しにかかるという策は考えたさ。
だが、そいつはラハブレアの爺さんがやってたことと同じだ。
先人の失敗からは、学ぶべきだろう?
クリスタリウム
そこで、大変面倒だが、私は考えたわけだ。
クリスタリウム
協力関係を結ぼう。
クリスタリウム
お前たちの大罪喰い討伐を邪魔しないし、
必要であれば、知恵も力も、もちろん貸そう。
クリスタリウム
もちろん、それは私たちの宿願だ。
だが、なぜそれを望むのか、お前たちは知らないだろう?
互いを知らないまま殴り合い続けることほど、
野蛮で不毛なこともあるまい。
一度くらいは、冷静に歩み寄ってみるべきじゃないか?
クリスタリウム
幸か不幸か、私は「不滅なる者」。
やる気さえあれば、計画は何度でも立て直せる。
クリスタリウム
その前に、向き合ってやってもいいかなと思ったのさ。
当世の英雄が、何を願い、何を為し……
本当に私たちと相いれないのか。
クリスタリウム
だからお前たちも、向き合えよ。
謂れも知らず忌み続けてきた、私たちアシエンに。
クリスタリウム
その果てに、案外……
わかりあって手を取り合う道も、あるかもしれないぞ?
クリスタリウム
これは失敬。
同胞を消滅させた英雄の前だからな。
恐ろしくて、つい保険をかけてしまった。
だが、「次回は」注意するとしよう。
クリスタリウム
ではな、諸君……またすぐに会おう。

それぞれの行く先

Lv
74
patch5.0
星見の間
はぁ……お前もその顔か。
またすぐに会おうと、予告しておいただろうが。
星見の間
楽にしろよ。
約束どおり、私はお前たちの邪魔をしない。
さっそく見物にきただけだ。
星見の間
……まあ、この世界へ英雄を喚んだ、
水晶公とやらへの興味も、なきにしもあらずだが。
星見の間
焦るな、それからいちいち噛みつくな。
まずは互いに様子見だと言っただろう?
星見の間
お前たちは、そのまま大罪喰いを倒し続けるといい。
その末に、お前を取るに足るものと認めたら、
改めて手を差し伸べよう……。
星見の間
真実を背負い、ともに生きてゆくべき相手としてな。
星見の間
厭だというなら、そのときに手を振り払えばいい。
そしたら、いつものとおり殺し合うだけだ。
……簡単だろう?
星見の間
おお……少しも信じられていない気配……。
日ごろの行いが祟っている……。
星見の間
まあいい、ここで言葉を重ねても時間の無駄だ。
今はただ覚えておけ。
星見の間
お前が聞く耳さえ持つことができたなら、
私はいつでも、真実の淵から語りかける。
星見の間
いつか来たる選択に向けて……
不滅なる古き者、アシエンのみが知り得る理を、隠すことなく。
星見の間
……では、引き続きがんばれよ。
見ている私が、退屈で寝ないくらいにはな。

ラケティカ大森林

Lv
74
patch5.0
ラケティカ大森林
その眼前に地平が広がるならば、
行って滅せよ、平らげよ!
ラケティカ大森林
……っと。
ソルをやってたころは、こうしてよく旅したものだ。
ラケティカ大森林
行く先々の国を征伐、そして征服。
おお、げに偉大なる、我がガレマール帝国!
ラケティカ大森林
懲りないのはお前だ、馬鹿め。
見物してるだけなんだから、いちいち目くじらを立てるな。
それとも、影からコソコソ見られたいのか?
わざわざ姿を現してやってるのが善意だと、なぜわからない。
ラケティカ大森林
まあ、気が向いたところまではな。
ただし、戦力としては期待するな。
ラケティカ大森林
この森、多少は影が落ちてるようだが、
本質は、ほかと同じく光に支配された地だ。
闇の使徒たるアシエンとしては、いるだけでそこそこ不快。
ここで戦うなんて、絶対に厭だね。
ラケティカ大森林
[ 7.1 , 35.0 ]
うん? どうして私に話しかける。
面倒だな、好きに進めと言っているだろうに……。
しかしまあ、お前がアシエンに興味を持つのは悪くない傾向だ。
どれ、質問のひとつくらいなら、答えないでもないぞ?
ラケティカ大森林
[ 7.1 , 35.0 ]
ああ、そんなことか。
私たちアシエンは、いわば水……
肉体というのは、入れ替え可能な器にすぎない。
そして、奪い取った肉体を、そのままの形で使う奴もいれば、
再創造して、己の好きに作り変える奴もいる……。
私は、仕事で変えざるを得ないタイミングがくるまでは、
極力同じ容姿を使い続けるようにしているからな。
この世界の「適当な誰か」を、使い慣れたソルに変えたわけだ。
対して、器にほとんど調整をほどこさなかったのが、
お前たちが殺したラハブレアだ。
いやぁ……あれだけ姿かたちを変えると、
普通、自己ってものが崩れてくるものなんだがな……
よくやったもんだよ、あの爺さん。
ラケティカ大森林
[ 7.1 , 35.0 ]
なら声をかけるな!
さてはあれか? 沈黙に耐えられないタイプか。
面倒な英雄様め……。
ラケティカ大森林
[ 12.9 , 33.4 ]
あのな……そういちいち私に構うな。
とっとと話を進めたらどうだ。
ラケティカ大森林
……ふと思ったのだが。
ラケティカ大森林
きちんと姿を見せて、「いる」ってことは示したんだ。
そして私は、戦力になるわけじゃない。
つまり、始終連れ立って歩くのは無意味な行為と言える。
加えて本音を言うと……早々で申し訳ないが面倒になってきた。
昼寝によさそうな木の上に移動したい、うんそうしよう。
ラケティカ大森林
……ではまた、後ほど。

揺らめく灯火

Lv
75
patch5.0
ラケティカ大森林
いやぁ……。
ここの狩人たちを、少々甘く見すぎていた。
案外、逃げる隙がない。
ラケティカ大森林
……で、何だこの状況は?
ラケティカ大森林
ははぁ……。
遺跡に入るところまでは見ていたが、
中でそんなことになってたわけか。
ラケティカ大森林
仲間が死んだとは、ご愁傷様だ。
ラケティカ大森林
だって死んだんだろう?
事実をボカせば蘇るわけでもあるまいし。
ラケティカ大森林
ああ、なるほど……。
さっき、一瞬だけ地脈が揺らいだと思ったが、
気のせいじゃなかったか。
ラケティカ大森林
揺らいだのは1回だけだったから、
多分、入っただけで出ちゃいないな……。
まだ地脈をさまよってるんじゃないか?
ラケティカ大森林
ふむ……面倒だが、私がやってやろうか?
ラケティカ大森林
お前たちは、私の言葉をてんで信じないからな。
敵ではないと示せる、いい機会だ。
ラケティカ大森林
[ 30.4 , 17.4 ]
ん……それじゃあ、やってやるから、お前も手を貸せ。
まずは、引き揚げに足る、
太い地脈が流れている場所を探す必要がある。
ラケティカ大森林
[ 30.4 , 17.4 ]
そうだな……これを持っていけ。
私の魔力でできている「標の灯火」だ。
これが大きく揺れる場所ほど、地脈が太い。
揺れを頼りに、ここぞという場所を探し出せ。
ラケティカ大森林
[ 30.4 , 17.4 ]
見つけたら……あー……まあ、合図の指笛でも吹け。
面倒だが、私から出向いてやるとしよう。
ラケティカ大森林
[ 30.4 , 17.4 ]
ほらどうした、さっさと行け。
「標の灯火」は、太い地脈のそばほど、大きく揺らぐ。
ここぞという場所を探しあてるんだ。
ラケティカ大森林
……ま、ここでいいだろう。
ラケティカ大森林
探索ご苦労。
それじゃ、少し下がってろ。
ラケティカ大森林
さて……魂の色は、どんなだったか……。
ラケティカ大森林
ああ…………見つけた。
ラケティカ大森林
功労者への感謝はなしかね?
ラケティカ大森林
[ 33.1 , 20.2 ]
……あんな風に、抱き合って感動の再会を果たした奴らも、
いずれは反目しあい、互いを裏切るかもしれない。
なあ、そう思うだろう?
お前たちときたら、いまだにそんなことの繰り返しだものな。
ラケティカ大森林
[ 33.1 , 20.2 ]
はいはい、その手のセリフは、あらゆる時代で聞き飽きてる。
そしてそれが覆る瞬間も、飽きるほど見てるぞ。
「ソル」をしていたときだって、何度もな……。
ラケティカ大森林
[ 33.1 , 20.2 ]
ああ、なるほど……。
それはずいぶん都合のいい解釈をしているな。
ラケティカ大森林
[ 33.1 , 20.2 ]
いいか、アシエンは争いの種を撒く。
なぜって、必要だからだ……争いは進化を促し、野望を生み、
その果てに大抵だれかがやらかして、霊災が起きる……。
しかし、私たちが撒いた種に、
黒い感情を注いで育て、花を咲かせたのは……
いつだって、お前たちだったよ。
ラケティカ大森林
[ 33.1 , 20.2 ]
……おっと、反論も口論も、面倒だから願い下げだ。
今の言葉を黙って受け止めることが、
此度の私の助力に対する、謝礼だとでも思っておけ。
ラケティカ大森林
[ 33.1 , 20.2 ]
じゃ、戻るぞ。
ファノヴの里だったか……歩くのは厭だな……。
ラケティカ大森林
[ 30.4 , 17.4 ]
なんだ、反論も口論も願い下げだと言っただろう。
それよりも、戦力はそろったんだ、
とっとと大罪喰い討伐に乗り出すがいい。

キタンナ神影洞

Lv
75
patch5.0
ラケティカ大森林
[ 30.4 , 17.4 ]
なんだ、私は一緒に行かないぞ?
戦力としては期待するなと、最初に言っておいただろう。
だが、まあ、英雄殿に声をかけていただいた記念だ。
何か質問があるなら答えるが……どうする?
ラケティカ大森林
[ 30.4 , 17.4 ]
ふむ、今は私だけだ。
別に複数で押しかけちゃならない決まりもないんだが、
最近は人員不足で空位の「座」も多くてな……おお世知辛い。
私たちの活動に、堅苦しい決まりはない。
最初のころは世界ごとに担当がしっかりあったんだが、
まー……はりきったイゲオルムが、やりすぎたからなぁ……。
昨今では、必要に応じて手を組むし、
ひとりでコツコツやりたければそれで……という気風だ。
お前のところにだって、ペアで現れた奴もいただろう?
ああ、ペアといえば……
長らく第一世界で活動していたのは、
ミトロンとアログリフという、仲のいいふたりだった。
結果、そろって100年前の「光の戦士たち」にやられたけどな。
まあ、どちらも転生組だから、
やろうと思えば替えがきくわけだが……。
……そのあたりは、またいずれ話してやろう。
お前が、私に声をかけるのを、ゆめゆめ忘れずにいたならな?
ラケティカ大森林
[ 30.4 , 17.4 ]
ならグズグズしているな、とっとと神影洞とやらに行け。
お前が大罪喰いを倒してくるのを、
私なりに、待ちわびているんだぞ……?
キタンナ神影洞
こんなところで道草を食っているなよ……。
おかげで存外に歩かされた……。
キタンナ神影洞
馬鹿言え、私がそんな面倒なことするわけないだろう。
キタンナ神影洞
……なるほど。
やはりあと数体倒さないと、なんとも言えないか。
キタンナ神影洞
厭だな、いちいち気にするなよ。
約束どおり手を貸して、約束どおり見ているだけだ。
それじゃあ、私は帰る。
お前たちも、さっさと帰って次に進むことだな。
キタンナ神影洞
……これはまた、懐かしい光景だな。
キタンナ神影洞
むかしむかしは、誰もが知っていたさ。
キタンナ神影洞
世界が、原初世界と鏡像世界に分かたれたとき。
すべての命も14に分かたれ、
それぞれの世界で、別の存在として生まれ変わった。
そうして、本来の世界を知る者はいなくなった。
……が、人はときに夢として、その光景を垣間見たのさ。
キタンナ神影洞
知らないのに知っている、人類共通の夢。
昔は大層ふしぎがられて、絵に描かれたり唄にされたり、
まあ、いろいろ扱われたものだ。
キタンナ神影洞
それも見なくなって久しいと思ったが……
こんなところで、またお目にかかるとはな。
キタンナ神影洞
……世界が分かたれる前。
そこには栄えた文明があり、多くの命が生きていた。
しかし、理が乱れ、未曽有の災厄が発生。
文明は、命は、危機に立たされた。
キタンナ神影洞
その文明の人々は、祈りと犠牲によって、
星の新たな理を紡ぐもの……「星の意志」を生み出した。
名は、ゾディアーク。
それによって、災厄は鎮められた。
キタンナ神影洞
こうして災厄は過ぎたが、
ゾディアークという強大な力を巡って、人の意見は割れた。
それを封じるべきとする者によって、
枷となるもの……ハイデリンが生み出された。
キタンナ神影洞
ゾディアークとハイデリンは戦った。
結果は、ハイデリンの辛勝……。
ハイデリンが放った渾身の一撃で世界は分かたれ、
ゾディアークもまた、分断されて封印された。
キタンナ神影洞
……以上、忘れられた歴史の話だ。
信じるかどうかは勝手にしてくれ。
ハイデリンの言い分は、どうせ違うだろうしな。
キタンナ神影洞
なんだ、それすら気づいてなかったのか。
あれは、この星にもとよりいた神なんかじゃない。
かつての人によって創られた、星の意志。
お前たちにわかりやすいように言うとだな……
キタンナ神影洞
最古にして、最強の「蛮神」だ。
キタンナ神影洞
やっと、ついに、それを問うか……。
私とは、アシエンとは何者か……。
キタンナ神影洞
私たち、とくにオリジナルと呼ばれるアシエンはな……
キタンナ神影洞
ゾディアークを召喚せし者。
つまり、分かたれる以前の世界の人だよ。
キタンナ神影洞
だとすれば、世界の統合にこだわっているのも頷けるだろう?
キタンナ神影洞
私は、世界を……人を……真なる形に戻したいのさ。
キタンナ神影洞
当然の欲求だろう?

秘めた覚悟

Lv
76
patch5.0
星見の間
なんだ、遅刻厳禁なら最初からちゃんと呼べ。
星見の間
ああ、なるほど。
道理で「光の巫女」の生まれ変わりにしては、凡庸だと思った。
星見の間
「光の巫女」は、まだそいつの中で眠っている。
すべての力を引き出すには、
完全な一体化を果たさなければならない……。
結果、残ることができるのは、
本来の「光の巫女」の人格か、肉体を提供している者の人格か、
ふたつにひとつ……というところだろう?
星見の間
ああ、そのとおり。
だがその言い方だと、お前は関係者なんだろう?
少なくとも、自分ではそう思ってるはずだ。
星見の間
だったら、少なくともお前とその娘は、
きちんと話し合っておくべきだったな。
なぜ今の今まで黙っていた?
星見の間
愛情か……。
星見の間
何にせよ、いいじゃないか。
その娘の提案は、それなりに可能性があると思うぞ。
諸々手っ取り早くなるところが、非常に高得点だ。
次に目指すは、アム・アレーンの南端、
「廃都ナバスアレン」で決まりだな?
星見の間
[ 6.1 , 6.1 ]
いったいどうした……。
とっととアム・アレーンに行って、
本物の「光の巫女」でもなんでも、呼び覚ましてこい。
それとも……光を追い求めるにあたって、
闇の異形者たる私に聞いておきたいことでも?
星見の間
[ 6.1 , 6.1 ]
あの洞窟でも言っただろう。
私たちオリジナルのアシエンは、わかたれる前の世界の「人」だ。
そしてゾディアークは、私たちに創られた存在である、とな。
現代の人は、神降ろしをしたり、
蛮神のエネルギーを身に受けることで、
強制的な同調……テンパード状態になるだろう?
実のところ、私たちにも、同じことは起きている。
精神への干渉こそ、いくらかは防げるが、
あれほどの存在を顕現させれば、どうしても引っ張られるのさ。
結果、アシエンはゾディアークの有する力……
「闇」とも呼ばれる、活性と激化の力に寄った存在に、
ならざるを得なかったわけだ。
そんな我々の、たゆまぬ活動のせいもあってか、
闇と悪を同義に語る者も少なくない……
が、それは実に無知で愚かな判断だと言えるだろう。
……以上、こんなところでサラリと大事な話をする、
私、アシエン・エメトセルクなのだった……。
いや、だって最初にきちんと宣言しただろう?
聞く耳を持てば、真実を語ろう……と。
ならば、こうしてわざわざ問いかけにきたお前にこそ、
語られる事実があるべきだ。
星見の間
[ 6.1 , 6.1 ]
ほほう、自意識過剰だ引っ込んでろ……ということか。
いいだろう、今回はちょうど、
昼寝でもしながら留守を任されようと思っていたところだ。

生きるに足る理由

Lv
77
patch5.0
星見の間
……ん、まあな。
大森林で、おおまかな具合は把握した。
あとは見るべきときに見ればいい。
星見の間
それに、アム・アレーンはとにかく光が強いからな。
あんな場所に同行するのはごめんだ……。
星見の間
だから寝ていた。
眠りはいいぞ、実に快適な時間のやり過ごし方だ……。
星見の間
ラハブレアの爺さんなんかは、
ころころ体を変えて働き続けてたが、
あれじゃ擦り切れるってものだ。
星見の間
気力も……記憶も……願望さえな……。
星見の間
お前こそ、いったいいつ眠ってるんだ?
どこかで存分に寝溜めでもしたかね。
星見の間
やっぱり嫌われているらしい……。
星見の間
それほどアシエンを警戒しておきながら、
私が連中に接触したとき、なぜ警告のひとつも挟まなかった?
星見の間
ほう……よくご存じで。
まるで旧知のような言い方じゃないか。
星見の間
不思議なものだな、水晶公。
星見の間
……お前はいったい、何なんだ?
星見の間
私は原初世界において、この塔を造った国……
アラグ帝国の建国と繁栄にも、一役買った。
だからこそわかる。
お前が使った英雄の召喚術は、塔に備わっていた機能ではない。
星見の間
それどころか、肉体を捨てさせずに人を別世界に招くなど、
アシエンですら成しえていない技だぞ?
星見の間
……早く役目を遂げたいものだな、お互いに。

コルシア島の決戦

Lv
77
patch5.0
星見の間
安心しろ、お前たちが罪喰いを倒したとて、
それは世界の救済なんかじゃない。
星見の間
今という刹那に生きる儚い命を、
ほんのわずかに、長らえさせるだけの行為だ。
星見の間
敵対していると厄介なだけだが、
こうして内側から見るとよくわかる……。
星見の間
お前たちは確かに善良だ。
誰かが頑張れば救われるというときに、その「誰か」になれる。
星見の間
だが、そんな傑物でさえ、
この一瞬、目の前のものを救おうとするだけとは……。
星見の間
矮小にして狭窄、限定的で刹那的。
ひ弱で短命な生物では、やはりそこが限界か?
星見の間
違う、特別なのは私の方じゃない!
星見の間
……昔は誰だって、永遠に近い時を生きていた。
お前たちが、それを捨てたまま歩んできただけだ。
星見の間
ちょうどいい機会だ。
使わせてもらうとしよう。
星見の間
かつて、ひとつだった世界に、大きな災厄があった……。
星見の間
あまりに唐突にはじまった、星の秩序の崩壊だ。
恐怖と絶望が形を成し、地表を混沌があまねく覆った。
星見の間
このままでは、すべての命が絶えてしまう……
そこで人々は、ゾディアークという「星の意志」を創ることで、
秩序と平穏を取り戻した。
星見の間
だが、恩知らずにも、
強大なゾディアークを残しておくべきではないと語る者が現れ、
枷としてハイデリンを創りだした。
星見の間
ああ……。
問題はその、ハイデリンの一撃だ。
星見の間
枷として創られたあいつは、
力を削ぎ落すことに関して、破格の能力を持つ。
星見の間
その渾身の一撃ともなれば、身を裂くなんて単純な話じゃない。
……存在そのものを切り刻むという、離れ業だった。
星見の間
例えば、お前がその技を受けたとする。
すると、お前が2人に分かたれる。
星見の間
見た目はそっくりお前のまま。
しかし、ひとつひとつを構成する要素は薄くなっている……
力も、知能も、魂も、なにもかも半分ずつだ。
星見の間
それと同じことが、
ゾディアークを含め、この星全体に起きた。
星見の間
あの一撃を逃れたのは、たったの3人……
オリジナルのアシエンたる、私たちだけだ。
星見の間
14に分かたれた世界を見たときは、絶句したよ。
星見の間
生命はどれも、弱く、脆く、愚かになっていた。
しかも、その不完全な状態のまま、
それぞれに固有の歴史を歩みはじめたじゃないか。
星見の間
私たちに言わせれば、
得体の知れない「なりそこない」が蠢いている状態だぞ?
不気味でないわけがない。
星見の間
そこで世界の再統合を試みたが、
強引に遂げようとした第十三世界は、壊れてゴミに。
お前たちの言う、ヴォイドの誕生だ。
星見の間
その後、原初世界と鏡像世界の繋がり……
属性を均一にしようとする力の流れを発見したことで、
今の方式が確立されたというわけだ。
星見の間
よく言う……不完全なまま生きるがゆえに、
霊災よりも酷な悲劇を生み続けてるだろうに。
星見の間
しかし、それこそ視点の違いだな。
犠牲も何も、統合されていない不完全な命を、
私は到底「生きている」とは思えない。
星見の間
そんな顔するな。
だからこそ、私はお前に期待してるんだ。
星見の間
7回は統合された、原初世界の命。
中でもとくに優れた英雄なら、少しはマシかもしれない。
星見の間
……私はそろそろ見つけたいんだ。
今ひとときの痛みに耐えてでも、より悲劇の少ない道を選べる、
そんな強さを持つ相手を。
星見の間
そのためにも、罪喰い討伐くらいやり遂げて見せろ。
お前たちは弱くない……そう証を立てることが、
この話を続ける最低条件だ。
星見の間
[ 5.9 , 6.2 ]
……なんだ、あれほど丁寧に解説したあとだというのに、
まだ私から聞きたいことでも?
星見の間
[ 5.9 , 6.2 ]
ああ、そのことか……。
その話をするなら、恐らくお前たちがしているであろう、
勘違いを正すところからだな……。
エリディブス、ラハブレア、イゲオルム、ナプリアレス……
それらアシエンの名は、いわゆる「本名」ではない。
とある職責を司る「座」の名前だ。
とすれば、当然、別人が継承することもできる。
これだけ長く活動していれば、当然脱落した奴もいるが、
そのときは、誰かをその「座」に就ければいいという話だ。
それが顕著なのが転生組だな。
彼らは……彼らのもととなった人物は、ハイデリンの一撃で、
魂ごと14に分断されてしまった……。
努めてポジティブに言えば、14人の候補が誕生したわけだ。
それの中からいずれかを、私たちオリジナルが引き上げ、
使命と力を取り戻させて「座」に就ける。
まあ、縁も由来もない奴を就任させることもできなくはないが、
ゾディアークの召喚者たる我々は、魂すら奴に浸食されている。
……最初から染まった魂の方が、失敗しないというわけだ。
そうだな、新しいアシエンを任命できる者がいなくなり、
我々は消えゆくだけの存在になるだろう。
……「なりそこない」の命に、それができればの話だが。
星見の間
[ 5.9 , 6.2 ]
……ここでそれを聞くか?
まあ、いつかときが来て、お前はそれを知るかもしれないし、
知らないまま終わるかも……だ。
星見の間
[ 5.9 , 6.2 ]
だったら、とっとと最後の大罪喰い討伐に行け。
私も、気が向いたらまた、出向いてやろう。

高き場所より見る景色

Lv
78
patch5.0
コルシア島
おおぅ……ユールモアの市民が働いている……。
これはまた、ずいぶんと勢いよく掌を返したな。
コルシア島
どうあっても意見が異なる……いくら話しても納得できない……
そんな相手との決着のつけ方を、知ってるか?
コルシア島
簡単なのは、力で打ちのめして、相手の主張を葬ることだ。
アラグでもガレマールでも、結局大勢はそれを支持したし、
事実、手っ取り早く繁栄をもたらした。
コルシア島
一方、戦いの末に、勝者の願いが優先されることになっても、
敗者もまた尊重され、ある種の和解に至ることがある。
そういう決着にもっていくのは、とても難しい……。
勝者が敗者を見下さず、憐れまず、敗者が勝者を仇としない。
その両方が必要だからだ。
コルシア島
今回も、お前たちがユールモアに乗り込んだ時点では、
簡単な方に転がると思ったんだがな……まさかこうなるとは。
コルシア島
……褒めてるんだよ、ありがたく受け取れ。
コルシア島
しかしまあ、にぎやかなことだ……。
同志が集うと活気づくのは、私たちの時代から変わらないな。
コルシア島
なんだ、アシエンや古代人には、血も涙もないと思ったか?
心外だ、お前たちが持ち得る感情を、
私たちが有していないわけがないだろう!
コルシア島
……普通にいたさ。
太古の昔、真なる世界に……家族も、友も、恋人だって。
コルシア島
いい世界だったんだ、穏やかで朗らかで……。
真なる人は頑強な魂を持ち、ほとんど永遠の時を生きられた。
だから、余裕のなさから生じる、さもしい争いをしなかった。
ときに異なる意見を持ったとしても、同じ分だけ認め合えた。
コルシア島
アーモロートの街並みは壮麗で美しく、
高い塔のさらに上、遥かな空から日差しと風が注いでいた。
コルシア島
……なんて。
言ったところで、思い出すわけもないか。
コルシア島
いいさ、忘れてくれ。
コルシア島
だが、今よりずっといい世界だったのは本当だ。
この仕様もない世界で戦ってきたお前こそ、
案外、気に入ると思うぞ。
コルシア島
忘れるな。
お前は連中と違って、原初世界の住人……
統合される側ではなく、受け取る側の器だ。
すべての霊災を生き抜けば、私たちに近しい存在になり、
満ちた世界で暮らすことができる。
コルシア島
おっと、この話は大罪喰い討伐が終わったあとだったな。
今はただ、お前の勝敗を見届けるとしよう。
コルシア島
ああそうだ、ひとつだけ聞いておきたいことがあった。
コルシア島
……お前、水晶公の素性をどこまで知ってる?
あのフードなしに、素顔で話したことは?
コルシア島
ほう、お前にも明かしていない……か。
これはどう取るべきか……。
まあ、謎解きの参考にさせてもらうとしよう。
では、またな。

光をもたらす者

Lv
79
patch5.0

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ユールモア
骨が折れますな、ユールモアの偉大なる元首殿。
あなたは大変よくやっているのに、周りが馬鹿ばかりで困る。

黒法衣の男

ユールモア
これは失敬……。
しかし、内密な提案がございまして。

黒法衣の男

ユールモア
私は、あなたを支援したいのです。
そのために、お命じいただければ、
近隣にいる大罪喰いを捕らえて参りましょう。
そいつと、あなたの奥方様が宿している胎児を使って、
絶対の王を作るのです。
さすれば王の父として、あなたの立場も盤石となりましょう。

黒法衣の男

ユールモア
ええ、是非。
それによって、人は戦うことをやめ、進歩を捨て、
光とともに停滞に沈む……。
実に結構でございます。
光に満ちた世界こそ、私どもの……アシエンの望みなれば。
イマキュレートクラウン
……クリスタルタワーを制御できるのは、
紅い眼を持つアラグの血族だけ。
そしてそれは、第一世界には存在しえないものだ。
イマキュレートクラウン
その男が、世界と……恐らく時まで渡って、
何を大それたことを企んでいるのかと思ったが……
イマキュレートクラウン
まさか、たかだかひとりの英雄様を救おうとしていたとは。
まったく、馬鹿すぎて恐れ入る。
イマキュレートクラウン
だが、成就するのはお前の計画じゃない。
私たちの計画だ。
イマキュレートクラウン
おっと、動くなよ。
水晶公は、まだ息があるはずだ……が、
それもお前たち次第だぞ?
イマキュレートクラウン
残念だ……本当に……心底失望した。
イマキュレートクラウン
お前なら、すべての光を取り込んでも平気かもしれない……
そう思っていたのに、なんだそのザマは?
化け物になりかけているじゃないか。
それじゃ、交渉する価値もない。
今の「なりそこない」の人類には、その程度が限界か。
イマキュレートクラウン
私はアシエンだぞ?
世界統合のために、あれこれ画策するのが仕事だ。
イマキュレートクラウン
第一世界においては、100年前、
当時の英雄たちを利用して光を高める策を、
同胞アログリフに授けた。
それで片がつかなかったので、
次の策として、ヴァウスリーを造りだしたわけだ。
イマキュレートクラウン
……が、それもお前たちの到来によって、展望がなくなった。
イマキュレートクラウン
それについては、今まで散々話してきただろう?
あれは本当だ、何ひとつ嘘はついていない。
イマキュレートクラウン
お前たちは、私にとって裁定の材料だった。
今の人類の精神性や強さ、可能性を知るための。
だから興味があったのは事実、教えたことも事実。
結果によっては、味方として取り込むに値するとも思っていた。
イマキュレートクラウン
ただし、合格の最低条件は、
こいつがすべての光を飲み込んだ上で、
それを自在に制御できるようになることだった。
イマキュレートクラウン
それくらいでなければ、価値がない。
手を取るほどの強者とは、認められない。
イマキュレートクラウン
そのときは、殺せばいい。
ため込まれた光が放出されて、少なくとも、
すべての罪喰いを倒す前の状態には戻せる。
イマキュレートクラウン
だからこそ、光そのものを持ち去られちゃ困るんだ。
こいつの行動には、少しばかり焦らされた。
イマキュレートクラウン
ふむ……まだ知性と姿は保ってるようだが、
中身はもうほとんど罪喰いみたいなものだな。
イマキュレートクラウン
お前の意志はどうあれ、
これからは、いるだけで世界を光に包み込む。
寄り添ってきた相手を罪喰いに変えるかもしれないし、
正常なエーテルを喰らいたくて、
無辜の人々を襲うようになるかもしれない。
イマキュレートクラウン
そんなお前に、人類は立ち向かいもするだろう。
だが……その強さを目にして、すぐに絶望する!
「勝てるわけがない……私たちはもうおしまいだ……。
人はもう、何をしても無駄なのだ!」
皮肉だなぁ……
ヴァウスリーが幸福によって成し遂げようとしていた停滞を、
お前が、絶望によって成し遂げるんだ。
イマキュレートクラウン
さて、お前がとっとと世界を蹂躙してくれることを願いながら、
私はそろそろ、おいとまするとしよう。
イマキュレートクラウン
お前たちにつきあっても、
結局、何かが変わるほどの収穫は得られなかったんだ。
これくらいの土産はもらっていくさ。
イマキュレートクラウン
なりそこないの人類から学ぶことがあるとは思わなかったが、
あいつが英雄様のために蓄えてきた知識と技術には、
大変興味がある。
イマキュレートクラウン
……本当に、哀れだな。
イマキュレートクラウン
お前が仲間と思っている連中も、
そうなっては、もはや殺し合うしかない敵だ。
イマキュレートクラウン
なまじ知性が残って、堪えがたくなったら、
私のもとに来るがいい。
せめて嗤って、すべてを見届けてやろう。
イマキュレートクラウン
テンペストと呼ばれる、黒き海の底。
その暗がりに、私の根城がある……。
イマキュレートクラウン
ではな、化け物…………。

漆黒のヴィランズ

Lv
80
patch5.0
テンペスト
困りますねぇ、見学者様。
厳粛な場だ、規約は守っていただかないと。
テンペスト
忘れたのか?
私が招いたのは、世界を堕とす化け物になったお前だ。
テンペスト
そんな半端な……
水際で力を抑え込んでいる状態では、何の役にも立ちやしない。
テンペスト
しかも、まだそいつらとつるんでいるとは。
どうせ敵になると忠告しただろう……そんなに寂しいかね。
テンペスト
……なるほど、調子に乗っていろいろと創りすぎたらしい。
余計な泡でも混じっていたか。
テンペスト
まあ、今さら隠すまでもない。
私たちの本懐は、まさにそのとおりだ。
テンペスト
すべての世界を統合することで、
力を取り戻したゾディアークが、封印を破って復活する。
テンペスト
私たちは、統合された原初世界の命を贄として差し出し……
引き換えに、かつてゾディアークに身を捧げた同胞たちを、
取り戻すのだ。
テンペスト
それで……?
お前は、いったい何をしに来た?
テンペスト
厭だね……。
あれの有している知識と術は、ともすれば、
私たちにも革新をもたらすかもしれない。
世界と……恐らく、時間の跳躍。
「なりそこない」の身で、よくもまあ形にできたものだ。
テンペスト
せいぜい使わせてもらうぞ。
アシエンの新たな力として……世界統合のために。
テンペスト
ほら、その顔……。
やっぱり、ちっともわかっていない。
テンペスト
自分たちが踏みにじられるのは理不尽だと思うか?
古代人のために犠牲にされるのは、不当だと?
テンペスト
私を見ろ……!
ほかの誰よりも長く、お前たちに交じって生きてきた!
ともに飯を食らい、戦い、患い、老いもした。
傍らで死を見送り、ときには子を成したことさえある。
テンペスト
そうして幾度も測り、その度に判じてきたのだ!
お前たちは愚かで、弱く、
この星を護って生きていくには足りないと!
テンペスト
……お前たち自身、罪喰いやヴァウスリーとの戦いで、
散々思い知ったばかりだろう?
テンペスト
己の無力を……他者の傲慢を……
その命の脆さと……ゆえに生まれ続ける悲しみを……!
テンペスト
なあ、本当に……いつまでそんなことをしている?
どれだけうんざりさせたら気が済むんだ!
テンペスト
仮に、世界の理が再び綻び、終末の災厄が起きたとして、
今の人類は、半数が進んで自らを犠牲にできるのか?
テンペスト
いいや、できるわけがないッ!
テンペスト
お前たちだって、世界を見てきたなら、
できるだなんて言えないはずだ!
テンペスト
……そんな「なりそこない」どもに、任せておけるものか。
テンペスト
私は必ず、同胞を、友を、善き人々を蘇らせる。
世界は……私たちのものだ。
テンペスト
同じでなど、あるものか。
お前たちのような「なりそこない」より、
生きるべきは、完全なる者だ……。
テンペスト
違うと言うなら、証明してみろ。
お前たちが私たちよりも強く、残るべき存在であると。
テンペスト
終末の災厄……
私たちの時代の終わりにして、我が執念のはじまり。
お前たちを測るため、
今ひとたびの、再演といこうじゃないか。
テンペスト
私は、最奥で待つ。
預かっている強情なお友達が、苦痛で壊れる前に来いよ?

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
さあ、終末のアーモロートに案内しよう……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
星の理は、唐突に乱れ、ほつれていく……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
創世に用いられてきた術もまた、暴走して獣を生んだ……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
祈りが蛮神を生むように……人の恐怖が、獣に転じる……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
最初の獣は、醜悪な姿をしていた……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
あらゆる命の存在を拒むかのように、災いの流星を降らせた……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
それを倒したとて、終末は止められはしない……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
大地は崩れ、水は血となり、文明は燃え尽きる……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
獣の叫びは恐怖を掻き立て、その恐怖が新たな獣を生む……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
そして、獣は天より災いの流星を呼ぶのだ……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
一度、恐れを抱いたら、もう歯止めは効かない……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
心の底で恐怖が膨らむように、獣もまた肥え太り爆ぜるのだ……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
災厄は、この程度ではない……真相を見せてやろう……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
さあ、進むがいい……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
かつて私たちが見た、星の終わりのときを……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
星は暗くなっていく……再び理を紡がねばならない……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
決意する我らの前に、その獣は立ちふさがる……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
最後の獣は、絶望の底から現れた……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
その言葉は破滅の光、逃げ惑うことしかできない……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
迫りくる最後の獣を見て、人はついに思い知る……

アシエン・エメトセルクの声

アーモロート
途方もない犠牲を払わねば、もはや星は救えない、と
アーモロート
メガセリオンを倒したか……。
アーモロート
だが……!
アーモロート
その戦いぶりでは、不合格だ。
やはりまだ、私たちには及ばない。
なりそこないの中では、相当「まとも」なお前たちでさえ、
私が本来の力を使えば……このざまだ。
アーモロート
私とお前たちの力の差が、
真なる世界と、今の世界の差だと知るんだな。
アーモロート
茶番だよ……その人生も、何もかも。
アーモロート
鏡像世界はもちろん、いまだ統合途中の原初世界も、
真なる世界を知る者からすれば、唾棄すべきまがいものだ。
アーモロート
生きたい?
……馬鹿馬鹿しい、お前たちなんて満足な命も持たないくせに。
アーモロート
ハッ……よく言う……。
アーモロート
無駄だよ、お前は何者でもないんだから。
アーモロート
世界は、私たちが取り戻す。
お前たちの歴史は、どこに繋がることもない……。
アーモロート
英雄なんて、いなかったのさ。
アーモロート
チッ……壊れかけが……。
アーモロート
なりそこないごときが、私たちの願いを語るな……!
アーモロート
わからない奴だな……。
今さらそんな風に抗って、何になる?
お前はもう戦えない……戦う目的がない……。
お前の冒険は、ここで終わる。
アーモロート
ハハッ! それ見ろ、光の暴走の再開だ!
アーモロート
さあ委ねろ!
化け物になり果てるがいい!
アーモロート
私たちから奪った世界でのさばってきた罪深き連中を、
お前が喰らいつくすのだ!
アーモロート
馬鹿な……!
お前、何故そこに……!?
アーモロート
いや、違う……あいつじゃない……。
ただのなりそこないだ……!
それが独り立ち上がったところで何になる……!
アーモロート
あの檻を抜け出してきただと……!?
愚かな、死んでもおかしくなかったはずだ!
アーモロート
おのれ……!
どいつもこいつも、あきらめの悪い……!
アーモロート
いいだろう……
そこまでして望むなら、最後の裁定だ!
アーモロート
勝者の歴史が続き、負けた方は、反逆者として名を記される。
この星の物語における悪役がどちらか、決めようじゃないか!
アーモロート
我は真なる人にして、エメトセルクの座に就きし者……
アーモロート
己が名を、ハーデス!
冥きに眠る同胞がため、世界を奪い返す者なり!

ハーデス

終末のアーモロート
全力で来い……!
私もまた あるべき姿で 迎え撃ってやろう ━━

ハーデス

終末のアーモロート
さあ、己に命ありと叫ぶなら、私を倒してみせよ……!

ハーデス

終末のアーモロート
さあ、己に命ありと叫ぶなら、私を倒してみせよ……!

ハーデス

終末のアーモロート
これぞ闇の力!

ハーデス

終末のアーモロート
多重詠唱……逃げ惑え!

ハーデス

終末のアーモロート
魔法のなんたるかを知るがいい!

ハーデス

終末のアーモロート
我が同胞たちよ、叫ぶがいい……!

ハーデス

終末のアーモロート
我らの想い、我らの願い、我らの祈りが、未来を掴むのだ……!

ハーデス

終末のアーモロート
そして、真なる世界の再創造を完遂するッ……!

ハーデス

終末のアーモロート
すべてを呑み込む深淵の存在よ……!

ハーデス

終末のアーモロート
光を喰らいて、闇へと還せ! ダージャ!

ハーデス

終末のアーモロート
なりそこないが、よく耐える……!
が、その強き想いを踏み砕いてこその勝利か……!

ハーデス

終末のアーモロート
やはり、肉体の枷を外さねばならないか……。

ハーデス

終末のアーモロート
冥きに眠る同胞たちよ……夢に抱きし想いを我に……!

ハーデス

終末のアーモロート
その想い、その願い、その祈りのすべてを、私が背負おう!

ハーデス

終末のアーモロート
我が手が掴む……この星の未来を!

ハーデス

終末のアーモロート
友の祈りよ、明日への望みよ! 翼とならん!

ハーデス

終末のアーモロート
これが最古の魔道士だ……!
拝せよ、弱き命ども!

ハーデス

終末のアーモロート
闇よ、魔力を我に!

ハーデス

終末のアーモロート
滅びの言の葉を届けよう……!

ハーデス

終末のアーモロート
光の使徒よ、闇に沈め!

ハーデス

終末のアーモロート
堕ちよ、絶望の底に……!

ハーデス

終末のアーモロート
戒律王ゾディアークの名において、我、ハーデスが命ず……!

ハーデス

終末のアーモロート
まどろみに沈む同胞よ、その力を果てなる漆黒と成せ……!

ハーデス

終末のアーモロート
虚栄の世界に終焉を!

ハーデス

終末のアーモロート
光の力が暴走……いや、違う……!

ハーデス

終末のアーモロート
なんという……なんという、忌々しき輝き……!

ハーデス

終末のアーモロート
なりそこないどもめ……!
その輝きを、覆い尽くしてくれよう……!

ハーデス

終末のアーモロート
その輝きが、世界を……命を分断したッ!

ハーデス

終末のアーモロート
あの悲劇、繰り返させてなるものかッ!

ハーデス

終末のアーモロート
戒律王の権能によりて、ふたたび闇を広げん!

ハーデス

終末のアーモロート
終わりだ、光の化け物よ……。

ハーデス

終末のアーモロート
我が魂に、亀裂を入れるか……化け物め……!

ハーデス

終末のアーモロート
認められん……断じて……!

ハーデス

終末のアーモロート
まだ……まだだ……!

ハーデス

終末のアーモロート
この身が消えたら どこへ行くというのだ……

ハーデス

終末のアーモロート
私たちの記憶は……執念は……希望は……絶望は……!

ハーデス

終末のアーモロート
幾星霜の時をこえ
いまだにこの胸を焼き続ける無念は……ッ!

ハーデス

終末のアーモロート
絶対に……ここで終わりにしてなるものかッ!
終末のアーモロート
ならば、覚えていろ。
終末のアーモロート
私たちは……確かに生きていたんだ。